[go: up one dir, main page]

JPH02286468A - ステアリングシャフト - Google Patents

ステアリングシャフト

Info

Publication number
JPH02286468A
JPH02286468A JP10734589A JP10734589A JPH02286468A JP H02286468 A JPH02286468 A JP H02286468A JP 10734589 A JP10734589 A JP 10734589A JP 10734589 A JP10734589 A JP 10734589A JP H02286468 A JPH02286468 A JP H02286468A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
circumferential surface
steering
resin injection
synthetic resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10734589A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Sadakata
清 定方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP10734589A priority Critical patent/JPH02286468A/ja
Publication of JPH02286468A publication Critical patent/JPH02286468A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steering Controls (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明に係るステアリングシャフトは、自動車のステ
アリング装置に組み込んで、ステアリングホイールの動
きをステアリングギヤに伝達する為に利用するもので、
本発明は特に、衝突時に全長を縮める事により運転者を
保護する、所謂コラブシブル型のステアリングシャフト
の改良に関する。
(従来の技術) 自動車用操舵装置に於いて、ステアリングホイールの動
きをステアリングギヤに伝達する為、第7図に示す様な
機構が使用されている。
この第7図に於いて1は、上端部にステアリングホイー
ル2を固定した第一のステアリングシャフト、3は、上
部、下部間ブラケット4.5により、インスツルメント
パネル6の下面に固定されたステアリングコラムで、上
記第一のステアリングシャフト1は、このステアリング
コラム3の内側を、回転自在に挿通されている。
上記第一のステアリングシャフト1の下端部で、上記ス
テアリングコラム3の下端開口から突出した部分には、
第一の自在継手7を介して、第二のステアリングシャフ
ト8の上端部を連結している。更に、この第二のステア
リングシャフト8の下端部は、第二の自在継手9を介し
て、ステアリングギヤ(図示せず)に通じる第三のステ
アリングシャフト10に連結されている。
この様に形成される為、ステアリングホイール2の動き
は、ステアリングコラム3を押通した第一のステアリン
グシャフト1、第一の自在継手7、第二のステアリング
シャフト8、第二の自在継手9、第三のステアリングシ
ャフト10を介してステアリングギヤに伝達され、車輪
に舵角が付与される。
ところで、この様に構成されるステアリング機構に於い
て、衝突時に運転者を保護する為、ステアリングコラム
3、及び各ステアリングシャフト1.8を、衝撃に伴な
って全長が縮まる、所謂コラブシブル型のものとする事
が、一般的に行なわれている。
この様なコラブシブル型のステアリングシャフトには、
次に挙げた(a)(b)2つの条件を満たす事が求めら
れる。
(a)確実な操舵が行われる様にする為、捩り方向の剛
性が大きい事。
(b)衝突時に於ける運転者保護を確実にする為、衝撃
が加わった場合には、軽い力で全長が縮まる事。
この様な条件を満たす為従来から、各種構造のステアリ
ングシャフトが考えられ、又実際に使用されている。
例えば、特開昭62−175260号公報には、第8〜
10図に示す様な、コラプシブル型のステアリングシャ
フトが開示されている。
この従来のステアリングシャフト19は、互いに平行な
2平面を有する、小判型断面形状を有する筒状のアウタ
ーシャフト11と、同じく断面が小判型のインナーシャ
フト12とを、テレスコープ状に組み合わせる事で構成
されている。
この様に、互いに組み合わされた2木のシャフト11.
12との内、インナーシャフト12の外周面2箇所位置
にこのインナーシャフト12の周方向に亙って形成され
た凹部13.13と、アウターシャフト11の内周面と
の間の空間は、樹脂インジェクション空間14.14と
し、この樹脂インジェクション空間14.14に合成樹
脂15.15を注入し固化する事で、アウターシャフト
11とインナーシャフト12とを互いに結合している。
又、実公昭58−51096号公報等により、第11〜
12図に示す様に、アウターシャフト11の内周面に形
成した雌セレーション溝16とインナーシャフト12の
外周面に形成した雄セレーション溝17とを噛合させる
と共に、インナーシャフト12の外周面2箇所位置に形
成した凹部13.13とアウターシャフト11の内周面
との間に存在する樹脂インジェクション空間14.14
に、合成樹脂15.15を注入し固化する事で、アウタ
ーシャフト11とインナーシャフト12とを互いに結合
したステアリングシャフト19も、従来から知られてい
る。
(発明が解決しようとする課題) ところが、これら従来から知られた、コラブシブル型の
ステアリングシャフト19の場合、次に述べる様な、解
決すべき問題点が存在する。
即ち、アウターシャフト11とインナーシャフト12と
を結合する為、上記樹脂インジェクション空間14.1
4内に溶融状態で注入した合成樹脂15の一部は、アウ
ターシャフト11の内周面とインナーシャフト12の外
周面との間で、上記樹脂インジェクション空間14.1
4から外れた部分に存在する隙間18(第10.11図
)に進入し、この隙間18部分で固化する事が避けられ
ない。この様に、隙間18部分に合成樹脂15が進入し
固化する事は、アウターシャフト11とインナーシャフ
ト12とから成るステアリングシャフト19の全長を縮
めるのに要する力1.所所謂コラプス型を大きくする為
、好ましくない。
ところが、従来のステアリングシャフト19の場合、合
成樹脂15充填用の樹脂インジェクション空間14を構
成する為の凹部13を、インナーシャフト12の全周に
互って形成していた為、上記樹脂インジェクション空間
14内に充填した合成樹脂15が、上記隙間18に、ス
テアリングシャフト19の全周に亙って進入してしまう
アウターシャフト11の外周面とインナーシャフト12
の内周面との間の隙間18内で、合成樹脂15が進入し
た部分の面積が大きい程、アウターシャフト11とイン
ナーシャフト12との変位に要する力(コラプス荷重)
がより大きくなる為、好ましくない。
又、第8〜10図に示した構造の場合、ステアリングホ
イール2(第7図)の操作に基づき、ステアリングシャ
フト19に捩り方向の回転力が加わり、アウターシャフ
ト11の内周面とインナーシャフト12の外周面との間
に充填された合成樹脂が、同周面の間で押し潰される様
に変形すると、アウターシャフト11の内周面とインナ
ーシャフト12の外周面とが、周方向2箇所位置でのみ
接触する事になり、接触部に大きな面圧が加わり、操舵
作業の繰り返しに伴なって、接触部に所謂フレッティン
グ摩耗が発生し易くなる。
この様なフレッティング摩耗は、操舵機構の遊び量増大
に結び付くだけでなく、やはりコラプス荷重の増大につ
ながる為、好ましくない。
更に、第11〜12図に示した構造の場合、樹脂インジ
ェクション空間14を構成する為に、インナーシャフト
12の外周面に形成した凹部13が、単なるU字溝の為
、上記樹脂インジエクシ亘ン空間14内に充填され固化
した合成樹脂15と凹部13との間の係合では、インナ
ーシャフト12とアウターシャフト11との間に於ける
、周方向に亙るがたつき防止を図る事が出来ない。
一方、アウターシャフト11の内周面に形成した雌セレ
ーション溝16と、インナーシャフト12の外周面に形
成した雄セレーション溝17との間には、周方向に互っ
て若干のがたつきが存在する事が避けられない。
従って、第11〜12図に示した様な構造の場合、アウ
ターシャフト11の内周面とインナーシャフト12の外
周面との間部分に存在する隙間18内に合成樹脂が進入
し固化する事が、両部材11.12間での、周方向に亙
るがたつき防止を図る為に必要であり、必然的にコラプ
ス荷重が大きくなってしまう。
本発明のステアリングシャフトは、上述の様な不都合を
解消するものである。
(課題を解決する為の手段) 本発明のステアリングシャフトは、内周面を雌セレーシ
ョン溝等の多角形状、或は互いに平行な2平面を有する
形状としたアウターシャフトと、外周面を前記アウター
シャフトの内周面と係合する雄セレーション溝等の多角
形状、或は互いに平行な2平面を有する形状としたイン
ナーシャフトとを、テレスコープ状に組み合わせる事で
構成されている。
上記インナーシャフトの外周面で周方向一部には、凹部
を形成しており、この凹部により前記外周面と内周面と
の間に、樹脂インジェクション空間を構成している。
アウターシャフトの一部には、それぞれが上記樹脂イン
ジェクション空間内に連通ずる、第一第二の樹脂インジ
ェクション孔を形成しており、この内の第一の樹脂イン
ジェクション孔から前記樹脂インジェクション空間に、
合成樹脂を注入し固化している。
(作  用) 上述の様に構成される本発明のステアリングシャフトの
場合、アウターシャフトとインナーシャフトとの間に於
ける回転力伝達は、それぞれ多角形状とされたアウター
シャフトの内周面とインナーシャフトの外周面との係合
により、確実に行なわれる。
この際、アウターシャフトの内周面とインナーシャフト
の外周面とは、各周面の多角形状に応じて、互いに多数
箇所で接触する為、接触面に太きな応力が加わる事はな
く、接触部分にフレッティング摩耗が発生する事はない
又、上記内周面を、互いに平行な2平面を有する形状と
した場合でも、樹脂インジェクション空間内への合成樹
脂の送り込みに伴ない、上記空間と反対側に位置する平
面同士が密接する為、この密接した部分で回転力の伝達
が行なわれ、フレッティング摩耗の発生が防止される。
更に、アウターシャフトとインナーシャフトとの結合用
合成樹脂を充填する為の樹脂インジェクション空間は、
インナーシャフトの周方向一部にのみ形成された凹部に
より構成されている為、上記インジェクション空間に送
り込まれた溶融合成樹脂が、アウターシャフト内周面と
インナーシャフト外周面との間に存在する隙間に進入し
たとしても、その進入がステアリングシャフトの全周に
亙る事はない。
従って、上記隙間内に進入した合成樹脂により、アウタ
ーシャフトとインナーシャフトとの変位に要する応力が
大きくなる程度を、低く抑える事が可能となる。
しかも、第一の樹脂インジェクシjン孔から、樹脂イン
ジェクション空間に溶融合成樹脂の送り込みを行った場
合、上記空間内に必要十分な量の合成樹脂が送り込まれ
た事は、第二の樹脂インジェクション孔により確認する
事が出来、上記空間内に必要以上の合成樹脂を送り込み
、前記隙間に進入する合成樹脂の量が多くなる事を防止
出来る為、アウターシャフトとインナーシャフトとの変
位に要する応力が大きくなる事の防止効果は、−層確実
なものとなる。
(実施例) 次に、図示の実施例を説明しつつ、本発明を更に詳しく
説明する。
第1〜2図は本発明の第一実施例を示しており、第1図
はステアリングシャフトの要部断面図、第2図は第1図
のA−A断面図である。
本発明のステアリングシャフト20は、前述した従来の
ステアリングシャフト19と同様に、アウターシャフト
21とインナーシャフト22とをテレスコープ状に組み
合わせる事で、軸方向に亙る衝撃力が加わった場合に全
長が縮まる様に構成している。
この内のアウターシャフト21は、全体を円管状とされ
ており、一端部内周面に雌セレーション溝23を形成す
る事で、この内周面部分の断面形状を多角形状としてい
る。
又、インナーシャフト22は、全体を同社状とされてお
り、一端部外周面に、前記アウタ−シャフト21内周面
の雌セレーション溝23と係合する雄セレーション溝2
4を形成する事で、このインナーシャフト22の一端部
外周面部分の断面形状を多角形状としている。
上記インナーシャフト22の軸方向2箇所位置には、こ
のインナーシャフト22の一部を平削する事で、凹部2
5.25を形成しており、各凹部25.25により、前
記インナーシャフト22の外周面とアウターシャフト2
1の内周面との間に、断面が三日月型の樹脂インジェク
ション空間26.26を構成している。
上記アウターシャフト21の一部で、上記樹脂インジェ
クション空間26.26の両端部に整合する位置には、
それぞれ第一 第二の樹脂インジェクション孔27.2
8を形成している。
そして、上記樹脂インジェクション空間26には、上記
第一の樹脂インジェクション孔27.27から溶融した
合成樹脂15を注入し、この合成樹脂15を樹脂インジ
ェクション空間26内で冷却固化する事で、アウターシ
ャフト21とインナーシャフト22とを、合成樹脂15
を介して結合している。
上述の様に構成される本発明のステアリングシャフト2
0の場合、アウターシャフト21とインナーシャフト2
2との間に於ける、捩り方向に亙る回転力伝達は、アウ
ターシャフト21の内周面に形成された雌セレーション
溝23と、インナーシャフト22の外周面に形成された
維セレーション溝24との係合により、確実に行なわれ
る。
この際、アウターシャフト21の内周面に形成された雌
セレーション溝23と、インナーシャフト22の外周面
に形成された雄セレーション溝24とは、各セレーショ
ン溝23.24の歯数に応じた多数箇所で互いに接触す
る為、全体としての接触面積が広くなり、接触面に大き
な応力が加わる事はなくなる。この結果、接触部分に7
レツテイング摩耗が発生する可能性が低くなり、仮に発
生しても、その程度は軽くなる。
又、アウターシャフト21とインナーシャフト22との
結合用合成樹脂15を充填する為の樹脂インジェクショ
ン空間26は、インナーシャフト22の外周面で、周方
向一部にのみ形成された凹部25.25によって構成さ
れている為、上記インジェクション空間26に送り込ま
れた溶融合成樹脂15がアウターシャフト21の内周面
とインナーシャフト22の外周面との間に存在する隙間
29に進入したとしても、その進入がステアリングシャ
フト20の全周に亙る事はない。
即ち、雄セレーション溝24を形成したインナーシャフ
ト22の外周面と、雌セレーション溝23を形成したア
ウターシャフト21の内周面との間には、若干の隙間2
9が形成される事が避けられないが、上記樹脂インジェ
クション空間26は、第2図のA範囲でのみ、この隙間
29と対向し、残りのB範囲では対向しない。従って、
上記隙間29の内、B範囲に存在する部分には、合成樹
脂15が進入する事が殆どなくなり、上記隙間29内に
進入した合成樹脂15により、アウターシャフト21と
インナーシャフト22との変位に要する応力が大きくな
る程度を、低く抑える事が可能となる。
又、樹脂インジェクション空間26内に溶融合成樹脂1
5を注入する場合に、第一の樹脂インジェクション孔2
7から、溶融合成樹脂15の送り込みを行なうと、第二
の樹脂インジェクション孔28により、上記空間26内
に必要十分な量の合成樹脂15が送り込まれた事を確認
出来る為、上記空間26内に必要以上の合成樹脂15を
送り込む事がなくなる。従って、合成樹脂15の使用量
低減を図れるだけでなく、樹脂インジェクション空間2
6から溢れ出た溶融合成樹脂1.5が、前記隙間29に
進入する事を防止出来る。この結果、アウターシャフト
21内周面の雌セレーシ日ン溝23とインナ−シャフト
22外周面の雄セレーション溝24との間に存在する隙
間29に進入する合成樹脂15の量を、より少なく抑え
る事が可能となり、アウターシャフト21とインナーシ
ャフト22との変位に要する応力が大きくなる事を、よ
り一層確実に防止する事が可能となる。
例えば、本発明者の行なった実験によると、第11〜1
2図に示した様な、従来のステアリングシャフト19の
場合、軸方向に加わる圧縮荷重(コラプス荷重)と軸方
向圧縮量(コラプス量)との関係が、第6図の実線aで
示す様に変化したのに対し、上述した本発明のステアリ
ングシャフト20の場合、圧縮荷重と軸方向圧縮量との
関係が、同図に鎖線すで示す様になり、本発明がコラプ
ス荷重の低減に果たす役割が大きい事を確認出来た。
尚、本発明のステアリングシャフト20の場合、樹脂イ
ンジェクション空間26が、ステアリングシャフト20
の周方向一部にのみ設けられている為、上記隙間29内
に合成樹脂15が進入しなくても、アウターシャフト2
1とインナーシャフト22との間に於ける、周方向のが
たつきの発生は、確実に防止出来る。
次に、第3図は本発明の第二実施例を示している。
本実施例の場合、アウターシャフト21の内周面の一部
で、樹脂インジェクション空間26と対向する部分に、
単なる円筒面3oを形成している。
この様に、アウターシャフト21の内周面一部に円筒面
30を形成する事で、前記隙間29の円周方向に亙る長
さを短く出来、その分だけ、隙間29内に進入する合成
樹脂15の量を少なくして、コラプス荷重のより一層の
低減を図る事が出来る。
更に、第4〜5図は本発明の第三実施例を示している。
本実施例の場合、インナーシャフト22の一部外周面に
形成した凹部25.25の、軸方向に亙る長さ寸法が、
前記第一実施例の場合に比べて短かい。そして、これに
合わせて、第一、第二の樹脂インジェクション孔27.
28を、上記各凹部25.25により形成される樹脂イ
ンジェクション空間26.26の、周方向両端部に形成
している。
その他の構成及び作用に就いては、前述した第一実施例
の場合と同様である為、同等部分には同一符号を付して
、重複する説明を省略する。
尚、インナーシャフトの外周面とアウターシャフトの内
周面との形状は、図示の実施例の様なセレーション溝形
状に限定されず、他にも三角形以上の多角形状や、第9
〜10図に示した様な、互いに平行な2平面を有する小
判型形状とする事も出来る。各周面の形状を、この様な
小判型とした場合でも、本発明の構造によると、樹脂イ
ンジェクション空間内への合成樹脂の送り込みに件ない
、このインジェクション空間と反対側に位置する平面同
士が密接し、アウターシャフトとインナーシャフトとの
間での回転力伝達が、広い面積に行なわれ、フレッティ
ング摩耗の発生が防止される。
(発明の効果) 本発明のステアリングシャフトは、以上に述べた通り構
成され作用する為、回転力伝達に基づくフレッティング
摩耗の発生を有効に防止しつつ、アウターシャフト内周
面とインナーシャフト外周面との間の隙間に進入する合
成樹脂の量を少なく抑える事が出来、コラプス荷重を十
分に低くする事が可能となる。
しかも、この様にしてコラプス荷重を低くする事で、ア
ウターシャフトとインナーシャフトとの間に、周方向に
亙るがたつきが生じる事もな(、ステアリングホイール
からステアリングギヤに、安定した操舵力伝達を行なう
事が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1〜2図は本発明の第一実施例を示しており、第1図
はステアリングシャフトの要部縦断側面図、第2図は第
1図のA−A断面図、第3図は本発明の第二実施例を示
す、第2図同様の断面図、第4〜5図は本発明の第三実
施例を示しており、第4図はステアリングシャフトの要
部縦断側面図、第5図は第4図のB−B断面図、第6図
は本発明の効果を確認する為に行なった実験の結果を示
す線図、第7図は本発明の対象となるステアリングシャ
フトを組み込んだ、ステアリング機構の1例を示す側面
図、第8〜10図は従来のステアリングシャフトの1例
を示しており、第8図は要部縦断側面図、第9図は第8
図のC−C断面図、第10図は同D−D断面図、第11
〜12図は従来のステアリングシャフトの第2例を示し
ており、第11図は要部縦断側面図、第12図は第11
図のE−E断面図である。 1z第一のステアリングシャフト、2ニステアリングホ
イール、3;ステアリングコラム、4:上部ブラケット
、5:下部ブラケット、6;インスツルメントパネル、
7:第一の自在継手、8::第二のステアリングシャフ
ト、9:第二の自在継手、10:第三のステアリングシ
ャフト、11:アウターシャフト、12:インナーシャ
フト、13:凹部、14:樹脂インジェクション空間、
15:合成樹脂、16:酸セレーション溝、17:雄セ
レーション溝、!8:陣間、t9.2(1ステアリング
シヤフト、21;アウターシャフト、22:インナーシ
ャフト、23:酸セレーション溝、24:雄セレーショ
ン溝、25:凹部、26:樹脂インジェクション空間、
27;第一の樹脂インジェクション孔、28:第二の樹
脂インジェクション孔、29:隙間、30:円筒面。 特許出願人 日本精工株式′会社 代  理  人  小 山 構造(ばか1名)−が閏r
f鵬會 第 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内周面を多角形状としたアウターシャフトと、外
    周面を前記アウターシャフトの内周面と係合する多角形
    状としたインナーシャフトと、このインナーシャフトの
    外周面の周方向一部に形成された凹部により、前記外周
    面と内周面との間に形成された樹脂インジェクション空
    間と、アウターシャフトの一部に、それぞれ上記樹脂イ
    ンジェクション空間内に連通する状態で形成された第一
    、第二の樹脂インジェクション孔と、前記第一の樹脂イ
    ンジェクション孔から前記樹脂インジェクション空間に
    注入され固化した合成樹脂とから成るステアリングシャ
    フト。
  2. (2)アウターシャフト内周面の多角形状が雌セレーシ
    ョン溝であり、インナーシャフトの外周面の多角形状が
    雄セレーション溝である、請求項1に記載のステアリン
    グシャフト。
  3. (3)アウターシャフトの内周面とインナーシャフトの
    外周面との形状を、多角形状に代えて、互いにほぼ平行
    な2平面を有する形状とした、請求項1に記載のステア
    リングシャフト。
JP10734589A 1989-04-28 1989-04-28 ステアリングシャフト Pending JPH02286468A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10734589A JPH02286468A (ja) 1989-04-28 1989-04-28 ステアリングシャフト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10734589A JPH02286468A (ja) 1989-04-28 1989-04-28 ステアリングシャフト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02286468A true JPH02286468A (ja) 1990-11-26

Family

ID=14456698

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10734589A Pending JPH02286468A (ja) 1989-04-28 1989-04-28 ステアリングシャフト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02286468A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4329735A1 (de) * 1993-09-03 1995-03-09 Daimler Benz Ag Lenkspindel für ein Kraftfahrzeug sowie Verfahren zu deren Herstellung
DE19505454A1 (de) * 1994-09-09 1996-03-14 Nsk Ltd Welle für zusammenschiebbare Lenkvorrichtung
DE19526769A1 (de) * 1994-09-22 1996-03-28 Nsk Ltd Verfahren zum Herstellen einer stoßabsorbierenden Lenkwelle
US6068296A (en) * 1996-11-15 2000-05-30 Nsk Ltd. Shock absorbing type steering column assembly
US6699340B2 (en) * 1999-02-23 2004-03-02 Matsui Universal Jonit Corporation Method for producing driving shaft with male and female shaft member
WO2006128092A3 (en) * 2005-05-26 2007-12-06 Arthrocare Corp Threaded knotless suture anchoring device and method
DE10190280B4 (de) * 2000-01-27 2010-04-22 Nsk Ltd. Lenkvorrichtung mit Verlängerbaren Wellen
US9636101B2 (en) 2011-09-01 2017-05-02 Arthrocare Corporation Bone anchor having an integrated stress isolator
US9855028B2 (en) 2012-04-06 2018-01-02 Arthrocare Corporation Multi-suture knotless anchor for attaching tissue to bone and related method

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4919234U (ja) * 1972-05-22 1974-02-18

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4919234U (ja) * 1972-05-22 1974-02-18

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5672111A (en) * 1993-09-03 1997-09-30 Mercedes-Benz Ag Motor vehicle steering spindle with plug-in connection
DE4329735A1 (de) * 1993-09-03 1995-03-09 Daimler Benz Ag Lenkspindel für ein Kraftfahrzeug sowie Verfahren zu deren Herstellung
DE19505454A1 (de) * 1994-09-09 1996-03-14 Nsk Ltd Welle für zusammenschiebbare Lenkvorrichtung
US5575501A (en) * 1994-09-09 1996-11-19 Nsk Ltd. Shaft for collapsible steering apparatus
DE19526769C2 (de) * 1994-09-22 1998-10-15 Nsk Ltd Verfahren zur Herstellung einer stoßabsorbierenden Lenkwelle
US5623756A (en) * 1994-09-22 1997-04-29 Nsk Ltd. Method of manufacturing a shock absorbing type steering shaft
DE19526769A1 (de) * 1994-09-22 1996-03-28 Nsk Ltd Verfahren zum Herstellen einer stoßabsorbierenden Lenkwelle
US6068296A (en) * 1996-11-15 2000-05-30 Nsk Ltd. Shock absorbing type steering column assembly
US6699340B2 (en) * 1999-02-23 2004-03-02 Matsui Universal Jonit Corporation Method for producing driving shaft with male and female shaft member
DE10190280B4 (de) * 2000-01-27 2010-04-22 Nsk Ltd. Lenkvorrichtung mit Verlängerbaren Wellen
WO2006128092A3 (en) * 2005-05-26 2007-12-06 Arthrocare Corp Threaded knotless suture anchoring device and method
US9636101B2 (en) 2011-09-01 2017-05-02 Arthrocare Corporation Bone anchor having an integrated stress isolator
US9855028B2 (en) 2012-04-06 2018-01-02 Arthrocare Corporation Multi-suture knotless anchor for attaching tissue to bone and related method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6026704A (en) Steering shaft
JP2935950B2 (ja) ステアリングシャフト及びその製造装置
US5228720A (en) Coupler of collapsible shaft for steering device
JPH02286468A (ja) ステアリングシャフト
US5580314A (en) Energy absorbing intermediate shaft
GB2273969A (en) Telescopic shaft for a steering column
JP3186424B2 (ja) エネルギ吸収式中間シャフト
EP1669622B1 (en) Fixed type constant velocity universal joint
JP3374582B2 (ja) エネルギ吸収式中間シャフト
US6881152B2 (en) Flange yoke
US4730508A (en) Separable connecting device, in particular for the steering column of a motor vehicle
GB2256027A (en) Adjustable length vehicle steering column
JP2586569Y2 (ja) エネルギ吸収式中間シャフト
DE3709768A1 (de) Winkelbewegliche wellenkupplung
ITFI20000030A1 (it) Trasmissione meccanica a cannocchiale con adattamento angolare per ilmontaggio
JPH034031A (ja) ステアリングシャフト用弾性継手
KR20210012764A (ko) 샤프트 부재 및 그 제조 방법
JP2003184995A (ja) 減速歯車機構及び電動式パワーステアリング装置
JPH0533433Y2 (ja)
JP3305481B2 (ja) 繊維強化樹脂製円筒管と金属製端末部材との接続構造
GB1566035A (en) Drive shaft for a motor vehicle wheel
KR970007733B1 (ko) 자동차의 조향축
KR100369544B1 (ko) 자동차조향장치의충격흡수용인터매드샤프트
KR20120039972A (ko) 유니버셜 조인트의 결합 구조체
JPH0939804A (ja) インタミディエイトシャフト