JPH0244081Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0244081Y2 JPH0244081Y2 JP1984173223U JP17322384U JPH0244081Y2 JP H0244081 Y2 JPH0244081 Y2 JP H0244081Y2 JP 1984173223 U JP1984173223 U JP 1984173223U JP 17322384 U JP17322384 U JP 17322384U JP H0244081 Y2 JPH0244081 Y2 JP H0244081Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- fastener
- fixing
- tape
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Clamps And Clips (AREA)
- Tents Or Canopies (AREA)
- Slide Fasteners, Snap Fasteners, And Hook Fasteners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、工事現場の防護シート、車庫のシ
ート、フエンス、防虫、防鳥ネツトなどを、支柱
や立木等の柱状部材に対して簡単に、しかも迅
速、確実に固定、および、取り外すことができる
ようにした固定バンドに関するものである。
ート、フエンス、防虫、防鳥ネツトなどを、支柱
や立木等の柱状部材に対して簡単に、しかも迅
速、確実に固定、および、取り外すことができる
ようにした固定バンドに関するものである。
(従来の技術)
従来、金属製バンドの端部に、中央に長孔を有
する止具を取りつけたコンクリート製電柱に対す
る標示板取付装置、が実公昭35−2120号公報によ
つて知られている。
する止具を取りつけたコンクリート製電柱に対す
る標示板取付装置、が実公昭35−2120号公報によ
つて知られている。
また、雄型機能を有する中打抜き構造止具の把
持部を固定材料にて把持した前記の止具を、シー
ト類上の雌型機能を有する中打抜き構造止具の透
孔に、シート類の下方から挿通して、雄型止具、
雌型止具、シート類、固定材料の4者を固定する
ようにしたシート類の固定用組み合せ止具が、実
開昭55−144206号公報に開示されている。
持部を固定材料にて把持した前記の止具を、シー
ト類上の雌型機能を有する中打抜き構造止具の透
孔に、シート類の下方から挿通して、雄型止具、
雌型止具、シート類、固定材料の4者を固定する
ようにしたシート類の固定用組み合せ止具が、実
開昭55−144206号公報に開示されている。
(考案が解決しようとする問題点)
上記の従来の技術、特に、実開昭55−144206号
公報に開示されたシート類の固定用組み合せ止具
は、雄型機能を有する中打抜き構造止具の把持部
を固定材料にて把持した前記止具を、シート類上
の雌型機能を有する中打抜き構造止具の透孔に、
シート類の下方から挿通して、雄型止具、雌型止
具、シート類、固定材料の4者を固定するように
した止具であるから、前記のように、雄型止具
は、必然的に雌型止具の透孔に挿通して通過させ
るため、雄型止具の最大外径が、雌型止具の中打
抜き最大内径より小さく、かつ、最小外径より大
きいことを必須の要件とするものである。
公報に開示されたシート類の固定用組み合せ止具
は、雄型機能を有する中打抜き構造止具の把持部
を固定材料にて把持した前記止具を、シート類上
の雌型機能を有する中打抜き構造止具の透孔に、
シート類の下方から挿通して、雄型止具、雌型止
具、シート類、固定材料の4者を固定するように
した止具であるから、前記のように、雄型止具
は、必然的に雌型止具の透孔に挿通して通過させ
るため、雄型止具の最大外径が、雌型止具の中打
抜き最大内径より小さく、かつ、最小外径より大
きいことを必須の要件とするものである。
したがつて、雄型止具の寸法は雌型止具の透孔
の寸法によつて限定され、用途範囲が制限され、
シート類の固定作業の現場において、雄型止具、
雌型止具のそれぞれ適合した寸法のものを選別す
る作業が付加され、これを誤つた場合は、シート
類の固定作業を終つた後に、雄型止具が雌型止具
から離脱して、シート類が栽培植物から外れ、栽
培植物に対して予想外の被害を与えるなどの問題
が発生したものである。
の寸法によつて限定され、用途範囲が制限され、
シート類の固定作業の現場において、雄型止具、
雌型止具のそれぞれ適合した寸法のものを選別す
る作業が付加され、これを誤つた場合は、シート
類の固定作業を終つた後に、雄型止具が雌型止具
から離脱して、シート類が栽培植物から外れ、栽
培植物に対して予想外の被害を与えるなどの問題
が発生したものである。
この考案は、従来のものの上記の問題点を解決
することを目的としてなされたものである。
することを目的としてなされたものである。
(問題点を解決するための手段)
この考案は、上記の目的を達成するために、係
止孔を有するシート状物と柱状部材とを連結固定
する固定バンドであつて、ループテープ1と係止
頭テープ2とを同一平面上に有する面フアスナー
3の一端に固着された取付環4、及び同面フアス
ナー3に取外し可能でかつ、長手方向に摺動自在
な係止具5を備え、前記面フアスナー3が上記シ
ート状物の係止孔に挿通可能であり、前記係止具
5が前記係止孔より大きくなるように構成したも
のである。
止孔を有するシート状物と柱状部材とを連結固定
する固定バンドであつて、ループテープ1と係止
頭テープ2とを同一平面上に有する面フアスナー
3の一端に固着された取付環4、及び同面フアス
ナー3に取外し可能でかつ、長手方向に摺動自在
な係止具5を備え、前記面フアスナー3が上記シ
ート状物の係止孔に挿通可能であり、前記係止具
5が前記係止孔より大きくなるように構成したも
のである。
(作用)
この考案は、上記のように構成することによつ
て、第1図に示す状態の固定バンドAの係止具
5、予め、面フアスナー3の自由端から外し、第
2図、第3図に示すように、外した係止金具5を
指によつて把持して、例えばシート7の係止孔で
あるハトメ8の外側に位置させ、ついで、面フア
スナー3の自由端を、シート7の内側から外側へ
向けてハトメ8に挿通し、さらに、係止具5を挿
通し、再び、シート7の内側へ向けてハトメ8に
挿通し、ついで、取付環4に通して、面フアスナ
ー3の両端で支柱6を包囲し、係止頭テープ2の
面を折り返してループテープ1の面に押圧、接圧
し、シート7を支柱6に固定バンドAによつて固
定する。
て、第1図に示す状態の固定バンドAの係止具
5、予め、面フアスナー3の自由端から外し、第
2図、第3図に示すように、外した係止金具5を
指によつて把持して、例えばシート7の係止孔で
あるハトメ8の外側に位置させ、ついで、面フア
スナー3の自由端を、シート7の内側から外側へ
向けてハトメ8に挿通し、さらに、係止具5を挿
通し、再び、シート7の内側へ向けてハトメ8に
挿通し、ついで、取付環4に通して、面フアスナ
ー3の両端で支柱6を包囲し、係止頭テープ2の
面を折り返してループテープ1の面に押圧、接圧
し、シート7を支柱6に固定バンドAによつて固
定する。
また、この考案は、第2図、第3図に示すよう
に、固定バンドAの係止具5をシート7のハトメ
8の表面に対向させたのち、テープ1の取付環4
と、テープ2の自由端とをハトメ8に挿通し、つ
いで、テープ1,2の両端で支柱6を包囲し、さ
らに、係止頭テープ2の自由端を取付環4に挿通
し、折り返してループテープ1の面に押圧、接圧
し、シート7を支柱6に固定バンドAによつて固
定することもできる。
に、固定バンドAの係止具5をシート7のハトメ
8の表面に対向させたのち、テープ1の取付環4
と、テープ2の自由端とをハトメ8に挿通し、つ
いで、テープ1,2の両端で支柱6を包囲し、さ
らに、係止頭テープ2の自由端を取付環4に挿通
し、折り返してループテープ1の面に押圧、接圧
し、シート7を支柱6に固定バンドAによつて固
定することもできる。
(実施例)
添付図面を参照して、この考案の実施の一例を
説明する。
説明する。
図面に示す固定バンドAは、面フアスナー3の
ループテープ1の一端を取付環4に固着し、その
他端に係止頭テープ2を係止頭とループとが同一
平面上にあるように融着させてバンド主体を構成
する。
ループテープ1の一端を取付環4に固着し、その
他端に係止頭テープ2を係止頭とループとが同一
平面上にあるように融着させてバンド主体を構成
する。
このバンド主体の自由端から日字状の係止具5
を挿入して固定バンドAを構成する。係止具5
は、第4図に示すクリツプ状でもよく、テープの
自由端からクリツプ主板5′と係止杆5″との間を
挿通すれば、クリツプ状の係止具5は、固定バン
ドAを左右に摺動可能となる。
を挿入して固定バンドAを構成する。係止具5
は、第4図に示すクリツプ状でもよく、テープの
自由端からクリツプ主板5′と係止杆5″との間を
挿通すれば、クリツプ状の係止具5は、固定バン
ドAを左右に摺動可能となる。
この実施例においては、ループテープ1の一端
に取付環4を固着し、その他端に係止頭テープ2
を、両者が同一平面上に在るように融着した固定
バンドAについて説明したが、これに限ることな
く、係止頭テープ2の一端を取付環4に固着して
もよい。
に取付環4を固着し、その他端に係止頭テープ2
を、両者が同一平面上に在るように融着した固定
バンドAについて説明したが、これに限ることな
く、係止頭テープ2の一端を取付環4に固着して
もよい。
また、係止頭としてはフツクに限るものではな
くキノコ状のものでもよい。
くキノコ状のものでもよい。
この固定バンドAは、シート類だけでなく、プ
ラスチツク板、金属板、木板などのフエンスを支
柱に固定、および、取り外す場合にも利用でき
る。
ラスチツク板、金属板、木板などのフエンスを支
柱に固定、および、取り外す場合にも利用でき
る。
(考案の効果)
この考案は、前記のように構成されて、作用す
るものであるから、従来のシート状物の固定用組
み合わせ止具のように、雄型止具を雌型止具の透
孔に挿通して通過させるため、雄型止具の最大外
径が雌型止具の打抜き透孔の最大内径より小さ
く、かつ、最小外径より大きいことを必須要件と
し、したがつて、雄型寸法は雌型止具の透孔の寸
法によつて限定され、シート類の固定作業の現場
において、雄型止具、雌型止具のそれぞれ適合し
た寸法のものを選別する作業を省略することがで
きると共に、この固定バンドを使用してシート、
フエンスなどを支柱に固定した場合に、支柱の直
径の異る多種類のパイプに対しても、また、支柱
に上下方向において直径の異る木材の丸太を用い
ても、ループテープと係止頭テープとが長いか
ら、その両テープのどの位置にでも係止、圧着が
でき、しかも、係止具を左右に摺動自在としたか
ら一種類の固定バンドによつて、直径の異なる多
種類の支柱にもよく対応できると共に、固定、取
り外し作業もきわめて簡単、迅速、確実に行うこ
とができるなど優れた効果を奏するものである。
るものであるから、従来のシート状物の固定用組
み合わせ止具のように、雄型止具を雌型止具の透
孔に挿通して通過させるため、雄型止具の最大外
径が雌型止具の打抜き透孔の最大内径より小さ
く、かつ、最小外径より大きいことを必須要件と
し、したがつて、雄型寸法は雌型止具の透孔の寸
法によつて限定され、シート類の固定作業の現場
において、雄型止具、雌型止具のそれぞれ適合し
た寸法のものを選別する作業を省略することがで
きると共に、この固定バンドを使用してシート、
フエンスなどを支柱に固定した場合に、支柱の直
径の異る多種類のパイプに対しても、また、支柱
に上下方向において直径の異る木材の丸太を用い
ても、ループテープと係止頭テープとが長いか
ら、その両テープのどの位置にでも係止、圧着が
でき、しかも、係止具を左右に摺動自在としたか
ら一種類の固定バンドによつて、直径の異なる多
種類の支柱にもよく対応できると共に、固定、取
り外し作業もきわめて簡単、迅速、確実に行うこ
とができるなど優れた効果を奏するものである。
第1図は固定バンドの斜視図、第2図はその使
用状態を示す斜視図、第3図はその横断図、第4
図は係止具の他の実施例を示す斜視図である。 1:ループテープ、2:係止頭テープ、3:面
フアスナー、4:取付環、5:係止具、6:支
柱、7:シート類、8:ハトメ。
用状態を示す斜視図、第3図はその横断図、第4
図は係止具の他の実施例を示す斜視図である。 1:ループテープ、2:係止頭テープ、3:面
フアスナー、4:取付環、5:係止具、6:支
柱、7:シート類、8:ハトメ。
Claims (1)
- 係止孔を有するシート状物と柱状部材とを連結
固定する固定バンドであつて、ループテープ1と
係止頭テープ2とを同一平面上に有する面フアス
ナー3の一端に固着された取付環4、及び同面フ
アスナー3に取外し可能で、かつ、長手方向に摺
動自在な係止具5を備え、前記面フアスナー3が
上記シート状物の係止孔に挿通可能であり、前記
係止具5が前記係止孔より大きいことを特徴とす
る固定バンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984173223U JPH0244081Y2 (ja) | 1984-11-16 | 1984-11-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984173223U JPH0244081Y2 (ja) | 1984-11-16 | 1984-11-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6188514U JPS6188514U (ja) | 1986-06-10 |
JPH0244081Y2 true JPH0244081Y2 (ja) | 1990-11-22 |
Family
ID=30730880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984173223U Expired JPH0244081Y2 (ja) | 1984-11-16 | 1984-11-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0244081Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4705810B2 (ja) * | 2005-05-25 | 2011-06-22 | 藤倉航装株式会社 | 救命具 |
JP6085874B1 (ja) * | 2016-02-22 | 2017-03-01 | 道子 山口 | メッシュシートのハトメ用連続フック |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5460164U (ja) * | 1977-10-05 | 1979-04-25 | ||
JPS5747443Y2 (ja) * | 1979-04-03 | 1982-10-19 | ||
JPS6115293Y2 (ja) * | 1981-03-19 | 1986-05-13 | ||
JPS583704U (ja) * | 1981-06-29 | 1983-01-11 | 株式会社明電舎 | 電気車の速度制御装置 |
JPS58186203U (ja) * | 1982-06-04 | 1983-12-10 | 佐藤 陽一 | ビニ−ルシ−ト等のハト目止め具 |
-
1984
- 1984-11-16 JP JP1984173223U patent/JPH0244081Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6188514U (ja) | 1986-06-10 |
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