JPH02268387A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JPH02268387A JPH02268387A JP1091116A JP9111689A JPH02268387A JP H02268387 A JPH02268387 A JP H02268387A JP 1091116 A JP1091116 A JP 1091116A JP 9111689 A JP9111689 A JP 9111689A JP H02268387 A JPH02268387 A JP H02268387A
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- 238000012545 processing Methods 0.000 claims abstract description 38
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 4
- 239000000872 buffer Substances 0.000 abstract description 29
- 238000012546 transfer Methods 0.000 abstract description 12
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000012549 training Methods 0.000 description 4
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 2
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- Facsimiles In General (AREA)
- Character Input (AREA)
- Character Discrimination (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、例えばファクシミリ装置によって通信回線を
介して入力した画像情報から、文字の読取りを行なう画
像処理装置に関する。
介して入力した画像情報から、文字の読取りを行なう画
像処理装置に関する。
(従来の技術)
一般に、ファクシミリ装置(以下、FAX装置と称する
)によって受信したFAX画像情報から、文字読取装置
によってFAX画像情報中の文字パターンの認識を行な
う画像処理装置(以下、FAX−OCR装置と称する)
においては、種類に関係なく一定のサイズを有する基準
マークが所定の位置に設けられた帳票を処理対象として
いる。
)によって受信したFAX画像情報から、文字読取装置
によってFAX画像情報中の文字パターンの認識を行な
う画像処理装置(以下、FAX−OCR装置と称する)
においては、種類に関係なく一定のサイズを有する基準
マークが所定の位置に設けられた帳票を処理対象として
いる。
すなわち、FAX−OCR装置は、送信側FAX装置か
ら送信される基準マークが設けられた帳票の画像から文
字パターンを検出し、この文字パターンについて文字認
識処理を行なうものである。
ら送信される基準マークが設けられた帳票の画像から文
字パターンを検出し、この文字パターンについて文字認
識処理を行なうものである。
(発明が解決しようとする課、、6)
ところで、送信側FAX装置からFAX−OCR装置に
画像が送信される場合には、FAX−OCR装置側の画
像情報を受信するFAXアダプタにおいて指定されてい
る原稿(帳票)サイズに応じた画像情報が送信される。
画像が送信される場合には、FAX−OCR装置側の画
像情報を受信するFAXアダプタにおいて指定されてい
る原稿(帳票)サイズに応じた画像情報が送信される。
例えば、送信側FAX装置における原稿サイズの指定が
A4またはB4に切換え可能であり、受信側FAX−O
CR装置のFAXアダプタの原稿サイズの指定がA4サ
イズに固定であるような場合において、送信側FAX装
置で原稿サイズの指定を、本来A4であるべきところを
誤ってB4とすると、送信する画像情報が縮小されて送
信される。すなわち、B4サイズをA4サイズにするた
めの縮小率(原画像に対して縦、横それぞれ約81.6
%の縮小)に基づいて、縮小処理された画像が受信側F
AXアダプタに送信される。
A4またはB4に切換え可能であり、受信側FAX−O
CR装置のFAXアダプタの原稿サイズの指定がA4サ
イズに固定であるような場合において、送信側FAX装
置で原稿サイズの指定を、本来A4であるべきところを
誤ってB4とすると、送信する画像情報が縮小されて送
信される。すなわち、B4サイズをA4サイズにするた
めの縮小率(原画像に対して縦、横それぞれ約81.6
%の縮小)に基づいて、縮小処理された画像が受信側F
AXアダプタに送信される。
このように、本来A4サイズの原稿(帳票)の画像情報
であるものが縮小されているような場合、FAX−OC
R装置では受信した画像情報から文字の認識を行なう事
ができなくなるという問題があった。
であるものが縮小されているような場合、FAX−OC
R装置では受信した画像情報から文字の認識を行なう事
ができなくなるという問題があった。
本発明は前記のような点に鑑みてなされたもので、送信
側FAX装置の原稿サイズの指定と自装置の原稿サイズ
の指定が事なる場合であっても、受信画像から文字の認
識を行なうことが可能なFAX−OCR装置を提供する
ことを目的とする。
側FAX装置の原稿サイズの指定と自装置の原稿サイズ
の指定が事なる場合であっても、受信画像から文字の認
識を行なうことが可能なFAX−OCR装置を提供する
ことを目的とする。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明は、受信画像から基準マークのサイズを検出し、
検出された基準マークのサイズに基づいて、前記受信画
像が原画像のサイズを変更したものであるか否かを判断
する判断手段を備えており、この判断手段により前記受
信画像が原画像のサイズを変更したものと判断された場
合に、前記受信画像を原画像に復元するための倍率を、
前記基準マークサイズ検出[段により検出された基準マ
ークのサイズに基づいて設定し、この設定された倍率に
基づいて前記受信画像を原画像に復元し、この復元され
た原画像をもとに文字の認識を行なうように構成するも
のである。
検出された基準マークのサイズに基づいて、前記受信画
像が原画像のサイズを変更したものであるか否かを判断
する判断手段を備えており、この判断手段により前記受
信画像が原画像のサイズを変更したものと判断された場
合に、前記受信画像を原画像に復元するための倍率を、
前記基準マークサイズ検出[段により検出された基準マ
ークのサイズに基づいて設定し、この設定された倍率に
基づいて前記受信画像を原画像に復元し、この復元され
た原画像をもとに文字の認識を行なうように構成するも
のである。
(作用)
このようにして構成されるFAX−OCR装置において
は、帳票に設けられている基準マークのサイズに基づい
て、受信画像が原画像のサイズを変更したものであるか
否か判断される。そして、受信画像が、原画像のサイズ
を変更したものと判断されると、原画像に復元されるた
め、送信側FAX装置の原稿サイズの指定と、自装置の
原稿サイズの指定が異なる場合であっても、受信画像か
ら文字の認識処理を行なうことが可能となる。
は、帳票に設けられている基準マークのサイズに基づい
て、受信画像が原画像のサイズを変更したものであるか
否か判断される。そして、受信画像が、原画像のサイズ
を変更したものと判断されると、原画像に復元されるた
め、送信側FAX装置の原稿サイズの指定と、自装置の
原稿サイズの指定が異なる場合であっても、受信画像か
ら文字の認識処理を行なうことが可能となる。
(実施例)
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。第
1図は同実施例に係わるFAX−OCR装置の構成を示
すブロック図である。同図おいて、FAXアダプタ11
は、通信回線と接続されており、図示せぬFAX装置と
通信回線を介して送受信される受信画像(以下、イメー
ジデータと称する)の属性データ(後述する)を、前記
FAX装置との間で確認すると共に、イメージデータの
送受信を行なうものである。FAXアダプタ11には、
FAXアダプタ11によって受信されたイメージデータ
、及び属性データを一時保持するFAXコントローラ1
2が接続される。FAXコントローラ12には、FAX
−OCR装置を構成する各部の制御を行なう制御部13
が接続される。制御部13には、FAXコントローラ1
2によって保持されたイメージデータについて復号化、
拡大/縮小処理等を行なうイメージ処理部14が接続さ
れる。
1図は同実施例に係わるFAX−OCR装置の構成を示
すブロック図である。同図おいて、FAXアダプタ11
は、通信回線と接続されており、図示せぬFAX装置と
通信回線を介して送受信される受信画像(以下、イメー
ジデータと称する)の属性データ(後述する)を、前記
FAX装置との間で確認すると共に、イメージデータの
送受信を行なうものである。FAXアダプタ11には、
FAXアダプタ11によって受信されたイメージデータ
、及び属性データを一時保持するFAXコントローラ1
2が接続される。FAXコントローラ12には、FAX
−OCR装置を構成する各部の制御を行なう制御部13
が接続される。制御部13には、FAXコントローラ1
2によって保持されたイメージデータについて復号化、
拡大/縮小処理等を行なうイメージ処理部14が接続さ
れる。
イメージ処理部14には、イメージデータが復号化、拡
大/縮小処理されて得られた画像(復号画像)を格納す
るシートバッファ15が接続される。シートバッファ1
5には、文字認識処理を行なう認識部16が接続される
。認一部1Bは、シートバッファ15に格納された画像
から文字パターンを検出し、文字認識処理を行ない、そ
の認識結果を制御部13に転送する。また、制御部13
には、入出力部17が接続されてされている。入出力部
17は、例えばCRTlg、及びキーボード(KB)か
ら構成されている。CRT 1gは、制御部13を介し
て認講部IGにおける認識結果等を表示する。また、キ
ーボド19は、文字認識結果に対して訂正がある場合に
、制御部13に修正データを入力する場合等において用
いられる。
大/縮小処理されて得られた画像(復号画像)を格納す
るシートバッファ15が接続される。シートバッファ1
5には、文字認識処理を行なう認識部16が接続される
。認一部1Bは、シートバッファ15に格納された画像
から文字パターンを検出し、文字認識処理を行ない、そ
の認識結果を制御部13に転送する。また、制御部13
には、入出力部17が接続されてされている。入出力部
17は、例えばCRTlg、及びキーボード(KB)か
ら構成されている。CRT 1gは、制御部13を介し
て認講部IGにおける認識結果等を表示する。また、キ
ーボド19は、文字認識結果に対して訂正がある場合に
、制御部13に修正データを入力する場合等において用
いられる。
次に、同実施例の動作を説明する。
ここでは、通信回線に接続された送信側FAX装置(図
示せず)から、所定の位置に基準マークが設けられた帳
票のイメージデータが送信されるものとする。また、送
信側FAX装置における帳票サイズの指定がA4または
B4に切換え可能なものであり、FAX−OCR装置の
FAXアダプタ11の帳票サイズの指定がA4に固定で
あるとする。
示せず)から、所定の位置に基準マークが設けられた帳
票のイメージデータが送信されるものとする。また、送
信側FAX装置における帳票サイズの指定がA4または
B4に切換え可能なものであり、FAX−OCR装置の
FAXアダプタ11の帳票サイズの指定がA4に固定で
あるとする。
まず、送信側FAX装置においてイメージデータの送信
処理が起動されると、送信側FAX装置とFAXアダプ
タ11との間でトレーニングモードが実行される。すな
わち、トレーニングモード時には、送信側FAX装置か
ら、FAXアダプタ11に対して送信するイメージデー
タのイメージ形式、イメージデータの解像度、原票サイ
ズ(横方向)、伝送レート等の属性データが送信され、
FAXアダプタ11との間で確認が行なわれる。なお、
属性データ中のイメージ形式は、イメージデータの形式
が圧縮か非圧縮かを示し、圧縮の場合は符号化方式を示
すコード化されたデータとなる。符号化方式には、MH
(モディファイド・)1フマン)MR(モディファイド
・リード) 、MMR(モディファイド・MR)等が用
いられる。また、イメージデータの解像度は、主走査方
向解像度、及び副走査方向解像度のそれぞれについて、
所定の単位(例えばドツト/ 1nch、またはドツト
/ll11)で示すものである。トレーニングモードが
終了すると、送信側FAX装置は、FAXアダプタにイ
メージデータを送信する。この際、送信側FAX装置の
帳票サイズ指定が84であり、受信側の帳票サイズ指定
(A4)と異なる場合には、送信側FAX装置は、イメ
ージデータを受信側の帳票指定サイズに合う様に縮小し
て送信する。例えば、B4サイズからA4サイズに縮小
する場合には、縦、横それぞれに約82%のサイズに縮
小される。
処理が起動されると、送信側FAX装置とFAXアダプ
タ11との間でトレーニングモードが実行される。すな
わち、トレーニングモード時には、送信側FAX装置か
ら、FAXアダプタ11に対して送信するイメージデー
タのイメージ形式、イメージデータの解像度、原票サイ
ズ(横方向)、伝送レート等の属性データが送信され、
FAXアダプタ11との間で確認が行なわれる。なお、
属性データ中のイメージ形式は、イメージデータの形式
が圧縮か非圧縮かを示し、圧縮の場合は符号化方式を示
すコード化されたデータとなる。符号化方式には、MH
(モディファイド・)1フマン)MR(モディファイド
・リード) 、MMR(モディファイド・MR)等が用
いられる。また、イメージデータの解像度は、主走査方
向解像度、及び副走査方向解像度のそれぞれについて、
所定の単位(例えばドツト/ 1nch、またはドツト
/ll11)で示すものである。トレーニングモードが
終了すると、送信側FAX装置は、FAXアダプタにイ
メージデータを送信する。この際、送信側FAX装置の
帳票サイズ指定が84であり、受信側の帳票サイズ指定
(A4)と異なる場合には、送信側FAX装置は、イメ
ージデータを受信側の帳票指定サイズに合う様に縮小し
て送信する。例えば、B4サイズからA4サイズに縮小
する場合には、縦、横それぞれに約82%のサイズに縮
小される。
FAXアダプタ11は、受信したイメージデータを逐次
FAXコントローラ12に出力する。FAXコントロー
ラ12は、イメージデータ中のラインエンド、データエ
ンドの検出を行ないながら、イメージデータのバッファ
リングを行なう。そして、バッファフル時、あるいはイ
メージデータの転送終了時(データエンド検出時)に、
バッファ中のイメージデータを制御部13に転送する。
FAXコントローラ12に出力する。FAXコントロー
ラ12は、イメージデータ中のラインエンド、データエ
ンドの検出を行ないながら、イメージデータのバッファ
リングを行なう。そして、バッファフル時、あるいはイ
メージデータの転送終了時(データエンド検出時)に、
バッファ中のイメージデータを制御部13に転送する。
FAXコントローラ12は、イメージデータの転送を終
了した後、トレーニングモード時に得られたイメージデ
ータの属性データを制御部13に転送する。
了した後、トレーニングモード時に得られたイメージデ
ータの属性データを制御部13に転送する。
制御部13は、FAXコントローラ12から転送された
属性データから、イメージ処理部14に以下に示す様な
パラメータ(e、ax、ay)をセットする。
属性データから、イメージ処理部14に以下に示す様な
パラメータ(e、ax、ay)をセットする。
イメージ形式−復号化方式:e
主走査方向解像度
一生走査方向拡大/縮小率:ax
副走査方向解像度
→副走査方向拡大/縮小率:ay
ここで、
e: イメージデータを原画像に復元するための復号化
方式を指定するパラメータ ax:イメージデータを原画像に復元する際の主走査方
向の拡大/縮小率 ay;イメージデータを原画像に復元する際の副走査方
向の拡大/縮小率 である。
方式を指定するパラメータ ax:イメージデータを原画像に復元する際の主走査方
向の拡大/縮小率 ay;イメージデータを原画像に復元する際の副走査方
向の拡大/縮小率 である。
はじめに、制御部13は、イメージ処理部14に対して
主走査方向拡大/縮小率ax、及び副走査方向拡大/縮
小率ayを共に100%として設定する。すなわち、送
信側FAX装置の帳票サイズの指定とFAX−OCR装
置側の帳票サイズの指定が同一であり、受信したイメー
ジデータが拡大/縮小されていないものとして、パラメ
ータaX。
主走査方向拡大/縮小率ax、及び副走査方向拡大/縮
小率ayを共に100%として設定する。すなわち、送
信側FAX装置の帳票サイズの指定とFAX−OCR装
置側の帳票サイズの指定が同一であり、受信したイメー
ジデータが拡大/縮小されていないものとして、パラメ
ータaX。
ayを拡大/縮小を行なわない値にセットする。
各パラメータのセット(e、ax、ay)が終了した後
、制御部13は、イメージ処理部14に対して1回目の
イメージデータの転送を行なう。イメージ処理部14は
、イメージデータに対してパラメータeによって示され
るMH,MR,MMRのうち所定の符号化方式に従う復
号化処理、及び主/副走査方向拡大/縮小率を示すパラ
メータax。
、制御部13は、イメージ処理部14に対して1回目の
イメージデータの転送を行なう。イメージ処理部14は
、イメージデータに対してパラメータeによって示され
るMH,MR,MMRのうち所定の符号化方式に従う復
号化処理、及び主/副走査方向拡大/縮小率を示すパラ
メータax。
ayに従う拡大/縮小処理を行なう(1回目のイメージ
データ転送の際は、拡大縮小なし)。イメージ処理部I
4は、復号化処理、拡大/M小処理によって得られた画
像をシートバッファ15に格納する。シートバッファ1
5に格納された帳票21の画像例を第2図に示している
。
データ転送の際は、拡大縮小なし)。イメージ処理部I
4は、復号化処理、拡大/M小処理によって得られた画
像をシートバッファ15に格納する。シートバッファ1
5に格納された帳票21の画像例を第2図に示している
。
シートバッファ15に画像の書込みが完了すると、制御
部13は認識部1Bに対してシートバッファ内に格納さ
れた画像についての文字読取処理の開始を指示する。認
識部1Bは、制御部13からの指示に応じて、第3図の
フローチャートで示す手順に従って基準マークの探索を
行なう。帳票21には、第2図に示すように、基準マー
ク22〜24が設けられている。この基準マーク22〜
24は、シートバッファ15に格納された帳票21の画
像の位置や大きさを特定するための基準となるものであ
り、帳票21のサイズに関係なく特定のサイズが設定さ
れている。
部13は認識部1Bに対してシートバッファ内に格納さ
れた画像についての文字読取処理の開始を指示する。認
識部1Bは、制御部13からの指示に応じて、第3図の
フローチャートで示す手順に従って基準マークの探索を
行なう。帳票21には、第2図に示すように、基準マー
ク22〜24が設けられている。この基準マーク22〜
24は、シートバッファ15に格納された帳票21の画
像の位置や大きさを特定するための基準となるものであ
り、帳票21のサイズに関係なく特定のサイズが設定さ
れている。
一般的に、帳票21上の所定の位置(ここでは、左上部
、右上部、及び左下部)に予め印刷されているものであ
る。認識部1Bは、帳票21の画像に対して左上部の基
準マーク22を検出するための探索領域を設定する(ス
テップSl)。この探索領域は、シートバッファ15に
格納された画像が原画像と同一のサイズである場合であ
っても、またB4サイズからA4サイズに縮小処理が行
なわれた画像(以下、縮小画像と称する)である場合で
あっても、基準マーク22のイメージが含まれる領域と
する。そして、シートバッファI5に格納された画像が
縮小画像である場合の基準マークのサイズ(縮小サイズ
)を、基準値として設定する(ステップS2)。縮小サ
イズ基準値が設定されると、基準マークと判断できるサ
イズの範囲を、標準サイズから縮小サイズ基準値の間に
設定する。また、左上部の基準マークに対するサイズ基
準値として、標準サイズが設定される。次に認識部IB
は、探索領域内のシートバッファ15を走査し、左上部
の基準マーク22の探索を行なう(ステップS3)。こ
こで、基準マークと判断できるサイズ範囲に含まれるイ
メージが存在せず、左上部の基準マーク22が検出され
なかった場合(ステップS4)、シートバッファ15に
格納された画像は、処理対象としていない帳票のものと
判断(シートリジェクト)して処理を終了する(ステッ
プS5)。また、ステップS4において基準マークが検
出されたと判断された場合は、検出された基準マーク2
2のサイズチエツクを行なう(ステップS6)。ここで
、左上部の基準マーク22のサイズが標準サイズである
場合(ステップS7)には、シートバッファ15に格納
された画像が縮小されていないものと判断する。そして
、右上部及び左下部の基準マーク23゜24を検出する
ための探索領域をそれぞれについて設定する(ステップ
S8)。また、右上部、左下部の基準マークに対するサ
イズ基準値を標準サイズとして設定する(ステップS9
)。次に認識部illは、設定した探索領域内のシート
バッファ15を走査し、右上部及び左下部の基準マーク
23.24の探索を行なう(ステップ510)。ここで
、右上部、または左下部の基準マーク23.24が検出
されなかった場合(ステップ5ll)、シートバッファ
15に格納された画像は、処理対象としていがい帳票の
ものと判断(シートリジェクト)して処理を終了する(
ステップS5)。また、ステップSllにおいて基準マ
ーク23.24が検出されたと判断された場合は、検出
された基準マーク22〜24によって示される位置情報
をもとに、シートバッファ15に格納された画像から、
文字パターンの切出しを行ない、この文字パターンにつ
いて文字認識処理を行なう。認識部16は、文字認識処
理の結果を制御部13に転送する。制御部13は、認識
部1Bから転送された認識結果について編集を行ない、
最終的な文字読取結果を入出力部17に出力し、CRT
18に表示させる。
、右上部、及び左下部)に予め印刷されているものであ
る。認識部1Bは、帳票21の画像に対して左上部の基
準マーク22を検出するための探索領域を設定する(ス
テップSl)。この探索領域は、シートバッファ15に
格納された画像が原画像と同一のサイズである場合であ
っても、またB4サイズからA4サイズに縮小処理が行
なわれた画像(以下、縮小画像と称する)である場合で
あっても、基準マーク22のイメージが含まれる領域と
する。そして、シートバッファI5に格納された画像が
縮小画像である場合の基準マークのサイズ(縮小サイズ
)を、基準値として設定する(ステップS2)。縮小サ
イズ基準値が設定されると、基準マークと判断できるサ
イズの範囲を、標準サイズから縮小サイズ基準値の間に
設定する。また、左上部の基準マークに対するサイズ基
準値として、標準サイズが設定される。次に認識部IB
は、探索領域内のシートバッファ15を走査し、左上部
の基準マーク22の探索を行なう(ステップS3)。こ
こで、基準マークと判断できるサイズ範囲に含まれるイ
メージが存在せず、左上部の基準マーク22が検出され
なかった場合(ステップS4)、シートバッファ15に
格納された画像は、処理対象としていない帳票のものと
判断(シートリジェクト)して処理を終了する(ステッ
プS5)。また、ステップS4において基準マークが検
出されたと判断された場合は、検出された基準マーク2
2のサイズチエツクを行なう(ステップS6)。ここで
、左上部の基準マーク22のサイズが標準サイズである
場合(ステップS7)には、シートバッファ15に格納
された画像が縮小されていないものと判断する。そして
、右上部及び左下部の基準マーク23゜24を検出する
ための探索領域をそれぞれについて設定する(ステップ
S8)。また、右上部、左下部の基準マークに対するサ
イズ基準値を標準サイズとして設定する(ステップS9
)。次に認識部illは、設定した探索領域内のシート
バッファ15を走査し、右上部及び左下部の基準マーク
23.24の探索を行なう(ステップ510)。ここで
、右上部、または左下部の基準マーク23.24が検出
されなかった場合(ステップ5ll)、シートバッファ
15に格納された画像は、処理対象としていがい帳票の
ものと判断(シートリジェクト)して処理を終了する(
ステップS5)。また、ステップSllにおいて基準マ
ーク23.24が検出されたと判断された場合は、検出
された基準マーク22〜24によって示される位置情報
をもとに、シートバッファ15に格納された画像から、
文字パターンの切出しを行ない、この文字パターンにつ
いて文字認識処理を行なう。認識部16は、文字認識処
理の結果を制御部13に転送する。制御部13は、認識
部1Bから転送された認識結果について編集を行ない、
最終的な文字読取結果を入出力部17に出力し、CRT
18に表示させる。
一方、ステップS7において、左上部で検出された基準
マーク22のサイズが標準サイズでないと判断された場
合、ステップS2において設定された縮小サイズ基準値
をもとに、検出された基準マーク22のサイズが所定の
縮小サイズであるか否かを判断する(ステップ514)
。すなわち、シートバッファ15に格納された画像が、
B4からA4に縮小された縮小画像であるかを判断する
。ここで、基準マーク22のサイズが、予めステップS
2において設定された縮小サイズ基串値と異なる(中間
的なサイズ)場合には、シートバッファ15に格納され
た画像は、処理対象としないもの(シートリジェクト)
として(ステップS5)処理を終了する。一方、ステッ
プS14において基準マーク22のサイズが所定の縮小
基準サイズであると判断された場合には、シートバッフ
ァ15に格納された画像は、送信側と受信側との間で帳
票サイズ指定が異なるために縮小処理された画像とみな
し、制御部13に当該イメージデータの拡大再送要求を
行なう(ステップ515)。制御部13は、認識部IB
からのイメージ拡大再送要求に応じて、イメージ処理部
14に各パラメータのセットを再度行なう。すなわち、
受信したイメージデータをA4からB4のサイズにする
拡大処理、及び復号化処理を行なわせるためのパラメー
タ(e、ax、ay)をセットするものである。この時
、パラメータax、ayは、A4サイズからB4サイズ
に拡大するための拡大率を122.6%としてセットす
る。イメージ処理部14に再度パラメータがセットされ
ると、制御部13は、イメージ処理部14に対して2回
目のイメージデータの転送を指示する。イメージ処理部
14は、セットされたパラメータに基づいて、イメージ
データの復号化、及び拡大処理を行ない、これによって
得られた画像をシートバッファ15に格納する。以下、
第3図に示すフローチャートに従い、前記で説明した手
順により基準マーク22〜24の検出を行なう。2回目
のイメージデータの転送では、原画像に復元された画像
がシートバッファ15に格納されているため、基準マー
ク22〜24の検出が正常に行なわれて、文字読取処理
が行なわれる。
マーク22のサイズが標準サイズでないと判断された場
合、ステップS2において設定された縮小サイズ基準値
をもとに、検出された基準マーク22のサイズが所定の
縮小サイズであるか否かを判断する(ステップ514)
。すなわち、シートバッファ15に格納された画像が、
B4からA4に縮小された縮小画像であるかを判断する
。ここで、基準マーク22のサイズが、予めステップS
2において設定された縮小サイズ基串値と異なる(中間
的なサイズ)場合には、シートバッファ15に格納され
た画像は、処理対象としないもの(シートリジェクト)
として(ステップS5)処理を終了する。一方、ステッ
プS14において基準マーク22のサイズが所定の縮小
基準サイズであると判断された場合には、シートバッフ
ァ15に格納された画像は、送信側と受信側との間で帳
票サイズ指定が異なるために縮小処理された画像とみな
し、制御部13に当該イメージデータの拡大再送要求を
行なう(ステップ515)。制御部13は、認識部IB
からのイメージ拡大再送要求に応じて、イメージ処理部
14に各パラメータのセットを再度行なう。すなわち、
受信したイメージデータをA4からB4のサイズにする
拡大処理、及び復号化処理を行なわせるためのパラメー
タ(e、ax、ay)をセットするものである。この時
、パラメータax、ayは、A4サイズからB4サイズ
に拡大するための拡大率を122.6%としてセットす
る。イメージ処理部14に再度パラメータがセットされ
ると、制御部13は、イメージ処理部14に対して2回
目のイメージデータの転送を指示する。イメージ処理部
14は、セットされたパラメータに基づいて、イメージ
データの復号化、及び拡大処理を行ない、これによって
得られた画像をシートバッファ15に格納する。以下、
第3図に示すフローチャートに従い、前記で説明した手
順により基準マーク22〜24の検出を行なう。2回目
のイメージデータの転送では、原画像に復元された画像
がシートバッファ15に格納されているため、基準マー
ク22〜24の検出が正常に行なわれて、文字読取処理
が行なわれる。
なお、2回目のイメージデータの転送によって得られた
画像から、基準マーク22〜24の探索を行なった際に
、左上部の基準マーク22のサイズが標準でない場合、
及び右上部、左下部の基準マーク23、24が検出され
なかった場合には、受信したイメージデータが処理対象
とする帳票以外のものと判断し、文字読取処理を行なわ
ない。
画像から、基準マーク22〜24の探索を行なった際に
、左上部の基準マーク22のサイズが標準でない場合、
及び右上部、左下部の基準マーク23、24が検出され
なかった場合には、受信したイメージデータが処理対象
とする帳票以外のものと判断し、文字読取処理を行なわ
ない。
また、前記実施例においては、送信側FAX装置の帳票
サイズの指定がA4またはB4であり、受信側FAX−
OCR装置における帳票サイズの指定がA4に固定であ
る場合について説明したが、送信側、受信側で他の帳票
サイズの指定がある場合であっても可能である。この場
合、シートバッファ15に格納された画像からの基準マ
ーク22〜24の探索処理において、基皇マーク22〜
24のサイズを判断するために用いられる基準値(縮小
サイズ。
サイズの指定がA4またはB4であり、受信側FAX−
OCR装置における帳票サイズの指定がA4に固定であ
る場合について説明したが、送信側、受信側で他の帳票
サイズの指定がある場合であっても可能である。この場
合、シートバッファ15に格納された画像からの基準マ
ーク22〜24の探索処理において、基皇マーク22〜
24のサイズを判断するために用いられる基準値(縮小
サイズ。
標準サイズ)を、帳票サイズ指定に応じた値に設定する
ようにする。
ようにする。
さらに、前記実施例においては、FAXコントローラ1
2と制御部13とを分離した構成としているが、制御部
13がFAXコントローラ12の機能を代替しても良い
。
2と制御部13とを分離した構成としているが、制御部
13がFAXコントローラ12の機能を代替しても良い
。
また、FAXコントローラは、受信画像バッファを備え
た蓄積型交換機でも良い。
た蓄積型交換機でも良い。
[発明の効果]
以上のように本発明によれば、送信側FAX装置と受信
側FAX−OCR装置との間で帳票サイズ指定が相違し
ているために、原画像のサイズと異なるイメージデータ
を受信した場合であっても、帳票に設けられている基準
マークのサイズに基づいて、イメージデータを原画像に
復元するので、受信したイメージデータから文字の認識
処理を行なうことが可能となるものである。
側FAX−OCR装置との間で帳票サイズ指定が相違し
ているために、原画像のサイズと異なるイメージデータ
を受信した場合であっても、帳票に設けられている基準
マークのサイズに基づいて、イメージデータを原画像に
復元するので、受信したイメージデータから文字の認識
処理を行なうことが可能となるものである。
第1図は本発明の一実施例に係わる画像処理装置(FA
X−OCR装rIりの構成を示すブロック図、第2図は
同実施例におけるシートバッファに格納された帳票の画
像を示す図、第3図は第2図に示す画像から基準マーク
を検出する処理手順を示すフローチャートである。 11・・・FAXアダプタ、12・・・FAXコントロ
ーラ、13・・・制御部、14・・・イメージ処理部(
原画像復元手段)、15・・・シートバッファ、1G・
・・認識部。
X−OCR装rIりの構成を示すブロック図、第2図は
同実施例におけるシートバッファに格納された帳票の画
像を示す図、第3図は第2図に示す画像から基準マーク
を検出する処理手順を示すフローチャートである。 11・・・FAXアダプタ、12・・・FAXコントロ
ーラ、13・・・制御部、14・・・イメージ処理部(
原画像復元手段)、15・・・シートバッファ、1G・
・・認識部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 所定の位置に基準マークが設けられた帳票の画像を通信
回線を介して受信し、この受信画像をもとに前記帳票に
記入された文字を認識する画像処理装置において、 前記受信画像から前記基準マークのサイズを検出する基
準マークサイズ検出手段と、 前記基準マークサイズ検出手段によって検出された基準
マークのサイズに基づいて、前記受信画像が原画像のサ
イズを変更したものであるか否かを判断する判断手段と
、 前記判断手段により前記受信画像が原画像のサイズを変
更したものと判断された場合に、前記受信画像を原画像
に復元するための倍率を、前記基準マークサイズ検出手
段により検出された基準マークのサイズに基づいて設定
する設定手段と、前記設定手段により設定された倍率に
基づいて、前記受信画像を原画像に復元する原画像復元
手段と、 を具備し、 前記原画像復元手段によって復元された原画像をもとに
文字の認識を行なうことを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1091116A JPH02268387A (ja) | 1989-04-11 | 1989-04-11 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1091116A JPH02268387A (ja) | 1989-04-11 | 1989-04-11 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02268387A true JPH02268387A (ja) | 1990-11-02 |
Family
ID=14017549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1091116A Pending JPH02268387A (ja) | 1989-04-11 | 1989-04-11 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02268387A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5517326A (en) * | 1993-04-19 | 1996-05-14 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus for combining a specified image area magnified by a ratio of prescribed and calculated dimensions with the remaining image area magnified not to exceed a sheet size |
US6249353B1 (en) | 1995-08-09 | 2001-06-19 | Minolta Co., Ltd. | Image editing apparatus |
-
1989
- 1989-04-11 JP JP1091116A patent/JPH02268387A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5517326A (en) * | 1993-04-19 | 1996-05-14 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus for combining a specified image area magnified by a ratio of prescribed and calculated dimensions with the remaining image area magnified not to exceed a sheet size |
US5589949A (en) * | 1993-04-19 | 1996-12-31 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus |
US5663809A (en) * | 1993-04-19 | 1997-09-02 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus |
US6249353B1 (en) | 1995-08-09 | 2001-06-19 | Minolta Co., Ltd. | Image editing apparatus |
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