JPH0234388Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0234388Y2 JPH0234388Y2 JP1982011850U JP1185082U JPH0234388Y2 JP H0234388 Y2 JPH0234388 Y2 JP H0234388Y2 JP 1982011850 U JP1982011850 U JP 1982011850U JP 1185082 U JP1185082 U JP 1185082U JP H0234388 Y2 JPH0234388 Y2 JP H0234388Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shoji
- outer shoji
- slider
- pulling
- handle
- Prior art date
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- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、窓枠に煙返し付きの内、外障子を
開閉自在に嵌め込んでなる引違いサツシにおい
て、内障子の召合せ框にハンドル装置を取付け、
このハンドル装置の操作によつて昇降するスライ
ダを介して内、外障子の召合せ部を室内側へ引寄
せる引違いサツシの召合せ部引寄せ装置に関する
もので、内、外障子の召合せ框相互の引寄せを強
力に行うことができ、しかもその引寄せ量を大き
くでき、かつ召合せ框の引寄せと同時に一種の施
錠を行うようにした引寄せ装置を提供しようとす
るものである。
開閉自在に嵌め込んでなる引違いサツシにおい
て、内障子の召合せ框にハンドル装置を取付け、
このハンドル装置の操作によつて昇降するスライ
ダを介して内、外障子の召合せ部を室内側へ引寄
せる引違いサツシの召合せ部引寄せ装置に関する
もので、内、外障子の召合せ框相互の引寄せを強
力に行うことができ、しかもその引寄せ量を大き
くでき、かつ召合せ框の引寄せと同時に一種の施
錠を行うようにした引寄せ装置を提供しようとす
るものである。
実施例
以下、本考案を図面に示す一実施例に基づいて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1,2図において、1は窓枠で、その上枠2
には全長に亘つて内障子案内突壁3と外障子案内
突壁4が基壁5から突出されている。この内障子
案内突壁3にはその室外側に気密材6a,6bが
装着されている。また、下枠7にはその全長に亘
つて、内、外障子案内レール8,9が基壁10か
ら突設され、内障子案内レール8の室外側、及び
垂壁11の室外側に気密材12a,12bが装着
されている。前記気密材6a,12aは外障子1
4と対向する部分に、気密材6b,12bは内障
子13と対向する部分に夫々配設されている。1
3は内障子、14は外障子で、夫々の召合せ框1
5,16は煙返し17,18を備えている。そし
て内、外障子13,14は上記内、外障子案内突
壁3,4と内、外障子案内レール8,9間に嵌め
込まれて開閉自在になつている。上記外障子14
の煙返し18には、第4図に示すようにその上下
部に外障子14の閉鎖方向に開口したほぼコ字状
の切欠部19,19Aが設けられ、上方の切欠部
19においてはその上縁の一部に凹部20を形成
して凹部20の水平縁部を係合部20aに外障子
閉鎖方向縁部を錠止部20bにしてある。また、
下方の切欠部19Aは上記上方の切欠部19の構
成を上下逆にした構成と成つている。内障子13
にはその召合せ框15に第5,6図に示すような
周知のハンドル装置21が取付けられ、このハン
ドル装置21はハンドル22を上向位置から下向
位置まで回動させると、この回動に連動してピン
23,23が夫々上下に所定量移動するように構
成されている。またこのハンドル装置21におい
て、24はハンドル22と一体のセレクト、25
は外障子14の召合せ框16に固設したクレセン
ト受である。次に26は第2図に示すように内障
子13の召合せ框15内に備えられた内障子引寄
せ機構で、この内障子引寄せ機構26は召合せ框
15内を昇降可能な上、下のスライダ27,28
とこれらのスライダ27,28の先端部の縦壁2
7a,28aに長孔29,29を介して上下方向
調整可能に取付けられた引寄せ部材として例示さ
れる楔片30,30とから構成されている。これ
らのスライダ27,28は第5,6図に示すよう
にそれらの縦壁27a,28aの端部に穿けられ
た接続孔31,31に前記ハンドル装置21のピ
ン23,23が嵌め込まれ、ハンドル22を操作
することにより昇降するように構成されている。
上記スライダ27の上部及びスライダ28の下部
には第2図、第4図に示すように夫々障子閉鎖時
に上記外障子14の煙返し18の切欠部19,1
9Aに入り込む外障子引寄せピース32,32
が、スライダ外壁27b,28bに長孔33,3
3を利用して上下調整可能に取付けられ、内障子
13の召合せ框15の外壁15aに穿けた切欠窓
34,34から室外側へ突出させてある。この外
障子引寄せピース32は、前記外障子14の係合
部20aと係合して外障子14を室内側へ引寄せ
る傾斜面32bを備え、この傾斜面32b部分は
その障子開閉方向の幅が前記外障子14の切欠部
19,19Aの凹部20の障子開閉方向の幅より
僅かに小さくなるように切除部32aによつて設
定され、その傾斜面32b部分の側面に上記錠止
部20bと係合可能な錠止面32cを備え、しか
も傾斜面32bの先端は障子閉鎖時に外障子14
の煙返し18よりも室外側に位置するようにして
あり、引寄せ状態で上記凹部20に傾斜面32b
が嵌まり込むようになつている。そして、これら
の外障子引寄せピース32,32と上述した内障
子引寄せ機構26の楔片30,30とはスライダ
27の上昇及びスライダ28の下降により外障子
引寄せピース32,32が切欠部19,19Aの
係合部20a,20aに係合し始めた後に楔片3
0,30が上枠2の内障子案内突壁3と下枠7の
内障子案内レール8とに夫々係合し始めるように
相対位置が設定され、外障子引寄せピース32,
32と係合部20a,20aとの係合が確実に行
われるようになつている。また、35は外障子1
4の召合せ框16の室内側に召合せ框16の全長
に亘つて装着された召合せパツキングである。
には全長に亘つて内障子案内突壁3と外障子案内
突壁4が基壁5から突出されている。この内障子
案内突壁3にはその室外側に気密材6a,6bが
装着されている。また、下枠7にはその全長に亘
つて、内、外障子案内レール8,9が基壁10か
ら突設され、内障子案内レール8の室外側、及び
垂壁11の室外側に気密材12a,12bが装着
されている。前記気密材6a,12aは外障子1
4と対向する部分に、気密材6b,12bは内障
子13と対向する部分に夫々配設されている。1
3は内障子、14は外障子で、夫々の召合せ框1
5,16は煙返し17,18を備えている。そし
て内、外障子13,14は上記内、外障子案内突
壁3,4と内、外障子案内レール8,9間に嵌め
込まれて開閉自在になつている。上記外障子14
の煙返し18には、第4図に示すようにその上下
部に外障子14の閉鎖方向に開口したほぼコ字状
の切欠部19,19Aが設けられ、上方の切欠部
19においてはその上縁の一部に凹部20を形成
して凹部20の水平縁部を係合部20aに外障子
閉鎖方向縁部を錠止部20bにしてある。また、
下方の切欠部19Aは上記上方の切欠部19の構
成を上下逆にした構成と成つている。内障子13
にはその召合せ框15に第5,6図に示すような
周知のハンドル装置21が取付けられ、このハン
ドル装置21はハンドル22を上向位置から下向
位置まで回動させると、この回動に連動してピン
23,23が夫々上下に所定量移動するように構
成されている。またこのハンドル装置21におい
て、24はハンドル22と一体のセレクト、25
は外障子14の召合せ框16に固設したクレセン
ト受である。次に26は第2図に示すように内障
子13の召合せ框15内に備えられた内障子引寄
せ機構で、この内障子引寄せ機構26は召合せ框
15内を昇降可能な上、下のスライダ27,28
とこれらのスライダ27,28の先端部の縦壁2
7a,28aに長孔29,29を介して上下方向
調整可能に取付けられた引寄せ部材として例示さ
れる楔片30,30とから構成されている。これ
らのスライダ27,28は第5,6図に示すよう
にそれらの縦壁27a,28aの端部に穿けられ
た接続孔31,31に前記ハンドル装置21のピ
ン23,23が嵌め込まれ、ハンドル22を操作
することにより昇降するように構成されている。
上記スライダ27の上部及びスライダ28の下部
には第2図、第4図に示すように夫々障子閉鎖時
に上記外障子14の煙返し18の切欠部19,1
9Aに入り込む外障子引寄せピース32,32
が、スライダ外壁27b,28bに長孔33,3
3を利用して上下調整可能に取付けられ、内障子
13の召合せ框15の外壁15aに穿けた切欠窓
34,34から室外側へ突出させてある。この外
障子引寄せピース32は、前記外障子14の係合
部20aと係合して外障子14を室内側へ引寄せ
る傾斜面32bを備え、この傾斜面32b部分は
その障子開閉方向の幅が前記外障子14の切欠部
19,19Aの凹部20の障子開閉方向の幅より
僅かに小さくなるように切除部32aによつて設
定され、その傾斜面32b部分の側面に上記錠止
部20bと係合可能な錠止面32cを備え、しか
も傾斜面32bの先端は障子閉鎖時に外障子14
の煙返し18よりも室外側に位置するようにして
あり、引寄せ状態で上記凹部20に傾斜面32b
が嵌まり込むようになつている。そして、これら
の外障子引寄せピース32,32と上述した内障
子引寄せ機構26の楔片30,30とはスライダ
27の上昇及びスライダ28の下降により外障子
引寄せピース32,32が切欠部19,19Aの
係合部20a,20aに係合し始めた後に楔片3
0,30が上枠2の内障子案内突壁3と下枠7の
内障子案内レール8とに夫々係合し始めるように
相対位置が設定され、外障子引寄せピース32,
32と係合部20a,20aとの係合が確実に行
われるようになつている。また、35は外障子1
4の召合せ框16の室内側に召合せ框16の全長
に亘つて装着された召合せパツキングである。
次に作用について説明する。内、外障子13,
14を閉鎖状態にすると、内障子13の召合せ框
15から突出した外障子引寄せピース32,32
が外障子14の煙返し18の切欠部19,19A
に入り込む。次いでハンドル22を上向位置から
下方へ向けて回動操作すると、クレセント24が
クレセント受25に下側から係合し始めて内、外
障子13,14が閉鎖位置に引分けられる。また
これと同時にハンドル22に連動してピン23,
23が夫々上、下方向へ移動し、内障子13の召
合せ框15内のスライダ27を上昇させると共に
スライダ28を下降させ、この上昇、下降に伴
い、先ず外障子引寄せピース32,32の傾斜面
32b,32bが外障子14の煙返し18の係合
部20a,20aと係合し始め、これらの傾斜面
32b,32bの楔作用により外障子14の召合
せ框16と内障子13の召合せ框15とを相互に
引寄せ始める。次いで、内障子引寄せ機構26の
楔片30,30が上枠2の内障子案内突壁3及び
下枠7の内障子案内レール8と係合し始め、内障
子13が外障子14を引寄せつつ室内側へ引寄せ
られ、ハンドル22を下向位置にすると召合せパ
ツキング35が内障子13の召合せ框15と上、
下の気密材6a,12aとに圧着されると共に、
内、外障子13,14の上下框の当接部36a,
36b,37a,37bが窓枠1の気密材6a,
6b,12a,12bに夫々圧着されて引寄せが
完了する。この状態では外障子引寄せピース3
2,32の傾斜面32b,32bは凹部20に嵌
まり込み、傾斜面32b,32b部分の錠止面3
2c,32cが上記凹部20の錠止部20bと係
合可能に対向するので、内、外障子13,14を
無理に開けようとしても上記外障子引寄せピース
32の錠止面32cが煙返し18の錠止部20b
に係合し、クレセント24による通常の施錠の他
に、これらの部分で内、外障子13,14の開放
を阻止する施錠作用を生じ、防犯効果が著しく向
上する。また、内、外障子13,14間の引寄せ
量を調整しようとする時は、外障子引寄せピース
32の上下位置を長孔29,33に沿つて変更し
てやればよい。尚、この引寄せ状態を解除するに
は上記と逆方向へハンドル22を回動操作すれば
良い。
14を閉鎖状態にすると、内障子13の召合せ框
15から突出した外障子引寄せピース32,32
が外障子14の煙返し18の切欠部19,19A
に入り込む。次いでハンドル22を上向位置から
下方へ向けて回動操作すると、クレセント24が
クレセント受25に下側から係合し始めて内、外
障子13,14が閉鎖位置に引分けられる。また
これと同時にハンドル22に連動してピン23,
23が夫々上、下方向へ移動し、内障子13の召
合せ框15内のスライダ27を上昇させると共に
スライダ28を下降させ、この上昇、下降に伴
い、先ず外障子引寄せピース32,32の傾斜面
32b,32bが外障子14の煙返し18の係合
部20a,20aと係合し始め、これらの傾斜面
32b,32bの楔作用により外障子14の召合
せ框16と内障子13の召合せ框15とを相互に
引寄せ始める。次いで、内障子引寄せ機構26の
楔片30,30が上枠2の内障子案内突壁3及び
下枠7の内障子案内レール8と係合し始め、内障
子13が外障子14を引寄せつつ室内側へ引寄せ
られ、ハンドル22を下向位置にすると召合せパ
ツキング35が内障子13の召合せ框15と上、
下の気密材6a,12aとに圧着されると共に、
内、外障子13,14の上下框の当接部36a,
36b,37a,37bが窓枠1の気密材6a,
6b,12a,12bに夫々圧着されて引寄せが
完了する。この状態では外障子引寄せピース3
2,32の傾斜面32b,32bは凹部20に嵌
まり込み、傾斜面32b,32b部分の錠止面3
2c,32cが上記凹部20の錠止部20bと係
合可能に対向するので、内、外障子13,14を
無理に開けようとしても上記外障子引寄せピース
32の錠止面32cが煙返し18の錠止部20b
に係合し、クレセント24による通常の施錠の他
に、これらの部分で内、外障子13,14の開放
を阻止する施錠作用を生じ、防犯効果が著しく向
上する。また、内、外障子13,14間の引寄せ
量を調整しようとする時は、外障子引寄せピース
32の上下位置を長孔29,33に沿つて変更し
てやればよい。尚、この引寄せ状態を解除するに
は上記と逆方向へハンドル22を回動操作すれば
良い。
本実施例では、内障子13の召合せ框15内に
内障子引寄せ機構26を内蔵させたが、この内障
子引寄せ機構26を内障子13の召合せ框15の
外面に取付けるようにしても良い。又内障子13
の楔片30,30と外障子引寄せピース32,3
2を夫々長孔29,33で上下調整可能とした
が、例えばスライダ27,28を従来公知のよう
にロツドにして、このロツドの長さをナツトで調
整して内障子13の楔片30,30の上下位置を
調整し、この楔片30,30に対して外障子引寄
せピース32,32を上下方向調整可能に取付け
てあつても良い。更にハンドル装置をそれクレセ
ントがクレセント受の上部から係合するものと
し、内障子の召合せ框にこの召合せ框の全長に亘
つて延び、かつハンドル操作によつて昇降するよ
うにしたスライダと、このスライダの上端に取付
けられ、スライダの上昇により上枠と係合するよ
うにした楔片と、スライダの下端に取付けられ、
スライダの上昇により下枠レールと係合するよう
にしたてこ片とから成る内障子引寄せ機構を備
え、このスライダに外障子引寄せピースをその傾
斜面を上向きにして取付け、かつ、外障子の切欠
部の係合部をその下縁に設けても良く、この場
合、内障子引寄せ機構はスライダの下降によつて
内障子を室内側へ引寄せるように構成してあれば
良い。尚、本実施例では二枚の内、外障子を有す
る引違いサツシについて説明したが、四本引きの
引違いサツシについても本考案が適用されること
は言う迄もない。
内障子引寄せ機構26を内蔵させたが、この内障
子引寄せ機構26を内障子13の召合せ框15の
外面に取付けるようにしても良い。又内障子13
の楔片30,30と外障子引寄せピース32,3
2を夫々長孔29,33で上下調整可能とした
が、例えばスライダ27,28を従来公知のよう
にロツドにして、このロツドの長さをナツトで調
整して内障子13の楔片30,30の上下位置を
調整し、この楔片30,30に対して外障子引寄
せピース32,32を上下方向調整可能に取付け
てあつても良い。更にハンドル装置をそれクレセ
ントがクレセント受の上部から係合するものと
し、内障子の召合せ框にこの召合せ框の全長に亘
つて延び、かつハンドル操作によつて昇降するよ
うにしたスライダと、このスライダの上端に取付
けられ、スライダの上昇により上枠と係合するよ
うにした楔片と、スライダの下端に取付けられ、
スライダの上昇により下枠レールと係合するよう
にしたてこ片とから成る内障子引寄せ機構を備
え、このスライダに外障子引寄せピースをその傾
斜面を上向きにして取付け、かつ、外障子の切欠
部の係合部をその下縁に設けても良く、この場
合、内障子引寄せ機構はスライダの下降によつて
内障子を室内側へ引寄せるように構成してあれば
良い。尚、本実施例では二枚の内、外障子を有す
る引違いサツシについて説明したが、四本引きの
引違いサツシについても本考案が適用されること
は言う迄もない。
考案の効果
以上のように本考案にあつては、障子の閉鎖に
よつて外障子の煙返しに設けた切欠部内に外障子
引寄せピースが入り込み、次にハンドルを施錠操
作すると、スライダが昇降して外障子引寄せピー
スの傾斜面が外障子の煙返しに形成した凹部の係
合部に係合して内、外障子の召合せ框相互を楔作
用で引寄せると共に内障子引寄せ機構が内障子を
引寄せるようにしたので、内、外障子の召合せ框
相互の引寄せを外障子引寄せピースの傾斜面の楔
作用によつて強力に行なうことができ、しかも引
寄せ量を大きくすることができる。また、外障子
引寄せピースをスライダに位置調整可能に取付け
て一体に連結したので、スライダの昇降移動を外
障子引寄せピースへ昇降移動以外の運動に交換伝
達する機構が全く不要で、極めて簡単な機構にで
きて故障を少なくでき、しかも外障子引寄せピー
スによる引寄せ量の調整を容易にできるという利
点がある。また凹部の外障子閉鎖方向の縁部を錠
止部にし、外障子引寄せピースの傾斜面部分の側
面に錠止部と係合可能な錠止面を備えたので、障
子閉鎖引寄せ状態で内、外障子を開放しようとし
ても、クレセント等により通常の施錠の他に、外
障子の錠止部と外障子引寄せピースの錠止面の係
合によつて内、外障子の開放が阻止される一種の
施錠作用を生じ、防犯効果が著しく向上するとい
う効果を有する。
よつて外障子の煙返しに設けた切欠部内に外障子
引寄せピースが入り込み、次にハンドルを施錠操
作すると、スライダが昇降して外障子引寄せピー
スの傾斜面が外障子の煙返しに形成した凹部の係
合部に係合して内、外障子の召合せ框相互を楔作
用で引寄せると共に内障子引寄せ機構が内障子を
引寄せるようにしたので、内、外障子の召合せ框
相互の引寄せを外障子引寄せピースの傾斜面の楔
作用によつて強力に行なうことができ、しかも引
寄せ量を大きくすることができる。また、外障子
引寄せピースをスライダに位置調整可能に取付け
て一体に連結したので、スライダの昇降移動を外
障子引寄せピースへ昇降移動以外の運動に交換伝
達する機構が全く不要で、極めて簡単な機構にで
きて故障を少なくでき、しかも外障子引寄せピー
スによる引寄せ量の調整を容易にできるという利
点がある。また凹部の外障子閉鎖方向の縁部を錠
止部にし、外障子引寄せピースの傾斜面部分の側
面に錠止部と係合可能な錠止面を備えたので、障
子閉鎖引寄せ状態で内、外障子を開放しようとし
ても、クレセント等により通常の施錠の他に、外
障子の錠止部と外障子引寄せピースの錠止面の係
合によつて内、外障子の開放が阻止される一種の
施錠作用を生じ、防犯効果が著しく向上するとい
う効果を有する。
第1図は障子閉鎖時の引違いサツシの正面図、
第2図は第1図のA−A線に沿つて切断し一部を
省略して示した縦断面図、第3図は第2図のB−
B線断面の拡大図、第4図は内、外障子の煙返し
と外障子引寄せピースの形状を示す説明図、第5
図はハンドル装置の正面図、第6図は第5図のC
−C線断面図、第7図は引寄せ状態を示す召合せ
部縦断面図である。 1……窓枠、2……上枠、7……下枠、13…
…内障子、14……外障子、15,16……召合
せ框、17,18……煙返し、19,19A……
切欠部、20……凹部、20a……係合部、20
b……錠止部、22……ハンドル、26……内障
子引寄せ機構、27,28……スライダ、30…
…楔片(引寄せ部材)、32……外障子引寄せピ
ース、32b……傾斜面、32c……錠止面。
第2図は第1図のA−A線に沿つて切断し一部を
省略して示した縦断面図、第3図は第2図のB−
B線断面の拡大図、第4図は内、外障子の煙返し
と外障子引寄せピースの形状を示す説明図、第5
図はハンドル装置の正面図、第6図は第5図のC
−C線断面図、第7図は引寄せ状態を示す召合せ
部縦断面図である。 1……窓枠、2……上枠、7……下枠、13…
…内障子、14……外障子、15,16……召合
せ框、17,18……煙返し、19,19A……
切欠部、20……凹部、20a……係合部、20
b……錠止部、22……ハンドル、26……内障
子引寄せ機構、27,28……スライダ、30…
…楔片(引寄せ部材)、32……外障子引寄せピ
ース、32b……傾斜面、32c……錠止面。
Claims (1)
- 窓枠に煙返し付の内、外障子を開閉自在に嵌め
込み、外障子に内、外障子施錠用のハンドルを回
動自在に設けてなる引違いサツシにおいて、外障
子には、その煙返しに外障子の開閉方向へ開口す
る切欠部を設け、この切欠部の煙返し長手方向側
の縁部に凹部を形成してこの凹部の水平縁部を係
合部にすると共に、外障子閉鎖方向側縁部を錠止
部にし、内障子には上記ハンドルにハンドルの正
逆回動によつて昇降するように連結されているス
ライダと、このスライダにスライダの昇降により
昇降するように連結され、かつその昇降により
上、下枠と係合するように形成してある引寄せ部
材とから成る内障子引寄せ機構を備えると共に、
このスライダには障子閉鎖時に上記切欠部に入り
込む外障子引寄せピースを上下位置調整可能に一
体的に取付け、この外障子引寄せピースにはスラ
イダの昇降によつて上記係合部と係合して内、外
障子の召合せ框相互を楔作用で引寄せ可能な傾斜
面を備えると共に上記凹部に嵌まり込んで錠止部
と係合可能な錠止面を備えて成ることを特徴とす
る引違いサツシの召合せ部引寄せ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1185082U JPS58114372U (ja) | 1982-01-30 | 1982-01-30 | 引違いサツシの召合せ部引寄せ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1185082U JPS58114372U (ja) | 1982-01-30 | 1982-01-30 | 引違いサツシの召合せ部引寄せ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58114372U JPS58114372U (ja) | 1983-08-04 |
JPH0234388Y2 true JPH0234388Y2 (ja) | 1990-09-14 |
Family
ID=30024441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1185082U Granted JPS58114372U (ja) | 1982-01-30 | 1982-01-30 | 引違いサツシの召合せ部引寄せ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58114372U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58167184U (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-08 | 豊和工業株式会社 | 障子の召合せ框引寄せ装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5575073A (en) * | 1978-12-01 | 1980-06-06 | Fuji Sash Kogyo Kk | Locking and laterally forcing mechanism |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS572630Y2 (ja) * | 1976-04-06 | 1982-01-18 | ||
JPS6020784Y2 (ja) * | 1979-12-27 | 1985-06-21 | 住友ウオ−ルシステム株式会社 | 障子の締付装置 |
-
1982
- 1982-01-30 JP JP1185082U patent/JPS58114372U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5575073A (en) * | 1978-12-01 | 1980-06-06 | Fuji Sash Kogyo Kk | Locking and laterally forcing mechanism |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58114372U (ja) | 1983-08-04 |
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