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JPH02301607A - 回転式スリーブバルブ内燃機関 - Google Patents

回転式スリーブバルブ内燃機関

Info

Publication number
JPH02301607A
JPH02301607A JP1121485A JP12148589A JPH02301607A JP H02301607 A JPH02301607 A JP H02301607A JP 1121485 A JP1121485 A JP 1121485A JP 12148589 A JP12148589 A JP 12148589A JP H02301607 A JPH02301607 A JP H02301607A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
rotary cylinder
valve
cylinder valve
rotary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1121485A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Hagiwara
萩原 旭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OSHIMA KENSETSU KK
Original Assignee
OSHIMA KENSETSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OSHIMA KENSETSU KK filed Critical OSHIMA KENSETSU KK
Priority to JP1121485A priority Critical patent/JPH02301607A/ja
Priority to PCT/JP1989/001211 priority patent/WO1990011432A1/ja
Priority to DE68914852T priority patent/DE68914852T2/de
Priority to US07/761,750 priority patent/US5191863A/en
Priority to EP89913180A priority patent/EP0464201B1/en
Priority to KR1019910701139A priority patent/KR0144452B1/ko
Publication of JPH02301607A publication Critical patent/JPH02301607A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、内燃機関に関する。更に詳しくは、燃料の
吸気、排気のための回転式スリーブ弁機構を有する内燃
機関において、排気効率を良くするためにピストンを対
向して配置したタイプの回転式スリーブバルブ内燃機関
に関する。
[従来技術] ピストンが往復動するタイプの内燃機間は、燃料と空気
との混合ガスを吸気弁からシリンダ室に吸入し、シリン
ダ室で爆発燃焼後、排気弁から燃焼ガスを排出する。こ
の給排気のための弁機構は、きのこ弁機構、スリーブ弁
機構、回転弁機構の3つに大別される。きのこ弁機構は
、内燃機関に広く用いられており、通常弁装置と駆動装
置とで構成されている。弁装置には、弁の開閉を制御す
るカムと、カムの運動を伝達する伝達機構と、弁の開閉
運動に変換する開閉機構とがある。この駆動装置は、ク
ランク軸の回転と同期してカム軸を駆動する機構である
現在用いられているきのこ弁装置は、機関の性能特性、
燃焼室形状、サービス性、製造価格などにより商業的に
は数種類の機構が採用されている。主に汎用機関に用い
られている側弁式と、自動車用機関などに用いられてい
る頭上弁式とに大別される。また、駆動装置には、歯車
駆動、チェーン駆動、歯付ベルト駆動の各方式がある。
スリーブ弁機構は、シリンダ内面にスリーブをはめ、こ
のスリーブを上下運動または回転駆動させて吸・排気口
を開閉するものである。
回転弁は、吸排気通路または燃焼室の一部に回転子を設
け、この回転子を回転させて吸・排気口と連通させる機
構である。スリーブ弁の中の回転スリーブ弁は、スリー
ブを回転させて吸・排気口を開閉するものであり、例え
ば、登録実用新案公報第368237号、実公昭25−
5704号公報などに記載されている。これらスリーブ
バルブを用いたものは、弁孔面積を大きくとれるので吸
排気のための通気効率が良い、弁機構が比較的簡単であ
る、騒音が少ないなどの特長を有している: しかし、スリーブとシリンダブロック間の気密性の保持
、回転接触面の潤滑の困難性、摩擦損失などの点から特
殊用途以外は現在は実用化されていない。
[発明が解決しようとする課題] 前記したスリーブバルブタイプの内燃機関は、過去の技
術であり開発当時のシール技術レベルでは、ガス漏れ防
止、潤滑技術が不完全で圧縮比をあまり上げられないと
いう問題があった。また、スリーブバルブ内燃機関は、
排気効率が良いことが知られている。しかし、完全に排
気ガスを排出できるものではない。
この発明の目的は、排気効率を向上させた回転式スリー
ブバルブ内燃機関の構造を提供することにある。
この発明の更に他の目的は、回転式スリーブバルブのシ
ール効果を向上させた対向ピストン型回転式スリーブバ
ルブ内燃機関を提供することにある。。
[前記課題を解決するための手段] 前記課題を解決するために次のような手段を採る。
第1の手段はシリンダブロックと、ロータリシリンダバ
ルブと、対向する二つのピストンと、クランク軸などと
からなるスリーブバルブ内燃機関において、 a、前記シリンダブロックは混合ガスおよび排気ガスを
吸入、排出するための吸入孔と排気孔とを有し、 b、前記ロータリシリンダバルブは前記シリンダブロッ
ク内で回転自在に支持され中心に円筒空間を有し、かつ C0前記ロータリシリンダバルブには開口部を有し、か
つ d、ロータリシリンダバルブの一端には歯車を有し、 e、前記ロータリシリンダバルブ内には前記開口部を挟
んで対向して摺動自在に挿入した前記二つのピストンと
、 f、前記一方のピストンに連結し前記連接棒に回転自在
に設けたクランク軸と、 g、前記他方のピストンは、前記一方のピストン方向に
スプリングを介在させて移動自在に対向させ、 h、前記クランク軸に設けられ前記歯車とかみ合うクラ
ンクギアとからなることを特徴とする回転式スリーブバ
ルブ内燃機関である。
前記吸入孔と前記排気孔をシールするために前記開口部
の周囲を環状にシールリングを配置すると良い。
前記他方のピストンは前記シリンダブロックに前記ロー
タリシリンダバルブの軸線方向の移動のみ許容できるよ
うに固定しても良い。
前記他方のピストンは前記ロータリシリンダバルブに前
記ロータリシリンダバルブの軸線方向の移動を許容でき
るように固定しても良い。
前記他方のピストンが前記スプリングに抗して一定間隔
以上に移動できなくすると良い。
更に、前記ロータリシリンダバルブの外周にウォーター
ポンプまたはフィンを設けても良い。
[作 用] スタータでクランク軸を回転駆動させる。ピストンが下
死点に向けて移動するとき、すなわち上部ピストンに対
して遠くなる方向に移動するとき、ロータリシリンダバ
ルブの開口部と吸入孔とが一致し、この開口部から混合
ガスを吸入する。
このとき、クランク軸のクランクギアはロータリシリン
ダバルブの一端を駆動しているので、開口部と吸入孔が
一致するようにタイミングが調節されている。ピストン
が再び上死点に向かう、すなわち上部ピストンに接近し
て混合ガスを圧縮する。
このとき、わずかに上部ピストンは、圧縮ガスのガス圧
により後退し、スプリングを圧縮する。
ピストンが上死点到達直前に、点火プラグが圧縮した混
合ガスに点火し、ピストンが上死点に到達後燃焼・膨張
させる。ピストンは、燃焼ガスに押されて移動し、クラ
ンク軸を駆動する。同時に上部ピストンは、爆発力によ
り一旦後退するが、元の位置に戻る。再びピストンが上
昇し、開口部と排気孔とが連通して排ガスを排気孔から
エンジン外部へ排気する。ピストンと上部ピストンの隙
間はほとんどないので大部分の排ガスは排出される。以
後この動作を繰り返す。
[第1実施例] 以下、この発明の実施例を図面にしたがって説明する。
第1図に示すものは、回転式シリンダバルブを設けた実
施例である。シリンダブロック1は、内部が空洞の円筒
状のケースであり、通常のエンジン材料である鋳物材料
で作られている。シリンダブロック1の下端には、クラ
ンクケース2が設けである。クランクケース2は、゛ク
ランク軸20を内蔵するものである。シリンダブロック
1の内部には、円筒状のロータリシリンダバルブ3が回
転自在に挿入しである。
ロータリシリンダバルブ3の一端には、ベベルギア4が
一体に連結されている。ベベルギア4は、ロータリシリ
ンダバルブ3と別体で作り歯切り加工後、組立てて作る
方法でも良い、ロータリシリンダバルブ3の中央部には
、内部からみればだ円で出口は円形の形状の開口部5が
設けである(第2図)、ロータリシリンダバルブ3の外
周には、複数の羽根6が半径方向に一体に設けである0
羽根6は、冷却水を循環させるためのポンプの羽根に相
当し、ロータリシリンダバルブ3の回転軸線に対してリ
ード角を有している。
シリンダブロック1には、吸入孔10、排気孔が設けで
ある。吸入孔10、排気孔の開口位置は、エンジンの吸
入、圧縮、膨張、排気のサイクルに合致するように、開
口部5の動きと同期するように設けである。ロータリシ
リンダバルブ3とシリンダブロック1との間は、空洞に
なっていて、この空洞部はロータリシリンダバルブ3を
冷却する冷却室8である。この冷却室8には、冷却水を
入れてロータリシリンダバルブ3の外周を冷却する。
更に、ロータリシリンダバルブ3の両端は、ベアリング
って回転自在に支持されている。ベアリングっけ、耐熱
、耐腐食性のある材質を選び、スラスト方向の荷重に耐
えうるベアリングを用いる。クランク軸20には、中央
にビン21を挟んで両端に腕部22.22と、この腕部
22には、更にビン21と偏心してジャーナル部23を
有している。ジャーナル部23は、クランクケース2内
にベアリング24によって支持されている。
クランク軸20の一端には、クランクギア26が一体ま
たは別体に設けである。クランクギア26は、ベベルギ
アでありロータリシリンダ3の一端のベベルギア4にか
み合っているのでロータリシリンダバルブ3を駆動する
。クランクギア26と、ベベルギア4の歯数比は、1:
2である。クランクギア26が2回転に対し、ベベルギ
ア4が1回転である。
クランク軸20のビン21には、連接棒30の一端が回
転自在に設けである。連接棒30の他端には、ピストン
ピン31が挿入されており、ピストンピン31の両端は
ピストン32に固定しである。ピストン32は、従来か
ら公知の4サイクルエンジンに使用されている構造であ
り、その詳細な説明は省略する。ピストン32の外周の
溝は、圧力リング33.33、オイルリング34がそれ
ぞれはめ込んである。
第2図(a)、(b)、(C)、(d)に示す図は、ロ
ータリシリンダバルブ4の開口部5のシールリング40
の構造、形状を示す。第2図(a)は、ロータリシリン
ダバルブ4の開口部5を軸線に垂直な方向に切断した断
面図である。第2図(b)は、第2図(a)の矢印すの
方向、すなわち内孔からみた図である。第2図(C)は
、第2図(a>の矢印C1すなわち外側からみた図であ
る。第2図(d)は、第2図(C)のd−d断面図であ
る。
開口部5は、図で理解されるようにロータリシリンダバ
ルブ3の内孔部は長だ円形状をしていて、出口は円形の
形をしている。内孔部を円形にすると、ピストン32の
移動方向の開口部5が大きくなり、結果として圧縮比が
低下する。すなわち、ピストン32のピストンリング3
3は、開口部5を越えて圧縮すると、ガス漏れが生じる
ためである。
ロータリシリンダバルブ3の外周面19でかつ開口部5
の円周位置には、シールリング40が配置しである。シ
ールリング40は、円環状の形であり、かつロータリシ
リンダバルブ4の外周面19に沿うように円筒曲面を有
している。外周面19の開口部5の円周には、リング溝
41が形成しである。リング溝41には、シールリング
40が挿入しである。リング溝41は、オイル供給路4
2と連通している。
一方、オイルリング溝42は、オイル排出路43と連通
している。オイル供給路42、オイル排出路43は、ロ
ータリシリンダバルブ4の軸線方向に穴が設けてあり、
クランクケース2内に通じている。クランクケース2内
には、エンジンオイルが満たされており、クランク軸2
0が常にかく伴している。エンジンオイルは、ロータリ
シリンダバルブ4が回転することによりオイル取入口4
4からオイルが供給され、リング溝41を満たした余剰
のオイルは、オイル排出路43を通してクランクケース
2に戻される。なお、オイル取入口44は、オイルを取
り入れやすくするためロータリシリンダバルブ3の接続
方向を向いている(第3図)。
一方、シールリング40は、断面がぼぼ矩形をしたもの
であり、外周の所定間隔ごとにオイル貫通孔45を有し
ている。オイル貫通孔45は、リング溝41の底面から
オイルをシールリング40の外表面に浸み出すようにし
たものである。表面に浸み出てオイルは、シールリング
4oの表面に設けたオイル溝を満たす。シールリング4
oの底面には、同様にオイル溝が設けてあり、オイル貫
通孔45間をオイルが流れるように構成されている。
また、リング溝41の底面とシールリング40の底面と
の間には、波状に変形した板バネ46が挿入してあり、
常にシールリング4oを外側に押し出している。シール
リング4oは、ロータリシリンダバルブ4の内周壁面に
押されて気密を保持する。
ロータリシリンダバルブ4の上部には、上部ピストン5
0が挿入されている。上部ピストン5゜は、円筒状の形
をしたものであり、一端に閉じて他端は開放している。
上部ピストン50の外周には、ピストンリング51.5
1、オイルリング52が挿入しである。ピストンリング
51.51は、ロータリシリンダバルブ3と上部ピスト
ン50との間の気密を保持するためのものである。
上部ピストン50の端面53の中央部には、プラグネジ
穴54が形成しである。プラグネジ穴54には、点火プ
ラグ70が取り付けである。上部ピストン50の中心部
には、点火プラグ70を収納するためのプラグ収納穴5
5が一体に形成しである。上部ピストン50の上端は、
フランジ56が形成しである。フランジ56には、等角
度位置に複数の円形の案内孔57が明けである。案内孔
57には、案内ビン58が摺動自在に挿入しである。上
部ピストン50は、案内ビン58内を摺動自在に案内さ
れながら移動できる。
案内ビン58の一端は、円板プレート59内に固定して
あり、他端は円板プレート60に固定しである6円板プ
レート59と円板プレート60との間には、ワッシャ6
1が介在させである。このワッシャ61は、円板プレー
ト59と円板プレート60の間の間隔を調節するための
ものである。
ボルト62は、円板プレート60、ワッシャ61を共に
締結する0円板プレート59は、シリンダブロック1に
ボルト63により固定されている。
円板プレート60の中心部には、ワッシャ64を介して
スプリング受65がボルトにより固定しである。スプリ
ング受65と上部ピストン50の内端面67との間には
、コイルスプリング66が介在させである。したがって
、上部ピストン50は、コイルスプリング66の圧縮力
でピストン32側に常時押されている。ワッシャ64は
、コイルスプリング66の強さを調節するものである。
第4図に示すものは、シリンダブロック1に設けた吸入
孔10の形状を示す展開図である。排気孔15、吸入孔
10以下の高さく図示上)は、開口部5の直径とほぼ同
一の大きさである。排気孔15、吸入孔10の円周方向
の両側には、吸入孔lOと直径が同じ半円形の半円突部
11が突き出た形状を有している。半円突部11と半円
突部11との問は、橋部12で連結されている。この橋
部12は、シールリング40の脱落を防止するものひで
ある。最初に円形の開口部5の環状で半円周にわたって
吸入孔10と連通ずるので吸入効率が良い、排気孔(図
示せず)は同様の形状をしており、説明は省略する。
作−一動一 以上の構造を有しているエンジンは、次のように作動す
る。スタータ(図示せず)でどちらのクランク軸20を
回転駆動させる。ピストン32が下死点に向けて移動す
ると、開口部5と吸入孔10とが一致し、この開口部5
から混合ガスを吸気する。混合ガスAは、公知の気化器
(図示せず)から供給させる。この吸気サイクルの吸気
量は、開口部5と吸入孔10との重なりの中間で最大量
となり、重なりが終わりに近づくにつれて減少し、重な
りが終わったときに吸気も終わる(第4図)。
このとき、クランク軸20のクランクギア26は、ロー
タリシリンダバルブ3を駆動しているので、開口部5と
吸入孔10が一致するようにタイミングが調節されてい
る。ピストン32は再び上死点に向かう、すなわち混合
ガスAを圧縮する。
この圧縮により上部ピストン50も若干移動する。すな
わち、コイルスプリング66が圧縮される。
フランジ56は、ビン58に案内されて円板プレー1−
60のストッパ面67に突き当なるまで距離!たけ移動
する。この移動距離は、コイルスプリング66のバネ強
さと圧縮圧力とバランスした位置で決まる。したがって
、上部ピストン50のフランジ56は、距離!たけ移動
するとは限らず、最大移動して距N!たけである。コイ
ルスプリング66のバネ圧は、エンジンの効率から決定
される圧縮比により決定する。ピストン32が上死点到
達直前に、開口部5が点火プラグ70の位置に位置し、
圧縮した混合ガスに点火し、ピストン32が上死点に到
達後燃焼・膨張させる。
ピストン32は、燃焼ガスに押されて移動し、連接棒3
0、ビン21を介してクランク軸20を駆動する。この
とき、同時に一旦上部ピストン50は、爆発燃焼したガ
スに押されてコイルスプリング66を圧縮しているが上
部ピストン50は、圧縮前の位置に戻る。爆発燃焼した
ガスは、急激にピストン32を押すことなく、平均化し
た力をピストン32に与える。再びピストン32が上昇
し、開口部5と排気孔15とが連通して排ガスを排気孔
15からエンジン外部へ排気する。この排気工程中の上
部ピストン50とピストン32との間の隙間はきわめて
小さいので、排ガスはほとんど完全に排出される。以後
この動作を繰り返す。
[第2実施例] 第5図に示す図は、第2実施例を示す断面図である。前
記実施例では、上部ピストン50は固定されており、ロ
ータリシリンダバルブ3とは相対回転している。この第
2実施例は、ロータリシリンダバルブ3と上部ピストン
50とを一体にして回転させたものである。シリンダブ
ロック1の上部には、プレート80がボルト81により
固定しである。プレート80の中央には、取付穴83が
形成しである。取付穴83には、外周にねじ中心は中空
のねじ筒84が挿入しである。このねじ筒84には、ロ
ックナツト85.85がねじ込んであり、プレート80
にねじ筒84を固定してt)る。ねじ筒84の下端には
、フランジ86が一体に形成しである。
上部ピストン50とフランジ86との間には、コイルス
プリング87、スラストベアリング88が介在しである
。したがって、ロータリシリンダバルブ3と上部ピスト
ン50は、一体になって回転する。ねじ筒84、コイル
スプリング87は、フレート80に固定されており回転
はしない。点火プラグ70は、従来と同様のものである
が、上部ピストン50と共に回転するものである。この
ため、点火プラグと点火コイルとの電線の連結継手89
が設けである。この実施例は、上部ピストン50とロー
タリシリンダバルブ3との間が相対回転しないので上部
ピストン50とロータリシリンダバルブ3との間の気密
が保持しやすい。
[他の実施例] 前記した実施例の点火プラグ70は、上部ピストン50
に固定するものであった。点火プラグ70は、必ずしも
上部ピストン50に固定しなくても良い。第6図に示す
断面図は、シリンダプロ・7り1の側面に設けた例であ
る。圧縮行程サイクル中に、ロータリシリンダバルブ3
の開口部5が点火プラグ70が位置するように点火プラ
グ70をシリンダブロック71に設けたものである。エ
ンジンのヘッド構造が簡素化する効果がある。
第7図(a)、(b)に示すものは、ロータリシリンダ
バルブ3の他の実施例を示すものである。前記実施例の
ロータリシリンダバルブ3のシールリング40は、一本
であった。この実施例は、シールリング40を設けた例
である。シールリング40を二重に設けたので、シール
性能が良い。また、この実施例のオイル供給路42は、
ロータリシリンダバルブ3の中心軸線に対してθ1傾い
て明けられている。
オイル取入口44から入ったオイルは、ロータリシリン
ダバルブ3の回転による遠心力により上部に上昇し、シ
ールリング40にオイルを供給した後、オイル排出路4
3から排出される。オイル排出路43もロータリシリン
ダバルブ3の軸線に前記角度θlとは逆方向の角度θ2
だけ傾いている。したがって、遠心力により分力が傾き
排出がスムースになる。なお、この説明では、シールリ
ング40へのオイルの供給のみを説明したが、上部ピス
トン50のオイルリング52など他の必要な部分にも同
様にオイルを供給する。
前記した実施例のクランクギア26とロータリシリンダ
バルブ3のベベルギア4の歯数比は、1:2である。す
なわち、クランクギア26が2回転に対し、ベベルギア
4が1回転である。4サイクルエンジンであるから、4
サイクル毎にロータリシリンダバルブ3が1回転するこ
とになる。しかし、吸入孔10、排気孔、点火プラグ7
0を1個でなく180度反対側にもう1個設けると、4
:1の割合でロータリシリンダバルブ3を回転させても
、4サイクルエンジンは成立する。
これは、ロータリシリンダバルブ3と、ベベルギア4の
歯車の端数比を変えて実現しても良いし、もう一段歯車
を介在させて減速させても良い、ガスシールが難しいロ
ータリシリンダバルブ3の回転数を減少させるので、前
記実施例に比べてガスの漏出を少なくできる。また、回
転摩擦損失も前記実施例のものより少なくできる。なお
、これらの技術は、特許第135563号(昭和15年
)、実公昭25−5704号公報など公知の技術である
前記実施例のロータリシリンダバルブ3の開口部5のシ
ールリング40は、ロータリシリンダバルブ3自身に設
けた。前記説明がら理解できるように、シールリング4
0は、ロータリシリンダブロック3とシリンダブロック
1間のガスの漏出を防ぐためのものである。この機能を
達成するものであれば、シールリング4oは、シリンダ
ブロック1またはロータリシリンダバルブ3内のどちら
に設けても良い、また、シールリングの形状、本数は、
前記実施例に限定されるものではなく、内燃機関に使用
されている公知のいがなるものでも良い。
[発明の効果] 以上詳記したように、この発明は、対向してこのピスト
ンを設けたので、排気サイクルでの排気効率が良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は対向ピストン型回転式スリーブバルブ内燃機関
の実施例を示す断面図、第2図(a>、(b)、(C)
、(d)は開口部のガスシール機構の配置を示す図、第
3図はロータリシリンダバルブのオイル取入口の断面図
、第4′図は排気孔、吸入孔の形状を示す展開図、第5
図は第2実施例を示す断面図、第6図は点火プラグを側
面に設けた他の実施例を示す断面図、第7図(a)、(
b)はロータリシリンダバルブの他の実施例を示す図で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シリンダブロックと、ロータリシリンダバルブと、
    対向する二つのピストンと、クランク軸などとからなる
    スリーブバルブ内燃機関において、 a、前記シリンダブロックは混合ガスおよび排気ガスを
    吸入、排出するための吸入孔と排気孔とを有し、 b、前記ロータリシリンダバルブは前記シリンダブロッ
    ク内で回転自在に支持され中心に円筒空間を有し、かつ c、前記ロータリシリンダバルブには開口部を有し、か
    つ d、ロータリシリンダバルブの一端には歯車を有し、 e、前記ロータリシリンダバルブ内には前記開口部を挟
    んで対向して摺動自在に挿入した前記二つのピストンと
    、 f、前記一方のピストンに連結し前記連接棒に回転自在
    に設けたクランク軸と、 g、前記他方のピストンは、前記一方のピストン方向に
    スプリングを介在させて移動自在に対向させ、 h、前記クランク軸に設けられ前記歯車とかみ合うクラ
    ンクギアとからなることを特徴とする回転式スリーブバ
    ルブ内燃機関。 2、請求項1において、前記吸入孔と前記排気孔をシー
    ルするために前記開口部の周囲を環状にシールリングを
    配置したことを特徴とする回転式スリーブバルブ内燃機
    関。 3、請求項1または2において、前記他方のピストンは
    前記シリンダブロックに前記ロータリシリンダバルブの
    軸線方向の移動のみ許容できるように固定したことを特
    徴とする回転式スリーブバルブ内燃機関。 4、請求項1または2において、前記他方のピストンは
    前記ロータリシリンダバルブに前記ロータリシリンダバ
    ルブの軸線方向の移動を許容できるように固定したこと
    を特徴とする回転式スリーブバルブ内燃機関。 5、請求項1、2、3、4から選択される1項において
    、前記他方のピストンが前記スプリングに抗して一定間
    隔以上に移動できないことを特徴とする回転式スリーブ
    バルブ内燃機関。 6、請求項1、2、3、4、5から選択される1項にお
    いて、前記ロータリシリンダバルブの外周にウォーター
    ポンプまたはフィンを設けたことを特徴とする回転式ス
    リーブバルブ内燃機関。
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DE68914852T DE68914852T2 (de) 1989-03-24 1989-12-01 Brennkraftmaschine mit rohrförmigem drehschieber.
US07/761,750 US5191863A (en) 1989-03-24 1989-12-01 Rotary sleeve-valve internal combustion engine
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