JPH02281902A - 木材類の加工用刃物 - Google Patents
木材類の加工用刃物Info
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- JPH02281902A JPH02281902A JP10483789A JP10483789A JPH02281902A JP H02281902 A JPH02281902 A JP H02281902A JP 10483789 A JP10483789 A JP 10483789A JP 10483789 A JP10483789 A JP 10483789A JP H02281902 A JPH02281902 A JP H02281902A
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Landscapes
- Manufacture Of Wood Veneers (AREA)
- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、木材及びそれに類する性質の材料の加工用刃
物の改良に関するものである。
物の改良に関するものである。
従来、一般的な木材類の加工用刃物は、普通鋼等から成
る合金の所望部分に高速度鋼−合金工具鋼等の工具鋼を
ろう付けして、或は小型のものは工具鋼自体を合金兼用
として、該工具鋼に刃先を形成したものであり、適度の
靭性を有する鋭利な刃先が容易に形成でき、比較的安価
なことから、多方面に適用されているが、現実に、在来
刃物の耐摩耗性は然程優良ではなく、刃先の鋭利性を実
用限度以内に保つ為には、かなり頻繁に再研磨又は更新
(使捨て式の小型のもの、所謂、替刃)を実施する必要
があり、その寿命の短さが実用上の欠点であった。
る合金の所望部分に高速度鋼−合金工具鋼等の工具鋼を
ろう付けして、或は小型のものは工具鋼自体を合金兼用
として、該工具鋼に刃先を形成したものであり、適度の
靭性を有する鋭利な刃先が容易に形成でき、比較的安価
なことから、多方面に適用されているが、現実に、在来
刃物の耐摩耗性は然程優良ではなく、刃先の鋭利性を実
用限度以内に保つ為には、かなり頻繁に再研磨又は更新
(使捨て式の小型のもの、所謂、替刃)を実施する必要
があり、その寿命の短さが実用上の欠点であった。
そこで、近年、在来刃物の刃先付近へ硬質クロムメツキ
等から成る耐摩耗性被覆(以下、単に被覆と称す)を施
すことにより、在来刃物の欠点を解消せんとする試みが
成されており、相応の効果が確認されてはいるが、既知
の被覆の施工形態では、必ずしも種々の使途の刃物全て
に好適とはいえず、更に改良の余地があることが本発明
の開発過程で判明した。
等から成る耐摩耗性被覆(以下、単に被覆と称す)を施
すことにより、在来刃物の欠点を解消せんとする試みが
成されており、相応の効果が確認されてはいるが、既知
の被覆の施工形態では、必ずしも種々の使途の刃物全て
に好適とはいえず、更に改良の余地があることが本発明
の開発過程で判明した。
即ち、先ず、刃先全体に被覆を施した実例にあっては、
被覆の存在によって、刃先の摩耗の進行が著しく低減さ
れるので、外見的寿命は在来刃物に比べて長期化するが
、摩耗に伴って刃先が次第に丸く鈍化し、徐々に鋭利性
が損なわれる現象は依然として解消されず、使用中期か
ら終期に至る相当長期間に亙って、少なからず鋭利性に
欠けた刃先による、些か劣悪な加工を余儀無くされる難
点を有し、更には刃先の被覆がほぼ摩耗すると、極端に
鋭利性が損なわれる不具合も訪発されるから、再研磨又
は更新時期を誤ると、致命的な加工不良が発生し易い欠
陥もあり、概してその実用性は低い。
被覆の存在によって、刃先の摩耗の進行が著しく低減さ
れるので、外見的寿命は在来刃物に比べて長期化するが
、摩耗に伴って刃先が次第に丸く鈍化し、徐々に鋭利性
が損なわれる現象は依然として解消されず、使用中期か
ら終期に至る相当長期間に亙って、少なからず鋭利性に
欠けた刃先による、些か劣悪な加工を余儀無くされる難
点を有し、更には刃先の被覆がほぼ摩耗すると、極端に
鋭利性が損なわれる不具合も訪発されるから、再研磨又
は更新時期を誤ると、致命的な加工不良が発生し易い欠
陥もあり、概してその実用性は低い。
一方、刃先を形成する一方又は他方の面のいずれか片面
のみに、被覆を施した改善例にあっては、被覆を施さな
い面に比べて、被覆を施した面の摩耗が少なく、被覆が
優先的に残る状態に偏って摩耗する作用、所謂、自己研
磨作用が発生するので、刃先が若干摩耗しても、前記実
例の如く、丸く鈍化する虞はなく、比較的良好な鋭利性
が維持されるので、前記実例に比べればその実用性は高
い。
のみに、被覆を施した改善例にあっては、被覆を施さな
い面に比べて、被覆を施した面の摩耗が少なく、被覆が
優先的に残る状態に偏って摩耗する作用、所謂、自己研
磨作用が発生するので、刃先が若干摩耗しても、前記実
例の如く、丸く鈍化する虞はなく、比較的良好な鋭利性
が維持されるので、前記実例に比べればその実用性は高
い。
しかしながら、前記自己研磨作用によって刃先の鋭利性
が好ましい状態に維持されるのは。
が好ましい状態に維持されるのは。
被覆を施さない面の摩耗が比較的少ない期間に限られ、
核部に於ける摩耗が、在来刃物の場合と同様に進行する
と、刃先の鈍角化(平均的な刃先角度が次第に大きくな
る現象)が進展するので、刃物全体としての加工性能が
徐々に劣化することは避けられず、やがて加工不良等が
惹起される虞があるから、たとえ刃先が丸く鈍化しなく
ても、刃先の鈍角化が一定限度を越える前に再研磨又は
更新する必要が生じる。
核部に於ける摩耗が、在来刃物の場合と同様に進行する
と、刃先の鈍角化(平均的な刃先角度が次第に大きくな
る現象)が進展するので、刃物全体としての加工性能が
徐々に劣化することは避けられず、やがて加工不良等が
惹起される虞があるから、たとえ刃先が丸く鈍化しなく
ても、刃先の鈍角化が一定限度を越える前に再研磨又は
更新する必要が生じる。
従って、例えばすくい面側に極く薄い切屑を削成する仕
上鉋盤用の鉋刃の如く、刃先を形成するいずれか片側の
面に掛かる負荷が比較的軽く、それ故に、該片側面の摩
耗が少ない特定の使途に適用すれば、その寿命が在来刃
物に比べてかなり長期化する利点があるものの、例えば
各種クリ7パーナイフ争ベニヤレースの罫引刃物、或は
「ベニヤレースの刃物装置」 (特公昭62−3088
2号公報)に開示される刃物に類族する替刃等々、他の
幾多の刃物の如く、刃先を形成する両側の面に比較的大
きな負荷が掛かる使途には甚だ不向きである。
上鉋盤用の鉋刃の如く、刃先を形成するいずれか片側の
面に掛かる負荷が比較的軽く、それ故に、該片側面の摩
耗が少ない特定の使途に適用すれば、その寿命が在来刃
物に比べてかなり長期化する利点があるものの、例えば
各種クリ7パーナイフ争ベニヤレースの罫引刃物、或は
「ベニヤレースの刃物装置」 (特公昭62−3088
2号公報)に開示される刃物に類族する替刃等々、他の
幾多の刃物の如く、刃先を形成する両側の面に比較的大
きな負荷が掛かる使途には甚だ不向きである。
本発明は、述上の如き不合理性を解消すべく研究を重ね
、刃先を形成するいずれか片側の面に掛かる負荷が比較
的軽い使途への適用は勿論のこと、刃先を形成する両側
の面に比較的大きな負荷が掛かる使途に特に好適で、そ
の寿命を長期化した刃物の改良を実現したものであり、
具体的には、刃先を形成する一方の面と他方の面との双
方に被覆を施すが、前記両面の内の少なくともいずれか
一方の面については、複数箇所に亙って少なくとも刃先
付近への被覆を省略すると共に、被覆を省略した各箇所
の反対面側の少なくとも一部には、刃先付近への被覆を
施す特異な構成を採る。
、刃先を形成するいずれか片側の面に掛かる負荷が比較
的軽い使途への適用は勿論のこと、刃先を形成する両側
の面に比較的大きな負荷が掛かる使途に特に好適で、そ
の寿命を長期化した刃物の改良を実現したものであり、
具体的には、刃先を形成する一方の面と他方の面との双
方に被覆を施すが、前記両面の内の少なくともいずれか
一方の面については、複数箇所に亙って少なくとも刃先
付近への被覆を省略すると共に、被覆を省略した各箇所
の反対面側の少なくとも一部には、刃先付近への被覆を
施す特異な構成を採る。
斯様な構成によると、一方の面では被覆が省略され1反
対側の面では被覆が施された複数箇所の刃先部分に於て
は、必然的に、自己研磨作用が発生するので、刃先が若
干摩耗しても、元肥実例の如く、丸く鈍化する虞はなく
、比較的良好な鋭利性が維持されるので、元肥改善例と
同様に実用性に優れたものとなる。
対側の面では被覆が施された複数箇所の刃先部分に於て
は、必然的に、自己研磨作用が発生するので、刃先が若
干摩耗しても、元肥実例の如く、丸く鈍化する虞はなく
、比較的良好な鋭利性が維持されるので、元肥改善例と
同様に実用性に優れたものとなる。
そして而も、たとえ被覆のない箇所を有する面に比較的
大きな負荷が掛かっても、被覆のない箇所の隣りには必
ず被覆が存在し、その厚みに相当する段差分だけ、被覆
のない箇所よりも多く負荷を負担して、被覆のない箇所
の摩耗が在来刃物の場合と同様に進行するのを阻止する
保護作用を成すから、更に言及すれば、被覆のない箇所
に摩耗が生じて、段差が拡大すると、より一層多く負荷
を負担して、前記保護作用を増大させる傾向があるから
、被覆のない箇所に於ける刃先の鈍角化は緩慢であり、
刃物全体としての加工性能が徐々に劣化する虞が、元肥
改善例に比べて緩和されるので、刃先の鈍角化に起因す
る再研磨又は更新の実施が、元肥改善例に比べて長期毎
で差支えなく、結果的に、その寿命が長期化するので効
果的である。
大きな負荷が掛かっても、被覆のない箇所の隣りには必
ず被覆が存在し、その厚みに相当する段差分だけ、被覆
のない箇所よりも多く負荷を負担して、被覆のない箇所
の摩耗が在来刃物の場合と同様に進行するのを阻止する
保護作用を成すから、更に言及すれば、被覆のない箇所
に摩耗が生じて、段差が拡大すると、より一層多く負荷
を負担して、前記保護作用を増大させる傾向があるから
、被覆のない箇所に於ける刃先の鈍角化は緩慢であり、
刃物全体としての加工性能が徐々に劣化する虞が、元肥
改善例に比べて緩和されるので、刃先の鈍角化に起因す
る再研磨又は更新の実施が、元肥改善例に比べて長期毎
で差支えなく、結果的に、その寿命が長期化するので効
果的である。
以下、本発明を図面に例示した実施の一例と共に更に詳
述する。
述する。
第1図・第2図に例示した実施例は1本出願人の出願に
よる「単板の切断装置」 (特公昭59−23241号
公報) 「単板の連続切断処理装置」 (特公昭59
−23527号公報)等に開示される単板の切断装置に
、本発明に係る刃物を適用した例である。
よる「単板の切断装置」 (特公昭59−23241号
公報) 「単板の連続切断処理装置」 (特公昭59
−23527号公報)等に開示される単板の切断装置に
、本発明に係る刃物を適用した例である。
即ち、該切断装置は、必要に応じて外周部分1a・2a
にゴム・合成樹脂等から成る切断刃保護部材兼用の摩擦
増強部材を被装し、駆動源(図示省略)を介して夫々図
示矢印方向へ駆動すべく対設した一対の搬送ロールド2
と、刃先を単板5の搬送方向と逆方向に向け、ナイフホ
ルダー3を介して随時交換可能に保持した替刃方式の切
断刃4とを備えると共に、適宜の切断信号に基〈作動機
構(図示省略)の作動により、ナイフホルダー3を介し
て切断刃4を点線で示す位置と実戦で示す位置へ(必要
に応じては、図示しないストッパーにて限界位置を規制
して)交互に往復回動させて、単板肩部5aの切除や、
所定寸法毎の定尺切断等を行い得るよう構成したもので
ある。
にゴム・合成樹脂等から成る切断刃保護部材兼用の摩擦
増強部材を被装し、駆動源(図示省略)を介して夫々図
示矢印方向へ駆動すべく対設した一対の搬送ロールド2
と、刃先を単板5の搬送方向と逆方向に向け、ナイフホ
ルダー3を介して随時交換可能に保持した替刃方式の切
断刃4とを備えると共に、適宜の切断信号に基〈作動機
構(図示省略)の作動により、ナイフホルダー3を介し
て切断刃4を点線で示す位置と実戦で示す位置へ(必要
に応じては、図示しないストッパーにて限界位置を規制
して)交互に往復回動させて、単板肩部5aの切除や、
所定寸法毎の定尺切断等を行い得るよう構成したもので
ある。
そして、前記切断刃4は、刃先4aを形成する一方の面
4bと他方の面4Cとの双方に被覆6が施されているが
、いずれの面に於ても、複数箇所に互って刃先付近への
被覆6が省略されており、且つ被覆6を省略した各箇所
の反対面側の局所の全部毎に限って、刃先付近への被覆
6が施された形態(第2図参照)で成る。
4bと他方の面4Cとの双方に被覆6が施されているが
、いずれの面に於ても、複数箇所に互って刃先付近への
被覆6が省略されており、且つ被覆6を省略した各箇所
の反対面側の局所の全部毎に限って、刃先付近への被覆
6が施された形態(第2図参照)で成る。
例えば前記の如き構成で成る切断装置に於ては、単板を
切断する都度、切断刃の刃先の両面へ大きな負荷が掛か
るので、在来刃物や先駆改善例の刃物等では、刃先の鈍
化や鈍角化等に起因する切断能力の劣化が比較的速く、
単板が完全に切断できずに、各搬送ロールの接近位置と
切断刃の刃先位置の間で単板が座屈するなどの不都合が
早期に頻発する虞が多かった。
切断する都度、切断刃の刃先の両面へ大きな負荷が掛か
るので、在来刃物や先駆改善例の刃物等では、刃先の鈍
化や鈍角化等に起因する切断能力の劣化が比較的速く、
単板が完全に切断できずに、各搬送ロールの接近位置と
切断刃の刃先位置の間で単板が座屈するなどの不都合が
早期に頻発する虞が多かった。
ところが、前記実施例の切断刃にあっては、一方の面で
は被覆が省略され、反対側の面では被覆が施された箇所
が、刃先の全域に亙って連続的に存在しており、単板に
当接するいずれの部分に於ても自己研磨作用が発生する
ので、刃先が若干摩耗しても、刃先の全域に亙って比較
的良好な鋭利性が維持されると共に、いずれの面に於て
も、被覆のない箇所の隣りには必ず被覆が存在し、被覆
のない箇所の摩耗が在来刃物の場合と同様に進行するの
を阻止する保護作用を成して、被覆のない箇所に於ける
刃先の鈍角化を緩慢にするので、切断能力の劣化が比較
的遅く、前記の如き不都合が早期に頻発する虞がなくな
り、その寿命が長期化した。
は被覆が省略され、反対側の面では被覆が施された箇所
が、刃先の全域に亙って連続的に存在しており、単板に
当接するいずれの部分に於ても自己研磨作用が発生する
ので、刃先が若干摩耗しても、刃先の全域に亙って比較
的良好な鋭利性が維持されると共に、いずれの面に於て
も、被覆のない箇所の隣りには必ず被覆が存在し、被覆
のない箇所の摩耗が在来刃物の場合と同様に進行するの
を阻止する保護作用を成して、被覆のない箇所に於ける
刃先の鈍角化を緩慢にするので、切断能力の劣化が比較
的遅く、前記の如き不都合が早期に頻発する虞がなくな
り、その寿命が長期化した。
第3図に例示した実施例も1本出願人の出願による「ベ
ニヤレースにおける罫引装置」 (特公昭63−372
3号公報)に開示されるベニヤレースの罫引装置に、本
発明に係る刃物を適用した例である。
ニヤレースにおける罫引装置」 (特公昭63−372
3号公報)に開示されるベニヤレースの罫引装置に、本
発明に係る刃物を適用した例である。
即ち、該罫引装置は、再研磨方式の単板切削用刃物11
によって原木10から単板5を削成するベニヤレースの
刃口部分へ、刃物ホルダー9を介して随時交換可能に支
持した替刃方式の両刃状の荒切罫引刃物7と片刃状の仕
上罫引刃物8とを備え、予め荒切罫引刃物7によって、
原木10の木口部分から不特定幅の罫引層5b分を分断
し、次いで仕上罫引刃物8によって、その稍内側から一
定細幅の罫引層5C分を分断することにより、該罫引層
5C分の分断抵抗を軽減化・安定化させて、単板5の木
口面の良化を図り得るよう構成したものである。
によって原木10から単板5を削成するベニヤレースの
刃口部分へ、刃物ホルダー9を介して随時交換可能に支
持した替刃方式の両刃状の荒切罫引刃物7と片刃状の仕
上罫引刃物8とを備え、予め荒切罫引刃物7によって、
原木10の木口部分から不特定幅の罫引層5b分を分断
し、次いで仕上罫引刃物8によって、その稍内側から一
定細幅の罫引層5C分を分断することにより、該罫引層
5C分の分断抵抗を軽減化・安定化させて、単板5の木
口面の良化を図り得るよう構成したものである。
そして、荒切罫引刃物及び仕上罫引刃物は、いずれも前
記実施例と同様に、各罫引刃物の刃先を形成する一方の
面と他方の面との双方に被覆が施されているが、いずれ
の面に於ても、複数箇所に亙って刃先付近への被覆が省
略されており、且つ被覆を省略した各箇所の反対面側の
局所の全部毎に限って、刃先付近への被覆が施された形
態で成る。
記実施例と同様に、各罫引刃物の刃先を形成する一方の
面と他方の面との双方に被覆が施されているが、いずれ
の面に於ても、複数箇所に亙って刃先付近への被覆が省
略されており、且つ被覆を省略した各箇所の反対面側の
局所の全部毎に限って、刃先付近への被覆が施された形
態で成る。
例えば前記の如き構成で成る罫引装置に於ては、その分
断方向からして、負荷が一段と大きい故に、摩耗も顕在
化し易く、且つ各罫引刃物の分断能力が劣化すると、単
板の木口面が粗雑化したり、細径原木が損壊するなどの
不都合が発生するので、在来刃物や先駆改善例の刃物等
では、更新を早期に実施する必要があったが、前記実施
例の各罫引刃物にあっては、述上の如き刃先の全域に亙
る複数箇所の被覆の省略と施工とによって、原木に当接
するいずれの部分に於ても自己研磨作用が発生し、良好
な鋭利性が維持されると共に、被覆のない箇所に於ける
刃先の鈍角化が低減されて1分断能力の劣化が緩和され
るので、然程早期に更新を実施する必要がなくなり効果
的であった。
断方向からして、負荷が一段と大きい故に、摩耗も顕在
化し易く、且つ各罫引刃物の分断能力が劣化すると、単
板の木口面が粗雑化したり、細径原木が損壊するなどの
不都合が発生するので、在来刃物や先駆改善例の刃物等
では、更新を早期に実施する必要があったが、前記実施
例の各罫引刃物にあっては、述上の如き刃先の全域に亙
る複数箇所の被覆の省略と施工とによって、原木に当接
するいずれの部分に於ても自己研磨作用が発生し、良好
な鋭利性が維持されると共に、被覆のない箇所に於ける
刃先の鈍角化が低減されて1分断能力の劣化が緩和され
るので、然程早期に更新を実施する必要がなくなり効果
的であった。
尚、前記両実施例の如く、刃先を形成するいずれの面に
於ても、被覆を省略した各箇所の反対面側の局所の全部
毎に限って、換言すれば、被覆を省略した各箇所と対称
的に、被覆を施す形態を採れば、刃先の全域に亙って自
己研磨作用が発生し得る機能を有するので、刃先の鋭利
性の維持に関しては最も有効であるが、被覆の施工形態
としては、斯様な形態に限らず、後述の如く種々変更し
て差支えない。
於ても、被覆を省略した各箇所の反対面側の局所の全部
毎に限って、換言すれば、被覆を省略した各箇所と対称
的に、被覆を施す形態を採れば、刃先の全域に亙って自
己研磨作用が発生し得る機能を有するので、刃先の鋭利
性の維持に関しては最も有効であるが、被覆の施工形態
としては、斯様な形態に限らず、後述の如く種々変更し
て差支えない。
即ち、第4図は、第3図の例の両刃状の罫引刃物に於て
、刃先を形成するいずれの面も、被覆を省略した各箇所
の反対面側の局所の全部毎の外に、被覆が施された各箇
所の反対面側の一部へも任意幅を以って被覆を施した変
更例であり、斯様な施工形態によると、両面に被覆が存
在する複数箇所の刃先部分では、刃先の鋭利性が損なわ
れる虞があるが、該部分は複数箇所に分散しており、ま
た他の刃先部分は全て自己研磨作用が発生し得る機能を
有することから、全体的な鋭利性の損失は軽微であり、
前記両実施例よりも被覆の幅が増大することで、全体的
な摩耗が少なくなる利点を考慮すれば、特に両面への負
荷が相当大きい場合に好適である。
、刃先を形成するいずれの面も、被覆を省略した各箇所
の反対面側の局所の全部毎の外に、被覆が施された各箇
所の反対面側の一部へも任意幅を以って被覆を施した変
更例であり、斯様な施工形態によると、両面に被覆が存
在する複数箇所の刃先部分では、刃先の鋭利性が損なわ
れる虞があるが、該部分は複数箇所に分散しており、ま
た他の刃先部分は全て自己研磨作用が発生し得る機能を
有することから、全体的な鋭利性の損失は軽微であり、
前記両実施例よりも被覆の幅が増大することで、全体的
な摩耗が少なくなる利点を考慮すれば、特に両面への負
荷が相当大きい場合に好適である。
一方、第5図は、第3図の例の両刃状の罫引刃物に於て
、刃先を形成するいずれの面も、被覆を省略した各箇所
の反対面側の中央の一部毎に限って、被覆を施した変更
例であり、斯様な施工形態によると、両面共に被覆を省
略した複数箇所の刃先部分では、刃先の鋭利性が損なわ
れ易いが、該部分は複数箇所に分散しており。
、刃先を形成するいずれの面も、被覆を省略した各箇所
の反対面側の中央の一部毎に限って、被覆を施した変更
例であり、斯様な施工形態によると、両面共に被覆を省
略した複数箇所の刃先部分では、刃先の鋭利性が損なわ
れ易いが、該部分は複数箇所に分散しており。
また他の刃先部分は全て自己研磨作用が発生し得る機能
を有することから、全体的な鋭利性の損失は軽微であり
、両面共に比較的負荷の大きい使途に適用して、実用上
格別支障ない。
を有することから、全体的な鋭利性の損失は軽微であり
、両面共に比較的負荷の大きい使途に適用して、実用上
格別支障ない。
更に、第6図は、第3図の例の片刃状の罫゛引刃物に於
て、刃裏面のみ複数箇所に亙って被覆を省略し、刃表面
は全面的に被覆を施した変更例であり、斯様な施工形態
によると、両面に被覆が存在する複数箇所の刃先部分で
は、刃先の鋭利性が損なわれる虞があるが、該部分は複
数箇所に分散しており、また他の刃先部分は全て自己研
磨作用が発生し得る機能を有することから、全体的な鋭
利性の損失は軽微であり、片面の全てに被覆が施される
ことにより、摩耗が極端に少なくなる利点を考慮すれば
、特に片面への負荷が相当大きい場合に好適である。
て、刃裏面のみ複数箇所に亙って被覆を省略し、刃表面
は全面的に被覆を施した変更例であり、斯様な施工形態
によると、両面に被覆が存在する複数箇所の刃先部分で
は、刃先の鋭利性が損なわれる虞があるが、該部分は複
数箇所に分散しており、また他の刃先部分は全て自己研
磨作用が発生し得る機能を有することから、全体的な鋭
利性の損失は軽微であり、片面の全てに被覆が施される
ことにより、摩耗が極端に少なくなる利点を考慮すれば
、特に片面への負荷が相当大きい場合に好適である。
前記各変更例からも明らかな如く、被覆の施工形態とし
ては、要は刃先を形成する少なくともいずれか一方の面
について、複数箇所に亙って刃先付近への被覆を省略す
ると共に、該被覆を省略した各箇所の反対面側の少なく
とも一部には、刃先付近への被覆を施す形態であれば足
り、また被覆の省略形状も、前記各側の如き細帯状の他
に1例えば第7図に例示する如き半円状、或は図示は省
略したが、三角状会合形状・半楕円状等々、任意の形状
で差支えなく、従来公知のマスキング手段によって、如
何様な形状にも被覆を省略できる。
ては、要は刃先を形成する少なくともいずれか一方の面
について、複数箇所に亙って刃先付近への被覆を省略す
ると共に、該被覆を省略した各箇所の反対面側の少なく
とも一部には、刃先付近への被覆を施す形態であれば足
り、また被覆の省略形状も、前記各側の如き細帯状の他
に1例えば第7図に例示する如き半円状、或は図示は省
略したが、三角状会合形状・半楕円状等々、任意の形状
で差支えなく、従来公知のマスキング手段によって、如
何様な形状にも被覆を省略できる。
但し、被覆を省略する各箇所の幅が過度に広いと、被覆
による摩耗保護作用が波及し難くなるので、幅広い少数
箇所の被覆を省略するよりも、幅狭い多数箇所の被覆を
省略する方が有利であったが、反面、被覆を省略する箇
所が多いほどマスキング手段等が煩雑化するなどの製造
上の得失もあり、更に加工方向に対する単板と原木との
繊維方向の相違からして、第1図会第2図の例は、第3
図の例よりも、被覆による摩耗保護作用が波及し易いな
ど、木材類の内部構造と加工方向との関連によって、摩
耗保護作用の波及範囲が増減する特性もあるので、具体
的な幅は、それら事項を勘案した実状に則するよう、検
証して選定するのが好ましい。
による摩耗保護作用が波及し難くなるので、幅広い少数
箇所の被覆を省略するよりも、幅狭い多数箇所の被覆を
省略する方が有利であったが、反面、被覆を省略する箇
所が多いほどマスキング手段等が煩雑化するなどの製造
上の得失もあり、更に加工方向に対する単板と原木との
繊維方向の相違からして、第1図会第2図の例は、第3
図の例よりも、被覆による摩耗保護作用が波及し易いな
ど、木材類の内部構造と加工方向との関連によって、摩
耗保護作用の波及範囲が増減する特性もあるので、具体
的な幅は、それら事項を勘案した実状に則するよう、検
証して選定するのが好ましい。
また刃物の母材及び被覆の材質は、従来公知のもので差
支えなく、被覆の厚さも数JLm以下程度で足りたが、
必要に応じては、10gm以北であっても差支えなく、
或は硬度・靭性等が異る複数種の被覆を、別の部位へ個
別に又は同じ部位へ重複的に施す施工形態を採っても差
支えなく、更には被覆を簡略的に仕上研磨するのも有効
であった。
支えなく、被覆の厚さも数JLm以下程度で足りたが、
必要に応じては、10gm以北であっても差支えなく、
或は硬度・靭性等が異る複数種の被覆を、別の部位へ個
別に又は同じ部位へ重複的に施す施工形態を採っても差
支えなく、更には被覆を簡略的に仕上研磨するのも有効
であった。
またあえて付言すると、以上述べた本発明に係る刃物は
、摩耗に伴って刃先が若干後退すると、微視的な刃先の
直線度が崩れる性質を有するが、長期化した寿命の範囲
内では、崩れる直線度の絶対量が極〈僅かで済むことと
、全体的な鋭利性が損なわれ難いこととにより、木材類
の加工面が実用限度以上に非平担化・粗雑化する虞のな
いことが、前記各実施例以外の使途を含めた多くの使途
を通じて確認された。
、摩耗に伴って刃先が若干後退すると、微視的な刃先の
直線度が崩れる性質を有するが、長期化した寿命の範囲
内では、崩れる直線度の絶対量が極〈僅かで済むことと
、全体的な鋭利性が損なわれ難いこととにより、木材類
の加工面が実用限度以上に非平担化・粗雑化する虞のな
いことが、前記各実施例以外の使途を含めた多くの使途
を通じて確認された。
図面は本発明を説明する為のものであって、第1図は本
発明に係る刃物を適用した単板の切断装置の側面説明図
、第2図は第1図の装置に用いる刃物の刃先の部分拡大
斜視説明図、第3図は本発明に係る刃物を適用したベニ
ヤレースの罫引装置の側面説明図、第4図拳第5図は第
3図の装置に用いる刃物の他の実施例の正面説明図、第
6図は第3図の装置に用いる刃物の他の実施例の斜視説
明図、第7図は刃物の刃先の部分拡大平面説明図である
。 ■、2・・・搬送ロール、3・φ・ナイフホルダー、4
・・・切断刃、5・φ・単板、6・・・被覆、7・・・
荒切罫引刃物、8・・・仕上罫引刃物、9拳・・刃物ホ
ルダー、lO・・ψ原木、11・・拳単板切削用刃物 特許出願人 株式会社名南製作所
発明に係る刃物を適用した単板の切断装置の側面説明図
、第2図は第1図の装置に用いる刃物の刃先の部分拡大
斜視説明図、第3図は本発明に係る刃物を適用したベニ
ヤレースの罫引装置の側面説明図、第4図拳第5図は第
3図の装置に用いる刃物の他の実施例の正面説明図、第
6図は第3図の装置に用いる刃物の他の実施例の斜視説
明図、第7図は刃物の刃先の部分拡大平面説明図である
。 ■、2・・・搬送ロール、3・φ・ナイフホルダー、4
・・・切断刃、5・φ・単板、6・・・被覆、7・・・
荒切罫引刃物、8・・・仕上罫引刃物、9拳・・刃物ホ
ルダー、lO・・ψ原木、11・・拳単板切削用刃物 特許出願人 株式会社名南製作所
Claims (1)
- 刃先を形成する一方の面と他方の面とに、耐摩耗性被覆
を施して成る木材類の加工用刃物であって、前記両面の
内の少なくともいずれか一方の面については、複数箇所
に亙って刃先付近への耐摩耗性被覆を省略すると共に、
該耐摩耗性被覆を省略した各箇所の反対面側の少なくと
も一部には、刃先付近への耐摩耗性被覆を施すことを特
徴とする木材類の加工用刃物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10483789A JP2709506B2 (ja) | 1989-04-25 | 1989-04-25 | 木材類の加工用刃物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10483789A JP2709506B2 (ja) | 1989-04-25 | 1989-04-25 | 木材類の加工用刃物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02281902A true JPH02281902A (ja) | 1990-11-19 |
JP2709506B2 JP2709506B2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=14391471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10483789A Expired - Fee Related JP2709506B2 (ja) | 1989-04-25 | 1989-04-25 | 木材類の加工用刃物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2709506B2 (ja) |
-
1989
- 1989-04-25 JP JP10483789A patent/JP2709506B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2709506B2 (ja) | 1998-02-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |