JPH0241719Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0241719Y2 JPH0241719Y2 JP1983202494U JP20249483U JPH0241719Y2 JP H0241719 Y2 JPH0241719 Y2 JP H0241719Y2 JP 1983202494 U JP1983202494 U JP 1983202494U JP 20249483 U JP20249483 U JP 20249483U JP H0241719 Y2 JPH0241719 Y2 JP H0241719Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- banknotes
- banknote
- counting
- holder
- timing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は紙幣計数機に係わり、特に、紙幣表面
の光学パターンを読取つて異種券混入の有無を検
出しつつ計数を行なうようにした紙幣計数機に関
するものである。
の光学パターンを読取つて異種券混入の有無を検
出しつつ計数を行なうようにした紙幣計数機に関
するものである。
[従来の技術]
一般に紙幣計数機は、公転しながら自転する吸
引軸内の真空圧により、紙幣を一枚ずつ吸着して
めくり取りながら計数を行うとともに、計数中の
紙幣に異なる金種の紙幣が混入しているか否かを
チエツクする機能を有している。
引軸内の真空圧により、紙幣を一枚ずつ吸着して
めくり取りながら計数を行うとともに、計数中の
紙幣に異なる金種の紙幣が混入しているか否かを
チエツクする機能を有している。
従来の紙幣計数機では、前述の異金種紙幣を主
として紙幣の外形寸法の相違によつて判別してい
るが、この方式では、紙幣の表裏を判別すること
が不可能であるため、一つの札束に含まれている
紙幣の表裏を揃えたいという要求に応ずることが
できず、かつ、例えば米国のドル紙幣の如く各金
種の紙幣の寸法が同一の場合に、異金種券の混入
を判別することができないという弱点がある。
として紙幣の外形寸法の相違によつて判別してい
るが、この方式では、紙幣の表裏を判別すること
が不可能であるため、一つの札束に含まれている
紙幣の表裏を揃えたいという要求に応ずることが
できず、かつ、例えば米国のドル紙幣の如く各金
種の紙幣の寸法が同一の場合に、異金種券の混入
を判別することができないという弱点がある。
また、従来の他の判別方式として、本出願人の
先願に係る「紙葉類計数機」(特許第1167062号、
特公昭57−16718号参照)に使用された判別方式
があり、この「紙葉類計数機」では、紙幣の特定
箇所(スポツト)のパターンを光学的に読み取つ
て金種および表裏を判別を行つている。
先願に係る「紙葉類計数機」(特許第1167062号、
特公昭57−16718号参照)に使用された判別方式
があり、この「紙葉類計数機」では、紙幣の特定
箇所(スポツト)のパターンを光学的に読み取つ
て金種および表裏を判別を行つている。
[考案が解決しようとする問題点]
しかしながら、この判別方式においては、読み
取ろうとするパターンが、紙葉類の集積枚数によ
つて異なり、これによつて、測定誤差が生じる可
能性がないとは言い切れないものであつた。
取ろうとするパターンが、紙葉類の集積枚数によ
つて異なり、これによつて、測定誤差が生じる可
能性がないとは言い切れないものであつた。
すなわち、被計数物として紙幣を仮定してこの
紙幣に光線を照射した場合について考えてみる
と、紙幣に照射された光線の一部が紙幣の表面で
反射し、残りが紙幣に吸収されあるいは紙幣の裏
側へ透過するため、紙幣の裏側に反射率の高い物
体が存在しているか低い物体が存在しているかに
よつて紙幣の表面パターン(あるいは反射光のレ
ベル)に差異が生ずることになる。したがつて、
この判別方式では、紙幣が多数枚集積されている
場合と少数枚集積されている場合とで異なる表面
パターンを読み取つてしまうおそれがある。
紙幣に光線を照射した場合について考えてみる
と、紙幣に照射された光線の一部が紙幣の表面で
反射し、残りが紙幣に吸収されあるいは紙幣の裏
側へ透過するため、紙幣の裏側に反射率の高い物
体が存在しているか低い物体が存在しているかに
よつて紙幣の表面パターン(あるいは反射光のレ
ベル)に差異が生ずることになる。したがつて、
この判別方式では、紙幣が多数枚集積されている
場合と少数枚集積されている場合とで異なる表面
パターンを読み取つてしまうおそれがある。
本考案は上記の事情に鑑みてあんされたもの
で、紙幣の集積状態にかかわらず、その表面パタ
ーンを正確に読み取り得る紙幣計数機を得ること
を目的とするものである。
で、紙幣の集積状態にかかわらず、その表面パタ
ーンを正確に読み取り得る紙幣計数機を得ること
を目的とするものである。
[問題点を解決するための手段]
このような目的を達成するため、本考案は、ホ
ルダの台板に沿つて装填された紙幣を吸引軸に吸
着させて一枚ずつめくり取りながら計数を行うと
ともに、投光器から照射されて紙幣の表面で反射
した光線を受光器に検出させて紙幣表面のパター
ンを読み取るようにした紙幣計数機において、前
記台板の紙幣と対向する面に、積層状態の紙幣の
表面に近似した光線反射特性を有する反射面を設
けるようにしたものである。
ルダの台板に沿つて装填された紙幣を吸引軸に吸
着させて一枚ずつめくり取りながら計数を行うと
ともに、投光器から照射されて紙幣の表面で反射
した光線を受光器に検出させて紙幣表面のパター
ンを読み取るようにした紙幣計数機において、前
記台板の紙幣と対向する面に、積層状態の紙幣の
表面に近似した光線反射特性を有する反射面を設
けるようにしたものである。
[作用]
前記反射面は、投光器から照射された光線を紙
幣に近似した反射特性で反射するから、台板上の
紙幣集積枚数の多少にかかわらず一定の反射光線
を得ることができる。
幣に近似した反射特性で反射するから、台板上の
紙幣集積枚数の多少にかかわらず一定の反射光線
を得ることができる。
[考案の実施例]
以下本考案の一実施例を第1図ないし第7図に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
まず、第1図ないし第3図にしたがつて紙幣計
数機構の構成を説明すれば、この計数機構は、紙
幣Sをホルダ1に載せてこのホルダ1を軸2を中
心として水平旋回させることにより、第1図実線
で示す計数位置、あるいは第1図鎖線で示す待機
位置に移動させ、ホルダ1が計数位置にあるとき
に、回転筒3を軸4を中心として第1図反時計方
向に回転させながら、回転筒3上の吸引軸5を軸
6を中心として時計方向に回転させ、この吸引軸
5内に真空圧を作用させてホルダー1上の紙幣S
を一枚ずつめくり取りながら計数を行なうととも
に、後述する投光器から紙幣Sの表面に照射した
光線の反射光を受光器で読取つて紙幣の判別を行
なうようにした基本構成となつている。
数機構の構成を説明すれば、この計数機構は、紙
幣Sをホルダ1に載せてこのホルダ1を軸2を中
心として水平旋回させることにより、第1図実線
で示す計数位置、あるいは第1図鎖線で示す待機
位置に移動させ、ホルダ1が計数位置にあるとき
に、回転筒3を軸4を中心として第1図反時計方
向に回転させながら、回転筒3上の吸引軸5を軸
6を中心として時計方向に回転させ、この吸引軸
5内に真空圧を作用させてホルダー1上の紙幣S
を一枚ずつめくり取りながら計数を行なうととも
に、後述する投光器から紙幣Sの表面に照射した
光線の反射光を受光器で読取つて紙幣の判別を行
なうようにした基本構成となつている。
前記ホルダー1には、紙幣Sを裏側(吸引軸5
の反対側)から支える台板1aが設けられてお
り、この台板1aの表面には、紙幣Sの先端部を
裏側から押し上げて傾斜させる突起1bが設けら
れている。そして、この突起1bは、紙幣Sの枚
数(集積厚さ)の相違によるパターン読取り誤差
を補正する機能を有している。また、台板1a表
面には、反射面1cが形成されており、この反射
面1cは、紙幣Sの枚数の相違による光線反射率
の誤差を補正する機能を有している。
の反対側)から支える台板1aが設けられてお
り、この台板1aの表面には、紙幣Sの先端部を
裏側から押し上げて傾斜させる突起1bが設けら
れている。そして、この突起1bは、紙幣Sの枚
数(集積厚さ)の相違によるパターン読取り誤差
を補正する機能を有している。また、台板1a表
面には、反射面1cが形成されており、この反射
面1cは、紙幣Sの枚数の相違による光線反射率
の誤差を補正する機能を有している。
なお、前記反射面1Cの光線反射率は、次のよ
うにして決定される。
うにして決定される。
すなわち、紙幣Sが多数枚集積されている状態
では、台板1の反射面1cの光線反射率にかかわ
らず、紙幣Sの表面から一定のレベルの反射光が
得られるが、紙幣Sの枚数が少なくなるにしたが
つて、紙幣Sを透過する光の量が増加し、紙幣S
の表面からの反射光が反射面1cの光線反射率の
影響を受け易くなる。したがつて、反射面1c
は、複数枚の紙幣を重ねた場合と同様の反射率を
有することが必要とされる。そして、反射面1c
に所定の反射率を与えるためには、台板1の表面
に、複数枚の紙(光線透過率が紙幣に類似する
紙)を貼付することが理想とされるが、例えば、
台板1の表面を着色することにより、あるいは、
台板1の表面にゴム、プラスチツクなどの板を貼
付することにより、必要な光線反射率を得ること
ができる。
では、台板1の反射面1cの光線反射率にかかわ
らず、紙幣Sの表面から一定のレベルの反射光が
得られるが、紙幣Sの枚数が少なくなるにしたが
つて、紙幣Sを透過する光の量が増加し、紙幣S
の表面からの反射光が反射面1cの光線反射率の
影響を受け易くなる。したがつて、反射面1c
は、複数枚の紙幣を重ねた場合と同様の反射率を
有することが必要とされる。そして、反射面1c
に所定の反射率を与えるためには、台板1の表面
に、複数枚の紙(光線透過率が紙幣に類似する
紙)を貼付することが理想とされるが、例えば、
台板1の表面を着色することにより、あるいは、
台板1の表面にゴム、プラスチツクなどの板を貼
付することにより、必要な光線反射率を得ること
ができる。
前記回転筒3および吸引軸5の軸4,6は、第
3図に示すように中空状に形成されるとともに、
吸入管路7を介して真空ポンプ8の吸入ポート9
に接続されており、この真空ポンプ8の真空圧が
前記吸引軸5の外周の一部に設けた開口部10を
介して紙幣Sに作用することにより、吸引軸5に
紙幣Sが吸着されるようになつている。また、前
記吸入管路7の途中にはバキユームスイツチ11
が設けられており、このバキユームスイツチ11
は、吸入管路7内の真空圧が紙幣を吸着し得る程
度に上昇していることを検出している。
3図に示すように中空状に形成されるとともに、
吸入管路7を介して真空ポンプ8の吸入ポート9
に接続されており、この真空ポンプ8の真空圧が
前記吸引軸5の外周の一部に設けた開口部10を
介して紙幣Sに作用することにより、吸引軸5に
紙幣Sが吸着されるようになつている。また、前
記吸入管路7の途中にはバキユームスイツチ11
が設けられており、このバキユームスイツチ11
は、吸入管路7内の真空圧が紙幣を吸着し得る程
度に上昇していることを検出している。
一方、前記真空ポンプ8の排気ポート12に
は、排気管路13が接続されており、この排気管
路13の先端には、紙幣Sの側面に排気を吹付け
て紙幣S相互の分離を容易にするための排気ノズ
ル14が設けられ、一方、排気管路13の途中に
は、紙幣の計数が行なわれていないときに排気を
放出口15に切換えて排気ノズル14からの騒音
の発生を防止するソレノイドバルブ16が設けら
れている。
は、排気管路13が接続されており、この排気管
路13の先端には、紙幣Sの側面に排気を吹付け
て紙幣S相互の分離を容易にするための排気ノズ
ル14が設けられ、一方、排気管路13の途中に
は、紙幣の計数が行なわれていないときに排気を
放出口15に切換えて排気ノズル14からの騒音
の発生を防止するソレノイドバルブ16が設けら
れている。
また、前記回転筒3の外周には、磁性体からな
る作動片17が複数貼付されており、これらの作
動片17が磁気センサ18を作動させるか否かに
より、各吸引軸5が待機位置(開口部10が紙幣
に正対しかつ吸引軸5内が真空ポンプ8と連通さ
れる位置)にあるか、あるいは開始位置(開口部
10が紙幣に正対する直前の位置にあつて、かつ
吸引軸5内が真空ポンプ8から遮断される位置)
にあるかが検出されるようになつている。
る作動片17が複数貼付されており、これらの作
動片17が磁気センサ18を作動させるか否かに
より、各吸引軸5が待機位置(開口部10が紙幣
に正対しかつ吸引軸5内が真空ポンプ8と連通さ
れる位置)にあるか、あるいは開始位置(開口部
10が紙幣に正対する直前の位置にあつて、かつ
吸引軸5内が真空ポンプ8から遮断される位置)
にあるかが検出されるようになつている。
なお、第3図符号19は回転筒3をベルト20
を介して駆動する計数モータ、符号21は真空ポ
ンプ8をベルト22を介して駆動するポンプモー
タ、符号23はホルダー1を旋回させるホルダー
モータ、符号24Aおよび24Bは、ホルダー1
が閉位置(吸引軸5に接近した位置)にあるか開
位置(吸引軸5から離間した位置)にあるかを検
出するホルダー位置検出スイツチである。
を介して駆動する計数モータ、符号21は真空ポ
ンプ8をベルト22を介して駆動するポンプモー
タ、符号23はホルダー1を旋回させるホルダー
モータ、符号24Aおよび24Bは、ホルダー1
が閉位置(吸引軸5に接近した位置)にあるか開
位置(吸引軸5から離間した位置)にあるかを検
出するホルダー位置検出スイツチである。
さらに、回転筒3の近傍には、セパレータ25
が設けられており、このセパレータ25は、軸2
6に水平旋回自在に支持されるとともに、ばね2
7によつて第3図反時計方向に付勢され、さら
に、バツチソレノイド28に操作されて第3図時
計方向に旋回させられるようになつている。そし
て、このセパレータ25は、後述するように異金
種紙幣を検出したときにすでにめくり取られた紙
幣とまだめくり取られていない紙幣との間に挿入
されて両者を分離させる機能を有している。
が設けられており、このセパレータ25は、軸2
6に水平旋回自在に支持されるとともに、ばね2
7によつて第3図反時計方向に付勢され、さら
に、バツチソレノイド28に操作されて第3図時
計方向に旋回させられるようになつている。そし
て、このセパレータ25は、後述するように異金
種紙幣を検出したときにすでにめくり取られた紙
幣とまだめくり取られていない紙幣との間に挿入
されて両者を分離させる機能を有している。
次いで、金種および表裏の判別機構について説
明する。すなわち、この判別機構は、投光器29
から紙幣Sに照射した光線の反射光を受光器30
に入射させることにより、紙幣Sの表面のパター
ンを直線状に読取るようにしたもので、前記受光
器30は、紙幣S表面のパターンに応じた電気信
号を発生させる一次元イメージセンサー31と、
この一次元イメージセンサー31に前記反射光を
集光させる集光レンズ32とから構成されてい
る。そして、前記一次元イメージセンサー31は
後述する判別制御回路から発せられるトリガー信
号により作動して、直線状にスキヤニングを行な
い、紙幣表面の特定の直線上における反射光量を
電気信号に変換して、紙幣表面のパターンに応じ
た波形の信号を出力している。
明する。すなわち、この判別機構は、投光器29
から紙幣Sに照射した光線の反射光を受光器30
に入射させることにより、紙幣Sの表面のパター
ンを直線状に読取るようにしたもので、前記受光
器30は、紙幣S表面のパターンに応じた電気信
号を発生させる一次元イメージセンサー31と、
この一次元イメージセンサー31に前記反射光を
集光させる集光レンズ32とから構成されてい
る。そして、前記一次元イメージセンサー31は
後述する判別制御回路から発せられるトリガー信
号により作動して、直線状にスキヤニングを行な
い、紙幣表面の特定の直線上における反射光量を
電気信号に変換して、紙幣表面のパターンに応じ
た波形の信号を出力している。
また、この一実施例では、吸引軸5に吸着され
る部分の近傍でパターンを読取ることにより、紙
幣のしわ、折れぐせあるいは振動などによる測定
誤差の発生が防止されるようになつている。
る部分の近傍でパターンを読取ることにより、紙
幣のしわ、折れぐせあるいは振動などによる測定
誤差の発生が防止されるようになつている。
次いで、第4図により、前記計数機構および判
別機構をそれぞれ操作する計数制御回路33およ
び判別制御回路34を説明する。
別機構をそれぞれ操作する計数制御回路33およ
び判別制御回路34を説明する。
すなわち、計数制御回路33は、後述する計数
制御プログラム(第5図参照)等を記憶している
ROM35と、このROM35に記憶されている
プログラムに従つて各種データの書込みと読出し
とを行なうRAM36と、これらを制御するCPU
37とから構成されている。さらに、CPU37
には、入力側I/Oポート38およびレシーバ3
9を介して、計数動作開始を指示するスタートス
イツチ40、計数時に金種判別のみを行なうか金
種と表裏の両方を判別するかのモード選択を行な
うための金種モードスイツチ41および表裏モー
ドスイツチ42が接続されるとともに、ホルダー
1が閉位置にあるか開位置にあるかを検出するホ
ルダ位置検出スイツチ24Aおよび24B、回転
筒位置センサ18、バキユームスイツチ11がそ
れぞれ接続されている。なお、スタートスイツチ
40は、この一実施例ではホルダー1に設けた押
ボタン43(第1図参照)から構成されている
が、例えば、ホルダー1に紙幣S装填されたこと
を検出するセンサ(図示略)をスタートスイツチ
40として使用してもよい。
制御プログラム(第5図参照)等を記憶している
ROM35と、このROM35に記憶されている
プログラムに従つて各種データの書込みと読出し
とを行なうRAM36と、これらを制御するCPU
37とから構成されている。さらに、CPU37
には、入力側I/Oポート38およびレシーバ3
9を介して、計数動作開始を指示するスタートス
イツチ40、計数時に金種判別のみを行なうか金
種と表裏の両方を判別するかのモード選択を行な
うための金種モードスイツチ41および表裏モー
ドスイツチ42が接続されるとともに、ホルダー
1が閉位置にあるか開位置にあるかを検出するホ
ルダ位置検出スイツチ24Aおよび24B、回転
筒位置センサ18、バキユームスイツチ11がそ
れぞれ接続されている。なお、スタートスイツチ
40は、この一実施例ではホルダー1に設けた押
ボタン43(第1図参照)から構成されている
が、例えば、ホルダー1に紙幣S装填されたこと
を検出するセンサ(図示略)をスタートスイツチ
40として使用してもよい。
また、前記CPU37には、出力側I/Oポー
ト44およびドライド45を介して、ホルダーモ
ータ23、計数モータ19、ポンプモータ21、
ソレノイドバルブ16、バツチソレノイド28、
および、紙幣計数機の操作パネル(図示略)など
に設けられて紙幣の枚数、異常の有無等を表示す
る表示部46がそれぞれ接続されてる。
ト44およびドライド45を介して、ホルダーモ
ータ23、計数モータ19、ポンプモータ21、
ソレノイドバルブ16、バツチソレノイド28、
および、紙幣計数機の操作パネル(図示略)など
に設けられて紙幣の枚数、異常の有無等を表示す
る表示部46がそれぞれ接続されてる。
一方、前記判別制御回路34は、後述する判別
プログラム(第6図参照)等を記憶している
ROM47と、このROM47に記憶されている
プログラムに従つて各種データの書込みと読出し
とを行なうRAM48と、これを制御するCPU4
9とから構成されている。さらに、CPU49に
は、出力側I/Oポート50および駆動回路51
を介して前述のイメージラインセンサ31が接続
され、このイメージラインセンサ31の出力が増
幅器52、A/Dコンバータ53、入力側I/O
ポート54を介して前記CPU49に入力される
ようになつている。
プログラム(第6図参照)等を記憶している
ROM47と、このROM47に記憶されている
プログラムに従つて各種データの書込みと読出し
とを行なうRAM48と、これを制御するCPU4
9とから構成されている。さらに、CPU49に
は、出力側I/Oポート50および駆動回路51
を介して前述のイメージラインセンサ31が接続
され、このイメージラインセンサ31の出力が増
幅器52、A/Dコンバータ53、入力側I/O
ポート54を介して前記CPU49に入力される
ようになつている。
さらに、計数制御回路33のCPU37と判別
制御回路34のCPU49とはデータ転送用I/
Oポート55,56を介して相互に接続されてお
り、相互にデータを交換して連動動作し得るよう
に構成されている。
制御回路34のCPU49とはデータ転送用I/
Oポート55,56を介して相互に接続されてお
り、相互にデータを交換して連動動作し得るよう
に構成されている。
以下、第5図ないし第7図に従つて、前記計数
制御回路33のROM35に記憶されたプログラ
ムおよび判別制御回路34のROM47に記憶さ
れたプログラムの内容を紙幣計数機の動作ととも
に説明する。なお、第5図および第6図における
SNは以下の説明におけるステツプNを示し、第
7図におけるToは以下の説明におけるタイミン
グToを示すものとする。
制御回路33のROM35に記憶されたプログラ
ムおよび判別制御回路34のROM47に記憶さ
れたプログラムの内容を紙幣計数機の動作ととも
に説明する。なお、第5図および第6図における
SNは以下の説明におけるステツプNを示し、第
7図におけるToは以下の説明におけるタイミン
グToを示すものとする。
(a) 計数制御動作(第5図、第7図参照)
<ステツプ1>
電源投入
<ステツプ2>
ホルダ位置検出センサ24A,24Bの出力信
号により、ホルダ1が開位置にあるか否かを判断
しNOの場合にはホルダーモータ23を駆動して
ホルダー1を開位置に設定し(ステツプ3)、
YESの場合には次のステツプへ進む。
号により、ホルダ1が開位置にあるか否かを判断
しNOの場合にはホルダーモータ23を駆動して
ホルダー1を開位置に設定し(ステツプ3)、
YESの場合には次のステツプへ進む。
<ステツプ4>
回転筒位置センサ18からの出力の有無によ
り、吸引軸5が待機位置(すなわち、吸引軸5が
紙幣に正対する位置)にあるか否かを判断し、
NOの場合には、計数モータ19を低速駆動して
吸引軸5を待機位置に設定し(ステツプ5)、
YESの場合には次のステツプへ進む。
り、吸引軸5が待機位置(すなわち、吸引軸5が
紙幣に正対する位置)にあるか否かを判断し、
NOの場合には、計数モータ19を低速駆動して
吸引軸5を待機位置に設定し(ステツプ5)、
YESの場合には次のステツプへ進む。
<ステツプ6>
スタートスイツチ40からスタート信号が出力
されたか否かを判断し、スタート信号が出力され
たことを条件として次のステツプへ進む。(タイ
ミングT1) <ステツプ7> ホルダー位置センサ24A,24Bの出力によ
り、ホルダー1が閉位置にあるか否かが判断さ
れ、NOの場合には、ホルダーモータ23を駆動
してホルダー1を閉位置に設定し(ステツプ8)、
YESの場合には次のステツプへ進む。
されたか否かを判断し、スタート信号が出力され
たことを条件として次のステツプへ進む。(タイ
ミングT1) <ステツプ7> ホルダー位置センサ24A,24Bの出力によ
り、ホルダー1が閉位置にあるか否かが判断さ
れ、NOの場合には、ホルダーモータ23を駆動
してホルダー1を閉位置に設定し(ステツプ8)、
YESの場合には次のステツプへ進む。
<ステツプ9>
ポンプモータ21を運転するとともに、ソレノ
イドバルブ16を排気ノズル14側に切換え、さ
らに、計数モータ19のスタート信号を発生させ
る。(タイミングT2) <ステツプ10> 吸引軸5が開始位置にあるか否かを判別し、
NOの場合には、計数モータ19を低速で逆方向
に駆動して吸引軸5を開始位置に設定し(ステツ
プ11)、YESの場合には、次のステツプへ進む。
(タイミングT3) <ステツプ12> バキユームスイツチ11がONとなつているか
否か、すなわち、吸入管路7内の真空圧が所定の
値まで上昇したか否かを判別し、NOの場合に
は、前記タイミングT3から所定時間(真空圧上
昇に必要とされる時間)経過したか否かを判別し
(ステツプ13)このステツプ13がNOの場合には
ステツプ12へもどり、ステツプ13がYESの場合
には、後述する吸引不良処理ルート(第5図鎖線
Aで示す)へ進む。一方、このステツプ12が
YESの場合には次のステツプへ進む。(タイミン
グT4) <ステツプ14> 計数モータ19が駆動されて回転筒3および吸
引軸5が回転する。
イドバルブ16を排気ノズル14側に切換え、さ
らに、計数モータ19のスタート信号を発生させ
る。(タイミングT2) <ステツプ10> 吸引軸5が開始位置にあるか否かを判別し、
NOの場合には、計数モータ19を低速で逆方向
に駆動して吸引軸5を開始位置に設定し(ステツ
プ11)、YESの場合には、次のステツプへ進む。
(タイミングT3) <ステツプ12> バキユームスイツチ11がONとなつているか
否か、すなわち、吸入管路7内の真空圧が所定の
値まで上昇したか否かを判別し、NOの場合に
は、前記タイミングT3から所定時間(真空圧上
昇に必要とされる時間)経過したか否かを判別し
(ステツプ13)このステツプ13がNOの場合には
ステツプ12へもどり、ステツプ13がYESの場合
には、後述する吸引不良処理ルート(第5図鎖線
Aで示す)へ進む。一方、このステツプ12が
YESの場合には次のステツプへ進む。(タイミン
グT4) <ステツプ14> 計数モータ19が駆動されて回転筒3および吸
引軸5が回転する。
<ステツプ15>
吸引軸5が紙幣を一枚ずつめくり取りながら計
数を行ない、回転筒位置センサ18が信号を発生
するたびに、イメージラインセンサ31の出力を
取り出すためのトリガー信号が出力され、紙幣の
判別、計数が繰り返される。(タイミングT5〜
Tn+1) <ステツプ16> バキユームスイツチ11がOFFとなつている
か否か、すなわち、めくり取るべき紙幣がなくな
つて吸入管路7内の真空圧が上昇できない状態と
なつているか否かを判別し、OFFとなつたこと
を条件として次のステツプへ進む。
数を行ない、回転筒位置センサ18が信号を発生
するたびに、イメージラインセンサ31の出力を
取り出すためのトリガー信号が出力され、紙幣の
判別、計数が繰り返される。(タイミングT5〜
Tn+1) <ステツプ16> バキユームスイツチ11がOFFとなつている
か否か、すなわち、めくり取るべき紙幣がなくな
つて吸入管路7内の真空圧が上昇できない状態と
なつているか否かを判別し、OFFとなつたこと
を条件として次のステツプへ進む。
<ステツプ17>
計数モータ19、ポンプモータ21を停止させ
る(タイミングTn+2) <ステツプ18> 前記ステツプ17によつて回軸筒3の回転が停止
させられると、ホルダーモータ開駆動信号
(OPN)が出力されたか否かの判別が行なわれ
(タイミングTo)OPNが出力されたことを条件
としてステツプ2へ戻る。
る(タイミングTn+2) <ステツプ18> 前記ステツプ17によつて回軸筒3の回転が停止
させられると、ホルダーモータ開駆動信号
(OPN)が出力されたか否かの判別が行なわれ
(タイミングTo)OPNが出力されたことを条件
としてステツプ2へ戻る。
そして、OPNがOFFとなると同時に計数モー
タ駆動信号が出力され(タイミングTo+1)、計数
モータ19が駆動されて回転筒3が回転し、この
回転によつて吸引軸5が待機位置に移動して来る
と、回転筒位置センサ18の出力がONとなると
ともに計数モータ19が停止させられる(タイミ
ングTo+2)。このようにして吸引軸5が待機位置
に停止させられると、次回のスタート信号(ステ
ツプ6)によつて、直ちに計数を開始し得る状態
となつて準備が完了する。
タ駆動信号が出力され(タイミングTo+1)、計数
モータ19が駆動されて回転筒3が回転し、この
回転によつて吸引軸5が待機位置に移動して来る
と、回転筒位置センサ18の出力がONとなると
ともに計数モータ19が停止させられる(タイミ
ングTo+2)。このようにして吸引軸5が待機位置
に停止させられると、次回のスタート信号(ステ
ツプ6)によつて、直ちに計数を開始し得る状態
となつて準備が完了する。
次いで、吸引不良処理ルートAについて説明す
る。
る。
すなわち、計数モータ19のブレーキの動作不
良などの原因によつて回転筒3が所定の位置に停
止することができない場合には、吸入管路7の内
部が外部から密閉されないため、一定時間以上経
過しても真空圧が上昇せず、したがつてバキユー
ムスイツチ11がON状態となることができない
(ステツプ13)。
良などの原因によつて回転筒3が所定の位置に停
止することができない場合には、吸入管路7の内
部が外部から密閉されないため、一定時間以上経
過しても真空圧が上昇せず、したがつてバキユー
ムスイツチ11がON状態となることができない
(ステツプ13)。
このような場合には、計数モータ19を低速で
逆転させて回転筒3の位置を調整し(ステツプ
19)、ステツプ10ないし12を繰り返す。そして、
この動作をN回繰り返しても真空圧が上昇しない
場合(ステツプ20)には、ポンプモータ21を停
止させ(ステツプ21)、アラーム信号を出力し
(ステツプ22)、その後、機械を停止させる(ステ
ツプ23)。
逆転させて回転筒3の位置を調整し(ステツプ
19)、ステツプ10ないし12を繰り返す。そして、
この動作をN回繰り返しても真空圧が上昇しない
場合(ステツプ20)には、ポンプモータ21を停
止させ(ステツプ21)、アラーム信号を出力し
(ステツプ22)、その後、機械を停止させる(ステ
ツプ23)。
(b) 判別制御動作(第6図、第7図参照)
<ステツプ100>
スタート
<ステツプ101>
金種モードスイツチ41もしくは表裏モードス
イツチ42がONとなつているか否か、すなわ
ち、紙幣表面のパターンを読取る必要があるか否
かを判別し、前記両スイツチがOFFの場合には、
第6図矢印イ方向へ進んで単なる計数を行ない、
スイツチ41もしくは42のいずれかがONの場
合には第6図矢印ロ方向へ進んで判別、計数の両
方を行なう。
イツチ42がONとなつているか否か、すなわ
ち、紙幣表面のパターンを読取る必要があるか否
かを判別し、前記両スイツチがOFFの場合には、
第6図矢印イ方向へ進んで単なる計数を行ない、
スイツチ41もしくは42のいずれかがONの場
合には第6図矢印ロ方向へ進んで判別、計数の両
方を行なう。
(イ) 計数のみを行なう場合(計数モード)
<ステツプ102>
回転筒位置センサ18の出力信号(SNS)の
立上がりの有無を検出する(タイミングT5)。
立上がりの有無を検出する(タイミングT5)。
<ステツプ103>
SNSの出力が立上つたことを条件としてSNS
の次の立上がりを検出する(タイミングT6)。
の次の立上がりを検出する(タイミングT6)。
<ステツプ104>
前記ステツプ103と同一のタイミングにおいて
バキユームスイツチ11の出力信号(VSW)が
出力されているか否かを判別し、NOの場合(タ
イミングTn+2)には、計数すべき紙幣が存在し
ていないためVSWがOFFになり、計数処理終了
(ステツプ105)へ進み、YESの場合には次のス
テツプへ進む。
バキユームスイツチ11の出力信号(VSW)が
出力されているか否かを判別し、NOの場合(タ
イミングTn+2)には、計数すべき紙幣が存在し
ていないためVSWがOFFになり、計数処理終了
(ステツプ105)へ進み、YESの場合には次のス
テツプへ進む。
<ステツプ106>
前記ステツプ104により、紙幣が一枚めくり取
られたことになり、紙幣の枚数を1カウントし、
その後、前記ステツプ103へ戻つて計数を繰り返
す(タイミングT7〜Tn+1)。
られたことになり、紙幣の枚数を1カウントし、
その後、前記ステツプ103へ戻つて計数を繰り返
す(タイミングT7〜Tn+1)。
(ロ) 金種判別を行なう場合(金種モード)、もし
くは、金種表裏の両方の判別を行なう場合(表
裏モード) <ステツプ107> SNSの立上がりを検出し、YESとなつたこと
を条件として次のステツプへ進む(タイミング
T5)。
くは、金種表裏の両方の判別を行なう場合(表
裏モード) <ステツプ107> SNSの立上がりを検出し、YESとなつたこと
を条件として次のステツプへ進む(タイミング
T5)。
<ステツプ108>
前記ステツプ107と同一のタイミングでトリガ
信号(TRG)を立上がらせ、このTRGの立上が
りをスタートの条件として後述する判別処理ルー
ト(第6図鎖線Bで示す)が紙幣の判別を開始す
る。
信号(TRG)を立上がらせ、このTRGの立上が
りをスタートの条件として後述する判別処理ルー
ト(第6図鎖線Bで示す)が紙幣の判別を開始す
る。
<ステツプ109>
SNSの立上がりを検出し、YESとなつたこと
を条件として次のステツプへ進む(タイミング
T6)。
を条件として次のステツプへ進む(タイミング
T6)。
<ステツプ110>
前記ステツプ109と同一のタイミングにおいて
VSWがONとなつているか否かを判別し、NOの
場合には、エラースタートであることを表示し
(ステツプ111)、その後機械を停止させる(ステ
ツプ105)。また、YESの場合には、紙幣がめく
り取られたことになり、次のステツプへ進む。
VSWがONとなつているか否かを判別し、NOの
場合には、エラースタートであることを表示し
(ステツプ111)、その後機械を停止させる(ステ
ツプ105)。また、YESの場合には、紙幣がめく
り取られたことになり、次のステツプへ進む。
<ステツプ112>
前記ステツプ109のタイミングにおいては次の
紙幣の判別を開始する状態となつているため、
TRGを出力して判別処理ルートBに次の紙幣の
判別を行なわせる。<ステツプ113> 判別処理ルートBにおける一枚目の紙幣の判別
結果を読込んでRAM36の例えば判別結果用の
メモリに書込む。
紙幣の判別を開始する状態となつているため、
TRGを出力して判別処理ルートBに次の紙幣の
判別を行なわせる。<ステツプ113> 判別処理ルートBにおける一枚目の紙幣の判別
結果を読込んでRAM36の例えば判別結果用の
メモリに書込む。
<ステツプ114>
紙幣の枚数を1カウントする。
<ステツプ115>
前記ステツプ113におけるRAM36に書込ん
だ判別結果に基づいて前記ステツプ114でカウン
トしたものが紙幣か否かを判別し、NOの場合に
は、バツチソレノイド28を作動させて、めくり
取られた紙幣とめくり取られていない紙幣との間
にセパレータ25を挿入し(ステツプ116)表示
部46の異常表示ランプを点燈させ(ステツプ
117)、VSWが出力されているか否かを判断し
(ステツプ118)VSWが出力されていないことを
条件として機械を停止させる(ステツプ105)。ま
た、YESの場合(すなわち、カウントしたもの
を紙幣と判別した場合)には、次のステツプへ進
む。
だ判別結果に基づいて前記ステツプ114でカウン
トしたものが紙幣か否かを判別し、NOの場合に
は、バツチソレノイド28を作動させて、めくり
取られた紙幣とめくり取られていない紙幣との間
にセパレータ25を挿入し(ステツプ116)表示
部46の異常表示ランプを点燈させ(ステツプ
117)、VSWが出力されているか否かを判断し
(ステツプ118)VSWが出力されていないことを
条件として機械を停止させる(ステツプ105)。ま
た、YESの場合(すなわち、カウントしたもの
を紙幣と判別した場合)には、次のステツプへ進
む。
<ステツプ119>
表裏モードスイツチ42がONとなつているか
否かを判別し、YESの場合にはRAM36内の他
のメモリ例えば基準紙幣データ用のメモリに金
種、表裏の両方の判別結果を書込み(ステツプ
120)、NOの場合にはRAM36の前記メモリに
金種データのみを書込む(ステツプ121)。
否かを判別し、YESの場合にはRAM36内の他
のメモリ例えば基準紙幣データ用のメモリに金
種、表裏の両方の判別結果を書込み(ステツプ
120)、NOの場合にはRAM36の前記メモリに
金種データのみを書込む(ステツプ121)。
<ステツプ122>
SNSが立上つたこと(タイミングT7)を条件
として次のステツプへ進む。
として次のステツプへ進む。
<ステツプ123>
VSWが出力されたか否か、すなわち、紙幣が
めくり取られたか否かを判別し、NOの場合(め
くり取るべき紙幣がない場合)には、前記ステツ
プ105へ進んで計数動作が終了し、YESの場合に
は次のステツプへ進む。
めくり取られたか否かを判別し、NOの場合(め
くり取るべき紙幣がない場合)には、前記ステツ
プ105へ進んで計数動作が終了し、YESの場合に
は次のステツプへ進む。
<ステツプ124>
TRGを判別処理ルートBに出力する。
<ステツプ125>
判別結果をRAM36の判別結果用のメモリに
書込む。
書込む。
<ステツプ126>
紙幣の枚数を1カウントする。
<ステツプ127>
RAM36の判別結果用のメモリに記憶されて
いる基準データと判別結果とが一致するか否かを
判別し、YESの場合には、ステツプ122へもどつ
て、ステツプ122ないしステツプ127を繰り返す
(タイミングT8〜Tn+1)。また、NOの場合には、
次のステツプへ進む。
いる基準データと判別結果とが一致するか否かを
判別し、YESの場合には、ステツプ122へもどつ
て、ステツプ122ないしステツプ127を繰り返す
(タイミングT8〜Tn+1)。また、NOの場合には、
次のステツプへ進む。
<ステツプ128>
パツチソレノイド28を作動させてセパレータ
25を紙幣の間に挿入する。
25を紙幣の間に挿入する。
<ステツプ129>
表裏モードスイツチ42が押されているか否か
を判別し、YESの場合には、金種が不一致かど
うかを判別し(ステツプ130)、NOの場合(すな
わち金種が一致している場合)には、表示部46
の表裏ランプを点灯させ(ステツプ131)、次のス
テツプへ進む。またステツプ130がYESの場合
(すなわち、金種が不一致の場合)および、ステ
ツプ129がNOの場合すなわち、表裏モードが選
択されていない場合)には、表示部46の異金種
ランプを点灯させ(ステツプ132)、次のステツプ
へ進む。
を判別し、YESの場合には、金種が不一致かど
うかを判別し(ステツプ130)、NOの場合(すな
わち金種が一致している場合)には、表示部46
の表裏ランプを点灯させ(ステツプ131)、次のス
テツプへ進む。またステツプ130がYESの場合
(すなわち、金種が不一致の場合)および、ステ
ツプ129がNOの場合すなわち、表裏モードが選
択されていない場合)には、表示部46の異金種
ランプを点灯させ(ステツプ132)、次のステツプ
へ進む。
<ステツプ133>
VSWが出力されているか否かを判断し、OFF
となつたことを条件としてステツプ105へ進み、
機械が停止する。
となつたことを条件としてステツプ105へ進み、
機械が停止する。
次いで、前述の判別処理ルートBについて説明
する。
する。
<ステツプ134>
スタート
<ステツプ135>
TRGが出力されたか否かを判断し、出力され
たことを条件として次のステツプに進む。
たことを条件として次のステツプに進む。
<ステツプ136>
一次元イメージセンサ31のデータを入力させ
る。すなわち、データをRAM48の検出データ
エリアに書込む。
る。すなわち、データをRAM48の検出データ
エリアに書込む。
<ステツプ137>
前記データがいかなる金種のパターンであるか
の判別、および、当該金種の表のパターンか裏の
パターンかの判別を行なう。なお、基準になる紙
幣パターンデータはROM47の基準データエリ
アに記憶されている。
の判別、および、当該金種の表のパターンか裏の
パターンかの判別を行なう。なお、基準になる紙
幣パターンデータはROM47の基準データエリ
アに記憶されている。
<ステツプ138>
判別結果をステツプ113、もしくはステツプ125
において読取ることができるようデータ転送用
I/Oポート56のポートメモリに出力する(書
込む)。
において読取ることができるようデータ転送用
I/Oポート56のポートメモリに出力する(書
込む)。
なお、前記ステツプ137における基準データと
検出データとに基づく判別処理では必らずしもデ
ータが完全に一致する必要はなく、両データの一
致度を適宜設定して、この一致度を満たすか否か
により、判別を行なうことが望ましい。また、こ
の一致度を必要に応じて高度にあるいは低度に設
定することにより、能率的な計数判別処理を行な
うことができる。
検出データとに基づく判別処理では必らずしもデ
ータが完全に一致する必要はなく、両データの一
致度を適宜設定して、この一致度を満たすか否か
により、判別を行なうことが望ましい。また、こ
の一致度を必要に応じて高度にあるいは低度に設
定することにより、能率的な計数判別処理を行な
うことができる。
さらに、本考案の技術は、紙幣の表面パターン
を直線状に読取る場合のみならず、スポツトのパ
ターンを読取る場合、あるいは面状のパターンを
読取る場合等、紙幣表面の反射光のパターンを読
取る全ての方式に適用し得るのは勿論である。
を直線状に読取る場合のみならず、スポツトのパ
ターンを読取る場合、あるいは面状のパターンを
読取る場合等、紙幣表面の反射光のパターンを読
取る全ての方式に適用し得るのは勿論である。
[考案の効果]
以上の説明で明らかなように、本考案によれ
ば、ホルダーの台板の上に集積されている紙幣の
枚数にかかわらず安定したレベルの反射パターン
を読取ることができ、紙幣計数機における判別誤
差の発生を防止して確実な計数作業を実施させる
ことができるという効果を奏する。
ば、ホルダーの台板の上に集積されている紙幣の
枚数にかかわらず安定したレベルの反射パターン
を読取ることができ、紙幣計数機における判別誤
差の発生を防止して確実な計数作業を実施させる
ことができるという効果を奏する。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は平面図、第2図は第1図の−線に沿う矢視
図、第3図は吸引軸および吸引配管系の断面図、
第4図は計数制御回路および判別制御回路のブロ
ツク図、第5図は計数制御動作の流れ図、第6図
は判別制御動作の流れ図、第7図は計数制御動作
および判別制御動作のタイミングチヤートであ
る。 1……ホルダ、1a……台板、1b……突起、
1c……反射面、3……回転筒、5……吸引軸、
14……排気ノズル、16……ソレノイドバル
ブ、17……作動片、18……回転筒位置セン
サ、28……バツチソレノイド、29……投光
器、30……受光器、31……一次元イメージセ
ンサ、32……集光レンズ、33……計数制御回
路、34……判別制御回路、35……ROM、3
6……RAM、37……CPU、41……金種モー
ドスイツチ、42……表裏モードスイツチ、47
……ROM、48……RAM、49……CPU、S
……紙幣。
は平面図、第2図は第1図の−線に沿う矢視
図、第3図は吸引軸および吸引配管系の断面図、
第4図は計数制御回路および判別制御回路のブロ
ツク図、第5図は計数制御動作の流れ図、第6図
は判別制御動作の流れ図、第7図は計数制御動作
および判別制御動作のタイミングチヤートであ
る。 1……ホルダ、1a……台板、1b……突起、
1c……反射面、3……回転筒、5……吸引軸、
14……排気ノズル、16……ソレノイドバル
ブ、17……作動片、18……回転筒位置セン
サ、28……バツチソレノイド、29……投光
器、30……受光器、31……一次元イメージセ
ンサ、32……集光レンズ、33……計数制御回
路、34……判別制御回路、35……ROM、3
6……RAM、37……CPU、41……金種モー
ドスイツチ、42……表裏モードスイツチ、47
……ROM、48……RAM、49……CPU、S
……紙幣。
Claims (1)
- ホルダの台板に沿つて装填された紙幣を吸引軸
に吸着させて一枚ずつめくり取りながら計数を行
なうとともに、投光器から照射されて紙幣の表面
で反射した光線を受光器に検出させて紙幣表面の
パターンを読取るようにした紙幣計数機におい
て、前記台板の紙幣と対向する面に、積層状態の
紙幣の表面に近似した光線反射特性を有する反射
面を設けたことを特徴とする紙幣計数機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20249483U JPS60109170U (ja) | 1983-12-24 | 1983-12-24 | 紙幣計数機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20249483U JPS60109170U (ja) | 1983-12-24 | 1983-12-24 | 紙幣計数機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60109170U JPS60109170U (ja) | 1985-07-24 |
JPH0241719Y2 true JPH0241719Y2 (ja) | 1990-11-07 |
Family
ID=30764935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20249483U Granted JPS60109170U (ja) | 1983-12-24 | 1983-12-24 | 紙幣計数機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60109170U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5716718A (en) * | 1980-07-02 | 1982-01-28 | Hitachi Ltd | Automatic changer for mixed firing ratio |
-
1983
- 1983-12-24 JP JP20249483U patent/JPS60109170U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60109170U (ja) | 1985-07-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4677682A (en) | Bill counting machine | |
KR910008436B1 (ko) | 지폐 계수 기계용 판별장치 | |
JPS63271687A (ja) | 紙幣計数機における判別装置 | |
JPH0241719Y2 (ja) | ||
WO2008111734A1 (en) | Apparatus and method of recognizing bill type and discriminating counterfeit bill for one contact image sensor | |
JPH0348685Y2 (ja) | ||
JPH029420Y2 (ja) | ||
JPS5938634B2 (ja) | 異種券判別装置を有する紙幣類計数機 | |
JPH0547877B2 (ja) | ||
JP3631040B2 (ja) | 紙葉類計数機 | |
JP2675942B2 (ja) | 紙葉類計数機 | |
JPH079675B2 (ja) | 紙幣計数機における二重送り検出装置 | |
JP2636613B2 (ja) | 紙葉類計数機 | |
JP2766009B2 (ja) | 紙葉類計数機 | |
JPH0525013Y2 (ja) | ||
JP2662004B2 (ja) | 紙幣計数機 | |
JPS63244294A (ja) | 紙幣計数機における判別装置 | |
JPH0525014Y2 (ja) | ||
JP2542642B2 (ja) | 紙幣計数機 | |
JP2718792B2 (ja) | 紙葉類計数機 | |
JPH07113989B2 (ja) | 紙幣計数機 | |
JPH0546126Y2 (ja) | ||
JPS6245593B2 (ja) | ||
JP2002015300A (ja) | 紙幣計数機 | |
TW305979B (en) | The inspecting apparatus for coin processing device |