JPH0232532B2 - Ekikagasuomochiitanetsukakosochi - Google Patents
EkikagasuomochiitanetsukakosochiInfo
- Publication number
- JPH0232532B2 JPH0232532B2 JP19441287A JP19441287A JPH0232532B2 JP H0232532 B2 JPH0232532 B2 JP H0232532B2 JP 19441287 A JP19441287 A JP 19441287A JP 19441287 A JP19441287 A JP 19441287A JP H0232532 B2 JPH0232532 B2 JP H0232532B2
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- JP
- Japan
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- gas
- flaming combustion
- tip
- combustion tube
- mixed gas
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えばブタンガス等の液化ガスを燃
料ガスとして用いる熱加工装置に係り、特に圧電
点火手段を有する液化ガスを用いた熱加工装置に
関する。
料ガスとして用いる熱加工装置に係り、特に圧電
点火手段を有する液化ガスを用いた熱加工装置に
関する。
従来、例えば特公昭55−46783号公報等に示さ
れているように、液化ガスと空気との混合ガスを
燃焼触媒に導びいて燃焼させるとともに、その点
火手段として圧電点火手段を用いた熱加工装置は
一般に知られている。
れているように、液化ガスと空気との混合ガスを
燃焼触媒に導びいて燃焼させるとともに、その点
火手段として圧電点火手段を用いた熱加工装置は
一般に知られている。
ところで、前記従来の熱加工装置においては、
圧電点火手段による点火を容易にするため、燃焼
触媒として、繊維状セラミツク担体に触媒成分を
担持させたものを用いているが、燃焼時の熱によ
り燃焼触媒が短時間で消失してしまうという問題
がある。
圧電点火手段による点火を容易にするため、燃焼
触媒として、繊維状セラミツク担体に触媒成分を
担持させたものを用いているが、燃焼時の熱によ
り燃焼触媒が短時間で消失してしまうという問題
がある。
そこで、これを解決するためには、充分な肉厚
を有する筒状等の担体上に触媒成分を担持させた
ものを用いる必要があるが、この種の燃焼触媒で
は、圧電点火手段の火花のみでは触媒が酸化反応
温度に達しないため、圧電点火手段により混合ガ
スに点火して有炎燃焼させ、その炎の熱で燃焼触
媒を加熱する必要がある。
を有する筒状等の担体上に触媒成分を担持させた
ものを用いる必要があるが、この種の燃焼触媒で
は、圧電点火手段の火花のみでは触媒が酸化反応
温度に達しないため、圧電点火手段により混合ガ
スに点火して有炎燃焼させ、その炎の熱で燃焼触
媒を加熱する必要がある。
ところで、燃焼触媒が内蔵されたこて先部材
を、筒状の有炎燃焼筒の先端側に配置し、この有
炎燃焼筒内に混合ガスを噴射するとともに、圧電
点火手段で点火して有炎燃焼させる場合、有炎燃
焼筒内のガス(混合ガスおよび燃焼排気ガス)
は、その全量がこて先部材内を通つて外部に排出
されることになる。このため、こて先部材を小型
にしたり、あるいはこて先部材が大型であつて
も、有炎燃焼筒内に充分な燃焼空間を確保できな
い場合には、混合ガスが有炎燃焼筒内で詰まつて
しまい、混合ガスに点火することができないとい
う問題がある。
を、筒状の有炎燃焼筒の先端側に配置し、この有
炎燃焼筒内に混合ガスを噴射するとともに、圧電
点火手段で点火して有炎燃焼させる場合、有炎燃
焼筒内のガス(混合ガスおよび燃焼排気ガス)
は、その全量がこて先部材内を通つて外部に排出
されることになる。このため、こて先部材を小型
にしたり、あるいはこて先部材が大型であつて
も、有炎燃焼筒内に充分な燃焼空間を確保できな
い場合には、混合ガスが有炎燃焼筒内で詰まつて
しまい、混合ガスに点火することができないとい
う問題がある。
また、混合ガス量が多くなつて点火プラグ位置
における混合ガスの流速が速くなつた場合には、
混合ガスへの点火が容易でなく、特に冬期におけ
る最初の点火時には、点火が非常に困難であると
いう問題がある。
における混合ガスの流速が速くなつた場合には、
混合ガスへの点火が容易でなく、特に冬期におけ
る最初の点火時には、点火が非常に困難であると
いう問題がある。
また、炎の熱で燃焼触媒を加熱する場合、燃焼
触媒が酸化反応温度まで昇温した後は、熱効率向
上および炎による触媒の劣化防止のために炎を消
す必要があるが、混合ガス量が多い場合には、消
炎が容易でないという問題がある。
触媒が酸化反応温度まで昇温した後は、熱効率向
上および炎による触媒の劣化防止のために炎を消
す必要があるが、混合ガス量が多い場合には、消
炎が容易でないという問題がある。
本発明の目的は、こて先部材が小型であつた
り、あるいは有炎燃焼筒内に充分な燃焼空間が確
保できない場合であつても、圧電点火手段により
容易かつ確実に混合ガスに点火することができ、
しかも操作が容易な液化ガスを用いた熱加工装置
を提供することにある。
り、あるいは有炎燃焼筒内に充分な燃焼空間が確
保できない場合であつても、圧電点火手段により
容易かつ確実に混合ガスに点火することができ、
しかも操作が容易な液化ガスを用いた熱加工装置
を提供することにある。
また本発明の他の目的は、混合ガス量が多い場
合でも、圧電点火手段により容易かつ確実に点火
でき、しかも燃焼触媒が酸化反応温度まで加熱さ
れたならば、迅速かつ確実に炎を消して混合ガス
の全量を燃焼触媒で燃焼させることができ、操作
も容易な液化ガスを用いた熱加工装置を提供する
ことにある。
合でも、圧電点火手段により容易かつ確実に点火
でき、しかも燃焼触媒が酸化反応温度まで加熱さ
れたならば、迅速かつ確実に炎を消して混合ガス
の全量を燃焼触媒で燃焼させることができ、操作
も容易な液化ガスを用いた熱加工装置を提供する
ことにある。
本発明は第1の発明は、ガスタンク内の液化ガ
スを燃料ガスとして噴射するガス噴射部材と;こ
のガス噴射部材の出側に設けられガス噴射部材か
ら噴射されるガスのエゼクタ作用により外気取入
口から空気を吸引して混合ガスを生成する筒状の
混合ガス生成部材と;この混合ガス生成部材の先
端に設けられ前記混合ガスを筒状の有炎燃焼筒内
に噴射する火口部材と;点火釦の操作により有炎
燃焼筒内の混合ガスに点火する圧電点火手段と;
前記有炎燃焼筒の先端側に配置され、酸化反応に
より混合ガスを無炎燃焼させる燃焼触媒が内蔵さ
れたこて先部材と;前記有炎燃焼筒の部分に形成
され、点火直前には有炎燃焼筒の先端部を開放し
て有炎燃焼筒内のガスの一部を燃焼触媒を通さず
直接外部に排出させるとともに、有炎燃焼後は有
炎燃焼筒の先端部を閉止して有炎燃焼筒内のガス
の全量を燃焼触媒に導びくガス排出量調節機構
と;このガス排出量調節機構と前記点火釦とを連
動させる連動機構と;を具備することを特徴とす
る。
スを燃料ガスとして噴射するガス噴射部材と;こ
のガス噴射部材の出側に設けられガス噴射部材か
ら噴射されるガスのエゼクタ作用により外気取入
口から空気を吸引して混合ガスを生成する筒状の
混合ガス生成部材と;この混合ガス生成部材の先
端に設けられ前記混合ガスを筒状の有炎燃焼筒内
に噴射する火口部材と;点火釦の操作により有炎
燃焼筒内の混合ガスに点火する圧電点火手段と;
前記有炎燃焼筒の先端側に配置され、酸化反応に
より混合ガスを無炎燃焼させる燃焼触媒が内蔵さ
れたこて先部材と;前記有炎燃焼筒の部分に形成
され、点火直前には有炎燃焼筒の先端部を開放し
て有炎燃焼筒内のガスの一部を燃焼触媒を通さず
直接外部に排出させるとともに、有炎燃焼後は有
炎燃焼筒の先端部を閉止して有炎燃焼筒内のガス
の全量を燃焼触媒に導びくガス排出量調節機構
と;このガス排出量調節機構と前記点火釦とを連
動させる連動機構と;を具備することを特徴とす
る。
また本発明の第2の発明は、前記第1の発明の
構成に加え、連動機構に連動して混合ガス生成部
材の外面を移動し、点火直前には外気取入口の開
口面積を小さくして空気不足の混合ガスを生成す
るとともに、有炎燃焼後は外気取入口の開口面積
を零にするかまたは極端に大きくして消炎し、さ
らに消炎後は外気取入口の開口面積を最適な大き
さに戻す空気量調節機構を設けるようにしたこと
を特徴とする。
構成に加え、連動機構に連動して混合ガス生成部
材の外面を移動し、点火直前には外気取入口の開
口面積を小さくして空気不足の混合ガスを生成す
るとともに、有炎燃焼後は外気取入口の開口面積
を零にするかまたは極端に大きくして消炎し、さ
らに消炎後は外気取入口の開口面積を最適な大き
さに戻す空気量調節機構を設けるようにしたこと
を特徴とする。
本発明の第1の発明に係る液化ガスを用いた熱
加工装置においては、ガスタンク内の液化ガス噴
射部材から燃料ガスとして噴射されると、そのエ
ゼクタ作用により外気取入口から空気が吸引さ
れ、筒状の混合ガス生成部材内で混合ガスが生成
される。この混合ガスは、火口部材から筒状の有
炎燃焼筒内に噴射され、圧電点火手段の点火釦の
操作により点火される。
加工装置においては、ガスタンク内の液化ガス噴
射部材から燃料ガスとして噴射されると、そのエ
ゼクタ作用により外気取入口から空気が吸引さ
れ、筒状の混合ガス生成部材内で混合ガスが生成
される。この混合ガスは、火口部材から筒状の有
炎燃焼筒内に噴射され、圧電点火手段の点火釦の
操作により点火される。
ところで、前述のようにこて先部材が小型であ
つたり、あるいは有炎燃焼筒内に充分な燃焼空間
を確保できない場合には、混合ガスが有炎燃焼筒
内で詰まつてしまい、点火釦を操作しても点火で
きないことがある。
つたり、あるいは有炎燃焼筒内に充分な燃焼空間
を確保できない場合には、混合ガスが有炎燃焼筒
内で詰まつてしまい、点火釦を操作しても点火で
きないことがある。
そこで、本発明の第1の発明では、連動機構を
介し点火釦に連動するガス排出量調節機構によ
り、点火直前に有炎燃焼筒の先端部を開放し、有
炎燃焼筒内のガスの一部を燃焼触媒を通さず直接
外部に排出させるようにしている。これにより、
混合ガスが有炎燃焼筒内に詰まることがなくな
り、点火釦の操作により確実に混合ガスに点火さ
れ、有炎燃焼が行なわれる。有炎燃焼後は、ガス
排出量調節機構が点火釦に連動して作動し、有炎
燃焼筒の先端部が閉止されて有炎燃焼筒内のガス
の全量が燃焼触媒に導びかれ、燃焼触媒による無
炎燃焼が行なわれる。
介し点火釦に連動するガス排出量調節機構によ
り、点火直前に有炎燃焼筒の先端部を開放し、有
炎燃焼筒内のガスの一部を燃焼触媒を通さず直接
外部に排出させるようにしている。これにより、
混合ガスが有炎燃焼筒内に詰まることがなくな
り、点火釦の操作により確実に混合ガスに点火さ
れ、有炎燃焼が行なわれる。有炎燃焼後は、ガス
排出量調節機構が点火釦に連動して作動し、有炎
燃焼筒の先端部が閉止されて有炎燃焼筒内のガス
の全量が燃焼触媒に導びかれ、燃焼触媒による無
炎燃焼が行なわれる。
また本発明の第2の発明に係る液化ガスを用い
た熱加工装置においては、本発明の第1の発明の
構成に加えて設けられた空気量調節機構により、
点火直前には外気取入口の開口面積が小さくなつ
て空気不足の混合ガスが生成されるとともに、有
炎燃焼後は外気取入口の開口面積が零かまたは極
端に大きくなつて消炎し、さらに消炎後は外気取
入口の開口面積が最適な大きさに戻される。
た熱加工装置においては、本発明の第1の発明の
構成に加えて設けられた空気量調節機構により、
点火直前には外気取入口の開口面積が小さくなつ
て空気不足の混合ガスが生成されるとともに、有
炎燃焼後は外気取入口の開口面積が零かまたは極
端に大きくなつて消炎し、さらに消炎後は外気取
入口の開口面積が最適な大きさに戻される。
ところで、混合ガス量が多くなつて点火プラグ
位置における混合ガスの流速が速くなつた場合に
は、仮え点火直前に有炎燃焼筒の先端部を開放し
て有炎燃焼筒内のガスの一部を直接外部に排出す
るようにしても、それだけでは点火できないこと
があるとともに、一旦点火された後は、仮え有炎
燃焼筒の先端部を閉止しても、それだけでは消炎
できないことがある。
位置における混合ガスの流速が速くなつた場合に
は、仮え点火直前に有炎燃焼筒の先端部を開放し
て有炎燃焼筒内のガスの一部を直接外部に排出す
るようにしても、それだけでは点火できないこと
があるとともに、一旦点火された後は、仮え有炎
燃焼筒の先端部を閉止しても、それだけでは消炎
できないことがある。
ところが本発明の第2の発明では、空気量調節
機構により、点火直前にはガス混合比が高く点火
し易い混合ガスが生成され、しかもこの混合ガス
は空気流入量の減少分だけ流速が低下するので、
1回の操作で確実に点火することが可能となる。
また有炎燃焼後は、外気取入口の開口面積が零か
または極端に大きくなるので、有炎燃焼条件が強
制的に崩されて確実に消炎される。さらに消炎後
は、外気取入口の開口面積が最適な大きさに戻さ
れ、燃焼に最適な混合比の混合ガスが直接燃焼触
媒に送られ、無炎の完全燃焼が行なわれる。そし
てこれらの動作は、すべて点火釦の操作のみによ
り、これに連動して行なわれる。
機構により、点火直前にはガス混合比が高く点火
し易い混合ガスが生成され、しかもこの混合ガス
は空気流入量の減少分だけ流速が低下するので、
1回の操作で確実に点火することが可能となる。
また有炎燃焼後は、外気取入口の開口面積が零か
または極端に大きくなるので、有炎燃焼条件が強
制的に崩されて確実に消炎される。さらに消炎後
は、外気取入口の開口面積が最適な大きさに戻さ
れ、燃焼に最適な混合比の混合ガスが直接燃焼触
媒に送られ、無炎の完全燃焼が行なわれる。そし
てこれらの動作は、すべて点火釦の操作のみによ
り、これに連動して行なわれる。
以下本発明の第1実施例を図面を参照して説明
する。
する。
第1図は、半田付け等を行なう液化ガスを用い
た熱加工装置の一例を示すもので、図中、符号1
は液化ガスを燃料ガスとして貯留するガスタン
ク、2は流量制御弁、3は開閉弁であり、これら
は通常把手4内に組込まれている。
た熱加工装置の一例を示すもので、図中、符号1
は液化ガスを燃料ガスとして貯留するガスタン
ク、2は流量制御弁、3は開閉弁であり、これら
は通常把手4内に組込まれている。
この把手4の先端部には、第1図に示すように
開閉弁3から吐出される燃料ガスに空気を混合し
て混合ガスを生成する筒状の混合ガス生成部材5
が、その先端を把手4から突出させた状態で組込
まれている。
開閉弁3から吐出される燃料ガスに空気を混合し
て混合ガスを生成する筒状の混合ガス生成部材5
が、その先端を把手4から突出させた状態で組込
まれている。
この混合ガス生成部材5内には、第1図に示す
ように中心にノズル孔を有する円板状のノズル板
6および多孔質の焼結合金等で形成されるフイル
タ部材7が着脱可能に組込まれている。
ように中心にノズル孔を有する円板状のノズル板
6および多孔質の焼結合金等で形成されるフイル
タ部材7が着脱可能に組込まれている。
また、前記混合ガス生成部材5のノズル板6出
側位置には、第1図に示すようにノズル板6から
噴射される燃料ガスのエゼクタ作用により外部か
ら空気を吸引して混合ガスを生成するための外気
取入口8が、例えば周方向に等間隔で4個設けら
れ、4個の外気取入口8を全開した際に、燃焼に
最適なガス/空気の混合比が得られるようになつ
ている。
側位置には、第1図に示すようにノズル板6から
噴射される燃料ガスのエゼクタ作用により外部か
ら空気を吸引して混合ガスを生成するための外気
取入口8が、例えば周方向に等間隔で4個設けら
れ、4個の外気取入口8を全開した際に、燃焼に
最適なガス/空気の混合比が得られるようになつ
ている。
前記混合ガス生成部材5の先端部には、第1図
に示すように連結パイプ9の基端が螺装されてお
り、この連結パイプ9の先端には、先端側が開放
され内部に有炎燃焼室11が形成された有底筒状
の有炎燃焼筒10およびこの有炎燃焼筒10内に
位置する火口部材12がそれぞれ取付けられてい
る。また前記有炎燃焼筒10の先端側には、第1
図に示すようにこて先部材13が配置されてお
り、このこて先部材13は、有炎燃焼筒10等の
外側を覆う支持パイプ14およびこの支持パイプ
14を前記把手4に固定するためのナツト部材1
5により支持されている。
に示すように連結パイプ9の基端が螺装されてお
り、この連結パイプ9の先端には、先端側が開放
され内部に有炎燃焼室11が形成された有底筒状
の有炎燃焼筒10およびこの有炎燃焼筒10内に
位置する火口部材12がそれぞれ取付けられてい
る。また前記有炎燃焼筒10の先端側には、第1
図に示すようにこて先部材13が配置されてお
り、このこて先部材13は、有炎燃焼筒10等の
外側を覆う支持パイプ14およびこの支持パイプ
14を前記把手4に固定するためのナツト部材1
5により支持されている。
前記火口部材12は、第1図および第2図に示
すように混合ガスの噴射方向先端に邪魔板部16
を有する先端閉塞の筒状をなしており、その周面
には、複数の開口からなる混合ガス噴射口17が
形成され、かつ火口部材12の外周面には、網等
の多数の小開口を有する材料で形成される緩衝拡
散部材18が配されている。したがつて、連結パ
イプ9から供給された混合ガスは、邪魔板部16
に衝接して混合ガス噴射口17の数と同数に分岐
(第1図および第2図の場合には二手に分岐)し、
各混合ガス噴射口17から出て緩衝拡散部材18
で緩衝、拡散された後、有炎燃焼室11に供給さ
れるようになつている。
すように混合ガスの噴射方向先端に邪魔板部16
を有する先端閉塞の筒状をなしており、その周面
には、複数の開口からなる混合ガス噴射口17が
形成され、かつ火口部材12の外周面には、網等
の多数の小開口を有する材料で形成される緩衝拡
散部材18が配されている。したがつて、連結パ
イプ9から供給された混合ガスは、邪魔板部16
に衝接して混合ガス噴射口17の数と同数に分岐
(第1図および第2図の場合には二手に分岐)し、
各混合ガス噴射口17から出て緩衝拡散部材18
で緩衝、拡散された後、有炎燃焼室11に供給さ
れるようになつている。
前記火口部材12の邪魔板部16先端面には、
第1図および第2図に示すように点火プラグ19
の先端が所定の間隔を保持して対向しており、後
述する圧電点火素子20の操作により、点火プラ
グ19の先端と邪魔板部16の先端面との間で放
電がなされ、有炎燃焼室11内の混合ガスに点火
されるようになつている。
第1図および第2図に示すように点火プラグ19
の先端が所定の間隔を保持して対向しており、後
述する圧電点火素子20の操作により、点火プラ
グ19の先端と邪魔板部16の先端面との間で放
電がなされ、有炎燃焼室11内の混合ガスに点火
されるようになつている。
前記有炎燃焼筒10の先端周壁面には、第1図
に示すように周方向に複数のガス排出口21が設
けられており、これら各ガス排出口21は、有炎
燃焼筒10の外面に軸方向にスライド可能に取付
けられガス排出口21とともにガス排出量調節機
構を構成する筒状のシヤツタ22により開閉され
るようになつている。
に示すように周方向に複数のガス排出口21が設
けられており、これら各ガス排出口21は、有炎
燃焼筒10の外面に軸方向にスライド可能に取付
けられガス排出口21とともにガス排出量調節機
構を構成する筒状のシヤツタ22により開閉され
るようになつている。
前記こて先部材13は、第1図および第3図に
示すように基端側が筒状をなし基端にフランジ部
23を有するこて先本体24と、このこて先本体
24内に組込まれた燃焼触媒25と、この燃焼触
媒25の抜け止め用としてこて先本体24の基端
に固定された抜け止め部材26とを備えており、
前記こて先本体24の燃焼触媒25先端側には、
燃焼触媒25で行なわれる無炎燃焼後の燃焼排気
ガスを排出する排気口27が設けられている。
示すように基端側が筒状をなし基端にフランジ部
23を有するこて先本体24と、このこて先本体
24内に組込まれた燃焼触媒25と、この燃焼触
媒25の抜け止め用としてこて先本体24の基端
に固定された抜け止め部材26とを備えており、
前記こて先本体24の燃焼触媒25先端側には、
燃焼触媒25で行なわれる無炎燃焼後の燃焼排気
ガスを排出する排気口27が設けられている。
この排気口27は、第1図および第4図に示す
ようにこて先本体24の周壁の一部をプレス加工
等により内側にV形状に折曲げて折曲げ部28と
することにより形成されており、この折曲げ部2
8により、燃焼触媒25の先端側への移動を阻止
するとともに、燃焼触媒25からの燃焼排気を、
適当に緩衝した後に排気口27から排出できるよ
うになつている。これにより、勢いよく排気口2
7から排出される排気ガスにより火傷をする等の
不具合がなくなる。
ようにこて先本体24の周壁の一部をプレス加工
等により内側にV形状に折曲げて折曲げ部28と
することにより形成されており、この折曲げ部2
8により、燃焼触媒25の先端側への移動を阻止
するとともに、燃焼触媒25からの燃焼排気を、
適当に緩衝した後に排気口27から排出できるよ
うになつている。これにより、勢いよく排気口2
7から排出される排気ガスにより火傷をする等の
不具合がなくなる。
前記燃焼触媒25は、第1図および第3図に示
すように円柱材の内部および周面に複数の貫通孔
29およびU溝30をそれぞれ形成した形状をな
すセラミツクス製の担体を用い、その表面に白金
およびロジウムを含む触媒成分を担持させて構成
されており、前記貫通孔29およびU溝30によ
り、燃焼触媒25に軸方向の直線的なガス流路が
形成されて無炎燃焼を永続させることができるよ
うになつている。
すように円柱材の内部および周面に複数の貫通孔
29およびU溝30をそれぞれ形成した形状をな
すセラミツクス製の担体を用い、その表面に白金
およびロジウムを含む触媒成分を担持させて構成
されており、前記貫通孔29およびU溝30によ
り、燃焼触媒25に軸方向の直線的なガス流路が
形成されて無炎燃焼を永続させることができるよ
うになつている。
前記支持パイプ14は、第1図に示すように耐
蝕性金属材料で円筒状に形成されており、その先
端には、前記こて先本体24のフランジ部23に
係止される内フランジ部31が設けられ、また基
端には、前記ナツト部材15の内部に係止される
フランジ部32が設けられている。また支持パイ
プ14の周面には、第1図に示すように前記外気
取入口8に対応する空気口33および前記有炎燃
焼筒10のガス排出口21に対応する排気口34
がそれぞれ設けられている。
蝕性金属材料で円筒状に形成されており、その先
端には、前記こて先本体24のフランジ部23に
係止される内フランジ部31が設けられ、また基
端には、前記ナツト部材15の内部に係止される
フランジ部32が設けられている。また支持パイ
プ14の周面には、第1図に示すように前記外気
取入口8に対応する空気口33および前記有炎燃
焼筒10のガス排出口21に対応する排気口34
がそれぞれ設けられている。
一方、前記圧電点火素子20は、第1図に示す
ように前記把手4内に組込まれており、その
(+)側の素子は、絶縁被覆された高圧ケーブル
35を介し前記点火プラグ19に接続され、また
(−)側の端子は、前記混合ガス生成部材5と圧
電点火素子20との間に配したガイド部材36、
混合ガス生成部材5、および連結パイプ9を介し
て火口部材12に接続されている。また圧電点火
素子20の点火釦37は、第1図に示すように把
手4から外部に突出しており、この点火釦37
は、スプリング38の付勢力により常時外方に押
圧されている。そして、この点火釦37をスプリ
ング38の付勢力に抗して押圧することにより、
前述のように点火プラグ19の先端と邪魔板部1
6の先端面との間で放電が行なわれるとともに、
消炎部材兼用の空気量調節部材39および前記シ
ヤツタ22が、点火釦37に連動して後述する所
定の動作を行なうようになつている。
ように前記把手4内に組込まれており、その
(+)側の素子は、絶縁被覆された高圧ケーブル
35を介し前記点火プラグ19に接続され、また
(−)側の端子は、前記混合ガス生成部材5と圧
電点火素子20との間に配したガイド部材36、
混合ガス生成部材5、および連結パイプ9を介し
て火口部材12に接続されている。また圧電点火
素子20の点火釦37は、第1図に示すように把
手4から外部に突出しており、この点火釦37
は、スプリング38の付勢力により常時外方に押
圧されている。そして、この点火釦37をスプリ
ング38の付勢力に抗して押圧することにより、
前述のように点火プラグ19の先端と邪魔板部1
6の先端面との間で放電が行なわれるとともに、
消炎部材兼用の空気量調節部材39および前記シ
ヤツタ22が、点火釦37に連動して後述する所
定の動作を行なうようになつている。
すなわち、空気量調節部材39は、第1図、第
5図、第6図および第7図に示すように短寸法の
筒状に形成されており、この空気量調節部材39
は、前記混合ガス生成部材5の外周部に軸方向に
スライド可能に装着されている。そしてこの空気
量調節部材39は、第1図に示すように連結部材
40を介し前記点火釦28に連結されている。
5図、第6図および第7図に示すように短寸法の
筒状に形成されており、この空気量調節部材39
は、前記混合ガス生成部材5の外周部に軸方向に
スライド可能に装着されている。そしてこの空気
量調節部材39は、第1図に示すように連結部材
40を介し前記点火釦28に連結されている。
この連結部材40は、第1図、第5図ないし第
8図に示すように一定の剛性と可撓性とを有する
例えばステンレス鋼により帯状に形成されてお
り、その基端部分は、第1図に示すように前記把
手4内で湾曲した後に点火釦37に固定され、ま
た先端側は、混合ガス生成部材5の外面にそつて
軸方向に引出されている。そして、この連結部材
40の把手4内に位置する部分は、第1図および
第8図に示すように下面側が混合ガス生成部材5
およびガイド部材36で支持された状態で、把手
4に設けたガイド溝60内に配置され、点火釦3
7の第1図における上下方向の動きを、連結部材
40の第1図における左右方向の動きにスムース
に変換できるようになつている。
8図に示すように一定の剛性と可撓性とを有する
例えばステンレス鋼により帯状に形成されてお
り、その基端部分は、第1図に示すように前記把
手4内で湾曲した後に点火釦37に固定され、ま
た先端側は、混合ガス生成部材5の外面にそつて
軸方向に引出されている。そして、この連結部材
40の把手4内に位置する部分は、第1図および
第8図に示すように下面側が混合ガス生成部材5
およびガイド部材36で支持された状態で、把手
4に設けたガイド溝60内に配置され、点火釦3
7の第1図における上下方向の動きを、連結部材
40の第1図における左右方向の動きにスムース
に変換できるようになつている。
この連結部材40の先端部は、第1図および第
9図に示すように後述する作動方向変換アーム4
1および連動部材42を介して前記シヤツタ22
に連結され、また連結部材40の中間部は、前記
空気量調節部材39に直結されている。そして、
連結部材40、作動方向変換アーム41、および
連動部材42により、シヤツタ22と点火釦37
とを連動させる連動機構が構成されている。
9図に示すように後述する作動方向変換アーム4
1および連動部材42を介して前記シヤツタ22
に連結され、また連結部材40の中間部は、前記
空気量調節部材39に直結されている。そして、
連結部材40、作動方向変換アーム41、および
連動部材42により、シヤツタ22と点火釦37
とを連動させる連動機構が構成されている。
前記作動方向変換アーム41は、第9図に示す
ように長手方向中央部が支点ピン43に揺動可能
に取付けられており、この支点ピン43は、図示
しない固定部材により例えば連結パイプ9に固定
されている。また作動方向変換アーム41の下端
部には、第9図に示すように連結部材40の先端
が枢着され、また作動方向変換アーム41の上端
部には、先端をシヤツタ22に固定した連動部材
42の基端が枢着されている。そして、連結部材
40が第9図において左方に作動するとシヤツタ
22は右方に作動し、また連結部材40が第9図
において右方に作動するとシヤツタ22は左方に
作動するようになつている。
ように長手方向中央部が支点ピン43に揺動可能
に取付けられており、この支点ピン43は、図示
しない固定部材により例えば連結パイプ9に固定
されている。また作動方向変換アーム41の下端
部には、第9図に示すように連結部材40の先端
が枢着され、また作動方向変換アーム41の上端
部には、先端をシヤツタ22に固定した連動部材
42の基端が枢着されている。そして、連結部材
40が第9図において左方に作動するとシヤツタ
22は右方に作動し、また連結部材40が第9図
において右方に作動するとシヤツタ22は左方に
作動するようになつている。
次に、本実施例の作用について説明する。
点火釦37を押圧しない状態においては、第1
図に示すようにシヤツタ22は有炎燃焼筒10の
ガス排出口21を閉じた状態となつており、また
空気量調節部材39は外気取入口8を全開した状
態となつている。
図に示すようにシヤツタ22は有炎燃焼筒10の
ガス排出口21を閉じた状態となつており、また
空気量調節部材39は外気取入口8を全開した状
態となつている。
この状態で開閉弁3を開くと、流量制御弁2で
設定された流量の燃料ガスがガスタンク1から吐
出し、混合ガス生成部材5において、外気取入口
8から流入する空気と混合されて燃焼に最適な混
合比の混合ガスとなる。この混合ガスは、連結パ
イプ9を介し火口部材12から有炎燃焼室11に
噴射される。そこで、点火釦37をスプリング3
8の付勢力に抗して押圧し、点火プラグ19の先
端と邪魔板部16の先端面との間で放電を行な
う。
設定された流量の燃料ガスがガスタンク1から吐
出し、混合ガス生成部材5において、外気取入口
8から流入する空気と混合されて燃焼に最適な混
合比の混合ガスとなる。この混合ガスは、連結パ
イプ9を介し火口部材12から有炎燃焼室11に
噴射される。そこで、点火釦37をスプリング3
8の付勢力に抗して押圧し、点火プラグ19の先
端と邪魔板部16の先端面との間で放電を行な
う。
ところで、こて先部材13が小型であつたり、
あるいはこて先部材13が大型であつても、有炎
燃焼筒10内に充分な燃焼空間を確保できない場
合には、前述のように混合ガスに点火できない場
合がある。
あるいはこて先部材13が大型であつても、有炎
燃焼筒10内に充分な燃焼空間を確保できない場
合には、前述のように混合ガスに点火できない場
合がある。
そこで本実施例では、点火釦37に連動するシ
ヤツタ22を作動させ、点火直前に有炎燃焼筒1
0のガス排出口21を開き、有炎燃焼筒10内の
ガスの一部を、こて先部材13に送ることなく直
接外部に排出するようにしている。これにより、
有炎燃焼室11でのガスの詰まりがなくなり、1
回の操作で容易に混合ガスに点火することが可能
となる。
ヤツタ22を作動させ、点火直前に有炎燃焼筒1
0のガス排出口21を開き、有炎燃焼筒10内の
ガスの一部を、こて先部材13に送ることなく直
接外部に排出するようにしている。これにより、
有炎燃焼室11でのガスの詰まりがなくなり、1
回の操作で容易に混合ガスに点火することが可能
となる。
ところで、ガス排出口21を開いて有炎燃焼室
11でのガスの詰まりをなくすと、ほとんどの場
合1回の操作で点火できるようになるが、この場
合でも、前述のように火口部材12から吐出され
る混合ガスの流速が速い場合には、混合ガスに点
火できないことがある。
11でのガスの詰まりをなくすと、ほとんどの場
合1回の操作で点火できるようになるが、この場
合でも、前述のように火口部材12から吐出され
る混合ガスの流速が速い場合には、混合ガスに点
火できないことがある。
そこで本実施例では、点火釦37に連動する空
気量調節部材39を作動させ、混合ガスを点火し
易い状態にした後に点火するようにしている。
気量調節部材39を作動させ、混合ガスを点火し
易い状態にした後に点火するようにしている。
すなわち、点火釦37を操作して点火動作を行
なうと、空気量調節部材39は、まず第5図に示
す状態(外気取入口8が全開)から第7図に示す
状態(外気取入口8が全閉)を経た後に第6図に
示す状態となり、この状態で点火がなされる。第
6図に示す状態では、4個の外気取入口8のすべ
てが1/3〜1/4だけ閉止され、外気取入口8の総計
の開口面積が、全開時を100%とすると67〜75%
となり、その分空気流入量が減少して火口部材1
2から噴射される混合ガスの流速が遅くなり、し
かも空気不足の、換言すればガス混合比が高く点
火し易い混合ガスとなる。加えて、放電が邪魔板
部16の先端側で行なわれ、この位置は混合ガス
の流速がさらに低下する部位であるので、厳冬期
等においても確実に点火できる。
なうと、空気量調節部材39は、まず第5図に示
す状態(外気取入口8が全開)から第7図に示す
状態(外気取入口8が全閉)を経た後に第6図に
示す状態となり、この状態で点火がなされる。第
6図に示す状態では、4個の外気取入口8のすべ
てが1/3〜1/4だけ閉止され、外気取入口8の総計
の開口面積が、全開時を100%とすると67〜75%
となり、その分空気流入量が減少して火口部材1
2から噴射される混合ガスの流速が遅くなり、し
かも空気不足の、換言すればガス混合比が高く点
火し易い混合ガスとなる。加えて、放電が邪魔板
部16の先端側で行なわれ、この位置は混合ガス
の流速がさらに低下する部位であるので、厳冬期
等においても確実に点火できる。
点火された混合ガスは、有炎燃焼室11内で有
炎燃焼し、燃焼触媒25は、その炎の熱により点
火後1〜2秒で酸化反応温度となる。
炎燃焼し、燃焼触媒25は、その炎の熱により点
火後1〜2秒で酸化反応温度となる。
そこで、点火釦28への押圧力を解除し、スプ
リング38の付勢力により点火釦37を第1図に
示す状態まで自動復帰させる。すると、これに連
動してシヤツタ22が作動し、有炎燃焼筒10の
ガス排出口21がシヤツタ22により閉じられ
る。そしてほとんどの場合は、ガス排出口21を
閉じるだけで炎が消え、混合ガスの全量が直接燃
焼触媒25に送られて無炎の完全燃焼がなされ
る。ところが、火口部材12から吐出される混合
ガスの流速が速い場合には、ガス排出口21を閉
じただけでは炎が消えない場合がある。
リング38の付勢力により点火釦37を第1図に
示す状態まで自動復帰させる。すると、これに連
動してシヤツタ22が作動し、有炎燃焼筒10の
ガス排出口21がシヤツタ22により閉じられ
る。そしてほとんどの場合は、ガス排出口21を
閉じるだけで炎が消え、混合ガスの全量が直接燃
焼触媒25に送られて無炎の完全燃焼がなされ
る。ところが、火口部材12から吐出される混合
ガスの流速が速い場合には、ガス排出口21を閉
じただけでは炎が消えない場合がある。
そこで本実施例では、点火釦37に連動する空
気量調節部材39を用いて炎を消すようにしてい
る。
気量調節部材39を用いて炎を消すようにしてい
る。
すなわち、点火釦37の押圧力を解除すると、
空気量調節部材39は、第6図に示す状態から第
7図に示す状態を経た後、第5図に示す状態とな
る。第7図に示す状態では、4個の外気取入口8
がすべて全閉されるので、空気を全く含まないガ
スが火口部材12から噴射され、しかも有炎燃焼
室11内の空気は、有炎燃焼ですべて用い尽され
ているので、燃焼に必要な空気が全くないことに
なる。このため、有炎燃焼室11内の炎を一瞬の
うちに消すことが可能となる。
空気量調節部材39は、第6図に示す状態から第
7図に示す状態を経た後、第5図に示す状態とな
る。第7図に示す状態では、4個の外気取入口8
がすべて全閉されるので、空気を全く含まないガ
スが火口部材12から噴射され、しかも有炎燃焼
室11内の空気は、有炎燃焼ですべて用い尽され
ているので、燃焼に必要な空気が全くないことに
なる。このため、有炎燃焼室11内の炎を一瞬の
うちに消すことが可能となる。
第10図は本発明の第2実施例を示すもので、
連結部材40の先端を直接シヤツタ22に固定す
るとともに、シヤツタ22に孔44を設け、点火
釦37を押圧した際に、孔44がガス排出口21
に合致して点火直前にガス排出口21が開かれ、
その他の場合は、シヤツタ22によりガス排出口
21が閉じられるようにしたものである。このよ
うにしても、前記第1実施例と同様の効果が得ら
れる。
連結部材40の先端を直接シヤツタ22に固定す
るとともに、シヤツタ22に孔44を設け、点火
釦37を押圧した際に、孔44がガス排出口21
に合致して点火直前にガス排出口21が開かれ、
その他の場合は、シヤツタ22によりガス排出口
21が閉じられるようにしたものである。このよ
うにしても、前記第1実施例と同様の効果が得ら
れる。
第11図は本発明の第3実施例を示すもので、
連結部材40の先端と連動部材42の基端とを、
例えば連結パイプ9等の固定部分に固定されたピ
ン45に巻掛けられる紐体46を介して相互に連
結するとともに、シヤツタ22を、点火釦37の
スプリング38(第1図参照)のばね力よりも弱
いばね力を有するコイルスプリング47で、連結
部材40側に常時押圧付勢するようにしたもので
ある。
連結部材40の先端と連動部材42の基端とを、
例えば連結パイプ9等の固定部分に固定されたピ
ン45に巻掛けられる紐体46を介して相互に連
結するとともに、シヤツタ22を、点火釦37の
スプリング38(第1図参照)のばね力よりも弱
いばね力を有するコイルスプリング47で、連結
部材40側に常時押圧付勢するようにしたもので
ある。
このようにすれば、点火釦37を押圧すること
により、紐体46が緩んでシヤツタ22がコイル
スプリング47の付勢力で図中右方にスライド
し、これによりガス排出口21が開かれるととも
に、点火釦37への押圧力を解除することによ
り、シヤツタ22がコイルスプリング47の付勢
力に抗して図中左方にスライドし、これによりガ
ス排出口21がシヤツタ22で閉じられる。この
ため、前記第1実施例と同様の効果が得られる。
により、紐体46が緩んでシヤツタ22がコイル
スプリング47の付勢力で図中右方にスライド
し、これによりガス排出口21が開かれるととも
に、点火釦37への押圧力を解除することによ
り、シヤツタ22がコイルスプリング47の付勢
力に抗して図中左方にスライドし、これによりガ
ス排出口21がシヤツタ22で閉じられる。この
ため、前記第1実施例と同様の効果が得られる。
第12図は本発明の第4実施例を示すもので、
有炎燃焼筒10を、連結パイプ9および高圧ケー
ブル35にそつてこて先部材13に対し遠近方向
にスライド可能とするとともに、この有炎燃焼筒
10を、コイルスプリング48によりこて先部材
13側に常時押圧付勢し、かつこの有炎燃焼筒1
0と連結部材40とを、前記第1実施例と同様の
作動方向変換アーム41および連動部材42を介
して連結したものである。
有炎燃焼筒10を、連結パイプ9および高圧ケー
ブル35にそつてこて先部材13に対し遠近方向
にスライド可能とするとともに、この有炎燃焼筒
10を、コイルスプリング48によりこて先部材
13側に常時押圧付勢し、かつこの有炎燃焼筒1
0と連結部材40とを、前記第1実施例と同様の
作動方向変換アーム41および連動部材42を介
して連結したものである。
このようにすれば、点火釦37(第1図参照)
を押圧することにより、有炎燃焼筒10がコイル
スプリング48の付勢力に抗し図中右方にスライ
ドし、これによりこて先部材13と有炎燃焼筒1
0との間が開放されるとともに、点火釦37への
押圧力を解除することにより、有炎燃焼筒10が
コイルスプリング48の付勢力により図中左方に
スライドし、こて先部材13との間が閉止され
る。このため、前記第1実施例と同様の効果が得
られる。
を押圧することにより、有炎燃焼筒10がコイル
スプリング48の付勢力に抗し図中右方にスライ
ドし、これによりこて先部材13と有炎燃焼筒1
0との間が開放されるとともに、点火釦37への
押圧力を解除することにより、有炎燃焼筒10が
コイルスプリング48の付勢力により図中左方に
スライドし、こて先部材13との間が閉止され
る。このため、前記第1実施例と同様の効果が得
られる。
第13図ないし第15図は本発明の第5実施例
を示すもので、空気量調節部材39の周方向一箇
所に突片49を設け、点火時には、この突片49
で4つの外気取入口8のうちの1つを全閉すると
ともに、消炎時には、空気量調節部材39で4つ
の外気取入口8を全閉するようにしたものであ
る。
を示すもので、空気量調節部材39の周方向一箇
所に突片49を設け、点火時には、この突片49
で4つの外気取入口8のうちの1つを全閉すると
ともに、消炎時には、空気量調節部材39で4つ
の外気取入口8を全閉するようにしたものであ
る。
このようにしても、前記第1実施例と同様の効
果が得られる。
果が得られる。
第16図ないし第18図は本発明の第6実施例
を示すもので、前記第1実施例における外気取入
口8に代えて外気取入口50,51を設け、外気
取入口の開口面積を極端に大きくして消炎を行な
うようにしたものである。
を示すもので、前記第1実施例における外気取入
口8に代えて外気取入口50,51を設け、外気
取入口の開口面積を極端に大きくして消炎を行な
うようにしたものである。
すなわち、前記両外気取入口50,51は、第
16図ないし第18図に示すように空気量調節部
材39の幅寸法よりも広い軸方向間隔を保持して
混合ガス生成部材5の外周面に開口しており、外
気取入口50の開口面積は、単独で燃焼に最適な
混合比の混合ガスが得られる大きさに設定され、
また外気取入口51の開口面積は、外気取入口5
0の開口面積の67〜75%に設定されている。そし
て通常の燃焼時には、第16図に示すように外気
取入口51が空気量調節部材39により閉止され
るとともに、点火時には、第17図に示すように
外気取入口50が空気量調節部材39により閉止
され、さらに消炎時には、第18図に示すように
両外気取入口50,51が開放されるようになつ
ている。
16図ないし第18図に示すように空気量調節部
材39の幅寸法よりも広い軸方向間隔を保持して
混合ガス生成部材5の外周面に開口しており、外
気取入口50の開口面積は、単独で燃焼に最適な
混合比の混合ガスが得られる大きさに設定され、
また外気取入口51の開口面積は、外気取入口5
0の開口面積の67〜75%に設定されている。そし
て通常の燃焼時には、第16図に示すように外気
取入口51が空気量調節部材39により閉止され
るとともに、点火時には、第17図に示すように
外気取入口50が空気量調節部材39により閉止
され、さらに消炎時には、第18図に示すように
両外気取入口50,51が開放されるようになつ
ている。
このように、両外気取入口50,51を開放す
ると、空気の混合比が極端に高い過剰空気の混合
ガスが生成され、有炎燃焼条件が崩れて炎を確実
に消すことができる。このため、外気取入口を全
閉して消炎するのと同様の効果が得られる。
ると、空気の混合比が極端に高い過剰空気の混合
ガスが生成され、有炎燃焼条件が崩れて炎を確実
に消すことができる。このため、外気取入口を全
閉して消炎するのと同様の効果が得られる。
第19図および第20図は本発明の第7実施例
を示すもので、連結部材40あるいは連動部材4
2に、作動方向に対して斜めの長孔52を設け、
かつシヤツタ22あるいは空気量調節部材39
に、外気取入口8あるいはガス排出口21に対応
する孔53を設けるとともに、前記長孔52に係
合するピン54を設け、連結部材40あるいは連
動部材42の作動により、シヤツタ22あるいは
空気量調節部材39を周方向に作動させて外気取
入口8あるいはガス排出口21の開度制御を行な
うようにしたものである。
を示すもので、連結部材40あるいは連動部材4
2に、作動方向に対して斜めの長孔52を設け、
かつシヤツタ22あるいは空気量調節部材39
に、外気取入口8あるいはガス排出口21に対応
する孔53を設けるとともに、前記長孔52に係
合するピン54を設け、連結部材40あるいは連
動部材42の作動により、シヤツタ22あるいは
空気量調節部材39を周方向に作動させて外気取
入口8あるいはガス排出口21の開度制御を行な
うようにしたものである。
このようにしても、外気取入口8あるいはガス
排出口21の開度制御が前記第1実施例と同様に
行なわれるならば、第1実施例と同様の効果が期
待できる。
排出口21の開度制御が前記第1実施例と同様に
行なわれるならば、第1実施例と同様の効果が期
待できる。
第21図は本発明の第8実施例を示すもので、
前記第1実施例におけるこて先部材13に代え、
燃焼排気ガスを熱風として先端の吐出口57から
吐出するこて先本体56を有するこて先部材55
を用いるようにしたものである。
前記第1実施例におけるこて先部材13に代え、
燃焼排気ガスを熱風として先端の吐出口57から
吐出するこて先本体56を有するこて先部材55
を用いるようにしたものである。
このようなこて先部材55を用いることによ
り、吐出口57から吐出される熱風で、半田付、
合成樹脂の溶着および溶融、合成樹脂フイルムの
被覆、乾燥あるいは加熱等を行なうことができ
る。
り、吐出口57から吐出される熱風で、半田付、
合成樹脂の溶着および溶融、合成樹脂フイルムの
被覆、乾燥あるいは加熱等を行なうことができ
る。
以上説明したように本発明の第1の発明は、連
動機構を介し点火釦に連動するガス排出量調節機
構により、点火直前には有炎燃焼筒の先端部を開
放するとともに、有炎燃焼後は有炎燃焼筒の先端
部を閉止するようにしているので、こて先部材が
小型であつたり、あるいは有炎燃焼筒内に充分な
燃焼空間が確保できない場合であつても、圧電点
火手段により容易かつ確実に混合ガスに点火する
ことができ、しかも操作が容易である。
動機構を介し点火釦に連動するガス排出量調節機
構により、点火直前には有炎燃焼筒の先端部を開
放するとともに、有炎燃焼後は有炎燃焼筒の先端
部を閉止するようにしているので、こて先部材が
小型であつたり、あるいは有炎燃焼筒内に充分な
燃焼空間が確保できない場合であつても、圧電点
火手段により容易かつ確実に混合ガスに点火する
ことができ、しかも操作が容易である。
また本発明の第2の発明は、前記第1の発明の
構成に加え、前記連動機構に連動して混合ガス生
成部材の外面を移動し、点火直前には外気取入口
の開口面積を小さくして空気不足の混合ガスを生
成するとともに、有炎燃焼後は外気取入口の開口
面積を零にするかまたは極端に大きくして消炎
し、さらに消炎後は外気取入口の開口面積を最適
な大きさに戻す空気量調節機構を設けるようにし
ているので、混合ガス量が多い場合であつても、
圧電点火手段により容易かつ確実に点火できると
ともに、燃焼触媒が酸化反応温度まで加熱された
ならば、迅速かつ確実に消炎でき、しかも操作が
容易である。
構成に加え、前記連動機構に連動して混合ガス生
成部材の外面を移動し、点火直前には外気取入口
の開口面積を小さくして空気不足の混合ガスを生
成するとともに、有炎燃焼後は外気取入口の開口
面積を零にするかまたは極端に大きくして消炎
し、さらに消炎後は外気取入口の開口面積を最適
な大きさに戻す空気量調節機構を設けるようにし
ているので、混合ガス量が多い場合であつても、
圧電点火手段により容易かつ確実に点火できると
ともに、燃焼触媒が酸化反応温度まで加熱された
ならば、迅速かつ確実に消炎でき、しかも操作が
容易である。
第1図は本発明の第1実施例を示す熱加工装置
の断面図、第2図はその火口部材および点火プラ
グの斜視図、第3図は第1図の−線拡大断面
図、第4図は第1図の−線拡大断面図、第5
図ないし第7図は空気量調節部材の動作を順次示
す説明図、第8図は第1図の−線断面図、第
9図は第1図の要部拡大図、第10図は本発明の
第2実施例を示す第9図相当図、第11図は本発
明の第3実施例を示す第9図相当図、第12図は
本発明の第4実施例を示す第9図相当図、第13
図ないし第15図は本発明の第5実施例を示す第
5図ないし第7図相当図、第16図ないし第18
図は本発明の第6実施例を示す第5図ないし第7
図相当図、第19図は本発明の第7実施例を示す
第5図相当図、第20図は第19図の平面図、第
21図は本発明の第8実施例を示す要部断面図で
ある。 1…ガスタンク、5…混合ガス生成部材、6…
ノズル板、8,50,51…外気取入口、10…
有炎燃焼筒、12…火口部材、13,55…こて
先部材、19…点火プラグ、20…圧電点火素
子、21…ガス排出口、22…シヤツタ、25…
燃焼触媒、37…点火釦、38…スプリング、3
9…空気量調節部材、40…連結部材、41…作
動方向変換アーム、42…連動部材、44,53
…孔、45,54…ピン、46…紐体、47,4
8…コイルスプリング、49…突片、52…長
孔。
の断面図、第2図はその火口部材および点火プラ
グの斜視図、第3図は第1図の−線拡大断面
図、第4図は第1図の−線拡大断面図、第5
図ないし第7図は空気量調節部材の動作を順次示
す説明図、第8図は第1図の−線断面図、第
9図は第1図の要部拡大図、第10図は本発明の
第2実施例を示す第9図相当図、第11図は本発
明の第3実施例を示す第9図相当図、第12図は
本発明の第4実施例を示す第9図相当図、第13
図ないし第15図は本発明の第5実施例を示す第
5図ないし第7図相当図、第16図ないし第18
図は本発明の第6実施例を示す第5図ないし第7
図相当図、第19図は本発明の第7実施例を示す
第5図相当図、第20図は第19図の平面図、第
21図は本発明の第8実施例を示す要部断面図で
ある。 1…ガスタンク、5…混合ガス生成部材、6…
ノズル板、8,50,51…外気取入口、10…
有炎燃焼筒、12…火口部材、13,55…こて
先部材、19…点火プラグ、20…圧電点火素
子、21…ガス排出口、22…シヤツタ、25…
燃焼触媒、37…点火釦、38…スプリング、3
9…空気量調節部材、40…連結部材、41…作
動方向変換アーム、42…連動部材、44,53
…孔、45,54…ピン、46…紐体、47,4
8…コイルスプリング、49…突片、52…長
孔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ガスタンク内の液化ガスを燃料ガスとして噴
射するガス噴射部材と;このガス噴射部材の出側
に設けられ、ガス噴射部材から噴射されるガスの
エゼクタ作用により外気取入口から空気を吸引し
て混合ガスを生成する筒状の混合ガス生成部材
と;この混合ガス生成部材の先端に設けられ前記
混合ガスを筒状の有炎燃焼筒内に噴射する火口部
材と;点火釦の操作により有炎燃焼筒内の混合ガ
スに点火する圧電点火手段と;前記有炎燃焼筒の
先端側に配置され、酸化反応により混合ガスを無
炎燃焼させる燃焼触媒が内蔵されたこて先部材
と;前記有炎燃焼筒の部分に形成され、点火直前
には有炎燃焼筒の先端部を開放して有炎燃焼筒内
のガスの一部を燃焼触媒を通さず直接外部に排出
させるとともに、有炎燃焼後は有炎燃焼筒の先端
部を閉止して有炎燃焼筒内のガスの全量を燃焼触
媒に導びくガス排出量調節機構と;このガス排出
量調節機構と前記点火釦とを連動させる連動機構
と;を具備することを特徴とする液化ガスを用い
た熱加工装置。 2 ガス排出量調節機構は、有炎燃焼筒の先端周
面に設けられたガス排出口と、有炎燃焼筒の外面
にその軸方向または周方向に作動可能に取付けら
れて前記ガス排出口を開閉するシヤツタとを備え
ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の液化ガスを用いた熱加工装置。 3 ガス排出量調節機構は、こて先部材に対し遠
近方向に移動してこて先部材との間を開閉する有
炎燃焼筒と、この有炎燃焼筒をこて先部材側に常
時付勢するスプリングとを備えていることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の液化ガスを用
いた熱加工装置。 4 連動機構は、基端が点火釦に固定されるとと
もに、先端が有炎燃焼筒の近傍まで引出され、点
火釦の操作により先端が有炎燃焼筒の軸方向に作
動する帯状の連結部材と;この連結部材とガス排
出量調節機構の可動部とを連動させる連動部材
と;を備えていることを特徴とする特許請求の範
囲第1項、第2項または第3項記載の液化ガスを
用いた熱加工装置。 5 ガスタンク内の液化ガスを燃料ガスとして噴
射するガス噴射部材と;このガス噴射部材の出側
に設けられガス噴射部材から噴射されるガスのエ
ゼクタ作用により外気取入口から空気を吸引して
混合ガスを生成する筒状の混合ガス生成部材と;
この混合ガス生成部材の先端に設けられ前記混合
ガスを筒状の有炎燃焼筒内に噴射する火口部材
と;点火釦の操作により有炎燃焼筒内の混合ガス
に点火する圧電点火手段と;前記有炎燃焼筒の先
端側に配置され、酸化反応により混合ガスを無炎
燃焼させる燃焼触媒が内蔵されたこて先部材と;
前記有炎燃焼筒の部分に形成され、点火直前には
有炎燃焼筒の先端部を開放して有炎燃焼筒内のガ
スの一部を燃焼触媒を通さず直接外部に排出させ
るとともに、有炎燃焼後は有炎燃焼筒の先端部を
閉止して有炎燃焼筒内のガスの全量を燃焼触媒に
導びくガス排出量調節機構と;このガス排出量調
節機構と前記点火釦とを連動させる連動機構と;
この連動機構に連動して前記混合ガス生成部材の
外面を移動し、点火直前には外気取入口の開口面
積を小さくして空気不足の混合ガスを生成すると
ともに、有炎燃焼後は外気取入口の開口面積を零
にするかまたは極端に大きくして消炎し、さらに
消炎後は外気取入口の開口面積を最適な大きさに
戻す空気量調節機構と;を具備することを特徴と
する液化ガスを用いた熱加工装置。 6 ガス排出量調節機構は、有炎燃焼筒の先端周
面に設けられたガス排出口と、有炎燃焼筒の外面
にその軸方向または周方向に作動可能に取付けら
れて前記ガス排出口を開閉するシヤツタとを備え
ていることを特徴とする特許請求の範囲第5項記
載の液化ガスを用いた熱加工装置。 7 ガス排出量調節機構は、こて先部材に対し遠
近方向に移動してこて先部材との間を開閉する有
炎燃焼筒と、この有炎燃焼筒をこて先部材側に常
時付勢するスプリングとを備えていることを特徴
とする特許請求の範囲第5項記載の液化ガスを用
いた熱加工装置。 8 連動機構は、基端が点火釦に固定されるとと
もに、先端が有炎燃焼筒の近傍まで引出され、点
火釦の操作により先端が有炎燃焼筒の軸方向に作
動する帯状の連結部材と;この連結部材とガス排
出量調節機構の可動部とを連動させる連動部材
と;を備えていることを特徴とする特許請求の範
囲第5項、第6項または第7項記載の液化ガスを
用いた熱加工装置。 9 空気量調節機構は、混合ガス生成部材の外面
にその軸方向または周方向に移動可能に取付けら
れて外気取入口の開口面積を調節する調節部材
と、この調節部材と連動機構とを連動させる連動
部材とを備えていることを特徴とする特許請求の
範囲第5項、第6項、第7項または第8項記載の
液化ガスを用いた熱加工装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19441287A JPH0232532B2 (ja) | 1987-08-05 | 1987-08-05 | Ekikagasuomochiitanetsukakosochi |
US07/226,389 US4920952A (en) | 1987-08-05 | 1988-08-01 | Heat processing apparatus using liquified gas |
GB8818547A GB2208540B (en) | 1987-08-05 | 1988-08-04 | Heater using liquefied gas |
KR1019880009986A KR910003859B1 (ko) | 1987-08-05 | 1988-08-05 | 액화가스를 사용한 열가공장치 |
DE3836546A DE3836546C2 (de) | 1987-08-05 | 1988-10-27 | Wärmebehandlungsvorrichtung zum Betrieb mit Flüssiggas |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19441287A JPH0232532B2 (ja) | 1987-08-05 | 1987-08-05 | Ekikagasuomochiitanetsukakosochi |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6438511A JPS6438511A (en) | 1989-02-08 |
JPH0232532B2 true JPH0232532B2 (ja) | 1990-07-20 |
Family
ID=16324171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19441287A Expired - Lifetime JPH0232532B2 (ja) | 1987-08-05 | 1987-08-05 | Ekikagasuomochiitanetsukakosochi |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0232532B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101102865B (zh) * | 2005-01-18 | 2010-09-22 | 白光株式会社 | 导风板、焊料处理用热风喷出装置及该装置所使用的喷嘴 |
-
1987
- 1987-08-05 JP JP19441287A patent/JPH0232532B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6438511A (en) | 1989-02-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |