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JPH0232967Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0232967Y2
JPH0232967Y2 JP1984105626U JP10562684U JPH0232967Y2 JP H0232967 Y2 JPH0232967 Y2 JP H0232967Y2 JP 1984105626 U JP1984105626 U JP 1984105626U JP 10562684 U JP10562684 U JP 10562684U JP H0232967 Y2 JPH0232967 Y2 JP H0232967Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
chamber
combustion
combustion chamber
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984105626U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6123010U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10562684U priority Critical patent/JPS6123010U/ja
Publication of JPS6123010U publication Critical patent/JPS6123010U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0232967Y2 publication Critical patent/JPH0232967Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Fluidized-Bed Combustion And Resonant Combustion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はパルス燃焼装置に関するものである。
(従来の技術およびその問題点) 従来のパルス燃焼装置には、例えば逆流防止用
空気フラツパ弁室とガスフラツパ弁室とを独立し
て設け、これらの弁室を経た空気とガスを配管に
より予混合室に導き、しかる後予混合ガスをパル
ス燃焼室に導く方式のものがある。しかしなが
ら、この方式のものでは燃焼室での瞬間燃焼によ
る圧力の上昇に影響を与える容積が大きいので、
圧力の上昇の度合が小さいという欠点がある。ま
た、他の方式として、例えば実開昭58−93613号
公報に開示されるように、逆流防止用弁を設けた
空気及びガス導入部を燃焼室と一体に構成した装
置もあり、かかる装置に於いては、空気導入部は
燃焼室の上流側を単に同径で延長して構成してい
る。ところで、空気導入部に於いて逆流防止用弁
を設ける横断面の面積は、単位時間当りに導入し
得る空気量を多くするために、大きくしなければ
ならず、かかる横断面の面積を大きくすると前記
圧力の上昇に影響を与える容積が大きくなつて、
やはり圧力の上昇の度合が小さくなるという欠点
がある。
本考案は以上の問題点を解決することを目的と
するものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の構成を実施例に対応する第1図及び第
2図を参照して説明すると、本考案のパルス燃焼
装置は、パルス燃焼室1の外周にガス導入室2を
設け、該導入室2から前記燃焼室1に導入するガ
スが燃焼室1上流側から導入する空気と直交流と
なるように構成すると共に前記燃焼室1の上流側
に円錐台状に拡大した空気フラツパ弁室3を構成
し、該空気フラツパ弁室3の拡大横断面に空気フ
ラツパ弁6を設けたものである。
(作用及び実施例) 以上の構成に於いて、空気はフラツパ弁6を経
て空気フラツパ弁室3から燃焼室1内に導入され
ると共に、燃焼ガスは図示していないフラツパ弁
を経てガス導入室2から燃焼室1内に導入され、
混合する。しかして、混合気にスパークロツド4
により着火されると、混合気は瞬間的に燃焼し、
燃焼室1内圧力は急激に上昇し、燃焼ガスは排気
管5から排出される。かかる排出時の慣性により
燃焼室1内が負圧となるため空気及びガスは夫々
のフラツパ弁6が開となつて吸引されて、前述し
たように燃焼室1内に導入されて燃焼に供され、
このようにして瞬間的な燃焼が間欠的に繰り返さ
れる。この際、混合気は燃焼室1内に戻る一部の
燃焼ガスによつて着火するか、またはパルス発振
器を用いた強制着火により着火を繰り返すように
することができる。
かかる際、本考案は空気フラツパ弁室3を燃焼
室1の上流側に円錐台状に拡大して構成し、その
拡大横断面にフラツパ弁6を設けて空気を導入す
る構成としているので、燃焼室1の横断面よりも
面積の大きい拡大横断面により、単位時間当りに
導入し得る空気量を多くすることができ、しかも
燃焼室1を小さく構成することができ、また一体
化により配管が不要となると共に、空気フラツパ
弁室3の燃焼室1側容積も円錐台形状により小さ
くすることができる。こうして燃焼室1での瞬間
燃焼による圧力の上昇に影響を与える容積を小さ
くすることができるので、第3図に示すように瞬
間燃焼による圧力上昇を大きくすることができる
と同時に、負圧程度を大きくすることができ、以
つて吸引する空気、ガス量を大とし得ることによ
り、より高負荷の燃焼を実現することができる。
また、本考案は燃焼室1の外周にガス導入室2を
構成し、上流側から導入する空気と直交流を構成
するように構成したので、ガス、空気の混合が良
好となり、前記した圧力上昇を一層効果的なもの
として燃焼量の増加に寄与する上、装置全体のコ
ンパクト化にも寄与する。
(考案の効果) 本考案は以上の通り、空気を導入する空気フラ
ツパ弁室の横断面を大きくして単位時間当りに導
入し得る空気量を多くし得るにもかかわらず、燃
焼室そして瞬間燃焼による圧力の上昇に影響を与
える容積を小さくすることができるので、より高
負荷の燃焼を可能とすると共に、全体としてコン
パクトな燃焼装置を提供し得るという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体構成を示す説明的縦断面図、第2
図は要部説明的斜視図、第3図は従来の燃焼装置
との性能を比較した説明図である。 符号1……パルス燃焼室、2……ガス導入室、
3……空気フラツパ弁室、4……スパークロツ
ド、5……排気管、6……フラツパ弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パルス燃焼室の外周にガス導入室を設け、該導
    入室から前記燃焼室に導入するガスが燃焼室上流
    側から導入する空気と直交流となるように構成す
    ると共に前記燃焼室の上流側に円錐台状に拡大し
    た空気フラツパ弁室を構成し、該空気フラツパ弁
    室の拡大横断面に空気フラツパ弁を設けたパルス
    燃焼装置。
JP10562684U 1984-07-12 1984-07-12 パルス燃焼装置 Granted JPS6123010U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10562684U JPS6123010U (ja) 1984-07-12 1984-07-12 パルス燃焼装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10562684U JPS6123010U (ja) 1984-07-12 1984-07-12 パルス燃焼装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6123010U JPS6123010U (ja) 1986-02-10
JPH0232967Y2 true JPH0232967Y2 (ja) 1990-09-06

Family

ID=30664938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10562684U Granted JPS6123010U (ja) 1984-07-12 1984-07-12 パルス燃焼装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6123010U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5893613U (ja) * 1981-12-15 1983-06-24 大阪瓦斯株式会社 パルス燃焼装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6123010U (ja) 1986-02-10

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