JPH02294568A - 斜板式可変容量圧縮機 - Google Patents
斜板式可変容量圧縮機Info
- Publication number
- JPH02294568A JPH02294568A JP1115537A JP11553789A JPH02294568A JP H02294568 A JPH02294568 A JP H02294568A JP 1115537 A JP1115537 A JP 1115537A JP 11553789 A JP11553789 A JP 11553789A JP H02294568 A JPH02294568 A JP H02294568A
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- JP
- Japan
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- swash plate
- sleeve
- displacement
- displacement sensor
- compressor
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Links
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 abstract description 9
- 239000010959 steel Substances 0.000 abstract description 9
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Landscapes
- Compressor (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、斜板の傾角制御により両頭ピストンのストロ
ークを変化させる斜板式可変容量圧縮機(以下、斜板式
圧縮機という》に関し、詳しくは、その吐出容量に関す
る情報(容量情報という)を高精度で発信し{qる斜板
式圧縮機に関する。
ークを変化させる斜板式可変容量圧縮機(以下、斜板式
圧縮機という》に関し、詳しくは、その吐出容量に関す
る情報(容量情報という)を高精度で発信し{qる斜板
式圧縮機に関する。
[従来の技術]
特開昭62−218670号公報は、揺動斜板の外周部
に被検出体を設け、機体に被検出体の通過毎にパルスを
出力する電磁誘導型検知器を設けて、容量を検出する1
工動斜板式圧縮機を開示している。この圧縮機では、被
検出体が上死点側に位置ずる期間t1と、下死点側に位
置する期間)t2とを隣接するパルス間隔から求め、そ
して,比t1/t2を圧縮機の容量情報として利用して
いる。
に被検出体を設け、機体に被検出体の通過毎にパルスを
出力する電磁誘導型検知器を設けて、容量を検出する1
工動斜板式圧縮機を開示している。この圧縮機では、被
検出体が上死点側に位置ずる期間t1と、下死点側に位
置する期間)t2とを隣接するパルス間隔から求め、そ
して,比t1/t2を圧縮機の容量情報として利用して
いる。
また、回転斜板の傾角を制御することによって両頭ピス
トンのストロークひいては吐出容量を可変とする斜板式
圧縮機も既に開発されている。
トンのストロークひいては吐出容量を可変とする斜板式
圧縮機も既に開発されている。
[発明が解決しようとする課題]
本発明にかかる斜板式圧縮機に上記パルス間隔比t1/
t2による吐出容最検出方式を応用することが考えられ
る。
t2による吐出容最検出方式を応用することが考えられ
る。
しかしながら、上記斜板式圧縮別は上記揺動斜板とは異
って斜板が回転する。したがって、単に被検出体を斜板
の外周部に装着するだけでは、上記したパルス間隔比t
1/t2を検出することは困難である。更に、上記した
従来の吐出容徂検出方式は、もともと揺動斜板及び斜板
等の運動部材の変位を電磁的に検出するものであるため
に、圧縮機の高速回転時にはこれら金属製の運動部材の
高速運動によって電磁界が乱れ、電磁誘導型検出器に電
vii誘導される信@が乱れて誤検出が生じる可能性が
あった。
って斜板が回転する。したがって、単に被検出体を斜板
の外周部に装着するだけでは、上記したパルス間隔比t
1/t2を検出することは困難である。更に、上記した
従来の吐出容徂検出方式は、もともと揺動斜板及び斜板
等の運動部材の変位を電磁的に検出するものであるため
に、圧縮機の高速回転時にはこれら金属製の運動部材の
高速運動によって電磁界が乱れ、電磁誘導型検出器に電
vii誘導される信@が乱れて誤検出が生じる可能性が
あった。
この問題を解決するためにはリング状の被検出体を斜板
の全外周縁に1■着すればよいが、このようにすると斜
板の回転質徂が増加し、起動停止時間の延長や娠動の増
加など、斜板回転に伴う折たな不具合が生じるほか、製
造工程も複雑化する。
の全外周縁に1■着すればよいが、このようにすると斜
板の回転質徂が増加し、起動停止時間の延長や娠動の増
加など、斜板回転に伴う折たな不具合が生じるほか、製
造工程も複雑化する。
本発明は、これらの問題に鑑みなされたものであり、斜
板の回転に支障を与えることなく、高精度の容量情報を
発信し得る斜板式圧縮機を提供することを解決すべき技
術課題とするものである。
板の回転に支障を与えることなく、高精度の容量情報を
発信し得る斜板式圧縮機を提供することを解決すべき技
術課題とするものである。
[課題を解決するための手段]
本発明の斜板式可変容最圧縮機は、複数のボア内に両頭
ピストンを収容したシリンダブロックと、前記ボアと平
行な軸心上に配設された回転軸と、該回転4qh I:
″活動可能に嵌装されたスリーブと、該ス1ノーブに傾
動自在に枢支されて前記両頭ピストンと係合し、かつ前
記回転軸に形成された案内長孔と1矢合ずるビンを備え
た斜板と、前記スリーブを軸方向に変位させる発動部材
とを包含してなる斜板式可変容量圧縮機において、上記
発動部材の直動変位を検出する変位センサを包含してい
る。
ピストンを収容したシリンダブロックと、前記ボアと平
行な軸心上に配設された回転軸と、該回転4qh I:
″活動可能に嵌装されたスリーブと、該ス1ノーブに傾
動自在に枢支されて前記両頭ピストンと係合し、かつ前
記回転軸に形成された案内長孔と1矢合ずるビンを備え
た斜板と、前記スリーブを軸方向に変位させる発動部材
とを包含してなる斜板式可変容量圧縮機において、上記
発動部材の直動変位を検出する変位センサを包含してい
る。
変位センナとして、従来知られている磁気式、電磁式、
静電式、光学式、超音波式など各種の変位センサを用い
ることができる。
静電式、光学式、超音波式など各種の変位センサを用い
ることができる。
F作用]
発動部材は斜板を傾動させ、斜板はリア側のピストンヘ
ッドクリアランスがほぼ不変となるように両頭ピストン
のストロークを制御する。したがって、発動部材の変位
量は斜板の揺動を介してピストンストロークつまり吐出
容聞と一定の相関関係にある。
ッドクリアランスがほぼ不変となるように両頭ピストン
のストロークを制御する。したがって、発動部材の変位
量は斜板の揺動を介してピストンストロークつまり吐出
容聞と一定の相関関係にある。
故に、本発明にかかる変位センサは、発動部材の変位量
を非接触に検出することにより、斜板回転に支障をきた
すことなく、容量情報を発信する。
を非接触に検出することにより、斜板回転に支障をきた
すことなく、容量情報を発信する。
[実施例]
(実施例1》
以下、図に基づいて本発明の一実施例を具体的に説明す
る。
る。
第1図は本発明に用いられる斜様式圧縮機を示すもので
、シリンダブロック1の前俊両端面にはフロントハウジ
ング2及びリャハウジング3が接合固定されており、回
転軸4は、フロントハウジング2及びシリンダブロック
1に支承されている。
、シリンダブロック1の前俊両端面にはフロントハウジ
ング2及びリャハウジング3が接合固定されており、回
転軸4は、フロントハウジング2及びシリンダブロック
1に支承されている。
回転軸4の後端は連結休5を介してリャ軸部4bと同軸
に連結固定ざれている。リャ軸部4bにはスリーブ7が
滑動自在に嵌合されている。スリーブ7は両端開口の套
管6aに挿通されており、套管6aはシリンダブロック
1の後部1呂動孔1dに1苫動自在に保持されている。
に連結固定ざれている。リャ軸部4bにはスリーブ7が
滑動自在に嵌合されている。スリーブ7は両端開口の套
管6aに挿通されており、套管6aはシリンダブロック
1の後部1呂動孔1dに1苫動自在に保持されている。
套管6aはラジアル軸受26及びスラスト軸受25を介
してスリーブ7を支承している。套管6aの後端面はフ
ランジ状の制御ピストン6bの軸部61の前端面に当接
している。本発明でいう発動部材を構成するこの制御ピ
ストン6bはv2端部に大径の受圧部62をもら、受圧
部62の外周面60はリアハウジング3の中央部に設け
られた制御圧室18aの内周面に摺動自在に保持ざれて
いる。制御ピストン6bの後端面中央部には凹部63が
形成されている。
してスリーブ7を支承している。套管6aの後端面はフ
ランジ状の制御ピストン6bの軸部61の前端面に当接
している。本発明でいう発動部材を構成するこの制御ピ
ストン6bはv2端部に大径の受圧部62をもら、受圧
部62の外周面60はリアハウジング3の中央部に設け
られた制御圧室18aの内周面に摺動自在に保持ざれて
いる。制御ピストン6bの後端面中央部には凹部63が
形成されている。
リアハウジングの後端中央部から筒部39が後方に突出
しており、この筒部39の内部空間は制御圧室18aに
連通している。筒部39には一次コイル71、二次コイ
ル72が巻回された樹脂製のボビン73が嵌入、固定ざ
れており、ボビン73の中央孔74は軸心上に伸びてお
り、中央孔74に鋼棒75が12!動自在に挿通されて
いる。鋼棒75の鍔状の前端部はボビン73から前方に
突出して、制御ピストン6bの凹部63の底面に固着さ
れている。なお、上記一次コイル71、二次コイル72
、樹脂製のボビン73及び鋼棒75は本発明でいう変位
センサを構成している。
しており、この筒部39の内部空間は制御圧室18aに
連通している。筒部39には一次コイル71、二次コイ
ル72が巻回された樹脂製のボビン73が嵌入、固定ざ
れており、ボビン73の中央孔74は軸心上に伸びてお
り、中央孔74に鋼棒75が12!動自在に挿通されて
いる。鋼棒75の鍔状の前端部はボビン73から前方に
突出して、制御ピストン6bの凹部63の底面に固着さ
れている。なお、上記一次コイル71、二次コイル72
、樹脂製のボビン73及び鋼棒75は本発明でいう変位
センサを構成している。
また、鋼棒75にはばね8bが巻設されており、ばね8
bの一端は凹部63の底面に、ばね8bの他端はボビン
73の前端而部に係止ざれている。
bの一端は凹部63の底面に、ばね8bの他端はボビン
73の前端而部に係止ざれている。
制御圧室18aの前部開口は、制御ピストン6bの軸筒
部61が貫通するリング状のストツパ部材31により区
画されており、ストツパ部材31はサークリップ32に
てリアハウジング3の段差而に固定されている。
部61が貫通するリング状のストツパ部材31により区
画されており、ストツパ部材31はサークリップ32に
てリアハウジング3の段差而に固定されている。
スリーブ7の前端部の左右には軸ビン7a(一方のみ図
示)が突設されており、軸ビン7aには斜板9が枢支さ
れている。斜板9の前面には一対のブリッジ9aが形成
されている。ブリッジ9aの中央頂部にはピン9bが軸
ピン7aと平行かつ側方へ突出するように嵌看されてお
り、ピン9bには回転子9Cが取付けられている。ブリ
ッジ9aは連結休5の中央間隙部(図示せず》に装入さ
れており、回転子9Cは連結体5の案内長孔5aに案内
されている。これにより斜板9がシリンダブロック1の
斜板室1a内で回転軸4及びスリーブ7とともに回転可
能となっている。スリーブ7の変位とともにビン9bは
案内長孔5aの案内面に案内ざれつつ軸ビン7aを中心
として傾動する。
示)が突設されており、軸ビン7aには斜板9が枢支さ
れている。斜板9の前面には一対のブリッジ9aが形成
されている。ブリッジ9aの中央頂部にはピン9bが軸
ピン7aと平行かつ側方へ突出するように嵌看されてお
り、ピン9bには回転子9Cが取付けられている。ブリ
ッジ9aは連結休5の中央間隙部(図示せず》に装入さ
れており、回転子9Cは連結体5の案内長孔5aに案内
されている。これにより斜板9がシリンダブロック1の
斜板室1a内で回転軸4及びスリーブ7とともに回転可
能となっている。スリーブ7の変位とともにビン9bは
案内長孔5aの案内面に案内ざれつつ軸ビン7aを中心
として傾動する。
案内長孔5aの案内面はリアシリンダのヘッドクリアラ
ンスか一定となるように斜板の傾動を案内する形状とな
っている。
ンスか一定となるように斜板の傾動を案内する形状とな
っている。
シリンダブロック1のフロント側及びリャ側には複数の
シリンダボア1b、1Cが形成されてあり、シリンダポ
ア1b,1Gには両頭ピストン10が収容されている。
シリンダボア1b、1Cが形成されてあり、シリンダポ
ア1b,1Gには両頭ピストン10が収容されている。
各両頭ピストン10と斜板9とはシュー11、12を介
して係合している。
して係合している。
次に、この斜板式圧縮機の動作を説明する。
両頭ピストン10が斜板9の回転に伴って前後に往1(
動すると、吸入室17、18から圧縮室Pf,prに吸
入されたガスが圧縮ざれて吐出室19、20に吐出され
る。制御圧室18aにおいて制御ピストン6bに作用す
る制御ガス差圧を図示しない容最制御機構により制御す
ることにより、制御ピストン6bの推力が調節される。
動すると、吸入室17、18から圧縮室Pf,prに吸
入されたガスが圧縮ざれて吐出室19、20に吐出され
る。制御圧室18aにおいて制御ピストン6bに作用す
る制御ガス差圧を図示しない容最制御機構により制御す
ることにより、制御ピストン6bの推力が調節される。
この推力は套管6a、スラスト軸受25、スリーブ7を
介して斜板9を傾角大方向に付勢する。一方、斜板9は
両頭ピストン10の圧縮反力に基づく回転モーメントを
受けており、この回転モーメントと上記推力との合成力
が案内長孔5aの案内面に対して直角に掛かる位置で、
斜板9の傾動は停止する。
介して斜板9を傾角大方向に付勢する。一方、斜板9は
両頭ピストン10の圧縮反力に基づく回転モーメントを
受けており、この回転モーメントと上記推力との合成力
が案内長孔5aの案内面に対して直角に掛かる位置で、
斜板9の傾動は停止する。
以下、本発明の特徴部分について説明する。なあ、一次
コイル71には交流発振器81によって数k H zの
交流定電流が通電ざれており、二次コイル72の一端は
接地され、他端はセンスアンブ82、整流回路83、ロ
ーバスフィルタ84を介して図示しないマイコンのイン
ターフエイス部に接続されている。
コイル71には交流発振器81によって数k H zの
交流定電流が通電ざれており、二次コイル72の一端は
接地され、他端はセンスアンブ82、整流回路83、ロ
ーバスフィルタ84を介して図示しないマイコンのイン
ターフエイス部に接続されている。
いま、制御ピストン(発動部材>6bが変位すると、制
御ピストン6bに固着された鋼棒75が−次コイル71
、二次コイル72の相互インダクタンスMを変化させ、
その結果、二次コイル72に誘導される交流電圧yac
が変化する。交流電圧Vacはセンスアンブ82で増幅
され、整流回路83で整流ざれ、ローバスフィルタ84
で高周波ノイズを遮断されて直流信号VdCに変換され
て出力される。
御ピストン6bに固着された鋼棒75が−次コイル71
、二次コイル72の相互インダクタンスMを変化させ、
その結果、二次コイル72に誘導される交流電圧yac
が変化する。交流電圧Vacはセンスアンブ82で増幅
され、整流回路83で整流ざれ、ローバスフィルタ84
で高周波ノイズを遮断されて直流信号VdCに変換され
て出力される。
本実施例によれば、制御ピストンく発動部材)6bの変
位を一次コイル71、二次コイル72の相互インダクタ
ンスMの変化に変換しているので、吐出容Mの変化をア
ナログ信号として連続的に出力することができ、従来技
術の項で述べたパルス間隔の比t1/t2で容量を検出
する場合に比較して、パルス処理が不要なため回路構成
が簡単となる。
位を一次コイル71、二次コイル72の相互インダクタ
ンスMの変化に変換しているので、吐出容Mの変化をア
ナログ信号として連続的に出力することができ、従来技
術の項で述べたパルス間隔の比t1/t2で容量を検出
する場合に比較して、パルス処理が不要なため回路構成
が簡単となる。
なcB、変位センサとしては、各種のものを使用するこ
とができる。例えば、第2図に示すように、制御ピスト
ン6bの後端面に接着された輪状鋼板91と、制御圧室
18aに面するリアハウジング3の前端壁に埋込まれた
コイル92とで変位センサを構成することもできる。す
なわち、交流発撮器81により]イル92に通電し、輪
状鋼板91の変位によるコイル92の自己インダクタン
スLの変化を、センスアンプ82で増幅し、次に整流回
路83で整流し、次にローパスフィルタ84で直流信号
VdCに変換すればよい。このようにすれば、リアハウ
ジング3を小形化することができる。なお、コイル92
の周囲に有ギャップの磁気コアを配設してコイルの自己
インダクタンスを増加してもよい。
とができる。例えば、第2図に示すように、制御ピスト
ン6bの後端面に接着された輪状鋼板91と、制御圧室
18aに面するリアハウジング3の前端壁に埋込まれた
コイル92とで変位センサを構成することもできる。す
なわち、交流発撮器81により]イル92に通電し、輪
状鋼板91の変位によるコイル92の自己インダクタン
スLの変化を、センスアンプ82で増幅し、次に整流回
路83で整流し、次にローパスフィルタ84で直流信号
VdCに変換すればよい。このようにすれば、リアハウ
ジング3を小形化することができる。なお、コイル92
の周囲に有ギャップの磁気コアを配設してコイルの自己
インダクタンスを増加してもよい。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明の斜板式可変容間圧縮機は
発動部材の変位を検出する変位センサを有しているので
、回転する斜板の全外周縁に被検出体を装着する必要が
なく、斜板の回転重量が増加する問題及び製造工程が煩
雑化する問題を解消できる。また、上記した従来のもの
に比較して、斜板の如き高速運動体の変位を電磁的に検
出していないので、金属製の斜板の高速運動による電磁
ノイズが発生せず、その結果として高精度の容量情報の
検出が可能となる。
発動部材の変位を検出する変位センサを有しているので
、回転する斜板の全外周縁に被検出体を装着する必要が
なく、斜板の回転重量が増加する問題及び製造工程が煩
雑化する問題を解消できる。また、上記した従来のもの
に比較して、斜板の如き高速運動体の変位を電磁的に検
出していないので、金属製の斜板の高速運動による電磁
ノイズが発生せず、その結果として高精度の容量情報の
検出が可能となる。
更に、発動部材は一般に圧縮機の端部に配設されるので
、変位センサの出力信号を圧縮機の端部から取出すこと
ができ、従来のように圧縮機の周壁から取出す場合に比
較して、圧縮機を縮径化し得る利点がある。
、変位センサの出力信号を圧縮機の端部から取出すこと
ができ、従来のように圧縮機の周壁から取出す場合に比
較して、圧縮機を縮径化し得る利点がある。
第1図は本発明になる斜板式圧縮機の一実施例を示す断
面図、第2図は本発明の変形態様を示す断面図である。 1・・・シリンダブロック(機体) 10・・・両頭ピストン 6b・・・制御ピストン(発動部材) 9・・・斜板 7・・・スリーブ 75・・・被検出体(変位センサ) 71・・・一次コイル(変位センサ) 72・・・二次コイル(変位センサ)
面図、第2図は本発明の変形態様を示す断面図である。 1・・・シリンダブロック(機体) 10・・・両頭ピストン 6b・・・制御ピストン(発動部材) 9・・・斜板 7・・・スリーブ 75・・・被検出体(変位センサ) 71・・・一次コイル(変位センサ) 72・・・二次コイル(変位センサ)
Claims (1)
- (1)複数のボア内に両頭ピストンを収容したシリンダ
ブロックと、前記ボアと平行な軸心上に配設された回転
軸と、該回転軸に摺動可能に嵌装されたスリーブと、該
スリーブに傾動自在に枢支されて前記両頭ピストンと係
合し、かつ前記回転軸に形成された案内長孔と嵌合する
ピンを備えた斜板と、前記スリーブを軸方向に変位させ
る発動部材とを包含してなる斜板式可変容量圧縮機にお
いて、上記発動部材の直動変位を検出する変位センサを
配設してなる斜板式可変容量圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1115537A JPH02294568A (ja) | 1989-05-09 | 1989-05-09 | 斜板式可変容量圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1115537A JPH02294568A (ja) | 1989-05-09 | 1989-05-09 | 斜板式可変容量圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02294568A true JPH02294568A (ja) | 1990-12-05 |
Family
ID=14664988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1115537A Pending JPH02294568A (ja) | 1989-05-09 | 1989-05-09 | 斜板式可変容量圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02294568A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02308983A (ja) * | 1989-05-24 | 1990-12-21 | Nippondenso Co Ltd | 可変容量型斜板式圧縮機 |
-
1989
- 1989-05-09 JP JP1115537A patent/JPH02294568A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02308983A (ja) * | 1989-05-24 | 1990-12-21 | Nippondenso Co Ltd | 可変容量型斜板式圧縮機 |
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