JPH0235826B2 - - Google Patents
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- JPH0235826B2 JPH0235826B2 JP57060356A JP6035682A JPH0235826B2 JP H0235826 B2 JPH0235826 B2 JP H0235826B2 JP 57060356 A JP57060356 A JP 57060356A JP 6035682 A JP6035682 A JP 6035682A JP H0235826 B2 JPH0235826 B2 JP H0235826B2
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- door
- switch
- latch
- lock
- closed
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- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 8
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 230000035936 sexual power Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、オートドアの制御装置に関するも
のである。
のである。
自動車等の車両のオートドアは、オートドアス
イツチの操作によつて車両のドアを自動的に開閉
させるようにする装置であり、その開閉駆動源と
して電気、空気圧、油圧等が用いられるものであ
つて、乗降の際のドア開閉の煩わしさの低減の一
助となるものである。
イツチの操作によつて車両のドアを自動的に開閉
させるようにする装置であり、その開閉駆動源と
して電気、空気圧、油圧等が用いられるものであ
つて、乗降の際のドア開閉の煩わしさの低減の一
助となるものである。
ところで、そのドア開閉が上記のようなオート
ドアスイツチの操作によるオート作動だけでしか
できず、手動ではできない場合、これはタクシー
の場合には良いものの一般の乗用車のようなもの
では逆に不都合な場合もある。例えば、車室内に
そのオートドアを操作してくれる者が降車してい
てたまたまいなかつたような場合であり、常にオ
ート作動でなくてはならないのは逆に不便であ
り、また手動でも開閉できる方が使い勝手が良い
ため、乗用車のような場合には上述の操作の便等
の点からオートドアの開閉が手動ででもできるの
が望ましく、手動でも開閉可能なオートドア装置
が提案されている。
ドアスイツチの操作によるオート作動だけでしか
できず、手動ではできない場合、これはタクシー
の場合には良いものの一般の乗用車のようなもの
では逆に不都合な場合もある。例えば、車室内に
そのオートドアを操作してくれる者が降車してい
てたまたまいなかつたような場合であり、常にオ
ート作動でなくてはならないのは逆に不便であ
り、また手動でも開閉できる方が使い勝手が良い
ため、乗用車のような場合には上述の操作の便等
の点からオートドアの開閉が手動ででもできるの
が望ましく、手動でも開閉可能なオートドア装置
が提案されている。
しかしながら、このように手動でもできるよう
にした場合に、手動でのドアの開扉の際、そのド
アがハーフラツチいわゆる半ドアの状態までで閉
扉操作が終えられたようなときは安全上好ましく
ない。ドアが開いている状態は容易に認識できる
が、多少半ドアだということはなかなか気が付き
にくいものであり、しかも、通常のドアと違つ
て、前述のようにドアを自動的に開閉させるため
の機構が設けられているのであつて、これを手動
での操作のときに全然抵抗とならないような構造
にするのも困難であるから、通常のドアに比して
比較的半ドアで終つてしまう可能性も多いことと
なつてしまうのである。
にした場合に、手動でのドアの開扉の際、そのド
アがハーフラツチいわゆる半ドアの状態までで閉
扉操作が終えられたようなときは安全上好ましく
ない。ドアが開いている状態は容易に認識できる
が、多少半ドアだということはなかなか気が付き
にくいものであり、しかも、通常のドアと違つ
て、前述のようにドアを自動的に開閉させるため
の機構が設けられているのであつて、これを手動
での操作のときに全然抵抗とならないような構造
にするのも困難であるから、通常のドアに比して
比較的半ドアで終つてしまう可能性も多いことと
なつてしまうのである。
従つて、手動でも開閉可能なオートドアにあつ
ては、上述のように半ドアで終つてしまつたよう
な場合には、例えばそれに気が付かないで走行し
た場合、走行時にドアが開いてしまうおそれがあ
るため危険であり、安全上問題があるのである。
ては、上述のように半ドアで終つてしまつたよう
な場合には、例えばそれに気が付かないで走行し
た場合、走行時にドアが開いてしまうおそれがあ
るため危険であり、安全上問題があるのである。
この発明は、上記の問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、オートドアを手
動で閉めた際、そのドアを全閉位置に保持するフ
ルラツチの状態ではなくハーフラツチの状態まで
しかならなくても、乗員が安全のために操作する
ロツクノブのロツクオンによつて、そのハーフラ
ツチの状態のドアを強制的にフルラツチの状態ま
で閉めるようにして、オートドアの手動による閉
扉時の安全性の向上を図ることにある。
ので、その目的とするところは、オートドアを手
動で閉めた際、そのドアを全閉位置に保持するフ
ルラツチの状態ではなくハーフラツチの状態まで
しかならなくても、乗員が安全のために操作する
ロツクノブのロツクオンによつて、そのハーフラ
ツチの状態のドアを強制的にフルラツチの状態ま
で閉めるようにして、オートドアの手動による閉
扉時の安全性の向上を図ることにある。
この発明は、上記目的を達成するため、手動で
も開閉可能なオートドアにおいて、ドアロツク本
体におけるラツチをハーフラツチ位置からフルラ
ツチ位置まで強制的に回動させるドアロツクラツ
チクロージヤを設けると共に、ハーフラツチ検知
用のハーフラツチスイツチとロツクノブ検知用の
ロツクノブスイツチを有するスイツチ回路を設
け、このスイツチ回路によりオートドアの手動で
の閉扉操作の場合には、ロツクノブがオン操作さ
れた時に上記ドアロツクラツチロージヤを作動さ
せるようにしたことを要旨とするものである。
も開閉可能なオートドアにおいて、ドアロツク本
体におけるラツチをハーフラツチ位置からフルラ
ツチ位置まで強制的に回動させるドアロツクラツ
チクロージヤを設けると共に、ハーフラツチ検知
用のハーフラツチスイツチとロツクノブ検知用の
ロツクノブスイツチを有するスイツチ回路を設
け、このスイツチ回路によりオートドアの手動で
の閉扉操作の場合には、ロツクノブがオン操作さ
れた時に上記ドアロツクラツチロージヤを作動さ
せるようにしたことを要旨とするものである。
以下、この発明の実施例を図面と共に説明す
る。
る。
第1図は、この発明の適用した自動車の後部左
座席のドアにおけるオートドア装置を示す。
座席のドアにおけるオートドア装置を示す。
同図において、ドア1には、そのインナパネル
1aに固着された正逆回転可能なモータ3を共通
の駆動装置とする開閉装置Aとドアロツクラツチ
クロージヤBとが設けられている。
1aに固着された正逆回転可能なモータ3を共通
の駆動装置とする開閉装置Aとドアロツクラツチ
クロージヤBとが設けられている。
上記モータ3の一端に固着されたギヤボツクス
5からは、モータ3の回転軸と常時連動するよう
に連係された上記の開閉装置A駆動用の第1出力
軸7と、モータ3の回転軸との連係が後述の電磁
クラツチ117により断、続される上記ドアロツ
クラツチクロージヤB駆動用の第2出力軸9とが
突出している。
5からは、モータ3の回転軸と常時連動するよう
に連係された上記の開閉装置A駆動用の第1出力
軸7と、モータ3の回転軸との連係が後述の電磁
クラツチ117により断、続される上記ドアロツ
クラツチクロージヤB駆動用の第2出力軸9とが
突出している。
上記開閉装置Aは、ドア1の自動的な開閉扉を
行なうもので、第1出力軸7は連結ケーブル11
を介して減速器13のウオーム軸15に連結さ
れ、このウオーム軸15のウオーム15aがウオ
ームホイール17と噛合している。また、減速器
13は、このウオームホイール17と出力ギヤ1
9との間の連係を断、続する後述の電磁クラツチ
119を内蔵している。
行なうもので、第1出力軸7は連結ケーブル11
を介して減速器13のウオーム軸15に連結さ
れ、このウオーム軸15のウオーム15aがウオ
ームホイール17と噛合している。また、減速器
13は、このウオームホイール17と出力ギヤ1
9との間の連係を断、続する後述の電磁クラツチ
119を内蔵している。
上記インナパネル1aに軸21により枢着され
たセクタギヤ23は、その下端縁部に上記出力ギ
ヤ19と噛合する歯23aを有し、またその上端
前部にピン25が突設されていると共に、上記後
縁には軸27により車室内側を向く突片29が枢
着されている。なお、31はその各端が上記突片
29とセクタギヤ23に係止された巻きバネで、
これにより突片29は、常時は車室内側を向く
が、必要に応じて遊端が前方に回動し得るように
保持されている。
たセクタギヤ23は、その下端縁部に上記出力ギ
ヤ19と噛合する歯23aを有し、またその上端
前部にピン25が突設されていると共に、上記後
縁には軸27により車室内側を向く突片29が枢
着されている。なお、31はその各端が上記突片
29とセクタギヤ23に係止された巻きバネで、
これにより突片29は、常時は車室内側を向く
が、必要に応じて遊端が前方に回動し得るように
保持されている。
また、上記軸21にはアーム33が枢着されて
いて、このアーム33の上端に軸35により押動
杆37の後端が枢着されている。そして、この押
動杆37はドア1の前端板1bの窓孔1cを貫通
すると共に、車体のセンターピラー39に固着し
たブラケツト41に軸43によりその前端が枢着
されている。なお、45はその各端が上記アーム
33の後縁とセクタギヤ21の前縁に係止されて
セクタギヤ21を図中時計方向に付勢する巻きバ
ネ、47はドア1の全開を検出するリミツトスイ
ツチ、49はドアヒンジである。
いて、このアーム33の上端に軸35により押動
杆37の後端が枢着されている。そして、この押
動杆37はドア1の前端板1bの窓孔1cを貫通
すると共に、車体のセンターピラー39に固着し
たブラケツト41に軸43によりその前端が枢着
されている。なお、45はその各端が上記アーム
33の後縁とセクタギヤ21の前縁に係止されて
セクタギヤ21を図中時計方向に付勢する巻きバ
ネ、47はドア1の全開を検出するリミツトスイ
ツチ、49はドアヒンジである。
上述の構成の開閉装置Aにおいて、ドア1を後
述のオートドアスイツチの操作により自動で開閉
させる場合には、減速器13の電磁クラツチ11
9を励磁させた状態で、モータ3を正転させるこ
とにより、第1出力軸7、連結ケーブル11、ウ
オーム軸15、ウオーム15a、ウオームホイー
ル17及び出力ギヤ19を介してセクタギヤ23
を図中反時計方向に回動させ、突片29でアーム
33を図中反時計方向に回動させて、押動杆35
をドア1外に押動するようにしてドア1を開扉さ
せることができ、また、モータ3を逆転させれ
ば、上述と逆の動作により、セクタギヤ23を図
中時計方向に回動させ、ピン25によりアーム3
3を図中時計方向に回動させて、押動杆37をド
ア1内に牽引するようにしてドア1を閉扉させる
ことができる。
述のオートドアスイツチの操作により自動で開閉
させる場合には、減速器13の電磁クラツチ11
9を励磁させた状態で、モータ3を正転させるこ
とにより、第1出力軸7、連結ケーブル11、ウ
オーム軸15、ウオーム15a、ウオームホイー
ル17及び出力ギヤ19を介してセクタギヤ23
を図中反時計方向に回動させ、突片29でアーム
33を図中反時計方向に回動させて、押動杆35
をドア1外に押動するようにしてドア1を開扉さ
せることができ、また、モータ3を逆転させれ
ば、上述と逆の動作により、セクタギヤ23を図
中時計方向に回動させ、ピン25によりアーム3
3を図中時計方向に回動させて、押動杆37をド
ア1内に牽引するようにしてドア1を閉扉させる
ことができる。
次に、前述のドアロツクラツチクロージヤBに
ついて第2図及び第3図をも含めて説明するに、
これは、ドアロツク51のドアロツク本体53に
おけるラツチ55がストライカ57に辛うじて係
合するようなハーフラツチ位置まで上記ドアが閉
じたときから作動して、上記ラツチ55を上記ハ
ーフラツチ位置から上記ストライカ57に完全に
噛合しドア1を全閉位置に保持するフルラツチ位
置まで、強制的に回動させるためのものである。
ついて第2図及び第3図をも含めて説明するに、
これは、ドアロツク51のドアロツク本体53に
おけるラツチ55がストライカ57に辛うじて係
合するようなハーフラツチ位置まで上記ドアが閉
じたときから作動して、上記ラツチ55を上記ハ
ーフラツチ位置から上記ストライカ57に完全に
噛合しドア1を全閉位置に保持するフルラツチ位
置まで、強制的に回動させるためのものである。
すなわち、前述の第2出力軸9は電磁クラツチ
117及び連結ケーブル59を介して減速器61
のウオーム軸63に連結され、第2図のようにこ
のウオーム軸63のウオーム63aがウオームホ
イール65と噛合している。また、減速器61
は、ウオームホイール65に固着した円板状の基
板67と、この基板67に夫々固着された切欠を
有する第1の導体板69及びその切欠と嵌合する
ような扇形形状の第2の導体板71と、基板67
の所定の回転周期において夫々が第2の導体板7
1に同時に接触するもそれ以外は一方のみが第1
の導体板69に接触する2本のブラシ73,75
とから成るスイツチ装置77を備えている。
117及び連結ケーブル59を介して減速器61
のウオーム軸63に連結され、第2図のようにこ
のウオーム軸63のウオーム63aがウオームホ
イール65と噛合している。また、減速器61
は、ウオームホイール65に固着した円板状の基
板67と、この基板67に夫々固着された切欠を
有する第1の導体板69及びその切欠と嵌合する
ような扇形形状の第2の導体板71と、基板67
の所定の回転周期において夫々が第2の導体板7
1に同時に接触するもそれ以外は一方のみが第1
の導体板69に接触する2本のブラシ73,75
とから成るスイツチ装置77を備えている。
上記減速器61の出力軸79に固着されたクラ
ンクアーム81の遊端には連結ロツド83の一端
が枢着され、その他端は前記ドアロツク本体53
の基板85に枢着されたベルクランク87の下端
に枢着されている。なお、上記クランクアーム8
1は、上記第2の導体板71が両ブラシ73,7
5に接触したとき第1図に示すような上死点に位
置するような関係で固着されている。
ンクアーム81の遊端には連結ロツド83の一端
が枢着され、その他端は前記ドアロツク本体53
の基板85に枢着されたベルクランク87の下端
に枢着されている。なお、上記クランクアーム8
1は、上記第2の導体板71が両ブラシ73,7
5に接触したとき第1図に示すような上死点に位
置するような関係で固着されている。
上記ベルクランク87の上端に連結するロツド
89の下端が枢着され、この連結ロツド89の上
端が、第3図のように前記ラツチ55の軸91に
基部を枢着された回動レバー93の遊端に、軸9
5により枢着されている。また、上記軸91に
は、この軸91を介してラツチ55と一体的に回
動するようにカム97が相対回動不能に嵌合され
ており、かつ、その周縁には若干外方に突出する
円弧状の第1カム面97aと、それより更に外方
に突出する円弧状の第2カム面97bと、第2カ
ム面に連続する段部97cとが形成されている。
この段部97cは、上記回動レバー93が第3図
中反時計方向に回動したときのみ回動レバー93
の突片93aに当接し、回動レバー93の回動に
伴つて、ラツチ55を、ストライカ57に辛うじ
て係合するハーフラツチ位置から、ストライカ5
7に完全に噛合して、図示しないロツキングレバ
ーと係合し、ドア1を全閉位置に保持するフルラ
ツチ位置まで回動させるようにしたものである。
また、上記第1カム面97aは、ドア1がハーフ
ラツチ位置まで閉じ、ストライカ57がラツチ5
5に辛うじて係合し、それに伴つてラツチ55が
第3図に示すと同様な開扉時の状態より若干反時
計方向に回動したとき、リミツトスイツチ99に
当接してこれを作動させるような配置係関で設け
られており、更に、第2カム面97bは、ラツチ
55がハーフラツチ位置とフルラツチ位置との間
の適宜の中間位置に達したとき、リミツトスイツ
チ101に当接してこれを作動させるような配置
係関としてある。
89の下端が枢着され、この連結ロツド89の上
端が、第3図のように前記ラツチ55の軸91に
基部を枢着された回動レバー93の遊端に、軸9
5により枢着されている。また、上記軸91に
は、この軸91を介してラツチ55と一体的に回
動するようにカム97が相対回動不能に嵌合され
ており、かつ、その周縁には若干外方に突出する
円弧状の第1カム面97aと、それより更に外方
に突出する円弧状の第2カム面97bと、第2カ
ム面に連続する段部97cとが形成されている。
この段部97cは、上記回動レバー93が第3図
中反時計方向に回動したときのみ回動レバー93
の突片93aに当接し、回動レバー93の回動に
伴つて、ラツチ55を、ストライカ57に辛うじ
て係合するハーフラツチ位置から、ストライカ5
7に完全に噛合して、図示しないロツキングレバ
ーと係合し、ドア1を全閉位置に保持するフルラ
ツチ位置まで回動させるようにしたものである。
また、上記第1カム面97aは、ドア1がハーフ
ラツチ位置まで閉じ、ストライカ57がラツチ5
5に辛うじて係合し、それに伴つてラツチ55が
第3図に示すと同様な開扉時の状態より若干反時
計方向に回動したとき、リミツトスイツチ99に
当接してこれを作動させるような配置係関で設け
られており、更に、第2カム面97bは、ラツチ
55がハーフラツチ位置とフルラツチ位置との間
の適宜の中間位置に達したとき、リミツトスイツ
チ101に当接してこれを作動させるような配置
係関としてある。
上述のドアロツクラツチクロージヤBにおいて
は、ギヤボツクス5の電磁クラツチを励磁した状
態で、モータ3を逆転させる(又は正転でもよ
い)ことにより、クランクアーム81を1回転さ
せ、その最初の半周期において回動レバー93を
第3図中反時計方向に回動させ、ハーフラツチ位
置にあるラツチ55を強制的にフルラツチ位置ま
で回動させて、ドア1を全閉させることができ
る。また、上記クランクアーム81が後半の半周
期を回転する際には、回動レバー93は第3図中
時計方向に復帰回動し、第3図に示す最初の位置
に戻るが、この復帰回動時には、カム97の段部
97cが突片93aから離れるだけで、カム97
及びラツチ55は従動せず、上述のロツキングレ
バーに係止された状態を維持する。
は、ギヤボツクス5の電磁クラツチを励磁した状
態で、モータ3を逆転させる(又は正転でもよ
い)ことにより、クランクアーム81を1回転さ
せ、その最初の半周期において回動レバー93を
第3図中反時計方向に回動させ、ハーフラツチ位
置にあるラツチ55を強制的にフルラツチ位置ま
で回動させて、ドア1を全閉させることができ
る。また、上記クランクアーム81が後半の半周
期を回転する際には、回動レバー93は第3図中
時計方向に復帰回動し、第3図に示す最初の位置
に戻るが、この復帰回動時には、カム97の段部
97cが突片93aから離れるだけで、カム97
及びラツチ55は従動せず、上述のロツキングレ
バーに係止された状態を維持する。
なお、第1図において、セクタギヤ23近傍の
基板103に軸105により枢着された解除レバ
ー107がケーブル109を介してドアロツク本
体53の解放レバー111と連係されており、前
述のようにドア1の開扉時にセクタギヤ23が図
中反時計方向に回動する際に、その突片29が上
記解除レバー107のアーム107aを押し上げ
ることによつて、ドアロツク51を解除すること
ができるようにしている。なお、セクタギヤ23
の復帰回動時には、上記突片29は上述アーム1
07aの上縁に当接し、軸7まわりに回動してア
ーム107aを乗り越えて第1図示の状態に戻
る。
基板103に軸105により枢着された解除レバ
ー107がケーブル109を介してドアロツク本
体53の解放レバー111と連係されており、前
述のようにドア1の開扉時にセクタギヤ23が図
中反時計方向に回動する際に、その突片29が上
記解除レバー107のアーム107aを押し上げ
ることによつて、ドアロツク51を解除すること
ができるようにしている。なお、セクタギヤ23
の復帰回動時には、上記突片29は上述アーム1
07aの上縁に当接し、軸7まわりに回動してア
ーム107aを乗り越えて第1図示の状態に戻
る。
第4図は、この発明のオートドアの制御装置の
一実施例の電気回路図である。
一実施例の電気回路図である。
同図において、オートドアスイツチ113及び
115は互いに連動して切換えられるスイツチで
あり、夫々陽極側、陰極側に接続された可動接点
c,cとドア開扉スイツチ113a,115aを
構成する開扉スイツチ接点a,aと、ドア開扉ス
イツチ接点113b,115bを構成する閉扉ス
イツチ接点b,bとから成る。陽極側のオートド
アスイツチ113の開扉スイツチ接点aは、前記
のリミツトスイツチ47を介してモータ3の一
端、前記のギヤボツクス5内の電磁クラツチ11
7の一端及び前記の減速器13内の電磁クラツチ
119の一端に夫々接続されると共に、前記のリ
ミツトスイツチ101の可動接点cに接続されて
いる。
115は互いに連動して切換えられるスイツチで
あり、夫々陽極側、陰極側に接続された可動接点
c,cとドア開扉スイツチ113a,115aを
構成する開扉スイツチ接点a,aと、ドア開扉ス
イツチ接点113b,115bを構成する閉扉ス
イツチ接点b,bとから成る。陽極側のオートド
アスイツチ113の開扉スイツチ接点aは、前記
のリミツトスイツチ47を介してモータ3の一
端、前記のギヤボツクス5内の電磁クラツチ11
7の一端及び前記の減速器13内の電磁クラツチ
119の一端に夫々接続されると共に、前記のリ
ミツトスイツチ101の可動接点cに接続されて
いる。
上記電磁クラツチ119の他端は、前記のハー
フラツチ検知用のリミツトスイツチ99の一方の
切換接点S1に接続され、また、上記電磁クラツチ
117の他端は、上述のオートドアスイツチ11
3,115を閉扉スイツチ接点b,b側に切換え
たときのみ連動してオンとなるスイツチ121を
介して、上記リミツトスイツチ99の他方の切換
接点S2に接続されている。そして、このリミツト
スイツチ99の可動接点cと上記モータ3の他端
が、陰極側のオートドアスイツチ115の開扉ス
イツチ接点aに接続されると共に、上記リミツト
スイツチ99の一方の切換接点S1が、上記オート
ドアスイツチ113,115を開扉スイツチ接点
a,a側に切換えたときのみ連動してオンとなる
スイツチ123を介して上記オートドアスイツチ
115の開扉スイツチ接点aに接続されている。
フラツチ検知用のリミツトスイツチ99の一方の
切換接点S1に接続され、また、上記電磁クラツチ
117の他端は、上述のオートドアスイツチ11
3,115を閉扉スイツチ接点b,b側に切換え
たときのみ連動してオンとなるスイツチ121を
介して、上記リミツトスイツチ99の他方の切換
接点S2に接続されている。そして、このリミツト
スイツチ99の可動接点cと上記モータ3の他端
が、陰極側のオートドアスイツチ115の開扉ス
イツチ接点aに接続されると共に、上記リミツト
スイツチ99の一方の切換接点S1が、上記オート
ドアスイツチ113,115を開扉スイツチ接点
a,a側に切換えたときのみ連動してオンとなる
スイツチ123を介して上記オートドアスイツチ
115の開扉スイツチ接点aに接続されている。
また、陽極側のオートドアスイツチ113の閉
扉スイツチ接点bは、前記のスイツチ装置77の
ブラシ75に接続されると共に、上記オートドア
スイツチ113,115を閉扉スイツチ接点b,
b側に切換えたときのみ連動してオンとなるスイ
ツチ125を介して上述のモータ3の他端に接続
されている。上記スイツチ装置77のブラシ73
は上述のリミツトスイツチ101の切換接点S2に
接続され、そして、このリミツトスイツチ101
の切換接点S1が、陰極側のオートドアスイツチ1
15の閉扉スイツチ接点bに接続されると共に、
上記スイツチ装置77の第1の導体板69と常時
接触する接点127に接続されている。
扉スイツチ接点bは、前記のスイツチ装置77の
ブラシ75に接続されると共に、上記オートドア
スイツチ113,115を閉扉スイツチ接点b,
b側に切換えたときのみ連動してオンとなるスイ
ツチ125を介して上述のモータ3の他端に接続
されている。上記スイツチ装置77のブラシ73
は上述のリミツトスイツチ101の切換接点S2に
接続され、そして、このリミツトスイツチ101
の切換接点S1が、陰極側のオートドアスイツチ1
15の閉扉スイツチ接点bに接続されると共に、
上記スイツチ装置77の第1の導体板69と常時
接触する接点127に接続されている。
更に、陽極側のオートドアスイツチ113の可
動接点cには、上記リミツトスイツチ99を連動
してハーフラツチ検知時にオンとなるハーフラツ
チスイツチ129が接続され、かつこのハーフラ
ツチスイツチ129は、一方で上記電磁スイツチ
117の他端に接続されると共に、他方でドア1
のインサイドロツクノブを操作してロツクオンと
したときにオンとなるロツクノブスイツチ133
を介して、上述のモータ3の他端に接続されてい
る。そして、陰極側のオートドアスイツチ115
の可動接点cとその閉扉スイツチ接点bとの間に
は、上記ロツクノブスイツチ131と連動するロ
ツクノブスイツチ133が接続されている。
動接点cには、上記リミツトスイツチ99を連動
してハーフラツチ検知時にオンとなるハーフラツ
チスイツチ129が接続され、かつこのハーフラ
ツチスイツチ129は、一方で上記電磁スイツチ
117の他端に接続されると共に、他方でドア1
のインサイドロツクノブを操作してロツクオンと
したときにオンとなるロツクノブスイツチ133
を介して、上述のモータ3の他端に接続されてい
る。そして、陰極側のオートドアスイツチ115
の可動接点cとその閉扉スイツチ接点bとの間に
は、上記ロツクノブスイツチ131と連動するロ
ツクノブスイツチ133が接続されている。
次に、上記実施例の動作について第1図から第
3図も参照して説明する。
3図も参照して説明する。
今、ドア1は第1図に示すように閉じている状
態にあり、従つて、スイツチ99及び101はい
ずれも切換接点S2側に切換えられており、かつス
イツチ装置77は第3図に示すような状態にあ
り、またリミツトスイツチ47もオンであるとす
る。
態にあり、従つて、スイツチ99及び101はい
ずれも切換接点S2側に切換えられており、かつス
イツチ装置77は第3図に示すような状態にあ
り、またリミツトスイツチ47もオンであるとす
る。
このような状態からドア1をオートドアスイツ
チ113,115の操作により自動で開くには、
オートドアスイツチ113,115の各可動接点
c,cを夫々開扉スイツチ接点a,a側に切換え
るようにドア開扉スイツチ113a,115aを
操作すればよい。この時、スイツチ123が連動
してオンとなるので、電極→ドア開扉スイツチ
113a→リミツトスイツチ47→電磁クラツチ
119→スイツチ123→ドア開扉スイツチ11
5a→電極の閉回路により、電磁クラツチ11
9が通電励磁される。
チ113,115の操作により自動で開くには、
オートドアスイツチ113,115の各可動接点
c,cを夫々開扉スイツチ接点a,a側に切換え
るようにドア開扉スイツチ113a,115aを
操作すればよい。この時、スイツチ123が連動
してオンとなるので、電極→ドア開扉スイツチ
113a→リミツトスイツチ47→電磁クラツチ
119→スイツチ123→ドア開扉スイツチ11
5a→電極の閉回路により、電磁クラツチ11
9が通電励磁される。
他方、リミツトスイツチ99は、ドア1がハー
フラツチ位置から全閉位置の間にあるので作動状
態にあり、上述の如く切換接点S2側に切換えられ
ているが、スイツチ121がオフとなつているの
で、電磁クラツチ117は励磁されない。
フラツチ位置から全閉位置の間にあるので作動状
態にあり、上述の如く切換接点S2側に切換えられ
ているが、スイツチ121がオフとなつているの
で、電磁クラツチ117は励磁されない。
そして、モータ3は、電極→ドア開扉スイツ
チ113a→リミツトスイツチ47→モータ3→
ドア開扉スイツチ115a→電極の閉回路によ
り通電される。このようにして、電磁クラツチ1
19が励磁され、モータ3に通電されるので、既
述のように開閉装置Aが作動する。
チ113a→リミツトスイツチ47→モータ3→
ドア開扉スイツチ115a→電極の閉回路によ
り通電される。このようにして、電磁クラツチ1
19が励磁され、モータ3に通電されるので、既
述のように開閉装置Aが作動する。
この開閉装置Aの作動の初期に、セクタギヤ2
3の突片29により解除レバー107が解除さ
れ、その後のセクタギヤ23の回動により、アー
ム33を介して押動杆37が押し出されてドア1
は開く。また、これに伴つて、スイツチ101及
び99がいずれも切換接点S1側に切換えられ、ハ
ーフラツチスイツチ129にもオフとなる。
3の突片29により解除レバー107が解除さ
れ、その後のセクタギヤ23の回動により、アー
ム33を介して押動杆37が押し出されてドア1
は開く。また、これに伴つて、スイツチ101及
び99がいずれも切換接点S1側に切換えられ、ハ
ーフラツチスイツチ129にもオフとなる。
ドア1が全開したとき、リミツトスイツチ47
がオフとなり、これによつて、電磁クラツチ11
9は消磁されると共に、モータ3も停止し、ドア
1は開いたままとなる。
がオフとなり、これによつて、電磁クラツチ11
9は消磁されると共に、モータ3も停止し、ドア
1は開いたままとなる。
この状態からドア1を自動で閉じるには、オー
トドアスイツチ113,115の各可動接点c,
cを閉扉スイツチb,b側に切換えるようにドア
閉扉スイツチ113b,115bを操作すればよ
い。これにより、スイツチ121,125はオン
となり、スイツチ123はオフとなる。この場
合、リミツトスイツチ99は、上述のようにドア
1がハーフラツチ位置を越えて開いたときより切
換接点S1側に切換えられているので、電極→ド
ア閉扉スイツチ113b→スイツチ125→リミ
ツトスイツチ99→電磁クラツチ119→リミツ
トスイツチ101→ドア閉扉スイツチ115b→
電極の閉回路により、電磁クラツチ119が通
電励磁されると共に、モータ3には、上述の開扉
操作の場合と電極の接続関係が逆の状態で通電さ
れ、モータ3は逆転する。
トドアスイツチ113,115の各可動接点c,
cを閉扉スイツチb,b側に切換えるようにドア
閉扉スイツチ113b,115bを操作すればよ
い。これにより、スイツチ121,125はオン
となり、スイツチ123はオフとなる。この場
合、リミツトスイツチ99は、上述のようにドア
1がハーフラツチ位置を越えて開いたときより切
換接点S1側に切換えられているので、電極→ド
ア閉扉スイツチ113b→スイツチ125→リミ
ツトスイツチ99→電磁クラツチ119→リミツ
トスイツチ101→ドア閉扉スイツチ115b→
電極の閉回路により、電磁クラツチ119が通
電励磁されると共に、モータ3には、上述の開扉
操作の場合と電極の接続関係が逆の状態で通電さ
れ、モータ3は逆転する。
これにつて、開閉装置Aにより、ドア1は閉止
方向に回動させられる。
方向に回動させられる。
ドア1がハーフラツチ位置に達すると、リミツ
トスイツチ99が作動して切換接点S2側に切換え
られ、電磁クラツチ119は消磁され、電磁クラ
ツチ117が励磁される。これによつて開閉装置
Aは作動を停止し、ドアロツクラツチクロージヤ
Bが作動を開始する。すなわち、クランクアーム
81が回転を始め、ラツチ55をフルラツチ位置
に向けて回動させ始める。
トスイツチ99が作動して切換接点S2側に切換え
られ、電磁クラツチ119は消磁され、電磁クラ
ツチ117が励磁される。これによつて開閉装置
Aは作動を停止し、ドアロツクラツチクロージヤ
Bが作動を開始する。すなわち、クランクアーム
81が回転を始め、ラツチ55をフルラツチ位置
に向けて回動させ始める。
これと同時に、スイツチ装置77における基板
67も第4図中例えば反時計方向に回転を始め、
ブラシ73は第1の導体板69に接触し、ブラシ
75は第2の導体板71から離れ無接触となる。
ドア1が、ハーフラツチ位置と全閉位置との間の
適宜の中間位置に達すると、リミツトスイツチ1
01が作動して切換接点S2側に切換えられ、これ
によつて、それまでリミツトスイツチ101より
ドア閉扉スイツチ115bを経て電極に達して
いた回路は、リミツトスイツチ101→ブラシ7
3→第1の導体板69→接点127→ドア閉扉ス
イツチ115b→電極よりなる回路に切換えら
れる。従つて、ドアロツクラツチクロージヤBの
機械的動作はそのまま継続され、ラツチ55をフ
ルラツチ位置に向けて漸次引き締める。
67も第4図中例えば反時計方向に回転を始め、
ブラシ73は第1の導体板69に接触し、ブラシ
75は第2の導体板71から離れ無接触となる。
ドア1が、ハーフラツチ位置と全閉位置との間の
適宜の中間位置に達すると、リミツトスイツチ1
01が作動して切換接点S2側に切換えられ、これ
によつて、それまでリミツトスイツチ101より
ドア閉扉スイツチ115bを経て電極に達して
いた回路は、リミツトスイツチ101→ブラシ7
3→第1の導体板69→接点127→ドア閉扉ス
イツチ115b→電極よりなる回路に切換えら
れる。従つて、ドアロツクラツチクロージヤBの
機械的動作はそのまま継続され、ラツチ55をフ
ルラツチ位置に向けて漸次引き締める。
ラツチ55がフルラツチ位置に達した後、更に
クランクアーム81と基板67とが後半の半周期
を終えて、再び元の位置に戻ると、ブラシ73は
第1の69から離れドア閉扉スイツチ155bへ
の回路が遮断され、その後、即座にブラシ73,
75が第2の導体板71に同時に接触して短絡さ
れ、モータ3は急停止する。これにより、回路全
体は、上述の開扉接作前の第4図示の閉扉状態に
復帰する。
クランクアーム81と基板67とが後半の半周期
を終えて、再び元の位置に戻ると、ブラシ73は
第1の69から離れドア閉扉スイツチ155bへ
の回路が遮断され、その後、即座にブラシ73,
75が第2の導体板71に同時に接触して短絡さ
れ、モータ3は急停止する。これにより、回路全
体は、上述の開扉接作前の第4図示の閉扉状態に
復帰する。
次に、手動でドア1を閉じるような場合とす
る。すなわち、オートドアスイツチ113,11
5は中立位置にあり、また、リミツトスイツチ9
9及び101はいずれも切換接点S1側に切換えら
れており、ハーフラツチスイツチ129もオフで
あり、かつロツクノブスイツチ131,133も
オフであるとする。
る。すなわち、オートドアスイツチ113,11
5は中立位置にあり、また、リミツトスイツチ9
9及び101はいずれも切換接点S1側に切換えら
れており、ハーフラツチスイツチ129もオフで
あり、かつロツクノブスイツチ131,133も
オフであるとする。
この状態でドア1を手動で閉進させて、ドア1
がハーフラツチ位置に達すると、ハーフラツチス
イツチ129がオンとなるが、ロツクノブスイツ
チ131,133がいずれもオフであるため、モ
ータ3には通電されず、電磁クラツチ117も励
磁されない。
がハーフラツチ位置に達すると、ハーフラツチス
イツチ129がオンとなるが、ロツクノブスイツ
チ131,133がいずれもオフであるため、モ
ータ3には通電されず、電磁クラツチ117も励
磁されない。
しかし、乗員がドア1の安全のためロツクノブ
を操作すると、そのときにロツクノブスイツチ1
31,133がいずれもオンとなるため、電極
→ハーフラツチスイツチ129→電磁クラツチ1
17→リミツトスイツチ101→ロツクノブスイ
ツチ133→電極の閉回路により、電磁クラツ
チ117が上述の自動的な閉扉の場合と同様に励
磁される。また、このロツクノブの操作時に、モ
ータ3にもロツクノブスイツチ131を介して通
電され、モータ3も上述の自動的な閉扉の場合と
同様に逆転する。このため、ドアロツクラツチク
ロージヤBが作動を開始し、既設と同様にしてラ
ツチ55をハーフラツチ位置からフルラツチ位置
まで強制的に回動させる。従つて、手動で閉じた
際にたとえハーフラツチの状態でドア1の閉扉操
作が終えられてしまつたとしても、通常安全のた
め乗員が行なうロツクノブのロツクオン操作によ
りフルラツチにすることができ、都合良く安全性
の向上を図ることができる。
を操作すると、そのときにロツクノブスイツチ1
31,133がいずれもオンとなるため、電極
→ハーフラツチスイツチ129→電磁クラツチ1
17→リミツトスイツチ101→ロツクノブスイ
ツチ133→電極の閉回路により、電磁クラツ
チ117が上述の自動的な閉扉の場合と同様に励
磁される。また、このロツクノブの操作時に、モ
ータ3にもロツクノブスイツチ131を介して通
電され、モータ3も上述の自動的な閉扉の場合と
同様に逆転する。このため、ドアロツクラツチク
ロージヤBが作動を開始し、既設と同様にしてラ
ツチ55をハーフラツチ位置からフルラツチ位置
まで強制的に回動させる。従つて、手動で閉じた
際にたとえハーフラツチの状態でドア1の閉扉操
作が終えられてしまつたとしても、通常安全のた
め乗員が行なうロツクノブのロツクオン操作によ
りフルラツチにすることができ、都合良く安全性
の向上を図ることができる。
なお、上記実施例において、手動での閉扉時に
も開閉位置Aを同時に作動させて、ドアロツクラ
ツチクロージヤBとの協動でドア1をフルラツチ
位置に確実に閉止するようにしてもよく、その場
合には、スイツチ123を点pとオートドアスイ
ツチ115の開扉スイツチ接点aとの間に挿入す
るように変更すればよい。
も開閉位置Aを同時に作動させて、ドアロツクラ
ツチクロージヤBとの協動でドア1をフルラツチ
位置に確実に閉止するようにしてもよく、その場
合には、スイツチ123を点pとオートドアスイ
ツチ115の開扉スイツチ接点aとの間に挿入す
るように変更すればよい。
また、開閉位置Aの駆動装置とドアロツクラツ
チクロージヤBの駆動装置とを、共通のモータ3
としてあるが、これを別個独立の2個のモータと
するようにしてもよい。
チクロージヤBの駆動装置とを、共通のモータ3
としてあるが、これを別個独立の2個のモータと
するようにしてもよい。
更に、手動の開扉時にもモータ3の急停止を行
なわせるようにする場合には、スイツチ125
を、オートドアスイツチ113,115が中立位
置及び閉扉スイツチ接点b,b側に切換えられて
いるときのみオンで、開扉スイツチ接点a,a側
に切換えられたときにオフであるような構成のス
イツチとすればよい。
なわせるようにする場合には、スイツチ125
を、オートドアスイツチ113,115が中立位
置及び閉扉スイツチ接点b,b側に切換えられて
いるときのみオンで、開扉スイツチ接点a,a側
に切換えられたときにオフであるような構成のス
イツチとすればよい。
以上のように、この発明は、手動でも開閉可能
なオートドアにおいて、ドアロツク本体における
ラツチを、ストライカに辛うじて係合するハーフ
ラツチ位置から、上記ストライカに完全に噛合し
ドアを全閉位置に保持するフルラツチ位置まで強
制的に回動させるドアロツクラツチクロージヤを
設けると共に、上記ドアの手動での閉扉操作の場
合に上記ドアロツクラツチクロージヤをロツクノ
ブのロツクオン操作で作動させるためのハーフラ
ツチスイツチとロツクノブスイツチを有するスイ
ツチ回路を設けたので、オートドアを手動で閉め
た際に、ドアがハーフラツチの状態で止まつたと
しても、ロツクノブが操作されたときに、上記ス
イツチ回路によるドアロツクラツチクロージヤの
作動によつて、ドアを強制的にフルラツチの状態
まで閉めることができ、乗員が安全のために操作
するそのロツクノブのロツクオンによつて安全性
を確保でき、オートドアの手動による閉扉時の安
全性の向上を図ることができる。
なオートドアにおいて、ドアロツク本体における
ラツチを、ストライカに辛うじて係合するハーフ
ラツチ位置から、上記ストライカに完全に噛合し
ドアを全閉位置に保持するフルラツチ位置まで強
制的に回動させるドアロツクラツチクロージヤを
設けると共に、上記ドアの手動での閉扉操作の場
合に上記ドアロツクラツチクロージヤをロツクノ
ブのロツクオン操作で作動させるためのハーフラ
ツチスイツチとロツクノブスイツチを有するスイ
ツチ回路を設けたので、オートドアを手動で閉め
た際に、ドアがハーフラツチの状態で止まつたと
しても、ロツクノブが操作されたときに、上記ス
イツチ回路によるドアロツクラツチクロージヤの
作動によつて、ドアを強制的にフルラツチの状態
まで閉めることができ、乗員が安全のために操作
するそのロツクノブのロツクオンによつて安全性
を確保でき、オートドアの手動による閉扉時の安
全性の向上を図ることができる。
第1図はこの発明を適用したオートドア装置の
一例を示す一部切欠正面図、第2図はドアロツク
ラツチクロージヤにおける減速器の拡大縦断正面
図、第3図は第1図示のドアロツクの拡大側面
図、第4図はこの発明の手動でも開閉可能なオー
トドアの制御装置の一実施例の電気回路図であ
る。 53……ドアロツク本体、55……ラツチ、5
7……ストライカ、129……ハーフラツチスイ
ツチ、131,133……ロツクノブスイツチ、
A……開閉装置、B……ドアロツクラツチクロー
ジヤ。
一例を示す一部切欠正面図、第2図はドアロツク
ラツチクロージヤにおける減速器の拡大縦断正面
図、第3図は第1図示のドアロツクの拡大側面
図、第4図はこの発明の手動でも開閉可能なオー
トドアの制御装置の一実施例の電気回路図であ
る。 53……ドアロツク本体、55……ラツチ、5
7……ストライカ、129……ハーフラツチスイ
ツチ、131,133……ロツクノブスイツチ、
A……開閉装置、B……ドアロツクラツチクロー
ジヤ。
Claims (1)
- 1 オートドアスイツチを備えた開閉装置により
自動で開閉されると共に手動でも開閉可能なオー
トドアにおいて、ドアロツク本体におけるラツチ
をストライカに辛うじて係合するハーフラツチ位
置から前記ストライカに完全に噛合しドアを全閉
位置に保持するフルラツチ位置まで強制的に回動
させるドアロツクラツチクロージヤを設けると共
に、ハーフラツチ検知用のハーフラツチスイツチ
と前記ドアのロツクノブのロツクオンを検知する
ロツクノブスイツチを有しかつ前記ドアの自動で
の閉扉動作の場合に前記オートドアスイツチによ
り、また手動での閉扉操作の場合に前記ロツクノ
ブスイツチにより前記ドアロツクラツチクロージ
ヤを作動せしめるスイツチ回路を設けたことを特
徴とするオートドア制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57060356A JPS58178786A (ja) | 1982-04-13 | 1982-04-13 | オ−トドアの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57060356A JPS58178786A (ja) | 1982-04-13 | 1982-04-13 | オ−トドアの制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58178786A JPS58178786A (ja) | 1983-10-19 |
JPH0235826B2 true JPH0235826B2 (ja) | 1990-08-14 |
Family
ID=13139787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57060356A Granted JPS58178786A (ja) | 1982-04-13 | 1982-04-13 | オ−トドアの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58178786A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01102381U (ja) * | 1987-12-28 | 1989-07-11 | ||
JPH0722455Y2 (ja) * | 1988-10-04 | 1995-05-24 | アラコ株式会社 | 車両用ドアの自動開閉制御装置 |
JP6556434B2 (ja) * | 2014-08-28 | 2019-08-07 | 日本ロボティクス株式会社 | 車両用ドア開閉装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5698391A (en) * | 1980-01-10 | 1981-08-07 | Secoh Giken Inc | Device for tightening load by motor |
-
1982
- 1982-04-13 JP JP57060356A patent/JPS58178786A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5698391A (en) * | 1980-01-10 | 1981-08-07 | Secoh Giken Inc | Device for tightening load by motor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58178786A (ja) | 1983-10-19 |
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