JPH0243125Y2 - - Google Patents
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- JPH0243125Y2 JPH0243125Y2 JP1984184597U JP18459784U JPH0243125Y2 JP H0243125 Y2 JPH0243125 Y2 JP H0243125Y2 JP 1984184597 U JP1984184597 U JP 1984184597U JP 18459784 U JP18459784 U JP 18459784U JP H0243125 Y2 JPH0243125 Y2 JP H0243125Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- open space
- horizontal plate
- assembled
- frame
- shed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、組立物置に隣接して自転車置き場等
として好適に使用できるオープンスペースを設け
たオープンスペース付組立物置に関し、詳しく
は、組立物置にオープンスペースを隣設し、前記
組立物置及びオープンスペースの屋根パネルを、
前枠、左右のけらば、中間枠、後枠より成る上部
枠体で支持し、該上部枠体を組立物置の隅柱と間
柱及びオープンスペースの前後の柱で支持したオ
ープンスペース付組立物置の改良に関する。
として好適に使用できるオープンスペースを設け
たオープンスペース付組立物置に関し、詳しく
は、組立物置にオープンスペースを隣設し、前記
組立物置及びオープンスペースの屋根パネルを、
前枠、左右のけらば、中間枠、後枠より成る上部
枠体で支持し、該上部枠体を組立物置の隅柱と間
柱及びオープンスペースの前後の柱で支持したオ
ープンスペース付組立物置の改良に関する。
この種のオープンスペース付組立物置は既に知
られており、実用化されている。しかし、従来の
オープンスペース付組立物置では、組立物置とオ
ープンスペースとの位置関係が一定していたた
め、オープンスペースが組立物置の右側に来るタ
イプと左側に来るタイプを製造する必要があり、
資材管理やコスト面で不利であつた。
られており、実用化されている。しかし、従来の
オープンスペース付組立物置では、組立物置とオ
ープンスペースとの位置関係が一定していたた
め、オープンスペースが組立物置の右側に来るタ
イプと左側に来るタイプを製造する必要があり、
資材管理やコスト面で不利であつた。
また、使用者側においても、設置場所の条件か
らオープンスペースが左右いずれの側に来た方が
使い勝手が良いか判断した後に、購入することが
肝要であるし、オープンスペース付組立物置の設
置後、周囲の条件が変わつて使い勝手が悪くなる
ことがあつた。
らオープンスペースが左右いずれの側に来た方が
使い勝手が良いか判断した後に、購入することが
肝要であるし、オープンスペース付組立物置の設
置後、周囲の条件が変わつて使い勝手が悪くなる
ことがあつた。
上記の従来欠点に鑑み、本考案は、同一構成部
材の量産によるコストダウン、資材管理の容易化
を可能にしながらも、使用にあたつては、オープ
ンスペースを組立物置の左右いずれの側にでも選
択的に配置できるようにした堅牢で施工性の良い
オープンスペース付組立物置を提供せんとするも
のである。
材の量産によるコストダウン、資材管理の容易化
を可能にしながらも、使用にあたつては、オープ
ンスペースを組立物置の左右いずれの側にでも選
択的に配置できるようにした堅牢で施工性の良い
オープンスペース付組立物置を提供せんとするも
のである。
上記の目的を達成するために、上記の目的を達
成するために、本考案は、組立物置にオープンス
ペースを隣設し、前記組立物置及びオープンスペ
ースの屋根パネルを、前枠、左右のけらば、中間
枠、後枠より成る上部枠体で支持し、該上部枠体
を組立物置の隅柱と間柱及びオープンスペースの
前後の柱で支持したオープンスペース付組立物置
において、前記中間枠を、上縁に後下がりの勾配
を付けた垂直板部とその下端部から左右両側方へ
折曲延設した水平板部とで形成し且つ左右の水平
板部には、夫々前後方向の両端に前記隅柱が嵌入
する切欠を設けると共に前後方向中間部には前記
間柱を差し込むための孔を設け、前記左右のけら
ばは、夫々上縁に後下がりの勾配を付けた垂直板
部とその下端部から内側方へ折曲延設した水平板
部を有せしめ且つ各水平板部の前後方向両端に前
記隅柱又は前記前後の柱が嵌入する切欠を設ける
と共に前後方向中間部には前記間柱を差し込むた
めの孔を設け、前記中間枠における左側又は右側
の水平板部の前記切欠に隅柱を嵌入すると共に前
記孔に間柱を差し込み、当該水平板部と対向する
側のけらばにおける水平板部の前記切欠に隅柱を
嵌入すると共に前記孔に間柱を差し込んで、組立
物置を形成し、反対側のけらばにおける水平板部
の前記切欠に前後の柱を嵌入してあることを特徴
としている。
成するために、本考案は、組立物置にオープンス
ペースを隣設し、前記組立物置及びオープンスペ
ースの屋根パネルを、前枠、左右のけらば、中間
枠、後枠より成る上部枠体で支持し、該上部枠体
を組立物置の隅柱と間柱及びオープンスペースの
前後の柱で支持したオープンスペース付組立物置
において、前記中間枠を、上縁に後下がりの勾配
を付けた垂直板部とその下端部から左右両側方へ
折曲延設した水平板部とで形成し且つ左右の水平
板部には、夫々前後方向の両端に前記隅柱が嵌入
する切欠を設けると共に前後方向中間部には前記
間柱を差し込むための孔を設け、前記左右のけら
ばは、夫々上縁に後下がりの勾配を付けた垂直板
部とその下端部から内側方へ折曲延設した水平板
部を有せしめ且つ各水平板部の前後方向両端に前
記隅柱又は前記前後の柱が嵌入する切欠を設ける
と共に前後方向中間部には前記間柱を差し込むた
めの孔を設け、前記中間枠における左側又は右側
の水平板部の前記切欠に隅柱を嵌入すると共に前
記孔に間柱を差し込み、当該水平板部と対向する
側のけらばにおける水平板部の前記切欠に隅柱を
嵌入すると共に前記孔に間柱を差し込んで、組立
物置を形成し、反対側のけらばにおける水平板部
の前記切欠に前後の柱を嵌入してあることを特徴
としている。
上記の構成によれば、中間枠および左右のけら
ばが夫々水平板部を備えているため、これらの水
平板部による補強機能が発揮されて上部枠体の剛
性が向上し、風圧による上部枠体のねじれ等が防
止される。
ばが夫々水平板部を備えているため、これらの水
平板部による補強機能が発揮されて上部枠体の剛
性が向上し、風圧による上部枠体のねじれ等が防
止される。
中間枠や左右のけらばに形成した切欠や孔が、
隅柱や前後の柱、間柱の位置決め部として機能す
るので、これらの柱の上部枠体に対する取付け作
業が容易になり、施工性が良い。
隅柱や前後の柱、間柱の位置決め部として機能す
るので、これらの柱の上部枠体に対する取付け作
業が容易になり、施工性が良い。
中間枠における左右両側の水平板部に夫々切欠
や孔を形成し、且つ、左右のけらばにおける水平
板部にも夫々切欠や孔を形成したので、中間枠の
左右の水平板部のいずれを選択した場合でも、当
該水平板部とそれに対向する側のけらばの水平板
部における切欠や孔に、隅柱の嵌入や間柱の差し
込みを行うことにより、組立物置が形成され、当
該組立物置の片側には、反対側(中間枠の隅柱や
間柱が挿入されていない水平板部と対向する側)
のけらばの切欠に前後の柱を嵌入して、オープン
スペースが形成されることになる。
や孔を形成し、且つ、左右のけらばにおける水平
板部にも夫々切欠や孔を形成したので、中間枠の
左右の水平板部のいずれを選択した場合でも、当
該水平板部とそれに対向する側のけらばの水平板
部における切欠や孔に、隅柱の嵌入や間柱の差し
込みを行うことにより、組立物置が形成され、当
該組立物置の片側には、反対側(中間枠の隅柱や
間柱が挿入されていない水平板部と対向する側)
のけらばの切欠に前後の柱を嵌入して、オープン
スペースが形成されることになる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。図面は本考案に係る鋼板製のオープンスペー
ス付組立物置を示し、図面中、第1図乃至第7図
は、オープンスペースAを組立物置Bの左側方に
配置した状態を、第8図及び第9図はオープンス
ペースAを組立物置Bの右側方に配置した状態を
示す。
る。図面は本考案に係る鋼板製のオープンスペー
ス付組立物置を示し、図面中、第1図乃至第7図
は、オープンスペースAを組立物置Bの左側方に
配置した状態を、第8図及び第9図はオープンス
ペースAを組立物置Bの右側方に配置した状態を
示す。
組立物置Bは、後述する中間枠以外の箇所につ
いては従来の鋼板製組立物置と実質的に同じ構造
であり、屋根パネル1…、壁パネル2…、扉3、
隅柱4…、間柱5…、床パネル6…、床パネル6
…を支持する下部枠体7等によつて密閉状のスペ
ースを形成するように構成されている。
いては従来の鋼板製組立物置と実質的に同じ構造
であり、屋根パネル1…、壁パネル2…、扉3、
隅柱4…、間柱5…、床パネル6…、床パネル6
…を支持する下部枠体7等によつて密閉状のスペ
ースを形成するように構成されている。
オープンスペースAは、屋根パネル1…と前後
の柱8…と、側面及び背面の目隠しとなるサイデ
イング9…とを有し、前面と下面が開放されてい
る。
の柱8…と、側面及び背面の目隠しとなるサイデ
イング9…とを有し、前面と下面が開放されてい
る。
10は前記屋根パネル1…を支持する上部枠体
であり、組立物置Bの隅柱4…と間柱5…及びオ
ープンスペースAの前後の柱8…で支持されてい
る。この上部枠体10は、上縁pに後下がりの勾
配を付けた垂直板部11aとその上縁に沿つて折
曲形成したけらば鼻隠し11bと前記垂直板部1
1aの下端部から内側方へ水平に折曲延設した水
平板部11cとを有せしめ且つ各水平板部11c
の前後方向両端に前記隅柱4…又は前後の柱8…
が嵌入する切欠11d…を設けると共に前後方向
中間部には前記間柱5…を差し込むための孔11
e…を設けてなる左右対称形(第6図、第7図参
照)をなす一対のけらば11…と、上縁に同様な
勾配を付けた垂直板部12aとその下端部から左
右両側方へ水平に折曲延設した左右一対の水平板
部12b,12cとからなる断面略逆T字状の中
間枠12と、これら中間枠12と左右のけらば1
1…とを連結する前枠13及び後枠14とから構
成されている。前記中間枠12の各水平板部12
b,12cには、第6図に示すように、間柱5…
を下方から差し込むための孔12d…,12e…
が夫々穿設されており、かつ、各水平板部12
b,12cの前後両端には隅柱4…が嵌入する切
欠12f…,12g…が形成されている。前記前
枠13は、組立物置B用の第一前上枠13aと、
オープンスペースA用の第二前上枠13bとに分
割されており、第一前上枠13aには換気用のガ
ラリ13c…及び扉3をガイドするガイドレール
13eが設けられている。前記後枠14も、組立
物置用の第一後上枠14aと、オープンスペース
用の第二後上枠14bに分割されている。
であり、組立物置Bの隅柱4…と間柱5…及びオ
ープンスペースAの前後の柱8…で支持されてい
る。この上部枠体10は、上縁pに後下がりの勾
配を付けた垂直板部11aとその上縁に沿つて折
曲形成したけらば鼻隠し11bと前記垂直板部1
1aの下端部から内側方へ水平に折曲延設した水
平板部11cとを有せしめ且つ各水平板部11c
の前後方向両端に前記隅柱4…又は前後の柱8…
が嵌入する切欠11d…を設けると共に前後方向
中間部には前記間柱5…を差し込むための孔11
e…を設けてなる左右対称形(第6図、第7図参
照)をなす一対のけらば11…と、上縁に同様な
勾配を付けた垂直板部12aとその下端部から左
右両側方へ水平に折曲延設した左右一対の水平板
部12b,12cとからなる断面略逆T字状の中
間枠12と、これら中間枠12と左右のけらば1
1…とを連結する前枠13及び後枠14とから構
成されている。前記中間枠12の各水平板部12
b,12cには、第6図に示すように、間柱5…
を下方から差し込むための孔12d…,12e…
が夫々穿設されており、かつ、各水平板部12
b,12cの前後両端には隅柱4…が嵌入する切
欠12f…,12g…が形成されている。前記前
枠13は、組立物置B用の第一前上枠13aと、
オープンスペースA用の第二前上枠13bとに分
割されており、第一前上枠13aには換気用のガ
ラリ13c…及び扉3をガイドするガイドレール
13eが設けられている。前記後枠14も、組立
物置用の第一後上枠14aと、オープンスペース
用の第二後上枠14bに分割されている。
15は、中間枠12の前端と第一前上枠13a
及び第二前上枠13bとを連結するための断面略
T字状の連結金具である。この連結金具15は、
中間枠12の垂直板部12aを貫通するボルト1
6とこれに螺合するナツト17により前側の隅柱
4に締付け固定され、連結金具15に第一,第二
前上枠13a,13bをボルト18とナツト19
で締付け固定すべく構成されている。
及び第二前上枠13bとを連結するための断面略
T字状の連結金具である。この連結金具15は、
中間枠12の垂直板部12aを貫通するボルト1
6とこれに螺合するナツト17により前側の隅柱
4に締付け固定され、連結金具15に第一,第二
前上枠13a,13bをボルト18とナツト19
で締付け固定すべく構成されている。
20は、中間枠12の後端と第二後上枠14b
とを連結するための連結金具であり、断面略L字
状を呈する。この連結金具20は、ボルト21と
これに螺合するナツト22によつて後方の隅柱4
に締付け固定され、連結金具20に第二後上枠1
4bをボルト23とナツト24で締付け固定すべ
く構成されている。尚、この実施例では、連結金
具20を第二後上枠14bの連結に必要な上下幅
以上に延長し、この延長部分20aの下端部を下
部枠体7に固定することにより前記サイデイング
9の取付け用胴縁25…の取付け金具に構成して
あるが、前記取付け金具20と延長部分20aと
を分離して構成してもよく、また、取付け金具2
0として前記した断面略T字状の連結金具15を
小さくしたものを用いてもよい。
とを連結するための連結金具であり、断面略L字
状を呈する。この連結金具20は、ボルト21と
これに螺合するナツト22によつて後方の隅柱4
に締付け固定され、連結金具20に第二後上枠1
4bをボルト23とナツト24で締付け固定すべ
く構成されている。尚、この実施例では、連結金
具20を第二後上枠14bの連結に必要な上下幅
以上に延長し、この延長部分20aの下端部を下
部枠体7に固定することにより前記サイデイング
9の取付け用胴縁25…の取付け金具に構成して
あるが、前記取付け金具20と延長部分20aと
を分離して構成してもよく、また、取付け金具2
0として前記した断面略T字状の連結金具15を
小さくしたものを用いてもよい。
第一,第二前上枠13a,13b並びに第一,
第二後上枠14a,14bに対する屋根パネル1
…の固定は、従来通り第一,第二前上枠13a,
13b、第一,第二後上枠14a,14bを貫通
する屋根止結金具26…を用いて行われるが、中
間枠12近傍部における屋根パネル1…の第一前
上枠13a及び第一後上枠14aに対する固定
は、隅柱4がボルト27…操作の障害物となつて
作業しにくいため、次のようにして行われてい
る。
第二後上枠14a,14bに対する屋根パネル1
…の固定は、従来通り第一,第二前上枠13a,
13b、第一,第二後上枠14a,14bを貫通
する屋根止結金具26…を用いて行われるが、中
間枠12近傍部における屋根パネル1…の第一前
上枠13a及び第一後上枠14aに対する固定
は、隅柱4がボルト27…操作の障害物となつて
作業しにくいため、次のようにして行われてい
る。
即ち、第3図及び第5図に示すように、一端部
に螺子孔28aを形成し、他端部には前記第一前
上枠13aの上端部から下方へ折曲形成された折
曲片13dに係合可能な鉤部28bを形成してな
る屋根止結金具28を使用し、該屋根止結金具2
8の一端部側を屋根パネル1…同士の重合わせ部
分に穿設された小孔1a…に下方から挿通し、前
記鉤部28bを前記折曲片13dに係合させた状
態で、屋根パネル1…の小孔1b…を貫通するボ
ルト29を前記螺子孔28aにねじ込んで、屋根
パネル1…同士の接合及び第一前上枠13aへの
固定を行うのである。第一後上枠14aに対する
屋根パネル1…の固定構造は、第一前上枠13a
の場合と同様であるから説明を省略する。
に螺子孔28aを形成し、他端部には前記第一前
上枠13aの上端部から下方へ折曲形成された折
曲片13dに係合可能な鉤部28bを形成してな
る屋根止結金具28を使用し、該屋根止結金具2
8の一端部側を屋根パネル1…同士の重合わせ部
分に穿設された小孔1a…に下方から挿通し、前
記鉤部28bを前記折曲片13dに係合させた状
態で、屋根パネル1…の小孔1b…を貫通するボ
ルト29を前記螺子孔28aにねじ込んで、屋根
パネル1…同士の接合及び第一前上枠13aへの
固定を行うのである。第一後上枠14aに対する
屋根パネル1…の固定構造は、第一前上枠13a
の場合と同様であるから説明を省略する。
32は、前記柱8…の下端部に上下位置調節自
在にボルト連結された柱長さ調節金具であり、ア
ンカー30により地面に固定できるように構成さ
れている。
在にボルト連結された柱長さ調節金具であり、ア
ンカー30により地面に固定できるように構成さ
れている。
中間枠12に対する間柱5…の固定は、間柱5
…を水平板部12cの孔12e…に下方から挿入
し、間柱5…のボルト孔及び中間枠12の垂直板
部12aに穿設した長孔12h…に挿通したボル
ト31…とこれに螺合するナツト(不図示)とで
垂直板部12a及び間柱5…を締付けることによ
つて行われている。
…を水平板部12cの孔12e…に下方から挿入
し、間柱5…のボルト孔及び中間枠12の垂直板
部12aに穿設した長孔12h…に挿通したボル
ト31…とこれに螺合するナツト(不図示)とで
垂直板部12a及び間柱5…を締付けることによ
つて行われている。
そして、中間枠12における左右一対の水平板
部12b,12cを択一的に使用することによ
り、第1図、第6図、第7図等に示した通り、組
立物置Bの左側方にオープンスペースAを形成し
た状態と、組立物置Bの右側方にオープンスペー
スAを形成した状態とに切換え自在に構成してあ
る。
部12b,12cを択一的に使用することによ
り、第1図、第6図、第7図等に示した通り、組
立物置Bの左側方にオープンスペースAを形成し
た状態と、組立物置Bの右側方にオープンスペー
スAを形成した状態とに切換え自在に構成してあ
る。
即ち、オープンスペースAを組立物置Bの左側
方に配置する場合は、第6図及び第7図に示すよ
うに、右の水平板部12cの孔12e…に間柱5
…を挿入して固定し、かつ、隅柱4…を右の水平
板部12cの切欠12g…に嵌入して中間枠12
と連結し、間柱5…間及び間柱5と隅柱4間に
夫々壁パネル1…を配置して従来通りの固定手段
により固定して組立物置Bの左側壁を形成するの
である。
方に配置する場合は、第6図及び第7図に示すよ
うに、右の水平板部12cの孔12e…に間柱5
…を挿入して固定し、かつ、隅柱4…を右の水平
板部12cの切欠12g…に嵌入して中間枠12
と連結し、間柱5…間及び間柱5と隅柱4間に
夫々壁パネル1…を配置して従来通りの固定手段
により固定して組立物置Bの左側壁を形成するの
である。
第8図に示すように、オープンスペースAを組
立物置Bの右側方に配置したい場合は、第9図に
示すように、左の水平板部12bの孔12d…に
間柱5…を挿入して固定し、かつ、隅柱4…も左
の水平板部12bの切欠12f…に嵌入して中間
枠12と連結し、間柱5…間及び間柱5と隅柱4
間に壁パネル1…を配置して同様な手段により固
定して組立物置Bの右側壁を形成するのである。
いずれの場合においても、オープンスペースA側
の水平板部12b又は12cは、中間枠12の補
強メンバーとして機能するものであるが、図示の
通り、両水平板部12b,12cの先端に上方へ
折曲した立上り板部12i,12jを設けておく
ことにより、オープンスペースA側の水平板部1
2b,12cを各種物品を吊り下げ支持する吊り
具として利用することができる。
立物置Bの右側方に配置したい場合は、第9図に
示すように、左の水平板部12bの孔12d…に
間柱5…を挿入して固定し、かつ、隅柱4…も左
の水平板部12bの切欠12f…に嵌入して中間
枠12と連結し、間柱5…間及び間柱5と隅柱4
間に壁パネル1…を配置して同様な手段により固
定して組立物置Bの右側壁を形成するのである。
いずれの場合においても、オープンスペースA側
の水平板部12b又は12cは、中間枠12の補
強メンバーとして機能するものであるが、図示の
通り、両水平板部12b,12cの先端に上方へ
折曲した立上り板部12i,12jを設けておく
ことにより、オープンスペースA側の水平板部1
2b,12cを各種物品を吊り下げ支持する吊り
具として利用することができる。
尚、オープンスペースAと組立物置Bの位置関
係を切換える際、屋根パネル1…は前後を逆にし
て使用するものであるが、オープンスペースAと
組立物置Bの横幅が同一である場合や、組立物置
Bの横幅が屋根パネル1…の整数倍であつてオー
プンスペースAと組立物置Bの位置関係にかかわ
りなく常に屋根パネル1…の接合固定位置が中間
枠12に対して一定の位置に来る場合には、前後
を逆にする必要がない。前記連結金具15として
は、図示の断面形状のほか、水平板部とその一端
から上方へ垂直に折曲した後、下方へ折り返され
た板部と、その折り返し下端から側方へ直角に折
曲した水平板部とによつて断面略T字状に形成し
たものであつてもよい。
係を切換える際、屋根パネル1…は前後を逆にし
て使用するものであるが、オープンスペースAと
組立物置Bの横幅が同一である場合や、組立物置
Bの横幅が屋根パネル1…の整数倍であつてオー
プンスペースAと組立物置Bの位置関係にかかわ
りなく常に屋根パネル1…の接合固定位置が中間
枠12に対して一定の位置に来る場合には、前後
を逆にする必要がない。前記連結金具15として
は、図示の断面形状のほか、水平板部とその一端
から上方へ垂直に折曲した後、下方へ折り返され
た板部と、その折り返し下端から側方へ直角に折
曲した水平板部とによつて断面略T字状に形成し
たものであつてもよい。
本考案は、上述した構成よりなるため、次の効
果を奏し得るのである。
果を奏し得るのである。
使用者がオープンスペース付組立物置の設置
場所の条件に応じて、中間枠の左右の水平板部
を選択使用することにより、オープンスペース
を組立物置の右に配置した状態と左に配置した
状態とに切り換えて使用でき、製造にあたつて
も、二種類のものを製造する必要がなく、同一
構成部材の量産によるコストダウン、資材管理
の容易化が可能である。
場所の条件に応じて、中間枠の左右の水平板部
を選択使用することにより、オープンスペース
を組立物置の右に配置した状態と左に配置した
状態とに切り換えて使用でき、製造にあたつて
も、二種類のものを製造する必要がなく、同一
構成部材の量産によるコストダウン、資材管理
の容易化が可能である。
中間枠および左右のけらばが夫々水平板部を
備えているため、これらの水平板部により補強
機能が発揮されて上部枠体の剛性が向上し、風
圧による上部枠体のねじれ等が防止され、堅牢
なオープンスペース付組立物置を実現できる。
備えているため、これらの水平板部により補強
機能が発揮されて上部枠体の剛性が向上し、風
圧による上部枠体のねじれ等が防止され、堅牢
なオープンスペース付組立物置を実現できる。
中間枠や左右のけらばに形成した切欠や孔
が、隅柱や前後の柱、間柱の位置決め部として
機能するので、これらの柱の上部枠体に対する
取付け作業が容易になり、施工性が良い。
が、隅柱や前後の柱、間柱の位置決め部として
機能するので、これらの柱の上部枠体に対する
取付け作業が容易になり、施工性が良い。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はオー
プンスペースを組立物置の左側方に形成したオー
プンスペース付組立物置の斜視図、第2図は前記
組立物置の一部切欠き斜視図、第3図は要部の一
部切欠き斜視図、第4図は要部の側面図、第5図
は中間枠近傍部における屋根パネルの固定構造を
示す縦断面図、第6図は要部の横断面図、第7図
は要部の概略縦断正面図、第8図はオープンスペ
ースと物置の位置関係を逆にした状態における正
面図、第9図は第8図の要部の概略縦断正面図で
ある。 A……オープンスペース、B……組立物置、1
……屋根パネル、10……上部枠体、11……け
らば、11a……垂直板部、11c……水平板
部、11d……切欠、11e……孔、12……中
間枠、12a……垂直板部、12b,12c……
水平板部、12d,12e……孔、12f,12
g……切欠、13……前枠、14……後枠。
プンスペースを組立物置の左側方に形成したオー
プンスペース付組立物置の斜視図、第2図は前記
組立物置の一部切欠き斜視図、第3図は要部の一
部切欠き斜視図、第4図は要部の側面図、第5図
は中間枠近傍部における屋根パネルの固定構造を
示す縦断面図、第6図は要部の横断面図、第7図
は要部の概略縦断正面図、第8図はオープンスペ
ースと物置の位置関係を逆にした状態における正
面図、第9図は第8図の要部の概略縦断正面図で
ある。 A……オープンスペース、B……組立物置、1
……屋根パネル、10……上部枠体、11……け
らば、11a……垂直板部、11c……水平板
部、11d……切欠、11e……孔、12……中
間枠、12a……垂直板部、12b,12c……
水平板部、12d,12e……孔、12f,12
g……切欠、13……前枠、14……後枠。
Claims (1)
- 組立物置にオープンスペースを隣設し、前記組
立物置及びオープンスペースの屋根パネルを、前
枠、左右のけらば、中間枠、後枠より成る上部枠
体で支持し、該上部枠体を組立物置の隅柱と間柱
及びオープンスペースの前後の柱で支持したオー
プンスペース付組立物置において、前記中間枠
を、上縁に後下がりの勾配を付けた垂直板部とそ
の下端部から左右両側方へ折曲延設した水平板部
とで形成し且つ左右の水平板部には、夫々前後方
向の両端に前記隅柱が嵌入する切欠を設けると共
に前後方向中間部には前記間柱を差し込むための
孔を設け、前記左右のけらばは、夫々上縁に後下
がりの勾配を付けた垂直板部とその下端部から内
側方へ折曲延設した水平板部を有せしめ且つ各水
平板部の前後方向両端に前記隅柱又は前記前後の
柱が嵌入する切欠を設けると共に前後方向中間部
には前記間柱を差し込むための孔を設け、前記中
間枠における左側又は右側の水平板部の前記切欠
に隅柱を嵌入すると共に前記孔に間柱を差し込
み、当該水平板部と対向する側のけらばにおける
水平板部の前記切欠に隅柱を嵌入すると共に前記
孔に間柱を差し込んで、組立物置を形成し、反対
側のけらばにおける水平板部の前記切欠に前後の
柱を嵌入してあることを特徴とするオープンスペ
ース付組立物置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984184597U JPH0243125Y2 (ja) | 1984-12-04 | 1984-12-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984184597U JPH0243125Y2 (ja) | 1984-12-04 | 1984-12-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6198103U JPS6198103U (ja) | 1986-06-24 |
JPH0243125Y2 true JPH0243125Y2 (ja) | 1990-11-16 |
Family
ID=30742082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984184597U Expired JPH0243125Y2 (ja) | 1984-12-04 | 1984-12-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0243125Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5412884U (ja) * | 1977-06-29 | 1979-01-27 |
-
1984
- 1984-12-04 JP JP1984184597U patent/JPH0243125Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5412884U (ja) * | 1977-06-29 | 1979-01-27 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6198103U (ja) | 1986-06-24 |
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