JPH02281612A - 電子ビーム投射システム - Google Patents
電子ビーム投射システムInfo
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- JPH02281612A JPH02281612A JP2068520A JP6852090A JPH02281612A JP H02281612 A JPH02281612 A JP H02281612A JP 2068520 A JP2068520 A JP 2068520A JP 6852090 A JP6852090 A JP 6852090A JP H02281612 A JPH02281612 A JP H02281612A
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- field
- electron beam
- scanning
- cluster
- subfield
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J37/00—Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
- H01J37/30—Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects
- H01J37/302—Controlling tubes by external information, e.g. programme control
- H01J37/3023—Programme control
- H01J37/3026—Patterning strategy
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J37/00—Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
- H01J37/02—Details
- H01J37/04—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the discharge, e.g. electron-optical arrangement or ion-optical arrangement
- H01J37/147—Arrangements for directing or deflecting the discharge along a desired path
- H01J37/1472—Deflecting along given lines
- H01J37/1474—Scanning means
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Electron Beam Exposure (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A、産業上の利用分野
本発明は電子ビーム投射システムに関し、より具体的に
は、ターゲット、すなわち加工物に大きいパターンと小
さいパターンの両方を書き込むためにターゲットに照射
する電子ビーム・システムに関する。
は、ターゲット、すなわち加工物に大きいパターンと小
さいパターンの両方を書き込むためにターゲットに照射
する電子ビーム・システムに関する。
B、従来の技術
電子ビーム照射システムは、半導体基板上に大規模集積
回路を微細加工するために使用されている。このような
システムは、放射線感光性材料にパターンを書き込むと
き有用である。感光性材料は、通常、フォトレジストか
ら構成され、半導体ウェーハまたはフォトリングラフィ
・マスクの形の基板などのターゲット上にのっている。
回路を微細加工するために使用されている。このような
システムは、放射線感光性材料にパターンを書き込むと
き有用である。感光性材料は、通常、フォトレジストか
ら構成され、半導体ウェーハまたはフォトリングラフィ
・マスクの形の基板などのターゲット上にのっている。
電子ビームで放射線感光性材料を照射して、ウェーハ上
またはマスク内にパターンを作成する。
またはマスク内にパターンを作成する。
電子ビーム・システムでは、加工物のスルーブツトを最
大にする要求と、ますます小さな超小型パターンを求め
る産業界のますます強くなる要求との間でバランスをと
る必要が生ずる。この種の代表的電子ビーム・システム
は、電子ビーム源、電子ビームを所定のパターンで偏向
させるための偏向システム、及び電子ビームを集束させ
るための磁界投射レンズを含む。
大にする要求と、ますます小さな超小型パターンを求め
る産業界のますます強くなる要求との間でバランスをと
る必要が生ずる。この種の代表的電子ビーム・システム
は、電子ビーム源、電子ビームを所定のパターンで偏向
させるための偏向システム、及び電子ビームを集束させ
るための磁界投射レンズを含む。
電子ビームは偏向され集束された後、ターゲット、すな
わち加工物に達する。従来は、ターゲットを大きな領域
と小さな領域とに分割し、フィールドと呼ばれるターゲ
ット上の大きな領域と、サブフィールドと呼ばれるター
ゲット上の小さな領域内では、別々の電子ビーム偏向段
で電子ビームを偏向させていた。
わち加工物に達する。従来は、ターゲットを大きな領域
と小さな領域とに分割し、フィールドと呼ばれるターゲ
ット上の大きな領域と、サブフィールドと呼ばれるター
ゲット上の小さな領域内では、別々の電子ビーム偏向段
で電子ビームを偏向させていた。
このようなフィールドとサブフィールドの配置の初期の
例は、米国特許第4494004号明細書に出ており、
この特許は、サブフィールドの逐次直進走査用の磁界偏
向ヨークと、各サブフィールド内のベクトル走査用の電
界偏向板とを備えた、整形ビーム電子ビーム・システム
を使用する方法を記述している。偏向板内の方形開口が
、整形スポットをもたらす。
例は、米国特許第4494004号明細書に出ており、
この特許は、サブフィールドの逐次直進走査用の磁界偏
向ヨークと、各サブフィールド内のベクトル走査用の電
界偏向板とを備えた、整形ビーム電子ビーム・システム
を使用する方法を記述している。偏向板内の方形開口が
、整形スポットをもたらす。
このタイプのシステムの別の態様は、電子ビーム投射シ
ステムの収差をなくすのが望ましいことである。米国特
許第4376249号明細書には、電子光学軸が、いつ
も偏向電子ビームと一致するように移動する可変軸電子
ビーム投射システムが記述されている。電子ビーム光学
軸を移動させると、 1) 電子ビームをターゲットに垂直に当てることがで
きる、 2) 軸外れの電子ビームによって生ずるレンズ収差を
なくすことができる、 という利点がある。具体的には、偏向ヨークによる電子
ビームの事前偏向時に、レンズの電子光学軸が偏向され
たビームと一致するように移動するように、投射レンズ
が配置される。
ステムの収差をなくすのが望ましいことである。米国特
許第4376249号明細書には、電子光学軸が、いつ
も偏向電子ビームと一致するように移動する可変軸電子
ビーム投射システムが記述されている。電子ビーム光学
軸を移動させると、 1) 電子ビームをターゲットに垂直に当てることがで
きる、 2) 軸外れの電子ビームによって生ずるレンズ収差を
なくすことができる、 という利点がある。具体的には、偏向ヨークによる電子
ビームの事前偏向時に、レンズの電子光学軸が偏向され
たビームと一致するように移動するように、投射レンズ
が配置される。
特許第4378249号明細書も、電子ビームを偏向さ
せ、回転対称性をもつ磁界投射レンズで偏向されたビー
ムを集束させるシステムを記述している。投射レンズの
ボア内にある一対の補正ヨークが、投射レンズの電子光
学軸をシフトさせるため、軸方向磁界強度分布の第1導
関数に比例する補償磁界を発生させる。その結果、電子
ビームの軸がシフト後の電子光学軸と一致し、電子ビー
ムはターゲットに垂直に当たる。
せ、回転対称性をもつ磁界投射レンズで偏向されたビー
ムを集束させるシステムを記述している。投射レンズの
ボア内にある一対の補正ヨークが、投射レンズの電子光
学軸をシフトさせるため、軸方向磁界強度分布の第1導
関数に比例する補償磁界を発生させる。その結果、電子
ビームの軸がシフト後の電子光学軸と一致し、電子ビー
ムはターゲットに垂直に当たる。
米国特許第4544848号は、上記の米国特許第43
76249号の改良である。この特許でも、第4378
24θ号特許と同様に電子ビームをシフトさせるが、タ
ーゲット区域における高速で変化する電界、渦電流、及
び漂遊磁界をなくしている。この特許のシステムの場合
、可変軸界浸(VA I L)レンズは、上側磁極片及
び下側磁極片を含み、そのいずれもが非零ボア・セクシ
ョン、零ホア・セクシヨン、零ボア・セフシロンと下側
磁極片の間の及びターゲットをレンズに挿入するための
開口を含む。補償磁界ヨークは、上側磁極片のボア内に
位置し、軸方向投射磁界の第1導関数に比例する補償磁
界を発生する。
76249号の改良である。この特許でも、第4378
24θ号特許と同様に電子ビームをシフトさせるが、タ
ーゲット区域における高速で変化する電界、渦電流、及
び漂遊磁界をなくしている。この特許のシステムの場合
、可変軸界浸(VA I L)レンズは、上側磁極片及
び下側磁極片を含み、そのいずれもが非零ボア・セクシ
ョン、零ホア・セクシヨン、零ボア・セフシロンと下側
磁極片の間の及びターゲットをレンズに挿入するための
開口を含む。補償磁界ヨークは、上側磁極片のボア内に
位置し、軸方向投射磁界の第1導関数に比例する補償磁
界を発生する。
同時係属の米国特許出願第07/142035号明細書
は、上記の特許第4549846号に類似したVAIL
系を記述しているが、上側偏向段と下側偏向段があり、
上側の段は電界内でパターンを偏向させるための静電偏
向板を含む。下側偏向段は、電界内でビームを偏向させ
る磁界ヨークから成る。これらの静′Il偏向板は、V
AIL系(または、それと同等物)を収納するため、V
AILレンズの後部焦点面よりずっと上にある。
は、上記の特許第4549846号に類似したVAIL
系を記述しているが、上側偏向段と下側偏向段があり、
上側の段は電界内でパターンを偏向させるための静電偏
向板を含む。下側偏向段は、電界内でビームを偏向させ
る磁界ヨークから成る。これらの静′Il偏向板は、V
AIL系(または、それと同等物)を収納するため、V
AILレンズの後部焦点面よりずっと上にある。
上記特許のシステムでは、VAILレンズの後部焦点面
近くの利用可能な空間が極めて限られているので、VA
ILレンズ内に静電板を置くことは可能ではない。
近くの利用可能な空間が極めて限られているので、VA
ILレンズ内に静電板を置くことは可能ではない。
サイトウらの日立への論文「高速ナノメータ・リソグラ
フィー用の電子光学的カラム(ElectronOpt
ical Co1u+an for High 5pe
ed NonometricLithography)
Jは、第3の静電偏向子を含む3段偏向システムを記
述している。この偏向子は円形ガウス・スポットを採用
し、長方形区域を照射するために小ラスタでこのスポッ
トを走査する。この照射は、整形ビーム・システムで1
回の照射で完了する。
フィー用の電子光学的カラム(ElectronOpt
ical Co1u+an for High 5pe
ed NonometricLithography)
Jは、第3の静電偏向子を含む3段偏向システムを記
述している。この偏向子は円形ガウス・スポットを採用
し、長方形区域を照射するために小ラスタでこのスポッ
トを走査する。この照射は、整形ビーム・システムで1
回の照射で完了する。
上記論文の第2図は、「可変ガウス第3段」、「可変整
形第2段」、及び「固定ガウス第1段」を含む3つの書
込み法を使用する3つの段を図示している。第2図は、
フィールド及びサブフィールドに分割されたチップをも
つウェーハを示している。
形第2段」、及び「固定ガウス第1段」を含む3つの書
込み法を使用する3つの段を図示している。第2図は、
フィールド及びサブフィールドに分割されたチップをも
つウェーハを示している。
AT&Tベル研究所のトムソン(Thompson)、
リウ(Liu)、コリエ(collier) 、キャロ
ル(carroll)、ドハーティ(Doberty)
、及びマレイ(Murray)の論文rEBES4電
子ビーム・カラム(The EBES4 ELectr
on−Beam Column)Jは、テレセントリッ
ク磁界偏向による第1段とそれに続いて2つの静電段を
使用する3重偏向システムを記述している。
リウ(Liu)、コリエ(collier) 、キャロ
ル(carroll)、ドハーティ(Doberty)
、及びマレイ(Murray)の論文rEBES4電
子ビーム・カラム(The EBES4 ELectr
on−Beam Column)Jは、テレセントリッ
ク磁界偏向による第1段とそれに続いて2つの静電段を
使用する3重偏向システムを記述している。
アレス(Alles)らの論文rEBES−新しい電子
ビーム照射システム(EBSE4− A NewEle
ctron−Beam Exposure Syste
m) J + J、 Vac。
ビーム照射システム(EBSE4− A NewEle
ctron−Beam Exposure Syste
m) J + J、 Vac。
Sci、 Technol、、 B5 (1) +
1987年1月/り月は、EBES4システムでは可
変整形ビームは使用せず、小型固定スポットを構成ブロ
ックとして使用すると述べている。
1987年1月/り月は、EBES4システムでは可
変整形ビームは使用せず、小型固定スポットを構成ブロ
ックとして使用すると述べている。
米国特許第4390789号明細書は、微細偏向段と粗
偏向段の両方をもつ2段偏向システムを記述している。
偏向段の両方をもつ2段偏向システムを記述している。
このシステムは、小レンズをもつ複眼系を使用している
。このシステムは、2本のチャネルを含み、整形ビーム
は含まない。離散レンズのマトリックスを採用し、軸は
シフトされない。
。このシステムは、2本のチャネルを含み、整形ビーム
は含まない。離散レンズのマトリックスを採用し、軸は
シフトされない。
米国特許第4514838号明細書は、3つの電界偏向
システムAEI、Ag3、及びAg3をもち、Ag3及
びAg3は、電子ビームをその光学軸に戻す。Ag3及
びAg3のシステムは、ビームをターゲット上で位置決
めすることには関係していない。
システムAEI、Ag3、及びAg3をもち、Ag3及
びAg3は、電子ビームをその光学軸に戻す。Ag3及
びAg3のシステムは、ビームをターゲット上で位置決
めすることには関係していない。
米国特許第4465934号明細書は、その第2図に2
重8極偏向システムの使用を示している。
重8極偏向システムの使用を示している。
C9発明が解決しようとする課題
本発明の目的は、電子ビーム・リソグラフィ・システム
のスループット(時間当たり照射されるウェーハ)を改
善すると同時に、システムの分解能またはパターン配置
精度あるいはその両方を維持または改善することである
。パターン配置精度は、必要条件であるが、オーバレイ
(異なるレベル間でのパターン間精度)及びステイツチ
ング(同じレベルでのフィールド、クラスタ、またはサ
ブフィールドのパターンの突合せ)のための十分条件で
はない。
のスループット(時間当たり照射されるウェーハ)を改
善すると同時に、システムの分解能またはパターン配置
精度あるいはその両方を維持または改善することである
。パターン配置精度は、必要条件であるが、オーバレイ
(異なるレベル間でのパターン間精度)及びステイツチ
ング(同じレベルでのフィールド、クラスタ、またはサ
ブフィールドのパターンの突合せ)のための十分条件で
はない。
大きなフィールドに書き込むことのできるシステムには
、同じ偏向フィールド内の4つの隅位置合せマークのす
べてをカバーできることで、その結果ステイツチング・
エラーなしで優れたオーバレイを得られるという利点が
ある。偏向フィールドが4つの位置合せマークに達する
ことができない場合には、それらのマークを読み取るた
めに機械的なx−y膜移動を行なう必要があり、工程に
エラーが導入される原因になる。また、フィールドが大
きいと、ウェーハに照射するための機械的x−y段移動
の回数を減らすことができ、より高いスループットが得
られる。電子ビーム・リングラフィ・システムにVAI
Lレンズを導入すると、大きな偏向フィールドにわたっ
て、非VAIL系の分解能より高い分解能が得られる。
、同じ偏向フィールド内の4つの隅位置合せマークのす
べてをカバーできることで、その結果ステイツチング・
エラーなしで優れたオーバレイを得られるという利点が
ある。偏向フィールドが4つの位置合せマークに達する
ことができない場合には、それらのマークを読み取るた
めに機械的なx−y膜移動を行なう必要があり、工程に
エラーが導入される原因になる。また、フィールドが大
きいと、ウェーハに照射するための機械的x−y段移動
の回数を減らすことができ、より高いスループットが得
られる。電子ビーム・リングラフィ・システムにVAI
Lレンズを導入すると、大きな偏向フィールドにわたっ
て、非VAIL系の分解能より高い分解能が得られる。
しかし、大きなフィールドにわたって動作する、整形ス
ポット及び2重偏向構成のみをもつシステムは、好まし
くない低いスループットをもたらし、大きなフィールド
とVAIL・レンズによって得られる高い分解能の利点
を十分に生かしきれないことになる。
ポット及び2重偏向構成のみをもつシステムは、好まし
くない低いスループットをもたらし、大きなフィールド
とVAIL・レンズによって得られる高い分解能の利点
を十分に生かしきれないことになる。
01課題を解決するための手段
本発明によれば、3重偏向整形スポット・システムは、
スループットの問題を解決し、VAILレンズの利点を
生かしてターゲツト面またはウェーハ上のさまざまな照
射部位にビームを偏向させるのに必要な時間を短縮する
ことができる。(逆に言えば、VAILレンズのような
系、及び大きな磁界にわたるその高い分解能がなければ
、3重偏向整形スポット・システムは無価値になること
を理解されたい。) さらに、本発明によれば、3段偏向を使用したシステム
が得られる。このシステムは、米国特許第437824
9号、第45448461号及び米国特許出願第07/
142035号と同様にフィールド及びサブフィールド
を使用し、それらを走査する方式をとっている。さらに
、走査する各フィールドを、各フィールド内のクラスタ
、及び各クラスタ内のサブフィールドに分割する。フィ
ールド内全体を走査す6第1段偏向によって行なわれる
走査は線形であり、フィールドの走査とは不連続であり
、照射を行なう各クラスタの中心で停止する。各クラス
タ内のあるサブフィールドから別のサブフィールドへの
走査も同様である。第2段によるクラスタ内走査は、照
射を行なう各サブフィールドの中心で停止する。第3段
は、高速静電偏向を使用し、走査するサブフィールド内
でベクトル走査モードで走査を行なう。走査されるビー
ムは、整形ビームである。
スループットの問題を解決し、VAILレンズの利点を
生かしてターゲツト面またはウェーハ上のさまざまな照
射部位にビームを偏向させるのに必要な時間を短縮する
ことができる。(逆に言えば、VAILレンズのような
系、及び大きな磁界にわたるその高い分解能がなければ
、3重偏向整形スポット・システムは無価値になること
を理解されたい。) さらに、本発明によれば、3段偏向を使用したシステム
が得られる。このシステムは、米国特許第437824
9号、第45448461号及び米国特許出願第07/
142035号と同様にフィールド及びサブフィールド
を使用し、それらを走査する方式をとっている。さらに
、走査する各フィールドを、各フィールド内のクラスタ
、及び各クラスタ内のサブフィールドに分割する。フィ
ールド内全体を走査す6第1段偏向によって行なわれる
走査は線形であり、フィールドの走査とは不連続であり
、照射を行なう各クラスタの中心で停止する。各クラス
タ内のあるサブフィールドから別のサブフィールドへの
走査も同様である。第2段によるクラスタ内走査は、照
射を行なう各サブフィールドの中心で停止する。第3段
は、高速静電偏向を使用し、走査するサブフィールド内
でベクトル走査モードで走査を行なう。走査されるビー
ムは、整形ビームである。
すべての偏向システムは、速度と範囲と精度に関してい
くつかの制限を宵する。偏向のステッピング速度が増大
すると、ある照射から次の照射に移るのに要する時間が
減るため、スループットが増大する。偏向範囲が増大す
ると、所与の精度を得るためのステッピング速度が、は
ぼその範囲の値の2乗に反比例して低下する。本発明者
等は、第3の偏向段を加えると、スループットを増大さ
せることができることを見出した。こうした3重偏向シ
ステムでは、クラスタの中心へのより低速の(主)偏向
の移動回数が、2重偏向システムの場合の各サブフィー
ルドの中心への移動回数より著しく少なくなる。システ
ムのフィールドとサブフィールドのサイズが固定されて
いるものとすると、この3重偏向システムは、2重偏向
システムに比べて4倍ものスループットの改善をもたら
すことができる。このことは、実現できる代表的なスル
ーブツトの改善を示す第3図を見るとわかる。
くつかの制限を宵する。偏向のステッピング速度が増大
すると、ある照射から次の照射に移るのに要する時間が
減るため、スループットが増大する。偏向範囲が増大す
ると、所与の精度を得るためのステッピング速度が、は
ぼその範囲の値の2乗に反比例して低下する。本発明者
等は、第3の偏向段を加えると、スループットを増大さ
せることができることを見出した。こうした3重偏向シ
ステムでは、クラスタの中心へのより低速の(主)偏向
の移動回数が、2重偏向システムの場合の各サブフィー
ルドの中心への移動回数より著しく少なくなる。システ
ムのフィールドとサブフィールドのサイズが固定されて
いるものとすると、この3重偏向システムは、2重偏向
システムに比べて4倍ものスループットの改善をもたら
すことができる。このことは、実現できる代表的なスル
ーブツトの改善を示す第3図を見るとわかる。
第3図は、オーバヘッドすなわちウェーノー当たりの時
間を、最小イメージ・サイズとウェー71当たりの画素
数の逆数とに対してプロットしたものである。3段偏向
が有利なことは、最小イメージ・サイズ、すなわち第3
図に示したウェーハ当たりの最大画素数から明らかであ
る。最小イメージ・サイズが小さくなるにつれて、発散
が増加し、3段偏向システムが2段偏向システムに比べ
て有利になる。
間を、最小イメージ・サイズとウェー71当たりの画素
数の逆数とに対してプロットしたものである。3段偏向
が有利なことは、最小イメージ・サイズ、すなわち第3
図に示したウェーハ当たりの最大画素数から明らかであ
る。最小イメージ・サイズが小さくなるにつれて、発散
が増加し、3段偏向システムが2段偏向システムに比べ
て有利になる。
第4A図は、3つの偏向段を使用し、かつラスタ偏向の
制御下にある第1段でガウス・スポットを利用してパタ
ーンを形成する、4ステツプ・システムを示している。
制御下にある第1段でガウス・スポットを利用してパタ
ーンを形成する、4ステツプ・システムを示している。
この場合、パターンは、半導体製造用マスクで通常必要
とされる方形のパターンとして示しである。このガウス
・スポット・システムは、ある時間に照射される加工物
に1画素の情報を書き込む。
とされる方形のパターンとして示しである。このガウス
・スポット・システムは、ある時間に照射される加工物
に1画素の情報を書き込む。
一方、本発明を組み込んだシステムについて考えると、
第4B図の左端に示した整形ビーム・システムは、25
ないし100画素に等価なものを平行に書き込む。
第4B図の左端に示した整形ビーム・システムは、25
ないし100画素に等価なものを平行に書き込む。
第4A図を参照すると、図の4Nの動作は次の通りであ
る。
る。
1、より大きな区域内にあるより大きなフィールド内に
あるより大きなサブフィールドにスポットを書き込む。
あるより大きなサブフィールドにスポットを書き込む。
2、スポットからスポットへとサブフィールドを走査す
る。
る。
3、サブフィールドからサブフィールドへとフィールド
を走査する。
を走査する。
4、ウェーハ上のある区域内でフィールドからフィール
ドへとステップ動作し反復する。
ドへとステップ動作し反復する。
第4A図では、第1の偏向段は、電子ビームのラスタ偏
向を行なって方向スポットを形成する。
向を行なって方向スポットを形成する。
第4B図では、整形ビームで、偏向なしに方形スポット
を形成する。第4A図で、第2段の偏向により、ビーム
をサブフィールド内のスポットからスポットへと偏向さ
せる。第4B図では、第1段でサブフィールド内のスポ
ットからスポットへとビームのベクトル偏向を行なう。
を形成する。第4A図で、第2段の偏向により、ビーム
をサブフィールド内のスポットからスポットへと偏向さ
せる。第4B図では、第1段でサブフィールド内のスポ
ットからスポットへとビームのベクトル偏向を行なう。
第4A図では、第3段の偏向は、フィールド内のサブフ
ィールドからサブフィールドへのラスタ偏向である。第
4B図では、第2段の偏向で、クラスタ内のサブフィー
ルドからサブフィールドへのラスタ偏向を行なう。第4
A図では、最大の走査は、「区域」を横切るフィールド
からフィールドへの機械的ステップ/反復駆動によって
行なわれる。それと対応する第4B図の第3段電子ビー
ム偏向では、フィールド内のクラスタからクラスタへの
ラスタ偏向を行なう。次いで最高走査段で、基板すなわ
ちウェーハ上のある区域内でフィールドからフィールド
への機械的ステップ動作/反復走査を行なう。
ィールドからサブフィールドへのラスタ偏向である。第
4B図では、第2段の偏向で、クラスタ内のサブフィー
ルドからサブフィールドへのラスタ偏向を行なう。第4
A図では、最大の走査は、「区域」を横切るフィールド
からフィールドへの機械的ステップ/反復駆動によって
行なわれる。それと対応する第4B図の第3段電子ビー
ム偏向では、フィールド内のクラスタからクラスタへの
ラスタ偏向を行なう。次いで最高走査段で、基板すなわ
ちウェーハ上のある区域内でフィールドからフィールド
への機械的ステップ動作/反復走査を行なう。
要約すると、第4A図の3重偏向システムは、やはりV
AIL及び整形スポット投射を含むが、第1段ラスタ偏
向の代わりにサブフィールドからサブフィールドへの第
1段ベクトル偏向を使用する、本発明の3段システムと
は異なる。
AIL及び整形スポット投射を含むが、第1段ラスタ偏
向の代わりにサブフィールドからサブフィールドへの第
1段ベクトル偏向を使用する、本発明の3段システムと
は異なる。
本発明の上記その他の目的、特徴及び利点は、下記の本
発明の好ましい実施例に関するより詳細な説明から明ら
かになるはずである。
発明の好ましい実施例に関するより詳細な説明から明ら
かになるはずである。
E、実施例
第1図は、本発明による電子ビーム投射システムの概略
的半断面図である。このシステムは、上記の米国特許第
4544846号のvAIL(可変軸界浸レンズ)系、
及び上記の米国特許出願第142035号明細書に記述
されているVAILレンズをもつ電子ビーム・システム
のテレセントリックな実施例を組み込んでいる(上記の
2つの明細書を引用により本明細書に合体する)。
的半断面図である。このシステムは、上記の米国特許第
4544846号のvAIL(可変軸界浸レンズ)系、
及び上記の米国特許出願第142035号明細書に記述
されているVAILレンズをもつ電子ビーム・システム
のテレセントリックな実施例を組み込んでいる(上記の
2つの明細書を引用により本明細書に合体する)。
第2図は、偏向子とヨーク、クラスタ及び主偏向軸、及
び偏向板とヨークによって生ずる電子ビーム経路を備え
た第1図の電子ビーム・システムの概略図を、このシス
テムの幾何軸GAに関して図示したものである。
び偏向板とヨークによって生ずる電子ビーム経路を備え
た第1図の電子ビーム・システムの概略図を、このシス
テムの幾何軸GAに関して図示したものである。
第1図を参照すると、図の装置は、コイル41及び53
を収容する磁性体の磁気回路を含んでいる。電子ビーム
装置の基部にあるシリンダ88は、下側環状磁気ディス
ク98を支持している。この磁気ディスクの上方に上側
磁気シリンダ88がある。磁気シリンダ89の上に上側
環状磁気ディスク97がある。磁気シリンダ88と89
及びディスク97と98の内部には、環状磁気リング9
2のスタックがあり、これらのリングは、シリンダ88
と89及びディスク97と98と同軸である。
を収容する磁性体の磁気回路を含んでいる。電子ビーム
装置の基部にあるシリンダ88は、下側環状磁気ディス
ク98を支持している。この磁気ディスクの上方に上側
磁気シリンダ88がある。磁気シリンダ89の上に上側
環状磁気ディスク97がある。磁気シリンダ88と89
及びディスク97と98の内部には、環状磁気リング9
2のスタックがあり、これらのリングは、シリンダ88
と89及びディスク97と98と同軸である。
その構造は、下側磁気シリンダ88の内側、ディスク9
8の下側で、磁気リング・スタック92の外側に、投射
レンズの励起コイル41を格納するための空間を残して
いる。さらに、シリンダ89の内側、ディスク98の上
、ディスク97の下にコリメータ・レンズの励起コイル
53を格納するための空間があり、磁気リング・スタッ
ク92がその内壁を形成している。
8の下側で、磁気リング・スタック92の外側に、投射
レンズの励起コイル41を格納するための空間を残して
いる。さらに、シリンダ89の内側、ディスク98の上
、ディスク97の下にコリメータ・レンズの励起コイル
53を格納するための空間があり、磁気リング・スタッ
ク92がその内壁を形成している。
第1図の投射システムの上端には、非零ボア環状磁極片
49及び51をもつ磁気コリメータ・レンズ47、及び
コリメータ・レンズ47用の励起コイル53が含まれて
いる。レンズ47は、コイル53で励起されると、電子
ビームBをコリメートしてテレセントリック能力をもた
らす。
49及び51をもつ磁気コリメータ・レンズ47、及び
コリメータ・レンズ47用の励起コイル53が含まれて
いる。レンズ47は、コイル53で励起されると、電子
ビームBをコリメートしてテレセントリック能力をもた
らす。
−り且5I更反
環状磁極片49中の開口の内側には、当業者なら理解で
きるように、1組のX、Y多極静電偏向板72、好まし
くは12極(1組当たり12枚)の多極偏向板を含む上
側ビーム偏向段(サブフィールド偏向)がある。環状磁
極片51中の中央開口の内側下には、第2の1組のX、
Y多極静電偏向板73、好ましくは12極(1組当たり
12枚)の多極偏向板がある。偏向板72及び73は、
別の場所にあってもよいが、下側偏向段すなわち主偏向
ヨーク43及び45より前になければならない。これら
のヨークは、ビームBの偏向を制御するための主磁界を
もたらす。
きるように、1組のX、Y多極静電偏向板72、好まし
くは12極(1組当たり12枚)の多極偏向板を含む上
側ビーム偏向段(サブフィールド偏向)がある。環状磁
極片51中の中央開口の内側下には、第2の1組のX、
Y多極静電偏向板73、好ましくは12極(1組当たり
12枚)の多極偏向板がある。偏向板72及び73は、
別の場所にあってもよいが、下側偏向段すなわち主偏向
ヨーク43及び45より前になければならない。これら
のヨークは、ビームBの偏向を制御するための主磁界を
もたらす。
クラスタ・フィールド(2枚の偏向板)照射される区域
をフィールドとサブフィールドにのみ分割する従来のシ
ステムと違って、本発明によれば、フィールドをさらに
クラスタに分割する。クラスタを、次にサブフィールド
に分割する。
をフィールドとサブフィールドにのみ分割する従来のシ
ステムと違って、本発明によれば、フィールドをさらに
クラスタに分割する。クラスタを、次にサブフィールド
に分割する。
磁界偏向ヨークとして示されている偏向板143及び1
45は、静電サブフィールド偏向板72及び73と同じ
平面内またはそれより下にある。偏向板143及び14
6は、主磁界をもたらす主フイールド偏向ヨーク43及
び45より上になければならない。
45は、静電サブフィールド偏向板72及び73と同じ
平面内またはそれより下にある。偏向板143及び14
6は、主磁界をもたらす主フイールド偏向ヨーク43及
び45より上になければならない。
偏向板143及び145は、静電偏向素子でも磁界ヨー
クでもよい。静電素子の場合、偏向板143及び145
を、多極(すなわち20極)構成のサブフィールド偏向
板の上に載せることができる。
クでもよい。静電素子の場合、偏向板143及び145
を、多極(すなわち20極)構成のサブフィールド偏向
板の上に載せることができる。
”F ([1! +1反
下側偏向段は、1例として第1図に図示したように、投
射された電子ビームBを左へ事前偏向させる1対の主偏
向ヨーク43及び45を含む。上側偏向ヨーク43及び
下側偏向ヨーク45はともにトロイダル磁石であること
が好ましい。コリメータ・レンズ47の下にある無収差
レンズ71は電子ビームBの非点収差補正を行ない、動
的集束コイル69はコリメータ・レンズ47の磁極片4
9と51との内側にある。
射された電子ビームBを左へ事前偏向させる1対の主偏
向ヨーク43及び45を含む。上側偏向ヨーク43及び
下側偏向ヨーク45はともにトロイダル磁石であること
が好ましい。コリメータ・レンズ47の下にある無収差
レンズ71は電子ビームBの非点収差補正を行ない、動
的集束コイル69はコリメータ・レンズ47の磁極片4
9と51との内側にある。
韮」D−乙工
投射レンズ32は、非零ボア上側磁極片工3を含む上側
磁界経路、及び復路セクション18と下側磁極片、すな
わち零ボア・セクション14とから形成される下側磁界
経路を含む。投射レンズ32の1平面は、主平面(PP
) 、すなわちレンズ32の対物側の主平面であり、そ
の上に上側磁極片13、その下に下側磁極片14がある
。投射レンズ32は、厚いレンズなので、投射レンズ3
2のイメージ側にも主平面を有する。ただし、これは本
特許に関して特に重要ではないので、第2図には図示し
ていない。
磁界経路、及び復路セクション18と下側磁極片、すな
わち零ボア・セクション14とから形成される下側磁界
経路を含む。投射レンズ32の1平面は、主平面(PP
) 、すなわちレンズ32の対物側の主平面であり、そ
の上に上側磁極片13、その下に下側磁極片14がある
。投射レンズ32は、厚いレンズなので、投射レンズ3
2のイメージ側にも主平面を有する。ただし、これは本
特許に関して特に重要ではないので、第2図には図示し
ていない。
励起コイル41は、投射レンズ32を作動させ、上側磁
極片素子13から下側磁極片素子14へと復路19を経
由して走る磁力線を生ずる。VAIL系は、投射レンズ
32と磁界補償ヨーク11との組合せからなるVAIL
アセンブリ12を含む。
極片素子13から下側磁極片素子14へと復路19を経
由して走る磁力線を生ずる。VAIL系は、投射レンズ
32と磁界補償ヨーク11との組合せからなるVAIL
アセンブリ12を含む。
上記の米国特許出願第07/142035号の実施例を
本発明のシステムに使用し、静電偏向板と上記出願の下
段との間に偏向手段を追加する。遮蔽力18は、磁界セ
クションと非磁界セクションとを交互に含み、したがっ
てヨーク11からの磁力線が、コイル41を貫通しない
ように絶縁される。遮蔽力18はまた、レンズ32の中
心に達しない磁界の量を減らす。
本発明のシステムに使用し、静電偏向板と上記出願の下
段との間に偏向手段を追加する。遮蔽力18は、磁界セ
クションと非磁界セクションとを交互に含み、したがっ
てヨーク11からの磁力線が、コイル41を貫通しない
ように絶縁される。遮蔽力18はまた、レンズ32の中
心に達しない磁界の量を減らす。
投射レンズ32の磁気回路は、セクション19及び下側
磁極片14に形成され、最小量の磁気抵抗及びフリンジ
で磁束が零ボア・セクシヨン14に通過するようになっ
ている。1個の磁界補償ヨークエ1が、投射レンズ32
によって発生する軸方向磁界の第1導関数に比例する磁
界をもたらす。
磁極片14に形成され、最小量の磁気抵抗及びフリンジ
で磁束が零ボア・セクシヨン14に通過するようになっ
ている。1個の磁界補償ヨークエ1が、投射レンズ32
によって発生する軸方向磁界の第1導関数に比例する磁
界をもたらす。
第1図はまた、ターゲット保持手段、搬送手段、及びス
テッピング手段を図示している。ターゲット59は、電
子ビーム投射システム内でのターゲットの正確な位置合
せが行なえるように、ターゲット・ホルダ16上に載せ
る。ターゲット搬送アーム20は、ターゲット59を、
開口21を介してVAILアセンブリ12に挿入する。
テッピング手段を図示している。ターゲット59は、電
子ビーム投射システム内でのターゲットの正確な位置合
せが行なえるように、ターゲット・ホルダ16上に載せ
る。ターゲット搬送アーム20は、ターゲット59を、
開口21を介してVAILアセンブリ12に挿入する。
ターゲット・ステッパ・テーブル17は、ターゲット5
9のX−Y移動のために使用される。
9のX−Y移動のために使用される。
第1図のシステムでは、非点収差及び像面湾曲は、動的
補正を使用して補正される。ブロック61は、励起コイ
ル53用の電源であり、ブロック63は、励起コイル4
1用の電源である。ドライバ85は、偏向ヨーク43及
び45の励起用のコンピュータ制御ドライバである。偏
向ヨーク43及び45は、2組の磁界偏向コイルをもち
、これらのコイルは、協働して通常の慣行に従って、X
方向とY方向に電子ビームBを偏向させる。偏向ヨーク
43及び45は、典型的には複数のトロイダル・コイル
を含む。
補正を使用して補正される。ブロック61は、励起コイ
ル53用の電源であり、ブロック63は、励起コイル4
1用の電源である。ドライバ85は、偏向ヨーク43及
び45の励起用のコンピュータ制御ドライバである。偏
向ヨーク43及び45は、2組の磁界偏向コイルをもち
、これらのコイルは、協働して通常の慣行に従って、X
方向とY方向に電子ビームBを偏向させる。偏向ヨーク
43及び45は、典型的には複数のトロイダル・コイル
を含む。
ドライバ85はまた、一対のX−Y磁界偏向ヨークから
なる磁界補償ヨーク11を作動させる。磁界補償ヨーク
11は、単純な鞍形コイルを含んでもよい。同じ偏向感
度のトロイダル・ヨークに比べて、内径が同じなら、よ
り小さい外径ですむからである。磁界補償ヨーク11に
送られるX−Y電流は、偏向ヨーク43及び45に送ら
れるX−Y電流に比例し、同じドライバ65によって供
給される。
なる磁界補償ヨーク11を作動させる。磁界補償ヨーク
11は、単純な鞍形コイルを含んでもよい。同じ偏向感
度のトロイダル・ヨークに比べて、内径が同じなら、よ
り小さい外径ですむからである。磁界補償ヨーク11に
送られるX−Y電流は、偏向ヨーク43及び45に送ら
れるX−Y電流に比例し、同じドライバ65によって供
給される。
ドライバ165は、偏向ヨーク143及び145の励起
のためのコンピュータ制御ドライバである。偏向ヨーク
143及び145は、2組の磁界偏向コイルをもち、こ
れらのコイルは協働して、通常の慣行に従って、X方向
とY方向に電子ビームBを偏向させる。偏向ヨーク14
3及び145は、典型的には複数のトロイダル・コイル
を含む。
のためのコンピュータ制御ドライバである。偏向ヨーク
143及び145は、2組の磁界偏向コイルをもち、こ
れらのコイルは協働して、通常の慣行に従って、X方向
とY方向に電子ビームBを偏向させる。偏向ヨーク14
3及び145は、典型的には複数のトロイダル・コイル
を含む。
ドライバ165はまた、一対のX−Y磁界偏向ヨークか
らなる磁界補償ヨーク11を作動させる働きをする。磁
界補償ヨーク11に送られるX−Y電流は、偏向ヨーク
143及び145に送られるX−Y電流に比例し、同じ
ドライバ165によって供給することができる。
らなる磁界補償ヨーク11を作動させる働きをする。磁
界補償ヨーク11に送られるX−Y電流は、偏向ヨーク
143及び145に送られるX−Y電流に比例し、同じ
ドライバ165によって供給することができる。
やはり第2図を参照すると、第1近似として、補償ヨー
ク11の磁界は、投射レンズ32によって発生する磁界
のレンズ32の幾何(対称)軸GAに平行であるが、幾
何軸GAから横方向にずれた磁軸線に沿った半径方向成
分を補償する。磁軸線はシフトされた電子光学軸を定義
する。その理由は、補償ヨーク11の磁界と投射レンズ
32の磁界の重なりから生ずる半径方向の磁界成分がゼ
ロになるからである。シフトされた電子光学軸の位置は
、補償ヨーク11及び主偏向ヨーク43と45内の電流
と同期して走査される。レンズ12の対称軸GAからの
光学軸のずれは、補償ヨーク11及び偏向ヨーク43と
45内の電流に比例する。
ク11の磁界は、投射レンズ32によって発生する磁界
のレンズ32の幾何(対称)軸GAに平行であるが、幾
何軸GAから横方向にずれた磁軸線に沿った半径方向成
分を補償する。磁軸線はシフトされた電子光学軸を定義
する。その理由は、補償ヨーク11の磁界と投射レンズ
32の磁界の重なりから生ずる半径方向の磁界成分がゼ
ロになるからである。シフトされた電子光学軸の位置は
、補償ヨーク11及び主偏向ヨーク43と45内の電流
と同期して走査される。レンズ12の対称軸GAからの
光学軸のずれは、補償ヨーク11及び偏向ヨーク43と
45内の電流に比例する。
サブフィールド偏向信号もクラスタ・フィールド偏向信
号も印加しない場合には、界浸レンズ12内の電子ビー
ムBの位置は、シフトされた電子光学軸と正確に一致す
る。さらに、電子ビームBは、無限遠の物体を表す、平
行なコリメートされた電子ビーム束として界浸レンズ・
アセンブリ12に入る。電子ビーム中の異なるエネルギ
ーの電子が異なる量だけ偏向されることによるぼけ効果
を完全に除去する電子ビームの2つの条件は、次の通り
である。
号も印加しない場合には、界浸レンズ12内の電子ビー
ムBの位置は、シフトされた電子光学軸と正確に一致す
る。さらに、電子ビームBは、無限遠の物体を表す、平
行なコリメートされた電子ビーム束として界浸レンズ・
アセンブリ12に入る。電子ビーム中の異なるエネルギ
ーの電子が異なる量だけ偏向されることによるぼけ効果
を完全に除去する電子ビームの2つの条件は、次の通り
である。
1)ビーム軸が、シフトされた電子光学軸と一致する(
ビーム軸は、電子ビームBの上端から下端までの電子ビ
ームBの中心電子線である)、2)物体が無限遠にある
。
ビーム軸は、電子ビームBの上端から下端までの電子ビ
ームBの中心電子線である)、2)物体が無限遠にある
。
このぼけは、文献においては、横方向色収差と呼ばれる
。横方向色収差は、通常の偏向板の性能に対する主要な
制限要因なので、この収差の除去は基本的に重要と考え
られる。
。横方向色収差は、通常の偏向板の性能に対する主要な
制限要因なので、この収差の除去は基本的に重要と考え
られる。
サブフィールド偏向またはクラスタ・フィールド偏向を
印加する場合には、界浸レンズ・アセンブリ12内の電
子ビームBの位置は、上述した理想条件かられずかにず
れる。サブフィールド偏向は、主フイールド偏向に対す
る小さな摂動と考えることができるので、理想条件から
のこのずれの効果は無視でき、収差及びぼけも無視でき
る程度の寄与である。
印加する場合には、界浸レンズ・アセンブリ12内の電
子ビームBの位置は、上述した理想条件かられずかにず
れる。サブフィールド偏向は、主フイールド偏向に対す
る小さな摂動と考えることができるので、理想条件から
のこのずれの効果は無視でき、収差及びぼけも無視でき
る程度の寄与である。
VAILシステムに関する上記の米国特許第45448
48号の第7欄54−88行目に記載されているように
、動的非点収差補正コイル・アセンブリ71及び動的集
束コイル69は、それぞれ非点収差及び像面湾曲を補償
する磁界を生ずる。
48号の第7欄54−88行目に記載されているように
、動的非点収差補正コイル・アセンブリ71及び動的集
束コイル69は、それぞれ非点収差及び像面湾曲を補償
する磁界を生ずる。
動的補正コイル・アセンブリは、ドライバ67によって
駆動される2重4極素子であることが好ましい。ドライ
バ67は、X及びY主偏向ヨーク43と45、及びクラ
スタ偏向ヨーク143と145に送られる電流に比例し
た入力信号を受は取り、当業者には周知の技術的手段に
よって信号を発生する。
駆動される2重4極素子であることが好ましい。ドライ
バ67は、X及びY主偏向ヨーク43と45、及びクラ
スタ偏向ヨーク143と145に送られる電流に比例し
た入力信号を受は取り、当業者には周知の技術的手段に
よって信号を発生する。
サブフィールド及びクラスタ・フィールドの静電偏向の
ための垂直照射(テレセントリシティ)を維持するため
に、このシステムは、電子ビームBが所与の時間にロッ
キング点を含む平面を横切るようにしなければならない
。ロッキング点は、第1図に図示したVAILレンズ・
アセンブリ12の後部焦面(B F P)内にくるよう
に位置決めしなければならない。後部焦面は、投射レン
ズ32の対物側の各後部焦点から構成される。すなわち
、すべての後部焦点は、同一平面内、すなわち後部焦面
内にある。後部焦面上のロッキング点は、VAILシス
テムまたは本発明に従って採用された他の同等なオフ軸
偏向システムの光学軸から横方向にシフトしているので
、72.73及び143.145などのサブフィールド
またはクラスタ・フィールド偏向素子に直接アクセスで
きない。その理由は、電子ビームBが幾何的中心からあ
まりにも離れて走査され、大きな偏向収差を生ずるため
、72.73及び143.145などの素子は、トロイ
ダル・ヨーク43及び45内の主偏向ヨーク開口内に置
くことができないからである。しかし、2重偏向段72
と73、及び143と145にれらは、第1図に示した
ように本発明に従って可変軸偏向レンズ系の磁界ヨーク
の前に置かれている)は、後部焦面で電子ビームBを揺
らして電子ビームBのテレセントリシティを維持するこ
とができるので、加工物すなわちターゲットT(59)
に垂直に当たる。第2の静電偏向板73は、第1図に図
示したコリメータ・レンズ70の屈折を補償しなければ
ならないことに注意されたい。
ための垂直照射(テレセントリシティ)を維持するため
に、このシステムは、電子ビームBが所与の時間にロッ
キング点を含む平面を横切るようにしなければならない
。ロッキング点は、第1図に図示したVAILレンズ・
アセンブリ12の後部焦面(B F P)内にくるよう
に位置決めしなければならない。後部焦面は、投射レン
ズ32の対物側の各後部焦点から構成される。すなわち
、すべての後部焦点は、同一平面内、すなわち後部焦面
内にある。後部焦面上のロッキング点は、VAILシス
テムまたは本発明に従って採用された他の同等なオフ軸
偏向システムの光学軸から横方向にシフトしているので
、72.73及び143.145などのサブフィールド
またはクラスタ・フィールド偏向素子に直接アクセスで
きない。その理由は、電子ビームBが幾何的中心からあ
まりにも離れて走査され、大きな偏向収差を生ずるため
、72.73及び143.145などの素子は、トロイ
ダル・ヨーク43及び45内の主偏向ヨーク開口内に置
くことができないからである。しかし、2重偏向段72
と73、及び143と145にれらは、第1図に示した
ように本発明に従って可変軸偏向レンズ系の磁界ヨーク
の前に置かれている)は、後部焦面で電子ビームBを揺
らして電子ビームBのテレセントリシティを維持するこ
とができるので、加工物すなわちターゲットT(59)
に垂直に当たる。第2の静電偏向板73は、第1図に図
示したコリメータ・レンズ70の屈折を補償しなければ
ならないことに注意されたい。
後部焦点から出る電子ビームの点源は、投射レンズ32
から平行な束として出る。これが後部焦面BFPの定義
である。同様に、後部焦点でレンズすなわち光学軸と交
差する電子ビームは、光学軸と平行であるが、一般に軸
からずれて投射レンズ32から出る。後部焦点の周りで
電子ビームBを「揺らせる」ことにより、このシステム
は、この点から出る円錐状電子ビームを発生する。これ
らの電子ビームはすべて、光学軸と平行であるが軸から
ずれて投射レンズから出る。
から平行な束として出る。これが後部焦面BFPの定義
である。同様に、後部焦点でレンズすなわち光学軸と交
差する電子ビームは、光学軸と平行であるが、一般に軸
からずれて投射レンズ32から出る。後部焦点の周りで
電子ビームBを「揺らせる」ことにより、このシステム
は、この点から出る円錐状電子ビームを発生する。これ
らの電子ビームはすべて、光学軸と平行であるが軸から
ずれて投射レンズから出る。
「投射レンズ32から出る」という句は、ターゲット書
込み表面59に当たることと同義である。
込み表面59に当たることと同義である。
電子ビームが垂直入射で、すなわち光学軸と平行に書込
み表面59に当たることが、本発明の好ましい実施例の
重要な態様である。この条件のときのみ、ターゲット5
9上へのビームの照射は、ターゲット59の高さの影響
を受けず、Δhで示す高さの偏差にエラーを生じない。
み表面59に当たることが、本発明の好ましい実施例の
重要な態様である。この条件のときのみ、ターゲット5
9上へのビームの照射は、ターゲット59の高さの影響
を受けず、Δhで示す高さの偏差にエラーを生じない。
ターゲットの局所的高さは制御困難なので、これは大き
な利点である。ウェーハは通常、傾斜したり、平面でな
かったりする。
な利点である。ウェーハは通常、傾斜したり、平面でな
かったりする。
「後部焦面J BFPは、ビームBのすべての経路に対
する後部焦点を含む平面であり、光学軸及び軸GAに垂
直である。ロッキング点を含む平面と後部焦面ば、テレ
セントリシティの条件を達成できるように、位置が一致
(すなわち重なる)しなければならない。ロッキング点
が後部焦点と一致するには、上側及び下側のサブフィー
ルド偏向板とクラスタ・フィールド偏向板の電界の強さ
の比を、それぞれ、一方では上側偏向板72及び73に
より、他方では、それらの下にあるサブフィールド偏向
板143及び145によって調節する。
する後部焦点を含む平面であり、光学軸及び軸GAに垂
直である。ロッキング点を含む平面と後部焦面ば、テレ
セントリシティの条件を達成できるように、位置が一致
(すなわち重なる)しなければならない。ロッキング点
が後部焦点と一致するには、上側及び下側のサブフィー
ルド偏向板とクラスタ・フィールド偏向板の電界の強さ
の比を、それぞれ、一方では上側偏向板72及び73に
より、他方では、それらの下にあるサブフィールド偏向
板143及び145によって調節する。
そうすると、ロッキング点は光学軸に沿って上下に移動
する。ビームが垂直入射でターゲットに当たるとき、2
つの点は一致することがわかっている。実際には、この
ことは、異なる高さにある2つの別々のテスト・ターゲ
ット上でビームを走査して確認する。このセットアツプ
のとき、このシステムは、走査電子顕微鏡(SEM)と
して稼働する。ビームは、88M倍率が2つのターゲッ
トに対して同じとき、垂直入射でターゲットに当たる。
する。ビームが垂直入射でターゲットに当たるとき、2
つの点は一致することがわかっている。実際には、この
ことは、異なる高さにある2つの別々のテスト・ターゲ
ット上でビームを走査して確認する。このセットアツプ
のとき、このシステムは、走査電子顕微鏡(SEM)と
して稼働する。ビームは、88M倍率が2つのターゲッ
トに対して同じとき、垂直入射でターゲットに当たる。
これは、ビーム入射位置が、ターゲットの高さによって
全く影響されないと言うのと同じことである。
全く影響されないと言うのと同じことである。
2重偏向サブフィールド段及びクラスタ・フィールド段
はまた、投射レンズ32内の(幾何軸GAに対する)軸
外れを最小にし、それにより、球面収差から生ずる偏向
の非線形性を最小にする。第2図に、ターゲット59上
の特定の点についての、磁界偏向を実線76で示した。
はまた、投射レンズ32内の(幾何軸GAに対する)軸
外れを最小にし、それにより、球面収差から生ずる偏向
の非線形性を最小にする。第2図に、ターゲット59上
の特定の点についての、磁界偏向を実線76で示した。
rクラスタ・フィールドのみ」と記したビームBの経路
は、偏向素子143及び145の制御を受けて横方向に
ずれる。
は、偏向素子143及び145の制御を受けて横方向に
ずれる。
破線75で示したこの経路は、第2図の上端から出発し
、上側素子143に応答して点82で左に折れ曲り、下
側素子145に応答して点83で右に折れ曲り、投射レ
ンズ32に応答して、点86でターゲット59と垂直に
なるように折れ曲がる。
、上側素子143に応答して点82で左に折れ曲り、下
側素子145に応答して点83で右に折れ曲り、投射レ
ンズ32に応答して、点86でターゲット59と垂直に
なるように折れ曲がる。
磁界偏向のみに応答した電子ビームBの経路を第2図に
実線76で示す。この経路は、上側磁界偏向ヨーク43
に応答して点80で右下に折れ曲り、下側偏向ヨーク4
5に応答して点81で垂直下向きに折れ曲がる。
実線76で示す。この経路は、上側磁界偏向ヨーク43
に応答して点80で右下に折れ曲り、下側偏向ヨーク4
5に応答して点81で垂直下向きに折れ曲がる。
クラスタ・フィールド偏向線75と磁力線78が重なる
と、第2図の結果は、合成された破線77になり、この
破線は、上述した点80.81.86と類似して、それ
ぞれ点84.85.87で折れ曲がる。電子ビームBと
光学軸はともに平行にかつ一致してシフトされるので、
この2重偏向クラスタ・フィールド設計は影響を受けな
い。静電サブフィールド偏向でも、電子線ビームは類似
の軌跡をたどる。
と、第2図の結果は、合成された破線77になり、この
破線は、上述した点80.81.86と類似して、それ
ぞれ点84.85.87で折れ曲がる。電子ビームBと
光学軸はともに平行にかつ一致してシフトされるので、
この2重偏向クラスタ・フィールド設計は影響を受けな
い。静電サブフィールド偏向でも、電子線ビームは類似
の軌跡をたどる。
第5図を参照すると、本発明の方法は、電子ビーム・リ
ングラフィ・システムで整形スポット及びVAILレン
ズと一緒に使用される3段偏向システムを使用している
。第5図は、第1図及び第2図に示した本発明の実施例
で使用される偏向段階層ならびに整形ビームの使用を図
で表したものである。フィールドは、しばしば半導体チ
ップの全体であり、クラスタ及びサブフィールドに分割
されている。半導体ウェーハの形のターゲット59が、
ウェーハ上の少数のフィールド23とともに示されてお
り、各フィールドの四隅には位置合せマークがついてい
る。
ングラフィ・システムで整形スポット及びVAILレン
ズと一緒に使用される3段偏向システムを使用している
。第5図は、第1図及び第2図に示した本発明の実施例
で使用される偏向段階層ならびに整形ビームの使用を図
で表したものである。フィールドは、しばしば半導体チ
ップの全体であり、クラスタ及びサブフィールドに分割
されている。半導体ウェーハの形のターゲット59が、
ウェーハ上の少数のフィールド23とともに示されてお
り、各フィールドの四隅には位置合せマークがついてい
る。
ターゲットを横切る第1フイールド23から隣りのフィ
ールド23への走査は、機械的ステップ動作/反復装置
によって実行される。第1偏向段の走査は、フィールド
23を走査するために行なう。このような走査は、直進
的であり、フィールド23内の各クラスタ2Sの中心で
停止する各フィールド23の走査とは非連続的である。
ールド23への走査は、機械的ステップ動作/反復装置
によって実行される。第1偏向段の走査は、フィールド
23を走査するために行なう。このような走査は、直進
的であり、フィールド23内の各クラスタ2Sの中心で
停止する各フィールド23の走査とは非連続的である。
第2偏向段によるクラスタ25内の走査は、より高速で
実行されるが、これも直進的であり、各サブフィールド
27の中心で停止する走査とは非連続的である。第3の
最高速偏向段は、ビームをサブフィールド27内の方形
29内に置くためにベクトル走査を使用する。方形29
内では、一連の整形スポット30が照射され、スポット
30が組み合わさってパターン、この場合は長方形29
を形成する。
実行されるが、これも直進的であり、各サブフィールド
27の中心で停止する走査とは非連続的である。第3の
最高速偏向段は、ビームをサブフィールド27内の方形
29内に置くためにベクトル走査を使用する。方形29
内では、一連の整形スポット30が照射され、スポット
30が組み合わさってパターン、この場合は長方形29
を形成する。
F9発明の効果
本発明は、パーソナル・コンピュータ、ミニコンピュー
タ、大型コンピュータ、及びその他のデータ処理装置用
チップなどのチップ用のマスクの製造におけるリングラ
フィ・レジスト層の照射、またはそのようなチップの製
造用半導体素材の直接照射のための電子ビーム・システ
ムの作成に適用できる。
タ、大型コンピュータ、及びその他のデータ処理装置用
チップなどのチップ用のマスクの製造におけるリングラ
フィ・レジスト層の照射、またはそのようなチップの製
造用半導体素材の直接照射のための電子ビーム・システ
ムの作成に適用できる。
第1図は、VAILレンズを組み込んだ本発明による3
段偏向電子ビーム・システムを示す概略半断面図である
。 第2図は、3段の偏向によって生じた電子ビーム経路シ
ステムの幾何軸に対する偏向を示す、第1図の偏向板及
びヨークの概略説明図である。 第3図は、ウェーハ照射に要するオーバヘッド時間(ウ
ェーハ当たりの秒数)を、最小イメージ・サイズとウェ
ーハ当たりの画素数の逆数とに対してプロットしたグラ
フである。 第4A図は、従来技術のシステムでスポットをつくるの
に必要な4つの走査レベルを示す説明図である。 第4B図は、本発明の新しい3つの偏向段、及び可変整
形スポットを代わりに使った、第4A図と類似の説明図
である。 第5図は、第1図及び第2図に示した本発明の実施例で
採用されている、3段のビーム偏向階層と、整形ビーム
の使用の概略説明図である。 出願人 インターナシロナル・ビジネス・マシーンズ
・コーポレーシ靜ン 代理人 弁理士 頓 宮 孝 −(外1名)
段偏向電子ビーム・システムを示す概略半断面図である
。 第2図は、3段の偏向によって生じた電子ビーム経路シ
ステムの幾何軸に対する偏向を示す、第1図の偏向板及
びヨークの概略説明図である。 第3図は、ウェーハ照射に要するオーバヘッド時間(ウ
ェーハ当たりの秒数)を、最小イメージ・サイズとウェ
ーハ当たりの画素数の逆数とに対してプロットしたグラ
フである。 第4A図は、従来技術のシステムでスポットをつくるの
に必要な4つの走査レベルを示す説明図である。 第4B図は、本発明の新しい3つの偏向段、及び可変整
形スポットを代わりに使った、第4A図と類似の説明図
である。 第5図は、第1図及び第2図に示した本発明の実施例で
採用されている、3段のビーム偏向階層と、整形ビーム
の使用の概略説明図である。 出願人 インターナシロナル・ビジネス・マシーンズ
・コーポレーシ靜ン 代理人 弁理士 頓 宮 孝 −(外1名)
Claims (4)
- (1)電子ビームをターゲット区域上で走査するための
装置で、前記区域がフィールドに再分割され、前記フィ
ールドがクラスタに再分割され、前記クラスタがサブフ
ィールドに再分割され、前記サブフィールドがスポット
に再分割されるというものであって、 (a)前記電子ビームが1つのフィールドを走査し、前
記ビームが前記フィールドのその1つ及び後続のフィー
ルドで休止するように、前記区域内で前記電子ビームを
走査するための手段と、 (b)前記電子ビームが1つのクラスタを走査し、前記
クラスタのこの1つ及び後続のクラスタで休止するよう
に、前記フィールド内で前記電子ビームを走査するため
の手段と、 (c)前記電子ビームが1つのサブフィールドを走査し
、前記サブフィールドのこの1つ及び後続のサブフィー
ルドで休止するように、前記の1つのクラスタ内で前記
電子ビームを走査するための手段とを含み、 区域内でフィールドからフィールドへ、フィールド内で
クラスタからクラスタへ、クラスタ内でサブフィールド
からサブフィールドへと階層的に走査が実行されるとい
う装置。 - (2)3段整形電子ビーム投射システムであって、(a
)前記投射システムは、可変軸電子ビーム投射システム
を含み、 1)前記電子ビーム投射システムは、方形構成をもつ整
形スポット電子ビームを投射するための手段を提供し、 2)前記投射システムは、照射されるフィールドを走査
するための手段を含み、 3)前記フィールドは、前記フィールド内でクラスタに
分割され、 4)前記クラスタは、前記各クラスタ内でサブフィール
ドに分割され、 5)前記サブフィールドは、前記サブフィールド内でス
ポットに分割され、 (b)前記投射システムはまた、前記フィールドの行ご
との不連続な走査の際に前記フィールド上で前記ビーム
の偏向を行なうための第1段手段を含み、 1)前記第1段手段は、フィールド上をカバーする第1
修正ラスタ走査の際に前記ビームを走査するための第1
偏向システムを含み、 2)前記第1修正ラスタ走査は、1つのクラスタ位置の
中心から次のクラスタ位置へと1つずつ前進し、前記ビ
ームは、各現クラスタの中心に達したとき、前記現クラ
スタ内における後続段の動作が完了できるようにその走
査を一時的に停止し、 (c)前記クラスタの第2の不連続な行ごとの走査の際
に前記クラスタ内で、前記ビームをサブフィールドの中
心へと偏向させるための第2段手段を含み、 1)前記第2段手段は、前記クラスタの少なくとも1部
分をカバーする第2修正ラスタ走査の際に前記ビームを
走査するための第2偏向システムを含み、 2)前記第2修正ラスタ走査は、1つのサブフィールド
位置の中心から次のサブフィールド位置へと1つずつ前
進し、前記ビームは、各現サブフィールドの中心に達し
たとき、その走査を一時的に停止し、 3)前記走査は、前記現サブフィールド内の走査の際に
後続段の動作が完了できるように停止し、 (d)前記投射システムは、前記第2段手段によって投
射されるサブフィールド内で前記ビームの偏向を行なう
ための第3段手段を含み、前記第3段手段は、サブフィ
ールド内のターゲット上の一連の特定の位置への前記ビ
ームのベクトル偏向を行なうための第3偏向システムを
含み、 前記投射システムが、前記第1段、第2段、及び第3段
によって順次偏向されて、ターゲット上の前記可変整形
スポットを投射するという、電子ビーム投射システム。 - (3)3段整形電子ビーム投射システムであって、(a
)整形スポットをもつ電子ビームを供給するための可変
軸VAIL電子ビーム投射システムを含み、 1)前記電子ビーム投射システムは、照射されるフィー
ルドを走査するための手段を含み、2)前記フィールド
は、前記フィールド内でクラスタに分割され、 3)前記クラスタは、前記各クラスタ内でサブフィール
ドに分割され、 4)前記サブフィールドは、前記サブフィールド内でス
ポットに分割され、前記電子ビーム投射システムは、サ
ブフィールド内で方形構成をもつ可変整形スポットに投
射するビームを供給し、(b)前記投射システムはまた
、前記ビームの偏向を行なうための第1段、第2段、及
び第3段手段を含み、 1)前記第1段手段は、残りの段による前記クラスタの
走査の間に、前記フィールド内のクラスタの中心で停止
するように前記ビームを偏向させるように適合され、 2)前記第1段偏向は、1つのフィールド位置の中心か
ら次のフィールド位置へと1つずつ前進し、前記ビーム
は、前記ビームが達した前記フィールド内の各現クラス
タの中心に達したとき、前記現クラスタ内における後続
段の動作が完了できるようにその走査を一時的に停止し
、 (c)前記投射システムは、前記クラスタ内で前記ビー
ムをサブフィールド中心へと偏向させるための第2段手
段を含み、 1)前記第2段手段は、1つのサブフィールド位置の中
心から次のサブフィールド位置へと1つずつ前記ビーム
の走査を行ない、前記段は、前記ビームが達した前記ク
ラスタ内の各現サブフィールドの中心に達したとき前記
ビームの走査を一時的に停止し、 2)前記第2段走査は、前記現在サブフィールド内の走
査の際に後続段の動作が完了できるように停止し、 (d)前記投射システムは、前記第2段手段によって投
射されるサブフィールド内で前記ビームの偏向を行なう
ための第3段手段を含み、前記第3段手段は、サブフィ
ールド内のターゲット上の一連の特定の位置への前記ビ
ームの偏向を行なうための偏向システムを含み、 前記投射システムが、前記投射システムから、前記第1
、第2、及び第3段によって順次偏向されるターゲット
上の前記可変整形スポットを投射するという、電子ビー
ム投射システム。 - (4)電子ビームをターゲット区域上で走査するための
方法で、前記区域がフィールドに再分割され、前記フィ
ールドがクラスタに再分割され、前記クラスタがサブフ
ィールドに再分割され、前記サブフィールドがスポット
に再分割されるというものであって、 (a)前記電子ビームが1つのフィールドを走査し、前
記ビームが前記フィールドのその1つ及び後続のフィー
ルドで休止するように、前記区域内で前記電子ビームを
走査するステップと、 (b)前記電子ビームが1つのクラスタを走査し、前記
クラスタのこの1つ及び後続のクラスタで休止するよう
に、前記フィールド内で前記電子ビームを走査するステ
ップと、 (c)前記電子ビームが1つのサブフィールドを走査し
、前記サブフィールドのこの1つ及び後続のサブフィー
ルドで休止するように、前記1つのクラスタ内で前記電
子ビームを走査するステップを含み、 区域内でフィールドからフィールドへ、フィールド内で
クラスタからクラスタへ、クラスタ内でサブフィールド
からサブフィールドへと階層的に走査が実行されるとい
う走査方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US328379 | 1989-03-24 | ||
US07/328,379 US4945246A (en) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | Tri-deflection electron beam system |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02281612A true JPH02281612A (ja) | 1990-11-19 |
Family
ID=23280760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2068520A Pending JPH02281612A (ja) | 1989-03-24 | 1990-03-20 | 電子ビーム投射システム |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4945246A (ja) |
EP (1) | EP0389398B1 (ja) |
JP (1) | JPH02281612A (ja) |
DE (1) | DE69023030T2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005521215A (ja) * | 2002-03-21 | 2005-07-14 | エルメス−マイクロビジョン・(タイワン)・インコーポレーテッド | スインギング対物減速浸漬レンズの電子光学的集束、偏向、信号収集システムと方法 |
JP2013045876A (ja) * | 2011-08-24 | 2013-03-04 | Nuflare Technology Inc | ショットデータの作成方法、荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法 |
Families Citing this family (18)
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DE69030243T2 (de) * | 1989-12-21 | 1997-07-24 | Fujitsu Ltd | Verfahren und Gerät zur Steuerung von Ladungsträgerstrahlen in einem Belichtungssystem mittels Ladungsträgerstrahlen |
US5136167A (en) * | 1991-01-07 | 1992-08-04 | International Business Machines Corporation | Electron beam lens and deflection system for plural-level telecentric deflection |
JPH05206017A (ja) * | 1991-08-09 | 1993-08-13 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | リソグラフイ露光システム及びその方法 |
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DE10109965A1 (de) | 2001-03-01 | 2002-09-12 | Zeiss Carl | Teilchenoptische Linsenanordnung und Verfahren unter Einsatz einer solchen Linsenanordnung |
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1989
- 1989-03-24 US US07/328,379 patent/US4945246A/en not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-02-20 DE DE69023030T patent/DE69023030T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-02-20 EP EP90480024A patent/EP0389398B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-03-20 JP JP2068520A patent/JPH02281612A/ja active Pending
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EP0389398A2 (en) | 1990-09-26 |
DE69023030D1 (de) | 1995-11-23 |
EP0389398A3 (en) | 1991-05-22 |
DE69023030T2 (de) | 1996-05-30 |
US4945246A (en) | 1990-07-31 |
EP0389398B1 (en) | 1995-10-18 |
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