JPH023823A - Icカード - Google Patents
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- JPH023823A JPH023823A JP63151008A JP15100888A JPH023823A JP H023823 A JPH023823 A JP H023823A JP 63151008 A JP63151008 A JP 63151008A JP 15100888 A JP15100888 A JP 15100888A JP H023823 A JPH023823 A JP H023823A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
この発明は、ICカードに関し、詳しくは、記憶容量が
大きくなくても顧客側の仕様、用途に応じて各種の機能
を設定することができるようなICカードに関する。
大きくなくても顧客側の仕様、用途に応じて各種の機能
を設定することができるようなICカードに関する。
[従来の技術]
ICカードは、各種の金融機関カードとか微員カードな
どに使用され、銀行のキャッシュカードとか、各種の商
品取引におけるクレジットカード、そして交通機関の切
符等の購入カード等に使用されつつある。
どに使用され、銀行のキャッシュカードとか、各種の商
品取引におけるクレジットカード、そして交通機関の切
符等の購入カード等に使用されつつある。
ICカードの利用範囲は広く、各種の取引に応じて発行
されるICカードは、それぞれに応じて処理すべきデー
タ内容を持ち、その処理の仕方が相違している。このよ
うなことから、ICカードの処理プログラムは、それが
使用される端末装置或いはホストコンピュータ(以下、
これらを含めて端末装置で代表する)に対応したものと
なっている。
されるICカードは、それぞれに応じて処理すべきデー
タ内容を持ち、その処理の仕方が相違している。このよ
うなことから、ICカードの処理プログラムは、それが
使用される端末装置或いはホストコンピュータ(以下、
これらを含めて端末装置で代表する)に対応したものと
なっている。
そこで、銀行対応とか、各種の商品取引対応の端末装置
に対応してICカード側にそれぞれ対応する処理プログ
ラムを後から書込む、いわゆるダウンロード処理のIC
カードが提案されている。
に対応してICカード側にそれぞれ対応する処理プログ
ラムを後から書込む、いわゆるダウンロード処理のIC
カードが提案されている。
[解決しようとする課題]
従来、ICカードは、処理機能ごとに分割されたプログ
ラムをあらかじめPROMエリアやEEFROMエリア
に格納して用いられるか、前記のダウンロードのように
発行の都度必要なプログラムを書込んでいる。このよう
な場合、カード内蔵のプログラムを利用者(例えば、カ
ード発行して運用する銀行とか、商店、クレジットカー
ドメーカなど)が、そのプログラムを書込んだりするこ
とは、技術的にも難解で実用的でなく、また、あ−らか
しめ格納したものを用いる場合、必要な機能の選択が出
来ないために不必要な機能プログラムが格納されたエリ
アを有効に利用できない欠点がある。
ラムをあらかじめPROMエリアやEEFROMエリア
に格納して用いられるか、前記のダウンロードのように
発行の都度必要なプログラムを書込んでいる。このよう
な場合、カード内蔵のプログラムを利用者(例えば、カ
ード発行して運用する銀行とか、商店、クレジットカー
ドメーカなど)が、そのプログラムを書込んだりするこ
とは、技術的にも難解で実用的でなく、また、あ−らか
しめ格納したものを用いる場合、必要な機能の選択が出
来ないために不必要な機能プログラムが格納されたエリ
アを有効に利用できない欠点がある。
ICカードは、2KB〜18KBぐらいのプログラムエ
リアを通常持ち、比較的少ない容量のためにプログラム
の格納に苦心するのが常である。
リアを通常持ち、比較的少ない容量のためにプログラム
の格納に苦心するのが常である。
また、機能の要不要は、利用者ごとに異なり、利用者側
の条件がかなり検討された後でないとどの処理プログラ
ムを使用するかが決定できず、使用開始後に機能の変更
により特定の処理プログラムが別のものに変えられるこ
とがあり、このような場合には、十分な対応ができない
。
の条件がかなり検討された後でないとどの処理プログラ
ムを使用するかが決定できず、使用開始後に機能の変更
により特定の処理プログラムが別のものに変えられるこ
とがあり、このような場合には、十分な対応ができない
。
この発明の目的は、このような従来の問題点を解決する
ものであって、記憶容量が大きくな(でも顧客側の仕様
、用途に応じて各種の機能を設定することができるIC
カードを提供することを目的とする。
ものであって、記憶容量が大きくな(でも顧客側の仕様
、用途に応じて各種の機能を設定することができるIC
カードを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
この発明の特徴は、従来のICカードが処理プログラム
の使用、不使用の部分的な選択ができない点及び不使用
部分をデータエリアに用いるフレキシブルなメモリ活用
ができない点に着目して、処理プログラムを特定の機能
を実現するできるだけの細かい9位の処理モジュールの
プログラムに分割して、これらのモジュールプログラム
ラ選択し、組合わせることで各種の仕様、用途に応じた
処理を実現するようにし、仕様、用途に応じて不必要と
なるモジュールプログラムを記憶しているメモリのエリ
アをデータ格納用に活用できるようにするものである。
の使用、不使用の部分的な選択ができない点及び不使用
部分をデータエリアに用いるフレキシブルなメモリ活用
ができない点に着目して、処理プログラムを特定の機能
を実現するできるだけの細かい9位の処理モジュールの
プログラムに分割して、これらのモジュールプログラム
ラ選択し、組合わせることで各種の仕様、用途に応じた
処理を実現するようにし、仕様、用途に応じて不必要と
なるモジュールプログラムを記憶しているメモリのエリ
アをデータ格納用に活用できるようにするものである。
しかして、前記の目的を達成するためのこの発明のIC
カードにおける構成は、情報入出力部と、情報記憶部と
、処理プログラムを記憶するプログラム記憶部と、この
プログラム記憶部に格納された処理プログラムに従って
情報入出力部を介して外部との間で情報の授受を行い、
外部から人力された情報又は内部で発生した情報を情報
記憶部に記憶する制御を1〒う演算処理部とを何するI
Cカードにおいて、プログラム記憶部にはICカードが
大好する各種の仕様、用途等に応じた処理機能を組合せ
により実現する部分処理に分割された複数のモジュール
プログラムが記憶され、情報記憶部又はプログラム記憶
部にはこれら複数のモジュールプログラムのうち演算処
理部に使用されるモジュールプログラムを指定する第1
の情報と演算処理部が実行しないモジュールプログラム
が記憶された記憶エリアを情報記憶部の一部又は全部と
して使用できるように管理する管理処理プログラム若し
くは第2の情報とが記憶され、演算処理部が第1及び管
理処理プログラム若しくは第2の情報に従って、指定さ
れたモジュールプログラムを組入れて処理し、使用の指
定されていないモジュールプログラムの記憶エリアを処
理のためのエリアとして処理をするものである。
カードにおける構成は、情報入出力部と、情報記憶部と
、処理プログラムを記憶するプログラム記憶部と、この
プログラム記憶部に格納された処理プログラムに従って
情報入出力部を介して外部との間で情報の授受を行い、
外部から人力された情報又は内部で発生した情報を情報
記憶部に記憶する制御を1〒う演算処理部とを何するI
Cカードにおいて、プログラム記憶部にはICカードが
大好する各種の仕様、用途等に応じた処理機能を組合せ
により実現する部分処理に分割された複数のモジュール
プログラムが記憶され、情報記憶部又はプログラム記憶
部にはこれら複数のモジュールプログラムのうち演算処
理部に使用されるモジュールプログラムを指定する第1
の情報と演算処理部が実行しないモジュールプログラム
が記憶された記憶エリアを情報記憶部の一部又は全部と
して使用できるように管理する管理処理プログラム若し
くは第2の情報とが記憶され、演算処理部が第1及び管
理処理プログラム若しくは第2の情報に従って、指定さ
れたモジュールプログラムを組入れて処理し、使用の指
定されていないモジュールプログラムの記憶エリアを処
理のためのエリアとして処理をするものである。
[作用コ
通常、ICカードのメモリは、FROMのプログラムエ
リア、RAMのワークエリア、EEPROMのデータ格
納エリア等があるが、前記のように構成することにより
、例えば、モジュール化した処理単位のプログラムをP
ROMのみならずEEPROMにも格納させ、処理プロ
グラムを独立した複数のモジュールに分割して構成し、
選択対象の全てのモジュールプログラムをEEPROM
とPROMに記憶させておけば、ICカード発行時に、
発行者が外部から必要モジュールを指定するたけで、モ
ジュールプログラムが記憶されている残余のEEPRO
M領域をデータエリアとして用いることができる。
リア、RAMのワークエリア、EEPROMのデータ格
納エリア等があるが、前記のように構成することにより
、例えば、モジュール化した処理単位のプログラムをP
ROMのみならずEEPROMにも格納させ、処理プロ
グラムを独立した複数のモジュールに分割して構成し、
選択対象の全てのモジュールプログラムをEEPROM
とPROMに記憶させておけば、ICカード発行時に、
発行者が外部から必要モジュールを指定するたけで、モ
ジュールプログラムが記憶されている残余のEEPRO
M領域をデータエリアとして用いることができる。
なお、使用モジュールプログラムの指定は、そのモジュ
ールの使用を外部からコマンド等で第1の情報を書換え
(例えばパラメータを設定して指定)できるようにし、
この書換えた第1の情報に基づき、モジュールの再設定
をし、プログラム制御することができる。
ールの使用を外部からコマンド等で第1の情報を書換え
(例えばパラメータを設定して指定)できるようにし、
この書換えた第1の情報に基づき、モジュールの再設定
をし、プログラム制御することができる。
[実施例コ
以下、この発明の・実施例について図面を参照して詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は、この発明のICカードを適用した内部構成の
ブロック図であり、第2図は、その処理のフローチャー
トである。
ブロック図であり、第2図は、その処理のフローチャー
トである。
第1図において、10は、ICカードであって、マイク
ロプロセッサ(CPU)とメモリ等とて構成され、マイ
クロプロセッサによる演算処理部がそのマスクROM又
は前記メモリ等に記憶された制御プログラムによって制
御され、メモリに情報を記憶し、そこから情報を読出し
て外部との間でデータの授受を行う。これを機能ブロッ
クとして示すと、ICカード10は、データ処理部1と
、このデータ処理部1の制御を行うプログラム制御部2
、各種のデータ等を一時的に記憶するワークエリア3と
を有している。
ロプロセッサ(CPU)とメモリ等とて構成され、マイ
クロプロセッサによる演算処理部がそのマスクROM又
は前記メモリ等に記憶された制御プログラムによって制
御され、メモリに情報を記憶し、そこから情報を読出し
て外部との間でデータの授受を行う。これを機能ブロッ
クとして示すと、ICカード10は、データ処理部1と
、このデータ処理部1の制御を行うプログラム制御部2
、各種のデータ等を一時的に記憶するワークエリア3と
を有している。
プログラム制御部2は、外部からのモジュールプログラ
ムの読込みとか、外部上の通信制御をする場合の処理プ
ログラムとか、各種の仕様、用途に共通な基本的な処理
プログラムが記憶されていて、これは書換えできないも
のとなっている。さらに、ここでは、このプログラムの
記憶エリアに、指定パラメータ参照処理プログラム21
とパラメータ書込み処理プログラム22とが格納されて
いる。
ムの読込みとか、外部上の通信制御をする場合の処理プ
ログラムとか、各種の仕様、用途に共通な基本的な処理
プログラムが記憶されていて、これは書換えできないも
のとなっている。さらに、ここでは、このプログラムの
記憶エリアに、指定パラメータ参照処理プログラム21
とパラメータ書込み処理プログラム22とが格納されて
いる。
指定パラメータ参照処理プログラム21は、後述するプ
ログラム等記憶部5に記憶されたモジュールプログラム
を実行する場合に指定パラメータを参照してその不要な
モジュールプログラムの記憶エリアをデータを記憶する
エリアとして使用する管理をする処理を行う。一方、ワ
ークエリア3は、プログラムの作業エリア乃至は入出力
部のバッファなどに用いる記憶エリアとして利用され、
RAMなどで構成されている。
ログラム等記憶部5に記憶されたモジュールプログラム
を実行する場合に指定パラメータを参照してその不要な
モジュールプログラムの記憶エリアをデータを記憶する
エリアとして使用する管理をする処理を行う。一方、ワ
ークエリア3は、プログラムの作業エリア乃至は入出力
部のバッファなどに用いる記憶エリアとして利用され、
RAMなどで構成されている。
データ処理部1は、これらプログラム制御部2とワーク
エリア3、プログラム等記憶部5とに対してバス4によ
り接続され、処理の実行制御を行う。そして、プログラ
ム制御部2によりデータ処理部1を介して起動されて実
行される処理プログラムの全部又は一部が細分化された
処理単位のモジュールにされて、モジュールプログラム
(1)〜モジュールプログラムnとされ、それがEEF
ROMで構成されるプログラム等記憶部5に記憶されて
いる。
エリア3、プログラム等記憶部5とに対してバス4によ
り接続され、処理の実行制御を行う。そして、プログラ
ム制御部2によりデータ処理部1を介して起動されて実
行される処理プログラムの全部又は一部が細分化された
処理単位のモジュールにされて、モジュールプログラム
(1)〜モジュールプログラムnとされ、それがEEF
ROMで構成されるプログラム等記憶部5に記憶されて
いる。
さらに、前記バス4には、入出力部6が接続されていて
、外部のホストコンピュータ或いはICカードリーダ・
ライタ等との間でのデータの授受がこの人出力部6を介
して行われる。
、外部のホストコンピュータ或いはICカードリーダ・
ライタ等との間でのデータの授受がこの人出力部6を介
して行われる。
ここで、プログラム等記憶部5の53は、処理要素プロ
グラムの記憶エリアであって、ここに各種の機能を実現
するために分割されたモジュールプログラム(1)〜モ
ジュールプログラムnが外部から書込まれて記憶されて
いる。また、その52は、登録データとか、プログラム
処理に必要な識別情報などの各種の固定的・なデータを
記憶する固定データ記憶エリアである。その51は、使
用8されるモジュールプログラムと使用されないモジュ
ールプログラムとを識別する識別情報、各モジュールプ
ログラム先頭アドレスとその格納エリアの長さ等を示す
データを記憶する指定パラメータ記憶エリアである。
グラムの記憶エリアであって、ここに各種の機能を実現
するために分割されたモジュールプログラム(1)〜モ
ジュールプログラムnが外部から書込まれて記憶されて
いる。また、その52は、登録データとか、プログラム
処理に必要な識別情報などの各種の固定的・なデータを
記憶する固定データ記憶エリアである。その51は、使
用8されるモジュールプログラムと使用されないモジュ
ールプログラムとを識別する識別情報、各モジュールプ
ログラム先頭アドレスとその格納エリアの長さ等を示す
データを記憶する指定パラメータ記憶エリアである。
この指定パラメータ記憶エリア51に記憶される指定パ
ラメータは、パラメータ書込みプログラム22が外部か
らのコマンドにより起動されることにより行われ、IC
カード発行時、或いは機能変更時において、入出力部6
を介して指定パラメータのブロックデータを介して書込
まれる。
ラメータは、パラメータ書込みプログラム22が外部か
らのコマンドにより起動されることにより行われ、IC
カード発行時、或いは機能変更時において、入出力部6
を介して指定パラメータのブロックデータを介して書込
まれる。
このような構成において、ICカードの外部とのデータ
の受渡しを行う入出力部6から、プログラム等記憶部5
に格納するモジュールプログラム(1)〜n(又はその
うち必要なモジュールプログラム襟数)を読込む。ここ
では、プログラム等記憶部5は、EEFROMで構成さ
れていて、通常データを格納するのに用いており、書換
可能である。なお、この場合、書換え可能なメモリとし
てRAMを用いてもよい。
の受渡しを行う入出力部6から、プログラム等記憶部5
に格納するモジュールプログラム(1)〜n(又はその
うち必要なモジュールプログラム襟数)を読込む。ここ
では、プログラム等記憶部5は、EEFROMで構成さ
れていて、通常データを格納するのに用いており、書換
可能である。なお、この場合、書換え可能なメモリとし
てRAMを用いてもよい。
前記の読込みは、プログラム制御部2に記憶されたモジ
ュールプログラム書込み処理プログラムに従って行われ
る。そこで、プログラム等記憶部5には、プログラムモ
ジュールのうち、使用するかどうか不確かなものも含め
て必要となりそうな処理プログラムに関係するモジュー
ルプログラムをあらかじめ余分に記憶させておく。そし
て、当面使用するような処理に関係するモジュールプロ
グラムについては、使用の指定をし、余分に記憶しであ
るモジュールプログラムについては、不使用の指定をし
て、このような指定パラメータ情報を記憶しておくよう
にする。このようにすれば、指定パラメータの情報を変
更することでいつでも処理機能の変更を後からすること
が可能となる。
ュールプログラム書込み処理プログラムに従って行われ
る。そこで、プログラム等記憶部5には、プログラムモ
ジュールのうち、使用するかどうか不確かなものも含め
て必要となりそうな処理プログラムに関係するモジュー
ルプログラムをあらかじめ余分に記憶させておく。そし
て、当面使用するような処理に関係するモジュールプロ
グラムについては、使用の指定をし、余分に記憶しであ
るモジュールプログラムについては、不使用の指定をし
て、このような指定パラメータ情報を記憶しておくよう
にする。このようにすれば、指定パラメータの情報を変
更することでいつでも処理機能の変更を後からすること
が可能となる。
ICカードの処理機能が決定した後には、プログラム制
御部2に記憶されたプログラムの処理過程で、モジュー
ルプログラムの1つが必要となったときに、指定パラメ
ーター参照処理プログラム21を起動して指定パラメー
タ記憶エリア51を参照して使用するとの指定があれば
そのまま用い、指定がないモジュールプログラムの記憶
エリアについては、処理データ格納用のエリアとして用
いることができる。なお、ICカードの処理の基本とな
る処理プログラムについては、プログラム制御部2にす
でに記憶されている。
御部2に記憶されたプログラムの処理過程で、モジュー
ルプログラムの1つが必要となったときに、指定パラメ
ーター参照処理プログラム21を起動して指定パラメー
タ記憶エリア51を参照して使用するとの指定があれば
そのまま用い、指定がないモジュールプログラムの記憶
エリアについては、処理データ格納用のエリアとして用
いることができる。なお、ICカードの処理の基本とな
る処理プログラムについては、プログラム制御部2にす
でに記憶されている。
第2図は、このような処理を実行するプログラム制御部
2の実行制御の流れを示す−・例である。
2の実行制御の流れを示す−・例である。
なお、この例では、プログラム制御部2のプログラムも
モジュールプログラム化されて構成され、その各モジュ
ールプログラムをプログラム等記憶[5のモジュールプ
ログラム(1)〜nとを組合せて実行することで特定の
機能処理が実現される。
モジュールプログラム化されて構成され、その各モジュ
ールプログラムをプログラム等記憶[5のモジュールプ
ログラム(1)〜nとを組合せて実行することで特定の
機能処理が実現される。
ここでの各モジュールプログラムの組合せ方は、組合せ
処理プログラムを設けても、また、パラメータ記憶エリ
ア51にパラメータとして記憶してもよいが、ここでは
、各モジュールプログラムの中に次に起動するモジュー
ルプログラムの先頭アドレス等を組込むことにより行う
ものとする。
処理プログラムを設けても、また、パラメータ記憶エリ
ア51にパラメータとして記憶してもよいが、ここでは
、各モジュールプログラムの中に次に起動するモジュー
ルプログラムの先頭アドレス等を組込むことにより行う
ものとする。
まず、そのステップ■で実行すべきモジュールプログラ
ムがプログラム制御部2の内部にないモジュールか否か
を判定して、それがある場合には、ステップ■でそのプ
ログラムの先頭に飛んでそのモジュールプログラムを実
行する。ない場合には、ステップ■で指定パラメータ参
照処理プログラム21を起動して、指定パラメータ記憶
エリアの指定パラメータ(識別情報等)を参照して該当
モジュールの使用指定されたものの中にあるか否かを判
定し、それがあれば、ステップ■でそのプログラムの先
頭に飛び、ない場合には、エラー処理を行う。ここで、
当該モジュールが使用指定されである場合には、次のス
テップ■で指定モジュールプログラムの先頭アドレスに
アドレスを設定して、指定モジュールプログラムの実行
を行い、その実行が終了した時点で、ステップ■でその
モジュールに分岐があるか否かを判定して、分岐がある
場合にはステップ■へと戻り、分岐先にあるアドレスの
モジュールプログラムに飛び、それを実行して行く。ま
た、なければステップ■で処理が終了か否かを判定して
、処理が終了していなければ、最初のステップ■へと戻
って、同様な処理を繰り返す。
ムがプログラム制御部2の内部にないモジュールか否か
を判定して、それがある場合には、ステップ■でそのプ
ログラムの先頭に飛んでそのモジュールプログラムを実
行する。ない場合には、ステップ■で指定パラメータ参
照処理プログラム21を起動して、指定パラメータ記憶
エリアの指定パラメータ(識別情報等)を参照して該当
モジュールの使用指定されたものの中にあるか否かを判
定し、それがあれば、ステップ■でそのプログラムの先
頭に飛び、ない場合には、エラー処理を行う。ここで、
当該モジュールが使用指定されである場合には、次のス
テップ■で指定モジュールプログラムの先頭アドレスに
アドレスを設定して、指定モジュールプログラムの実行
を行い、その実行が終了した時点で、ステップ■でその
モジュールに分岐があるか否かを判定して、分岐がある
場合にはステップ■へと戻り、分岐先にあるアドレスの
モジュールプログラムに飛び、それを実行して行く。ま
た、なければステップ■で処理が終了か否かを判定して
、処理が終了していなければ、最初のステップ■へと戻
って、同様な処理を繰り返す。
このようにして、プログラム制御部2のプログラムに従
って、指定パラメータ51の情報を参照しながら、実行
権を受渡して、所定の機能の処理を実行制御する。そし
て、この実行過程でデータを記憶することが必要なとき
には、指定パラメータ参照処理プログラム21が起動さ
れて、使用しないモジュールプログラムの記憶エリアが
利用され、必要なデータの書込みが行われる。
って、指定パラメータ51の情報を参照しながら、実行
権を受渡して、所定の機能の処理を実行制御する。そし
て、この実行過程でデータを記憶することが必要なとき
には、指定パラメータ参照処理プログラム21が起動さ
れて、使用しないモジュールプログラムの記憶エリアが
利用され、必要なデータの書込みが行われる。
ところで、データ処理部1と各制御プログラムを記憶し
た記憶部、制御部を2つのチップに分けた2チツプ型と
、1つの制御下においた1チツプ型(ワンチップ型)の
2つの構成があるが、ワンチップ型の場合は、プログラ
ム制御部2とワークエリア3、プログラム等記憶部5の
アドレス空間が共通の場で管理でき、データ処理部1に
よりそれぞれのアドレスがアクセスできる。そこで、こ
のようなアドレス空間で管理できる場合には、モジュー
ルプログラムをプログラム制御部2に格納しても、プロ
グラム等記憶部5に格納しても差しつかえなく、どこで
も置くことができる。
た記憶部、制御部を2つのチップに分けた2チツプ型と
、1つの制御下においた1チツプ型(ワンチップ型)の
2つの構成があるが、ワンチップ型の場合は、プログラ
ム制御部2とワークエリア3、プログラム等記憶部5の
アドレス空間が共通の場で管理でき、データ処理部1に
よりそれぞれのアドレスがアクセスできる。そこで、こ
のようなアドレス空間で管理できる場合には、モジュー
ルプログラムをプログラム制御部2に格納しても、プロ
グラム等記憶部5に格納しても差しつかえなく、どこで
も置くことができる。
以上のように使用モジュールを指定情報により決定でき
るようにしておけば、後からモジュールプログラムを選
択できので、一応必要とされるだけのプログラムをあら
かじめ設定しておき、後から、不要なものを整理したり
、指定変更をして目的とする処理機能になるようにモジ
ュールプログラムを選択することも可能となる。さらに
、逆に当初格納していないモジュールを、後から、メモ
リ(例えばEEPROM)上のモジュールプログラムを
消した空きエリアに追加格納してそのエリアをプログラ
ムエリアに指定すれば、このモジュールプログラムを利
用して新しい機能付けも可能である。
るようにしておけば、後からモジュールプログラムを選
択できので、一応必要とされるだけのプログラムをあら
かじめ設定しておき、後から、不要なものを整理したり
、指定変更をして目的とする処理機能になるようにモジ
ュールプログラムを選択することも可能となる。さらに
、逆に当初格納していないモジュールを、後から、メモ
リ(例えばEEPROM)上のモジュールプログラムを
消した空きエリアに追加格納してそのエリアをプログラ
ムエリアに指定すれば、このモジュールプログラムを利
用して新しい機能付けも可能である。
以旧説明してきたが、実施例では、パラメータ参照処理
プログラムを設けて使用しないモジュールプログラムの
記憶エリアをデータ等の記憶エリアとして利用している
が、これは、プログラムによることなく、パラメータの
中にそのエリアを示す情報として含めて、この情報を参
照することで管理することもできる。
プログラムを設けて使用しないモジュールプログラムの
記憶エリアをデータ等の記憶エリアとして利用している
が、これは、プログラムによることなく、パラメータの
中にそのエリアを示す情報として含めて、この情報を参
照することで管理することもできる。
また、実施例では、モジュールプログラムを使用するか
しないかをパラメータによりそれぞれのモジュールプロ
グラム対応に設定するようにしているが、すべてのモジ
ュールプログラムを使用するのか、いずれかを使用する
のかを示すパラメータをさらに設けて、このパラメータ
をパラメータ記憶エリアに記憶しておけば、プログラム
制御部の制御効率をさらによくすることができる。
しないかをパラメータによりそれぞれのモジュールプロ
グラム対応に設定するようにしているが、すべてのモジ
ュールプログラムを使用するのか、いずれかを使用する
のかを示すパラメータをさらに設けて、このパラメータ
をパラメータ記憶エリアに記憶しておけば、プログラム
制御部の制御効率をさらによくすることができる。
また、モジュールプログラムの命令体系については、同
一のものばかりでな(、異なる命令体系のものも含めて
おけば、さらに各種の用途に適用できるようにすること
ができる。
一のものばかりでな(、異なる命令体系のものも含めて
おけば、さらに各種の用途に適用できるようにすること
ができる。
[発明の効果コ
ICカードでは、その発行に当たり、顧客ごとにプログ
ラム要求が異なるのが常である。これに対応するには、
顧客ごとにカードを作るが、ないしは、ユーザごとに記
述したプログラム部分を顧客ごとにプログラム等記憶部
に格納させ、これの11語処理部分をプログラム制御部
に格納させて、プログラム制御することになるが、前者
は、マスクチャージなどのコストが膨大となり、後者も
、記憶部に全てのユーザプログラム部分を格納しなけれ
ばならず、EEPROMなどのコストの高い記憶部の容
置が大きくなるために全体としコスト高となる。さらに
、後者は、一定の容量の記憶部で行なおうとすると、ユ
ーザプログラムエリアが大半を占めてしまい、データの
格納エリアが少なくなり、実用に供せない場合が多くな
る。
ラム要求が異なるのが常である。これに対応するには、
顧客ごとにカードを作るが、ないしは、ユーザごとに記
述したプログラム部分を顧客ごとにプログラム等記憶部
に格納させ、これの11語処理部分をプログラム制御部
に格納させて、プログラム制御することになるが、前者
は、マスクチャージなどのコストが膨大となり、後者も
、記憶部に全てのユーザプログラム部分を格納しなけれ
ばならず、EEPROMなどのコストの高い記憶部の容
置が大きくなるために全体としコスト高となる。さらに
、後者は、一定の容量の記憶部で行なおうとすると、ユ
ーザプログラムエリアが大半を占めてしまい、データの
格納エリアが少なくなり、実用に供せない場合が多くな
る。
しかし、この発明によれば、顧客ごとにICカードを作
らなくても、一部のユーザプログラム部分のみ、(特に
使用が不確かな部分のみ)記憶部に格納し、確定してい
る部分をFROMなどのプログラム制御部に低コストで
格納させることができるようにすることができ、低コス
トなICカードが実現でき、かつ、その機能も指定パラ
メータ等の使用指定の情報により、簡単に選択できる。
らなくても、一部のユーザプログラム部分のみ、(特に
使用が不確かな部分のみ)記憶部に格納し、確定してい
る部分をFROMなどのプログラム制御部に低コストで
格納させることができるようにすることができ、低コス
トなICカードが実現でき、かつ、その機能も指定パラ
メータ等の使用指定の情報により、簡単に選択できる。
また、その変更も後からでも容易に行える。
第1図は、この発明のICカードを適用しか内部構成の
ブロック図であり、第2図は、その処理のフローチャー
トである。 1・・・データ処理部、2・・・プログラム制御部、3
・・・データエリア、4・・・パス、5・・・プログラ
ム等記憶部、 6・・・人出力部、10・・・ICカード、21・・・
指定パラメータ参照処理プログラム、22・・・パラメ
ータ書込みプログラム、53・・・処理要素プログラム
エリア、52・・・各種の固定データ記憶エリア、53
・・・指定パラメータ記憶エリア。
ブロック図であり、第2図は、その処理のフローチャー
トである。 1・・・データ処理部、2・・・プログラム制御部、3
・・・データエリア、4・・・パス、5・・・プログラ
ム等記憶部、 6・・・人出力部、10・・・ICカード、21・・・
指定パラメータ参照処理プログラム、22・・・パラメ
ータ書込みプログラム、53・・・処理要素プログラム
エリア、52・・・各種の固定データ記憶エリア、53
・・・指定パラメータ記憶エリア。
Claims (3)
- (1)情報入出力部と、情報記憶部と、処理プログラム
を記憶するプログラム記憶部と、このプログラム記憶部
に格納された処理プログラムに従って前記情報入出力部
を介して外部との間で情報の授受を行い、外部から入力
された情報又は内部で発生した情報を前記情報記憶部に
記憶する制御を行う演算処理部とを有するICカードに
おいて、前記プログラム記憶部にはICカードが実行す
る各種の仕様,用途等に応じた処理機能を組合せにより
実現する部分処理に分割された複数のモジュールプログ
ラムが記憶され、前記情報記憶部又は前記プログラム記
憶部にはこれら複数のモジュールプログラムのうち前記
演算処理部に使用されるモジュールプログラムを指定す
る第1の情報と前記演算処理部が実行しないモジュール
プログラムが記憶された記憶エリアを前記情報記憶部の
一部又は全部として使用できるように管理する管理処理
プログラム若しくは第2の情報とが記憶され、前記演算
処理部は、第1及び前記管理処理プログラム若しくは第
2の情報に従って、前記指定されたモジュールプログラ
ムを組入れて処理し、使用の指定されていないモジュー
ルプログラムの記憶エリアを処理のためのエリアとして
処理をすることを特徴とするICカード。 - (2)第1の情報はパラメータとして特定の記憶エリア
に記憶され、第1の情報には複数のモジュールプログラ
ムをすべてモジュール単位で使用するか否かの識別情報
が含まれていて、第2の情報は特定のエリアに記憶され
る第1の情報が記憶されていないことによって情報とさ
れ、演算処理部は前記識別情報を参照して使用が指定さ
れたモジュールプログラムを選択して処理をし、使用が
指定されていないモジュールプログラムの記憶エリアを
処理のためのエリアとして処理をすることを特徴とする
請求項1記載のICカード。 - (3)複数のモジュールプログラムには命令体系が異な
るモジュールプログラムが含まれ、第1の情報は、パラ
メータとして特定の記憶エリアに記憶されていることを
特徴とする請求項1記載のICカード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63151008A JPH023823A (ja) | 1988-06-18 | 1988-06-18 | Icカード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63151008A JPH023823A (ja) | 1988-06-18 | 1988-06-18 | Icカード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH023823A true JPH023823A (ja) | 1990-01-09 |
Family
ID=15509276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63151008A Pending JPH023823A (ja) | 1988-06-18 | 1988-06-18 | Icカード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH023823A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002041313A (ja) * | 2000-07-28 | 2002-02-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 組込形ソフトウェアの制御方法 |
US8877865B2 (en) | 2009-03-30 | 2014-11-04 | Kuraray Co., Ltd. | Resin composition and multilayered structure |
-
1988
- 1988-06-18 JP JP63151008A patent/JPH023823A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002041313A (ja) * | 2000-07-28 | 2002-02-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 組込形ソフトウェアの制御方法 |
US8877865B2 (en) | 2009-03-30 | 2014-11-04 | Kuraray Co., Ltd. | Resin composition and multilayered structure |
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