JPH0243305Y2 - - Google Patents
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- JPH0243305Y2 JPH0243305Y2 JP1987196359U JP19635987U JPH0243305Y2 JP H0243305 Y2 JPH0243305 Y2 JP H0243305Y2 JP 1987196359 U JP1987196359 U JP 1987196359U JP 19635987 U JP19635987 U JP 19635987U JP H0243305 Y2 JPH0243305 Y2 JP H0243305Y2
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- liquid
- pump
- container
- air pump
- liquid container
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Links
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Landscapes
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、エアーポンプからの加圧空気により
液体容器本体内に収容された内容器内の液体を一
連の液体注出通路を通して外部へ注出し得るよう
にしたポンプ注液式液体容器に関するものであ
る。
液体容器本体内に収容された内容器内の液体を一
連の液体注出通路を通して外部へ注出し得るよう
にしたポンプ注液式液体容器に関するものであ
る。
(従来技術)
第4図には従来の一般的なポンプ注液式液体容
器が示されているが、この従来のポンプ注液式液
体容器においては、液体容器本体101の上部
に、内部にエアーポンプ109を収容した蓋体1
20を載置し、閉蓋時にエアーポンプ109の吐
出口109aが中栓102に形成した空気吹込通
路130を介して内容器107内に連通するよう
にしている。
器が示されているが、この従来のポンプ注液式液
体容器においては、液体容器本体101の上部
に、内部にエアーポンプ109を収容した蓋体1
20を載置し、閉蓋時にエアーポンプ109の吐
出口109aが中栓102に形成した空気吹込通
路130を介して内容器107内に連通するよう
にしている。
ところが、このような従来のポンプ注液式液体
容器では、液体容器本体101の上部にエアーポ
ンプ109を内蔵した蓋体120を載置している
ので、液体容器全体の高さが高くなるという問題
があり、又内容器107への液体補給時あるいは
残液排出時には蓋体120を開き且つ中栓102
を取外して行われなければならないため、液体補
給あるいは残液排出作業が面倒となるという問題
があつた。
容器では、液体容器本体101の上部にエアーポ
ンプ109を内蔵した蓋体120を載置している
ので、液体容器全体の高さが高くなるという問題
があり、又内容器107への液体補給時あるいは
残液排出時には蓋体120を開き且つ中栓102
を取外して行われなければならないため、液体補
給あるいは残液排出作業が面倒となるという問題
があつた。
又、第4図に示す従来のポンプ注液式液体容器
では、ポンプ操作用の押板119が蓋体120の
ほぼ中心位置にあつて注口114から水平方向に
かなり離れて位置にあるため、液体注出時におい
てポンプ操作位置と液体注出位置とが大きく離
れ、液体作注出業がしにくいという問題もあつ
た。
では、ポンプ操作用の押板119が蓋体120の
ほぼ中心位置にあつて注口114から水平方向に
かなり離れて位置にあるため、液体注出時におい
てポンプ操作位置と液体注出位置とが大きく離
れ、液体作注出業がしにくいという問題もあつ
た。
(考案の目的)
本考案は、上記の如き従来のポンプ注液式液体
容器の問題点に鑑み、液体容器全体の高さを低く
でき、且つ内部空所を有効利用できるようにし、
さらに液体補給並びに残液排出作業をそれぞれ容
易に行えるようにするとともに、液体注出作業を
容易に行えるようにしたポンプ注液式液体容器を
提供することを目的とするものである。
容器の問題点に鑑み、液体容器全体の高さを低く
でき、且つ内部空所を有効利用できるようにし、
さらに液体補給並びに残液排出作業をそれぞれ容
易に行えるようにするとともに、液体注出作業を
容易に行えるようにしたポンプ注液式液体容器を
提供することを目的とするものである。
(目的を達成するための手段)
本考案は、液体容器本体内に収容した内容器内
にエアーポンプからの加圧空気を吹き込んで該加
圧空気により内容器内の液体を内容器の内外を連
絡する液体注出通路を通して外部へ注出し得るよ
うにしたポンプ注液式液体容器において、液体容
器本体の肩部材に給液口の栓体を設けて、該栓体
の操作部を外部から操作できる如く肩部材から外
部に臨ませ、さらに液体容器本体の注口上方位置
に前記液体注出通路の注口側を被覆するパイプカ
バーを設けて、該パイプカバーと前記肩部材との
間の空所内に前記エアーポンプを収納し、しかも
エアーポンプの押板を肩部材の注口上方位置から
外部に臨ませるとともに、前記エアーポンプから
の空気吹込通路を前記栓体内を通して設置したこ
とを特徴とするものである。
にエアーポンプからの加圧空気を吹き込んで該加
圧空気により内容器内の液体を内容器の内外を連
絡する液体注出通路を通して外部へ注出し得るよ
うにしたポンプ注液式液体容器において、液体容
器本体の肩部材に給液口の栓体を設けて、該栓体
の操作部を外部から操作できる如く肩部材から外
部に臨ませ、さらに液体容器本体の注口上方位置
に前記液体注出通路の注口側を被覆するパイプカ
バーを設けて、該パイプカバーと前記肩部材との
間の空所内に前記エアーポンプを収納し、しかも
エアーポンプの押板を肩部材の注口上方位置から
外部に臨ませるとともに、前記エアーポンプから
の空気吹込通路を前記栓体内を通して設置したこ
とを特徴とするものである。
(作用)
本考案では、液体容器本体の肩部材に栓体を外
部から操作できる如くして設けているので、蓋体
を省略できてその分、液体容器全体の高さが低く
なり、しかも内容器への液体補給時あるいは残液
排出時に栓体を取外すだけで行えるようになる。
又、エアーポンプを液体注出通路の注口側を被覆
するパイプカバーと肩部材との間の空所内に収納
しているので、従来あまり利用されていないパイ
プカバー内の余剰空間を有効利用できる。又、ポ
ンプ押板は注口上方位置から外部に臨ませている
ので、ポンプ操作位置(ポンプ押板位置)と液体
注出位置(注口位置)とが水平方向に近くなり、
注口の下方に受ける受液容器(コツプ)の近くで
ポンプ操作を行えるようになる。
部から操作できる如くして設けているので、蓋体
を省略できてその分、液体容器全体の高さが低く
なり、しかも内容器への液体補給時あるいは残液
排出時に栓体を取外すだけで行えるようになる。
又、エアーポンプを液体注出通路の注口側を被覆
するパイプカバーと肩部材との間の空所内に収納
しているので、従来あまり利用されていないパイ
プカバー内の余剰空間を有効利用できる。又、ポ
ンプ押板は注口上方位置から外部に臨ませている
ので、ポンプ操作位置(ポンプ押板位置)と液体
注出位置(注口位置)とが水平方向に近くなり、
注口の下方に受ける受液容器(コツプ)の近くで
ポンプ操作を行えるようになる。
(実施例)
第1図ないし第3図を参照して本考案のいくつ
かの実施例を説明すると、第1図ないし第3図に
はそれぞれ本考案の第1ないし第3実施例のポン
プ注液式液体容器が示されている。
かの実施例を説明すると、第1図ないし第3図に
はそれぞれ本考案の第1ないし第3実施例のポン
プ注液式液体容器が示されている。
第1図に示す第1実施例のポンプ注液式液体容
器は、外装体3内に内容器7を収容してなる液体
容器本体1と、該液体容器本体1の給液口8を開
閉する栓体2と、内容器7内に加圧空気を送り込
むためのエアーポンプ9と、内容器7の内外を連
絡する一連の液体注出通路10とを基本部材とし
て構成されている。
器は、外装体3内に内容器7を収容してなる液体
容器本体1と、該液体容器本体1の給液口8を開
閉する栓体2と、内容器7内に加圧空気を送り込
むためのエアーポンプ9と、内容器7の内外を連
絡する一連の液体注出通路10とを基本部材とし
て構成されている。
外装体3は、外胴4の上部に環状の肩部材5を
取付けさらに該外胴4の下部に底部材6を取付け
て構成されている。
取付けさらに該外胴4の下部に底部材6を取付け
て構成されている。
肩部材5は、外周壁51と内周壁52を有する
二重壁構造を有している。外周壁51の一部に
は、液体容器本体1の前部側で円周方向外方に膨
出する膨出部53が設けられている。この膨出部
53は、後述するように液体注出通路10の注口
14側を被覆するパイプカバーとなるもので、さ
らに該膨出部53の内側には後述するようにエア
ーポンプ9を収容し得る比較的大容積の空所54
が形成されている。この空所54の上部にはエア
ーポンプ9の押板19を上下に摺動させるための
摺動穴54aが形成されている。又、肩部材5の
内周壁52の内側は栓差込穴55となるもので該
栓差込穴55の内面には栓体螺合用雌ネジが形成
されている。又該栓差込穴55の下部には、内容
器7の上部開口と連通する給液口8が形成されて
いる。さらに該栓差込穴55の上方部寄りには、
水平段部56が形成されている。
二重壁構造を有している。外周壁51の一部に
は、液体容器本体1の前部側で円周方向外方に膨
出する膨出部53が設けられている。この膨出部
53は、後述するように液体注出通路10の注口
14側を被覆するパイプカバーとなるもので、さ
らに該膨出部53の内側には後述するようにエア
ーポンプ9を収容し得る比較的大容積の空所54
が形成されている。この空所54の上部にはエア
ーポンプ9の押板19を上下に摺動させるための
摺動穴54aが形成されている。又、肩部材5の
内周壁52の内側は栓差込穴55となるもので該
栓差込穴55の内面には栓体螺合用雌ネジが形成
されている。又該栓差込穴55の下部には、内容
器7の上部開口と連通する給液口8が形成されて
いる。さらに該栓差込穴55の上方部寄りには、
水平段部56が形成されている。
上記栓差込穴55には、栓体2が螺着脱自在に
装着されている。この栓体2は、その操作部とな
る栓体上面の指掛け用凹部25を肩部材5から外
部に臨ませており、外部から直接栓体2を着脱操
作し得るようになつている。該栓体2を締込んだ
ときには該栓体2の上面が液体容器本体1(肩部
材5)の上面とほぼ面一となるようにしており、
栓体2によつて液体容器全体の高さが高くならな
いようにしている。又、この栓体2の上部には、
栓差込穴55の水平段部56の上面を被覆する大
径部21が形成されている。
装着されている。この栓体2は、その操作部とな
る栓体上面の指掛け用凹部25を肩部材5から外
部に臨ませており、外部から直接栓体2を着脱操
作し得るようになつている。該栓体2を締込んだ
ときには該栓体2の上面が液体容器本体1(肩部
材5)の上面とほぼ面一となるようにしており、
栓体2によつて液体容器全体の高さが高くならな
いようにしている。又、この栓体2の上部には、
栓差込穴55の水平段部56の上面を被覆する大
径部21が形成されている。
内容器7は、上部開口7aを狭口とした真空断
熱二重瓶が採用されている。又、内容器7の上部
開口7aの外側は肩部7bとなつている。
熱二重瓶が採用されている。又、内容器7の上部
開口7aの外側は肩部7bとなつている。
液体注出通路10は、内容器7内に差し込まれ
る液体汲上管11と、内容器7外において液体汲
上管11の端部に連結される液体注出管12と、
該液体注出管12の出口12aに連設される注出
補助管13を有して構成されている。液体汲上管
11は、肩部材内周壁52の下面と内容器7の上
面との間に介設された環状のホルダー29に取付
けられている。液体注出管12は、その基端側が
上記ホルダー29に固定されていて、その先端側
が前記肩部材5の膨出部(パイプカバーとなる)
53の空所54内において横向きに設置されてお
り、該液体注出管12の出口12aは液体容器本
体1の外胴4外面よりかなり外方に突出されてい
る。注出補助管13は液体注出管12の出口12
aから下方に向けて連設されており、該注出補助
管13の下端が注口14となる。又、液体注出管
12の途中には止水弁16が設けられている。こ
の止水弁16はスプリング17により閉弁方向に
付勢されており、後述するようにポンプ押圧操作
に連動して開弁されるようになつている。
る液体汲上管11と、内容器7外において液体汲
上管11の端部に連結される液体注出管12と、
該液体注出管12の出口12aに連設される注出
補助管13を有して構成されている。液体汲上管
11は、肩部材内周壁52の下面と内容器7の上
面との間に介設された環状のホルダー29に取付
けられている。液体注出管12は、その基端側が
上記ホルダー29に固定されていて、その先端側
が前記肩部材5の膨出部(パイプカバーとなる)
53の空所54内において横向きに設置されてお
り、該液体注出管12の出口12aは液体容器本
体1の外胴4外面よりかなり外方に突出されてい
る。注出補助管13は液体注出管12の出口12
aから下方に向けて連設されており、該注出補助
管13の下端が注口14となる。又、液体注出管
12の途中には止水弁16が設けられている。こ
の止水弁16はスプリング17により閉弁方向に
付勢されており、後述するようにポンプ押圧操作
に連動して開弁されるようになつている。
エアーポンプ9は、ベローズ式のものが採用さ
れている。このエアーポンプ9は、肩部材膨出部
(パイプカバー)53と肩部材内周壁52との間
の空所内に設置されている。即ち、この第1実施
例では、エアーポンプ9は、肩部材膨出部53の
前壁53aと肩部材内周壁52間に設けられた空
所54内における前記注口14の直上方位置であ
つて、前記栓体2とは水平方向に干渉しない位置
に設置されている。又、エアーポンプ9の上方に
はポンプ押板19が摺動穴54a内で上下動自在
に設置されている。
れている。このエアーポンプ9は、肩部材膨出部
(パイプカバー)53と肩部材内周壁52との間
の空所内に設置されている。即ち、この第1実施
例では、エアーポンプ9は、肩部材膨出部53の
前壁53aと肩部材内周壁52間に設けられた空
所54内における前記注口14の直上方位置であ
つて、前記栓体2とは水平方向に干渉しない位置
に設置されている。又、エアーポンプ9の上方に
はポンプ押板19が摺動穴54a内で上下動自在
に設置されている。
エアーポンプ9の中心部には、ポンプ操作に連
動して前記止水弁16を開閉する押圧部材41が
設けられている。この押圧部材41は、ポンプ天
板91に設けた吸入弁92の下面に連設され且つ
ポンプ底板93に形成した穴94から下方に出没
自在となつている。ポンプ底板93の穴94は上
下に可撓性を有するパツキン95で閉塞されてい
る。そして、前記押圧部材41は、ポンプ押板1
9を押圧するとエアーポンプ9の収縮にともなつ
て下動せしめられ、該押圧部材41の下端41a
でパツキン95を介して止水弁16を押し下げて
開弁せしめ得るようになつている。
動して前記止水弁16を開閉する押圧部材41が
設けられている。この押圧部材41は、ポンプ天
板91に設けた吸入弁92の下面に連設され且つ
ポンプ底板93に形成した穴94から下方に出没
自在となつている。ポンプ底板93の穴94は上
下に可撓性を有するパツキン95で閉塞されてい
る。そして、前記押圧部材41は、ポンプ押板1
9を押圧するとエアーポンプ9の収縮にともなつ
て下動せしめられ、該押圧部材41の下端41a
でパツキン95を介して止水弁16を押し下げて
開弁せしめ得るようになつている。
エアーポンプ9と、内容器7内とは空気吹込通
路30で連通せしめられている。この空気吹込通
路30は、エアーポンプ9から前記栓差込穴55
間に設けられた第1の通路30Aと、栓体2内に
設けられた第2の通路30Bとで構成されてい
る。第1の通路30Aの一端はポンプ底板93か
らポンプ内に開口(符号30Aa)し、他端は栓
差込穴55の水平段部56上面に開口(符号30
Ab)している。又、第2の通路30Bの一端は
栓体大径部21の下面に開口(符合30Ba)し、
他端は栓体2の下面中央部に開口(符号30Bb)
している。そしてこの第1の通路30Aと第2の
通路30Bとは、栓体2を栓差込穴55に対して
完全に締込んだときに、第1の通路30Aの水平
段部56側開口30Abと第2の通路30Bの栓
体大径部21側開口30Baとが気密的に連通し
て、一連の空気吹込通路30を構成するようにな
つている。又、第2の通路30B中には、液体容
器転倒時に該第2の通路30B中に内容器7内の
液体が流入するのを防止するための止水弁32が
設けられている。
路30で連通せしめられている。この空気吹込通
路30は、エアーポンプ9から前記栓差込穴55
間に設けられた第1の通路30Aと、栓体2内に
設けられた第2の通路30Bとで構成されてい
る。第1の通路30Aの一端はポンプ底板93か
らポンプ内に開口(符号30Aa)し、他端は栓
差込穴55の水平段部56上面に開口(符号30
Ab)している。又、第2の通路30Bの一端は
栓体大径部21の下面に開口(符合30Ba)し、
他端は栓体2の下面中央部に開口(符号30Bb)
している。そしてこの第1の通路30Aと第2の
通路30Bとは、栓体2を栓差込穴55に対して
完全に締込んだときに、第1の通路30Aの水平
段部56側開口30Abと第2の通路30Bの栓
体大径部21側開口30Baとが気密的に連通し
て、一連の空気吹込通路30を構成するようにな
つている。又、第2の通路30B中には、液体容
器転倒時に該第2の通路30B中に内容器7内の
液体が流入するのを防止するための止水弁32が
設けられている。
尚、第1図中、符号23は液体容器吊持ち用の
ハンドル、26はポンプ非操作時にポンプ押板1
9の下動を規制するためのストツパーである。
ハンドル、26はポンプ非操作時にポンプ押板1
9の下動を規制するためのストツパーである。
第1図のポンプ注液式液体容器では、エアーポ
ンプ9は、肩部材膨出部(パイプカバー)53と
肩部材内周壁52との間の空所54内に設置して
いるので、従来あまり利用されていないパイプカ
バー53内の空間部を有効利用できて、液体容器
のコンパクト化を図ることができる。又、液体容
器本体1の上部に蓋を省略できるので、その分、
液体容器の高さを低くおさえることができる。
又、栓体2のみを取外すことによつて給液口8か
ら内容器7内に液体を補給でき、且つ内容器7内
の残液を排出することができる。又、ポンプ押板
19を押圧すると、エアーポンプ9からの加圧空
気が一連の空気吹込通路30を通して内容器7内
に吹き込まれ、該加圧空気によつて内容器7内の
液体を一連の液体注出通路10を通してその先端
の注口14から外部に注出することができる。そ
の際(液体注出操作の際)、ポンプ操作部は注口
の直上方位置にあつてポンプ操作位置と液体注出
位置とが水平方向に近い(重合している)ため、
注口14の下方に受液容器を位置させる作業とポ
ンプ押板19の押圧作業とが連続して行える(注
液作業が容易となる)。又、栓体2内に空気吹込
通路30(第2の通路30B)を設けているの
で、例えば栓体2が装着されていない状態でポン
プ操作しても誤つて液体が注出されることがな
く、安全性が高くなる。
ンプ9は、肩部材膨出部(パイプカバー)53と
肩部材内周壁52との間の空所54内に設置して
いるので、従来あまり利用されていないパイプカ
バー53内の空間部を有効利用できて、液体容器
のコンパクト化を図ることができる。又、液体容
器本体1の上部に蓋を省略できるので、その分、
液体容器の高さを低くおさえることができる。
又、栓体2のみを取外すことによつて給液口8か
ら内容器7内に液体を補給でき、且つ内容器7内
の残液を排出することができる。又、ポンプ押板
19を押圧すると、エアーポンプ9からの加圧空
気が一連の空気吹込通路30を通して内容器7内
に吹き込まれ、該加圧空気によつて内容器7内の
液体を一連の液体注出通路10を通してその先端
の注口14から外部に注出することができる。そ
の際(液体注出操作の際)、ポンプ操作部は注口
の直上方位置にあつてポンプ操作位置と液体注出
位置とが水平方向に近い(重合している)ため、
注口14の下方に受液容器を位置させる作業とポ
ンプ押板19の押圧作業とが連続して行える(注
液作業が容易となる)。又、栓体2内に空気吹込
通路30(第2の通路30B)を設けているの
で、例えば栓体2が装着されていない状態でポン
プ操作しても誤つて液体が注出されることがな
く、安全性が高くなる。
第2図に示す第2実施例のポンプ注液式液体容
器では、エアーポンプ9の内方側寄り部分9a
を、第1図の場合より肩部材内周壁52の外面に
近接するまで液体容器本体1の中心方向に膨出さ
せて、エアーポンプ9の容量を大きくしている。
又、この第2実施例では、空気吹込通路30のう
ちの第1の通路30Aは、その一端をポンプ天板
91からポンプ内に開口(開口30a)させ、他
端を栓差込穴55の水平段部56上面に開口(開
口30Ab)させるとともに、該第1の通路30
Aを蛇復式に伸縮できるようにしている。さらに
この第2実施例では、液体注出通路10の液体汲
上管11は、内容器7の肩部7bに形成した穴7
1を通して装着されている。尚、第2図における
その他の構成は、第1図のものと同様に構成され
ている。
器では、エアーポンプ9の内方側寄り部分9a
を、第1図の場合より肩部材内周壁52の外面に
近接するまで液体容器本体1の中心方向に膨出さ
せて、エアーポンプ9の容量を大きくしている。
又、この第2実施例では、空気吹込通路30のう
ちの第1の通路30Aは、その一端をポンプ天板
91からポンプ内に開口(開口30a)させ、他
端を栓差込穴55の水平段部56上面に開口(開
口30Ab)させるとともに、該第1の通路30
Aを蛇復式に伸縮できるようにしている。さらに
この第2実施例では、液体注出通路10の液体汲
上管11は、内容器7の肩部7bに形成した穴7
1を通して装着されている。尚、第2図における
その他の構成は、第1図のものと同様に構成され
ている。
第3図に示す第3実施例のポンプ注液式容器で
は、エアーポンプ9は、環状に形成されていて、
肩部材5の外周壁51と内周壁52間の環状の空
所54内に設置されている。又、このエアーポン
プ9は、上記環状の空所54の大きさにじて、肩
部材5の膨出部53形成側が太く、その対向側に
行くほど漸次細くなるようにして、エアーポンプ
9内の容量を可及的に大きくし得るようにしてい
る。このエアーポンプ9は、ジヤバラ式にかえて
可撓性を有する膜材96が使用されており、又そ
の膜材96の上部に設けられたポンプ天板91の
反ポンプ操作部側の一端は、膜材96より外側に
おいて軸97で枢支されている。そして、ポンプ
押板19を押圧すると、ポンプ天板91がその一
端枢支部(軸97)を中心として下方に弧回動し
てエアーポンプが圧縮せしめられるようになつて
いる。尚、ポンプ操作時に、エアーポンプ9のポ
ンプ天板枢支側部分9bはほとんど伸縮すること
がない。又、この第3実施例では、栓体2はネジ
螺合式にかえて、ストツパー装置60によりワン
タツチ着脱が行えるようにしている。即ち、栓体
2に外部から水平方向にスライド操作できる係止
部材61を備え、他方、栓差込穴55の内面に係
止部材61の爪62を係止し得る爪受部64を形
成して、該係止部材61の爪62を爪受部64に
係合させることによつて栓体2を栓差込穴55に
装着し得るようにしている。尚、栓体2を取外す
ときには、係止部材61の操作部63をスプリン
グ65に抗して内方に押し込むことにより、爪6
2と爪受部64から外すことができ、その状態で
栓体22を持ち上げればよい。エアーポンプ9の
吐出口9cは、該エアーポンプ9の最細部分9b
の上部に設けられていて、該吐出口9cは、栓差
込穴55の水平段部56における後端寄り部分に
設けた開口30Abに直接連結されている。尚、
栓体2内に設けられる空気通路30Bの一端30
Baは、栓体大径部21の後側寄り下面に開口さ
れていて、栓体2の装着時に水平段部56の開口
30Abと連通するようになつている。
は、エアーポンプ9は、環状に形成されていて、
肩部材5の外周壁51と内周壁52間の環状の空
所54内に設置されている。又、このエアーポン
プ9は、上記環状の空所54の大きさにじて、肩
部材5の膨出部53形成側が太く、その対向側に
行くほど漸次細くなるようにして、エアーポンプ
9内の容量を可及的に大きくし得るようにしてい
る。このエアーポンプ9は、ジヤバラ式にかえて
可撓性を有する膜材96が使用されており、又そ
の膜材96の上部に設けられたポンプ天板91の
反ポンプ操作部側の一端は、膜材96より外側に
おいて軸97で枢支されている。そして、ポンプ
押板19を押圧すると、ポンプ天板91がその一
端枢支部(軸97)を中心として下方に弧回動し
てエアーポンプが圧縮せしめられるようになつて
いる。尚、ポンプ操作時に、エアーポンプ9のポ
ンプ天板枢支側部分9bはほとんど伸縮すること
がない。又、この第3実施例では、栓体2はネジ
螺合式にかえて、ストツパー装置60によりワン
タツチ着脱が行えるようにしている。即ち、栓体
2に外部から水平方向にスライド操作できる係止
部材61を備え、他方、栓差込穴55の内面に係
止部材61の爪62を係止し得る爪受部64を形
成して、該係止部材61の爪62を爪受部64に
係合させることによつて栓体2を栓差込穴55に
装着し得るようにしている。尚、栓体2を取外す
ときには、係止部材61の操作部63をスプリン
グ65に抗して内方に押し込むことにより、爪6
2と爪受部64から外すことができ、その状態で
栓体22を持ち上げればよい。エアーポンプ9の
吐出口9cは、該エアーポンプ9の最細部分9b
の上部に設けられていて、該吐出口9cは、栓差
込穴55の水平段部56における後端寄り部分に
設けた開口30Abに直接連結されている。尚、
栓体2内に設けられる空気通路30Bの一端30
Baは、栓体大径部21の後側寄り下面に開口さ
れていて、栓体2の装着時に水平段部56の開口
30Abと連通するようになつている。
(考案の効果)
本考案のポンプ注液式液体容器は、液体容器本
体1の給液口8を開閉する栓体2が外部から直接
操作できるようにして設けられているので、ポン
プ注液式液体容器において蓋を不要とすることが
でき、その分だけ液体容器の高さを低くできてコ
ンパクト化を達成できるとともに、栓体2を取外
すだけで給液口8を開放でき、内容器7内に液体
補給あるいは内容器7内の残液排出操出作業を容
易に行えるという効果がある。又、エアーポンプ
9をパイプカバー53と肩部材5との間の空所5
4内に設置しているので、従来あまり利用されて
いないパイプカバー53内の空所54をエアーポ
ンプ9の設置スペースとして有効利用でき、又、
エアーポンプの押板19を注口14の上部から外
部に臨ませているので、ポンプ操作位置と受液容
器を受ける位置とが水平方向に近くなつて、液体
注出作業が容易に行えるという効果がある。
体1の給液口8を開閉する栓体2が外部から直接
操作できるようにして設けられているので、ポン
プ注液式液体容器において蓋を不要とすることが
でき、その分だけ液体容器の高さを低くできてコ
ンパクト化を達成できるとともに、栓体2を取外
すだけで給液口8を開放でき、内容器7内に液体
補給あるいは内容器7内の残液排出操出作業を容
易に行えるという効果がある。又、エアーポンプ
9をパイプカバー53と肩部材5との間の空所5
4内に設置しているので、従来あまり利用されて
いないパイプカバー53内の空所54をエアーポ
ンプ9の設置スペースとして有効利用でき、又、
エアーポンプの押板19を注口14の上部から外
部に臨ませているので、ポンプ操作位置と受液容
器を受ける位置とが水平方向に近くなつて、液体
注出作業が容易に行えるという効果がある。
さらに、栓体2内に空気吹込通路30を形成し
ているので、栓体2を取外した状態でポンプ操作
をしても、加圧空気が内容器7内に吹き込まれる
ことがなく、不用意な注液が起こらない(ポンプ
誤操作時の安全性が確保される)。
ているので、栓体2を取外した状態でポンプ操作
をしても、加圧空気が内容器7内に吹き込まれる
ことがなく、不用意な注液が起こらない(ポンプ
誤操作時の安全性が確保される)。
第1図ないし第3図はそれぞれは本考案の第1
ないし第3実施例にかかるポンプ注液式液体容器
の縦断面図、第4図は従来のポンプ注液式液体容
器の上半部を断面とした側面図である。 1……液体容器本体、2……栓体、3……外装
体、5……肩部材、7……内容器、7a……肩
部、8……給液口、9……エアーポンプ、10…
…液体注出通路、14……注口、19……ポンプ
押板、30……空気吹込通路、53……パイプカ
バー、54……空所。
ないし第3実施例にかかるポンプ注液式液体容器
の縦断面図、第4図は従来のポンプ注液式液体容
器の上半部を断面とした側面図である。 1……液体容器本体、2……栓体、3……外装
体、5……肩部材、7……内容器、7a……肩
部、8……給液口、9……エアーポンプ、10…
…液体注出通路、14……注口、19……ポンプ
押板、30……空気吹込通路、53……パイプカ
バー、54……空所。
Claims (1)
- 液体容器本体1内に収容した内容器7内にエア
ーポンプ9からの加圧空気を吹き込んで該加圧空
気により内容器7内の液体を内容器7の内外を連
絡する液体注出通路10を通して外部へ注出し得
るようにしたポンプ注液式液体容器であつて、液
体容器本体1の肩部材5に給液口8の栓体2を設
けて、該栓体2の操作部を外部から操作できる如
く肩部材5から外部に臨ませ、さらに液体容器本
体1の注口上方位置に前記液体注出通路10の注
口14側を被覆するパイプカバー53を設けて、
該パイプカバー53と前記肩部材5との間の空所
54内に前記エアーポンプ9を収納し、しかも前
記エアーポンプ9の押板19を前記肩部材5の注
口上方位置から外部に臨ませるとともに、前記エ
アーポンプ9からの空気吹込通路30を前記栓体
2内を通して設置したことを特徴とするポンプ注
液式液体容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987196359U JPH0243305Y2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987196359U JPH0243305Y2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0199335U JPH0199335U (ja) | 1989-07-04 |
JPH0243305Y2 true JPH0243305Y2 (ja) | 1990-11-19 |
Family
ID=31486981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987196359U Expired JPH0243305Y2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0243305Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS516794U (ja) * | 1974-06-26 | 1976-01-19 | ||
JPS5841886U (ja) * | 1981-09-16 | 1983-03-19 | 株式会社日本アルミ | 外付出窓 |
JPS60193873A (ja) * | 1984-03-05 | 1985-10-02 | 門田 敏量 | 空気ポンプ付液体収容容器 |
-
1987
- 1987-12-23 JP JP1987196359U patent/JPH0243305Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS516794U (ja) * | 1974-06-26 | 1976-01-19 | ||
JPS5841886U (ja) * | 1981-09-16 | 1983-03-19 | 株式会社日本アルミ | 外付出窓 |
JPS60193873A (ja) * | 1984-03-05 | 1985-10-02 | 門田 敏量 | 空気ポンプ付液体収容容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0199335U (ja) | 1989-07-04 |
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