JPH0236093A - 自動裁断機における両刃カッター制御方法 - Google Patents
自動裁断機における両刃カッター制御方法Info
- Publication number
- JPH0236093A JPH0236093A JP18654088A JP18654088A JPH0236093A JP H0236093 A JPH0236093 A JP H0236093A JP 18654088 A JP18654088 A JP 18654088A JP 18654088 A JP18654088 A JP 18654088A JP H0236093 A JPH0236093 A JP H0236093A
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- JP
- Japan
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- cutter
- double
- edge
- blade
- cutting
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- Pending
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- Control Of Cutting Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は自動裁断機における両刃カッターの制御方法に
関する。
関する。
自動裁断機用のカッターとして第6図に示すように、カ
ッターの長手方向中心軸線Sを中心としてカッターの下
部左右両側に刃a、bが形成され、これにより180度
異4る2方向A、Bに切断方向を有する、いわゆる両刃
カッターNが公知である。この両刃カッターNを用いた
自動裁断機において、第7図口に示すように、裁断方向
を緩い角度αで変換する場合には5両刃カッターNは、
この角度に応じて刃角度が変換され、切断に使用する刃
すはそのままである。しかるに、第7図イのように裁断
方向を急角度βで変換する場合には。
ッターの長手方向中心軸線Sを中心としてカッターの下
部左右両側に刃a、bが形成され、これにより180度
異4る2方向A、Bに切断方向を有する、いわゆる両刃
カッターNが公知である。この両刃カッターNを用いた
自動裁断機において、第7図口に示すように、裁断方向
を緩い角度αで変換する場合には5両刃カッターNは、
この角度に応じて刃角度が変換され、切断に使用する刃
すはそのままである。しかるに、第7図イのように裁断
方向を急角度βで変換する場合には。
両刃カッターNの幅広側面dが最短角度で裁断方向を向
くように、両刃カッターNの向き即ち回転角度が方向制
御され、この場合、裁断方向に向けて先方に位置する刃
が交替する。即ち、急角度変換点Hまでは、刃すが先方
位置で、これにより裁断を行っていたものが、変換点H
以後は、今まで後方に位置していた刃aが先方に位置し
、この刃aによって変換点以後の裁断が行われる。
くように、両刃カッターNの向き即ち回転角度が方向制
御され、この場合、裁断方向に向けて先方に位置する刃
が交替する。即ち、急角度変換点Hまでは、刃すが先方
位置で、これにより裁断を行っていたものが、変換点H
以後は、今まで後方に位置していた刃aが先方に位置し
、この刃aによって変換点以後の裁断が行われる。
上記のように、両刃カッターの刃角度を方向制御しつつ
、被切断シート物を切断する場合、特に閉図形を裁断す
る場合には、両刃のうちの片側の刃の使用頻度が他の刃
よりも多くなり1片側の刃が早く摩耗し易い。片側の刃
が切れなくなると、他方の刃がまだ充分に使える状態で
あってもカッターの交換を行わなければならず、このた
め、カッターの耐久性が低くならざるを得なかった。
、被切断シート物を切断する場合、特に閉図形を裁断す
る場合には、両刃のうちの片側の刃の使用頻度が他の刃
よりも多くなり1片側の刃が早く摩耗し易い。片側の刃
が切れなくなると、他方の刃がまだ充分に使える状態で
あってもカッターの交換を行わなければならず、このた
め、カッターの耐久性が低くならざるを得なかった。
本発明は上記欠陥を除去することを目的とするものであ
る。
る。
上記目的を達成するため、本発明は、テーブル上の被切
断シート物に両刃カッターの下端を貫入し、該両刃カッ
ターの幅広側面が常に切断方向に対して平行となるよう
に両刃カッターの刃角度を回転制御しつつ該両刃カッタ
ーをテーブル面に対して平行な平面内で所定の方向に送
り、該テーブル上の被切断シート物を所定の形状に切断
するようにした自動裁断機において、裁断時、両刃カッ
ターの左右の刃のうち、選択した一方の刃が常に切断方
向に対して他方の刃より先に位置するように前記両刃カ
ッターの方向を回転制御し、この一方の刃が摩耗したら
、両刃カッターの方向を180度変換して他方の刃を選
択し、この他方の刃が常に切断方向に対して先方となる
ように前記両刃カッターの方向を回転制御するようにし
たものである。
断シート物に両刃カッターの下端を貫入し、該両刃カッ
ターの幅広側面が常に切断方向に対して平行となるよう
に両刃カッターの刃角度を回転制御しつつ該両刃カッタ
ーをテーブル面に対して平行な平面内で所定の方向に送
り、該テーブル上の被切断シート物を所定の形状に切断
するようにした自動裁断機において、裁断時、両刃カッ
ターの左右の刃のうち、選択した一方の刃が常に切断方
向に対して他方の刃より先に位置するように前記両刃カ
ッターの方向を回転制御し、この一方の刃が摩耗したら
、両刃カッターの方向を180度変換して他方の刃を選
択し、この他方の刃が常に切断方向に対して先方となる
ように前記両刃カッターの方向を回転制御するようにし
たものである。
以下に本発明の構成を添付図面に示す実施例を参照して
詳細に説明する。
詳細に説明する。
2はx−y数値制御自動裁断機の裁断ヘッドであり、バ
キュームテーブル4上面に対して平行な平面内で所定の
方向に移動可能に支持され、該ヘッド2は、公知のx−
y数値制御装置に連結している。6はヘッド2のハウジ
ング8に固定された取付枠であり、これにボールベアリ
ングを介して。
キュームテーブル4上面に対して平行な平面内で所定の
方向に移動可能に支持され、該ヘッド2は、公知のx−
y数値制御装置に連結している。6はヘッド2のハウジ
ング8に固定された取付枠であり、これにボールベアリ
ングを介して。
外部管体10が上下方向に移動しないように、テーブル
4面に対して垂直な軸線を中心として回転自在に支承さ
れている。14は前記外部管体10に固定された内部管
体12に昇降自在に配置された回転軸であり、該回転軸
14は、前記内部管体12の回転運動と連動するように
1回転軸14側に設けた突起(図示省略)が、前記内部
管体12にその長平方向に形成された長孔(図示省略)
にスライド自在に嵌合している。前記回転軸14は、ヘ
ッド2に内蔵された公知の昇降駆動機構(図示省略)に
連係している。16は長手方向中心軸線を中心として先
端板部の左右両側に刃a、bが形成された両刃カッター
であり、そのホルダ一部18は、第3図に示すように、
断面円形に形成され、このホルダ一部18の両側に互い
に180度の角度を存してフラット面18a、18bが
形成されている。前記ホルダ一部18は前記回転軸14
の下部に形成された円柱状の保持穴にスライド自在に嵌
挿し、ホルダ一部18のフラット面18bに圧接する固
定ねじ22によって、カッターホルダ一部18は1回転
軸14の下部に固定されている。
4面に対して垂直な軸線を中心として回転自在に支承さ
れている。14は前記外部管体10に固定された内部管
体12に昇降自在に配置された回転軸であり、該回転軸
14は、前記内部管体12の回転運動と連動するように
1回転軸14側に設けた突起(図示省略)が、前記内部
管体12にその長平方向に形成された長孔(図示省略)
にスライド自在に嵌合している。前記回転軸14は、ヘ
ッド2に内蔵された公知の昇降駆動機構(図示省略)に
連係している。16は長手方向中心軸線を中心として先
端板部の左右両側に刃a、bが形成された両刃カッター
であり、そのホルダ一部18は、第3図に示すように、
断面円形に形成され、このホルダ一部18の両側に互い
に180度の角度を存してフラット面18a、18bが
形成されている。前記ホルダ一部18は前記回転軸14
の下部に形成された円柱状の保持穴にスライド自在に嵌
挿し、ホルダ一部18のフラット面18bに圧接する固
定ねじ22によって、カッターホルダ一部18は1回転
軸14の下部に固定されている。
次に本実施例の作用について説明する。
昇降駆動機構がコントローラにより駆動されて、回転軸
14が所定の位置まで下降すると、両刃カッター16の
先端は、テーブル4上の通気性下敷シート24上の被切
断シート物26に貫入する。
14が所定の位置まで下降すると、両刃カッター16の
先端は、テーブル4上の通気性下敷シート24上の被切
断シート物26に貫入する。
該状態において、ヘッド2を所定のX−Y方向に送る一
方、コントローラによって、外部管体10を回転制御し
1両刃カッター16の刃角度を制御する。両刃カッター
16は、刃a、bのうち、最初に選択設定した一方の刃
例えば刃すが第8図に示すようにヘッド2の移動方向に
対して先方に位置し、且つ、ヘッド2の移動方向に対し
て、両刃カッター16の幅広側面dが平行となるように
角度制御される。従って第8図に示すように、ヘッド2
がH点でマイナス方向に315度プラス方向に45度の
急角度で方向変換した場合、従来のようにH点で最短角
度+45度両刃カッター16を回転させないで、−31
5度大きく回転させる。
方、コントローラによって、外部管体10を回転制御し
1両刃カッター16の刃角度を制御する。両刃カッター
16は、刃a、bのうち、最初に選択設定した一方の刃
例えば刃すが第8図に示すようにヘッド2の移動方向に
対して先方に位置し、且つ、ヘッド2の移動方向に対し
て、両刃カッター16の幅広側面dが平行となるように
角度制御される。従って第8図に示すように、ヘッド2
がH点でマイナス方向に315度プラス方向に45度の
急角度で方向変換した場合、従来のようにH点で最短角
度+45度両刃カッター16を回転させないで、−31
5度大きく回転させる。
これにより、常に、選択した一方の刃すを切断方向に対
して先に向けることができ、この先の刃bで被切断シー
ト物26を切断してゆく。選択した刃すが摩耗して切れ
なくなったら、固定ねじ22をゆるめて両刃カッター1
6を回転軸14に対して180度回転してねじ22によ
り回転軸14に固定し、他方の刃aを用いて、上記した
要領により、被切断シート物26の切断を行う。尚、上
記は、回転軸14に対して両刃カッター16の取り付は
角度を180度変換して、左右の刃a、bの交換を行っ
たが、コントローラへの制御プログラムにより、回転軸
14を180度回転させることで、左右の刃a、bの交
換を行うこともできる。
して先に向けることができ、この先の刃bで被切断シー
ト物26を切断してゆく。選択した刃すが摩耗して切れ
なくなったら、固定ねじ22をゆるめて両刃カッター1
6を回転軸14に対して180度回転してねじ22によ
り回転軸14に固定し、他方の刃aを用いて、上記した
要領により、被切断シート物26の切断を行う。尚、上
記は、回転軸14に対して両刃カッター16の取り付は
角度を180度変換して、左右の刃a、bの交換を行っ
たが、コントローラへの制御プログラムにより、回転軸
14を180度回転させることで、左右の刃a、bの交
換を行うこともできる。
この場合、第4図及び第5図に示すようにカッターホル
ダ一部18′、フラット面18′ aは、片側だけで良
い。
ダ一部18′、フラット面18′ aは、片側だけで良
い。
本発明は上述の如く1両刃カッターを使用する自動裁断
機において、最初、左右の刃のうち選択した片側の刃の
みで被切断シート物の切断を行い、この刃が摩耗したら
、他方の刃に交替させてこれが摩耗するまで切断を行う
ようにしたので、両刃カッターの使用可能時間を長くす
ることができ耐久性を向上させることができるとともに
、コントローラの両刃カッターに対する回転制御は、常
に片刃のみを使用する場合の回転制御だけで良く、カッ
ターの複雑な回転制御が不要となるという効果が存する
。
機において、最初、左右の刃のうち選択した片側の刃の
みで被切断シート物の切断を行い、この刃が摩耗したら
、他方の刃に交替させてこれが摩耗するまで切断を行う
ようにしたので、両刃カッターの使用可能時間を長くす
ることができ耐久性を向上させることができるとともに
、コントローラの両刃カッターに対する回転制御は、常
に片刃のみを使用する場合の回転制御だけで良く、カッ
ターの複雑な回転制御が不要となるという効果が存する
。
第1図は側面図、第2図は断面図、第3図は断面図、第
4図は他の実施例の断面図、第5図は同。 断面図、第6図は説明図、第7図は説明図、第8図は説
明図である。 2・・・裁断ヘッド、4・・・バキュームテーブル、6
・・・取付枠、8・・・ハウジング、10・・・外部管
体、12・・・内部管体、14・・・回転軸、16・・
・両刃カッター18・・・ホルダ一部、20・・・保持
穴、22・・・固定ねじ、26・・・被切断シート物、
4図は他の実施例の断面図、第5図は同。 断面図、第6図は説明図、第7図は説明図、第8図は説
明図である。 2・・・裁断ヘッド、4・・・バキュームテーブル、6
・・・取付枠、8・・・ハウジング、10・・・外部管
体、12・・・内部管体、14・・・回転軸、16・・
・両刃カッター18・・・ホルダ一部、20・・・保持
穴、22・・・固定ねじ、26・・・被切断シート物、
Claims (1)
- (1)テーブル上の被切断シート物に両刃カッターの下
端を貫入し、該両刃カッターの幅広側面が常に切断方向
に対して平行となるように両刃カッターの刃角度を回転
制御しつつ該両刃カッターをテーブル面に対して平行な
平面内で所定の方向に送り、該テーブル上の被切断シー
ト物を所定の形状に切断するようにした自動裁断機にお
いて、裁断時、両刃カッターの左右の刃のうち、選択し
た一方の刃が常に切断方向に対して他方の刃より先に位
置するように前記両刃カッターの方向を回転制御し、こ
の一方の刃が摩耗したら、両刃カッターの方向を180
度変換して他方の刃を選択し、この他方の刃が常に切断
方向に対して先方となるように前記両刃カッターの方向
を回転制御するようにしたことを特徴とする両刃カッタ
ー制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18654088A JPH0236093A (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | 自動裁断機における両刃カッター制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18654088A JPH0236093A (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | 自動裁断機における両刃カッター制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0236093A true JPH0236093A (ja) | 1990-02-06 |
Family
ID=16190288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18654088A Pending JPH0236093A (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | 自動裁断機における両刃カッター制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0236093A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013099811A (ja) * | 2011-11-08 | 2013-05-23 | Shima Seiki Mfg Ltd | 裁断機 |
JP2021049698A (ja) * | 2019-09-25 | 2021-04-01 | デュプロ精工株式会社 | 加工処理装置 |
-
1988
- 1988-07-26 JP JP18654088A patent/JPH0236093A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013099811A (ja) * | 2011-11-08 | 2013-05-23 | Shima Seiki Mfg Ltd | 裁断機 |
JP2021049698A (ja) * | 2019-09-25 | 2021-04-01 | デュプロ精工株式会社 | 加工処理装置 |
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