JPH0240168Y2 - - Google Patents
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- JPH0240168Y2 JPH0240168Y2 JP1984171442U JP17144284U JPH0240168Y2 JP H0240168 Y2 JPH0240168 Y2 JP H0240168Y2 JP 1984171442 U JP1984171442 U JP 1984171442U JP 17144284 U JP17144284 U JP 17144284U JP H0240168 Y2 JPH0240168 Y2 JP H0240168Y2
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- ceiling
- hanger
- ceiling panel
- bolt
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Links
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Landscapes
- Residential Or Office Buildings (AREA)
- Ventilation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、クリーンルーム等における天井パ
ネル取付装置に関する。
ネル取付装置に関する。
従来の技術
従来、クリーンルームの天井パネルと梁はボル
ト・ナツトを用いて直接に結合するか、または天
井パネルの上面所定箇所にネジあるいはリベツト
で固定したハンガーを介して結合されていた(例
えば実開昭57−202517号公報参照)。
ト・ナツトを用いて直接に結合するか、または天
井パネルの上面所定箇所にネジあるいはリベツト
で固定したハンガーを介して結合されていた(例
えば実開昭57−202517号公報参照)。
考案が解決しようとする課題
しかしながら、前者の場合には、天井パネルと
梁にそれぞれボルト孔を互いに対応する位置あけ
たのち、ボルト・ナツトにより結合するものであ
るから、このような天井パネルの取付作業は非常
に面倒であり、しかもボルトの頭部が天井パネル
の下面よりクリーンルーム内に突出するため、ク
リーンルーム内の気流に乱流が生じるという問題
があつた。また後者によれば、ハンガーを使用し
ているため、クリーンルーム内への突出物は無い
ものゝ、ハンガーを天井パネルの上面所定箇所に
固定する作業が面倒であり、しかもハンガーは互
いに接続される天井パネルの接続端部に所定間隔
おきに両パネルに対して交互に取付けられてお
り、これでは部品点数が非常に多くなるという問
題があつた。
梁にそれぞれボルト孔を互いに対応する位置あけ
たのち、ボルト・ナツトにより結合するものであ
るから、このような天井パネルの取付作業は非常
に面倒であり、しかもボルトの頭部が天井パネル
の下面よりクリーンルーム内に突出するため、ク
リーンルーム内の気流に乱流が生じるという問題
があつた。また後者によれば、ハンガーを使用し
ているため、クリーンルーム内への突出物は無い
ものゝ、ハンガーを天井パネルの上面所定箇所に
固定する作業が面倒であり、しかもハンガーは互
いに接続される天井パネルの接続端部に所定間隔
おきに両パネルに対して交互に取付けられてお
り、これでは部品点数が非常に多くなるという問
題があつた。
また従来、梁材より吊り下げた吊りボルトの下
端部に、天井パネル保持用レール部材が取り付け
られるとともに、これの上側に対向するように天
井パネル抑え部材が昇降自在に取り付けられ、互
いに接続される天井パネルの周枠の係合フツク条
片に天井パネル保持用レール部材の下部両側端部
が係り合わせられ、吊りボルトの下端寄り部分に
ねじ嵌められた締付けナツトによつて天井パネル
抑え部材の両脚部が両天井パネルの上面に押圧さ
れるようになされている天井パネルの連結装置は
既に知られている(例えば実開昭57−158812号公
報参照)。
端部に、天井パネル保持用レール部材が取り付け
られるとともに、これの上側に対向するように天
井パネル抑え部材が昇降自在に取り付けられ、互
いに接続される天井パネルの周枠の係合フツク条
片に天井パネル保持用レール部材の下部両側端部
が係り合わせられ、吊りボルトの下端寄り部分に
ねじ嵌められた締付けナツトによつて天井パネル
抑え部材の両脚部が両天井パネルの上面に押圧さ
れるようになされている天井パネルの連結装置は
既に知られている(例えば実開昭57−158812号公
報参照)。
このような従来のパネルの連結装置によれば、
確かにクリーンルーム内への突出物は無いも
のゝ、接続すべき天井パネルが、梁材より吊り下
げられた吊りボルトの下端部に取り付けられてい
るため、天井パネルが梁の下側にかなり離れて取
り付けられてしまい、従つて天井部分の厚み(す
なわち天井自体の高さ)を低くおさえることがで
きず、このためクリーンルーム等の床から天井ま
での高さを充分高くすることができないという問
題があつた。
確かにクリーンルーム内への突出物は無いも
のゝ、接続すべき天井パネルが、梁材より吊り下
げられた吊りボルトの下端部に取り付けられてい
るため、天井パネルが梁の下側にかなり離れて取
り付けられてしまい、従つて天井部分の厚み(す
なわち天井自体の高さ)を低くおさえることがで
きず、このためクリーンルーム等の床から天井ま
での高さを充分高くすることができないという問
題があつた。
また従来のパネルの連結装置では、天井パネル
と梁材との間の間隔が非常に広いものであり、か
つその間隔は調節できるが、梁材自体の高さを調
節することはできなかつた。
と梁材との間の間隔が非常に広いものであり、か
つその間隔は調節できるが、梁材自体の高さを調
節することはできなかつた。
また従来のパネルの連結装置では、部品数が非
常に多く、かつ使用材料も多いため、天井パネル
の取付け作業が面倒で、かつコスト高になるとい
う問題があつた。
常に多く、かつ使用材料も多いため、天井パネル
の取付け作業が面倒で、かつコスト高になるとい
う問題があつた。
さらに従来、天井板の吊り下げ用ハンガーの二
股状のU字状部に鉤形係合部が設けられ、これら
の鉤形係合部を梁(C形チヤンネル)に取り付け
けたクリツプの引掛け片31,31に掛け合わせ
るようにした天井板の吊り金具は既に知られてい
る(例えば実公昭51−12260号公報参照)。
股状のU字状部に鉤形係合部が設けられ、これら
の鉤形係合部を梁(C形チヤンネル)に取り付け
けたクリツプの引掛け片31,31に掛け合わせ
るようにした天井板の吊り金具は既に知られてい
る(例えば実公昭51−12260号公報参照)。
このような従来の天井板の吊り金具によれば、
確かに天井板を梁の下方近くに取り付けることが
できて、天井部分の厚み(すなわち天井自体の高
さ)を非常に低くおさえることができるが、従来
は、相互に接続すべき天井板を、吊り下げ用ハン
ガーだけでなく断面形状の比較的複雑な横断面略
L字形のバー、並びにバーおよび立板を用いて連
結いていたため、部品数が非常に多く、かつ使用
材料も多いため、ひいては天井の施工コストが非
常に高くつくという問題があつた。また従来の天
井板の吊り金具では、相互に接続されるべき天井
板同志が少し間隔を開けた状態に取り付けられる
ため、気密性が良くないうえに、天井板取付用バ
ーの下壁部分が天井の下面に突出して現れるの
で、クリーンルーム等の内部において天井の下面
に沿つて流れる気流が、これらのバーの下壁部分
に当たり、気流に乱流が生じるという問題があつ
た。
確かに天井板を梁の下方近くに取り付けることが
できて、天井部分の厚み(すなわち天井自体の高
さ)を非常に低くおさえることができるが、従来
は、相互に接続すべき天井板を、吊り下げ用ハン
ガーだけでなく断面形状の比較的複雑な横断面略
L字形のバー、並びにバーおよび立板を用いて連
結いていたため、部品数が非常に多く、かつ使用
材料も多いため、ひいては天井の施工コストが非
常に高くつくという問題があつた。また従来の天
井板の吊り金具では、相互に接続されるべき天井
板同志が少し間隔を開けた状態に取り付けられる
ため、気密性が良くないうえに、天井板取付用バ
ーの下壁部分が天井の下面に突出して現れるの
で、クリーンルーム等の内部において天井の下面
に沿つて流れる気流が、これらのバーの下壁部分
に当たり、気流に乱流が生じるという問題があつ
た。
この考案の目的は、上記の従来技術の問題を解
決し、天井パネルを梁の下方近くに取り付けるこ
とができるだけでなく、天井パネルを備えた梁自
体の高さを自在に調節することができるため、天
井のレベルを非常に容易かつ正確に設定すること
ができ、しかも天井パネルの下面よりクリーンル
ーム等内へボルト頭部などが突出せず、従つてク
リーンルーム等の内部の気流に乱流を生じさせる
ようなことがなく、そのうえ天井パネルの取付け
が安定で、その取付けのさいパネルを水平に保持
することが容易であるために、非常に作業性にす
ぐれており、また部品数が非常に少なくかつ使用
材料が少なくてすむため、天井の施工コストが非
常に安くつく、クリーンルーム等における天井パ
ネル取付装置を提供しようとするにある。
決し、天井パネルを梁の下方近くに取り付けるこ
とができるだけでなく、天井パネルを備えた梁自
体の高さを自在に調節することができるため、天
井のレベルを非常に容易かつ正確に設定すること
ができ、しかも天井パネルの下面よりクリーンル
ーム等内へボルト頭部などが突出せず、従つてク
リーンルーム等の内部の気流に乱流を生じさせる
ようなことがなく、そのうえ天井パネルの取付け
が安定で、その取付けのさいパネルを水平に保持
することが容易であるために、非常に作業性にす
ぐれており、また部品数が非常に少なくかつ使用
材料が少なくてすむため、天井の施工コストが非
常に安くつく、クリーンルーム等における天井パ
ネル取付装置を提供しようとするにある。
課題を解決するための手段
この考案は、上記の目的を達成するために、相
互に開口部を外側に向けて配置された左右一対の
横断面〓形および〓形の梁構成溝形材と、垂直部
下端の下部係合部および二股状の上部掛止部を有
しかつ正面よりみて略V形のボルト下端部逃がし
用凹部を有する横断面略Y形の天井パネル取付用
ハンガーとを備えており、左右両梁構成溝形材同
志の間に所要数の吊持ボルトの下端部寄り部分が
配置されるとともに、各吊持ボルトにねじ被せら
れた上下一対のナツトおよび平座金によつて両梁
構成溝形材が挟み止められ、かつ各吊持ボルトの
下端部が梁構成溝形材より下方に突出して、ハン
ガーのボルト下端部逃がし用凹部内に逃がされて
おり、ハンガー下端の下部係合部の下側水平壁に
連なる垂直壁の上端に、上側水平壁が設けられ、
この上側水平壁が、天井パネルの接続端部の溝形
補強材を備えた凹部の上壁下面に当接せしめられ
ている、クリーンルーム等における天井パネル取
付装置を要旨としている。
互に開口部を外側に向けて配置された左右一対の
横断面〓形および〓形の梁構成溝形材と、垂直部
下端の下部係合部および二股状の上部掛止部を有
しかつ正面よりみて略V形のボルト下端部逃がし
用凹部を有する横断面略Y形の天井パネル取付用
ハンガーとを備えており、左右両梁構成溝形材同
志の間に所要数の吊持ボルトの下端部寄り部分が
配置されるとともに、各吊持ボルトにねじ被せら
れた上下一対のナツトおよび平座金によつて両梁
構成溝形材が挟み止められ、かつ各吊持ボルトの
下端部が梁構成溝形材より下方に突出して、ハン
ガーのボルト下端部逃がし用凹部内に逃がされて
おり、ハンガー下端の下部係合部の下側水平壁に
連なる垂直壁の上端に、上側水平壁が設けられ、
この上側水平壁が、天井パネルの接続端部の溝形
補強材を備えた凹部の上壁下面に当接せしめられ
ている、クリーンルーム等における天井パネル取
付装置を要旨としている。
作 用
上記天井パネル取付装置によれば、左右一対の
横断面〓形および〓形の梁構成溝形材が、各吊持
ボルトにねじ被せられた上下一対のナツトおよび
平座金によつて挟み止められ、かつ各吊持ボルト
の下端部が梁構成溝形材より下方に突出して、正
面よりみて略V形のボルト下端部逃がし用凹部内
に逃がされているから、天井パネルを備えた一対
の梁構成溝形材よりなる梁自体の高さを自在に調
節することができ、従つて天井のレベルを非常に
容易かつ正確に設定することができる。
横断面〓形および〓形の梁構成溝形材が、各吊持
ボルトにねじ被せられた上下一対のナツトおよび
平座金によつて挟み止められ、かつ各吊持ボルト
の下端部が梁構成溝形材より下方に突出して、正
面よりみて略V形のボルト下端部逃がし用凹部内
に逃がされているから、天井パネルを備えた一対
の梁構成溝形材よりなる梁自体の高さを自在に調
節することができ、従つて天井のレベルを非常に
容易かつ正確に設定することができる。
そして、ハンガー下端の下部係合部の左右両側
に設けられた上側水平壁が、天井パネルの接続端
部の溝形補強材を備えた凹部の上壁下面に当接せ
しめられているから、天井パネルの取付けが安定
であり、かつその取付けのさいパネルを水平に保
持することが容易であるために、非常に作業性に
すぐれている。
に設けられた上側水平壁が、天井パネルの接続端
部の溝形補強材を備えた凹部の上壁下面に当接せ
しめられているから、天井パネルの取付けが安定
であり、かつその取付けのさいパネルを水平に保
持することが容易であるために、非常に作業性に
すぐれている。
また天井パネルの下面よりクリーンルーム等内
へボルト頭部などが突出せず、従つてクリーンル
ーム等の内部の気流に乱流を生じさせるようなこ
とがない。
へボルト頭部などが突出せず、従つてクリーンル
ーム等の内部の気流に乱流を生じさせるようなこ
とがない。
実施例
つぎに、この考案の実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
図面において、クリーンルームの互いに接続さ
れる天井パネル1,2の接続端部1a,2aに溝
形の凹部4,4が対向状に設けられている。各天
井パネル1,2はアスベスト・ハニカム・コア等
の充填材あるいは発泡合成樹脂およびグラスウー
ル等の断熱材を芯材として、これの両面にアルミ
ニウム板が貼り付けられたものである。凹部4,
4の内側には溝形材よりなる補強材5,5が嵌め
込まれている。両天井パネル1,2の上方に梁が
水平状に配置されている。ここで、梁3は一定の
溝形材7,7がそれらの開口部を外側に向けて一
体に結合されてなるものである。梁3は例えば半
導体製造工場等の屋根より吊り下げられた所要数
の吊持ボルト8の下端部8a寄り部分に上下一対
のナツト9,9と角形の平座金10,10とを介
して挟み止められている。各吊持ボルト8の下端
部8aは梁3により下方に突出している。
れる天井パネル1,2の接続端部1a,2aに溝
形の凹部4,4が対向状に設けられている。各天
井パネル1,2はアスベスト・ハニカム・コア等
の充填材あるいは発泡合成樹脂およびグラスウー
ル等の断熱材を芯材として、これの両面にアルミ
ニウム板が貼り付けられたものである。凹部4,
4の内側には溝形材よりなる補強材5,5が嵌め
込まれている。両天井パネル1,2の上方に梁が
水平状に配置されている。ここで、梁3は一定の
溝形材7,7がそれらの開口部を外側に向けて一
体に結合されてなるものである。梁3は例えば半
導体製造工場等の屋根より吊り下げられた所要数
の吊持ボルト8の下端部8a寄り部分に上下一対
のナツト9,9と角形の平座金10,10とを介
して挟み止められている。各吊持ボルト8の下端
部8aは梁3により下方に突出している。
互いに接続される天井パネル1,2は、この考
案による取付用ハンガー6を介して梁3に取り付
けられている。ハンガー6は正面よりみて略Y字
形であつて、アルミニウム押出形材によりつくら
れており、これは天井パネル1,2の接続端部1
a,2a同志の間に挟まれる垂直部11と、垂直
部11の下端より左右両側に連らなりかつ両パネ
ル接続端部1a,2aに係り合う下部係合部1
2,12と、垂直部11の上端より左右両側に連
なりかつ両パネル接続端部1a,2aの上方にお
いて吊持ボルト8によつて水平状に保持された梁
3に掛け止められる二股状の上部掛止部13,1
3とを備えている。
案による取付用ハンガー6を介して梁3に取り付
けられている。ハンガー6は正面よりみて略Y字
形であつて、アルミニウム押出形材によりつくら
れており、これは天井パネル1,2の接続端部1
a,2a同志の間に挟まれる垂直部11と、垂直
部11の下端より左右両側に連らなりかつ両パネ
ル接続端部1a,2aに係り合う下部係合部1
2,12と、垂直部11の上端より左右両側に連
なりかつ両パネル接続端部1a,2aの上方にお
いて吊持ボルト8によつて水平状に保持された梁
3に掛け止められる二股状の上部掛止部13,1
3とを備えている。
ここで、下部係合部12,12は、両パネル接
続端部1a,2aに対向状に設けられた凹部4,
4内に差し込まれる下側水平壁12a,12a
と、下側水平壁12a,12aの先端より立ち上
がつた垂直壁12b,12bと、垂直壁12b,
12bの上端に連なりかつ凹部4,4の上壁4
a,4a下面と当接する上側水平壁12c,12
cとよりなるものである。
続端部1a,2aに対向状に設けられた凹部4,
4内に差し込まれる下側水平壁12a,12a
と、下側水平壁12a,12aの先端より立ち上
がつた垂直壁12b,12bと、垂直壁12b,
12bの上端に連なりかつ凹部4,4の上壁4
a,4a下面と当接する上側水平壁12c,12
cとよりなるものである。
また上部掛止部13,13は、これらの中間
に、梁3より下方突出した吊持ボルト8の下端部
8aが嵌まり込む正面よりみて略V形のボルト下
端部逃がし用凹部15が形成されているととも
に、上部掛止部13,13の上端に鉤形係合部1
4,14を有している。鉤形係合部14,14
は、梁3の下部水平部3a,3aの左右両側縁部
の立上がり凸部3b,3bに直接掛り合わせられ
る内方突出状の水平部14a,14aと、水平部
14a,14aの先端より下方に突出した外れ防
止用垂下部14b,14bとよりなるものであ
る。
に、梁3より下方突出した吊持ボルト8の下端部
8aが嵌まり込む正面よりみて略V形のボルト下
端部逃がし用凹部15が形成されているととも
に、上部掛止部13,13の上端に鉤形係合部1
4,14を有している。鉤形係合部14,14
は、梁3の下部水平部3a,3aの左右両側縁部
の立上がり凸部3b,3bに直接掛り合わせられ
る内方突出状の水平部14a,14aと、水平部
14a,14aの先端より下方に突出した外れ防
止用垂下部14b,14bとよりなるものであ
る。
この考案によるハンガー6によつて天井パネル
1,2を梁3に取り付けるには、ハンガー6の下
部係合部12,12を両天井パネル1,2の開口
部4,4内に挿入するとともに、垂直部11をパ
ネル1,2同志の間に挟んだのち、二股状の上部
掛止部13,13のうちの片側の掛止部13の鉤
形係合部14を梁3の同側の立上がり凸部3bに
掛け止め、ついでハンガー6の他側の掛止部13
の鉤形係合部14を下から押し上げるようにす
る。これにより両掛止部13,13がハンガー素
材の弾発力に抗して左右両側に開いて、他側の掛
止部13の鉤形係合部14が梁3のいま1つの立
上がり凸部3bに掛け止められるものである。
1,2を梁3に取り付けるには、ハンガー6の下
部係合部12,12を両天井パネル1,2の開口
部4,4内に挿入するとともに、垂直部11をパ
ネル1,2同志の間に挟んだのち、二股状の上部
掛止部13,13のうちの片側の掛止部13の鉤
形係合部14を梁3の同側の立上がり凸部3bに
掛け止め、ついでハンガー6の他側の掛止部13
の鉤形係合部14を下から押し上げるようにす
る。これにより両掛止部13,13がハンガー素
材の弾発力に抗して左右両側に開いて、他側の掛
止部13の鉤形係合部14が梁3のいま1つの立
上がり凸部3bに掛け止められるものである。
このように、ハンガー6の上部掛止部13,1
3の鉤形係合部14,14を梁3の左右両立上が
り凸部に直接掛り合わることができため、天井パ
ネル1,2を梁3下方近くに取り付けることがで
きて、天井部分の厚み(すなわち天井自体の高
さ)を非常に低くおさえることができる。従つて
クリーンルーム等の床から天井までの高さを充分
高くすることができるものである。そしてこの場
合、ハンガー6は、従来の天井パネル取付用ハン
ガーの場合と同様に、天井パネル1,2の接続端
部1a,2aに所定間隔おきに配置されて使用さ
れるものであるが、ハンガー6の上部掛止部1
3,13には、梁3より下方突出した吊持ボルト
8の下端部8aが嵌まり込む正面よりみて略V形
のボルト下端部逃がし用凹部15が形成されてい
るので、ハンガー6を梁3のどこにでも吊り下げ
ることができ、非常に便利でである。勿論、天井
パネル1,2の下面よりクリーンルーム等内へボ
ルト下頭部などは突出しないので、クリーンルー
ム等の内部の気流に乱流を生じさせるようなこと
はない。
3の鉤形係合部14,14を梁3の左右両立上が
り凸部に直接掛り合わることができため、天井パ
ネル1,2を梁3下方近くに取り付けることがで
きて、天井部分の厚み(すなわち天井自体の高
さ)を非常に低くおさえることができる。従つて
クリーンルーム等の床から天井までの高さを充分
高くすることができるものである。そしてこの場
合、ハンガー6は、従来の天井パネル取付用ハン
ガーの場合と同様に、天井パネル1,2の接続端
部1a,2aに所定間隔おきに配置されて使用さ
れるものであるが、ハンガー6の上部掛止部1
3,13には、梁3より下方突出した吊持ボルト
8の下端部8aが嵌まり込む正面よりみて略V形
のボルト下端部逃がし用凹部15が形成されてい
るので、ハンガー6を梁3のどこにでも吊り下げ
ることができ、非常に便利でである。勿論、天井
パネル1,2の下面よりクリーンルーム等内へボ
ルト下頭部などは突出しないので、クリーンルー
ム等の内部の気流に乱流を生じさせるようなこと
はない。
またハンガー6の下部係合部12,12に設け
られた上側水平壁12c,12cが、両パネル接
続端部1a,2aに対向状に設けられた凹部4,
4の上壁4a,4a下面と当接するため、天井パ
ネル1,2を非常に安定に取り付けることができ
るばかりか、天井パネル1,2の取付けのさい、
これらのパネル1,2を水平に保持することが容
易であり、作業性にすぐれている。
られた上側水平壁12c,12cが、両パネル接
続端部1a,2aに対向状に設けられた凹部4,
4の上壁4a,4a下面と当接するため、天井パ
ネル1,2を非常に安定に取り付けることができ
るばかりか、天井パネル1,2の取付けのさい、
これらのパネル1,2を水平に保持することが容
易であり、作業性にすぐれている。
そしてこの天井パネル取付用ハンガー6は、形
状が簡単であり、かつ従来の天井パネル取付用ハ
ンガーの場合と同様に、天井パネル1,2の接続
端部1a,2aに所定間隔おきに配置されて使用
されるものであるため、部品数が非常に少なくか
つ使用材料が少なくてすむため、天井パネル1,
2の取付け作業を、ひいては天井の施工を容易か
つ安価に行ない得る。
状が簡単であり、かつ従来の天井パネル取付用ハ
ンガーの場合と同様に、天井パネル1,2の接続
端部1a,2aに所定間隔おきに配置されて使用
されるものであるため、部品数が非常に少なくか
つ使用材料が少なくてすむため、天井パネル1,
2の取付け作業を、ひいては天井の施工を容易か
つ安価に行ない得る。
なお、上記実施例においては、ハンガー6を例
えばアルミニウム押出形材によつて一体につくら
れているが、これに限らず、例えば垂直部11と
これの上下両端においてそれぞれ片側に突出状に
設けられた下部係合部12および上部掛止部13
とを備えたハンガー構成部材を2つ用意して、こ
れらのハンガー構成部材を相互に結合することに
より、1つのハンガー6をつくるようにしてもよ
い。
えばアルミニウム押出形材によつて一体につくら
れているが、これに限らず、例えば垂直部11と
これの上下両端においてそれぞれ片側に突出状に
設けられた下部係合部12および上部掛止部13
とを備えたハンガー構成部材を2つ用意して、こ
れらのハンガー構成部材を相互に結合することに
より、1つのハンガー6をつくるようにしてもよ
い。
なお、この考案によるハンガーは、クリーンル
ーム以外の建物の天井パネルを梁に取り付ける場
合にも勿論適用されるものである。
ーム以外の建物の天井パネルを梁に取り付ける場
合にも勿論適用されるものである。
考案の効果
この考案は、上述のように、相互に開口部を外
側に向けて配置された左右一対の横断面〓形およ
び〓形の梁構成溝形材と、垂直部下端の下部係合
部および二股状の上部掛止部を有しかつ正面より
みて略V形のボルト下端部逃がし用凹部を有する
横断面略Y形の天井パネル取付用ハンガーとを備
えており、左右両梁構成溝形材同志の間に所要数
の吊持ボルトの下端部寄り部分が配置されるとと
もに、各吊持ボルトにねじ被せられた上下一対の
ナツトおよび平座金によつて両梁構成溝形材が挟
み止められ、かつ各吊持ボルトの下端部が梁構成
溝形材より下方に突出して、ハンガーのボルト下
端部逃がし用凹部内に逃がされており、ハンガー
下端の下部係合部の下側水平壁に連なる垂直壁の
上端に、上側水平壁が設けられ、この上側水平壁
が、天井パネルの接続端部の溝形補強材を備えた
凹部の上壁下面に当接せしめられているもので、
この考案によれば、天井パネルを梁の下方近くに
取り付けることができるだけでなく、天井パネル
を備えた梁自体の高さを自在に調節することがで
きるため、天井のレベルを非常に容易かつ正確に
設定することができる。
側に向けて配置された左右一対の横断面〓形およ
び〓形の梁構成溝形材と、垂直部下端の下部係合
部および二股状の上部掛止部を有しかつ正面より
みて略V形のボルト下端部逃がし用凹部を有する
横断面略Y形の天井パネル取付用ハンガーとを備
えており、左右両梁構成溝形材同志の間に所要数
の吊持ボルトの下端部寄り部分が配置されるとと
もに、各吊持ボルトにねじ被せられた上下一対の
ナツトおよび平座金によつて両梁構成溝形材が挟
み止められ、かつ各吊持ボルトの下端部が梁構成
溝形材より下方に突出して、ハンガーのボルト下
端部逃がし用凹部内に逃がされており、ハンガー
下端の下部係合部の下側水平壁に連なる垂直壁の
上端に、上側水平壁が設けられ、この上側水平壁
が、天井パネルの接続端部の溝形補強材を備えた
凹部の上壁下面に当接せしめられているもので、
この考案によれば、天井パネルを梁の下方近くに
取り付けることができるだけでなく、天井パネル
を備えた梁自体の高さを自在に調節することがで
きるため、天井のレベルを非常に容易かつ正確に
設定することができる。
しかも天井パネルの下面よりクリーンルーム等
内へボルト頭部などが突出せず、従つてクリーン
ルーム等の内部の気流に乱流を生じさせるような
ことがない。
内へボルト頭部などが突出せず、従つてクリーン
ルーム等の内部の気流に乱流を生じさせるような
ことがない。
そのうえ天井パネルの取付けが安定で、その取
付けのさいパネルを水平に保持することが容易で
あるために、非常に作業性にすぐれており、また
部品数が非常に少なくかつ使用材料が少なくてす
むため、天井の施工コストが非常に安くつくとい
う効果を奏する。
付けのさいパネルを水平に保持することが容易で
あるために、非常に作業性にすぐれており、また
部品数が非常に少なくかつ使用材料が少なくてす
むため、天井の施工コストが非常に安くつくとい
う効果を奏する。
図面はこの考案の実施例を示すもので、クリー
ンルームにおける天井パネルの取付部分の断面図
である。 1,2…天井パネル、1a,2a…接続端部、
3…梁、3a,3a…下部水平部、3b,3b…
立上がり凸部、4,4…凹部、4a,4a…上
壁、6…ハンガー、8…吊持ボルト、8a…ボル
ト下端部、11…垂直部、12,12…下部係合
部、12a,12a…下側水平壁、12b,12
b…垂直壁、12c,12c…上側水平壁、1
3,13…上部掛止部、14…鉤形係合部、14
a,14a…水平部、14b,14b…外れ防止
用垂下部、15…ボルト下端部逃がし用凹部。
ンルームにおける天井パネルの取付部分の断面図
である。 1,2…天井パネル、1a,2a…接続端部、
3…梁、3a,3a…下部水平部、3b,3b…
立上がり凸部、4,4…凹部、4a,4a…上
壁、6…ハンガー、8…吊持ボルト、8a…ボル
ト下端部、11…垂直部、12,12…下部係合
部、12a,12a…下側水平壁、12b,12
b…垂直壁、12c,12c…上側水平壁、1
3,13…上部掛止部、14…鉤形係合部、14
a,14a…水平部、14b,14b…外れ防止
用垂下部、15…ボルト下端部逃がし用凹部。
Claims (1)
- 相互に開口部を外側に向けて配置された左右一
対の横断面〓形および〓形の梁構成溝形材7,7
と、垂直部11下端の下部係合部12,12およ
び二股状の上部掛止部13,13を有しかつ正面
よりみて略V形のボルト下端部逃がし用凹部15
を有する横断面略Y形の天井パネル取付用ハンガ
ー6とを備えており、左右両梁構成溝形材7,7
同志の間に所要数の吊持ボルト8の下端部8a寄
り部分が配置されるとともに、各吊持ボルト8に
ねじ被せられた上下一対のナツト9,9および平
座金10,10によつて両梁構成溝形材7,7が
挟み止められ、かつ各吊持ボルト8の下端部8a
が梁構成溝形材7,7より下方に突出して、ハン
ガー6のボルト下端部逃がし用凹部15内に逃が
されており、ハンガー6下端の下部係合部12,
12の下側水平壁12a,12aに連なる垂直壁
12b,12bの上端に、上側水平壁12c,1
2cが設けられ、この上側水平壁12c,12c
が、天井パネル1,2の接続端部1a,2aの溝
形補強材5,5を備えた凹部4,4の上壁4a,
4a下面に当接せしめられている、クリーンルー
ム等における天井パネル取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984171442U JPH0240168Y2 (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984171442U JPH0240168Y2 (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61108405U JPS61108405U (ja) | 1986-07-09 |
JPH0240168Y2 true JPH0240168Y2 (ja) | 1990-10-26 |
Family
ID=30729129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984171442U Expired JPH0240168Y2 (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0240168Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5013330B2 (ja) * | 2007-01-30 | 2012-08-29 | コマニー株式会社 | 耐火天井の目地部連結構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5112260U (ja) * | 1974-07-13 | 1976-01-29 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57158812U (ja) * | 1981-03-31 | 1982-10-05 |
-
1984
- 1984-11-12 JP JP1984171442U patent/JPH0240168Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5112260U (ja) * | 1974-07-13 | 1976-01-29 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61108405U (ja) | 1986-07-09 |
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