JPH0231970Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0231970Y2 JPH0231970Y2 JP17304383U JP17304383U JPH0231970Y2 JP H0231970 Y2 JPH0231970 Y2 JP H0231970Y2 JP 17304383 U JP17304383 U JP 17304383U JP 17304383 U JP17304383 U JP 17304383U JP H0231970 Y2 JPH0231970 Y2 JP H0231970Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- push
- knob
- slider
- case
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Tumbler Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はつまみを二方向に傾倒させることによ
り、並設された複数のプツシユスイツチを交互に
作動せしめるスイツチ機構に係り、特に、つまみ
の配置スペースが制約されるオーデイオ製品等に
用いて最適なものに関する。
り、並設された複数のプツシユスイツチを交互に
作動せしめるスイツチ機構に係り、特に、つまみ
の配置スペースが制約されるオーデイオ製品等に
用いて最適なものに関する。
(従来技術)
従来より並設された複数のプツシユスイツチを
つまみ操作により交互に作動せしめるトグルスイ
ツチ機構は、第1図及び第2図に示すように構成
されている。
つまみ操作により交互に作動せしめるトグルスイ
ツチ機構は、第1図及び第2図に示すように構成
されている。
即ち、第1図に示すようにプツシユスイツチ2
2,22′は取付板23に並設され、その前面側
に配置されるべきつまみ21は略半円状に形成さ
れていると共に支点24を中心に揺動自在に支持
され、先端部に突成した操作部21aを二方向に
傾倒させることにより後端直線部の上下の作動部
21b,21′bで上記プツシユスイツチ22,
22′の押圧操作部22a,22′aを押圧操作す
ることにより交互にON,OFF動作するように構
成されている。この第1図に示すものにおいては
上記のつまみ21の支点24は上記プツシユスイ
ツチ22とプツシユスイツチ22′の中間線Cの
線上に位置するようになつている。
2,22′は取付板23に並設され、その前面側
に配置されるべきつまみ21は略半円状に形成さ
れていると共に支点24を中心に揺動自在に支持
され、先端部に突成した操作部21aを二方向に
傾倒させることにより後端直線部の上下の作動部
21b,21′bで上記プツシユスイツチ22,
22′の押圧操作部22a,22′aを押圧操作す
ることにより交互にON,OFF動作するように構
成されている。この第1図に示すものにおいては
上記のつまみ21の支点24は上記プツシユスイ
ツチ22とプツシユスイツチ22′の中間線Cの
線上に位置するようになつている。
また、配置スペース等の関係からつまみの大き
さ、形状、配置位置等が制約される場合には第2
図に示すようにつまみ25を略「T」字状に形成
すると共に両端の作動杆26,26′の長さを異
ならせて偏心動作させるように構成している。従
つて、第2図に示すものにおいては、つまみ25
の支点24はその配置線C′がプツシユスイツチ2
2、とプツシユスイツチ22′の中間線上ずれた
位置に配置されている。
さ、形状、配置位置等が制約される場合には第2
図に示すようにつまみ25を略「T」字状に形成
すると共に両端の作動杆26,26′の長さを異
ならせて偏心動作させるように構成している。従
つて、第2図に示すものにおいては、つまみ25
の支点24はその配置線C′がプツシユスイツチ2
2、とプツシユスイツチ22′の中間線上ずれた
位置に配置されている。
しかるに上記した従来のものにおいてはつまみ
21,25の後端側の作動部21b,21′b,
26a,26′aでプツシユスイツチ22,2
2′を直接作動せしめるように形成されているた
めつまみの形状、支点24の位置、プツシユスイ
ツチ22とプツシユスイツチ22′間の距離、つ
まみとプツシユスイツチとの距離等を総合的に考
慮して配置しなければならないため配置が面倒で
あり、しかもつまみのストロークを充分に確保す
ることができなかつた。特に、第2図に示すもの
においてはつまみ25の支点24が両プツシユス
イツチ22,22′間の中央線上からずれて配置
されているため支点配置線C′からプツシユスイツ
チ22までの距離l1とプツシユスイツチ22′ま
での距離l2とが異なり、その比率がつまみ25の
ストロークの比率としてそのまま表われてしまう
こととなる。従つて、プツシユスイツチ22とプ
ツシユスイツチ22′とでは作動せしめるつまみ
のストロークが異なり操作性に難があると共に両
プツシユスイツチ22,22′を適確に作動させ
ることができない場合があつた。
21,25の後端側の作動部21b,21′b,
26a,26′aでプツシユスイツチ22,2
2′を直接作動せしめるように形成されているた
めつまみの形状、支点24の位置、プツシユスイ
ツチ22とプツシユスイツチ22′間の距離、つ
まみとプツシユスイツチとの距離等を総合的に考
慮して配置しなければならないため配置が面倒で
あり、しかもつまみのストロークを充分に確保す
ることができなかつた。特に、第2図に示すもの
においてはつまみ25の支点24が両プツシユス
イツチ22,22′間の中央線上からずれて配置
されているため支点配置線C′からプツシユスイツ
チ22までの距離l1とプツシユスイツチ22′ま
での距離l2とが異なり、その比率がつまみ25の
ストロークの比率としてそのまま表われてしまう
こととなる。従つて、プツシユスイツチ22とプ
ツシユスイツチ22′とでは作動せしめるつまみ
のストロークが異なり操作性に難があると共に両
プツシユスイツチ22,22′を適確に作動させ
ることができない場合があつた。
(考案の目的)
本考案の目的は上記した従来のスイツチ機構の
欠点を解消し、つまみの配置位置が制約されるお
それがないのは勿論、操作性、作動性の良好なス
イツチ機構を提供することにある。
欠点を解消し、つまみの配置位置が制約されるお
それがないのは勿論、操作性、作動性の良好なス
イツチ機構を提供することにある。
(考案の構成)
本考案のスイツチ機構は、つまみを傾倒させる
ことにより後方に並設された複数のプツシユスイ
ツチを交互に作動せしめるようにしたスイツチ機
構において、上記プツシユスイツチを覆うように
配置されると共に内側両角部に斜面部が形成さて
いるケースと、該ケース内に二方向にスライド可
能に配置され、前面側両端には斜面部が形成され
ていて該斜面部が上記ケースの内側角部の斜面部
に沿つてスライドにより揺動して各別に上記プツ
シユスイツチの押圧操作部を押圧すると共にプツ
シユスイツチの復帰力又はケース内に別に配置し
たバネにより中立復帰するようになつているスラ
イダーと、後端に上記スライダーに係合する係合
部を有していて支点を介して傾倒させることによ
り上記スライダーをスライドさせるように配置さ
れたつまみとからなつている。
ことにより後方に並設された複数のプツシユスイ
ツチを交互に作動せしめるようにしたスイツチ機
構において、上記プツシユスイツチを覆うように
配置されると共に内側両角部に斜面部が形成さて
いるケースと、該ケース内に二方向にスライド可
能に配置され、前面側両端には斜面部が形成され
ていて該斜面部が上記ケースの内側角部の斜面部
に沿つてスライドにより揺動して各別に上記プツ
シユスイツチの押圧操作部を押圧すると共にプツ
シユスイツチの復帰力又はケース内に別に配置し
たバネにより中立復帰するようになつているスラ
イダーと、後端に上記スライダーに係合する係合
部を有していて支点を介して傾倒させることによ
り上記スライダーをスライドさせるように配置さ
れたつまみとからなつている。
(実施例)
本考案に係るスイツチ機構の実施例を、第3図
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
図中1,1′は取付板2に並設された複数のプ
ツシユスイツチ、3は該プツシユスイツチ1,
1′を覆うように上記取付板2に配置された断面
略「コ」字状のケースである。
ツシユスイツチ、3は該プツシユスイツチ1,
1′を覆うように上記取付板2に配置された断面
略「コ」字状のケースである。
4は該ケース3の内壁面に沿つて二方向にスラ
イドするように配置されているスライダーであ
り、二方向へのスライドにより交互に揺動してそ
の後端上部の作動部4aと後端下部の作動部4′
aとでそれぞれ各別に上記両プツシユスイツチ
1,1′の押圧操作部1a,1′aを押圧操作する
と共にプツシユスイツチ1,1′の復帰力により
中立復帰するようになつている。上記スライダー
4を揺動させる手段は、スライダー4の前面側両
端に夫々形成された斜面部5,5が上記ケース3
の内側両角部に夫々形成された斜面部3a,3a
に沿つてスライドすることによりプツシユスイツ
チ1,1′を押圧する方向に揺動するようになつ
ている。
イドするように配置されているスライダーであ
り、二方向へのスライドにより交互に揺動してそ
の後端上部の作動部4aと後端下部の作動部4′
aとでそれぞれ各別に上記両プツシユスイツチ
1,1′の押圧操作部1a,1′aを押圧操作する
と共にプツシユスイツチ1,1′の復帰力により
中立復帰するようになつている。上記スライダー
4を揺動させる手段は、スライダー4の前面側両
端に夫々形成された斜面部5,5が上記ケース3
の内側両角部に夫々形成された斜面部3a,3a
に沿つてスライドすることによりプツシユスイツ
チ1,1′を押圧する方向に揺動するようになつ
ている。
6は後端に上記スライダー4に係合する係合部
7を有している長手状のつまみであり、先端操作
部6aを二方向に傾倒させることによるその中央
に設けられた支点8を中心としてスライダー4を
スライドさせるように配置されている。
7を有している長手状のつまみであり、先端操作
部6aを二方向に傾倒させることによるその中央
に設けられた支点8を中心としてスライダー4を
スライドさせるように配置されている。
つまみ6とスライダー4との係合部7は次のよ
うに構成されている。
うに構成されている。
つまみ6の後端には厖出部9が形成され、つま
み6の後端部を上記ケース3に形成された挿入孔
10を介して上記スライダー4に設けられた係合
孔11内に挿入することにより係合せしめられて
いる。しかし、この係合は図示例に限らず他の構
成を用いること当然である。
み6の後端部を上記ケース3に形成された挿入孔
10を介して上記スライダー4に設けられた係合
孔11内に挿入することにより係合せしめられて
いる。しかし、この係合は図示例に限らず他の構
成を用いること当然である。
なお、実施例では上記スライダー4は上記プツ
シユスイツチ1,1′の押圧操作部1a,1′aに
おける復帰力により中立復帰するように構成した
が、ケース3内に別にバネ手段を内蔵せしめて強
制復帰させるようにしてもよい。
シユスイツチ1,1′の押圧操作部1a,1′aに
おける復帰力により中立復帰するように構成した
が、ケース3内に別にバネ手段を内蔵せしめて強
制復帰させるようにしてもよい。
(考案の効果)
本考案に係るスイツチ機構によれば、つまみを
傾倒させることにより後方に並設された複数のプ
ツシユスイツチを交互に作動せしめるようにした
スイツチ機構において、上記プツシユスイツチを
覆うように配置されると共に内側両角部に斜面部
が形成さているケースと、該ケース内に二方向に
スライド可能に配置され、前面側両端には斜面部
が形成されていて該斜面部が上記ケースの内側角
部の斜面部に沿つてスライドにより揺動して各別
に上記プツシユスイツチの押圧操作部を押圧する
と共にプツシユスイツチの復帰力又はケース内に
別に配置したバネにより中立復帰するようになつ
ているスライダーと、後端に上記スライダーに係
合する係合部を有していて支点を介して傾倒させ
ることにより上記スライダーをスライドさせるよ
うに配置されたつまみとから構成されており、つ
まみを二方向にスライドさせることによりスライ
ダーを介して複数のプツシユスイツチを各別に作
動せしめるようになつているから、つまみの配置
位置はプツシユスイツチの配置位置によつて制約
を受けることがなく、例えば、化粧パネル等に形
成されるべきつまみ孔を任意位置に選定すること
ができてオーデイオ製品等におけるスイツチ機構
として極めて便利である。
傾倒させることにより後方に並設された複数のプ
ツシユスイツチを交互に作動せしめるようにした
スイツチ機構において、上記プツシユスイツチを
覆うように配置されると共に内側両角部に斜面部
が形成さているケースと、該ケース内に二方向に
スライド可能に配置され、前面側両端には斜面部
が形成されていて該斜面部が上記ケースの内側角
部の斜面部に沿つてスライドにより揺動して各別
に上記プツシユスイツチの押圧操作部を押圧する
と共にプツシユスイツチの復帰力又はケース内に
別に配置したバネにより中立復帰するようになつ
ているスライダーと、後端に上記スライダーに係
合する係合部を有していて支点を介して傾倒させ
ることにより上記スライダーをスライドさせるよ
うに配置されたつまみとから構成されており、つ
まみを二方向にスライドさせることによりスライ
ダーを介して複数のプツシユスイツチを各別に作
動せしめるようになつているから、つまみの配置
位置はプツシユスイツチの配置位置によつて制約
を受けることがなく、例えば、化粧パネル等に形
成されるべきつまみ孔を任意位置に選定すること
ができてオーデイオ製品等におけるスイツチ機構
として極めて便利である。
また、つまみの配置位置に関係なくつまみの操
作ストロークを大きくとることができると共に複
数のプツシユスイツチを同一の操作ストロークで
適確に作動せしめることができる。
作ストロークを大きくとることができると共に複
数のプツシユスイツチを同一の操作ストロークで
適確に作動せしめることができる。
第1図及び第2図は従来のトグルスイツチ機構
の側面図を示し、第3図は本考案のスイツチ機構
の実施例を示す要部断面部である。 1,1′;プツシユスイツチ、1a,1′a;押
圧操作部、3;ケース、4;スライダー、6;つ
まみ、7;係合部、8;支点。
の側面図を示し、第3図は本考案のスイツチ機構
の実施例を示す要部断面部である。 1,1′;プツシユスイツチ、1a,1′a;押
圧操作部、3;ケース、4;スライダー、6;つ
まみ、7;係合部、8;支点。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 つまみを傾倒させることにより後方に並設され
た複数のプツシユスイツチを交互に作動せしめる
ようにしたスイツチ機構において、 上記プツシユスイツチを覆うように配置される
と共に内側両角部に斜面部が形成さているケース
と、該ケース内に二方向にスライド可能に配置さ
れ、前面側両端には斜面部が形成されていて該斜
面部が上記ケースの内側角部の斜面部に沿つてス
ライドすることにより揺動して各別に上記プツシ
ユスイツチの押圧操作部を押圧すると共にプツシ
ユスイツチの復帰力又はケース内に別に配置した
バネにより中立復帰するようになつているスライ
ダーと、後端に上記スライダーに係合する係合部
を有していて支点を介して傾倒させることにより
上記スライダーをスライドさせるように配置され
たつまみとからなることを特徴とするスイツチ機
構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17304383U JPS6080632U (ja) | 1983-11-10 | 1983-11-10 | スイッチ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17304383U JPS6080632U (ja) | 1983-11-10 | 1983-11-10 | スイッチ機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6080632U JPS6080632U (ja) | 1985-06-04 |
JPH0231970Y2 true JPH0231970Y2 (ja) | 1990-08-29 |
Family
ID=30377061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17304383U Granted JPS6080632U (ja) | 1983-11-10 | 1983-11-10 | スイッチ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6080632U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10479166B2 (en) * | 2017-12-29 | 2019-11-19 | Denso International America, Inc. | Toggle button |
-
1983
- 1983-11-10 JP JP17304383U patent/JPS6080632U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6080632U (ja) | 1985-06-04 |
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