JPH02254553A - 情報処理装置 - Google Patents
情報処理装置Info
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- JPH02254553A JPH02254553A JP1076992A JP7699289A JPH02254553A JP H02254553 A JPH02254553 A JP H02254553A JP 1076992 A JP1076992 A JP 1076992A JP 7699289 A JP7699289 A JP 7699289A JP H02254553 A JPH02254553 A JP H02254553A
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- 239000000872 buffer Substances 0.000 claims abstract description 85
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims abstract description 23
- 230000010365 information processing Effects 0.000 claims description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
Landscapes
- Storage Device Security (AREA)
- Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、仮想記憶方式を採用した情報処理装置に関
するものである。
するものである。
仮想記憶方式を採用した情報処理装置として特開昭58
−159287号公報に示すものがある。この情報処理
装置では、処理装置より与え・られる仮想アドレスを予
め用意されたアドレス変換テーブルを用いて実アドレス
に変換し、この実アドレスによって主記憶メモリ(MM
)に対してアクセスする。上記アドレス変換テーブルは
仮想アドレスと実アドレスとを対応させるテーブルであ
り、このテーブルの内当面よく使用する部分を保持する
レジスタをアドレス変換バッファ(TLB)と称してい
る。
−159287号公報に示すものがある。この情報処理
装置では、処理装置より与え・られる仮想アドレスを予
め用意されたアドレス変換テーブルを用いて実アドレス
に変換し、この実アドレスによって主記憶メモリ(MM
)に対してアクセスする。上記アドレス変換テーブルは
仮想アドレスと実アドレスとを対応させるテーブルであ
り、このテーブルの内当面よく使用する部分を保持する
レジスタをアドレス変換バッファ(TLB)と称してい
る。
さらに主記憶メモリMMには記憶保護違反をチエツクす
るためにページ単位に数ビットの保護キーデータが保護
キーメモリ(にYM)として設けられているが、アドレ
ス変換バッファTLHに保護キーメモリKYM上の保護
キーの写しを持たせておき、アドレス変換時に記憶保護
違反のチエツクを同時に実施している。
るためにページ単位に数ビットの保護キーデータが保護
キーメモリ(にYM)として設けられているが、アドレ
ス変換バッファTLHに保護キーメモリKYM上の保護
キーの写しを持たせておき、アドレス変換時に記憶保護
違反のチエツクを同時に実施している。
以上説明したような考慮から設計された従来の情報処理
装置を第2図に示す。図において、(1)は256エン
トリを有するアドレス変換バッファTLBであり、IN
DXは仮想アドレスビット1〜11を比較するためのイ
ンデックスフィールド、Tはアドレス変換バッファTL
Bの各エントリの内容が仮想アドレスのアドレス変換に
用いられるか(論理1)又は実アドレスのアドレス変換
はせずに保護キーチエツクのみに使用させるか(論理0
)を示すフラグ、RAは実アドレスベージフィールド、
にYは実アドレスページフィールドRAに対応する保護
キーメモリKYMの保護キーの写し、■はアドレス変換
バッファTLBの各エントリーが有効であることを示す
有効ビットである。(2)は仮想アドレスに対してアド
レス変換を行うかどうかを制御するアドレス変換モード
フラグを保持するアドレス変換モードレジスタを示し、
このフラグが論理1の時、仮想アドレスに対してアドレ
ス変換を行い、論理0の時はアドレス変換を行なわない
ことを示す。(3)はアドレス変換バッファTLB (
1)のR^フィールドに書くための仮想アドレスに対応
する実ページアドレスを保持する実ページアドレスレジ
スタ、(4)はアドレス変換バッファTLB (1)の
にYフィールドに書くために保護キーメモリにYMから
の保護キーデータを保持する保護キーライトデータレジ
スタにYWを示す。
装置を第2図に示す。図において、(1)は256エン
トリを有するアドレス変換バッファTLBであり、IN
DXは仮想アドレスビット1〜11を比較するためのイ
ンデックスフィールド、Tはアドレス変換バッファTL
Bの各エントリの内容が仮想アドレスのアドレス変換に
用いられるか(論理1)又は実アドレスのアドレス変換
はせずに保護キーチエツクのみに使用させるか(論理0
)を示すフラグ、RAは実アドレスベージフィールド、
にYは実アドレスページフィールドRAに対応する保護
キーメモリKYMの保護キーの写し、■はアドレス変換
バッファTLBの各エントリーが有効であることを示す
有効ビットである。(2)は仮想アドレスに対してアド
レス変換を行うかどうかを制御するアドレス変換モード
フラグを保持するアドレス変換モードレジスタを示し、
このフラグが論理1の時、仮想アドレスに対してアドレ
ス変換を行い、論理0の時はアドレス変換を行なわない
ことを示す。(3)はアドレス変換バッファTLB (
1)のR^フィールドに書くための仮想アドレスに対応
する実ページアドレスを保持する実ページアドレスレジ
スタ、(4)はアドレス変換バッファTLB (1)の
にYフィールドに書くために保護キーメモリにYMから
の保護キーデータを保持する保護キーライトデータレジ
スタにYWを示す。
また、(5)は仮想アドレスを保持する仮想アドレスレ
ジスタを示し、PAは仮想アドレスのページアドレス部
分、BAは仮想アドレスのページ内アドレスを示す、(
6)はアドレス変換バッファTLB (1)のKYフィ
ールドより読み出された保護キーデータを保持する保護
キーリードデータレジスタKYRを示し、この保護キー
データは記憶保護違反を検出する。(7)はアドレス変
換バッファTLB (1)のTフィールドから読み出さ
れるデータとアドレス変換モードフラグレジスタ(2)
との一致をチエツクする比較器、(8)はアドレス変換
バッファTLB (1)のINDXフィールドと仮想ア
ドレスレジスタ(5)のビット1〜11との一致をチエ
ツクする比較器、(9)はTLBヒツトの条件を検出す
るためのANDゲートを示す。
ジスタを示し、PAは仮想アドレスのページアドレス部
分、BAは仮想アドレスのページ内アドレスを示す、(
6)はアドレス変換バッファTLB (1)のKYフィ
ールドより読み出された保護キーデータを保持する保護
キーリードデータレジスタKYRを示し、この保護キー
データは記憶保護違反を検出する。(7)はアドレス変
換バッファTLB (1)のTフィールドから読み出さ
れるデータとアドレス変換モードフラグレジスタ(2)
との一致をチエツクする比較器、(8)はアドレス変換
バッファTLB (1)のINDXフィールドと仮想ア
ドレスレジスタ(5)のビット1〜11との一致をチエ
ツクする比較器、(9)はTLBヒツトの条件を検出す
るためのANDゲートを示す。
さらに、(10)は実ページアドレスレジスタ(3)と
仮想アドレスレジスタ(5)の選択を行うセレクタを示
し、アドレス変換モードレジスタ(2)の値が論理1の
時実アドレスベージレジスタ(3)を選択し、論理0の
時は仮想アドレスレジスタ(5)のビット1〜19を選
択する。(11)は主記憶メモリMM、保護キーメモリ
にYMをアクセスするための実アドレスを保持するため
の物理アドレスレジスタ、(12)は保護キーデータを
持つ保護キーメモリ、(13)は主記憶メモリを示す。
仮想アドレスレジスタ(5)の選択を行うセレクタを示
し、アドレス変換モードレジスタ(2)の値が論理1の
時実アドレスベージレジスタ(3)を選択し、論理0の
時は仮想アドレスレジスタ(5)のビット1〜19を選
択する。(11)は主記憶メモリMM、保護キーメモリ
にYMをアクセスするための実アドレスを保持するため
の物理アドレスレジスタ、(12)は保護キーデータを
持つ保護キーメモリ、(13)は主記憶メモリを示す。
次に、各アドレス変換モード毎にその動作を説明する。
[A]アドレス変換モードが指定された場合A1;プロ
グラムよりメモリアクセス要求が発生する場合 この場合、その要求の仮想アドレスが仮想アドレスレジ
スタ(5)にセットされる。仮想アドレス変換ス(5)
にセットされたアドレスのビット12〜19によりアド
レス変換バッファTLB (1)から各フィールドが読
み出される。アドレス変換バッファTLB (1)のT
フィールドから読み出されたデータとアドレス変換モー
ドレジスタ(2)の出力との一致が比較器(7)により
検出され、INDXフィールドから読み出されたデータ
と仮想アドレスレジスタ(5)のビット1〜11の一致
が比較器(8)により検出される1両比較器(7) 、
(8)の結果が両方とも論理1であり、さらにアドレ
ス変換バッファTLB (1)の■フィールドの出力デ
ータが論理1である時、へNOゲート(9) によりT
LBヒツトが検出される。同時にアドレス変換バッファ
TLB (1)のにYフィールドから読み出された保護
キーデータがレジスタKYRにセットされて記憶保護違
反の検出が行なわれる。この時TLBヒツトで記憶保護
違反が無いということで、アドレス変換バッファTLB
(1)のR^フィールドの実ページアドレスと仮想ア
ドレスレジスタ(5)のビット20〜31が物理アドレ
スレジスタ(11)にセットされ主記憶メモリMM(1
3)にアクセスする。
グラムよりメモリアクセス要求が発生する場合 この場合、その要求の仮想アドレスが仮想アドレスレジ
スタ(5)にセットされる。仮想アドレス変換ス(5)
にセットされたアドレスのビット12〜19によりアド
レス変換バッファTLB (1)から各フィールドが読
み出される。アドレス変換バッファTLB (1)のT
フィールドから読み出されたデータとアドレス変換モー
ドレジスタ(2)の出力との一致が比較器(7)により
検出され、INDXフィールドから読み出されたデータ
と仮想アドレスレジスタ(5)のビット1〜11の一致
が比較器(8)により検出される1両比較器(7) 、
(8)の結果が両方とも論理1であり、さらにアドレ
ス変換バッファTLB (1)の■フィールドの出力デ
ータが論理1である時、へNOゲート(9) によりT
LBヒツトが検出される。同時にアドレス変換バッファ
TLB (1)のにYフィールドから読み出された保護
キーデータがレジスタKYRにセットされて記憶保護違
反の検出が行なわれる。この時TLBヒツトで記憶保護
違反が無いということで、アドレス変換バッファTLB
(1)のR^フィールドの実ページアドレスと仮想ア
ドレスレジスタ(5)のビット20〜31が物理アドレ
スレジスタ(11)にセットされ主記憶メモリMM(1
3)にアクセスする。
A2 i TLB内に対応するアドレス変換情報がない
場合 すなわちTLBヒツトでない時には、当該変換情報を主
記憶メモリMM(13)より実ページアドレスレジスタ
RAR(3)へ読み出され、セレクタ(10)により選
択されてアドレス変換バッファTLB (1)のRAフ
ィールドに書き込まれる。同時にその実ページアドレス
に対応する係謹キーデータも保護キーメモリにYM(1
2)より読み出されレジスタにYW (4)にセットさ
れアドレス変換バッファTLB (1)のにYフィール
ドに書き込まれ、さらにアドレス変換モードレジスタ(
2)からアドレス変換バッファTLB (1)のTフィ
ールド、仮想アドレスレジスタ(5)よりアドレス変換
バッファTLB (1)のINDXフィールド、論理1
がアドレス変換バッファTLB (1)のVフィールド
に書き込まれ、アドレス変換情報の書き込みを終了する
。この後前述した処理A1を行う。
場合 すなわちTLBヒツトでない時には、当該変換情報を主
記憶メモリMM(13)より実ページアドレスレジスタ
RAR(3)へ読み出され、セレクタ(10)により選
択されてアドレス変換バッファTLB (1)のRAフ
ィールドに書き込まれる。同時にその実ページアドレス
に対応する係謹キーデータも保護キーメモリにYM(1
2)より読み出されレジスタにYW (4)にセットさ
れアドレス変換バッファTLB (1)のにYフィール
ドに書き込まれ、さらにアドレス変換モードレジスタ(
2)からアドレス変換バッファTLB (1)のTフィ
ールド、仮想アドレスレジスタ(5)よりアドレス変換
バッファTLB (1)のINDXフィールド、論理1
がアドレス変換バッファTLB (1)のVフィールド
に書き込まれ、アドレス変換情報の書き込みを終了する
。この後前述した処理A1を行う。
[B]アドレス変換モードが指定されない場合すなわち
アドレス変換が不必要であるため仮想アドレスと実アド
レスは一致する。
アドレス変換が不必要であるため仮想アドレスと実アド
レスは一致する。
Bl i TLB(1)が仮想アドレスレジスタ(5)
に保持されている実アドレスに対応する保護キーの写し
を保持している時は処理A1と同一処理を行う。
に保持されている実アドレスに対応する保護キーの写し
を保持している時は処理A1と同一処理を行う。
但し、この時、アドレス変換モードレジスタ(2)の論
理値はOであり、アドレス変換バッファTLB(1)の
RAフィールドは仮想アドレスレジスタ(5)のビット
1〜19と同一である。
理値はOであり、アドレス変換バッファTLB(1)の
RAフィールドは仮想アドレスレジスタ(5)のビット
1〜19と同一である。
B2;アドレス変換バッファTl、B (1)が仮想ア
ドレスレジスタ(5)の実アドレスに対応する保護キー
をもっていない場合 すなわちTLBヒツトでない時には、当該保護キーデー
タを保護キーメモリにYM(12)より読み出しレジス
タにYW (4)ヘセットしアドレス変換バッファTL
B (1)のにYフィールドに書き込む。同時に、仮想
アドレスレジスタのビット1〜19をセレクタ(10)
により選択し、アドレス変換レジスタTLB (1)の
R^フィールドに書き込む。さらにアドレス変換モード
レジスタ(2)よりアドレス変換レジスタTLB (1
)のTフィールド、仮想アドレスレジスタ(5)のビッ
ト1〜11よりアドレス変換レジスタTLB (1)の
INDXフィールド、論理1がアドレス変換レジスタT
LB (1)の■フィールドに書き込まれ処理を終了す
る。この後B1の処理を行う。
ドレスレジスタ(5)の実アドレスに対応する保護キー
をもっていない場合 すなわちTLBヒツトでない時には、当該保護キーデー
タを保護キーメモリにYM(12)より読み出しレジス
タにYW (4)ヘセットしアドレス変換バッファTL
B (1)のにYフィールドに書き込む。同時に、仮想
アドレスレジスタのビット1〜19をセレクタ(10)
により選択し、アドレス変換レジスタTLB (1)の
R^フィールドに書き込む。さらにアドレス変換モード
レジスタ(2)よりアドレス変換レジスタTLB (1
)のTフィールド、仮想アドレスレジスタ(5)のビッ
ト1〜11よりアドレス変換レジスタTLB (1)の
INDXフィールド、論理1がアドレス変換レジスタT
LB (1)の■フィールドに書き込まれ処理を終了す
る。この後B1の処理を行う。
上述したように、従来の情報処理装置では、アドレス変
換モードが指定された場合も、指定されない場合にもア
ドレス変換バッファTLBを使用するためアドレス変換
情報が頻度の低いアドレス変換モードが指定されない場
合によっては失われるという問題があった。また、通常
、アドレス変換情報を生成するためにはメモリアクセス
を数回伴なうため性能へ影響するという問題があつた。
換モードが指定された場合も、指定されない場合にもア
ドレス変換バッファTLBを使用するためアドレス変換
情報が頻度の低いアドレス変換モードが指定されない場
合によっては失われるという問題があった。また、通常
、アドレス変換情報を生成するためにはメモリアクセス
を数回伴なうため性能へ影響するという問題があつた。
これに対し、特開昭63−206844号公報及び特開
昭60−230249号公報には、主記憶キーの写しを
もつバッファを別に設けてアドレス変換バッファやキー
バッファより目的の主記憶キーを得て処理の高速化を図
ることが記載されており、特に上記特開昭80−230
249号公報には実アドレスモードの時に先ずアドレス
変換バッファを調べ、ノンヒツトならばキーバッファを
調べることが記載されているが、通常、仮想アドレスリ
クエストの頻度は実アドレスリクエストより非常に高く
、キーによる記憶保護違反によって実アドレスリクエス
トにより仮想アドレスリクエスト用に設定されたアドレ
ス変換バッファエントリーを失うことがあり、大きな損
失になるという問題点があった。
昭60−230249号公報には、主記憶キーの写しを
もつバッファを別に設けてアドレス変換バッファやキー
バッファより目的の主記憶キーを得て処理の高速化を図
ることが記載されており、特に上記特開昭80−230
249号公報には実アドレスモードの時に先ずアドレス
変換バッファを調べ、ノンヒツトならばキーバッファを
調べることが記載されているが、通常、仮想アドレスリ
クエストの頻度は実アドレスリクエストより非常に高く
、キーによる記憶保護違反によって実アドレスリクエス
トにより仮想アドレスリクエスト用に設定されたアドレ
ス変換バッファエントリーを失うことがあり、大きな損
失になるという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、アドレス変換バッファTLBからアドレス変
換情報をアドレス変換モードが指定されてない場合に失
われないようにできるとともにキーによる記憶保護違反
をチエツクしてアドレス変換のペナルティを軽減でき、
アドレス変換バッファTLBのヒツト率を向上させるこ
とができる情報処理装置を得ることを目的とする。
たもので、アドレス変換バッファTLBからアドレス変
換情報をアドレス変換モードが指定されてない場合に失
われないようにできるとともにキーによる記憶保護違反
をチエツクしてアドレス変換のペナルティを軽減でき、
アドレス変換バッファTLBのヒツト率を向上させるこ
とができる情報処理装置を得ることを目的とする。
この発明に係る情報処理装置は、仮想記憶方式を用い、
アドレス変換テーブルの一部分を保持するアドレス変換
バッファを設け、このアドレス変換バッファ内に保護キ
ーメモリ情報の写しをも格納し、上記アドレス変換バッ
ファをテーブルアドレス変換に用いる情報処理装置にお
いて、上記保謹キーメモリの写しを保持する保護キーバ
ッファを備えて、テーブルアドレス変換モードが指定さ
れない場合は上記保護キーバッファを使用し、テーブル
アドレス変換モードが指定された場合には上記アドレス
変換バッファを使用してメモリアクセスするものである
。
アドレス変換テーブルの一部分を保持するアドレス変換
バッファを設け、このアドレス変換バッファ内に保護キ
ーメモリ情報の写しをも格納し、上記アドレス変換バッ
ファをテーブルアドレス変換に用いる情報処理装置にお
いて、上記保謹キーメモリの写しを保持する保護キーバ
ッファを備えて、テーブルアドレス変換モードが指定さ
れない場合は上記保護キーバッファを使用し、テーブル
アドレス変換モードが指定された場合には上記アドレス
変換バッファを使用してメモリアクセスするものである
。
この発明においては、アドレス変換モードを指定しない
場合のメモリアクセスに、保護キーメモリの写しを保持
する保護キーバッファが使用されるため、この時アドレ
ス変換バッファTLBは使用されなくこのアドレス変換
バッファTLBからアドレス変換情報が失われることが
ない。
場合のメモリアクセスに、保護キーメモリの写しを保持
する保護キーバッファが使用されるため、この時アドレ
ス変換バッファTLBは使用されなくこのアドレス変換
バッファTLBからアドレス変換情報が失われることが
ない。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において、第2図の従来例と同−又は相当部分には同
一符号を用いて省略する。(14)は256エントリを
有する保護キーバッファKYBであり、INDXは仮想
アドレスレジスタ(5)のビット1〜11と比較するた
めのインデックスフィールド、にYはそのエントリーが
対応する実アドレスの保護キーの写しであるキーフィー
ルド、■はそのエントリーが有効であるかを示す有効ビ
ットフィールドである。(15)は保護キーバッファK
YB(14)のINDXフィールドと仮想アドレスレジ
スタ(5)のビット1〜11が一致しているか否かをチ
エツクする比較器、(16)は保護キーバッファ)tY
B (14)のINDXフィールドと仮想アドレスのビ
ット1〜11の一致条件と保護キーバッファにYB (
141のVフィールドが論理1であることのAND条件
をとるANflゲート、(17)はアドレス変換バッフ
ァTLB (20)のI NDXフィールドと仮想アド
レスのビット1〜11の一致条件とアドレス変換バッフ
ァTLB(20)の■フィールドが論理1であることの
AND条件をとるANDゲートを示す。
図において、第2図の従来例と同−又は相当部分には同
一符号を用いて省略する。(14)は256エントリを
有する保護キーバッファKYBであり、INDXは仮想
アドレスレジスタ(5)のビット1〜11と比較するた
めのインデックスフィールド、にYはそのエントリーが
対応する実アドレスの保護キーの写しであるキーフィー
ルド、■はそのエントリーが有効であるかを示す有効ビ
ットフィールドである。(15)は保護キーバッファK
YB(14)のINDXフィールドと仮想アドレスレジ
スタ(5)のビット1〜11が一致しているか否かをチ
エツクする比較器、(16)は保護キーバッファ)tY
B (14)のINDXフィールドと仮想アドレスのビ
ット1〜11の一致条件と保護キーバッファにYB (
141のVフィールドが論理1であることのAND条件
をとるANflゲート、(17)はアドレス変換バッフ
ァTLB (20)のI NDXフィールドと仮想アド
レスのビット1〜11の一致条件とアドレス変換バッフ
ァTLB(20)の■フィールドが論理1であることの
AND条件をとるANDゲートを示す。
また、 (1B)はアドレス変換バッファTLB (
20)のR^フィールドと仮想アドレスのビット1〜1
9をアドレス変換モードレジスタ(2)の出力によって
選択するセレクタ、(19)は保護キーバッファにYB
(14)のMYフィールドとアドレス変換バッファ T
LB(20)のKYフィールドをアドレス変換モードレ
ジスタの出力によって選択するセレクタを示し、(20
)は第2図のアドレス変換バッファTLB (1)と路
間−であるが、保護キーバッファKYB (14)を持
つことにより不用となるTフィールドが除去されたアド
レス変換バッファTLBを示す。
20)のR^フィールドと仮想アドレスのビット1〜1
9をアドレス変換モードレジスタ(2)の出力によって
選択するセレクタ、(19)は保護キーバッファにYB
(14)のMYフィールドとアドレス変換バッファ T
LB(20)のKYフィールドをアドレス変換モードレ
ジスタの出力によって選択するセレクタを示し、(20
)は第2図のアドレス変換バッファTLB (1)と路
間−であるが、保護キーバッファKYB (14)を持
つことにより不用となるTフィールドが除去されたアド
レス変換バッファTLBを示す。
以下図面についてこの発明の詳細な説明する。
[C]アドレス変換モードが指定された場合この場合は
前述した従来例の処理[A]と略同様で、相異点は、ア
ドレス変換バッファTLB (20)にTフィールドが
含まれる必要がないため、アドレス変換モードレジスタ
(2) とTフィールドの一致を検出する必要がないこ
とと、アドレス変換バッファTLB (20)のにYフ
ィールドより読出された保護キーデータがアドレス変換
モードレジスタの出力で制御されるセレクタ(19)で
選択される点である。
前述した従来例の処理[A]と略同様で、相異点は、ア
ドレス変換バッファTLB (20)にTフィールドが
含まれる必要がないため、アドレス変換モードレジスタ
(2) とTフィールドの一致を検出する必要がないこ
とと、アドレス変換バッファTLB (20)のにYフ
ィールドより読出された保護キーデータがアドレス変換
モードレジスタの出力で制御されるセレクタ(19)で
選択される点である。
[D]アドレス変換モードが指定されたなかった場合
この場合は、メモリアクセス要求が発生するとその要求
の仮想アドレスが仮想アドレスレジスタ(5) にセッ
トされる。この時、アドレス変換は必要ないのでアドレ
ス変換バッファTLB (20)は使用されない、仮想
アドレスレジスタにセットされたアドレスのビット12
〜19により保護キーバッファにYB (14)より各
フィールドが読み出される。保護キーバッファKYB
(14)のINFIXフィールドから読み出されたデー
タと仮想アドレスレジスタ(5)のビット1〜11の一
致が比較器(15)により検出される。この比較器(1
5)と保護キーバッファにYB (14)の■フィール
ドの両方の論理値が1である時、へNOゲート(9)
によりXY8ヒツトが検出される。
の仮想アドレスが仮想アドレスレジスタ(5) にセッ
トされる。この時、アドレス変換は必要ないのでアドレ
ス変換バッファTLB (20)は使用されない、仮想
アドレスレジスタにセットされたアドレスのビット12
〜19により保護キーバッファにYB (14)より各
フィールドが読み出される。保護キーバッファKYB
(14)のINFIXフィールドから読み出されたデー
タと仮想アドレスレジスタ(5)のビット1〜11の一
致が比較器(15)により検出される。この比較器(1
5)と保護キーバッファにYB (14)の■フィール
ドの両方の論理値が1である時、へNOゲート(9)
によりXY8ヒツトが検出される。
この時、同時に保護キーバッファにYB(14)のMY
フィールドから読み出された保護キーデータの写しがセ
レクタ(19)によって選択されてレジスタにYR(8
)にセットされ記憶保護違反がチエツクされる。さらに
仮想アドレスレジスタのビット1〜19がセレクタ(1
8)により選択され物理アドレスレジスタ(11)にセ
ットされ次に記憶保護違反がなければメモリアクセスが
行なわれる。
フィールドから読み出された保護キーデータの写しがセ
レクタ(19)によって選択されてレジスタにYR(8
)にセットされ記憶保護違反がチエツクされる。さらに
仮想アドレスレジスタのビット1〜19がセレクタ(1
8)により選択され物理アドレスレジスタ(11)にセ
ットされ次に記憶保護違反がなければメモリアクセスが
行なわれる。
[E]保護キーバッファKYB (14)にその仮想ア
ドレスに対応する保護キーを持っていない場合すなわち
、にYBヒツトでない場合にはそのアドレスに対応する
保護キーデータを保護キーメモリにYM(12)より読
み出しレジスタKYW(4)にセットして、保護キーバ
ッファにYB (14)のKYフィールドに保護キーデ
ータを書き込む、同時に仮想アドレスレジスタ(5)ビ
ット1〜11を保護キーバッファにYB (14)のI
NDXフィールドに書き込み、論理1を保護キーバッフ
ァにYB (14)のVフィールドに書き込む。この後
、前述した処理[D]を行う。
ドレスに対応する保護キーを持っていない場合すなわち
、にYBヒツトでない場合にはそのアドレスに対応する
保護キーデータを保護キーメモリにYM(12)より読
み出しレジスタKYW(4)にセットして、保護キーバ
ッファにYB (14)のKYフィールドに保護キーデ
ータを書き込む、同時に仮想アドレスレジスタ(5)ビ
ット1〜11を保護キーバッファにYB (14)のI
NDXフィールドに書き込み、論理1を保護キーバッフ
ァにYB (14)のVフィールドに書き込む。この後
、前述した処理[D]を行う。
なお、上記の実施例では、アドレス変換バッファTLB
と保護キーバッファKYBのセット数が1つの場合につ
いて述べたが、セット数が複数となった場合も同様の効
果を奏する。
と保護キーバッファKYBのセット数が1つの場合につ
いて述べたが、セット数が複数となった場合も同様の効
果を奏する。
(発明の効果)
以上のようにこの発明によれば、アドレス変換モードが
指定されていない場合のメモリアクセス時に使用する保
護キーバッファを備えることにより、アドレス変換バッ
ファTLBのアドレス変換情報を失うことを防ぐことが
できるため、メモリアクセスに伴なうアドレス変換のペ
ナルティを最小限に抑えることができ、さらにアドレス
変換が指定されてない時のメモリアクセスの効率も落さ
ないので性能向上に効果がある。
指定されていない場合のメモリアクセス時に使用する保
護キーバッファを備えることにより、アドレス変換バッ
ファTLBのアドレス変換情報を失うことを防ぐことが
できるため、メモリアクセスに伴なうアドレス変換のペ
ナルティを最小限に抑えることができ、さらにアドレス
変換が指定されてない時のメモリアクセスの効率も落さ
ないので性能向上に効果がある。
また、仮想アドレスリクエスト用に生成されたTLBエ
ントリーが実アドレスリクエストによって失われること
がないためTLBのヒツト率が向上し、TLBミスによ
るアドレス変換のペナルティが軽減されることが上げら
れ、特に、仮想アドレスリクエストの頭度は、通常実ア
ドレスリクエストより非常に高く、実アドレスリクエス
トにより仮想アドレスリクエスト用に設定されたTLB
エントリーを失うことは大きな損失となるが、このよう
な損失を防ぐ効果がある。
ントリーが実アドレスリクエストによって失われること
がないためTLBのヒツト率が向上し、TLBミスによ
るアドレス変換のペナルティが軽減されることが上げら
れ、特に、仮想アドレスリクエストの頭度は、通常実ア
ドレスリクエストより非常に高く、実アドレスリクエス
トにより仮想アドレスリクエスト用に設定されたTLB
エントリーを失うことは大きな損失となるが、このよう
な損失を防ぐ効果がある。
第1図はこの発明の一実施例による情報処理装置を示す
ブロック構成図、第2図は従来の情報処理装置のブロッ
ク構成図である。 (1) 、 (20)はアドレス変換バッファTLB
、 (2)はアドレス変換モードレジスタ、(3)は実
ページアドレスレジスタ、(4)は保護キーライトデー
タレジスタ、(5)は仮想アドレスレジスタ、(6)は
保護キーリードデータレジスタ、(7) 、 (8)
、 (15)は比較器、(9)は3人力ANDゲート、
(10) 、 (18) 、 (19)はセレクタ、
(11)は物理アドレスレジスタ、(12)は保護キー
メモリにYM 、 (13)は主記憶メモリMM。 (14)は保護キーバッファKYB 、 (16)、
(17)は2人力ANDゲート。 なお、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。
ブロック構成図、第2図は従来の情報処理装置のブロッ
ク構成図である。 (1) 、 (20)はアドレス変換バッファTLB
、 (2)はアドレス変換モードレジスタ、(3)は実
ページアドレスレジスタ、(4)は保護キーライトデー
タレジスタ、(5)は仮想アドレスレジスタ、(6)は
保護キーリードデータレジスタ、(7) 、 (8)
、 (15)は比較器、(9)は3人力ANDゲート、
(10) 、 (18) 、 (19)はセレクタ、
(11)は物理アドレスレジスタ、(12)は保護キー
メモリにYM 、 (13)は主記憶メモリMM。 (14)は保護キーバッファKYB 、 (16)、
(17)は2人力ANDゲート。 なお、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 仮想記憶方式を用い、アドレス変換テーブルの一部分を
保持するアドレス変換バッファを設け、このアドレス変
換バッファ内に保護キーメモリ情報の写しをも格納し、
上記アドレス変換バッファをテーブルアドレス変換に用
いる情報処理装置において、上記保護キーメモリの写し
を保持する保護キーバッファを備えて、テーブルアドレ
ス変換モードが指定されない場合は上記保護キーバッフ
ァを使用し、テーブルアドレス変換モードが指定された
場合には上記アドレス変換バッファを使用してメモリア
クセスすることを特徴とする情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1076992A JPH02254553A (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | 情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1076992A JPH02254553A (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | 情報処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02254553A true JPH02254553A (ja) | 1990-10-15 |
Family
ID=13621276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1076992A Pending JPH02254553A (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | 情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02254553A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5724551A (en) * | 1996-05-23 | 1998-03-03 | International Business Machines Corporation | Method for managing I/O buffers in shared storage by structuring buffer table having entries include storage keys for controlling accesses to the buffers |
US5787309A (en) * | 1996-05-23 | 1998-07-28 | International Business Machines Corporation | Apparatus for protecting storage blocks from being accessed by unwanted I/O programs using I/O program keys and I/O storage keys having M number of bits |
US5802397A (en) * | 1996-05-23 | 1998-09-01 | International Business Machines Corporation | System for storage protection from unintended I/O access using I/O protection key by providing no control by I/O key entries over access by CP entity |
US5809546A (en) * | 1996-05-23 | 1998-09-15 | International Business Machines Corporation | Method for managing I/O buffers in shared storage by structuring buffer table having entries including storage keys for controlling accesses to the buffers |
US5900019A (en) * | 1996-05-23 | 1999-05-04 | International Business Machines Corporation | Apparatus for protecting memory storage blocks from I/O accesses |
JP2022505011A (ja) * | 2018-11-14 | 2022-01-14 | アーム・リミテッド | メモリ・アクセスを制御するための装置及び方法 |
-
1989
- 1989-03-29 JP JP1076992A patent/JPH02254553A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5724551A (en) * | 1996-05-23 | 1998-03-03 | International Business Machines Corporation | Method for managing I/O buffers in shared storage by structuring buffer table having entries include storage keys for controlling accesses to the buffers |
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JP2022505011A (ja) * | 2018-11-14 | 2022-01-14 | アーム・リミテッド | メモリ・アクセスを制御するための装置及び方法 |
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