JPH0234179Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0234179Y2 JPH0234179Y2 JP1984053426U JP5342684U JPH0234179Y2 JP H0234179 Y2 JPH0234179 Y2 JP H0234179Y2 JP 1984053426 U JP1984053426 U JP 1984053426U JP 5342684 U JP5342684 U JP 5342684U JP H0234179 Y2 JPH0234179 Y2 JP H0234179Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- layer
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- intermediate layer
- container
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- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims 3
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 claims 3
- 239000004416 thermosoftening plastic Substances 0.000 claims 3
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Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は化粧水等の密閉に使用される多層容
器に関し、特に内容物が直接触れる内層体と外部
から観察出来る外層体および中間層体を異なる材
質で、射出成形およびブロー成形によつて成形さ
れている多層容器に関する。
器に関し、特に内容物が直接触れる内層体と外部
から観察出来る外層体および中間層体を異なる材
質で、射出成形およびブロー成形によつて成形さ
れている多層容器に関する。
液体等を密閉するような容器、特に化粧材容器
においては、内容物に対する耐久性が要求される
とともに、販売促進および使用上の使い心地の向
上を図るため、外観上の装飾性が要求される。こ
のような密閉容器に対する要求は、従来の単層容
器では満足することが出来なかつた。
においては、内容物に対する耐久性が要求される
とともに、販売促進および使用上の使い心地の向
上を図るため、外観上の装飾性が要求される。こ
のような密閉容器に対する要求は、従来の単層容
器では満足することが出来なかつた。
この考案は、上記従来の単層容器では満足する
ことの出来なかつた密閉容器に対する要求を満す
ために為されたものであつて、異なる材質によつ
て多層構造とし、内容物に対する非透気性および
耐久性を満すとともに、外層体および中間層体へ
の加飾が可能となることによつて、装飾性等の要
求を満すことが出来、しかも各層の密着性が非常
により多層容器を提供することを目的とするもの
である。
ことの出来なかつた密閉容器に対する要求を満す
ために為されたものであつて、異なる材質によつ
て多層構造とし、内容物に対する非透気性および
耐久性を満すとともに、外層体および中間層体へ
の加飾が可能となることによつて、装飾性等の要
求を満すことが出来、しかも各層の密着性が非常
により多層容器を提供することを目的とするもの
である。
以下この考案を、図面に示す実施例に基づいて
説明を行う。
説明を行う。
第1および2図は、この考案による多層容器の
実施例を、三層の壁部を有する三重容器において
示したものであつて、前壁および後壁に開口部1
aを有し、アクリル−スチレン共重合樹脂(AS)
で成形された外層体1(第5図)の内側には、同
じく材質がアクリル−スチレン共重合樹脂である
中間層体2が、外層体1の内面に密着されて成形
されており、この中間層体2の前面および後面
は、外層体1の開口部1aから露出されて、外層
体1の前面または後面と面一となつている。さら
にこの中間層体2の上端には外周面に雄ねじ2a
が形成され、容器の頚部の一部を構成する突出部
2bが形成されている。
実施例を、三層の壁部を有する三重容器において
示したものであつて、前壁および後壁に開口部1
aを有し、アクリル−スチレン共重合樹脂(AS)
で成形された外層体1(第5図)の内側には、同
じく材質がアクリル−スチレン共重合樹脂である
中間層体2が、外層体1の内面に密着されて成形
されており、この中間層体2の前面および後面
は、外層体1の開口部1aから露出されて、外層
体1の前面または後面と面一となつている。さら
にこの中間層体2の上端には外周面に雄ねじ2a
が形成され、容器の頚部の一部を構成する突出部
2bが形成されている。
さらに中間層体2の内側には、材質が熱可塑性
ポリエステル樹脂(PET)である内層体3が、
中間層体2の内面に密着して成形され、この内層
体3の上端は、中間層体2の突出部2bの上端か
ら露出してこの突出部2bを覆うとともに、内側
が内容物出入口3aとなるよう形成されており、
突出部2bと一体となつて容器の頚部を構成して
おり、図示しない容器蓋が螺合されるようになつ
ている。
ポリエステル樹脂(PET)である内層体3が、
中間層体2の内面に密着して成形され、この内層
体3の上端は、中間層体2の突出部2bの上端か
ら露出してこの突出部2bを覆うとともに、内側
が内容物出入口3aとなるよう形成されており、
突出部2bと一体となつて容器の頚部を構成して
おり、図示しない容器蓋が螺合されるようになつ
ている。
次に上記三重容器の成形工程を、第3ないし7
図を参照しながら説明すると、第3図に示すよう
に、予め熱可塑性ポリエステル樹脂(PET)で
予備成形された内層体構成部3′にコア11をイ
ンサートし、この内層体構成部3′およびコア1
1を中間層体構成部成形用のキヤビテイ12に挿
入する。このときコア11の温度は98〜102℃に
保たれている。
図を参照しながら説明すると、第3図に示すよう
に、予め熱可塑性ポリエステル樹脂(PET)で
予備成形された内層体構成部3′にコア11をイ
ンサートし、この内層体構成部3′およびコア1
1を中間層体構成部成形用のキヤビテイ12に挿
入する。このときコア11の温度は98〜102℃に
保たれている。
そして内層体構成部3′をインサート体として、
キヤビテイ12およびリツプ型13との間に形成
された樹脂間隙14に射出筒ノズル15からアク
リル−スチレン共重合樹脂を射出充填し、中間層
体構成部2′(第4図)を成形する。このとき、
樹脂(AS)の成形温度は、240〜270℃、キヤビ
テイ12の型温度は65〜70℃、樹脂の射出圧は70
Kg/cm2である。
キヤビテイ12およびリツプ型13との間に形成
された樹脂間隙14に射出筒ノズル15からアク
リル−スチレン共重合樹脂を射出充填し、中間層
体構成部2′(第4図)を成形する。このとき、
樹脂(AS)の成形温度は、240〜270℃、キヤビ
テイ12の型温度は65〜70℃、樹脂の射出圧は70
Kg/cm2である。
次に予めアクリル−スチレン共重合樹脂(AS)
で予備成形された、第5図に示すような、外層体
1をブロー型16にインサートして据え付け、上
記工程において内層体構成部3′の外側に一体的
に成形された中間層体構成部2′を、内層体構成
部3′およびコア11とともにインサートする。
そしてコア11内の空気口11aよりエアーを吹
き込み、外層体1の内面に密着して中間層体2お
よび内層体3の二層をブロー成形する。このよう
にして第1および2図に示すような三重容器が成
形され、ブロー型16およびリツプ型13を二割
にして取り出す。このときのエアー圧は4〜6
Kg/cm2である。
で予備成形された、第5図に示すような、外層体
1をブロー型16にインサートして据え付け、上
記工程において内層体構成部3′の外側に一体的
に成形された中間層体構成部2′を、内層体構成
部3′およびコア11とともにインサートする。
そしてコア11内の空気口11aよりエアーを吹
き込み、外層体1の内面に密着して中間層体2お
よび内層体3の二層をブロー成形する。このよう
にして第1および2図に示すような三重容器が成
形され、ブロー型16およびリツプ型13を二割
にして取り出す。このときのエアー圧は4〜6
Kg/cm2である。
なお、上記実施例においては、中間層を一層形
成する場合を示したが、二層以上形成するように
してもよく、各層をそれぞれ異なる材質又は異な
る色で形成することにより、内容物に対する耐久
性を向上させ、又装飾面においても種々の効果を
得ることが出来るものである。
成する場合を示したが、二層以上形成するように
してもよく、各層をそれぞれ異なる材質又は異な
る色で形成することにより、内容物に対する耐久
性を向上させ、又装飾面においても種々の効果を
得ることが出来るものである。
また上記実施例においては、外層体および中間
層体がアクリル−スチレン共重合樹脂であるため
に、容器の表面硬度が高く、光沢も優れており、
表面への加飾性も良好であり、又外層体と中間層
体が何材質であるため、ブロー成形の際の密着性
が非常によいという効果を有するものである。
層体がアクリル−スチレン共重合樹脂であるため
に、容器の表面硬度が高く、光沢も優れており、
表面への加飾性も良好であり、又外層体と中間層
体が何材質であるため、ブロー成形の際の密着性
が非常によいという効果を有するものである。
以上のようにこの考案は、中間層体が外層体の
開口部から露出されることによつて、この開口部
の形状を工夫し、外層体と中間層体を異なる色で
形成することによつて漸新なデザインが可能とな
り、又多層構造なので、外層体と内層体を異なる
材質で形成することによつて、外層体においては
外力に対する耐久性又は加飾性を、内層体におい
ては内容物に対する耐久性をそれぞれ向上させる
ことが出来、特に化粧材等に対して最適な容器を
提供することが出来るという優れた効果を有する
ものである。
開口部から露出されることによつて、この開口部
の形状を工夫し、外層体と中間層体を異なる色で
形成することによつて漸新なデザインが可能とな
り、又多層構造なので、外層体と内層体を異なる
材質で形成することによつて、外層体においては
外力に対する耐久性又は加飾性を、内層体におい
ては内容物に対する耐久性をそれぞれ向上させる
ことが出来、特に化粧材等に対して最適な容器を
提供することが出来るという優れた効果を有する
ものである。
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図、第
2図は第1図の−線における断面図、第3な
いし7図は第1および2図の容器の成形方法を示
す説明図である。 1……外層体、2……中間層体、3……内層
体。
2図は第1図の−線における断面図、第3な
いし7図は第1および2図の容器の成形方法を示
す説明図である。 1……外層体、2……中間層体、3……内層
体。
Claims (1)
- 予備成形された熱可塑性合成樹脂よりなる内層
体と、その外側に、内層体をインサート体とし
て、内層体と異なる熱可塑性合成樹脂で射出成形
された一層又は複層の中間層体とからなる内部容
体が、予備成形され、かつその外側に側部に開口
部を有し、中間層の最外側層と同一の熱可塑性合
成樹脂の外層体を一体的に層着させていることを
特徴とする多層容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5342684U JPS60167708U (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 多層容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5342684U JPS60167708U (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 多層容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60167708U JPS60167708U (ja) | 1985-11-07 |
JPH0234179Y2 true JPH0234179Y2 (ja) | 1990-09-13 |
Family
ID=30574279
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5342684U Granted JPS60167708U (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 多層容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60167708U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3041104B2 (ja) * | 1991-10-16 | 2000-05-15 | ポーラ化成工業株式会社 | 容器の製法 |
JP6070178B2 (ja) * | 2012-12-27 | 2017-02-01 | 大日本印刷株式会社 | ブロー成形プラスチックボトルおよびブロー成形プラスチックボトルの製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54133972A (en) * | 1978-04-05 | 1979-10-18 | Dainippon Printing Co Ltd | Combined container and making method thereof |
-
1984
- 1984-04-13 JP JP5342684U patent/JPS60167708U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54133972A (en) * | 1978-04-05 | 1979-10-18 | Dainippon Printing Co Ltd | Combined container and making method thereof |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60167708U (ja) | 1985-11-07 |
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