JPH02255164A - 金属バット - Google Patents
金属バットInfo
- Publication number
- JPH02255164A JPH02255164A JP1077841A JP7784189A JPH02255164A JP H02255164 A JPH02255164 A JP H02255164A JP 1077841 A JP1077841 A JP 1077841A JP 7784189 A JP7784189 A JP 7784189A JP H02255164 A JPH02255164 A JP H02255164A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bat
- ball
- reinforced resin
- pipes
- metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B60/00—Details or accessories of golf clubs, bats, rackets or the like
- A63B60/50—Details or accessories of golf clubs, bats, rackets or the like with through-holes
Landscapes
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、野球やソフト用の金属バットに関するもの
である。
である。
(従来の技術および発明が解決しようとする課題)野球
やソフト用バットは、軽量化および強度増加を必要条件
として近年金属バットが主に用いられている。しかし、
この金属バットはアルミニウム金属管を加工して一端よ
り直管状の打撃部、テーパー状の中間部、小径のにぎり
部をスェージングにより順次形成したのち、上記一端プ
レスによる絞り加工等を行って球面状のヘッドを作り、
さらに溶接等を行なってグリップエンジをつくり、こう
して全体がその周方向においてほぼ一定肉厚の中空体と
して構成されたものであって、強度増加するためには全
体が厚肉となって重量が大となりやすく、また重心は上
記スェージングにより重心位置がバットの中央付近とな
りやすく、製造に当っては構造上、強度上の点で設計の
自由度が制約される不利が多かった。このため、近年、
バット全体を強化プラスチック製としてその肉厚を部分
的に調整したものも作られているが、充分な強度を得る
ためには全体的に厚肉とする必要があり重量の面で不合
理である。
やソフト用バットは、軽量化および強度増加を必要条件
として近年金属バットが主に用いられている。しかし、
この金属バットはアルミニウム金属管を加工して一端よ
り直管状の打撃部、テーパー状の中間部、小径のにぎり
部をスェージングにより順次形成したのち、上記一端プ
レスによる絞り加工等を行って球面状のヘッドを作り、
さらに溶接等を行なってグリップエンジをつくり、こう
して全体がその周方向においてほぼ一定肉厚の中空体と
して構成されたものであって、強度増加するためには全
体が厚肉となって重量が大となりやすく、また重心は上
記スェージングにより重心位置がバットの中央付近とな
りやすく、製造に当っては構造上、強度上の点で設計の
自由度が制約される不利が多かった。このため、近年、
バット全体を強化プラスチック製としてその肉厚を部分
的に調整したものも作られているが、充分な強度を得る
ためには全体的に厚肉とする必要があり重量の面で不合
理である。
(課題を解決するための手段)
これに対し、この発明は全体を従来の金属ハツトよりや
や薄肉の金属製中空体に形成するとともに、この金属製
中空体の打撃部に当る内部に、予め打撃部に相当する長
さに作られた複数本の炭素繊維、ガラス繊維あるいはポ
リアミド繊維等の強化用繊維による強化樹脂管を互いに
周面がつき合わされた集束状態で嵌挿封入して構成され
、これより、打撃部の強度が増大され、かつスィートス
ポット(最適打球面)が打撃部に保持されるようにした
ものである。
や薄肉の金属製中空体に形成するとともに、この金属製
中空体の打撃部に当る内部に、予め打撃部に相当する長
さに作られた複数本の炭素繊維、ガラス繊維あるいはポ
リアミド繊維等の強化用繊維による強化樹脂管を互いに
周面がつき合わされた集束状態で嵌挿封入して構成され
、これより、打撃部の強度が増大され、かつスィートス
ポット(最適打球面)が打撃部に保持されるようにした
ものである。
(発明の実施例)
この発明の実施例を図面について説明すると、第1図お
よび第2図において、1は従来の金属バットと同じくア
ルミニウム管を加工して作られた金属中空部材であって
、一端ヘッド部より150〜250mmの範囲にわたり
直管状の打撃部2が形成され、順次テーパー状の中間部
3、小径のにぎり部4が連成され、各部はその周方向に
おいて一様の肉厚に作られており、この肉厚は従来の金
属バットよりやや薄肉として形成されている。
よび第2図において、1は従来の金属バットと同じくア
ルミニウム管を加工して作られた金属中空部材であって
、一端ヘッド部より150〜250mmの範囲にわたり
直管状の打撃部2が形成され、順次テーパー状の中間部
3、小径のにぎり部4が連成され、各部はその周方向に
おいて一様の肉厚に作られており、この肉厚は従来の金
属バットよりやや薄肉として形成されている。
この金属製中空部材lの内部には、上記直管状の打撃部
2においては、その打撃部2に沿って小径かつ好適肉厚
の繊維強化樹脂管5・・が互に周面をつき合わせ断面七
曜星状に集束して嵌挿封入されている。これら繊維強化
樹脂管5・は、繊維が0゜方向(軸方向)と90°方向
(周方向)に配向されており、例えば第3図のように、
90’M5aとO°層5bを重ねて作られる。例えば直
径19.3mmの芯材に、一方向引揃え炭素繊維プリプ
レグを、90°(厚さ0.10mm)−o″(厚さ0.
17mm)−90°(厚さ0.10mm)−0°(厚さ
0.17mm)の順に巻装し、プラスチックテープ等で
テーピングし、加熱硬化させた後、脱芯を行なって管に
形成され、その外側にはt!1!!縁層が設けられてい
る。
2においては、その打撃部2に沿って小径かつ好適肉厚
の繊維強化樹脂管5・・が互に周面をつき合わせ断面七
曜星状に集束して嵌挿封入されている。これら繊維強化
樹脂管5・は、繊維が0゜方向(軸方向)と90°方向
(周方向)に配向されており、例えば第3図のように、
90’M5aとO°層5bを重ねて作られる。例えば直
径19.3mmの芯材に、一方向引揃え炭素繊維プリプ
レグを、90°(厚さ0.10mm)−o″(厚さ0.
17mm)−90°(厚さ0.10mm)−0°(厚さ
0.17mm)の順に巻装し、プラスチックテープ等で
テーピングし、加熱硬化させた後、脱芯を行なって管に
形成され、その外側にはt!1!!縁層が設けられてい
る。
上記の管を7本1組として、ヘッド部の開口したアルミ
ニウム中空部材1に挿入し、挿入部をスエージイング等
によりかしめて固定後、ヘッドの開口部を閉じることに
より封入される。
ニウム中空部材1に挿入し、挿入部をスエージイング等
によりかしめて固定後、ヘッドの開口部を閉じることに
より封入される。
(発明の効果)
この発明は上記の構成により打撃部2の内部には繊維強
化樹脂管5・・・が互に周面をつき合わせて集束した状
態に封入されているから、打球に対し充分の強度と効率
的な飛球を行わせることができる。すなわち、ボールが
バットにあたった場合を考察すると、バットのボールが
あった部分は一時的に偏平化したボールの衝撃力の一部
がバットに吸収されるが、次いでボールがはね返される
に際してはボールにはバットの反発方のほかに上記偏平
化した部分の復元力も加わっている。この場合、この発
明においては上記偏平化は互に周面をつき合わせて封入
されている繊維強化樹脂管5・・・を介してバットの反
対側の面に伝達される結果、復元力の発生が従来の単な
る中空管に比べて急速かつ正しい方向に行われ、したが
って飛球方向、飛球距離を適正化させることができる。
化樹脂管5・・・が互に周面をつき合わせて集束した状
態に封入されているから、打球に対し充分の強度と効率
的な飛球を行わせることができる。すなわち、ボールが
バットにあたった場合を考察すると、バットのボールが
あった部分は一時的に偏平化したボールの衝撃力の一部
がバットに吸収されるが、次いでボールがはね返される
に際してはボールにはバットの反発方のほかに上記偏平
化した部分の復元力も加わっている。この場合、この発
明においては上記偏平化は互に周面をつき合わせて封入
されている繊維強化樹脂管5・・・を介してバットの反
対側の面に伝達される結果、復元力の発生が従来の単な
る中空管に比べて急速かつ正しい方向に行われ、したが
って飛球方向、飛球距離を適正化させることができる。
そして、この繊維強化樹脂管5・・・の重量により、バ
ット全体の重心を打撃部2に設定させることができ、ま
た金属製中空部材1をやや薄肉に形成してバット全体の
重量を所定値に収めるに当り、上記打撃部2が補強され
ているためバット全体の強度は充分に保持されており、
自由な設計で製造することができる。
ット全体の重心を打撃部2に設定させることができ、ま
た金属製中空部材1をやや薄肉に形成してバット全体の
重量を所定値に収めるに当り、上記打撃部2が補強され
ているためバット全体の強度は充分に保持されており、
自由な設計で製造することができる。
(実験例)
いま、この発明による第1例〜第4例の各バットならび
に従来の金属バットおよび強化プラスチック製バットを
互に比較してみると、次表に示す結果が得られた。
に従来の金属バットおよび強化プラスチック製バットを
互に比較してみると、次表に示す結果が得られた。
上記表において示した評価項目の内容は次の通りである
。
。
(1)飛距離ニアルミニウムバットによる飛距離を基準
とし、次のようにして評価した。
とし、次のようにして評価した。
0・・・アルミニウムバットよりも飛距離が非常に伸び
た。
た。
Δ・・・アルミニウムバラ1−よりも飛距離がやや伸び
た。
た。
(2)破損本数:各々10本ずつ、打撃試験を行ない、
その時の亀裂の生じた本数を調べ た。
その時の亀裂の生じた本数を調べ た。
なお、打撃試験は、バットのグリップ部を打撃試験機に
固定し、183gの球を高速で、3000回ずつバット
の打球部に当てた後、バットの状態を調査することによ
り行った。
固定し、183gの球を高速で、3000回ずつバット
の打球部に当てた後、バットの状態を調査することによ
り行った。
以上の結果、第1例〜第3例が特にすぐれており、第4
例および従来例2がこれに次くことがわかった。
例および従来例2がこれに次くことがわかった。
さらに、この発明においては、(1)強化繊維としては
、炭素繊維のように比重が少さく、強度の高いものが好
ましい。(ガラス繊維等の他の繊維でも使用上問題はな
い。)、(2)繊維強化樹脂層は重量的には100g以
下がよく、好ましくは75g以下が望ましい。(3)0
°層は、9o′)Mの割れ防止する為のもので、アラミ
ド繊維等の有機繊維を用いるのが好ましい。
、炭素繊維のように比重が少さく、強度の高いものが好
ましい。(ガラス繊維等の他の繊維でも使用上問題はな
い。)、(2)繊維強化樹脂層は重量的には100g以
下がよく、好ましくは75g以下が望ましい。(3)0
°層は、9o′)Mの割れ防止する為のもので、アラミ
ド繊維等の有機繊維を用いるのが好ましい。
図面はこの発明の実施例を示す説明図であって、第1図
は側面断面図、第2図は第1図A−A位置における正面
断面図、第3図は繊維強化樹脂管の正面断面図である。 1・・・金属製中空部材、2・・・打撃部、3・・・中
間部、4・・・にぎり部、5・・・炭素繊維強化樹脂管
。 =8=
は側面断面図、第2図は第1図A−A位置における正面
断面図、第3図は繊維強化樹脂管の正面断面図である。 1・・・金属製中空部材、2・・・打撃部、3・・・中
間部、4・・・にぎり部、5・・・炭素繊維強化樹脂管
。 =8=
Claims (3)
- (1)一端より直管状の打撃部、テーパー状の中間部、
小径のにぎり部を順次連成した金属製中空バットであっ
て、上記打撃部の直管状部分内部には予め複数本の繊維
強化樹脂管が互に周面を接して集束した状態で密に嵌挿
封入されている金属バット。 - (2)前記繊維強化樹脂管は、繊維が0°方向と90°
方向に配向され、かつ外面に絶縁層が構成されている請
求項1の金属バット。 - (3)前記繊維強化樹脂管は、それぞれ一方向引揃え繊
維プリプレグを90°−0°−90°−0°の順に巻き
重ねて作られ、かつ外面に絶縁層が構成されている請求
項1の金属バット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1077841A JPH02255164A (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | 金属バット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1077841A JPH02255164A (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | 金属バット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02255164A true JPH02255164A (ja) | 1990-10-15 |
Family
ID=13645277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1077841A Pending JPH02255164A (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | 金属バット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02255164A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7503860B2 (en) | 2005-11-29 | 2009-03-17 | Prince Sports, Inc. | Sports racquet with multi-section frame |
US7575527B2 (en) | 2006-09-20 | 2009-08-18 | Prince Sports, Inc. | Composite bat having a single, hollow primary tube structure |
KR100953226B1 (ko) * | 2006-08-26 | 2010-04-16 | 프린스 스포츠, 인크. | 다중 튜브 구조를 갖는 합성 배트 |
US7727095B2 (en) | 2006-05-29 | 2010-06-01 | Prince Sports, Inc. | Hockey stick having a single, hollow primary tube |
US7727096B2 (en) | 2005-07-18 | 2010-06-01 | Prince Sports, Inc. | Composite hockey stick system |
US7909713B2 (en) | 2006-05-22 | 2011-03-22 | Prince Sports, Inc. | Shaft for a sports stick such as a hockey stick |
-
1989
- 1989-03-29 JP JP1077841A patent/JPH02255164A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7727096B2 (en) | 2005-07-18 | 2010-06-01 | Prince Sports, Inc. | Composite hockey stick system |
US7503860B2 (en) | 2005-11-29 | 2009-03-17 | Prince Sports, Inc. | Sports racquet with multi-section frame |
US7909713B2 (en) | 2006-05-22 | 2011-03-22 | Prince Sports, Inc. | Shaft for a sports stick such as a hockey stick |
US7727095B2 (en) | 2006-05-29 | 2010-06-01 | Prince Sports, Inc. | Hockey stick having a single, hollow primary tube |
KR100953226B1 (ko) * | 2006-08-26 | 2010-04-16 | 프린스 스포츠, 인크. | 다중 튜브 구조를 갖는 합성 배트 |
US7883434B2 (en) * | 2006-08-26 | 2011-02-08 | Prince Sports, Inc. | Composite bat having a multiple tube structure |
US7575527B2 (en) | 2006-09-20 | 2009-08-18 | Prince Sports, Inc. | Composite bat having a single, hollow primary tube structure |
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