JPH0231931A - 4輪駆動車のトルク配分制御装置 - Google Patents
4輪駆動車のトルク配分制御装置Info
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- JPH0231931A JPH0231931A JP63181218A JP18121888A JPH0231931A JP H0231931 A JPH0231931 A JP H0231931A JP 63181218 A JP63181218 A JP 63181218A JP 18121888 A JP18121888 A JP 18121888A JP H0231931 A JPH0231931 A JP H0231931A
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Landscapes
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野)
本発明は、4輪駆動車における前、後輪のトルク配分を
可変制御するトルク配分制御装置に関する。
可変制御するトルク配分制御装置に関する。
(従来の技術)
エンジン出力により前後左右の全ての車輪を駆動する4
輪駆動車においては、各車輪のトルク配分を常に等しい
状態に保持するのではなく、そのときの運転状態に応じ
た最適の配分に可変制御することが望ましく、例えば特
開昭62−50231号公報によれば、車両に作用する
横方向加速度に応じて前、後輪のトルク配分を可変制御
することにより、旋回時の走行性を向上させることが示
されている。
輪駆動車においては、各車輪のトルク配分を常に等しい
状態に保持するのではなく、そのときの運転状態に応じ
た最適の配分に可変制御することが望ましく、例えば特
開昭62−50231号公報によれば、車両に作用する
横方向加速度に応じて前、後輪のトルク配分を可変制御
することにより、旋回時の走行性を向上させることが示
されている。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、上記のように旋回時に前、後輪のトルク配分
を可変制御するものにおいて、特に回頭性を向上させる
ために後輪側のトルク配分を大きくした場合、路面の摩
擦係数が小さいときに、後輪が旋回方向の外側にスリッ
プする所謂槽すべりが発生し易くなる。つまり、タイヤ
の路面に対する横方向のスリップ限界はその車輪の駆動
トルクが大きくなるに従って低下し、そのため、上記の
ように後輪のトルク配分を大きくすると、この横すべり
が発生し易くなるのである。このように、旋回時に前、
後輪のトルク配分を可変制御するようにした4輪駆動車
においても、旋回時の走行性を向上させる上で、改善の
余地が残されているのである。
を可変制御するものにおいて、特に回頭性を向上させる
ために後輪側のトルク配分を大きくした場合、路面の摩
擦係数が小さいときに、後輪が旋回方向の外側にスリッ
プする所謂槽すべりが発生し易くなる。つまり、タイヤ
の路面に対する横方向のスリップ限界はその車輪の駆動
トルクが大きくなるに従って低下し、そのため、上記の
ように後輪のトルク配分を大きくすると、この横すべり
が発生し易くなるのである。このように、旋回時に前、
後輪のトルク配分を可変制御するようにした4輪駆動車
においても、旋回時の走行性を向上させる上で、改善の
余地が残されているのである。
そこで、本発明は、上記のような後輪の横すべりの発生
時に、これを速かに解消するようにして、この種の4輪
駆動車の旋回時における走行安定性を一層向上させるこ
とを課題とする。
時に、これを速かに解消するようにして、この種の4輪
駆動車の旋回時における走行安定性を一層向上させるこ
とを課題とする。
〈課題を解決するための手段)
上記課題を解決するため、本発明においては次のような
手段を用いる。。
手段を用いる。。
すなわち、第1図に示すように、エンジンAの出力によ
り前輪B、B及び後輪C1Cを駆動するように構成され
、且つ運転状態に応じて各車輪のトルク配分を変更する
トルク配分変更手段りが備えられた4輪駆動車において
、ハンドルのカウンタステア状態を検出するカウンタス
テア検出手段Eと、該検出手段Eによりカウンタステア
状態が検出されたときに、上記トルク配分変更手段りに
より後輪C1C側のトルク配分を減少させるトルク配分
制御手段Fとを備える。
り前輪B、B及び後輪C1Cを駆動するように構成され
、且つ運転状態に応じて各車輪のトルク配分を変更する
トルク配分変更手段りが備えられた4輪駆動車において
、ハンドルのカウンタステア状態を検出するカウンタス
テア検出手段Eと、該検出手段Eによりカウンタステア
状態が検出されたときに、上記トルク配分変更手段りに
より後輪C1C側のトルク配分を減少させるトルク配分
制御手段Fとを備える。
〈作 用)
上記の構成によれば、通常はトルク配分変更手段りによ
り運転状態に応じて前輪B、Bと後輪C1Cのトルク配
分が可変制御され、例えば旋回時に口頭性を向上させる
ために、後輪C1C側のトルク配分を大きくするといっ
た制御が行われる。一方、旋回時において、後輪C1C
の横すべりが発生すると、運転者はこれを解消しようと
して、ハンドルを旋回方向と反対側に操作するカウンタ
ステア操作を行うことになるが、このとき、カウンタス
テア検出手段Eからの信号を受けて、トルク配分制御手
段Fが後輪C2Cのトルク配分を減少させるように上記
トルク配分変更手段りを作動させる。そのため、ステア
リング特性がアンダステア方向に修正されることになっ
て、車両の直進性が向上することになり、これにより、
後輪C1Cの横すべりが速かに解消されることになる。
り運転状態に応じて前輪B、Bと後輪C1Cのトルク配
分が可変制御され、例えば旋回時に口頭性を向上させる
ために、後輪C1C側のトルク配分を大きくするといっ
た制御が行われる。一方、旋回時において、後輪C1C
の横すべりが発生すると、運転者はこれを解消しようと
して、ハンドルを旋回方向と反対側に操作するカウンタ
ステア操作を行うことになるが、このとき、カウンタス
テア検出手段Eからの信号を受けて、トルク配分制御手
段Fが後輪C2Cのトルク配分を減少させるように上記
トルク配分変更手段りを作動させる。そのため、ステア
リング特性がアンダステア方向に修正されることになっ
て、車両の直進性が向上することになり、これにより、
後輪C1Cの横すべりが速かに解消されることになる。
(実 施 例)
以下、本発明の実施例について説明する。
まず、第2図により本実施例の全体構成を説明すると、
本実施例に係る車両1は、左右の前輪2.3及び左右の
後輪4,5がいずれも駆動輪とされた4輪駆動車であっ
て、エンジン6の出力が変速機7を介してトランスファ
ー装置8に入力されて、前輪2,3側と後輪4,5側と
に分割されるようになっている。そして、前輪2,3側
への出力は、上記トランスファー装置8の側部から前方
へ延びる第1プロペラシヤフト9、前輪用差動装置10
及び左右の前輪駆動軸11.12を介して左右の前輪2
,3に伝達され、また後輪4.5側への出力は、上記ト
ランスファー装置8から後方へ延びる第2プロペラシヤ
フト13、後輪用差動装置14及び左右の後輪駆動軸1
5.16を介して左右の後輪4.5に伝達されるように
なっている。
本実施例に係る車両1は、左右の前輪2.3及び左右の
後輪4,5がいずれも駆動輪とされた4輪駆動車であっ
て、エンジン6の出力が変速機7を介してトランスファ
ー装置8に入力されて、前輪2,3側と後輪4,5側と
に分割されるようになっている。そして、前輪2,3側
への出力は、上記トランスファー装置8の側部から前方
へ延びる第1プロペラシヤフト9、前輪用差動装置10
及び左右の前輪駆動軸11.12を介して左右の前輪2
,3に伝達され、また後輪4.5側への出力は、上記ト
ランスファー装置8から後方へ延びる第2プロペラシヤ
フト13、後輪用差動装置14及び左右の後輪駆動軸1
5.16を介して左右の後輪4.5に伝達されるように
なっている。
また、上記左右の前輪駆動軸11.12及び左右の後輪
駆動軸15.16には、これらと一体的に回転するディ
スクロータと、制動圧が供給されたときに該ディスクロ
ータの回転を制動するキャリパ等でなるブレーキ装置1
7,18,19.20がそれぞれ備えられている。これ
らのブレーキ装置17〜20は、ブレーキペダルの踏込
み時にマスクシリンダで発生する制動圧によって作動す
る一方、別途備えられたブレーキコントローラ21によ
っても、後述する制動圧制御弁を介してその制動動作が
制御されるようになっている。
駆動軸15.16には、これらと一体的に回転するディ
スクロータと、制動圧が供給されたときに該ディスクロ
ータの回転を制動するキャリパ等でなるブレーキ装置1
7,18,19.20がそれぞれ備えられている。これ
らのブレーキ装置17〜20は、ブレーキペダルの踏込
み時にマスクシリンダで発生する制動圧によって作動す
る一方、別途備えられたブレーキコントローラ21によ
っても、後述する制動圧制御弁を介してその制動動作が
制御されるようになっている。
さらに、この車両1には、上記エンジン6の吸気通路に
備えられたスロットルバルブ22を開閉駆動するアクチ
ュエータ23と、このアクチュエータ23の作動を制御
するエンジンコントローラ24とが備えられており、こ
のエンジンコントローラ24に入力されるアクセル開度
センサ25からの信号により、上記スロットルバルブ2
2の開度をアクセル開度に応じて制御するようになって
いる。
備えられたスロットルバルブ22を開閉駆動するアクチ
ュエータ23と、このアクチュエータ23の作動を制御
するエンジンコントローラ24とが備えられており、こ
のエンジンコントローラ24に入力されるアクセル開度
センサ25からの信号により、上記スロットルバルブ2
2の開度をアクセル開度に応じて制御するようになって
いる。
そして、上記ブレーキコントローラ21とエンジンコン
トローラ24とを介して、ブレーキ制御とエンジンの出
力制御とを行うことにより、上記各車輪2〜5に対する
トルク配分を制御するトルク配分コントローラ26が備
えられ、このコントローラ26に、上記アクセル開度セ
ンサ25からの信号と、各車輪2〜5の回転数をそれぞ
れ検出する各車輪速センサ27・・・27からの信号と
、旋回時のトルク配分制御のための舵角センサ28から
の信号と、車両に作用する横方向の加速度を検出する横
加速度センサ29からの信号と、さらに図示しない各種
センサ、例えば上記スロットル開度の制御やブレーキ制
御のフィードバックのためのスロットルセンサやブレー
キ圧センサからの信号が入力されるようになっている。
トローラ24とを介して、ブレーキ制御とエンジンの出
力制御とを行うことにより、上記各車輪2〜5に対する
トルク配分を制御するトルク配分コントローラ26が備
えられ、このコントローラ26に、上記アクセル開度セ
ンサ25からの信号と、各車輪2〜5の回転数をそれぞ
れ検出する各車輪速センサ27・・・27からの信号と
、旋回時のトルク配分制御のための舵角センサ28から
の信号と、車両に作用する横方向の加速度を検出する横
加速度センサ29からの信号と、さらに図示しない各種
センサ、例えば上記スロットル開度の制御やブレーキ制
御のフィードバックのためのスロットルセンサやブレー
キ圧センサからの信号が入力されるようになっている。
そして、このトルク配分コントローラ26は、ブレーキ
コントローラ21を介して各車輪2〜5のブレーキ装置
17〜20をそれぞれ作動させて、対応する車輪の駆動
トルクを制動トルク分だけ減少させると共に、この駆動
トルクの減少を補うように上記エンジンコントローラ2
4を介してエンジン出力を制御することにより、運転状
態に応じて、各車輪2〜5のトータルの駆動力を保持し
ながら、そのトルク配分を可変制御するようになってい
る。
コントローラ21を介して各車輪2〜5のブレーキ装置
17〜20をそれぞれ作動させて、対応する車輪の駆動
トルクを制動トルク分だけ減少させると共に、この駆動
トルクの減少を補うように上記エンジンコントローラ2
4を介してエンジン出力を制御することにより、運転状
態に応じて、各車輪2〜5のトータルの駆動力を保持し
ながら、そのトルク配分を可変制御するようになってい
る。
次に、第3図により、上記ブレーキコントローラ21に
より各ブレーキ装置17〜20を作動させる制動圧制御
弁及びそのアクチュエータの構成について説明する。な
お、第3図は左右の前輪2.3のブレーキ装置17.1
8についてのみ示しているが、左右の後輪4,5のブレ
ーキ装置19.20についても同様に構成されている。
より各ブレーキ装置17〜20を作動させる制動圧制御
弁及びそのアクチュエータの構成について説明する。な
お、第3図は左右の前輪2.3のブレーキ装置17.1
8についてのみ示しているが、左右の後輪4,5のブレ
ーキ装置19.20についても同様に構成されている。
マスクシリンダ30から左右の前輪用ブレーキ装置17
.18(及び左右の後輪用ブレーキ装置19.20>に
それぞれ制動圧を供給する各制動圧通路31.32上に
はそれぞれ制動圧制御弁33.34が設置されており、
また、これらの制御弁33.34をそれぞれ作動させる
アクチュエータ35.36が備えられている。
.18(及び左右の後輪用ブレーキ装置19.20>に
それぞれ制動圧を供給する各制動圧通路31.32上に
はそれぞれ制動圧制御弁33.34が設置されており、
また、これらの制御弁33.34をそれぞれ作動させる
アクチュエータ35.36が備えられている。
上記制動圧制御弁33.34は、いずれも、シリンダ3
3a、34a内にピストン33b 34bを嵌挿して
、これらのシリンダ33a、34a内を容積可変室33
c、34cと制御室33d。
3a、34a内にピストン33b 34bを嵌挿して
、これらのシリンダ33a、34a内を容積可変室33
c、34cと制御室33d。
34dとに画成すると共に、該ピストン33b。
34bをスプリング33e、34eにより容積可変室3
3c、34cの容積が増大する方向に付勢した構成とさ
れている。そして、上記マスクシリンダ30から各車輪
のブレーキ装置17,18(及び19.20)に至る制
動圧通路31.32が上記容積可変室33c、34cを
それぞれ通過し、通常はマスクシリンダ30で発生され
た制動圧がこれらの容積可変室33c、34cを通って
上記各ブレーキ装W17〜20に供給されるようになっ
ている。
3c、34cの容積が増大する方向に付勢した構成とさ
れている。そして、上記マスクシリンダ30から各車輪
のブレーキ装置17,18(及び19.20)に至る制
動圧通路31.32が上記容積可変室33c、34cを
それぞれ通過し、通常はマスクシリンダ30で発生され
た制動圧がこれらの容積可変室33c、34cを通って
上記各ブレーキ装W17〜20に供給されるようになっ
ている。
また、上記ピストン33b、34bには、制御室33d
、34dに導入される制御圧により、該ピストン33b
、34bがスプリング33e、34eに抗して容積可変
室33c、34cの容積が減少する方向に移動したとき
に、これらの容積可変室33c、34cへの制動圧入口
を閉じるチエツクバルブ33f、34fが設けられてい
る。
、34dに導入される制御圧により、該ピストン33b
、34bがスプリング33e、34eに抗して容積可変
室33c、34cの容積が減少する方向に移動したとき
に、これらの容積可変室33c、34cへの制動圧入口
を閉じるチエツクバルブ33f、34fが設けられてい
る。
そして、上記制御室33d、34dに制御圧が導入され
て、チエツクバルブ33f、34fによって制動圧通路
31.32が遮断されたときに、上記ピストン33b、
34bの移動により容積可変室33c、34c内で制動
圧が発生され、この制動圧が各ブレーキ装置17〜20
にそれぞれ供給されるようになっている。
て、チエツクバルブ33f、34fによって制動圧通路
31.32が遮断されたときに、上記ピストン33b、
34bの移動により容積可変室33c、34c内で制動
圧が発生され、この制動圧が各ブレーキ装置17〜20
にそれぞれ供給されるようになっている。
一方、これらの制動圧制御弁33.34を作動させるア
クチュエータ35.36は、それぞれ、増圧用電磁弁3
5a、36aと、減圧用電磁弁35b、36bとで構成
されている。上記増圧用電磁弁35a、36aは、オイ
ルポンプ37からリリーフ弁38を介して上記制動圧制
御弁33,34の制御室33d、34dに至る制御圧供
給ライン39.40上にそれぞれ配置され、また減圧用
電磁弁35b、36bは、上記制御室33d、34dか
ら導かれたドレンライン41.42上にそれぞれ配置さ
れている。そして、これらの電磁弁35a、36a、3
5b、36bは上記ブレーキコントローラ21からのブ
レーキ制御信号により開閉制御され、増圧用電磁弁35
a、36aが開き且つ減圧用電磁弁35b、36bが閉
じたときに、制動圧制御弁33.34の制御室33d、
34dに制御圧が導入されることにより、各ブレーキ装
置17〜20に制動圧が供給され、また、増圧用電磁弁
35a、36aが閉じ且つ減圧用電磁弁35b、36b
が開いたときに、上記制御室33d、34dから制御圧
が排出されることにより、各ブレーキ装置17〜20に
供給されている制動圧が減圧され、このようにしてこれ
らのブレーキ装置17〜20に供給される制動圧が調整
されることにより、各車輪2〜5にそれぞれ付与される
制動トルクが制御されるようになっている。
クチュエータ35.36は、それぞれ、増圧用電磁弁3
5a、36aと、減圧用電磁弁35b、36bとで構成
されている。上記増圧用電磁弁35a、36aは、オイ
ルポンプ37からリリーフ弁38を介して上記制動圧制
御弁33,34の制御室33d、34dに至る制御圧供
給ライン39.40上にそれぞれ配置され、また減圧用
電磁弁35b、36bは、上記制御室33d、34dか
ら導かれたドレンライン41.42上にそれぞれ配置さ
れている。そして、これらの電磁弁35a、36a、3
5b、36bは上記ブレーキコントローラ21からのブ
レーキ制御信号により開閉制御され、増圧用電磁弁35
a、36aが開き且つ減圧用電磁弁35b、36bが閉
じたときに、制動圧制御弁33.34の制御室33d、
34dに制御圧が導入されることにより、各ブレーキ装
置17〜20に制動圧が供給され、また、増圧用電磁弁
35a、36aが閉じ且つ減圧用電磁弁35b、36b
が開いたときに、上記制御室33d、34dから制御圧
が排出されることにより、各ブレーキ装置17〜20に
供給されている制動圧が減圧され、このようにしてこれ
らのブレーキ装置17〜20に供給される制動圧が調整
されることにより、各車輪2〜5にそれぞれ付与される
制動トルクが制御されるようになっている。
次に、この実施例の作用を、上記トルク配分コントロー
ラ26によるトルク配分制御動作を示す第4図以下の図
面に従って説明する。
ラ26によるトルク配分制御動作を示す第4図以下の図
面に従って説明する。
まず、第4図のフローチャートにより全体の制御動作を
説明すると、作動開始時にステップS1でシステムめ初
期化を行い、次いでステップS28、に従って、所定の
計測タイミングとなったときに、第2図に示す各センサ
25,27・・・27.28.29からの信号に基いて
アクセル開度、各車輪速、舵角、横加速度等の各操作量
もしくは運動量を計測する。そして、ステップS4〜S
6により、旋回状態に応じたトルク配分制御、車両の前
後方向及び横方向の加速度に応じたトルク配分制御、並
びに車輪のスリップ状態に応じたトルク配分制御をそれ
ぞれ実行すると共に、ステップS7でこれらの制御で得
られたトルク配分を実現するためのブレーキ制御とエン
ジン出力制御とを行う。
説明すると、作動開始時にステップS1でシステムめ初
期化を行い、次いでステップS28、に従って、所定の
計測タイミングとなったときに、第2図に示す各センサ
25,27・・・27.28.29からの信号に基いて
アクセル開度、各車輪速、舵角、横加速度等の各操作量
もしくは運動量を計測する。そして、ステップS4〜S
6により、旋回状態に応じたトルク配分制御、車両の前
後方向及び横方向の加速度に応じたトルク配分制御、並
びに車輪のスリップ状態に応じたトルク配分制御をそれ
ぞれ実行すると共に、ステップS7でこれらの制御で得
られたトルク配分を実現するためのブレーキ制御とエン
ジン出力制御とを行う。
次に、上記ステップ84〜S7の各制御の具体的内容を
説明すると、まず旋回状態に応じたトルク配分制御は第
5図のフローチャートに従って行われる。
説明すると、まず旋回状態に応じたトルク配分制御は第
5図のフローチャートに従って行われる。
この制御においては、まず、ステップSllで車速が設
定値以上か否かを判定し、設定値以上の比較的高車速時
においては、次にステップS12で第1フラグF1の値
を判定する。このフラグF1は、ハンドル操作が通常の
操作である場合にはOnを示すが、カウンタステア状態
が検出されたときに“1”となる。なお、車速は第2図
に示す車輪速センサ27からの信号に基いて検出される
。
定値以上か否かを判定し、設定値以上の比較的高車速時
においては、次にステップS12で第1フラグF1の値
を判定する。このフラグF1は、ハンドル操作が通常の
操作である場合にはOnを示すが、カウンタステア状態
が検出されたときに“1”となる。なお、車速は第2図
に示す車輪速センサ27からの信号に基いて検出される
。
そして、今、カウンタステア状態にはないものとすると
、F1=0であるから次にステップS13を実行し、旋
回走行の各段階に応じて設定される第27ラグF2の値
を判定する。このフラグF2は、当該車両の直進時に“
0“′、コーナー進入時〈旋回初期)に“1″、コーナ
リング中(旋回中期)は°’2”、コーナー脱出時(旋
回終期)に3°′の値を示すものであり、当初は直進状
態にあって、F、=Oであるから、次にステップS+4
で舵角が設定値以上であるか否かを判定する。そして、
舵角が設定値より小さいときは、さらにステップS+5
で舵角の変化率が設定値以上か否かを判定し、この変化
率も設定値より小さいときは、直進状態が継続している
ものと判断して、ステップSI6で直進時の制御を実行
する。
、F1=0であるから次にステップS13を実行し、旋
回走行の各段階に応じて設定される第27ラグF2の値
を判定する。このフラグF2は、当該車両の直進時に“
0“′、コーナー進入時〈旋回初期)に“1″、コーナ
リング中(旋回中期)は°’2”、コーナー脱出時(旋
回終期)に3°′の値を示すものであり、当初は直進状
態にあって、F、=Oであるから、次にステップS+4
で舵角が設定値以上であるか否かを判定する。そして、
舵角が設定値より小さいときは、さらにステップS+5
で舵角の変化率が設定値以上か否かを判定し、この変化
率も設定値より小さいときは、直進状態が継続している
ものと判断して、ステップSI6で直進時の制御を実行
する。
一方、車両がコーナーに進入して舵角が設定値以上とな
り、或は舵角の変化率が設定値以上となると、ステップ
SI7で上記第2フラグF2を“1”にセットした上で
、ステップStS〜S20に従って後輪のトルク配分比
Rを次のようにして設定する。
り、或は舵角の変化率が設定値以上となると、ステップ
SI7で上記第2フラグF2を“1”にセットした上で
、ステップStS〜S20に従って後輪のトルク配分比
Rを次のようにして設定する。
つまり、まず、第6図に示すように予め設定されたマツ
プから舵角に応じた基本配分比R8を読取ると共に、第
7図のマツプから舵角の変化率に応じた配分比Rの補正
量ΔRを読取り、RO+ΔRを後輪の配分比Rとする。
プから舵角に応じた基本配分比R8を読取ると共に、第
7図のマツプから舵角の変化率に応じた配分比Rの補正
量ΔRを読取り、RO+ΔRを後輪の配分比Rとする。
その場合に、上記基本配分比ROは、第6図に示すよう
に、所定の舵角範囲において0,5から1より小さな所
定値まで舵角の増大に応じて大きくなるように設定され
ており、また、上記補正量ΔRは、第7図に示すように
、0から所定値までの範囲で舵角変化率の増大に応じて
大きくなるように設定されている。
に、所定の舵角範囲において0,5から1より小さな所
定値まで舵角の増大に応じて大きくなるように設定され
ており、また、上記補正量ΔRは、第7図に示すように
、0から所定値までの範囲で舵角変化率の増大に応じて
大きくなるように設定されている。
従って、コーナー進入時は、舵角が大きいほど、またそ
の変化率が大きいほど後輪のトルク配分比が0.5より
大きな値に設定されることになる。
の変化率が大きいほど後輪のトルク配分比が0.5より
大きな値に設定されることになる。
そして、このようにしてコーナーに進入すると、第2フ
ラグF2が“1″となるので、次はステップS13から
ステップS21を経てステップS22を実行し、舵角が
増加中か否かを判定して、増加中の場合は上記ステップ
Szg〜S20による旋回初期の制御を継続して行い、
また舵角の増加が停止して旋回中期に移行すると、ステ
ップ323. S 24によって上記第27ラグF2を
2nにセットし、且つトルク配分比Rを0.5に、つま
り前、後輪のトルク配分を等しくする状態に設定する。
ラグF2が“1″となるので、次はステップS13から
ステップS21を経てステップS22を実行し、舵角が
増加中か否かを判定して、増加中の場合は上記ステップ
Szg〜S20による旋回初期の制御を継続して行い、
また舵角の増加が停止して旋回中期に移行すると、ステ
ップ323. S 24によって上記第27ラグF2を
2nにセットし、且つトルク配分比Rを0.5に、つま
り前、後輪のトルク配分を等しくする状態に設定する。
さらに、第27ラグF2が“2”になれば、次にステッ
プS25からステップS26を実行して舵角が減少し始
めたか否かを判定し、減少し始めるまでは未だ旋回中期
であると判断して、上記ステップS24によって後輪の
トルク配分比Rを0.5に保持する。そして、舵角が減
少し始めたら、ステップS27でその変化率(減少率)
が設定値以下か否かを判定する。この場合、通常の旋回
状態からコーナーを脱出するに際してハンドルを戻す場
合には、その操作が比較的績やかに行われて、舵角の変
化率が設定値以下となるので、次にステップ32gで第
2フラグF2を“3′′にセットした後、ステップ32
9〜S31に従って旋回終期のトルク配分を設定する。
プS25からステップS26を実行して舵角が減少し始
めたか否かを判定し、減少し始めるまでは未だ旋回中期
であると判断して、上記ステップS24によって後輪の
トルク配分比Rを0.5に保持する。そして、舵角が減
少し始めたら、ステップS27でその変化率(減少率)
が設定値以下か否かを判定する。この場合、通常の旋回
状態からコーナーを脱出するに際してハンドルを戻す場
合には、その操作が比較的績やかに行われて、舵角の変
化率が設定値以下となるので、次にステップ32gで第
2フラグF2を“3′′にセットした後、ステップ32
9〜S31に従って旋回終期のトルク配分を設定する。
この旋回終期のトルク配分の設定は、第8図に示すマツ
プから舵角に応じた後輪の基本配分比R8′を読取り、
且つこの基本配分比R8′から第9図に示すマツプから
読取った舵角の変化率に応じた補正量ΔR′を減算する
ことにより後輪のトルク配分比Rを求める。その場合に
、基本配分比Ro′は、第8図に示すように、舵角の減
少、即ちハンドルの戻しに応じて0,5から0.5より
小さな所定値まで減少させるようになっており、またこ
の基本配分比Ro′から減算する補正量ΔR′は舵角の
変化率が大きいほど大きな値となるように設定されてい
る。従って、この旋回終期においては、ハンドルが戻さ
れるに従って且つその戻し速度が速いほど、後輪のトル
ク配分比Rが0.5より小さな値に設定されることにな
る。
プから舵角に応じた後輪の基本配分比R8′を読取り、
且つこの基本配分比R8′から第9図に示すマツプから
読取った舵角の変化率に応じた補正量ΔR′を減算する
ことにより後輪のトルク配分比Rを求める。その場合に
、基本配分比Ro′は、第8図に示すように、舵角の減
少、即ちハンドルの戻しに応じて0,5から0.5より
小さな所定値まで減少させるようになっており、またこ
の基本配分比Ro′から減算する補正量ΔR′は舵角の
変化率が大きいほど大きな値となるように設定されてい
る。従って、この旋回終期においては、ハンドルが戻さ
れるに従って且つその戻し速度が速いほど、後輪のトル
ク配分比Rが0.5より小さな値に設定されることにな
る。
そして、その後、舵角が設定値以下まで減少すると、ス
テップS32からステップS33. SS4を実行し、
第2フラグF2を“0”にリセットし且つ後輪のトルク
配分比Rを0.5に設定して、この旋回時におけるトル
ク配分制御を終了する。
テップS32からステップS33. SS4を実行し、
第2フラグF2を“0”にリセットし且つ後輪のトルク
配分比Rを0.5に設定して、この旋回時におけるトル
ク配分制御を終了する。
このようにして、通常の旋回状態においては、旋回初期
に後輪のトルク配分比Rが0.5より大きくされて、ス
テアリング特性が一バーステア傾向とされることにより
良好な口頭性が得られ、また旋回終期には後輪のトルク
配分比Rが0.5より小さくされてステアリング特性が
アンダーステア傾向とされることにより、車両の安定性
が向上することになる。
に後輪のトルク配分比Rが0.5より大きくされて、ス
テアリング特性が一バーステア傾向とされることにより
良好な口頭性が得られ、また旋回終期には後輪のトルク
配分比Rが0.5より小さくされてステアリング特性が
アンダーステア傾向とされることにより、車両の安定性
が向上することになる。
一方、旋回中に後輪の横すべりが発生し、これに対して
運転者がハンドルを旋回方向と反対側に操作するカウン
タステア操作を行った場合は、後輪の横すべりを速かに
解消させるための制御が次のように行われる。
運転者がハンドルを旋回方向と反対側に操作するカウン
タステア操作を行った場合は、後輪の横すべりを速かに
解消させるための制御が次のように行われる。
つまり、ステップS26で舵角の減少を判定し、次いで
ステップS27でその変化率が設定値以下か否かを判定
したときに、後輪の横すべりに対するカンタステア操作
による舵角の減少時には、通常のハンドルを戻す操作に
比較して舵角の変化率が著しく大きくなるので、舵角の
変化率が設定値より大きいと判定されることになる。従
って、カウンタステア時には、上記ステップS27から
ステップ835〜S、フを実行し、第1フラグF1をカ
ウンタステア状態にあることを示す値゛1”にセットし
、また旋回走行の段階を示す第2フラグF2を“3”に
セットした上で、後輪のトルク配分比Rを0.5より小
さな所定値Rcsにセットする。
ステップS27でその変化率が設定値以下か否かを判定
したときに、後輪の横すべりに対するカンタステア操作
による舵角の減少時には、通常のハンドルを戻す操作に
比較して舵角の変化率が著しく大きくなるので、舵角の
変化率が設定値より大きいと判定されることになる。従
って、カウンタステア時には、上記ステップS27から
ステップ835〜S、フを実行し、第1フラグF1をカ
ウンタステア状態にあることを示す値゛1”にセットし
、また旋回走行の段階を示す第2フラグF2を“3”に
セットした上で、後輪のトルク配分比Rを0.5より小
さな所定値Rcsにセットする。
そして、第1フラグF1が“1”にセットされることに
より、次にステップS12からステップ83g+ 83
9を実行して、舵角及びその変化率を判定し、舵角が設
定値より大きく、或はその変化率が設定値より大きいと
きには、未だカウンタステア状態にあると判断して、ス
テップS40で後輪のトルク配分比Rを0.5より小さ
い所定値RC5に保持する。
より、次にステップS12からステップ83g+ 83
9を実行して、舵角及びその変化率を判定し、舵角が設
定値より大きく、或はその変化率が設定値より大きいと
きには、未だカウンタステア状態にあると判断して、ス
テップS40で後輪のトルク配分比Rを0.5より小さ
い所定値RC5に保持する。
このようにして、後輪の横すべりに対してカウンタステ
ア操作が行われたときに、前、後輪のトルク配分が前輪
側が大きくなる配分とされ、これに伴ってステアリング
特性がアンダステア方向に修正されることになって車両
の直進性が向上し、上記のような後輪の横すベリが速か
に解消されることになる。
ア操作が行われたときに、前、後輪のトルク配分が前輪
側が大きくなる配分とされ、これに伴ってステアリング
特性がアンダステア方向に修正されることになって車両
の直進性が向上し、上記のような後輪の横すベリが速か
に解消されることになる。
そして、上記ステップ338+ 339で、舵角が設定
値以下となり、且つその変化率も設定値以下となったこ
とを判定すれば、カウンタステア状態が終了したものと
判断して、ステップS41. S42で第17ラグF工
を“0”にリセットし、且つ後輪のトルク配分比Rを0
.5にセットし、この後輪の横すべりに対する制御を終
了する。また、車速が設定値より低くなれば、後輪の横
すべりが自然に解消されるので、ステップSllからス
テップS43を実行して第17ラグF1を“0′°にリ
セットし、同様に横すべりに対する制御を終了する。
値以下となり、且つその変化率も設定値以下となったこ
とを判定すれば、カウンタステア状態が終了したものと
判断して、ステップS41. S42で第17ラグF工
を“0”にリセットし、且つ後輪のトルク配分比Rを0
.5にセットし、この後輪の横すべりに対する制御を終
了する。また、車速が設定値より低くなれば、後輪の横
すべりが自然に解消されるので、ステップSllからス
テップS43を実行して第17ラグF1を“0′°にリ
セットし、同様に横すべりに対する制御を終了する。
なお、本実施例においては、第4図に示すように、加速
度に応じたトルク配分制御と、車輪のスリップに対する
トルク配分制御とが上記の旋回時のトルク配分制御と並
行して行われるので、次にこれらの制御について説明す
る。
度に応じたトルク配分制御と、車輪のスリップに対する
トルク配分制御とが上記の旋回時のトルク配分制御と並
行して行われるので、次にこれらの制御について説明す
る。
まず、加速度に応じたトルク配分制御について説明する
と、この制御は第10図のフローチャートに従って行わ
れ、まずステップS51で各車輪の車輪速のうちの最も
小さなもの、つまり最もスリップ量が小さなものの今回
測定時の値(VMIN)Nと前回測定時の値(VIII
IN ) s−tとの差として前後方向の加速度G、を
求め、ステップS52でこの加速度G、に応じた後輪の
トルク配分比Q。
と、この制御は第10図のフローチャートに従って行わ
れ、まずステップS51で各車輪の車輪速のうちの最も
小さなもの、つまり最もスリップ量が小さなものの今回
測定時の値(VMIN)Nと前回測定時の値(VIII
IN ) s−tとの差として前後方向の加速度G、を
求め、ステップS52でこの加速度G、に応じた後輪の
トルク配分比Q。
を第11図に示すマツプから読取る。また、ステップS
stで横方向の加速度G2に応じた右側輪のトルク配分
比(右側の前後の車輪の配分比のトータル)Q2を第1
2図のマツプから読取る。
stで横方向の加速度G2に応じた右側輪のトルク配分
比(右側の前後の車輪の配分比のトータル)Q2を第1
2図のマツプから読取る。
その場合に、第11図に示すように、前後加速度G1に
応じた後輪のトルク配分比Qzは、該加速度01が所定
値以上の範囲で増大するに従って大きくなるように設定
されており、従って前、後輪の駆動トルクが加速に伴う
後輪側への荷重移動に対応しながら変化することになっ
て、前、後両輪ともスリップを生じることなく、その駆
動トルクが有効に車両の推進力に変換されることになる
。
応じた後輪のトルク配分比Qzは、該加速度01が所定
値以上の範囲で増大するに従って大きくなるように設定
されており、従って前、後輪の駆動トルクが加速に伴う
後輪側への荷重移動に対応しながら変化することになっ
て、前、後両輪ともスリップを生じることなく、その駆
動トルクが有効に車両の推進力に変換されることになる
。
また、上記右側輪のトルク配分比Q2は、第12図に示
すように右方向の横加速度が大きくなるほど大きな値に
設定され、左方向の横加速度が大きくなるほど小さな値
に設定されるようになっている。つまり、横方向の加速
度に対しても、荷重移動に応じて荷重が増大する側の車
輪のトルク配分比が大きくされることになる。
すように右方向の横加速度が大きくなるほど大きな値に
設定され、左方向の横加速度が大きくなるほど小さな値
に設定されるようになっている。つまり、横方向の加速
度に対しても、荷重移動に応じて荷重が増大する側の車
輪のトルク配分比が大きくされることになる。
さらに、スリップ状態に応じたトルク配分の制御は第1
3図のフローチャートに従って行われ、まず、ステップ
S61で、後輪に対する前輪のスリップ率S1、前輪に
対する後輪のスリップ率S2、左側輪に対する右側輪の
スリップ率S3、右側輪に対する左側輪のスリップ率S
4をそれぞれ次の式に従って求める。
3図のフローチャートに従って行われ、まず、ステップ
S61で、後輪に対する前輪のスリップ率S1、前輪に
対する後輪のスリップ率S2、左側輪に対する右側輪の
スリップ率S3、右側輪に対する左側輪のスリップ率S
4をそれぞれ次の式に従って求める。
S + = (VFL+VFR)/ (VRL +
V RR)S2 = (VFIL+VRFI) / (
VFL+VFR)Ss=(VpR+VRR)/ (Vp
t十VRL)S、=(VFL+VRL) / (Vpa
+VRR)ここで、V PL、 V FR+ V RL
、 V RILハ、それツレ左前輪、右前輪、左後輪、
右後輪の各車輪速を示す。
V RR)S2 = (VFIL+VRFI) / (
VFL+VFR)Ss=(VpR+VRR)/ (Vp
t十VRL)S、=(VFL+VRL) / (Vpa
+VRR)ここで、V PL、 V FR+ V RL
、 V RILハ、それツレ左前輪、右前輪、左後輪、
右後輪の各車輪速を示す。
次いで、ステップS62で後輪に対する前輪のスリップ
率Slが1より大きいか否かを判定し、Sl〉1のとき
、つまり前輪がスリップしているときは、ステップS6
Sで第14図のマツプから後輪のトルク配分比P1を読
取り、またSlく1のとき、つまり後輪がスリップして
いるときは、ステップS64で第15図のマツプから後
輪のトルク配分比Plを読取る。その場合に、第14図
に示すように、前輪がスリップしているときくSl〉1
)は、そのスリップ率S1が所定値80以上の範囲で増
大するに従って後輪のトルク配分比P1が0.5より大
きくなるように設定され、また、第15図に示すように
、後輪がスリップしているとき(S2>1)は、前輪に
対する後輪のスリップ率82が所定値S。以上の範囲で
増大するに従って後輪のトルク配分比P1が0.5より
小さくなるように設定されている。つまり、前、後輪の
いずれがスリップしているときも、そのスリップしてい
る方の配分を小さく、スリップしていない方の配分を大
きくするのである。
率Slが1より大きいか否かを判定し、Sl〉1のとき
、つまり前輪がスリップしているときは、ステップS6
Sで第14図のマツプから後輪のトルク配分比P1を読
取り、またSlく1のとき、つまり後輪がスリップして
いるときは、ステップS64で第15図のマツプから後
輪のトルク配分比Plを読取る。その場合に、第14図
に示すように、前輪がスリップしているときくSl〉1
)は、そのスリップ率S1が所定値80以上の範囲で増
大するに従って後輪のトルク配分比P1が0.5より大
きくなるように設定され、また、第15図に示すように
、後輪がスリップしているとき(S2>1)は、前輪に
対する後輪のスリップ率82が所定値S。以上の範囲で
増大するに従って後輪のトルク配分比P1が0.5より
小さくなるように設定されている。つまり、前、後輪の
いずれがスリップしているときも、そのスリップしてい
る方の配分を小さく、スリップしていない方の配分を大
きくするのである。
同様に、ステップS65で左側輪に対する右側輪のスリ
ップ率S3が1より大きいか否かを判定し、S3〉1の
とき、つまり右側輪がスリップしているときはステップ
S66で第16図のマツプから右側輪のトルク配分比P
2を読取り、S3〈1のとき、つまり左側輪がスリップ
しているときは、ステップS67で第17図のマツプか
ら右側輪のトルク配分比P2を読取る。その場合に、第
16図に示すように、右側輪がスリップしているとき(
S3>1)は、そのスリップ率83が所定値88以上の
範囲で増大するに従って右側輪のトルク配分比P2が0
.5より小さくなるように設定され、また第17図に示
すように、左側輪がスリップしているとき(S4>1)
は、右側輪に対する左側輪のスリップ率84が所定値S
。以上の範囲でその増大に従って右側輪のトルク配分P
2が0.5より大きくなるように設定されている。
ップ率S3が1より大きいか否かを判定し、S3〉1の
とき、つまり右側輪がスリップしているときはステップ
S66で第16図のマツプから右側輪のトルク配分比P
2を読取り、S3〈1のとき、つまり左側輪がスリップ
しているときは、ステップS67で第17図のマツプか
ら右側輪のトルク配分比P2を読取る。その場合に、第
16図に示すように、右側輪がスリップしているとき(
S3>1)は、そのスリップ率83が所定値88以上の
範囲で増大するに従って右側輪のトルク配分比P2が0
.5より小さくなるように設定され、また第17図に示
すように、左側輪がスリップしているとき(S4>1)
は、右側輪に対する左側輪のスリップ率84が所定値S
。以上の範囲でその増大に従って右側輪のトルク配分P
2が0.5より大きくなるように設定されている。
つまり、この場合も、左右の車輪のうちのスリップして
いる方の配分を小さく、スリップしていない方の配分を
大きくするように設定するのである。
いる方の配分を小さく、スリップしていない方の配分を
大きくするように設定するのである。
以上のようにして、旋回状態に応じた後輪のトルク配分
比R1前後方向の加速度に応じた後輪のトルク配分比Q
!、横方向の加速度に応じた右側輪のトルク配分比Q2
、並びに車輪のスリップ率に応じた後輪及び右側輪のト
ルク配分比P1.P2が設定されると、これらの配分比
を合算して各車輪のトータルのトルク配分比を求め、こ
の配分比となるようにエンジン制御及びブレーキ制御が
行われる。
比R1前後方向の加速度に応じた後輪のトルク配分比Q
!、横方向の加速度に応じた右側輪のトルク配分比Q2
、並びに車輪のスリップ率に応じた後輪及び右側輪のト
ルク配分比P1.P2が設定されると、これらの配分比
を合算して各車輪のトータルのトルク配分比を求め、こ
の配分比となるようにエンジン制御及びブレーキ制御が
行われる。
次に、このエンジン、ブレーキ制御を第18図のフロー
チャートに従って説明する。
チャートに従って説明する。
まず、この制御においては、ステップS71でアクセル
開度に応じたトルク、すなわち運転者が要求する要求ト
ルクT。を算出し、次いでステップS72で、上記各運
転状態に応じて設定したトルク配分比を合算した後輪及
び右側輪のトータルのトルク配分比に、Lを次式に従っ
て算出する。
開度に応じたトルク、すなわち運転者が要求する要求ト
ルクT。を算出し、次いでステップS72で、上記各運
転状態に応じて設定したトルク配分比を合算した後輪及
び右側輪のトータルのトルク配分比に、Lを次式に従っ
て算出する。
K=R+Q1+Pt I
L=Q2+P2−0゜5
ここで、各トルク配分比R,Q+ 、Q2 、PtP2
はいずれも0.5を基準とした値であって、トータル配
分比に、Ll、0.5を基準とする必要上、上記のよう
にに、Lは各トルク配分比を合算した値から1もしくは
0.5を減算することになる。
はいずれも0.5を基準とした値であって、トータル配
分比に、Ll、0.5を基準とする必要上、上記のよう
にに、Lは各トルク配分比を合算した値から1もしくは
0.5を減算することになる。
次に、ステップ373〜S79で、上記のようなトータ
ルトルク配分比に、Lを目標として、これを実現するの
に必要な出力トルクTsを算出する。すなわち、ステッ
プ873で後輪のトータル配分比Kが0.5より大きい
か否かを判定し、K〉0.5のときは、ステップS74
でその値をXに置換し、K≦0,5のときは、ステップ
S75で(IK)をXとする。つまり、後輪のトータル
配分比にと前輪のトータル配分比(1−K)のうちの大
きい方の値をXとするのである。
ルトルク配分比に、Lを目標として、これを実現するの
に必要な出力トルクTsを算出する。すなわち、ステッ
プ873で後輪のトータル配分比Kが0.5より大きい
か否かを判定し、K〉0.5のときは、ステップS74
でその値をXに置換し、K≦0,5のときは、ステップ
S75で(IK)をXとする。つまり、後輪のトータル
配分比にと前輪のトータル配分比(1−K)のうちの大
きい方の値をXとするのである。
同様に、ステップS76で右側輪のトータル配分比りが
0.5より大きいか否かを判定し、L〉0.5のときは
、ステップS77でその値をYに置換し、L≦0.5の
ときは、ステップ87gで(1−L)をYとする。
0.5より大きいか否かを判定し、L〉0.5のときは
、ステップS77でその値をYに置換し、L≦0.5の
ときは、ステップ87gで(1−L)をYとする。
そして、ステップS79で、次式に従って上記目標トル
ク配分を実現するのに必要な出力トルクTSを算出する
。
ク配分を実現するのに必要な出力トルクTSを算出する
。
Ts=4−X−Y−T(。
このようにして、必要トルクTsが算出されると、次に
ステップSSOでこの必要トルクTsが得られるように
、第2図に示すスロットルバルブ22のアクチュエータ
23に制御信号を出力して、エンジン出力を制御する。
ステップSSOでこの必要トルクTsが得られるように
、第2図に示すスロットルバルブ22のアクチュエータ
23に制御信号を出力して、エンジン出力を制御する。
さらに、ステップS8□で、上記トルク配分比に、Lに
基いて前後左右の各車輪に付与する制動トルク’r”
b pL、 T b PR,T b RL、 T bれ
、を次式に従って算出する。
基いて前後左右の各車輪に付与する制動トルク’r”
b pL、 T b PR,T b RL、 T bれ
、を次式に従って算出する。
]’bpL=Ts/4 (I K) (I L
) T。
) T。
Tb1R=Ts/4 (I K)LT。
TbRt、=Ts/4 K(L L)T。
Tb1R=Ts/4 KLT。
そして、これらの制動トルクが得られるように、ステッ
プS82で第3図に示す制動制御弁のアクチュエータに
制御信号を出力し、ブレーキ装置17〜20の制御を行
う。
プS82で第3図に示す制動制御弁のアクチュエータに
制御信号を出力し、ブレーキ装置17〜20の制御を行
う。
なお、上記制動トルクにより各車輪の駆動トルクは、
TFL= (I K) (L L> T。
TFR= (I K ) LTO
TRL= K (L L、 ) TOTRR=KLT
O となり、そのトータルのトルクが要求トルクT。
O となり、そのトータルのトルクが要求トルクT。
に一致し、且つ前輪と後輪のトルク配分比が〔(1−K
):K)、左側輪と右側輪のトルク配分比が((1−L
):L)となる。
):K)、左側輪と右側輪のトルク配分比が((1−L
):L)となる。
(発明の効果)
以上のように、本発明によれば、運転状態に応じて前、
後輪のトルク配分を可変制御するようにした4輪駆動車
において、旋回中に後輪の横すべりが発生したときに、
これに対する運転者のカウンタステア操作を検出して、
後輪のトルク配分を減少させるようにしたから、このよ
うな横すべり発生時に、ステアリング特性がアンダステ
ア方向に修正されて車両の直進性が向上し、従ってこの
後輪の横すベリが速かに解消されることになる。
後輪のトルク配分を可変制御するようにした4輪駆動車
において、旋回中に後輪の横すべりが発生したときに、
これに対する運転者のカウンタステア操作を検出して、
後輪のトルク配分を減少させるようにしたから、このよ
うな横すべり発生時に、ステアリング特性がアンダステ
ア方向に修正されて車両の直進性が向上し、従ってこの
後輪の横すベリが速かに解消されることになる。
これにより、この種の4輪駆動車の走行安定性が一層向
上することになる。
上することになる。
第1図は本発明の全体概略構成図であり、また第2〜1
8図は本発明の実施例を示すもので、第2図は制御シス
テム図、第3図は制動圧制御弁及びそのアクチュエータ
の構成と配置を示す回路図、第4図はトルク配分制御の
全体動作を示すフローチャート図、第5図は旋回状態に
応じたトルク配分制御を示すフローチャート図、第6〜
9図はこの制御で用いられる各マツプの説明図、第10
図は加速度に応じたトルク配分制御を示すフローチャー
ト図、第11.12図はこの制御で用いられるマツプの
説明図、第13図はスリップ状態に応じたトルク配分制
御を示すフローチャート図、第14〜17図はこの制御
で用いられるマツプの説明図、第18図はエンジン及び
ブレーキの制御を示すフローチャート図である。 2〜5・・・車輪、6・・・エンジン、21.24・・
・トルク配分変更手段(ブレーキコントローラ、エンジ
ンコントローラ)、26・・・トルク配分制御手段(ト
ルク配分コントローラ)、28・・・カウンタステア検
出手段(舵角センサ)。
8図は本発明の実施例を示すもので、第2図は制御シス
テム図、第3図は制動圧制御弁及びそのアクチュエータ
の構成と配置を示す回路図、第4図はトルク配分制御の
全体動作を示すフローチャート図、第5図は旋回状態に
応じたトルク配分制御を示すフローチャート図、第6〜
9図はこの制御で用いられる各マツプの説明図、第10
図は加速度に応じたトルク配分制御を示すフローチャー
ト図、第11.12図はこの制御で用いられるマツプの
説明図、第13図はスリップ状態に応じたトルク配分制
御を示すフローチャート図、第14〜17図はこの制御
で用いられるマツプの説明図、第18図はエンジン及び
ブレーキの制御を示すフローチャート図である。 2〜5・・・車輪、6・・・エンジン、21.24・・
・トルク配分変更手段(ブレーキコントローラ、エンジ
ンコントローラ)、26・・・トルク配分制御手段(ト
ルク配分コントローラ)、28・・・カウンタステア検
出手段(舵角センサ)。
Claims (1)
- (1)エンジン出力により前輪及び後輪を駆動するよう
に構成され、且つ運転状態に応じて各車輪のトルク配分
を変更するトルク配分変更手段が備えられた4輪駆動車
のトルク配分制御装置であって、ハンドルのカウンタス
テア状態を検出するカウンタステア検出手段と、該検出
手段によりカウンタステア状態が検出されたときに、上
記トルク配分変更手段により後輪側のトルク配分を減少
させるトルク配分制御手段とが備えられていることを特
徴とする4輪駆動車のトルク配分制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63181218A JPH0231931A (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 4輪駆動車のトルク配分制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63181218A JPH0231931A (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 4輪駆動車のトルク配分制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0231931A true JPH0231931A (ja) | 1990-02-01 |
Family
ID=16096886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63181218A Pending JPH0231931A (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 4輪駆動車のトルク配分制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0231931A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05222972A (ja) * | 1992-02-14 | 1993-08-31 | Honda Motor Co Ltd | 車両の操安制御装置 |
JPH0569350U (ja) * | 1992-02-28 | 1993-09-21 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | 電子式燃料噴射装置 |
JP2015020713A (ja) * | 2013-07-23 | 2015-02-02 | 株式会社ジェイテクト | 駆動力伝達制御装置及び車両の制御方法 |
-
1988
- 1988-07-20 JP JP63181218A patent/JPH0231931A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05222972A (ja) * | 1992-02-14 | 1993-08-31 | Honda Motor Co Ltd | 車両の操安制御装置 |
JPH0569350U (ja) * | 1992-02-28 | 1993-09-21 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | 電子式燃料噴射装置 |
JP2015020713A (ja) * | 2013-07-23 | 2015-02-02 | 株式会社ジェイテクト | 駆動力伝達制御装置及び車両の制御方法 |
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