JPH0234456A - アンチスキツド制御装置 - Google Patents
アンチスキツド制御装置Info
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- JPH0234456A JPH0234456A JP18659088A JP18659088A JPH0234456A JP H0234456 A JPH0234456 A JP H0234456A JP 18659088 A JP18659088 A JP 18659088A JP 18659088 A JP18659088 A JP 18659088A JP H0234456 A JPH0234456 A JP H0234456A
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- wheel
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、ブレーキ操作時における車輪のロックを防止
するアンチスキッド制御装置に関し、特に車輪速の変動
を防止するアンチスキッド制御装置に関する。
するアンチスキッド制御装置に関し、特に車輪速の変動
を防止するアンチスキッド制御装置に関する。
従来の技術
アンチスキッド制御装置はブレーキ踏込み時における車
輪の路面に対する制動力を最大に維持するために車輪の
スリップ率が最も高い制動力を発生する値になるように
車輪の回転数を油圧制御する装置である。スリップ率S
は、■Sを自動車の走行速度、VWを車輪の回転速度(
以下、「車輪速」という、)とすると、第1式で表わさ
れる。
輪の路面に対する制動力を最大に維持するために車輪の
スリップ率が最も高い制動力を発生する値になるように
車輪の回転数を油圧制御する装置である。スリップ率S
は、■Sを自動車の走行速度、VWを車輪の回転速度(
以下、「車輪速」という、)とすると、第1式で表わさ
れる。
したがって、従来のアンチスキッド制御装置においては
、各車輪に設けた車輪速検出手段によって車輪速を求め
、それらの車輪速から自動車の走行速度を推定し、第1
式から算出されたスリップ率が最も高い制動力を発揮す
るスリップ率、たとえば10%〜20%付近になるよう
に車輪速を油圧制御する。
、各車輪に設けた車輪速検出手段によって車輪速を求め
、それらの車輪速から自動車の走行速度を推定し、第1
式から算出されたスリップ率が最も高い制動力を発揮す
るスリップ率、たとえば10%〜20%付近になるよう
に車輪速を油圧制御する。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、従来のアンチスキッド制御装置において
は、制御装置への入力量に対する制御量すなわちゲイン
は一定に定められている。そして、アンチスキッド制御
をアンチスキッド制御回路、制動手段、車輪、変速機、
車輪速検出手段などを含む制御ループとして考えると、
そのループゲインは必ずしも一定ではない。したがって
、変速機が高いギア比である変速段、たとえば1速ある
いは2速に設定されると、車輪の有する慣性質量、すな
わち車輪から変速機方向に見た負荷が大きくなるので、
アンチスキッド制御回路の制御ゲインを一定にしておく
と、アンチスキッド制御ループの制御ゲインが高くなり
、車輪速が変動し、乗り心地が悪くなるおそれがある。
は、制御装置への入力量に対する制御量すなわちゲイン
は一定に定められている。そして、アンチスキッド制御
をアンチスキッド制御回路、制動手段、車輪、変速機、
車輪速検出手段などを含む制御ループとして考えると、
そのループゲインは必ずしも一定ではない。したがって
、変速機が高いギア比である変速段、たとえば1速ある
いは2速に設定されると、車輪の有する慣性質量、すな
わち車輪から変速機方向に見た負荷が大きくなるので、
アンチスキッド制御回路の制御ゲインを一定にしておく
と、アンチスキッド制御ループの制御ゲインが高くなり
、車輪速が変動し、乗り心地が悪くなるおそれがある。
第5図は車輪速が振動する従来の制御を説明するための
タイミングチャートである。第5図(1)は車輪速の変
化を、第5図(2)はホイールシリンダ油圧、すなわち
ブレーキ圧の変化を、第5図(3)はアンチスキッド制
御回路から送出される制御信号の状態をそれぞれ表わす
0時刻tllにおいてブレーキペダルが踏込まれホイー
ルシリンダ油圧が上昇を開始するとともに車輪速が低下
を始める。そして、時刻t12においてアンチスキッド
制御開始条件を満たすと、減圧制御信号が制動手段に出
力され、ホイールシリンダ油圧は低下を開始する。しか
し、車輪の慣性質量が大きいと、ホイールシリンダ油圧
が低下しても、車輪速は回復の兆しを見せないので、減
圧制御信号が引続き出力される。そして、車輪速が回復
の兆しを見せ始めると、ホイールシリンダ油圧は非常に
低い状態になっているので、車輪速は急激に回復する。
タイミングチャートである。第5図(1)は車輪速の変
化を、第5図(2)はホイールシリンダ油圧、すなわち
ブレーキ圧の変化を、第5図(3)はアンチスキッド制
御回路から送出される制御信号の状態をそれぞれ表わす
0時刻tllにおいてブレーキペダルが踏込まれホイー
ルシリンダ油圧が上昇を開始するとともに車輪速が低下
を始める。そして、時刻t12においてアンチスキッド
制御開始条件を満たすと、減圧制御信号が制動手段に出
力され、ホイールシリンダ油圧は低下を開始する。しか
し、車輪の慣性質量が大きいと、ホイールシリンダ油圧
が低下しても、車輪速は回復の兆しを見せないので、減
圧制御信号が引続き出力される。そして、車輪速が回復
の兆しを見せ始めると、ホイールシリンダ油圧は非常に
低い状態になっているので、車輪速は急激に回復する。
この回復の程度が大きいとアンチスキッド制御回路から
は車輪速の回復を抑えるための増圧制御信号が出力され
る。しかし、前述と同様に車輪の慣性質量が大きいと車
輪速の回復を抑えることができない。
は車輪速の回復を抑えるための増圧制御信号が出力され
る。しかし、前述と同様に車輪の慣性質量が大きいと車
輪速の回復を抑えることができない。
以上のように、車輪の慣性質量が大きいと、 ii制御
信号に対する車輪速の応答が遅れ、過制御となり車輪速
は振動、すなわちハンチングを生じる。
信号に対する車輪速の応答が遅れ、過制御となり車輪速
は振動、すなわちハンチングを生じる。
第5図(2)の第1しきい値THIは車輪がロックを開
始する油圧レベルを示し、このしきい値TH1よりブレ
ーキ圧が大きくなると車輪はロックを開始する。したが
って、油圧差ΔP1は過制御による油圧増加分である。
始する油圧レベルを示し、このしきい値TH1よりブレ
ーキ圧が大きくなると車輪はロックを開始する。したが
って、油圧差ΔP1は過制御による油圧増加分である。
また、しきい値TH2は車輪速が回復を始める油圧レベ
ルで、このしきい値T +−42より低い油圧になると
、車輪速は急激に回復する。したがって、油圧差ΔP2
は過制御による減圧分である。
ルで、このしきい値T +−42より低い油圧になると
、車輪速は急激に回復する。したがって、油圧差ΔP2
は過制御による減圧分である。
そこで本発明の目的は、変速機の変速段が高いギヤ比に
設定されても、車輪速の振動を防止し乗り心地を改善す
るアンチスキッド制御装置を提供することにある。
設定されても、車輪速の振動を防止し乗り心地を改善す
るアンチスキッド制御装置を提供することにある。
課題を解決するための手段
本発明は、車体に設けられ、各車輪をそれぞれ制動する
制動手段と、 前記各車輪の車輪速を検出する車輪速検出手段と、 前記車輪速検出手段の出力に応答し、前記車輪速の変動
する周期が予め定める周期より小さくなると、前記制動
手段の制動力を増大する時間変化率を小さくする手段と
を含むことを特徴とするアンチスキッド制御装置である
。
制動手段と、 前記各車輪の車輪速を検出する車輪速検出手段と、 前記車輪速検出手段の出力に応答し、前記車輪速の変動
する周期が予め定める周期より小さくなると、前記制動
手段の制動力を増大する時間変化率を小さくする手段と
を含むことを特徴とするアンチスキッド制御装置である
。
また本発明は、前記車輪速の変動する周期は前記制動手
段に対する制御の周期に基づいて検出されることを特徴
とするアンチスキッド制御n″Atである。
段に対する制御の周期に基づいて検出されることを特徴
とするアンチスキッド制御n″Atである。
作 用
本発明においては、各車輪には車輪の回転を制動する制
動手段が設けられるとともに、各車輪の車輪速を検出す
るための車輪速検出手段が設けられている。そして、車
輪速検出手段から検出された車輪速が予め定める周期よ
り小さい周期で変動すると、制動手段へ与える制動力を
緩やかに制御する。
動手段が設けられるとともに、各車輪の車輪速を検出す
るための車輪速検出手段が設けられている。そして、車
輪速検出手段から検出された車輪速が予め定める周期よ
り小さい周期で変動すると、制動手段へ与える制動力を
緩やかに制御する。
また本発明においては、車輪速の変動する周期は制動手
段を制御する周期を検出することにより行われる。
段を制御する周期を検出することにより行われる。
実施例
第1図は本発明の一実施例であるアンチスキッド制御装
置の電気的ブロック図である。アンチスキッド制御回路
1は、たとえば車室内あるいは後部トランク内に設けら
れている。車輪速検出手段である車輪速センサ2a〜2
dは車輪毎に設けられており、車輪速を検出するための
センナである。
置の電気的ブロック図である。アンチスキッド制御回路
1は、たとえば車室内あるいは後部トランク内に設けら
れている。車輪速検出手段である車輪速センサ2a〜2
dは車輪毎に設けられており、車輪速を検出するための
センナである。
車輪速センサ2a〜2dは、たとえば周方向に等間隔に
あけた多数の切欠きと突起が形成されている強磁性材料
の検出板が車輪軸に固定され、その検出板の全周近傍に
設けられた、たとえば電磁ピックアップによって車輪速
に比例した周波数の信号を検出する。車輪速センサ2a
〜2dによって検出された車輪速信号は、波形整形回路
3a〜3dによってパルス信号に波形整形された後に、
マイクロコンピュータなどによって実現される処理回路
4a、4bに与えられる。
あけた多数の切欠きと突起が形成されている強磁性材料
の検出板が車輪軸に固定され、その検出板の全周近傍に
設けられた、たとえば電磁ピックアップによって車輪速
に比例した周波数の信号を検出する。車輪速センサ2a
〜2dによって検出された車輪速信号は、波形整形回路
3a〜3dによってパルス信号に波形整形された後に、
マイクロコンピュータなどによって実現される処理回路
4a、4bに与えられる。
スイッチ2eは、たとえばブレーキペダルが踏込まれた
ことを表わす信号を送出するブレーキスイッチなどであ
り、スイッチ2eの出力信号はレベル変換回路3eに与
えられ、信号レベルがアンチスキッド制御回路1に適合
する電圧レベルに変換される。レベル変換回路3eの出
力は処理回路4a、4bに送出される。
ことを表わす信号を送出するブレーキスイッチなどであ
り、スイッチ2eの出力信号はレベル変換回路3eに与
えられ、信号レベルがアンチスキッド制御回路1に適合
する電圧レベルに変換される。レベル変換回路3eの出
力は処理回路4a、4bに送出される。
処理回路4aは、右前輪に取付けられている車輪速セン
サ2aおよび左後輪に取付けられている車輪速センサ2
bからの車輪速信号に基づき、それぞれの車輪速を求め
た後、大きい方の車輪速を信号ラインS11介して処理
回路4bへ転送する。
サ2aおよび左後輪に取付けられている車輪速センサ2
bからの車輪速信号に基づき、それぞれの車輪速を求め
た後、大きい方の車輪速を信号ラインS11介して処理
回路4bへ転送する。
同様に、処理回路4bは左前輪に取付けられている車輪
速センサ2cおよび右後輪に取付けられている車輪速セ
ンサ2dからの車輪速信号に基づき、それぞれの車輪速
を求めた後、大きい方の車輪速を信号ラインS12を介
して処理回路4aへ転送する。
速センサ2cおよび右後輪に取付けられている車輪速セ
ンサ2dからの車輪速信号に基づき、それぞれの車輪速
を求めた後、大きい方の車輪速を信号ラインS12を介
して処理回路4aへ転送する。
処理回路4a、4bは転送された車輪速と各処理回路内
で算出した車輪速とから、たとえばそれらの車輪速の大
きい方の車輪速を制御車体速として推定する。この制御
車体速と各車輪速とを基礎としてアンチスキッド制御演
算が行われ、ホイールシリンダ油圧が制御される。
で算出した車輪速とから、たとえばそれらの車輪速の大
きい方の車輪速を制御車体速として推定する。この制御
車体速と各車輪速とを基礎としてアンチスキッド制御演
算が行われ、ホイールシリンダ油圧が制御される。
処理回路4a、4bから出力される制御信号は、ソレノ
イド駆動回路5a〜5dによって電力増幅された後、ア
クチュエータ6a〜6d内に設けられているソレノイド
コイルに与えられる。処理回路4a、4bから送出され
るソレノイドリレー駆動信号は、論理積回路7に与えら
れ、その出力はソレノイドリレー駆動回路8によって電
力増幅された後、ソレノイドリレー9のリレーコイル9
aに与えられる。接点9bが導通すると、アクチュエー
タ6a〜6dに組込まれているソレノイドコイルの他端
は、接点9bおよび接続点10を介してバッテリ11の
バッテリ電圧が与えられる。
イド駆動回路5a〜5dによって電力増幅された後、ア
クチュエータ6a〜6d内に設けられているソレノイド
コイルに与えられる。処理回路4a、4bから送出され
るソレノイドリレー駆動信号は、論理積回路7に与えら
れ、その出力はソレノイドリレー駆動回路8によって電
力増幅された後、ソレノイドリレー9のリレーコイル9
aに与えられる。接点9bが導通すると、アクチュエー
タ6a〜6dに組込まれているソレノイドコイルの他端
は、接点9bおよび接続点10を介してバッテリ11の
バッテリ電圧が与えられる。
モータ12は油圧ポンプを駆動するためのモータで、モ
ータリレー13がオンすると、バッテリ11から電力を
供給され、制御用油圧が発生する。
ータリレー13がオンすると、バッテリ11から電力を
供給され、制御用油圧が発生する。
処理回路4a、4bからのモータ駆動信号は論理和回路
14に与えられ、処理回路4a、4bからのいずれかの
モータ駆動信号がハイレベルとなると、モータリレー駆
動回路15がオンし、モータリレー13もオンする。処
理回路4aまたは4bからのランプ駆動信号がランプ駆
動回路16に与えられると、警報ランプ17が点灯する
。警報ランプ17はアンチスキッド制御装置に何らかの
異常が生じた場合に点灯し、運転者に注意を与える。
14に与えられ、処理回路4a、4bからのいずれかの
モータ駆動信号がハイレベルとなると、モータリレー駆
動回路15がオンし、モータリレー13もオンする。処
理回路4aまたは4bからのランプ駆動信号がランプ駆
動回路16に与えられると、警報ランプ17が点灯する
。警報ランプ17はアンチスキッド制御装置に何らかの
異常が生じた場合に点灯し、運転者に注意を与える。
バッテリ11の正極は電源スィッチ18を介して電源回
路1つに接続される。電源回路19はバッテリ電圧を所
望の電圧に変換した後、各回路へ変換された電圧を供給
する。
路1つに接続される。電源回路19はバッテリ電圧を所
望の電圧に変換した後、各回路へ変換された電圧を供給
する。
第2図は、本発明の一実施例であるアンチスキッド制御
装置の油圧経路を説明するためのブロック図である。ブ
レーキペダル20の踏込み操作によってマスターシリン
ダ21に発生した油圧は、アクチュエータ6a〜6dを
介してホイールシリンダ22a〜22dに与えられ、車
輪23a〜23dの回転数を低下させる。
装置の油圧経路を説明するためのブロック図である。ブ
レーキペダル20の踏込み操作によってマスターシリン
ダ21に発生した油圧は、アクチュエータ6a〜6dを
介してホイールシリンダ22a〜22dに与えられ、車
輪23a〜23dの回転数を低下させる。
アクチュエータ制御中においては、モータ12によって
発生した制動油圧はマスターシリンダ21に供給され、
アンチスキッド制御回路1がらアクチュエータ6a〜6
dに与えられる制御信号によって、ホイールシリンダ2
2a〜22dに供給される制動油圧を制御し、車輪23
a〜23dの回転数を制御する。Pバルブ24b、24
dは後輪のホイールシリンダ22b、22dに供給する
油圧が予め定める値以上から上昇勾配を制限するための
バルブである 第3図は車輪速の振動を防止する制御を説明するための
タイミングチャートである0本実施例のアンチスキッド
制御は各車輪毎に行われており、以下説明を簡略にする
ため右前輪23aに対する制御について説明し、他の車
輪については説明を省略する。第3図(1)は右前輪2
3aの車輪速の変化を、第3図(2)はホイールシリン
ダ22a内の油圧の変化を、第3図(3)はアクチュエ
ータ6aに出力される制御信号の出力状態の変化をそれ
ぞれ示す0時刻t1においてブレーキペダル20が踏込
まれると、マスターシリンダ21で発生したブレーキ圧
はホイールシリンダ22aに与えられ、第3図(2)に
示すように右前輪23aに対するアンチスキッド制御が
開始される条件を満たす時刻t2まて上昇する。油圧が
上昇するとともに、第3図(1)に示すように右前輪2
3aの車輪速は低下し、時刻t2から減圧制御信号が出
力されても、車輪の有する慣性質量により車輪速は低下
を続ける。そして5車輪減速度(負の車輪加速度)およ
びスリップ率が予め定める値を越えると、保持制御信号
が出力され、さらに車輪速が回復を始め車輪加速度が予
め定める値を越える時刻t3に車輪速の急回復を抑制す
るため増圧制御信号が出力される。
発生した制動油圧はマスターシリンダ21に供給され、
アンチスキッド制御回路1がらアクチュエータ6a〜6
dに与えられる制御信号によって、ホイールシリンダ2
2a〜22dに供給される制動油圧を制御し、車輪23
a〜23dの回転数を制御する。Pバルブ24b、24
dは後輪のホイールシリンダ22b、22dに供給する
油圧が予め定める値以上から上昇勾配を制限するための
バルブである 第3図は車輪速の振動を防止する制御を説明するための
タイミングチャートである0本実施例のアンチスキッド
制御は各車輪毎に行われており、以下説明を簡略にする
ため右前輪23aに対する制御について説明し、他の車
輪については説明を省略する。第3図(1)は右前輪2
3aの車輪速の変化を、第3図(2)はホイールシリン
ダ22a内の油圧の変化を、第3図(3)はアクチュエ
ータ6aに出力される制御信号の出力状態の変化をそれ
ぞれ示す0時刻t1においてブレーキペダル20が踏込
まれると、マスターシリンダ21で発生したブレーキ圧
はホイールシリンダ22aに与えられ、第3図(2)に
示すように右前輪23aに対するアンチスキッド制御が
開始される条件を満たす時刻t2まて上昇する。油圧が
上昇するとともに、第3図(1)に示すように右前輪2
3aの車輪速は低下し、時刻t2から減圧制御信号が出
力されても、車輪の有する慣性質量により車輪速は低下
を続ける。そして5車輪減速度(負の車輪加速度)およ
びスリップ率が予め定める値を越えると、保持制御信号
が出力され、さらに車輪速が回復を始め車輪加速度が予
め定める値を越える時刻t3に車輪速の急回復を抑制す
るため増圧制御信号が出力される。
このように、時刻t3において増圧制御信号が出力され
るとやがて車輪速がピークを迎え、再び低下を開始する
。そして、車輪減速度およびスリップ率が予め定める値
を越えると前述と同様に減圧制御信号が出力される。減
圧制御信号の出力により、車輪速は再び回復を始め車輪
加速度が前述したと同様に予め定める値を越えると増圧
制御信号を出力する。
るとやがて車輪速がピークを迎え、再び低下を開始する
。そして、車輪減速度およびスリップ率が予め定める値
を越えると前述と同様に減圧制御信号が出力される。減
圧制御信号の出力により、車輪速は再び回復を始め車輪
加速度が前述したと同様に予め定める値を越えると増圧
制御信号を出力する。
速機がたとえば1速あるいは2速のように高い減速ギア
比に設定されている場合のように、車輪の慣性質量が大
きい゛と、制動制御が過度に行われ前述したように車輪
速にハンチングを生じさせる。
比に設定されている場合のように、車輪の慣性質量が大
きい゛と、制動制御が過度に行われ前述したように車輪
速にハンチングを生じさせる。
そこで、本実施例においては、1回目の増圧制御信号が
出力された時刻上3から2回目の増圧制御信号が出力さ
れた時刻t4までの時間W34を計測し、この時間W3
4が予め定める振動時間Tより短い場合は、ハンチング
を生じているものと判断し、車輪速の振動を防止するた
めの制御を行う。
出力された時刻上3から2回目の増圧制御信号が出力さ
れた時刻t4までの時間W34を計測し、この時間W3
4が予め定める振動時間Tより短い場合は、ハンチング
を生じているものと判断し、車輪速の振動を防止するた
めの制御を行う。
すなわち、ホイールシリンダ22aに供給するブレーキ
圧を急激に上昇させるのではなく、緩やかに上昇させる
ため予め定めるパルス幅の増圧制御信号を繰返し出力す
るパルス増圧制御信号を出力する。このように、ホイー
ルシリンダ23aのブレーキ圧を緩やかに上昇させるこ
とにより、アンチスキッド制御回路における制御ゲイン
を下げ、アンチスキッド制御ループにおける車輪速のハ
ンチングを防止することができる。
圧を急激に上昇させるのではなく、緩やかに上昇させる
ため予め定めるパルス幅の増圧制御信号を繰返し出力す
るパルス増圧制御信号を出力する。このように、ホイー
ルシリンダ23aのブレーキ圧を緩やかに上昇させるこ
とにより、アンチスキッド制御回路における制御ゲイン
を下げ、アンチスキッド制御ループにおける車輪速のハ
ンチングを防止することができる。
車輪速の振動を防止する制御が行われいる時刻t4から
時刻t5までの時間W45におけるパルス増圧制御信号
は時刻t6から時刻t7の間の時間W67において出力
される通常のパルス増圧制御信号とは区別される。すな
わち、車輪速の振動を防止するために出力されるパルス
増圧制御信号は通常のパルス増圧制御信号に比べ出力さ
れる周期が短くまた増圧制御するパルス幅が短い。この
ようにすることにより、通常のパルス増圧制御信号に比
ベブレーキ圧はよりなめらかに上昇させることができる
。
時刻t5までの時間W45におけるパルス増圧制御信号
は時刻t6から時刻t7の間の時間W67において出力
される通常のパルス増圧制御信号とは区別される。すな
わち、車輪速の振動を防止するために出力されるパルス
増圧制御信号は通常のパルス増圧制御信号に比べ出力さ
れる周期が短くまた増圧制御するパルス幅が短い。この
ようにすることにより、通常のパルス増圧制御信号に比
ベブレーキ圧はよりなめらかに上昇させることができる
。
第4図は本発明の一実施例であるアンチスキッド制御を
説明するためのフローチャートである。
説明するためのフローチャートである。
なお、以下説明を簡略にするため5右前輪23aに対す
る制御について説明するが、他の車輪に対する制御も全
く同様である。
る制御について説明するが、他の車輪に対する制御も全
く同様である。
処理回路4a、4bにおいてアンチスキッド制御が実行
されると、まずステップs1においてアンチスキッド制
御が現在実行されているか否がが判断され、制御中であ
る場合はアンチスキッド制御開始の判断をする必要がな
いのでステップs5へ進む。ステップs1においてアン
チスキッド制御が行われていない場合は、ステップs2
へ進み、アンチスキッド制御を開始する条件を満足して
いるか否かが判断される。アンチスキッド開始条件とし
て、たとえば車輪がロックした場きあるいは車輪速か予
め定める回転数より低くなりさらに車輪減速度が予め定
める現速度より大きくなっているか否かが判断される。
されると、まずステップs1においてアンチスキッド制
御が現在実行されているか否がが判断され、制御中であ
る場合はアンチスキッド制御開始の判断をする必要がな
いのでステップs5へ進む。ステップs1においてアン
チスキッド制御が行われていない場合は、ステップs2
へ進み、アンチスキッド制御を開始する条件を満足して
いるか否かが判断される。アンチスキッド開始条件とし
て、たとえば車輪がロックした場きあるいは車輪速か予
め定める回転数より低くなりさらに車輪減速度が予め定
める現速度より大きくなっているか否かが判断される。
そして、アンチスキッド制御を開始する条件を満たして
いる場合は、ステップs3へ進み、処理回路4の予め定
めるメモリ領域にホイールシリンダに減圧操作を行わせ
るための減圧フラグが設定される。
いる場合は、ステップs3へ進み、処理回路4の予め定
めるメモリ領域にホイールシリンダに減圧操作を行わせ
るための減圧フラグが設定される。
ステップS5では、アンチスキッド制御の終了条件が判
断され、たとえばブレーキペダルから足が離された場合
、あるいは車速か5 k m / h以下になった場合
にはアンチスキッド制御が解除される。ステップS5に
おいてアンチスキッド制御終了条件を満たしていない場
合には、ステップS6へ進みホイールシリンダ油圧の増
減を制御するフラグの判定が行われる。
断され、たとえばブレーキペダルから足が離された場合
、あるいは車速か5 k m / h以下になった場合
にはアンチスキッド制御が解除される。ステップS5に
おいてアンチスキッド制御終了条件を満たしていない場
合には、ステップS6へ進みホイールシリンダ油圧の増
減を制御するフラグの判定が行われる。
ステップS2においてアンチスキッド制御を開始する条
件を満たしていないと判断された場合およびステップS
5においてアンチスキッド制御終了条件を満たしている
と判断された場合はステップs4へ進み、ブレーキペダ
ルの踏込みによってマスターシリンダ内に発生した油圧
がホイールシリンダに伝達されるようにするため、アク
チュエータロaの電磁制御バルブが増圧位置に設定され
る。
件を満たしていないと判断された場合およびステップS
5においてアンチスキッド制御終了条件を満たしている
と判断された場合はステップs4へ進み、ブレーキペダ
ルの踏込みによってマスターシリンダ内に発生した油圧
がホイールシリンダに伝達されるようにするため、アク
チュエータロaの電磁制御バルブが増圧位置に設定され
る。
アンチスキッド制御が開始されると、ステップs3にお
いて既に減圧フラグが設定されているので、ステップs
7へ進み、さらにステップs8においてホイールシリン
ダ22aを減圧するための減圧制御信号が出力される。
いて既に減圧フラグが設定されているので、ステップs
7へ進み、さらにステップs8においてホイールシリン
ダ22aを減圧するための減圧制御信号が出力される。
ステップs8において減圧制御信号が出力された後減圧
操作の終了条件すなわち車輪速が回復する兆し卆見せ始
めたことをステップs7において判断されると、ステッ
プS7からステップs9へ進みホイールシリンダ22a
の油圧を一定に保持するための保持フラグが設定される
。そして、ステップsloからステップallへ進み、
保持制御信号がアクチュエータ6aに出力され、ホイー
ルシリンダ圧は一定に保たれる。
操作の終了条件すなわち車輪速が回復する兆し卆見せ始
めたことをステップs7において判断されると、ステッ
プS7からステップs9へ進みホイールシリンダ22a
の油圧を一定に保持するための保持フラグが設定される
。そして、ステップsloからステップallへ進み、
保持制御信号がアクチュエータ6aに出力され、ホイー
ルシリンダ圧は一定に保たれる。
ステップslOにおいて、車輪速か上昇を始めかつ車輪
加速度が予め定める値を越える保持終了条件を満たして
いると判断すると、ステップs1Oからステップs12
へ進み、車輪速のハンチングの発生の有無を判定する。
加速度が予め定める値を越える保持終了条件を満たして
いると判断すると、ステップs1Oからステップs12
へ進み、車輪速のハンチングの発生の有無を判定する。
すなわち、第3図(3)の時間W34が予め定める振動
時間Tより短いか否かを判定する。しかし、最初にこの
ステップs12を実行する際には、カウンタMは零に設
定されたままであるので、ステップs12からステップ
s13へ進み増圧フラグが設定される。そして、ステッ
プs14においてカウンタMに振動時間Tに相当するカ
ウンタが設定される。そして、ステップs14からステ
ップs15へ進みさらにステップs16へ進み増圧制御
信号が出力されホイールシリンダ22a内の油圧は増圧
される。
時間Tより短いか否かを判定する。しかし、最初にこの
ステップs12を実行する際には、カウンタMは零に設
定されたままであるので、ステップs12からステップ
s13へ進み増圧フラグが設定される。そして、ステッ
プs14においてカウンタMに振動時間Tに相当するカ
ウンタが設定される。そして、ステップs14からステ
ップs15へ進みさらにステップs16へ進み増圧制御
信号が出力されホイールシリンダ22a内の油圧は増圧
される。
ステップs15において、増圧終了条件たとえば油圧が
予め定められた値まで回復すると、ステップs17へ進
み、ホイールシリンダ22a内の油圧を緩やかに増圧す
るための第1パルス増圧フラグが設定される。そして、
ステップs18からステップs19へ進み、予め定めら
れた時間幅を有する増圧パルスが一定の周期をもって処
理回路4からソレノイド駆動回路5に送出され、アクチ
ュエータ6aはソレノイド駆動回路5aから与えられた
パルス幅に相当する時間だけ増圧操作を行う。
予め定められた値まで回復すると、ステップs17へ進
み、ホイールシリンダ22a内の油圧を緩やかに増圧す
るための第1パルス増圧フラグが設定される。そして、
ステップs18からステップs19へ進み、予め定めら
れた時間幅を有する増圧パルスが一定の周期をもって処
理回路4からソレノイド駆動回路5に送出され、アクチ
ュエータ6aはソレノイド駆動回路5aから与えられた
パルス幅に相当する時間だけ増圧操作を行う。
ステップs18においてパルス増圧の終了条件を満たす
と、ステップs20へ進み、減圧フラグが設定される。
と、ステップs20へ進み、減圧フラグが設定される。
そして、ステップs20からステップs8へ進み減圧制
御信号が出力されることによりホイールシリンダ22a
の油圧は低下する。
御信号が出力されることによりホイールシリンダ22a
の油圧は低下する。
以上説明した一連の各制御を実行し、予め定める一定時
間毎にフラグの判定を行うステップs6を行うと同時に
、カウンタMに設定されているカウンタ値を1だけ減じ
る。このようにフラグ判定処理を行うステップs6を実
行する毎にカウンタMを1だけ減じ、フラグが指定する
処理を行う。
間毎にフラグの判定を行うステップs6を行うと同時に
、カウンタMに設定されているカウンタ値を1だけ減じ
る。このようにフラグ判定処理を行うステップs6を実
行する毎にカウンタMを1だけ減じ、フラグが指定する
処理を行う。
そして、ステップsloにおいて保持終了条件を満たす
と、ステップsloからステップs12へ進みカウンタ
Mのカウンタ値が判定される。すなわち、カウンタMが
零である場合は制御の周期が振動時間Tより長いものと
判断され、車輪速のハンチングは生じていないものと判
断されるが、ヵウンタMが零でない場合は制御の周期が
振動時間Tより短いものと判断され、車輪速にハンチン
グが生じていると判断される。なお、カウンタMが零に
なると、それ以上カウント値が減じられることはない。
と、ステップsloからステップs12へ進みカウンタ
Mのカウンタ値が判定される。すなわち、カウンタMが
零である場合は制御の周期が振動時間Tより長いものと
判断され、車輪速のハンチングは生じていないものと判
断されるが、ヵウンタMが零でない場合は制御の周期が
振動時間Tより短いものと判断され、車輪速にハンチン
グが生じていると判断される。なお、カウンタMが零に
なると、それ以上カウント値が減じられることはない。
車輪速にハンチングが生じていると判断されると、ステ
ップS12からステップs21へ進み前述した通常のパ
ルス増圧制御と区別するため第2パルス増圧フラグが設
定される。第2パルス増圧フラグが設定されると、ステ
ップs22へ進みカウンタMがクリアされる。ステップ
s21において第2パルス増圧フラグが設定されている
と、ステップs18では第3図(2)の時間W45にお
いて出力されているように、通常のパルス増圧制御信号
より出力周期が短くかつパルス幅の短い制御信号が出力
される。
ップS12からステップs21へ進み前述した通常のパ
ルス増圧制御と区別するため第2パルス増圧フラグが設
定される。第2パルス増圧フラグが設定されると、ステ
ップs22へ進みカウンタMがクリアされる。ステップ
s21において第2パルス増圧フラグが設定されている
と、ステップs18では第3図(2)の時間W45にお
いて出力されているように、通常のパルス増圧制御信号
より出力周期が短くかつパルス幅の短い制御信号が出力
される。
以上のように、車輪速にハンチングが検出された場合は
パルス幅の短い増圧制御信号を通常のパルス増圧制御信
号より短い周期で出力することによりホイールシリンダ
22aの油圧をなめらかに増圧させ、車輪速のハンチン
グの発生を抑制することができる。
パルス幅の短い増圧制御信号を通常のパルス増圧制御信
号より短い周期で出力することによりホイールシリンダ
22aの油圧をなめらかに増圧させ、車輪速のハンチン
グの発生を抑制することができる。
本実施例においては、ハンチングの発生を検出する手段
として、増圧制御信号が出力されてから次の増圧制御信
号が出力されるまでの時間を計測してその時間が予め定
める時間より短い場合にハンチングが発生していると判
断しているが、これに限られるものではなく、たとえば
減圧制御信号から次の減圧制御信号が出力されるまでの
時間を計測してもよく、また車輪速か最も低くなった時
点から次の車輪速が最も低くなる時点までの時間を計測
してもよい、さらに、車輪速が最も高くなるピーク値の
周期を計測するようにしてもよい。
として、増圧制御信号が出力されてから次の増圧制御信
号が出力されるまでの時間を計測してその時間が予め定
める時間より短い場合にハンチングが発生していると判
断しているが、これに限られるものではなく、たとえば
減圧制御信号から次の減圧制御信号が出力されるまでの
時間を計測してもよく、また車輪速か最も低くなった時
点から次の車輪速が最も低くなる時点までの時間を計測
してもよい、さらに、車輪速が最も高くなるピーク値の
周期を計測するようにしてもよい。
発明の効果
以上のように本発明に従えば、車輪速の変動を検出する
と制動手段には制動力を緩やかに増加させるように制御
するので、車輪速の変動を効果的に抑制することができ
、自動車の乗り心地を格段に向上させることができる。
と制動手段には制動力を緩やかに増加させるように制御
するので、車輪速の変動を効果的に抑制することができ
、自動車の乗り心地を格段に向上させることができる。
第1図は本発明の一実施例であるアンチスキッド制御装
置のブロワ、り図、第2図は本発明にかかわるアンチス
キッド制御装置の油圧経路と説明するためのブロック図
、第3図は車輪速の振動を防止する制御を説明するため
のタイミングチャート第4図は本発明の一実施例である
アンチスキッド制御を説明するためのフローチャート、
第5図は車輪速が振動すネ従来の制御を説明するための
タイミングチャートである。 1・・・アンチスキッド制卸回路、2a〜2d・・車輪
速センサ、3a〜3d・・・波形整形回路、4a。 4b・・・処理回路、5a〜5d・・・ソレノイド駆動
回路、6a〜6d・・・アクチュエータ、9・・・ソレ
ノイドリレー、11・・・バッテリ、12・・・モータ
、13・・・モータリレー、15・・・モータリレー駆
動回路、19・・・電源回路、21・・・マスターシリ
ンダ、22a〜22d・・・ホイールシリンダ 代理人 弁理士 西教 圭一部 第2図 第 図 2 t3 bt6 第 図 竜11
置のブロワ、り図、第2図は本発明にかかわるアンチス
キッド制御装置の油圧経路と説明するためのブロック図
、第3図は車輪速の振動を防止する制御を説明するため
のタイミングチャート第4図は本発明の一実施例である
アンチスキッド制御を説明するためのフローチャート、
第5図は車輪速が振動すネ従来の制御を説明するための
タイミングチャートである。 1・・・アンチスキッド制卸回路、2a〜2d・・車輪
速センサ、3a〜3d・・・波形整形回路、4a。 4b・・・処理回路、5a〜5d・・・ソレノイド駆動
回路、6a〜6d・・・アクチュエータ、9・・・ソレ
ノイドリレー、11・・・バッテリ、12・・・モータ
、13・・・モータリレー、15・・・モータリレー駆
動回路、19・・・電源回路、21・・・マスターシリ
ンダ、22a〜22d・・・ホイールシリンダ 代理人 弁理士 西教 圭一部 第2図 第 図 2 t3 bt6 第 図 竜11
Claims (2)
- (1)車体に設けられ、各車輪をそれぞれ制動する制動
手段と、 前記各車輪の車輪速を検出する車輪速検出手段と、 前記車輪速検出手段の出力に応答し、前記車輪速の変動
する周期が予め定める周期より小さくなると、前記制動
手段の制動力を増大する時間変化率を小さくする手段と
を含むことを特徴とするアンチスキッド制御装置。 - (2)前記車輪速の変動する周期は前記制動手段に対す
る制御の周期に基づいて検出されることを特徴とする請
求項1記載のアンチスキッド制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63186590A JP2550159B2 (ja) | 1988-07-25 | 1988-07-25 | アンチスキツド制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63186590A JP2550159B2 (ja) | 1988-07-25 | 1988-07-25 | アンチスキツド制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0234456A true JPH0234456A (ja) | 1990-02-05 |
JP2550159B2 JP2550159B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=16191213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63186590A Expired - Lifetime JP2550159B2 (ja) | 1988-07-25 | 1988-07-25 | アンチスキツド制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2550159B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04166464A (ja) * | 1990-10-30 | 1992-06-12 | Mitsubishi Motors Corp | アンチスキッドブレーキ制御方法 |
JPH0976898A (ja) * | 1995-09-19 | 1997-03-25 | Aisin Seiki Co Ltd | 電動車両のアンチスキッド制御装置 |
US5878365A (en) * | 1995-06-05 | 1999-03-02 | Nippondenso Co., Ltd. | Brake condition detector and vehicle controller using the same |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55148636A (en) * | 1979-05-10 | 1980-11-19 | Mitsubishi Motors Corp | Antiskid apparatus for vehicle |
JPS60107440A (ja) * | 1983-11-14 | 1985-06-12 | Nissan Motor Co Ltd | アンチスキツド制御装置 |
-
1988
- 1988-07-25 JP JP63186590A patent/JP2550159B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55148636A (en) * | 1979-05-10 | 1980-11-19 | Mitsubishi Motors Corp | Antiskid apparatus for vehicle |
JPS60107440A (ja) * | 1983-11-14 | 1985-06-12 | Nissan Motor Co Ltd | アンチスキツド制御装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04166464A (ja) * | 1990-10-30 | 1992-06-12 | Mitsubishi Motors Corp | アンチスキッドブレーキ制御方法 |
US5878365A (en) * | 1995-06-05 | 1999-03-02 | Nippondenso Co., Ltd. | Brake condition detector and vehicle controller using the same |
JPH0976898A (ja) * | 1995-09-19 | 1997-03-25 | Aisin Seiki Co Ltd | 電動車両のアンチスキッド制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2550159B2 (ja) | 1996-11-06 |
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