JPH02294245A - ブレーキ付き電動機 - Google Patents
ブレーキ付き電動機Info
- Publication number
- JPH02294245A JPH02294245A JP11480489A JP11480489A JPH02294245A JP H02294245 A JPH02294245 A JP H02294245A JP 11480489 A JP11480489 A JP 11480489A JP 11480489 A JP11480489 A JP 11480489A JP H02294245 A JPH02294245 A JP H02294245A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- brake
- magnetic pole
- stator core
- movable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はブレーキ付き電動機において、制動トルクを
増すことができるようにしたものに関する。
増すことができるようにしたものに関する。
ブレーキ付き電動機の従来例を第3図にもとづいて説明
する。この図は制動状態を示し、円筒状回転子1の端面
と対向してコ字形断面のアーマチュア2が軸方向に移動
可能に設けられ、アーマチュア2の垂直部の反回転子側
には円板状のブレーキ板3が配設されている。前記アー
マチュア2は水平部の先端部を板ばね4を介して軸受ブ
ラケソト5に支持させることにより軸方向に付勢され、
垂直部は固定子鉄心6の励磁に伴う電磁吸引力が作用す
る適当な間隔をおいて回転子1の端面と対向設置されて
いる。前記ブレーキ板3は回転子lとともに回転軸7に
嵌着され、アーマチュア2の垂直部と軸方向に対向する
外周部側面には環状のブレーキライニング8が接着剤等
で固着されている。前記電動機は固定子鉄心6が無励磁
の場合はアーマチュア2の垂直部が板ばね4の作用でブ
レーキ板3のブレーキライニング8に押しつけられて制
動状態となり、固定子鉄心6が励磁されるとこれに伴う
電磁吸引力でアーマチュア2を板ばね4に抗しブレーキ
板3から引き離してブレーキを釈放するようになってい
る(特開昭62−203530号公報参照)。
する。この図は制動状態を示し、円筒状回転子1の端面
と対向してコ字形断面のアーマチュア2が軸方向に移動
可能に設けられ、アーマチュア2の垂直部の反回転子側
には円板状のブレーキ板3が配設されている。前記アー
マチュア2は水平部の先端部を板ばね4を介して軸受ブ
ラケソト5に支持させることにより軸方向に付勢され、
垂直部は固定子鉄心6の励磁に伴う電磁吸引力が作用す
る適当な間隔をおいて回転子1の端面と対向設置されて
いる。前記ブレーキ板3は回転子lとともに回転軸7に
嵌着され、アーマチュア2の垂直部と軸方向に対向する
外周部側面には環状のブレーキライニング8が接着剤等
で固着されている。前記電動機は固定子鉄心6が無励磁
の場合はアーマチュア2の垂直部が板ばね4の作用でブ
レーキ板3のブレーキライニング8に押しつけられて制
動状態となり、固定子鉄心6が励磁されるとこれに伴う
電磁吸引力でアーマチュア2を板ばね4に抗しブレーキ
板3から引き離してブレーキを釈放するようになってい
る(特開昭62−203530号公報参照)。
前記構造では励磁に伴ってアーマチュア2に作用する固
定子鉄心6の電磁吸引力が小さいので板ばね4のばね力
を一定値以上に大きくするとブレーキを釈放できないこ
とがあり、これにより制動トルクを増すことができない
という欠点があった.この発明は前記の欠点を除去する
ために、電磁吸引力を大きくして制動トルクを増すこと
ができるようにしたブレーキ付き電動機を提供すること
を目的とする。
定子鉄心6の電磁吸引力が小さいので板ばね4のばね力
を一定値以上に大きくするとブレーキを釈放できないこ
とがあり、これにより制動トルクを増すことができない
という欠点があった.この発明は前記の欠点を除去する
ために、電磁吸引力を大きくして制動トルクを増すこと
ができるようにしたブレーキ付き電動機を提供すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段〕
この発明は前記の目的を達成するために、筒状の固定子
鉄心16で共通に包囲した円筒状の回転子1および円板
状の磁極鉄心19と、これらを嵌着した回転軸17の前
記磁極鉄心19の反回転子1側に軸方向に移動可能には
め込んだ可動鉄心12と、この可動鉄心12の反磁極鉄
心19側端面および要すればこれと軸方向に対向する固
定部15に固着した制動板18と、回転制動板18を固
定部l5に押しつけて制動作用を行う制動ばね14とを
備え、前記可動鉄心12と磁極鉄心19の対向面を固定
子鉄心16側に向くテーパ状に形成し、固定子鉄心16
を励磁することにより可動鉄心12を前記制動ばね14
に抗し吸引してブレーキを釈放するようにしたものであ
る。
鉄心16で共通に包囲した円筒状の回転子1および円板
状の磁極鉄心19と、これらを嵌着した回転軸17の前
記磁極鉄心19の反回転子1側に軸方向に移動可能には
め込んだ可動鉄心12と、この可動鉄心12の反磁極鉄
心19側端面および要すればこれと軸方向に対向する固
定部15に固着した制動板18と、回転制動板18を固
定部l5に押しつけて制動作用を行う制動ばね14とを
備え、前記可動鉄心12と磁極鉄心19の対向面を固定
子鉄心16側に向くテーパ状に形成し、固定子鉄心16
を励磁することにより可動鉄心12を前記制動ばね14
に抗し吸引してブレーキを釈放するようにしたものであ
る。
前記可動鉄心12は固定子鉄心16で包囲される磁極鉄
心19との対向面を固定子鉄心16側に向《テーバ状に
形成したので外周端部が固定子鉄心16の内周および磁
極鉄心l9のテーパ面と適当な間隙をおいて磁路の一部
を構成することとなり、これにより固定子鉄心16を励
磁すると可vJ鉄心12に大きな電磁吸引が作用する。
心19との対向面を固定子鉄心16側に向《テーバ状に
形成したので外周端部が固定子鉄心16の内周および磁
極鉄心l9のテーパ面と適当な間隙をおいて磁路の一部
を構成することとなり、これにより固定子鉄心16を励
磁すると可vJ鉄心12に大きな電磁吸引が作用する。
したがって制動ばね14のばね力を大きくして制動トル
クを増すことができる。
クを増すことができる。
第1図はこの発明の実施例を示すもので、第3図と同一
符号で示すものは同一部品である。この図は制動状態を
示し、回転軸17に嵌着した円筒状の回転子1と円板状
の磁極鉄心19とが筒状の固定子鉄心16で共通に包囲
され、この固定子鉄心16を内周に嵌着したコ字形断面
のフレーム20およびこのフレーム20の先端面に取付
けた軸受ブラケソト(固定部)15のそれぞれ中心部で
軸受21,22を介して回転軸17が支持されている。
符号で示すものは同一部品である。この図は制動状態を
示し、回転軸17に嵌着した円筒状の回転子1と円板状
の磁極鉄心19とが筒状の固定子鉄心16で共通に包囲
され、この固定子鉄心16を内周に嵌着したコ字形断面
のフレーム20およびこのフレーム20の先端面に取付
けた軸受ブラケソト(固定部)15のそれぞれ中心部で
軸受21,22を介して回転軸17が支持されている。
この回転軸17の前記磁極鉄心190反回転子1側には
環状の可動鉄心12が磁極鉄心19の側面に突設した回
り止め用ピン23と係合して軸方向にのみ移動可能には
め込まれている。前記可動鉄心12と磁極鉄心19はf
1性材からなり、可動鉄心12の反磁極鉄心l9側端面
および要すればこれと軸方向に対向する軸受ブラケソト
(固定部)15の中心部の円筒状軸受ハウジング15a
の端面にブレーキライニング等の環状制動機18が接着
剤等で固着されている。また可動鉄心12は磁極鉄心1
9との間にコイル状の制動ばね14を圧縮して介挿する
ことにより軸方向に付勢され、固定子鉄心16に巻装し
た固定子巻線24に通電していない無励磁状態では回転
制動板18が画定部15に押しつけられて制動作用を行
うようになっている。さらに可動鉄心12と磁極鉄心1
9の対向面は固定子鉄心l6側に向くテーバ状に形成さ
れている。前記電動機は固定子巻線24に通電して固定
子鉄心16を励磁するとこれに伴う電磁吸引力で可動鉄
心l2を制動ばね14のばね力に抗し吸引して第2図に
示すように回転制動板l8を固定部15から引き離し、
これによりブレーキを釈放するようになっている。
環状の可動鉄心12が磁極鉄心19の側面に突設した回
り止め用ピン23と係合して軸方向にのみ移動可能には
め込まれている。前記可動鉄心12と磁極鉄心19はf
1性材からなり、可動鉄心12の反磁極鉄心l9側端面
および要すればこれと軸方向に対向する軸受ブラケソト
(固定部)15の中心部の円筒状軸受ハウジング15a
の端面にブレーキライニング等の環状制動機18が接着
剤等で固着されている。また可動鉄心12は磁極鉄心1
9との間にコイル状の制動ばね14を圧縮して介挿する
ことにより軸方向に付勢され、固定子鉄心16に巻装し
た固定子巻線24に通電していない無励磁状態では回転
制動板18が画定部15に押しつけられて制動作用を行
うようになっている。さらに可動鉄心12と磁極鉄心1
9の対向面は固定子鉄心l6側に向くテーバ状に形成さ
れている。前記電動機は固定子巻線24に通電して固定
子鉄心16を励磁するとこれに伴う電磁吸引力で可動鉄
心l2を制動ばね14のばね力に抗し吸引して第2図に
示すように回転制動板l8を固定部15から引き離し、
これによりブレーキを釈放するようになっている。
前記実施例によれば可動鉄心12は固定子鉄心16で包
囲される磁極鉄心19との対向面を固定子鉄心l6側に
向くテーパ状に形成したので外周端部が固定子鉄心16
の内周および磁極鉄心19のテーパ面と適当な間隔をお
いて磁路の一部を構成することとなり、これにより固定
子鉄心16を励磁すると可動鉄心12に大きな軸方向の
電磁吸引力が作用する。したがって制動ばね14のばね
力を大きくして制動トルクを増すことができる。
囲される磁極鉄心19との対向面を固定子鉄心l6側に
向くテーパ状に形成したので外周端部が固定子鉄心16
の内周および磁極鉄心19のテーパ面と適当な間隔をお
いて磁路の一部を構成することとなり、これにより固定
子鉄心16を励磁すると可動鉄心12に大きな軸方向の
電磁吸引力が作用する。したがって制動ばね14のばね
力を大きくして制動トルクを増すことができる。
また可動鉄心12と磁極鉄心19はいずれも回転軸17
に設置されるのでテーパ面を精度を出して形成すること
ができる。
に設置されるのでテーパ面を精度を出して形成すること
ができる。
この発明によればブレーキ付き電動機において、固定子
鉄心で包囲した回転磁極鉄心と制動ばねで付勢して制動
作用を行う可動鉄心との対向面を固定子鉄心側に向くテ
ーパ状に形成して可動鉄心の外周端部が磁路の一部を構
成するようにしたので、固定子鉄心の励磁に伴い可動鉄
心に作用してブレーキを釈放する電磁吸引力が大きくな
り、これにより制動ばねのばね力を大きくして制動トル
クを増すことができるという効果が得られる。
鉄心で包囲した回転磁極鉄心と制動ばねで付勢して制動
作用を行う可動鉄心との対向面を固定子鉄心側に向くテ
ーパ状に形成して可動鉄心の外周端部が磁路の一部を構
成するようにしたので、固定子鉄心の励磁に伴い可動鉄
心に作用してブレーキを釈放する電磁吸引力が大きくな
り、これにより制動ばねのばね力を大きくして制動トル
クを増すことができるという効果が得られる。
第1図はこの発明の実施例の制動状態を示す一部縦断面
図、第2図は第1図のブレーキ釈放状態を示す一部縦断
面図、第3図は従来例の縦断面図である。 1・・・回転子、12・・・可動鉄心、14・・・制動
ばね、l5・・・画定部、l6・・・固定鉄心、17・
・・回転軸、8・・・制動板、 9・・・磁極鉄心。 第 図 第 図
図、第2図は第1図のブレーキ釈放状態を示す一部縦断
面図、第3図は従来例の縦断面図である。 1・・・回転子、12・・・可動鉄心、14・・・制動
ばね、l5・・・画定部、l6・・・固定鉄心、17・
・・回転軸、8・・・制動板、 9・・・磁極鉄心。 第 図 第 図
Claims (1)
- 1)筒状の固定子鉄心で共通に包囲した円筒状の回転子
および円板状の磁極鉄心と、これらを嵌着した回転軸の
前記磁極鉄心の反回転子側に軸方向に移動可能にはめ込
んだ可動鉄心と、この可動鉄心の反磁極鉄心側端面およ
び要すればこれと軸方向に対向する固定部に固着した制
動板と、回転制動板を固定部に押しつけて制動作用を行
う制動ばねとを備え、前記可動鉄心と磁極鉄心の対向面
を固定子鉄心側に向くテーパ状に形成し、固定子鉄心を
励磁することにより可動鉄心を前記制動ばねに抗し吸引
してブレーキを釈放するようにしたことを特徴とするブ
レーキ付き電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11480489A JPH02294245A (ja) | 1989-05-08 | 1989-05-08 | ブレーキ付き電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11480489A JPH02294245A (ja) | 1989-05-08 | 1989-05-08 | ブレーキ付き電動機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02294245A true JPH02294245A (ja) | 1990-12-05 |
Family
ID=14647109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11480489A Pending JPH02294245A (ja) | 1989-05-08 | 1989-05-08 | ブレーキ付き電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02294245A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1434332A2 (en) * | 2002-12-24 | 2004-06-30 | Positec Power Tools (Suzhou) Co., Ltd. | Motor with brake |
US20110150458A1 (en) * | 2008-10-06 | 2011-06-23 | Seiko Precision Inc. | Drive mechanism, blade drive mechanism and optical device |
JP2014030335A (ja) * | 2012-07-06 | 2014-02-13 | Mitsubishi Electric Corp | ブレーキ付き回転電機 |
-
1989
- 1989-05-08 JP JP11480489A patent/JPH02294245A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1434332A2 (en) * | 2002-12-24 | 2004-06-30 | Positec Power Tools (Suzhou) Co., Ltd. | Motor with brake |
EP1434332A3 (en) * | 2002-12-24 | 2004-11-24 | Positec Power Tools (Suzhou) Co., Ltd. | Motor with brake |
US20110150458A1 (en) * | 2008-10-06 | 2011-06-23 | Seiko Precision Inc. | Drive mechanism, blade drive mechanism and optical device |
US8419298B2 (en) * | 2008-10-06 | 2013-04-16 | Seiko Precision Inc. | Drive mechanism, blade drive mechanism and optical device |
JP2014030335A (ja) * | 2012-07-06 | 2014-02-13 | Mitsubishi Electric Corp | ブレーキ付き回転電機 |
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