JPH0234497B2 - - Google Patents
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- JPH0234497B2 JPH0234497B2 JP57024687A JP2468782A JPH0234497B2 JP H0234497 B2 JPH0234497 B2 JP H0234497B2 JP 57024687 A JP57024687 A JP 57024687A JP 2468782 A JP2468782 A JP 2468782A JP H0234497 B2 JPH0234497 B2 JP H0234497B2
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- signal
- band
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/66—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission for reducing bandwidth of signals; for improving efficiency of transmission
- H04B1/667—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission for reducing bandwidth of signals; for improving efficiency of transmission using a division in frequency subbands
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
- Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
Description
本発明は主として伝送のため音声信号をデジタ
ル符号化する技術に関するものである。 背景技術 時間と共に変化する信号のデジタル変換(符号
化)はサンプリング及びサンプルの量子化によつ
て達成される。これは信号振幅測定範囲を幾つか
のセグメントに予め分割し、分割されたセグメン
トの各々に対して一義的なデジタル値を割当てる
ことを含む。量子化処理即ち信号サンプルをデジ
タル値に変換する処理の最中には、1つのセグメ
ント内に入るすべての信号サンプルの振幅は同一
のデジタル値に符号化される。このことは当然の
こととして、不正確な変換を生じさせ、原信号と
その符号化された表示との間に誤差をもたらす。
このような処理は「量子化ノイズを発生する」と
言われている。セグメントの幅を減少することに
よりそのノイズを減少しうること明らかである。
しかしこれはセグメントの数を増加させ、従つて
上記セグメントを符号化するのに必要なデジタル
値の数を増加させる。そのためデジタル値を表わ
すのに必要なビツトの個数をも増加させる。これ
はデジタル的に表示された信号を以後処理するた
めに使用される装置を複雑化し、若しもその信号
が送信局から受信局へ伝送されるべきものである
ならば、信号伝送チヤネルの混雑をもたらす。従
つて適正なS/N比を保証しつつ符号化のために
必要とされるビツト数を減じるように試みること
が必要になつてきた。又はその反対に、若しも量
子化のための割当て合計ビツト数が一旦きめられ
たならば、ノイズを最少化するようにそのビツト
の最適利用をするように試みられてきた。 これらの試みは、量子化ビツトが2つの相次ぐ
サンプリング時刻の間の信号増分を符号化するた
めに用いられ各サンプルの振幅全体のためには用
いられない所の所謂定差又はデルタPCM符号化
技術に由来する。これは比較的低い電圧の振れが
量子化される結果をもたらし、従つて若しも同数
のビツトが、元来供給された信号のサンプルを直
接符号化するために使用されたならば得られたで
あろうよりも少数のセグメントに分割したことに
起因して、量子化ビツトの良好な利用を結果とし
て生じる。 これらの方法は符号化されるべき信号の統計的
特徴を考慮することによつて改善される。例えば
音声信号は周波数範囲が比較的限られているこ
と、及びこれらの信号のエネルギーは一般的に低
音周波範囲の領域に集中していることがわかるの
で、元来の音声周波数範囲を幾つかの帯域に分割
し且つ低い周波数帯域を量子化するためには多く
のビツトを割当てること、従つてこれらの帯域内
の信号を高い周波数帯域の信号よりも正確に符号
化すること、が提案される。この形式の実施は
1976年10月発行のBell System Techinical
Journalに掲載されたCrochiere氏らの論文によつ
て開示されている。そこでは音声信号は全電話範
囲をカバーする1組の隣接帯域フイルタによつて
先づ波される。結果の信号の周波数スペクトル
は次に変調によつてベース・バンド周波数範囲用
にシフトされ、そしてそれらのナイキスト周波数
でサンプルされる。次に各信号(又はサブ・バン
ド)は不均一な態様で(即ち低い帯域に対しては
高い帯域に対するよりも多くのビツトを割当てる
ことにより)別々に量子化される。統計的な研究
により、幾つかの量子化ビツト率を選択するこ
と、及び複数個のサブ・バンドにまたがる上記ビ
ツトの適当な分布を定義することが可能になる。
しかしこの形式の符号化は統計的なデータに基づ
くものであつて実際の状態に基づかないので、最
適の符号化を保証しない。 他の装置では、もはや統計的な結果を基づくこ
となく符号化されるべき信号の特性から直接的に
得られた現実のデータに基づくビツト割当てによ
つて信号符号化品質の改善がなされている。 この例では符号化器が複雑化しすぎないように
阻止するために、及び符号化/符号解読装置が非
実用的なものにならないようにするためには、米
国特許第4142071号に開示されたような技術を使
う必要があつた。この処理は基本的には所謂ブロ
ツク符号化パルス符号変調(以下BCPCMと略記
する)符号化に該当し、そこでは信号が予定の持
続期間のセグメントによつて(セグメント毎にK
個のサンプルが)符号化される。その信号は更に
その周波数範囲内のP個のサブ・バンドに分割さ
れ、各サブ・バンドはそれ自身の特性に従つて
別々に符号化される。更に正確に言えば、i番目
のサブ・バンドの信号を量子化するために割当て
られるべきビツトの数niが、所与のブロツク又は
セグメントのK個のサンプルのために上記K個の
サンプルの特性から導出される。換言すれば、米
国特許第4142071号に開示された処理は符号化装
置の資源の分布を或る範囲で最適化すること、及
び符号化されるべき信号の特性に基づいてこれら
の資源を経済的に使用すること、を可能にする。 BCPCM形式の符号化に関する他の情報につい
ては、1974年チユーリツヒで開催されたデジタル
伝送の国際セミナに於て発表されたA.Croisier氏
の論文「progress in PCM and Delta
Modulation:Block Companded Coding of
Speech Signal」を参照されたい。上記A.
Croisier氏の論文に開示された方法を要約すると
次の通りである。符号化されるべき信号は先づサ
ンプルされ、得られたサンプルの流れは次に所与
の持続期間の一連の継続的なセグメントに、即ち
K個のサンプルのブロツクに分けられ、その後そ
のブロツク各々が量子化される。このため、ブロ
ツクの各々はその最も大きいサンプルが符号化限
界の外側に落ちないように係数値「C」が割当て
られる。そして係数値及びブロツクのK個のサン
プルが量子化される。係数値C(又はブロツク特
性)はK個のサンプルと一緒になつて(量子化後
に)サンプル・ブロツクを完全に定義するデジタ
ル・データを供給する。 前述の米国特許第4142071号は音声符号化品質
がどのようにして改善されるか、及び音声信号の
量子化ノイズが上記量子化のために利用しうるビ
ツトをダイナミツクに且つ経済的に分散すること
によつてどのように減少されるかを開示してい
る。このため、音声信号全体が周波数範囲中の幾
つかのサブ・バンドに亘つて分散され、各サブ・
バンドの内容がBCPCM符号化される。この方法
は量子化ビツトのより良い利用を可能にする。し
かし信号が幾つかのサブ・バンドに亘つて分散さ
れていようといまいと、BCPCM符号化はすべて
の利用しうる符号化ビツトが、音声信号サンプル
を量子化するために割当てられることを許す訳で
はない。要するに、サンプル・ブロツクと組合わ
された係数値も又量子化されなければならない。
そればかりか係数値は信号の符号解読のために重
要なので、特に1つ(又は幾つか)のパリテイ・
ビツトを組合わせることによつて保護することが
必要である。このことも、音声信号のサンプルを
量子化するために利用しうるビツトを減少させ
る。各セグメントの持続期間を延長することによ
り、又は換言すればより多数のサンプルを含んだ
ブロツクを処理することにより、音声信号のサン
プルを量子化するために利用しうるよう残されて
いるビツトの数に対する係数値の影響度を減少し
うること勿論である。例えば16ms信号を表わす
ブロツクを処理する代りに32msブロツクを選ぶ
ことが出来、それは2つの係数値によつて量子化
されるべき係数値の数を減少することになる。し
かしこの解決策は、符号解読中に、低レベル・エ
コーに似た寄生雑音を発生すると言う2次的効果
を持つ。 本発明 本発明の目的は所謂BCPCM符号化方法を改良
することである。 本発明の他の目的は予定の相対的に制限された
周波数帯域にまたがるスペクトルを有する信号
(特に音声信号)のため、BCPCM符号化方法を
改良することであつて、その方法はそこから生じ
るかも知れないマイナスの2次的効果を出来るだ
け小さくしつつ、音声信号のサンプルの量子化に
利用しうるビツトの数の増加をもたらすものであ
る。 本発明の符号化方法は、第1図の手段1乃至4
を利用する。これにより従来技術よりも量子化ノ
イズを減少でき、しかもデータ自身の符号化に利
用可能なビツトの数を増大するので、伝送率を向
上する効果を有する。 更に詳しく言えば、本発明は符号化されるべき
信号の特性の分析を含むところの音声信号
BCPCM符号化方法に関するものである。この信
号特性分析は各サンプル・ブロツクを過度的ブロ
ツク又は静的ブロツクとして処理されるように区
別する。その区別によつて係数値を量子化するた
めに必要とされるビツト数をそこから導出するた
め、上記ブロツクと組合わされるべき係数値の数
を減少できる。 第1図は本発明の方法を実施した伝送装置の送
信側を示している。なお第4図には同装置の受信
側が示される。第1図は多重(マルチプレツク
ス)伝送装置の送信側の音声信号符号化装置を示
し、約4KHzまでの低い周波数帯域にまたがる音
声信号が入力INに供給される。その信号はその
ナイキスト周波数即ち8KHzでA/Dサンブルさ
れ、同じA/D装置1によつて12ビツトで普通の
PCMに符号化される。A/D装置1が発生した
サンプルXsはフイルタ・バンクFB2へ送られ
る。このフイルタ・バンクFB2はサンプルSi jを
含んだp個のサブ・バンドにまたがつて信号を分
配する(但しi=1、2、3…pは分配された各
サンプルが属するサブ・バンドの順位(何番目
か)を指定し、j=1、2、…K′は後で定義さ
れるパラメータを指定する)。最初に12ビツトで
量子化されたサンプルSi jは次にそれよりも低いビ
ツト率で再量子化される。しかしこれらの新らし
いビツト率は予定の持続期間の時間間隔中に、考
察中のサブ・バンドに含まれた信号の特性(エネ
ルギ)に対し動的に調整され(ブロツク符号化)。
このため、フイルタ・バンクFB2から発生され
るサブ・バンドはパラメータ発生器PAR3及び
再量子化装置DQ4へ送られる。パラメータ発生
器PAR3は装置DQ4へパラメータni及びCiを供
給する。パラメータniは前記予定の持続期間の間
にi番目のサブ・バンドを再量子化するに割当て
られるべきビツト数を指定する。このビツト数は
下記の式で示される。 ni=1/p〔N−P 〓j=1 logCj〕+logCi ………(1) 但しNはp個のサブ・バンドの組のサンプルを
再量子化するために与えられたビツトの合計数で
あり、係数Cは後で定義される所謂係数値を指
す。 値niおよびCiはi番目のサブ・バンドの再量子
化ステツプをDQ4によつて調整するために使用
されるので、i番目のサブ・バンドのサンプルを
再量子化するために使用されるべき再量子化ステ
ツプ数Qiは次のように示される。 Qi=Ci/2ni−1 ………(2) (実際問題として、後で説明されるようにCiから
誘導される項C〜iがCiの代りに使用される)。 かくして再量子化装置DQ4は再量子化された
サンプルS^i jを与える。 i番目のサブ・バンドの係数値はBCPCM形式
の方法に従つて下記の式(3)によつて定義される。 Ci= maxj=1.K ′(|Si j|) ………(3) 但しH′は予定持続期間の上記時間間隔中にi
番目のサブ・バンドに含まれるサンプルの数を指
し、jは同じ時間間隔中にi番目のサブ・バンド
で得られるサンプル・ブロツクに於けるそのサン
プルの順位を指定する。 3乃至4KHzの周波数帯域を16個の隣り合つた
サブ・バンド(p=16)に分割することが決めら
れている。(後で明らかにされるように、3つの
最上位サブ・バンドは無視されうる。何故ならば
3乃至3200Hzの電話周波数範囲をカバーするため
には13個のサブ・バンドで十分だからである)。
更に、前述の予定持続期間は32msに固定されて
いる。若しも入力信号INがナイキスト周波数
SKHZでサンプルされるならば、各32msサンプ
ル・ブロツクは256サンプルを含む。12ビツトで
のA/D装置による符号化の後で、これらのサン
プルはフイルタFBを通されて、16個のサブ・バ
ンドに分配される。そのようなフイルタは前述の
米国特許に示されている。このフイルタはフイル
タ処理に加えて所謂間引き(decimation)処理
を行う。その結果として、考察中の予定持続期間
の各時間間隔の間、フイルタFB2を通過した後
で16個のサブ・バンドの各々を利用しうるサンプ
ルの数は次のようになる。 K′=256/16=16 量子化された(又は再量子化された)係数値C^i
及び再量子化されたサンプルS^i jは多重化器MPX
5によつてデジタル伝送線上に多重化(マルチプ
レクス)される。この場合にはブロツク同期化記
号が加えられて、伝送線の他端で受信機が受信ブ
ロツク・サンプルを識別してスピーチ信号を復元
出来るようにしなければならない。16Kbpsで伝
送するとき、32msの間に512ビツトが利用可能
である。音声信号サンプル以外のデータ(主に同
期記号及び係数値)に対して多くのビツトが割当
てられればられる程、信号サンプルに対しては少
いビツトしか残らないことになる。従つて高品質
の符号化を保証しつつ、係数値を符号化するため
のビツトの数を減少することが試みられる。前述
のように32msブロツクは長すぎると言う事実に
おそらく起因する、エコーのような2次的効果を
回避するために、各ブロツクの長さがそれに関係
する係数値の特性に対して先づ適合される。換言
すればCiの値はその変動が遅いか(静的ブロツク
であるか)又は早いか(過渡的ブロツクである
か)に依存して多少変化されることが屡々ある。
この例では、若しも最初の32msブロツクが過渡
的な形のものであるならば考察中のブロツクを2
つの16msのブロツクに制限してサブ・バンド毎
に最大2つの値Ciを送信することが、そして若し
もサンプル・ブロツクが静的なものであるならば
32msのサブ・バンド毎に唯1つのCiを送信する
ことが決められる。各サンプル・ブロツクに対し
て2つのCi値が決定される。 1Ci= max j=1乃至8(|Si j|) ………(4) 2Ci= max j=9乃至16(|Si j|) ………(5) 換言すれば(第2図参照)、考察中のサンプ
ル・ブロツクの持続期間の16ms及び後の16ms
の間の最大の振幅を持つたサンプルを選択するた
めに、各サブ・バンドのサンプルは分類処理され
る。 値 1Ci及び 2Ciは12ビツト表示でなく4ビツト
表示 1Ci及び 2Ciにより第6図の対数曲線で表わ
され。12ビツトのCiを4ビツトのC^iに符号変換す
る処理は、12ビツト語でアドレスされたとき4ビ
ツト語の出力を供給する記憶装置で代表される所
謂TLU(テーブル・ルツク・アツプ)によつて達
成される。(符号変換処理そのものは周知の方法
によつても達成できる。例えば若しもCi=60なら
ば、それは12ビツトで000 000 111 100のように
符号化される。4ビツト符号変換処理のために、
それはC〜i=64、(即ち12ビツトでの10進符号化2
進値の第7番目のレベル)として理解され、それ
は4ビツトでC^i=0110と表示される(第6図参
照)。 各32msサンプル・ブロツクに対しては、かく
てすべてのp個のサブ・バンドに対して16個のC^i
対を表わし、信号サブ・バンド毎に2つの値C^iが
ある。上記対の各々は、処理されつつあるサンプ
ル・ブロツクによつて表わされる信号セグメント
の過渡的形式又は静的形式を決定するのに使用さ
れる。このため△C^iの増分は次のように決められ
る。 △C^i= 1C^i− 2C^i ………(6) 但しi=1、2、…p 周波数帯域(0−4000Hz)をカバーするためp
=16が選ばれているけれども、符号化されるべき
音声信号が電話帯域(300−3200Hz)で伝送され
るようなときには、最後の3つのサブ・バンドを
無視でき、かくてi=1、2、3、…13のサブ・
バンドだけが残る。 残された値△C^はその後で、予定の閾値又は限
界値(例えば3ビツトで2進符号化された+3及
び−4)と比較される。そのサンプル・ブロツク
は過渡値と呼ばれ、下記の値を持つ。 △C^i>3 ………(7) 又は △C^i<−4 ………(8) 即ち△C^iは閾値+3及び−4によつて限定され
る制限の外にある。 若しも条件(7)又は(8)のうちの1つが満たされる
ならば、対応する2つの値 1C^i及び 2C^iが多重化
器MPXへ送信され。さもなければ、△C^iの正負
記号が既知であると言う理由で自動的に決定され
る所の2つの値C^iのうちの大きい方だけが送信さ
れる。前述の米国特許及びICASSP文献に従つて
実施された第1図の装置PAR3は、上記の式を
考慮に入れて第2図に従つて修正される。 第2図中には、式(4)及び(5)のCi値決定処理を行
なう最大値発生器MAX11が含まれている。
MAX11は異つたサブ・バンド(例えばi=
1、2、…13)で並列に動作する任意の分類装置
であつてよい。考察中の各サブ・バンドに対して
はCiの2つの12ビツト符号化値、即ち 1Ci及び
2Ciが導出される。何故ならばCiを決定するため
に使用される値Si jが12ビツトで符号化されている
からである。最大値発生器MAX11の出力は、
読取専用メモリ又は連続的テスト方法のアルゴリ
ズムを含んだ装置を有する装置TLU12へ送ら
れる。装置TLU12は、1,2C^iと呼ばれる1方の4
ビツト符号化されたC^i対と、1,2C〜と呼ばれる他方
の12ビツト符号化されたC〜iとを出力する。 表示1,2C^iはゲートGo13の1つのゲートと比
較器COMP14とへ送られる。比較器COMP1
4は処理6,7及び8を達成し、処理されたサン
プル・ブロツクが過渡的なものであるか又は静的
なものであるかを表示する1ビツトの情報Gを供
給する。この1ビツト情報Gは所謂MODEビツ
トであつて、各サブ・バンドに対して、2つの値
1,2C^i及び2つの値1,2C〜iが通過するか(若しも
処理
されたサンプル・ブロツクが過渡的であるなら
ば)、又は値 1C^i及び 2C^iのうちの大きい方及び値
1C〜i及び 2C〜iのうちの大きい方が通過する(若
しもそのサンプル・ブロツクが静的であるなら
ば)ように、すべてのゲートGoを働らかせる。 第3図は比較器COMP14の動作を達成する
ための論理回路を示す。この回路は値△C^iを決定
する減算器20乃至32を含む。1組の比較素子
33乃至58が値△C^iを予定の閾値(−4及び+
3)と比較する。そして論理OR回路01乃至014
は、値△C^iのどれか1つが3よりも大きいか又は
−4よりも小さいかどうかを決定するために、比
較素子33乃至58の出力を組合わせる。若しも
上記の条件に合うならば014の出力がMODEビツ
トGによつてこのことを表示する。このビツトG
は選ばれた係数値C^iと同時に多重化器へ伝送され
る。ビツトGの大きさは、それを実施するに当り
1つ又は2つの保護ビツトと組合わせることによ
つてそれを保護するのに役立つようになる。かく
て所謂2ビツト又は3ビツトMODE文字が得ら
れる。 伝送線の端端に於ける符号解読処理を容易化す
るため、受信機は受信したビツト列中のすべての
ブロツクを復元(リロケート)しうるものでなけ
ればならない。このためマルチプレクサMPXは
予定の所謂同期記号を各サンプル・ブロツクと組
合わせる。これらの条件の下では、サンプル・ブ
ロツクを定義づけるメツセージは下記のフオーマ
ツトを持つことになる。
ル符号化する技術に関するものである。 背景技術 時間と共に変化する信号のデジタル変換(符号
化)はサンプリング及びサンプルの量子化によつ
て達成される。これは信号振幅測定範囲を幾つか
のセグメントに予め分割し、分割されたセグメン
トの各々に対して一義的なデジタル値を割当てる
ことを含む。量子化処理即ち信号サンプルをデジ
タル値に変換する処理の最中には、1つのセグメ
ント内に入るすべての信号サンプルの振幅は同一
のデジタル値に符号化される。このことは当然の
こととして、不正確な変換を生じさせ、原信号と
その符号化された表示との間に誤差をもたらす。
このような処理は「量子化ノイズを発生する」と
言われている。セグメントの幅を減少することに
よりそのノイズを減少しうること明らかである。
しかしこれはセグメントの数を増加させ、従つて
上記セグメントを符号化するのに必要なデジタル
値の数を増加させる。そのためデジタル値を表わ
すのに必要なビツトの個数をも増加させる。これ
はデジタル的に表示された信号を以後処理するた
めに使用される装置を複雑化し、若しもその信号
が送信局から受信局へ伝送されるべきものである
ならば、信号伝送チヤネルの混雑をもたらす。従
つて適正なS/N比を保証しつつ符号化のために
必要とされるビツト数を減じるように試みること
が必要になつてきた。又はその反対に、若しも量
子化のための割当て合計ビツト数が一旦きめられ
たならば、ノイズを最少化するようにそのビツト
の最適利用をするように試みられてきた。 これらの試みは、量子化ビツトが2つの相次ぐ
サンプリング時刻の間の信号増分を符号化するた
めに用いられ各サンプルの振幅全体のためには用
いられない所の所謂定差又はデルタPCM符号化
技術に由来する。これは比較的低い電圧の振れが
量子化される結果をもたらし、従つて若しも同数
のビツトが、元来供給された信号のサンプルを直
接符号化するために使用されたならば得られたで
あろうよりも少数のセグメントに分割したことに
起因して、量子化ビツトの良好な利用を結果とし
て生じる。 これらの方法は符号化されるべき信号の統計的
特徴を考慮することによつて改善される。例えば
音声信号は周波数範囲が比較的限られているこ
と、及びこれらの信号のエネルギーは一般的に低
音周波範囲の領域に集中していることがわかるの
で、元来の音声周波数範囲を幾つかの帯域に分割
し且つ低い周波数帯域を量子化するためには多く
のビツトを割当てること、従つてこれらの帯域内
の信号を高い周波数帯域の信号よりも正確に符号
化すること、が提案される。この形式の実施は
1976年10月発行のBell System Techinical
Journalに掲載されたCrochiere氏らの論文によつ
て開示されている。そこでは音声信号は全電話範
囲をカバーする1組の隣接帯域フイルタによつて
先づ波される。結果の信号の周波数スペクトル
は次に変調によつてベース・バンド周波数範囲用
にシフトされ、そしてそれらのナイキスト周波数
でサンプルされる。次に各信号(又はサブ・バン
ド)は不均一な態様で(即ち低い帯域に対しては
高い帯域に対するよりも多くのビツトを割当てる
ことにより)別々に量子化される。統計的な研究
により、幾つかの量子化ビツト率を選択するこ
と、及び複数個のサブ・バンドにまたがる上記ビ
ツトの適当な分布を定義することが可能になる。
しかしこの形式の符号化は統計的なデータに基づ
くものであつて実際の状態に基づかないので、最
適の符号化を保証しない。 他の装置では、もはや統計的な結果を基づくこ
となく符号化されるべき信号の特性から直接的に
得られた現実のデータに基づくビツト割当てによ
つて信号符号化品質の改善がなされている。 この例では符号化器が複雑化しすぎないように
阻止するために、及び符号化/符号解読装置が非
実用的なものにならないようにするためには、米
国特許第4142071号に開示されたような技術を使
う必要があつた。この処理は基本的には所謂ブロ
ツク符号化パルス符号変調(以下BCPCMと略記
する)符号化に該当し、そこでは信号が予定の持
続期間のセグメントによつて(セグメント毎にK
個のサンプルが)符号化される。その信号は更に
その周波数範囲内のP個のサブ・バンドに分割さ
れ、各サブ・バンドはそれ自身の特性に従つて
別々に符号化される。更に正確に言えば、i番目
のサブ・バンドの信号を量子化するために割当て
られるべきビツトの数niが、所与のブロツク又は
セグメントのK個のサンプルのために上記K個の
サンプルの特性から導出される。換言すれば、米
国特許第4142071号に開示された処理は符号化装
置の資源の分布を或る範囲で最適化すること、及
び符号化されるべき信号の特性に基づいてこれら
の資源を経済的に使用すること、を可能にする。 BCPCM形式の符号化に関する他の情報につい
ては、1974年チユーリツヒで開催されたデジタル
伝送の国際セミナに於て発表されたA.Croisier氏
の論文「progress in PCM and Delta
Modulation:Block Companded Coding of
Speech Signal」を参照されたい。上記A.
Croisier氏の論文に開示された方法を要約すると
次の通りである。符号化されるべき信号は先づサ
ンプルされ、得られたサンプルの流れは次に所与
の持続期間の一連の継続的なセグメントに、即ち
K個のサンプルのブロツクに分けられ、その後そ
のブロツク各々が量子化される。このため、ブロ
ツクの各々はその最も大きいサンプルが符号化限
界の外側に落ちないように係数値「C」が割当て
られる。そして係数値及びブロツクのK個のサン
プルが量子化される。係数値C(又はブロツク特
性)はK個のサンプルと一緒になつて(量子化後
に)サンプル・ブロツクを完全に定義するデジタ
ル・データを供給する。 前述の米国特許第4142071号は音声符号化品質
がどのようにして改善されるか、及び音声信号の
量子化ノイズが上記量子化のために利用しうるビ
ツトをダイナミツクに且つ経済的に分散すること
によつてどのように減少されるかを開示してい
る。このため、音声信号全体が周波数範囲中の幾
つかのサブ・バンドに亘つて分散され、各サブ・
バンドの内容がBCPCM符号化される。この方法
は量子化ビツトのより良い利用を可能にする。し
かし信号が幾つかのサブ・バンドに亘つて分散さ
れていようといまいと、BCPCM符号化はすべて
の利用しうる符号化ビツトが、音声信号サンプル
を量子化するために割当てられることを許す訳で
はない。要するに、サンプル・ブロツクと組合わ
された係数値も又量子化されなければならない。
そればかりか係数値は信号の符号解読のために重
要なので、特に1つ(又は幾つか)のパリテイ・
ビツトを組合わせることによつて保護することが
必要である。このことも、音声信号のサンプルを
量子化するために利用しうるビツトを減少させ
る。各セグメントの持続期間を延長することによ
り、又は換言すればより多数のサンプルを含んだ
ブロツクを処理することにより、音声信号のサン
プルを量子化するために利用しうるよう残されて
いるビツトの数に対する係数値の影響度を減少し
うること勿論である。例えば16ms信号を表わす
ブロツクを処理する代りに32msブロツクを選ぶ
ことが出来、それは2つの係数値によつて量子化
されるべき係数値の数を減少することになる。し
かしこの解決策は、符号解読中に、低レベル・エ
コーに似た寄生雑音を発生すると言う2次的効果
を持つ。 本発明 本発明の目的は所謂BCPCM符号化方法を改良
することである。 本発明の他の目的は予定の相対的に制限された
周波数帯域にまたがるスペクトルを有する信号
(特に音声信号)のため、BCPCM符号化方法を
改良することであつて、その方法はそこから生じ
るかも知れないマイナスの2次的効果を出来るだ
け小さくしつつ、音声信号のサンプルの量子化に
利用しうるビツトの数の増加をもたらすものであ
る。 本発明の符号化方法は、第1図の手段1乃至4
を利用する。これにより従来技術よりも量子化ノ
イズを減少でき、しかもデータ自身の符号化に利
用可能なビツトの数を増大するので、伝送率を向
上する効果を有する。 更に詳しく言えば、本発明は符号化されるべき
信号の特性の分析を含むところの音声信号
BCPCM符号化方法に関するものである。この信
号特性分析は各サンプル・ブロツクを過度的ブロ
ツク又は静的ブロツクとして処理されるように区
別する。その区別によつて係数値を量子化するた
めに必要とされるビツト数をそこから導出するた
め、上記ブロツクと組合わされるべき係数値の数
を減少できる。 第1図は本発明の方法を実施した伝送装置の送
信側を示している。なお第4図には同装置の受信
側が示される。第1図は多重(マルチプレツク
ス)伝送装置の送信側の音声信号符号化装置を示
し、約4KHzまでの低い周波数帯域にまたがる音
声信号が入力INに供給される。その信号はその
ナイキスト周波数即ち8KHzでA/Dサンブルさ
れ、同じA/D装置1によつて12ビツトで普通の
PCMに符号化される。A/D装置1が発生した
サンプルXsはフイルタ・バンクFB2へ送られ
る。このフイルタ・バンクFB2はサンプルSi jを
含んだp個のサブ・バンドにまたがつて信号を分
配する(但しi=1、2、3…pは分配された各
サンプルが属するサブ・バンドの順位(何番目
か)を指定し、j=1、2、…K′は後で定義さ
れるパラメータを指定する)。最初に12ビツトで
量子化されたサンプルSi jは次にそれよりも低いビ
ツト率で再量子化される。しかしこれらの新らし
いビツト率は予定の持続期間の時間間隔中に、考
察中のサブ・バンドに含まれた信号の特性(エネ
ルギ)に対し動的に調整され(ブロツク符号化)。
このため、フイルタ・バンクFB2から発生され
るサブ・バンドはパラメータ発生器PAR3及び
再量子化装置DQ4へ送られる。パラメータ発生
器PAR3は装置DQ4へパラメータni及びCiを供
給する。パラメータniは前記予定の持続期間の間
にi番目のサブ・バンドを再量子化するに割当て
られるべきビツト数を指定する。このビツト数は
下記の式で示される。 ni=1/p〔N−P 〓j=1 logCj〕+logCi ………(1) 但しNはp個のサブ・バンドの組のサンプルを
再量子化するために与えられたビツトの合計数で
あり、係数Cは後で定義される所謂係数値を指
す。 値niおよびCiはi番目のサブ・バンドの再量子
化ステツプをDQ4によつて調整するために使用
されるので、i番目のサブ・バンドのサンプルを
再量子化するために使用されるべき再量子化ステ
ツプ数Qiは次のように示される。 Qi=Ci/2ni−1 ………(2) (実際問題として、後で説明されるようにCiから
誘導される項C〜iがCiの代りに使用される)。 かくして再量子化装置DQ4は再量子化された
サンプルS^i jを与える。 i番目のサブ・バンドの係数値はBCPCM形式
の方法に従つて下記の式(3)によつて定義される。 Ci= maxj=1.K ′(|Si j|) ………(3) 但しH′は予定持続期間の上記時間間隔中にi
番目のサブ・バンドに含まれるサンプルの数を指
し、jは同じ時間間隔中にi番目のサブ・バンド
で得られるサンプル・ブロツクに於けるそのサン
プルの順位を指定する。 3乃至4KHzの周波数帯域を16個の隣り合つた
サブ・バンド(p=16)に分割することが決めら
れている。(後で明らかにされるように、3つの
最上位サブ・バンドは無視されうる。何故ならば
3乃至3200Hzの電話周波数範囲をカバーするため
には13個のサブ・バンドで十分だからである)。
更に、前述の予定持続期間は32msに固定されて
いる。若しも入力信号INがナイキスト周波数
SKHZでサンプルされるならば、各32msサンプ
ル・ブロツクは256サンプルを含む。12ビツトで
のA/D装置による符号化の後で、これらのサン
プルはフイルタFBを通されて、16個のサブ・バ
ンドに分配される。そのようなフイルタは前述の
米国特許に示されている。このフイルタはフイル
タ処理に加えて所謂間引き(decimation)処理
を行う。その結果として、考察中の予定持続期間
の各時間間隔の間、フイルタFB2を通過した後
で16個のサブ・バンドの各々を利用しうるサンプ
ルの数は次のようになる。 K′=256/16=16 量子化された(又は再量子化された)係数値C^i
及び再量子化されたサンプルS^i jは多重化器MPX
5によつてデジタル伝送線上に多重化(マルチプ
レクス)される。この場合にはブロツク同期化記
号が加えられて、伝送線の他端で受信機が受信ブ
ロツク・サンプルを識別してスピーチ信号を復元
出来るようにしなければならない。16Kbpsで伝
送するとき、32msの間に512ビツトが利用可能
である。音声信号サンプル以外のデータ(主に同
期記号及び係数値)に対して多くのビツトが割当
てられればられる程、信号サンプルに対しては少
いビツトしか残らないことになる。従つて高品質
の符号化を保証しつつ、係数値を符号化するため
のビツトの数を減少することが試みられる。前述
のように32msブロツクは長すぎると言う事実に
おそらく起因する、エコーのような2次的効果を
回避するために、各ブロツクの長さがそれに関係
する係数値の特性に対して先づ適合される。換言
すればCiの値はその変動が遅いか(静的ブロツク
であるか)又は早いか(過渡的ブロツクである
か)に依存して多少変化されることが屡々ある。
この例では、若しも最初の32msブロツクが過渡
的な形のものであるならば考察中のブロツクを2
つの16msのブロツクに制限してサブ・バンド毎
に最大2つの値Ciを送信することが、そして若し
もサンプル・ブロツクが静的なものであるならば
32msのサブ・バンド毎に唯1つのCiを送信する
ことが決められる。各サンプル・ブロツクに対し
て2つのCi値が決定される。 1Ci= max j=1乃至8(|Si j|) ………(4) 2Ci= max j=9乃至16(|Si j|) ………(5) 換言すれば(第2図参照)、考察中のサンプ
ル・ブロツクの持続期間の16ms及び後の16ms
の間の最大の振幅を持つたサンプルを選択するた
めに、各サブ・バンドのサンプルは分類処理され
る。 値 1Ci及び 2Ciは12ビツト表示でなく4ビツト
表示 1Ci及び 2Ciにより第6図の対数曲線で表わ
され。12ビツトのCiを4ビツトのC^iに符号変換す
る処理は、12ビツト語でアドレスされたとき4ビ
ツト語の出力を供給する記憶装置で代表される所
謂TLU(テーブル・ルツク・アツプ)によつて達
成される。(符号変換処理そのものは周知の方法
によつても達成できる。例えば若しもCi=60なら
ば、それは12ビツトで000 000 111 100のように
符号化される。4ビツト符号変換処理のために、
それはC〜i=64、(即ち12ビツトでの10進符号化2
進値の第7番目のレベル)として理解され、それ
は4ビツトでC^i=0110と表示される(第6図参
照)。 各32msサンプル・ブロツクに対しては、かく
てすべてのp個のサブ・バンドに対して16個のC^i
対を表わし、信号サブ・バンド毎に2つの値C^iが
ある。上記対の各々は、処理されつつあるサンプ
ル・ブロツクによつて表わされる信号セグメント
の過渡的形式又は静的形式を決定するのに使用さ
れる。このため△C^iの増分は次のように決められ
る。 △C^i= 1C^i− 2C^i ………(6) 但しi=1、2、…p 周波数帯域(0−4000Hz)をカバーするためp
=16が選ばれているけれども、符号化されるべき
音声信号が電話帯域(300−3200Hz)で伝送され
るようなときには、最後の3つのサブ・バンドを
無視でき、かくてi=1、2、3、…13のサブ・
バンドだけが残る。 残された値△C^はその後で、予定の閾値又は限
界値(例えば3ビツトで2進符号化された+3及
び−4)と比較される。そのサンプル・ブロツク
は過渡値と呼ばれ、下記の値を持つ。 △C^i>3 ………(7) 又は △C^i<−4 ………(8) 即ち△C^iは閾値+3及び−4によつて限定され
る制限の外にある。 若しも条件(7)又は(8)のうちの1つが満たされる
ならば、対応する2つの値 1C^i及び 2C^iが多重化
器MPXへ送信され。さもなければ、△C^iの正負
記号が既知であると言う理由で自動的に決定され
る所の2つの値C^iのうちの大きい方だけが送信さ
れる。前述の米国特許及びICASSP文献に従つて
実施された第1図の装置PAR3は、上記の式を
考慮に入れて第2図に従つて修正される。 第2図中には、式(4)及び(5)のCi値決定処理を行
なう最大値発生器MAX11が含まれている。
MAX11は異つたサブ・バンド(例えばi=
1、2、…13)で並列に動作する任意の分類装置
であつてよい。考察中の各サブ・バンドに対して
はCiの2つの12ビツト符号化値、即ち 1Ci及び
2Ciが導出される。何故ならばCiを決定するため
に使用される値Si jが12ビツトで符号化されている
からである。最大値発生器MAX11の出力は、
読取専用メモリ又は連続的テスト方法のアルゴリ
ズムを含んだ装置を有する装置TLU12へ送ら
れる。装置TLU12は、1,2C^iと呼ばれる1方の4
ビツト符号化されたC^i対と、1,2C〜と呼ばれる他方
の12ビツト符号化されたC〜iとを出力する。 表示1,2C^iはゲートGo13の1つのゲートと比
較器COMP14とへ送られる。比較器COMP1
4は処理6,7及び8を達成し、処理されたサン
プル・ブロツクが過渡的なものであるか又は静的
なものであるかを表示する1ビツトの情報Gを供
給する。この1ビツト情報Gは所謂MODEビツ
トであつて、各サブ・バンドに対して、2つの値
1,2C^i及び2つの値1,2C〜iが通過するか(若しも
処理
されたサンプル・ブロツクが過渡的であるなら
ば)、又は値 1C^i及び 2C^iのうちの大きい方及び値
1C〜i及び 2C〜iのうちの大きい方が通過する(若
しもそのサンプル・ブロツクが静的であるなら
ば)ように、すべてのゲートGoを働らかせる。 第3図は比較器COMP14の動作を達成する
ための論理回路を示す。この回路は値△C^iを決定
する減算器20乃至32を含む。1組の比較素子
33乃至58が値△C^iを予定の閾値(−4及び+
3)と比較する。そして論理OR回路01乃至014
は、値△C^iのどれか1つが3よりも大きいか又は
−4よりも小さいかどうかを決定するために、比
較素子33乃至58の出力を組合わせる。若しも
上記の条件に合うならば014の出力がMODEビツ
トGによつてこのことを表示する。このビツトG
は選ばれた係数値C^iと同時に多重化器へ伝送され
る。ビツトGの大きさは、それを実施するに当り
1つ又は2つの保護ビツトと組合わせることによ
つてそれを保護するのに役立つようになる。かく
て所謂2ビツト又は3ビツトMODE文字が得ら
れる。 伝送線の端端に於ける符号解読処理を容易化す
るため、受信機は受信したビツト列中のすべての
ブロツクを復元(リロケート)しうるものでなけ
ればならない。このためマルチプレクサMPXは
予定の所謂同期記号を各サンプル・ブロツクと組
合わせる。これらの条件の下では、サンプル・ブ
ロツクを定義づけるメツセージは下記のフオーマ
ツトを持つことになる。
【表】
←時間
第4図は多重化器MPX5の出力へ接続された
伝送線の反対側の終端に配置される受信機を示
す。この受信機は元来のスピーチ信号を復元する
任務を持つ。同様な受信機が既に前述の
IEEEICASSP刊行物に示されている。伝送線に
接続された入力INに於て受信されるビツト列は
多重分離機DMPX15で多重分離(デマルチプ
レツクス)されることに注意されたい。このこと
は、受信されたメツセージから復元する同期記号
(SYNCHRO)によつて、多重分離器DMPX1
5が受信データ・ブロツクを識別することを意味
する。それは又このメツセージ中の所謂保護ビツ
トを削除し、値C^iを値S^i jから分離する。値C^iは逆
パラメータ発生器16へ送られる。多重分
離器DMPX15はビツトGの助けにより、32m
sブロツク又は2つの16msブロツクの何れを受
信したかをも知ることができる。換言すれば、そ
れは静的ブロツクと過渡的ブロツクを区別し、そ
れに従つて符号解読が組織される。値C^iは逆パラ
メータ発生器16へ送られ、値S^i jは逆再量
子化器17へ送られる。逆パラメータ発生器
PAR16はTLUのような関数表(テーブル)を
使用するが、4ビツトを12ビツトに符号変換する
ように逆に構成されている。2つの限界内のすべ
ての表示C^iを一つの平均値で符号化することが決
められており、かくて符号変換処理は予測値C〜i
を供給することが決定される(これは、DQ4の
入力に於て、何故値C〜iが値Ciの代りに表示され
るかを説明する)。値C^iが得られたので、発生器
PAR16は式(1)を用いて値niをそれから導出す
る。値ni及びC〜iにより逆量子化器17が値Qi
〔式(2)〕を決定する。これらはそこから値S〜i jを導
出するため値S^i jを処理するのに使用される。値S〜
i jが逆フイルタ・バンク18へ供給されると表
示X〜sを再構成するとが許される。X〜sは再構成さ
れたスピーチ信号を供給する所のデジタル/アナ
ログ変換器D/A19へ送られる。 第5図は符号化ビツトの分布を更に改善する装
置を示す。ビツトG′が静的ブロツクと過渡的ブ
ロツクとを区別することに注意されたい。このビ
ツトは係数値のために使用されるべき符号形式を
制御するのに使われる。2つの静的ブロツクが相
互に続いて、係数値が極めてゆつくりと変ること
を示すとき(且つ若しもこの変化が2つの予定閾
値、例えば+1及び−2の間で生じるならば)、
係数値C^iはデルタ符号化されて△C^iを生じる。他
の状態も観察される。例えば静的ブロツクが過渡
的ブロツクに後続又は先立つとき、デルタ形式の
符号化が値C^i及び 1C^i又は 2C^iのために使用可能
である。実例として、若しも2つの静的ブロツク
が相互に続いているならばデルタ符号化のみが使
用される例を挙げる。若しも受信されたブロツク
が静的ブロツクであるならば、相次ぐ値C^iは減算
器50の入力(+)へ送られ、その入力(−)は
前のブロツクの値C^iを受取る。これらの前の値C^i
は32ms遅延線DLから与えられる。遅延線DLの
入力に配置された加算器52は減算器50の出力
とDL出力を加算する。かくて減算器50の出力
値C^iの変動を与え、その値が−1と+2の間にあ
るならば再量子化される。これは第3図の回路と
類似した回路でチエツクされて、その回路は制御
信号Gの代りに制御信号G′を供給する。この制
御DL出力に位置する線を解放(スイツチIを零
位置に)しなければならない。 当業者ならば音声情報の伝送に代えて音声情報
の記憶のために本発明の符号化方法を選ぶことが
出来よう。その場合には、多重化器によつて追加
される所謂同期記号を削除できる。
第4図は多重化器MPX5の出力へ接続された
伝送線の反対側の終端に配置される受信機を示
す。この受信機は元来のスピーチ信号を復元する
任務を持つ。同様な受信機が既に前述の
IEEEICASSP刊行物に示されている。伝送線に
接続された入力INに於て受信されるビツト列は
多重分離機DMPX15で多重分離(デマルチプ
レツクス)されることに注意されたい。このこと
は、受信されたメツセージから復元する同期記号
(SYNCHRO)によつて、多重分離器DMPX1
5が受信データ・ブロツクを識別することを意味
する。それは又このメツセージ中の所謂保護ビツ
トを削除し、値C^iを値S^i jから分離する。値C^iは逆
パラメータ発生器16へ送られる。多重分
離器DMPX15はビツトGの助けにより、32m
sブロツク又は2つの16msブロツクの何れを受
信したかをも知ることができる。換言すれば、そ
れは静的ブロツクと過渡的ブロツクを区別し、そ
れに従つて符号解読が組織される。値C^iは逆パラ
メータ発生器16へ送られ、値S^i jは逆再量
子化器17へ送られる。逆パラメータ発生器
PAR16はTLUのような関数表(テーブル)を
使用するが、4ビツトを12ビツトに符号変換する
ように逆に構成されている。2つの限界内のすべ
ての表示C^iを一つの平均値で符号化することが決
められており、かくて符号変換処理は予測値C〜i
を供給することが決定される(これは、DQ4の
入力に於て、何故値C〜iが値Ciの代りに表示され
るかを説明する)。値C^iが得られたので、発生器
PAR16は式(1)を用いて値niをそれから導出す
る。値ni及びC〜iにより逆量子化器17が値Qi
〔式(2)〕を決定する。これらはそこから値S〜i jを導
出するため値S^i jを処理するのに使用される。値S〜
i jが逆フイルタ・バンク18へ供給されると表
示X〜sを再構成するとが許される。X〜sは再構成さ
れたスピーチ信号を供給する所のデジタル/アナ
ログ変換器D/A19へ送られる。 第5図は符号化ビツトの分布を更に改善する装
置を示す。ビツトG′が静的ブロツクと過渡的ブ
ロツクとを区別することに注意されたい。このビ
ツトは係数値のために使用されるべき符号形式を
制御するのに使われる。2つの静的ブロツクが相
互に続いて、係数値が極めてゆつくりと変ること
を示すとき(且つ若しもこの変化が2つの予定閾
値、例えば+1及び−2の間で生じるならば)、
係数値C^iはデルタ符号化されて△C^iを生じる。他
の状態も観察される。例えば静的ブロツクが過渡
的ブロツクに後続又は先立つとき、デルタ形式の
符号化が値C^i及び 1C^i又は 2C^iのために使用可能
である。実例として、若しも2つの静的ブロツク
が相互に続いているならばデルタ符号化のみが使
用される例を挙げる。若しも受信されたブロツク
が静的ブロツクであるならば、相次ぐ値C^iは減算
器50の入力(+)へ送られ、その入力(−)は
前のブロツクの値C^iを受取る。これらの前の値C^i
は32ms遅延線DLから与えられる。遅延線DLの
入力に配置された加算器52は減算器50の出力
とDL出力を加算する。かくて減算器50の出力
値C^iの変動を与え、その値が−1と+2の間にあ
るならば再量子化される。これは第3図の回路と
類似した回路でチエツクされて、その回路は制御
信号Gの代りに制御信号G′を供給する。この制
御DL出力に位置する線を解放(スイツチIを零
位置に)しなければならない。 当業者ならば音声情報の伝送に代えて音声情報
の記憶のために本発明の符号化方法を選ぶことが
出来よう。その場合には、多重化器によつて追加
される所謂同期記号を削除できる。
第1図は本発明を実施した伝送装置の送信側を
示す図、第2図は第1図の装置のうちの要素装置
を示す図、第3図は第2図の装置の代りの回路の
詳細図、第4図は本発明を実施した伝送装置の受
信側を示す図、第5図は本発明に従つて実施され
た回路の詳細図、第6図は12ビツト符号化された
係数値を4ビツト語に変換するための対数グラフ
である。 1……アナログ/デジタル変換器、2……フイ
ルタ・バンク、3……パラメータ発生器、4……
再量子化装置、5……多重化器、11……最大値
発生器、12……TLU(テーブル・ルツク・アツ
プ)装置、13……ゲート、14……比較器、1
5……多重分離器、16……逆パラメータ発生
器、17……逆再量子化器、18……逆フイル
タ・バンク、19……デジタル/アナログ変換
器。
示す図、第2図は第1図の装置のうちの要素装置
を示す図、第3図は第2図の装置の代りの回路の
詳細図、第4図は本発明を実施した伝送装置の受
信側を示す図、第5図は本発明に従つて実施され
た回路の詳細図、第6図は12ビツト符号化された
係数値を4ビツト語に変換するための対数グラフ
である。 1……アナログ/デジタル変換器、2……フイ
ルタ・バンク、3……パラメータ発生器、4……
再量子化装置、5……多重化器、11……最大値
発生器、12……TLU(テーブル・ルツク・アツ
プ)装置、13……ゲート、14……比較器、1
5……多重分離器、16……逆パラメータ発生
器、17……逆再量子化器、18……逆フイル
タ・バンク、19……デジタル/アナログ変換
器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 変調すべき信号の周波数スペクトルを複数個
のサブ・バンドに分割し、 分割された各サブ・バンドに含まれる信号内容
を所定の持続期間を有する複数個のサンプル・ブ
ロツクに分割し、 上記各サンプル・ブロツクからブロツク符号化
パルス符号変調方法に従つて個別的に画定される
少くとも2つの係数を決定し、 各サブ・バンドの係数を相互に比較して、比較
された係数の大きさの変動に関する情報を入手
し、 上記入手されたサブ・バンドの個々の係数の大
きさの変動が予定の閾値の外にあるか或は内にあ
るかを判定することによつて、すべてのサブ・バ
ンドにつきそれらのサンプル・ブロツクが過渡的
ブロツクであるか或は静的プロツクであるかを同
定し、 過渡的ブロツクであるか或は静的ブロツクであ
るかによつて決まる個々のサンプル・ブロツクの
ために使用すべき係数の数に基づいて、夫々の係
数を符号化するのに必要なビツトの数を判定し、 上記判定されたビツトの数に基づいて、個々の
サンプル・ブロツクを量子化するために利用可能
なビツトの残数を判定し、 上記サンプル・ブロツクの上記係数値及びサン
プルを量子化することを特徴とするブロツク符号
化パルス符号変調方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP81430011A EP0064119B1 (fr) | 1981-04-30 | 1981-04-30 | Perfectionnement aux procédés de codage de la voix et dispositif de mise en oeuvre du procédé perfectionné |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57183143A JPS57183143A (en) | 1982-11-11 |
JPH0234497B2 true JPH0234497B2 (ja) | 1990-08-03 |
Family
ID=8188588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57024687A Granted JPS57183143A (en) | 1981-04-30 | 1982-02-19 | Method of modulating block synthetic pulse code |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4464783A (ja) |
EP (1) | EP0064119B1 (ja) |
JP (1) | JPS57183143A (ja) |
CA (1) | CA1188423A (ja) |
DE (1) | DE3171990D1 (ja) |
Families Citing this family (49)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0085820B1 (fr) * | 1982-02-09 | 1985-11-21 | International Business Machines Corporation | Procédé de transmission numérique multi-vitesses et dispositif de mise en oeuvre dudit procédé |
US4550425A (en) * | 1982-09-20 | 1985-10-29 | Sperry Corporation | Speech sampling and companding device |
US4535472A (en) * | 1982-11-05 | 1985-08-13 | At&T Bell Laboratories | Adaptive bit allocator |
EP0111612B1 (fr) * | 1982-11-26 | 1987-06-24 | International Business Machines Corporation | Procédé et dispositif de codage d'un signal vocal |
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