JPH0238175B2 - Kanshogyoyosuiso - Google Patents
KanshogyoyosuisoInfo
- Publication number
- JPH0238175B2 JPH0238175B2 JP13744487A JP13744487A JPH0238175B2 JP H0238175 B2 JPH0238175 B2 JP H0238175B2 JP 13744487 A JP13744487 A JP 13744487A JP 13744487 A JP13744487 A JP 13744487A JP H0238175 B2 JPH0238175 B2 JP H0238175B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lighting
- aquarium
- filter device
- locking
- upper frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は観賞魚用水槽、より詳細には水槽内へ
の給餌や、水草の植え直しなどの水槽内の飼育管
理を行うに際して、水槽の上面前部を開口してお
けるように、上枠の上面前部に載置されている照
明器具を一時的に上方の上方部分に仮設保持でき
るようにした観賞魚用水槽に関するものである。
の給餌や、水草の植え直しなどの水槽内の飼育管
理を行うに際して、水槽の上面前部を開口してお
けるように、上枠の上面前部に載置されている照
明器具を一時的に上方の上方部分に仮設保持でき
るようにした観賞魚用水槽に関するものである。
従来の観賞魚用水槽は、水槽上枠の上面前部に
蛍光灯照明器具が載置され、上枠の上面後部には
水槽内の水を吸上げて濾過したのち再び水槽内へ
戻すためのフイルター器具が載置されている。ま
た上枠の内周の片側部分には、前方と後方とに
夫々一対の透孔を開設した短い幅の棚板が設けら
れていて、この棚板におけるいずれか一方(後
方)の透孔をフイルター器具の吸水管を保持する
のに利用できるようになつている。
蛍光灯照明器具が載置され、上枠の上面後部には
水槽内の水を吸上げて濾過したのち再び水槽内へ
戻すためのフイルター器具が載置されている。ま
た上枠の内周の片側部分には、前方と後方とに
夫々一対の透孔を開設した短い幅の棚板が設けら
れていて、この棚板におけるいずれか一方(後
方)の透孔をフイルター器具の吸水管を保持する
のに利用できるようになつている。
通常、水槽内の観賞魚に餌を与えるときには、
上枠の上面前部に照明器具が載置されているの
で、照明器具を片側に移動することによつて前記
棚板における前方の透孔を開口させ、この透孔よ
り水槽内に餌を投入する。
上枠の上面前部に照明器具が載置されているの
で、照明器具を片側に移動することによつて前記
棚板における前方の透孔を開口させ、この透孔よ
り水槽内に餌を投入する。
このように従来の水槽においては、水槽上枠上
に照明器具とフイルター器具が載置されているた
めに、観賞魚に餌を与えるときには照明器具を移
動しなければならないという大きな問題点を有し
ている。通常では、前記のように上枠の片側部分
の棚板に給餌用として利用できる透孔が設けられ
ているので、給餌の際には照明器具をこの透孔が
開く程度側方に移動すればよい。しかしながらこ
のような給餌の方法によると、この透孔は上枠の
片側部分の前方に設けられているために、餌が水
槽の四隅における一つの隅から水槽内に投入され
ることとなつて、槽内での拡散分布が充分に行え
ず、このため成魚は餌を攝取できるが、稚魚は餌
を攝取できずに死滅する率が多いという問題点が
あつた。
に照明器具とフイルター器具が載置されているた
めに、観賞魚に餌を与えるときには照明器具を移
動しなければならないという大きな問題点を有し
ている。通常では、前記のように上枠の片側部分
の棚板に給餌用として利用できる透孔が設けられ
ているので、給餌の際には照明器具をこの透孔が
開く程度側方に移動すればよい。しかしながらこ
のような給餌の方法によると、この透孔は上枠の
片側部分の前方に設けられているために、餌が水
槽の四隅における一つの隅から水槽内に投入され
ることとなつて、槽内での拡散分布が充分に行え
ず、このため成魚は餌を攝取できるが、稚魚は餌
を攝取できずに死滅する率が多いという問題点が
あつた。
このような理由から、特に稚魚が多いときの給
餌作業としては上枠上の照明器具をそつくり取外
すようにどこか別の所へ移動して、照明器具の下
面にあるガラス蓋を取外し、餌を水槽内のできる
だけ広い範囲に拡散分布させることが必要とされ
る。ところでこのような場合、従来の水槽では、
照明器具を一時的に安全に仮保持しておけるよう
な手段がないために、照明器具をとりあえず、後
方のフイルター器具の上、あるいはテーブル、
棚、床の上などの適切でない場所に不安定な形で
置くこととなるが、これがため時として照明器具
を床の上や水槽の中に落下させたり、床のうえで
踏み付けたりして、使用不能になるような破損事
故を起こす率が極めて多いという問題点があつ
た。
餌作業としては上枠上の照明器具をそつくり取外
すようにどこか別の所へ移動して、照明器具の下
面にあるガラス蓋を取外し、餌を水槽内のできる
だけ広い範囲に拡散分布させることが必要とされ
る。ところでこのような場合、従来の水槽では、
照明器具を一時的に安全に仮保持しておけるよう
な手段がないために、照明器具をとりあえず、後
方のフイルター器具の上、あるいはテーブル、
棚、床の上などの適切でない場所に不安定な形で
置くこととなるが、これがため時として照明器具
を床の上や水槽の中に落下させたり、床のうえで
踏み付けたりして、使用不能になるような破損事
故を起こす率が極めて多いという問題点があつ
た。
本発明は上記のような従来の観賞魚用水槽の問
題点を解消するために、給餌作業や水草の植え付
け、死魚のすくい出しなどの水槽内の詞育管理作
業に際し、照明器具を水槽の一部に安全に仮設保
管できるようにして、前記の各種飼育管理作業が
安全にしてかつ手軽に行えることを目的としたも
のである。
題点を解消するために、給餌作業や水草の植え付
け、死魚のすくい出しなどの水槽内の詞育管理作
業に際し、照明器具を水槽の一部に安全に仮設保
管できるようにして、前記の各種飼育管理作業が
安全にしてかつ手軽に行えることを目的としたも
のである。
本発明においては、上記のような目的の観賞魚
用水槽を得るための具体的手段として、水槽の上
枠上面前部に載置される照明器具の一部に、該照
明器具を上枠上面背部に載置されたフイルター器
具に対して係止できる一方の係止具を設け、前記
フイルター器具の一部には、前記照明器具の前記
係止具と係合して、前記照明器具を上枠とは隔離
した状態で該フイルター器具の前面上部に保持す
るための、他方の係止具を設けたことを特徴とす
るものである。
用水槽を得るための具体的手段として、水槽の上
枠上面前部に載置される照明器具の一部に、該照
明器具を上枠上面背部に載置されたフイルター器
具に対して係止できる一方の係止具を設け、前記
フイルター器具の一部には、前記照明器具の前記
係止具と係合して、前記照明器具を上枠とは隔離
した状態で該フイルター器具の前面上部に保持す
るための、他方の係止具を設けたことを特徴とす
るものである。
本発明においては照明器具を後方のフイルター
器具に対して一時的に仮設保持させることを要旨
とするため、そのための手段としては特定な一つ
の手段に拘束されるものではなく、照明器具とフ
イルター器具とに夫々の相手方器具と係合し合う
適宜の係止具を互に備えていればよい。
器具に対して一時的に仮設保持させることを要旨
とするため、そのための手段としては特定な一つ
の手段に拘束されるものではなく、照明器具とフ
イルター器具とに夫々の相手方器具と係合し合う
適宜の係止具を互に備えていればよい。
具体的な手段の一例としては、照明器具の背面
下部に一方の係止具としてのフツククを一対設
け、フイルター器具の前面上部における前記フツ
クとの対応位置に夫々のフツクが係合する他方の
係止具としての一対の受環を設け、これらの両係
止具の係合によつて照明器具が上枠上面から隔離
された形でフイルター器具に仮設保持されるよう
な手段が好ましい。
下部に一方の係止具としてのフツククを一対設
け、フイルター器具の前面上部における前記フツ
クとの対応位置に夫々のフツクが係合する他方の
係止具としての一対の受環を設け、これらの両係
止具の係合によつて照明器具が上枠上面から隔離
された形でフイルター器具に仮設保持されるよう
な手段が好ましい。
また係止具としては、必ずしも前記のようなフ
ツクと受環とに限られることはなく、別の形の係
止具、例えば照明器具の両側面下部に後方に向け
て突出する一方の係止具としてのアームを設けて
おき、フイルター器具の両側面上部には前記のア
ームが挿入される他方の係止具としてのスリーブ
を設け、これらのアームとスリーブとの係合によ
り照明器具がフイルター器具に仮設保持されるよ
うにしてもよい。
ツクと受環とに限られることはなく、別の形の係
止具、例えば照明器具の両側面下部に後方に向け
て突出する一方の係止具としてのアームを設けて
おき、フイルター器具の両側面上部には前記のア
ームが挿入される他方の係止具としてのスリーブ
を設け、これらのアームとスリーブとの係合によ
り照明器具がフイルター器具に仮設保持されるよ
うにしてもよい。
本発明に係る観賞魚用水槽では、所定の給餌時
間が来た時とか、その他水槽内の飼育管理作業を
行うときに、上枠上の照明器具を手で支えながら
該照明器具の係止具を後方のフイルター器具の係
止具に係合させる。照明器具の係止具は、該器具
の背面もしくは両側面の下方部に設けられ、フイ
ルター器具の係止具は前面もしくは両側面の上方
部に設けられているので、照明器具は夫々の係止
具が係合されることによつて下面のランプが上枠
上からほぼフイルター器具の高さ程度上方に隔離
された形でフイルター器具前面に仮設保持され
る。照明器具を支えるフイルター器具は、フイル
ター用の吸水モーターやたえず吸い上げられた所
定量の水が濾過されるべく内部に貯留されている
ためにそれ自体の重量が照明器具の重量よりも大
きくなつており、照明器具を安全に支持すること
ができる。また照明器具が上枠上面から外される
とはいえ、該照明器具は上枠上面と所定の間隔を
置いた上方に安定よく保持されるので、充分な照
明光線を受けながらガラス蓋を開いて給餌などの
水槽内飼育管理作業を行うことができる。
間が来た時とか、その他水槽内の飼育管理作業を
行うときに、上枠上の照明器具を手で支えながら
該照明器具の係止具を後方のフイルター器具の係
止具に係合させる。照明器具の係止具は、該器具
の背面もしくは両側面の下方部に設けられ、フイ
ルター器具の係止具は前面もしくは両側面の上方
部に設けられているので、照明器具は夫々の係止
具が係合されることによつて下面のランプが上枠
上からほぼフイルター器具の高さ程度上方に隔離
された形でフイルター器具前面に仮設保持され
る。照明器具を支えるフイルター器具は、フイル
ター用の吸水モーターやたえず吸い上げられた所
定量の水が濾過されるべく内部に貯留されている
ためにそれ自体の重量が照明器具の重量よりも大
きくなつており、照明器具を安全に支持すること
ができる。また照明器具が上枠上面から外される
とはいえ、該照明器具は上枠上面と所定の間隔を
置いた上方に安定よく保持されるので、充分な照
明光線を受けながらガラス蓋を開いて給餌などの
水槽内飼育管理作業を行うことができる。
次に本発明の好ましい実施例を図面により説明
する。第1図は通常の使用状態における観賞魚用
水槽1の前面斜視図であつて、上枠2の上面前部
に蛍光灯5をもつた照明器具3、上面背部にはフ
イルター器具4が夫々載置されている。第2図に
示すように、照明器具3を取外した状態における
上枠2の内周部分には、片側に給飼用透孔7を有
する棚板6が設けられていると共に、この棚板6
と同じ面を持つ上枠2の内周受棚8上に水槽1内
から蒸発する水分を照明器具3に対して遮断する
ためのガラス蓋9が載置されている。
する。第1図は通常の使用状態における観賞魚用
水槽1の前面斜視図であつて、上枠2の上面前部
に蛍光灯5をもつた照明器具3、上面背部にはフ
イルター器具4が夫々載置されている。第2図に
示すように、照明器具3を取外した状態における
上枠2の内周部分には、片側に給飼用透孔7を有
する棚板6が設けられていると共に、この棚板6
と同じ面を持つ上枠2の内周受棚8上に水槽1内
から蒸発する水分を照明器具3に対して遮断する
ためのガラス蓋9が載置されている。
第3図に示すように、照明器具3における背面
の下方部には、一方の係止具としての一対の下向
きのフツク10が夫々所定の間隔を置いて実設さ
れている。また照明器具3の背部に配置されるフ
イルター器具4の前面上方部には、前記照明器具
3の背面フツク10と対応する他方の係止具とし
ての一対の受環11が夫々所定の間隔を置いて突
設されている。それ故、第1図に示すような照明
器具3が上枠2の上面前部に配置された状態か
ら、該照明器具3を持ち上げて背面のフツク10
が後方のフイルター器具4の前面における受環1
1内に係合されるようにセツトすると、照明器具
3はフイルター器具4を介して、上枠2の上面上
部に所定の間隔を置いて仮設保持される。
の下方部には、一方の係止具としての一対の下向
きのフツク10が夫々所定の間隔を置いて実設さ
れている。また照明器具3の背部に配置されるフ
イルター器具4の前面上方部には、前記照明器具
3の背面フツク10と対応する他方の係止具とし
ての一対の受環11が夫々所定の間隔を置いて突
設されている。それ故、第1図に示すような照明
器具3が上枠2の上面前部に配置された状態か
ら、該照明器具3を持ち上げて背面のフツク10
が後方のフイルター器具4の前面における受環1
1内に係合されるようにセツトすると、照明器具
3はフイルター器具4を介して、上枠2の上面上
部に所定の間隔を置いて仮設保持される。
水槽1内への給餌を行う場合には、前記のよう
に照明器具3を後方のフイルター器具4に仮設保
持した状態で上枠2上のガラス蓋9を取外し、餌
を水槽内の広範囲に拡散分布させればよいが、こ
の時取外したガラス蓋9を適切な場所に移動させ
ないと誤つてこれを破損する惧れがある。このた
めこの実施例では上枠2におけるガラス蓋受棚8
の一部に、第8図で示すようなガラス蓋9を開放
状態で保持しておけるような支持アーム12が設
けられている。
に照明器具3を後方のフイルター器具4に仮設保
持した状態で上枠2上のガラス蓋9を取外し、餌
を水槽内の広範囲に拡散分布させればよいが、こ
の時取外したガラス蓋9を適切な場所に移動させ
ないと誤つてこれを破損する惧れがある。このた
めこの実施例では上枠2におけるガラス蓋受棚8
の一部に、第8図で示すようなガラス蓋9を開放
状態で保持しておけるような支持アーム12が設
けられている。
この支持アームには第7図乃至第9図に示すよ
うに、通常は上枠2における前記棚板6と反対側
に位置するガラス蓋受棚8に、該受棚8の面と同
じ面をなすように埋設されている。前記のように
照明器具3が上方に仮設保持された時、ガラス蓋
9を上枠2の手前側が開くように開放した状態
で、支持アーム12の先端12aを指先で引掛
け、上枠2の手前側の後端12bが軸として回動
するように引起こす。支持アーム12は先端部1
2aにガラス蓋9の側縁を挟み込むための凹溝1
3が設けられていると共に、後端部12bには受
棚8の収納凹部14の後端に設けられた軸15に
係合される軸受溝16が設けられている。また該
支持アーム12の側面には、前記収納凹部14内
にアーム12が埋込まれた状態で、アーム12の
表面12cが受棚8と同じ面に維持されるような
側板12dが設けられている。支持アーム12を
引出して先端12aの凹溝13内にガラス蓋9の
側縁9aを係合させると、ガラス蓋9の後縁9b
がフイルター器具4の下縁に係合した状態で前縁
9cが開放された状態を維持する。
うに、通常は上枠2における前記棚板6と反対側
に位置するガラス蓋受棚8に、該受棚8の面と同
じ面をなすように埋設されている。前記のように
照明器具3が上方に仮設保持された時、ガラス蓋
9を上枠2の手前側が開くように開放した状態
で、支持アーム12の先端12aを指先で引掛
け、上枠2の手前側の後端12bが軸として回動
するように引起こす。支持アーム12は先端部1
2aにガラス蓋9の側縁を挟み込むための凹溝1
3が設けられていると共に、後端部12bには受
棚8の収納凹部14の後端に設けられた軸15に
係合される軸受溝16が設けられている。また該
支持アーム12の側面には、前記収納凹部14内
にアーム12が埋込まれた状態で、アーム12の
表面12cが受棚8と同じ面に維持されるような
側板12dが設けられている。支持アーム12を
引出して先端12aの凹溝13内にガラス蓋9の
側縁9aを係合させると、ガラス蓋9の後縁9b
がフイルター器具4の下縁に係合した状態で前縁
9cが開放された状態を維持する。
なお第10図に示すように、水槽1が大形であ
つて、上枠2の中央部に梁材17が設けられてい
るような場合には、前記支持アーム12をこの梁
材17に設けて、ガラス蓋9の前縁9cをこの支
持アーム12の先端部凹溝13に係合して開放状
態に支持させるようにしてもよい。
つて、上枠2の中央部に梁材17が設けられてい
るような場合には、前記支持アーム12をこの梁
材17に設けて、ガラス蓋9の前縁9cをこの支
持アーム12の先端部凹溝13に係合して開放状
態に支持させるようにしてもよい。
第11図及び第12図は本発明の別の実施例を
示すものであり、この場合では照明器具3に設け
られる一方の係止具として、該器具3における両
側面18の下方後部に夫々横形のスリーブ19
と、このスリーブ19内に摺動自在に挿入された
アーム20とが設けられている。またフイルター
器具4に設けられる他方の係止具としては、該器
具4における両側面21の上方前部に夫々前記ア
ーム20の挿入を許すようなスリーブ22が設け
られている。前記照明器具3のアーム20を収納
するスリーブ19は、一端に鈎部24を有する案
内溝23が設けられていて、アーム20から突出
する操作用突起25が前記案内溝23の外方に突
出している。通常、アーム20はスリーブ19内
に収納されているが、必要が生じたときアーム2
0を突起25によつてスリーブ19の後方に押出
し、該突起25を鈎部24内へ回動することによ
り、アーム20の突出状態を固定する。このよう
にして突出されたアーム20をフイルター器具4
のスリーブ22内に挿通することによつて照明器
具3がフイルター器具4に仮設保持される。
示すものであり、この場合では照明器具3に設け
られる一方の係止具として、該器具3における両
側面18の下方後部に夫々横形のスリーブ19
と、このスリーブ19内に摺動自在に挿入された
アーム20とが設けられている。またフイルター
器具4に設けられる他方の係止具としては、該器
具4における両側面21の上方前部に夫々前記ア
ーム20の挿入を許すようなスリーブ22が設け
られている。前記照明器具3のアーム20を収納
するスリーブ19は、一端に鈎部24を有する案
内溝23が設けられていて、アーム20から突出
する操作用突起25が前記案内溝23の外方に突
出している。通常、アーム20はスリーブ19内
に収納されているが、必要が生じたときアーム2
0を突起25によつてスリーブ19の後方に押出
し、該突起25を鈎部24内へ回動することによ
り、アーム20の突出状態を固定する。このよう
にして突出されたアーム20をフイルター器具4
のスリーブ22内に挿通することによつて照明器
具3がフイルター器具4に仮設保持される。
なお前記第6図のように係止具をフツク10と
受環11とした実施例では、フツク10を照明器
具3に設け、受環11をフイルター器具4に設け
たが、これとは逆にフツク10をフイルター器具
4に設け受環11を照明器具3に設けるようにし
てもよい。また第11図のように係止具をアーム
20とスリーブ22とした実施例では、アーム2
0を照明器具3に設け、スリーブ22をフイルタ
ー器具4に設けたが、アーム20をフイルター器
具4に設け、このアームを受けるスリーブ22を
照明器具3に設けるようにしてもよい。
受環11とした実施例では、フツク10を照明器
具3に設け、受環11をフイルター器具4に設け
たが、これとは逆にフツク10をフイルター器具
4に設け受環11を照明器具3に設けるようにし
てもよい。また第11図のように係止具をアーム
20とスリーブ22とした実施例では、アーム2
0を照明器具3に設け、スリーブ22をフイルタ
ー器具4に設けたが、アーム20をフイルター器
具4に設け、このアームを受けるスリーブ22を
照明器具3に設けるようにしてもよい。
以上に述べたように、本発明の観賞魚用水槽に
おいては、上枠の上面前部に載置する照明器具を
背部のフイルター器具の前面上部に夫々の係止具
を介して仮設保持できるようにしたので、給餌の
際照明器具を上方に仮設保持させてガラス蓋を開
放すれば照明器具による光線が与えられた状態で
餌を水槽内の中央部に拡散分布させることがで
き、従つて照明器具の安全な保管と活用とを兼ね
ながら餌を与える時の楽しみを倍増させることが
できる。
おいては、上枠の上面前部に載置する照明器具を
背部のフイルター器具の前面上部に夫々の係止具
を介して仮設保持できるようにしたので、給餌の
際照明器具を上方に仮設保持させてガラス蓋を開
放すれば照明器具による光線が与えられた状態で
餌を水槽内の中央部に拡散分布させることがで
き、従つて照明器具の安全な保管と活用とを兼ね
ながら餌を与える時の楽しみを倍増させることが
できる。
また本発明の水槽によれば給餌作業のみなら
ず、水草の植え変えとか死魚のすくい出しなどの
水槽内の飼育管理作業を照明器具による照明を受
けながら行うことができるので、これらの飼育管
理作業を簡便かつ能率的に随時適切に行うことが
できるという利点を有する。
ず、水草の植え変えとか死魚のすくい出しなどの
水槽内の飼育管理作業を照明器具による照明を受
けながら行うことができるので、これらの飼育管
理作業を簡便かつ能率的に随時適切に行うことが
できるという利点を有する。
第1図は本発明に係る観賞魚用水槽の通常の使
用状態における斜視図、第2図は照明器具を取外
した状態の斜視図、第3図は照明器具の背面から
見た斜視図、第4図はフイルター器具の平面図、
第5図は使用状態における水槽の斜視図、第6図
は側面図、第7図は上枠の部分斜視図、第8図は
ガラス蓋の支持アームを使用した状態の部分斜視
図、第9図は第7図の―線における断面図、
第10図は支持アームの別の実施例を示す斜視
図、第11図は本発明の別の実施例である照明器
具とフイルター器具との構造を示す部分斜視図、
第12図は第11図の実施例における使用状態を
示す部分斜視図である。 1…水槽、2…上枠、3…照明器具、4…フイ
ルター器具、6…棚板、7…透孔、8…受棚、9
…ガラス蓋、10…フツク(係止具)、11…受
環(係止具)、12…支持アーム、13…凹溝、
14…収納凹部、15…軸、16…軸受溝、17
…梁材、18…照明器具両側面、19…スリー
ブ、20…アーム、21…フイルター器具両側
面、22…スリーブ。
用状態における斜視図、第2図は照明器具を取外
した状態の斜視図、第3図は照明器具の背面から
見た斜視図、第4図はフイルター器具の平面図、
第5図は使用状態における水槽の斜視図、第6図
は側面図、第7図は上枠の部分斜視図、第8図は
ガラス蓋の支持アームを使用した状態の部分斜視
図、第9図は第7図の―線における断面図、
第10図は支持アームの別の実施例を示す斜視
図、第11図は本発明の別の実施例である照明器
具とフイルター器具との構造を示す部分斜視図、
第12図は第11図の実施例における使用状態を
示す部分斜視図である。 1…水槽、2…上枠、3…照明器具、4…フイ
ルター器具、6…棚板、7…透孔、8…受棚、9
…ガラス蓋、10…フツク(係止具)、11…受
環(係止具)、12…支持アーム、13…凹溝、
14…収納凹部、15…軸、16…軸受溝、17
…梁材、18…照明器具両側面、19…スリー
ブ、20…アーム、21…フイルター器具両側
面、22…スリーブ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 水槽の上枠上面前部に載置される照明器具の
一部に、該照明器具を上枠上面背部に載置された
フイルター器具に対して係止できる一方の係止具
を設け、前記フイルター器具の一部には、前記照
明器具の前記係止具と係合して、前記照明器具を
上枠とは隔離した状態で該フイルター器具の前面
上部に保持するための、他方の係止具を設けたこ
とを特徴とする観賞魚用水槽。 2 照明器具における一方の係止具が、該照明器
具の背面下部に設けられた一対の下向きフツクで
あり、フイルター器具における他方の係止具が、
該フイルター器具の前面上部に設けられた前記フ
ツクと夫々係合する一対の受環である特許請求の
範囲第1項記載の観賞魚用水槽。 3 照明器具における一方の係止具が、該照明器
具の両側面下部に設けられたスリーブと、このス
リーブ内に摺動自在に収納されたアームであり、
フイルター器具における他方の係止具が、該フイ
ルター器具の両側面上部に設けられた前記アーム
が夫々挿入されるスリーブである特許請求の範囲
第1項記載の観賞魚用水槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13744487A JPH0238175B2 (ja) | 1987-05-30 | 1987-05-30 | Kanshogyoyosuiso |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP13744487A JPH0238175B2 (ja) | 1987-05-30 | 1987-05-30 | Kanshogyoyosuiso |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPS63301733A JPS63301733A (ja) | 1988-12-08 |
JPH0238175B2 true JPH0238175B2 (ja) | 1990-08-29 |
Family
ID=15198764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13744487A Expired - Lifetime JPH0238175B2 (ja) | 1987-05-30 | 1987-05-30 | Kanshogyoyosuiso |
Country Status (1)
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JP (1) | JPH0238175B2 (ja) |
Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
JPH03274385A (ja) * | 1990-03-26 | 1991-12-05 | Nippon Steel Corp | 高温室内の観察装置 |
Families Citing this family (3)
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CN203478128U (zh) * | 2013-10-18 | 2014-03-12 | 成都智拓水族用品有限公司 | 用于水族箱的灯体座 |
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-
1987
- 1987-05-30 JP JP13744487A patent/JPH0238175B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH03274385A (ja) * | 1990-03-26 | 1991-12-05 | Nippon Steel Corp | 高温室内の観察装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63301733A (ja) | 1988-12-08 |
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