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JPH0229410Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0229410Y2
JPH0229410Y2 JP1983100189U JP10018983U JPH0229410Y2 JP H0229410 Y2 JPH0229410 Y2 JP H0229410Y2 JP 1983100189 U JP1983100189 U JP 1983100189U JP 10018983 U JP10018983 U JP 10018983U JP H0229410 Y2 JPH0229410 Y2 JP H0229410Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
switch
circuit
high voltage
gas
Prior art date
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Expired
Application number
JP1983100189U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6012046U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10018983U priority Critical patent/JPS6012046U/ja
Publication of JPS6012046U publication Critical patent/JPS6012046U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0229410Y2 publication Critical patent/JPH0229410Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Control Of Combustion (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)
  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は歯科診療用ガスバーナーの制御装置に
関するものである。
従来、歯科診療に使用されているバーナーは、
点火すると診療時間中はそのまま燃焼を続けるも
のが多いがこれは診療室内の炭酸ガスを増加させ
るので診療室を密閉して冷、暖房を行つている場
合に衛生的に好ましくなく、またガス源の浪費と
なるので省エネルギーの点でも好ましくない。こ
れを改善するために、使用する都度バーナーに点
火し使用後消火することも考えられているが、こ
れは歯科医師のようなバーナー使用者の労力が増
加し、しばしば消火を忘れるためにほとんど実用
に供されていない。また、実開昭53−51092号公
報に示されているように、発光素子と受光素子を
利用して自動的にガスを点火および消火させるも
のが提案されているが、これは発光素子と受光素
子の間に物体が位置して発光素子の光線が遮断さ
れて受光素子が受光しない間だけ燃焼を行うよう
にしているので、燃焼の必要のない場合にも、発
光素子と受光素子の間に何かの物体が入つて点火
したり、発光素子以外の光を受光素子が受けて消
火したりし、誤動作が発生し易いという問題があ
つた。
本考案は、前述した事情に鑑みてなされたもの
で、長短複数の所定時間を選択でき選択した時間
だけ燃焼してその後は自動的に消火し、操作も容
易でありながら、診療室内の炭酸ガスの増加が少
なく、省エネルギー化にも役立つ歯科診療用ガス
バーナーの制御装置を提供することを目的として
いる。
この目的を達成するために、本考案の歯科診療
用ガスバーナーの制御装置は、ガス燃焼時間の設
定時間長さに対応した複数の操作部材を、スイツ
チに連係して設け、該操作部材は、使用者が操作
する部分を制御箱外部に突出させて設けてあるこ
とを特徴とするものである。
以下、本考案の一実施例につき図面を参照して
歯科診療用ガスバーナーと共に説明する。
第1図乃至第3図において、1は制御箱であ
り、この制御箱1には長時間用および短時間用の
操作バー2,3が枢着され、これらの一端部が制
御箱1外に延び、他端部が光電スイツチ4,5の
発光素子6と受光素子7の間に挿入されるように
配設され、操作バー2,3は図示しないばねで制
御箱1に支持されている。
前記光電スイツチ4,5に後述する制御回路8
が接続され、この制御回路8からの信号で開く常
閉の電磁弁9と、制御回路8からの信号で所定短
時間だけ動作する点火用高電圧発生器10とが、
前記光電スイツチ4,5および制御回路8と共に
制御箱1内に設置されている。前記電磁弁9はガ
ス供給管11の制御箱1内部分に設けられ、ガス
供給管11の制御箱1下方に突出した部分にはガ
スボンベ12が着脱可能に接続されるように構成
され、ガス供給管11の制御箱1上方に突出した
部分にはノズル13が接続され、ノズル13の周
囲に上方および操作バー2,3側面が開口するフ
ード14が配置され、フード14の下方に受皿1
5が配置されて、フード14および受皿15がそ
れぞれガス供給管11に受座16を介して固定さ
れている。前記高電圧発生器10に接続された点
火用電極17はフード14内のノズル13先端近
くに配設されている。なお、第2図中、18は電
源スイツチ、19はガス供給管11に設けた空気
取入口、20は制御回路8のIC基板である。尚、
図示しないが、都市ガス使用の場合には必要な配
管が施こされるものとする。
制御回路8は、第4図に示すように、光電スイ
ツチ4,5にそれぞれ接続されたフリツプフロツ
プ回路21,22、オア(OR)回路23、反転
増幅回路24、フリツプフロツプ回路25、反転
増幅回路26、抵抗27およびコンデンサー28
を有するタイマー回路29および手動操作スイツ
チ30,31を備えている。なお、第4図中、3
2は電磁弁9のコイル、33は高電圧発生器10
の高電圧発生回路、4,5は光電スイツチ、17
は点火用電極である。
以上のように構成された実施例によるガスバー
ナーの制御装置の動作を説明する。ノズル13の
ガス噴出口近くに位置する操作バー2または3の
一端部を治療用物品、これを挾持するピンセツト
の握り部、歯科医のような使用者の指などで押下
げることで、押下げられた操作バー2または3の
他端部が光電スイツチ4または5の発光素子6と
受光素子7の間に挿入され、受光素子7が発光素
子6からの光線を受光しなくなり、光電スイツチ
4または5が動作する。
第4図、第5図に示すように、光電スイツチ4
または5が動作すると、出力a1とa2の一方が出力
してフリツプフロツプ回路21と22の対応する
一方にトリガとして入力され、これらの一方をセ
ツト状態にして出力b1またはb2を出力してオア回
路23に入力して出力cを出力する。この出力c
は反転増幅回路24に入力し、これの出力dがコ
イル32を励磁して電磁弁9を開き、ガスボンベ
12からガス供給管11を経てノズル13にガス
を供給する。また、オア回路23の出力cはフリ
ツプフロツプ回路25にトリガとして入力し、こ
れがセツト状態となり、その出力eが反転増幅回
路26に入力され、これの出力fが高電圧発生器
10の高電圧発生回路33に入力し、この回路3
3の出力として高電圧が発生し、この高電圧によ
つて点火用電極17に火花放電が発生し、これに
よつてノズル13から噴出するガスに点火され
て、バーナーが燃焼状態となる。
そして、タイマー回路29は、抵抗27、コン
デンサー28の充電、放電で予め定められた周波
数で発振する自走マルチバイブレータとこれのパ
ルスを分周するバイナリカウンターとこれの出力
を出力する回路とから構成されている。なお、タ
イマー回路29は入力の高または低レベルでコン
トロールされ、高レベルで停止、低レベルで動作
状態である。また、タイマー回路29の出力は
h、i、j、k、lであり、出力hは3.75秒周
期、出力iは7.5秒周期、出力jは15秒周期、出
力kは30秒周期、lは60秒周期でそれぞれパルス
が出力されるようになつている。
このためオア回路23の出力cがタイマー回路
29に入力してこれが動作を開始すると、予め定
められた3.75秒周期で出力hが出力され、このパ
ルスによつてセツト状態にあるフリツプフロツプ
回路26がリセツト状態となり、高電圧発生回路
33による高電圧の発生が停止される。
さらに、タイマー回路29の出力iはスイツチ
31の接点31a、出力jはスイツチ31の接点
31b、出力kはスイツチ30の接点30a、出
力lはスイツチ30の接点30aにそれぞれ入力
され、スイツチ31の接点31cからの出力はフ
リツプフロツプ回路22に、スイツチ30の接点
30cからの出力はフリツプフロツプ回路21に
それぞれ入力される。このため第5図に示すよう
に、長時間用の操作バー2を押下げて光電スイツ
チ4を動作させることで、フリツプフロツプ回路
21をセツト、22をリセツト状態にすると、ス
イツチ31の接点31cから出力がフリツプフロ
ツプ回路22に入力しても無効であり、スイツチ
30の接点30cから出力がフリツプフロツプ回
路21に入力されると、そのパルスでフリツプフ
ロツプ回路21がリセツト状態となり出力b1が低
レベルから高レベルに変わり、高レベルとなつた
オア回路23の出力がタイマー回路29に入力し
てこれの動作も停止する。逆に短時間用の操作バ
ー3を押下げて光電スイツチ5を動作させた場合
には、フリツプフロツプ回路22がセツトされ、
これがスイツチ31の接点31cからの出力の入
力でリセツト状態となり、タイマー回路29の動
作が停止する。したがつて、操作バー2を押下げ
た場合は30秒間または1分間、操作バー3を押下
げた場合は7.5秒間または15秒間だけ、電磁弁9
のコイル32が励磁されて開いた後、このコイル
32が非励磁状態になつて電磁弁9が閉じること
になる。したがつて、予めスイツチ30,31の
接点30c,31cと接続する接点30a,30
b,31a,31bを適宜の手段で制御箱1外か
らの操作で選択しておくことにより、使用者は操
作バー1,2のいずれかを選択して押すことによ
り、バーナーを点火して長短2種類の時間だけバ
ーナーを燃焼状態に保持した後、自動的に消火さ
せることができる。
本実施例では、長短2種類の時間の設定が可能
であるが、具体的には、歯科治療におけるストツ
ピング、ワツクス(wax)、ポイント カツト
(point cut)、義歯の咬堤作製時のワツクス等の
作業時に時間の区別が必要である。
なお、前記実施例ではスイツチ30,31を設
けてバーナーの燃焼時間をそれぞれ切換えられる
ようにしたが、本考案は、スイツチ30,31を
省略してもよく、また操作バー、光電スイツチを
3組またそれ以上にして3種類またはそれ以上の
燃焼時間の選択を可能にすることができる。さら
に、本考案は、前記実施例の操作バーに代えて操
作釦のような操作部材を用いてもよく、実施例の
光電スイツチに代えてリミツトスイツチ、近接ス
イツチ、タツチスイツチなどを操作部材で操作す
るようにしてもよい。
以上説明したように、本考案による歯科診療用
ガスバーナーの制御装置は、複数の操作部材のど
れを操作しても、点火用高電圧発生器と電磁弁を
動作させてバーナーに点火することができ、また
複数の操作部材の1つを選択して操作すること
で、燃焼時間を加熱作業に必要な時間に設定し、
設定時間を経過した後に自動的に消火することが
できるので、比較的操作が容易でありながら、燃
焼時間のむだも少ないので省エネルギー化に役立
つと共に炭酸ガスの発生も少量に抑制することが
でき、誤動作を生ずる恐れが少なく、さらに全部
品を制御箱に装着または内蔵させたので、コンパ
クトにすることができ、スイツチとして光電スイ
ツチを用いても外光などによる誤動作を生ずるこ
とがないという多くの優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す概略構成説明
図、第2図は同要部の一部を断面した側面図、第
3図は光電スイツチ部分の説明図、第4図は制御
回路の構成図、第5図は動作説明用のタイムチヤ
ートである。 1……制御箱、2,3……操作バー(操作部
材)、4,5……光電スイツチ、8……制御回路、
9……電磁弁、10……点火用高電圧発生器、1
1……ガス供給管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 操作部材で操作されるスイツチと、点火用高
    電圧発生器と、ガス供給管を開閉する電磁弁
    と、前記スイツチに接続された前記高電圧発生
    器を動作させ、操作した操作部材と対応する所
    定時間だけ前記電磁弁を開かせる制御回路とを
    制御箱内に備える歯科診療用ガスバーナーの制
    御装置において、ガス燃焼時間の設定時間長さ
    に対応した複数の操作部材を、前記スイツチに
    連係して設け、該操作部材は、使用者が操作す
    る部分を前記制御箱外部に突出させて設けてあ
    ることを特徴とする歯科診療用ガスバーナーの
    制御装置。 (2) 操作部材が2本のタツチバーである実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の歯科診療用ガスバ
    ーナーの制御装置。
JP10018983U 1983-06-30 1983-06-30 歯科診療用ガスバ−ナ−の制御装置 Granted JPS6012046U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10018983U JPS6012046U (ja) 1983-06-30 1983-06-30 歯科診療用ガスバ−ナ−の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10018983U JPS6012046U (ja) 1983-06-30 1983-06-30 歯科診療用ガスバ−ナ−の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6012046U JPS6012046U (ja) 1985-01-26
JPH0229410Y2 true JPH0229410Y2 (ja) 1990-08-07

Family

ID=30237121

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10018983U Granted JPS6012046U (ja) 1983-06-30 1983-06-30 歯科診療用ガスバ−ナ−の制御装置

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JP (1) JPS6012046U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5941383Y2 (ja) * 1982-02-16 1984-11-29 東芝熱器具株式会社 焼燃器の制御装置

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Publication number Publication date
JPS6012046U (ja) 1985-01-26

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