JPH0243256Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0243256Y2 JPH0243256Y2 JP4061384U JP4061384U JPH0243256Y2 JP H0243256 Y2 JPH0243256 Y2 JP H0243256Y2 JP 4061384 U JP4061384 U JP 4061384U JP 4061384 U JP4061384 U JP 4061384U JP H0243256 Y2 JPH0243256 Y2 JP H0243256Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- lever
- valve body
- main body
- actuating rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、化学工場等において危険な薬剤等を
取扱う部所に設けられ緊急時に必要な量を散水す
ることのできる緊急時用シヤワーに関する。
取扱う部所に設けられ緊急時に必要な量を散水す
ることのできる緊急時用シヤワーに関する。
従来、緊急時用シヤワーとして第1図に示すよ
うなものがある。
うなものがある。
これは、供給管AとシヤワーヘツドBとを接続
する本体100内に隔壁101を設けて流路を二
分割し、一次側の隔壁101に形成された弁座1
02に接離するパツキン103を備えた弁体10
4を作動棒105により押動して開弁する構成で
ある。弁体104は第1スプリング106により
閉弁方向に付勢され、作動棒105は弁体104
から離隔するように第2スプリング107により
付勢されている。
する本体100内に隔壁101を設けて流路を二
分割し、一次側の隔壁101に形成された弁座1
02に接離するパツキン103を備えた弁体10
4を作動棒105により押動して開弁する構成で
ある。弁体104は第1スプリング106により
閉弁方向に付勢され、作動棒105は弁体104
から離隔するように第2スプリング107により
付勢されている。
108は先端に玉鎖109を取付けた操作用の
レバーで、基端に円板部108aを有し、作動棒
105の円板部105aに当接している。このレ
バー108は取付カバー109内にその円板部1
08aが装入され鉛直方向に同円板部108aを
を中心とするように旋回可能であり、同レバー1
08を下方に傾斜させれば、作動棒105が左に
移動して弁体104を押動して開弁する。これに
より、供給管AとシヤワーヘツドBとが連通して
散水するが、散水を継続させるためにはその間玉
鎖109を下に引つぱり続けた状態を保たねばな
らず、緊急時にはこのような動作は行なえないと
いう問題がある。
レバーで、基端に円板部108aを有し、作動棒
105の円板部105aに当接している。このレ
バー108は取付カバー109内にその円板部1
08aが装入され鉛直方向に同円板部108aを
を中心とするように旋回可能であり、同レバー1
08を下方に傾斜させれば、作動棒105が左に
移動して弁体104を押動して開弁する。これに
より、供給管AとシヤワーヘツドBとが連通して
散水するが、散水を継続させるためにはその間玉
鎖109を下に引つぱり続けた状態を保たねばな
らず、緊急時にはこのような動作は行なえないと
いう問題がある。
本考案の目的は、緊急時用シヤワーにおいて、
継続散水が必要な時に弁体を開弁状態にロツクす
る機能をもたせることにより操作性を向上させる
ことにある。
継続散水が必要な時に弁体を開弁状態にロツクす
る機能をもたせることにより操作性を向上させる
ことにある。
本考案の構成は、本体の内部流路を開閉する弁
体を閉弁方向に付勢して自動閉弁可能に取付ける
とともに同弁体を開弁方向に押動する作動棒を進
退可能に配設しかつ同作動棒を動作させるレバー
を本体外に設けた緊急時用シヤワー装置におい
て、同レバーと作動棒とは弁体を開弁位置に保持
可能となるようにロツク機構を構成するようにし
たものである。
体を閉弁方向に付勢して自動閉弁可能に取付ける
とともに同弁体を開弁方向に押動する作動棒を進
退可能に配設しかつ同作動棒を動作させるレバー
を本体外に設けた緊急時用シヤワー装置におい
て、同レバーと作動棒とは弁体を開弁位置に保持
可能となるようにロツク機構を構成するようにし
たものである。
以下、図面に示す実施例に基いて本考案を説明
する。
する。
第2図は本考案に係る緊急時用シヤワー装置の
一設置例を示す正面図で、同装置の本体1は床面
に立上配管された給水管50と給水管51とに合
流接続される供給管Aに連通連結され、シヤワー
ヘツドBは上方に伸延する連絡管52により同本
体1に連通連結されている。また、供給管Aの中
途には開閉ハンドル53を有した常用開閉装置5
4が連通連結され、開閉ハンドル53の操作によ
り常用シヤワーヘツド55から水を吐出させるこ
とができる。
一設置例を示す正面図で、同装置の本体1は床面
に立上配管された給水管50と給水管51とに合
流接続される供給管Aに連通連結され、シヤワー
ヘツドBは上方に伸延する連絡管52により同本
体1に連通連結されている。また、供給管Aの中
途には開閉ハンドル53を有した常用開閉装置5
4が連通連結され、開閉ハンドル53の操作によ
り常用シヤワーヘツド55から水を吐出させるこ
とができる。
第3図は緊急時用シヤワーの要部断面図で、従
来例の場合と同様な構成の本体1が供給管Aとシ
ヤワーヘツドBへの連絡管52とを内部の流路F
によつて連通接続している。本体1内は供給管A
側と連絡管52側に各々一次側室3、二次側室2
を隔壁4によつて分割形成し、同隔壁4には開口
5を開設している。一次及び二次側室2,3には
開口5と同軸上に筒部6,7を形成し、一方の筒
部6には作動棒8を摺動自在に取付けるガイド9
と操作用のレバー10を枢着する支持金具11を
袋ナツト12により固着している。また、他方の
筒部7には蓋7aが螺着され同筒部7内でその一
部がパツキン13aを介して摺動自在に装着され
た弁体13との間に圧力室Pを画成している。
来例の場合と同様な構成の本体1が供給管Aとシ
ヤワーヘツドBへの連絡管52とを内部の流路F
によつて連通接続している。本体1内は供給管A
側と連絡管52側に各々一次側室3、二次側室2
を隔壁4によつて分割形成し、同隔壁4には開口
5を開設している。一次及び二次側室2,3には
開口5と同軸上に筒部6,7を形成し、一方の筒
部6には作動棒8を摺動自在に取付けるガイド9
と操作用のレバー10を枢着する支持金具11を
袋ナツト12により固着している。また、他方の
筒部7には蓋7aが螺着され同筒部7内でその一
部がパツキン13aを介して摺動自在に装着され
た弁体13との間に圧力室Pを画成している。
弁体13は中途に開口14aを開設した第1本
体14、同第1本体14に連結され中央に孔16
を貫設した第2本体15、及び圧力室P内のスプ
リング17により開口14方向へ付勢される作動
弁体18とから構成される。第1本体14には圧
力室P内と二次側室3とを連通させる小孔19が
開設され、隔壁4の弁座20に接離するパツキン
21を第2本体15との間に挟持している。ま
た、作動弁体18には開口14aを貫通して伸延
し閉弁時において第2本体15の孔16より一次
側室2に至る弁軸22を形成している。
体14、同第1本体14に連結され中央に孔16
を貫設した第2本体15、及び圧力室P内のスプ
リング17により開口14方向へ付勢される作動
弁体18とから構成される。第1本体14には圧
力室P内と二次側室3とを連通させる小孔19が
開設され、隔壁4の弁座20に接離するパツキン
21を第2本体15との間に挟持している。ま
た、作動弁体18には開口14aを貫通して伸延
し閉弁時において第2本体15の孔16より一次
側室2に至る弁軸22を形成している。
ガイド9はパツキン23等を有し先端が弁軸2
2及び第2本体15の孔16周辺部分に当接する
作動棒8を摺動自在に内蔵し、基端の円板部24
側にはスプリング25を介設している。
2及び第2本体15の孔16周辺部分に当接する
作動棒8を摺動自在に内蔵し、基端の円板部24
側にはスプリング25を介設している。
レバー10はピン26により旋回自在に枢着さ
れ、円板部24との対向側には閉弁用の第1当接
面27と開弁ロツク用の第2当接面28とを両面
のなす角が略90度をなして形成している。第2当
接面28へのピン26枢着点からの距離は、第1
当接面27へのそれより大きく、かつ両面27,
28の連続部分は円弧面29となるように形成す
る。このレバー10の形状により作動棒8の円板
部24と第2当接面28とが開弁時のロツク機構
Lを構成する。
れ、円板部24との対向側には閉弁用の第1当接
面27と開弁ロツク用の第2当接面28とを両面
のなす角が略90度をなして形成している。第2当
接面28へのピン26枢着点からの距離は、第1
当接面27へのそれより大きく、かつ両面27,
28の連続部分は円弧面29となるように形成す
る。このレバー10の形状により作動棒8の円板
部24と第2当接面28とが開弁時のロツク機構
Lを構成する。
上記構成において、図示の閉弁状態から開弁す
るには、レバー10を時計方向に回動させるよう
に押し下げ、作動棒8の円板部24面に当接する
第1当接面27を傾斜させながら作動棒8を左方
向へ押動する。この作動棒8の移動により、まず
作動弁体18が同様に左方向に押動させられパツ
キン18aから離れる。次に作動棒8先端が第2
本体15の孔16周辺に当接して押動し第1本体
14とともに弁体13を左方向に移動させパツキ
ン21が弁座20から離れることにより開弁し、
供給管Aから連絡管52へ水が流下してシヤワー
ヘツドBより散水できる。
るには、レバー10を時計方向に回動させるよう
に押し下げ、作動棒8の円板部24面に当接する
第1当接面27を傾斜させながら作動棒8を左方
向へ押動する。この作動棒8の移動により、まず
作動弁体18が同様に左方向に押動させられパツ
キン18aから離れる。次に作動棒8先端が第2
本体15の孔16周辺に当接して押動し第1本体
14とともに弁体13を左方向に移動させパツキ
ン21が弁座20から離れることにより開弁し、
供給管Aから連絡管52へ水が流下してシヤワー
ヘツドBより散水できる。
このレバー10操作において、下方向への圧下
力を解けば、スプリング25の付勢力によつて作
動棒8が右方向へ移動し、これによりレバー10
が反時計方向に回動して閉弁位置に復帰する。従
つて、必要時に必要な量の散水を行なう場合には
レバー10を所要の角度まで回動させて円板部2
4を円弧面29で線接触状態で受圧し、その位置
を保持すれば、瞬間的に散水を開始させることが
でき、押圧を解除すればピン26周りにレバー1
0を反時計方向に回動させるようなモーメントが
作用して自動的に閉弁する。この閉弁において
は、作動棒8が閉弁位置に急速に復帰して弁体1
3との当接がなくなつても、作動弁体18がパツ
キン18aに着座し圧力室P内へは小孔19から
水が小量ずつ流入しさらにスプリング17の復元
力によつて弁体13が閉弁方向に除々に移動する
ので、一定時間をおいて緩やかに閉弁する。
力を解けば、スプリング25の付勢力によつて作
動棒8が右方向へ移動し、これによりレバー10
が反時計方向に回動して閉弁位置に復帰する。従
つて、必要時に必要な量の散水を行なう場合には
レバー10を所要の角度まで回動させて円板部2
4を円弧面29で線接触状態で受圧し、その位置
を保持すれば、瞬間的に散水を開始させることが
でき、押圧を解除すればピン26周りにレバー1
0を反時計方向に回動させるようなモーメントが
作用して自動的に閉弁する。この閉弁において
は、作動棒8が閉弁位置に急速に復帰して弁体1
3との当接がなくなつても、作動弁体18がパツ
キン18aに着座し圧力室P内へは小孔19から
水が小量ずつ流入しさらにスプリング17の復元
力によつて弁体13が閉弁方向に除々に移動する
ので、一定時間をおいて緩やかに閉弁する。
さらに、散水を長時間に亘つて継続する時には
レバー10を図の一点鎖線で示すように略90゜回
動し、第2当接面28が円板部24に当接する配
置とする。前述のように、第2当接面28と枢着
点間距離は大きいために、作動棒8を開弁位置に
移動させ、かつ円板部24と第2当接面28とは
枢着点上下両位レベルに及ぶ面接触となつてピン
26周りのモーメントは作用せず、この位置に停
止する。従つて、弁体13は開弁状態となり、散
水を継続することができ、使用後はレバー10を
基の位置に復帰させることにより前述と同様に閉
弁可能である。
レバー10を図の一点鎖線で示すように略90゜回
動し、第2当接面28が円板部24に当接する配
置とする。前述のように、第2当接面28と枢着
点間距離は大きいために、作動棒8を開弁位置に
移動させ、かつ円板部24と第2当接面28とは
枢着点上下両位レベルに及ぶ面接触となつてピン
26周りのモーメントは作用せず、この位置に停
止する。従つて、弁体13は開弁状態となり、散
水を継続することができ、使用後はレバー10を
基の位置に復帰させることにより前述と同様に閉
弁可能である。
本考案に係る緊急時用シヤワーは、レバーの簡
単な操作で短発的な散水は無論のこと、継続的な
散水も手をレバーにかけて保持することなく容易
に行えるという効果を奏する。
単な操作で短発的な散水は無論のこと、継続的な
散水も手をレバーにかけて保持することなく容易
に行えるという効果を奏する。
第1図は従来の緊急時用シヤワーの断面図、第
2図は本考案の緊急時用シヤワー装置の一据付例
を示す正面図、第3図はシヤワー装置本体の断面
図、第4図は同第3図の−線矢視による断面
図である。 1……本体、8……作動棒、10……レバー、
13……弁体、A……供給管(給水源)、B……
シヤワーヘツド、F……流路、L……ロツク機
構。
2図は本考案の緊急時用シヤワー装置の一据付例
を示す正面図、第3図はシヤワー装置本体の断面
図、第4図は同第3図の−線矢視による断面
図である。 1……本体、8……作動棒、10……レバー、
13……弁体、A……供給管(給水源)、B……
シヤワーヘツド、F……流路、L……ロツク機
構。
Claims (1)
- 給水源側とシヤワーヘツド間とを連通接続する
流路を形成した本体に、同流路の開閉を行なう弁
体を閉弁方向に付勢して自動閉弁可能に取付ける
とともに上記弁体を開弁方向に押動する作動棒を
配設し、かつ同作動棒を動作させるレバーを本体
外部に備えた緊急時用シヤワー装置において、上
記レバーと作動棒とは前記弁体を開弁位置に保持
するためのロツク機構を構成してなることを特徴
とする緊急時用シヤワー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4061384U JPS60153289U (ja) | 1984-03-21 | 1984-03-21 | 緊急時用シヤワ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4061384U JPS60153289U (ja) | 1984-03-21 | 1984-03-21 | 緊急時用シヤワ−装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60153289U JPS60153289U (ja) | 1985-10-12 |
JPH0243256Y2 true JPH0243256Y2 (ja) | 1990-11-16 |
Family
ID=30549663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4061384U Granted JPS60153289U (ja) | 1984-03-21 | 1984-03-21 | 緊急時用シヤワ−装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60153289U (ja) |
-
1984
- 1984-03-21 JP JP4061384U patent/JPS60153289U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60153289U (ja) | 1985-10-12 |
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