JPH02239879A - スキー靴の爪先部用安全締め具 - Google Patents
スキー靴の爪先部用安全締め具Info
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- JPH02239879A JPH02239879A JP2025301A JP2530190A JPH02239879A JP H02239879 A JPH02239879 A JP H02239879A JP 2025301 A JP2025301 A JP 2025301A JP 2530190 A JP2530190 A JP 2530190A JP H02239879 A JPH02239879 A JP H02239879A
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- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63C—SKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
- A63C9/00—Ski bindings
- A63C9/08—Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings
- A63C9/0805—Adjustment of the toe or heel holders; Indicators therefor
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- A63C9/085—Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings with sole hold-downs, e.g. swingable
- A63C9/08507—Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings with sole hold-downs, e.g. swingable with a plurality of mobile jaws
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- A63C9/08592—Structure or making
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、スキー靴の前部をスキー板上に保持するため
のスキー用安全締め具に関するものである。
のスキー用安全締め具に関するものである。
「爪先止め具」とも呼ばれているこの種のスキー用安全
締め具は、後部にスキー靴の前部保持用顎部を担持する
本体を含み、該顎部は単一体(モノブロック)であって
もよく、あるいはそれぞれが個別の軸を中心として本体
にヒンジ連結された独立した2の側方保持翼によって構
成されていてもよい。また、該爪先止め具の本体は、顎
部を係合用の中央位置に戻すための付勢機構を含んでお
り、この付勢機構は、圧縮ばねと、該ばねと該顎部との
間に介装されたタイロッドまたは滑動ピストンのような
応力伝達部材とを含んでいる。該ばねは、その一端にお
いて、締め具の堅さ調節用ねじによって長手方向の位置
を調節することのできる支承面上に支えられており、ま
たその他端を介して応力伝達部材に作用を及ぼす。
締め具は、後部にスキー靴の前部保持用顎部を担持する
本体を含み、該顎部は単一体(モノブロック)であって
もよく、あるいはそれぞれが個別の軸を中心として本体
にヒンジ連結された独立した2の側方保持翼によって構
成されていてもよい。また、該爪先止め具の本体は、顎
部を係合用の中央位置に戻すための付勢機構を含んでお
り、この付勢機構は、圧縮ばねと、該ばねと該顎部との
間に介装されたタイロッドまたは滑動ピストンのような
応力伝達部材とを含んでいる。該ばねは、その一端にお
いて、締め具の堅さ調節用ねじによって長手方向の位置
を調節することのできる支承面上に支えられており、ま
たその他端を介して応力伝達部材に作用を及ぼす。
圧縮ばねに平行に連接された緩衝装置を含む付勢装置を
含むこの種の爪先止め具は既に知られている。この付加
的緩衝装置により、付勢の持続時間に応じて該爪先止め
具の係合解除の閾値を変えることができる。なお、この
間値は、付勢の時間が短ければ高い値となり、逆に、付
勢の時間が長ければ比較的低い値となる。これにより、
スキーヤーの脚の機械的強度特性に該爪先止め具の応答
をよりよく適合させることができる。すなわち該脚は短
時間の強い付勢には耐えることができるが、かなり長時
間の弱い付勢が続いた場合には脚の骨折を生じ得る。付
勢機構の一部を成す圧縮ばねに連接された緩衝装置を含
む様々な爪先止め具のうち、ドイツ公開特許出願第21
15957号明細書に記載されているものは、その諸実
施態様の1に、付勢機構の一部を成す圧縮ばねの内部に
同軸的に取り付けられた緩衝装置を含んでいる。このよ
うな配置構成は、付勢機構全体の外形寸法をかなり小さ
くすることができるため、確かに有利なものである。し
かしながら、このような配置構成を採用する場合には、
静止状態の緩衝装置の初期長さを相関的に変化させない
で、付勢用ばねの堅さ、つまり、このばねの初期圧縮度
を調節できるようにすることは困難である。このような
構造では、緩衝装置の最大圧縮行程は、締め具の係合解
除を生じさせる付勢用ばねの圧縮行程と、該ばねの堅さ
の調節範囲に対応するばねの圧縮行程の合計に等しいか
、またはそれ以上である必要がある。さらに、この種の
爪先止め具が有するもう1つの短所は、緩衝装置を固定
させるような短時間の強い付勢の場合に、係合解除の閾
値の増大を制限することができないということである。
含むこの種の爪先止め具は既に知られている。この付加
的緩衝装置により、付勢の持続時間に応じて該爪先止め
具の係合解除の閾値を変えることができる。なお、この
間値は、付勢の時間が短ければ高い値となり、逆に、付
勢の時間が長ければ比較的低い値となる。これにより、
スキーヤーの脚の機械的強度特性に該爪先止め具の応答
をよりよく適合させることができる。すなわち該脚は短
時間の強い付勢には耐えることができるが、かなり長時
間の弱い付勢が続いた場合には脚の骨折を生じ得る。付
勢機構の一部を成す圧縮ばねに連接された緩衝装置を含
む様々な爪先止め具のうち、ドイツ公開特許出願第21
15957号明細書に記載されているものは、その諸実
施態様の1に、付勢機構の一部を成す圧縮ばねの内部に
同軸的に取り付けられた緩衝装置を含んでいる。このよ
うな配置構成は、付勢機構全体の外形寸法をかなり小さ
くすることができるため、確かに有利なものである。し
かしながら、このような配置構成を採用する場合には、
静止状態の緩衝装置の初期長さを相関的に変化させない
で、付勢用ばねの堅さ、つまり、このばねの初期圧縮度
を調節できるようにすることは困難である。このような
構造では、緩衝装置の最大圧縮行程は、締め具の係合解
除を生じさせる付勢用ばねの圧縮行程と、該ばねの堅さ
の調節範囲に対応するばねの圧縮行程の合計に等しいか
、またはそれ以上である必要がある。さらに、この種の
爪先止め具が有するもう1つの短所は、緩衝装置を固定
させるような短時間の強い付勢の場合に、係合解除の閾
値の増大を制限することができないということである。
本発明は、ばねの初期圧縮に関係なく一定した緩衝装置
の初期長さを得ることができるとともに、緩衝装置の抵
抗力の結果として生じるばねの過圧縮を制限できるよう
な単純な構造によってこのような短所を改善することを
目的とするものである。
の初期長さを得ることができるとともに、緩衝装置の抵
抗力の結果として生じるばねの過圧縮を制限できるよう
な単純な構造によってこのような短所を改善することを
目的とするものである。
この目的のために、スキー板上にスキー靴の前部を保持
するためのこのスキー用安全締め具は、スキー靴の前部
を保持するだめの顎部を後部に担持し、かつ該保持用顎
部の付勢機構を有する本体を含み、該付勢機構は、その
一端が該顎部に結合された応力伝達装置に支承され、そ
の他端部が堅さ調節用ねじによって長手方向位置の調節
が可能な該締め具の堅さ調節用ナットに支承された長手
方向の圧縮ばねと、この圧縮ばね内に収容された長手方
向の緩衝装置とを含んでおり、その特徴は、該圧縮ばね
がその前端で開いている、堅さ調節用ナットのくりぬき
下部内に嵌入され、その後端で該ナットの後部正面壁内
に形成された開口部の周りで該後部正面壁」二に支承さ
れるとともに、該ばねの前端が長手方向のタイロッ1へ
によって構成された応力伝達部材上に支承されており、
該堅さ調節用ねじが該ばねの上方を長手方向に延在して
、該堅さ調節用ナットの突出した」二部内に螺着される
とともに、該調節用ねじが貫通している該本体の壁面上
にその前方頭部を介して支承されており、該圧縮ばね内
に収容された長手方向の緩衝装置が、その前端で、該長
手方向タイロツI’の先端部分に連結され、かつ、その
後部において、該堅さ調節用ナットの後部正面壁内に設
けられた開口部の軸内に延在し、かつ連結手段が、堅さ
調節用ナッ1への開口部を通して、該緩衝装置の後端と
該堅さ調節用ねじの後端との間に設けられ、激しい付勢
の場合に、該緩衝装置全体の後方への移動を該堅さ調節
用ナソ1〜の前方への運動に変えてばねの追加圧縮を行
なうようにしていることにある。
するためのこのスキー用安全締め具は、スキー靴の前部
を保持するだめの顎部を後部に担持し、かつ該保持用顎
部の付勢機構を有する本体を含み、該付勢機構は、その
一端が該顎部に結合された応力伝達装置に支承され、そ
の他端部が堅さ調節用ねじによって長手方向位置の調節
が可能な該締め具の堅さ調節用ナットに支承された長手
方向の圧縮ばねと、この圧縮ばね内に収容された長手方
向の緩衝装置とを含んでおり、その特徴は、該圧縮ばね
がその前端で開いている、堅さ調節用ナットのくりぬき
下部内に嵌入され、その後端で該ナットの後部正面壁内
に形成された開口部の周りで該後部正面壁」二に支承さ
れるとともに、該ばねの前端が長手方向のタイロッ1へ
によって構成された応力伝達部材上に支承されており、
該堅さ調節用ねじが該ばねの上方を長手方向に延在して
、該堅さ調節用ナットの突出した」二部内に螺着される
とともに、該調節用ねじが貫通している該本体の壁面上
にその前方頭部を介して支承されており、該圧縮ばね内
に収容された長手方向の緩衝装置が、その前端で、該長
手方向タイロツI’の先端部分に連結され、かつ、その
後部において、該堅さ調節用ナットの後部正面壁内に設
けられた開口部の軸内に延在し、かつ連結手段が、堅さ
調節用ナッ1への開口部を通して、該緩衝装置の後端と
該堅さ調節用ねじの後端との間に設けられ、激しい付勢
の場合に、該緩衝装置全体の後方への移動を該堅さ調節
用ナソ1〜の前方への運動に変えてばねの追加圧縮を行
なうようにしていることにある。
以下に、非限定的な例として、添付の図面を参照しなが
ら本発明の実施態様について説明する。
ら本発明の実施態様について説明する。
図中でその全体を参照番号1で示した本発明の安全締め
具、つまり「爪先止め具」は、スキー板3上にスキー靴
2の前部を保持するだめのものである。この爪先止め具
1は、スキー靴2の前部を保持するための顎部5をその
後部に担持し、ねじによってスキー板上に固定された本
体4を含んでいる。この顎部5は、単一体(モノブロッ
ク)であってもよく、あるいは、第1図に示されている
ように、軸7を中心として本体4上にそれぞれヒンジ連
結された2の個別の側方保持翼6で横成されていてもよ
い。また、本体4は、保持用顎部5の付勢機構8を有し
ている。この付勢機構は、圧縮ばね9を含み、この圧縮
ばねは、本体4の凹部内で長手力向に延在し、その後端
は堅さ調節用ナット11に支承され、かつその前端は、
タイロッドの前端箇所に位置する水平横断方向止めピン
23を介して、該長手方向タイロッドにより構成された
応力伝達部材12上に支承されている。堅さ調節用ナッ
ト11は、前端が開いていて、後端がナット11の垂直
横断方向正面壁1lbによって部分的に塞がれている円
筒形または角柱形のくりぬき下部11aを含んでおり、
この垂直横断方向正面壁には開口11c=12= が穿設されている。該くりぬき下部1 1. aには、
開口11cの周りで後方垂直壁1lbの内面に支承され
ている圧縮ばね9が嵌入される。該堅さ調節用ナツ1へ
11はまた、下部11aよりも幅が狭く、かつ雌ねじ切
りを施した長手力向の孔13があけられた突起部を構成
する後方上部分lidを含む。この孔には、堅さ調節用
ねじ14が嵌入され、このねじは、ばね9の上方で長手
方向に延在し、その前方頭部15は、本体4の前方上部
分内に形成されたくぼみ部16内に位置する。本体の外
側に位置するこの堅さ調節用ねじ14の前方頭部15は
、本体4の」二部に設4−1られた垂直横断方向M4−
aに支承されており、この垂直横断方向壁には孔が穿
設され、この孔を通ってねじ14の軸部が延在している
。このねじ14は、その後端において、ねじ14の軸部
の直径よりも大きい直径を有する横断方向衝止部17と
一体である。
具、つまり「爪先止め具」は、スキー板3上にスキー靴
2の前部を保持するだめのものである。この爪先止め具
1は、スキー靴2の前部を保持するための顎部5をその
後部に担持し、ねじによってスキー板上に固定された本
体4を含んでいる。この顎部5は、単一体(モノブロッ
ク)であってもよく、あるいは、第1図に示されている
ように、軸7を中心として本体4上にそれぞれヒンジ連
結された2の個別の側方保持翼6で横成されていてもよ
い。また、本体4は、保持用顎部5の付勢機構8を有し
ている。この付勢機構は、圧縮ばね9を含み、この圧縮
ばねは、本体4の凹部内で長手力向に延在し、その後端
は堅さ調節用ナット11に支承され、かつその前端は、
タイロッドの前端箇所に位置する水平横断方向止めピン
23を介して、該長手方向タイロッドにより構成された
応力伝達部材12上に支承されている。堅さ調節用ナッ
ト11は、前端が開いていて、後端がナット11の垂直
横断方向正面壁1lbによって部分的に塞がれている円
筒形または角柱形のくりぬき下部11aを含んでおり、
この垂直横断方向正面壁には開口11c=12= が穿設されている。該くりぬき下部1 1. aには、
開口11cの周りで後方垂直壁1lbの内面に支承され
ている圧縮ばね9が嵌入される。該堅さ調節用ナツ1へ
11はまた、下部11aよりも幅が狭く、かつ雌ねじ切
りを施した長手力向の孔13があけられた突起部を構成
する後方上部分lidを含む。この孔には、堅さ調節用
ねじ14が嵌入され、このねじは、ばね9の上方で長手
方向に延在し、その前方頭部15は、本体4の前方上部
分内に形成されたくぼみ部16内に位置する。本体の外
側に位置するこの堅さ調節用ねじ14の前方頭部15は
、本体4の」二部に設4−1られた垂直横断方向M4−
aに支承されており、この垂直横断方向壁には孔が穿
設され、この孔を通ってねじ14の軸部が延在している
。このねじ14は、その後端において、ねじ14の軸部
の直径よりも大きい直径を有する横断方向衝止部17と
一体である。
第9図に詳しく示されている応力伝達用タイロッド12
は、平面で見た場合、後方に向かって開いたU字形をし
ており、かつ前方垂直横断方向基部12aを含む。この
前方垂直横断方向基部は、後方に延在する2の長手方向
垂直側方分岐部12b、12cを介して延び出ている。
は、平面で見た場合、後方に向かって開いたU字形をし
ており、かつ前方垂直横断方向基部12aを含む。この
前方垂直横断方向基部は、後方に延在する2の長手方向
垂直側方分岐部12b、12cを介して延び出ている。
圧縮ばね9は、その前端が、タイロッド12の前方横断
方向基部12aの内面付近に位置し、かつオリフィス1
2fの位置で該分岐部12b、12cを横切るビン23
に支承されている。該タイロッド12の側方分岐部12
b、12cは、それぞれの後端に、外方へ突出したスト
ッパー12d、12eを有し、これらストッパーは、た
とえば、外側に開いてフック状に曲げられたそれぞれの
脚で構成されている。これらの脚12d、12eには、
側方保持翼6の一部を成すとともに、これら側方保持翼
のヒンジ連結軸7から爪先止め具の長手方向垂直対称面
Pの方向に延在する前方横断方向短分岐部6aのそれぞ
れの端が接触している。この構造により、該堅さ調節用
ナット11とタイロッド12のピン23との間で圧縮さ
れる圧縮ばね9はこのタイロッドを常時前方に付勢し、
かつ該タイロッド12は、さらに、2の側方保持翼6の
前方横断方向分岐部6aに作用して、これら側方保持翼
の後方分岐部6bを互いの方向に、またスキー靴の靴底
と接触するように付勢する。ナット11自体は、圧縮さ
れたばね9により後方へ付勢され、該ナット11と一体
の堅さ調節用ねじ14がその前方頭部15を介して本体
4の壁部4aに当接されるため、この方向に保持される
。
方向基部12aの内面付近に位置し、かつオリフィス1
2fの位置で該分岐部12b、12cを横切るビン23
に支承されている。該タイロッド12の側方分岐部12
b、12cは、それぞれの後端に、外方へ突出したスト
ッパー12d、12eを有し、これらストッパーは、た
とえば、外側に開いてフック状に曲げられたそれぞれの
脚で構成されている。これらの脚12d、12eには、
側方保持翼6の一部を成すとともに、これら側方保持翼
のヒンジ連結軸7から爪先止め具の長手方向垂直対称面
Pの方向に延在する前方横断方向短分岐部6aのそれぞ
れの端が接触している。この構造により、該堅さ調節用
ナット11とタイロッド12のピン23との間で圧縮さ
れる圧縮ばね9はこのタイロッドを常時前方に付勢し、
かつ該タイロッド12は、さらに、2の側方保持翼6の
前方横断方向分岐部6aに作用して、これら側方保持翼
の後方分岐部6bを互いの方向に、またスキー靴の靴底
と接触するように付勢する。ナット11自体は、圧縮さ
れたばね9により後方へ付勢され、該ナット11と一体
の堅さ調節用ねじ14がその前方頭部15を介して本体
4の壁部4aに当接されるため、この方向に保持される
。
本発明による爪先止め具1の付勢機構8は、長手方向に
延在し、かつ圧縮ばね9の内部に収容される流体圧緩衝
装置18をも含んでいる。この緩衝装置18は、後部正
面壁19aによって閉じられ、かつ小径部分19bによ
って前方に延び出ている筒状の本体19を含んでいる。
延在し、かつ圧縮ばね9の内部に収容される流体圧緩衝
装置18をも含んでいる。この緩衝装置18は、後部正
面壁19aによって閉じられ、かつ小径部分19bによ
って前方に延び出ている筒状の本体19を含んでいる。
該緩衝装置18の本体19の内部にはピストン21が収
容されており,このピー16一 ストンには該ピストン21によって本体の内部に画定さ
れた2のチャンバー間で本体19を充満する液体を通過
可能にするための貫通孔が穿設されている。ピストン2
1は、小径部分19bを通って前方に延在する軸方向ピ
ストンロッド22と一体になっており、このロンドの端
部は、タイロッド12の2の側方分岐部12b、12c
間に延在すろ水平横断方向止めピン23と接触している
。このピンは該タイロッド12の移動により生じる圧縮
ばね9の圧縮運動をピストンロッド22に伝達する。タ
イロッド12の横断方向基部12aにも、該本体19の
部分19bの正面に配設され、かつ、該タイロッド12
が後方へ長手方向の滑動を行なう際、この部分19bが
開口12gを横切ることができるように本体よりも大き
な寸法を有する開口12gが穿設されている。
容されており,このピー16一 ストンには該ピストン21によって本体の内部に画定さ
れた2のチャンバー間で本体19を充満する液体を通過
可能にするための貫通孔が穿設されている。ピストン2
1は、小径部分19bを通って前方に延在する軸方向ピ
ストンロッド22と一体になっており、このロンドの端
部は、タイロッド12の2の側方分岐部12b、12c
間に延在すろ水平横断方向止めピン23と接触している
。このピンは該タイロッド12の移動により生じる圧縮
ばね9の圧縮運動をピストンロッド22に伝達する。タ
イロッド12の横断方向基部12aにも、該本体19の
部分19bの正面に配設され、かつ、該タイロッド12
が後方へ長手方向の滑動を行なう際、この部分19bが
開口12gを横切ることができるように本体よりも大き
な寸法を有する開口12gが穿設されている。
緩衝装置18の本体19の後部正面壁19aは、2の分
岐部を有する揺動部材24の下方分岐部上に設けた下方
ボス24aと接触しており、この揺動部材は、その上部
で、本体4に担持された水平横断方向軸25を中心とし
てヒンジ連結されている。該揺動部材24の上方分岐部
は、堅さ調節用ねじ14の後端に設けられた衝止部17
と接触している上方ボス24bを担持する。
岐部を有する揺動部材24の下方分岐部上に設けた下方
ボス24aと接触しており、この揺動部材は、その上部
で、本体4に担持された水平横断方向軸25を中心とし
てヒンジ連結されている。該揺動部材24の上方分岐部
は、堅さ調節用ねじ14の後端に設けられた衝止部17
と接触している上方ボス24bを担持する。
揺動部材24は、ヒンジ連結軸25を通すための同軸孔
が穿設されている2の側方垂直翼24cと、この2の翼
部24cをつなぐ基部24dとを含むヨークの形状で製
作するのが有利である。この基部は,前方に向けて凸部
を有する下方ボス24aおよび上方ボス24bの2のボ
スを構成するよう、中央部が変形している。このように
して、揺動部材24は、緩衝装置18の本体19と堅さ
調節用ねじ14との間に応力伝達レバーを形成し、その
伝達比は,該揺動部材24上での軸25の位置によって
変わる。
が穿設されている2の側方垂直翼24cと、この2の翼
部24cをつなぐ基部24dとを含むヨークの形状で製
作するのが有利である。この基部は,前方に向けて凸部
を有する下方ボス24aおよび上方ボス24bの2のボ
スを構成するよう、中央部が変形している。このように
して、揺動部材24は、緩衝装置18の本体19と堅さ
調節用ねじ14との間に応力伝達レバーを形成し、その
伝達比は,該揺動部材24上での軸25の位置によって
変わる。
スキーヤーの脚のねじれに伴って、スキー靴2の靴底が
側方保持翼6の一方に外方向の付勢力を及ぼすと、この
保持翼はヒンジ連結軸7を中心として枢動し、該保持翼
の前方横断方向分岐部6aは、圧縮ばね9の力に抗して
、タイロッド12を後方に移動させる。このとき、この
ばねはいくらかの長さだけ圧縮され、該ばねが翼6に及
ぼす反力は次第に大きくなる。タイロツド12の後退運
動中に、このタイロッドは、ピン23を介して、ピスト
ンロッド22およびピストン21を緩衝装置18の本体
19の内部に向けて、それ自体と一緒に、駆動する。
側方保持翼6の一方に外方向の付勢力を及ぼすと、この
保持翼はヒンジ連結軸7を中心として枢動し、該保持翼
の前方横断方向分岐部6aは、圧縮ばね9の力に抗して
、タイロッド12を後方に移動させる。このとき、この
ばねはいくらかの長さだけ圧縮され、該ばねが翼6に及
ぼす反力は次第に大きくなる。タイロツド12の後退運
動中に、このタイロッドは、ピン23を介して、ピスト
ンロッド22およびピストン21を緩衝装置18の本体
19の内部に向けて、それ自体と一緒に、駆動する。
付勢が「穏やかな」ものであれば、孔を穿通したビス!
〜ン21は、該緩衝装@18の本体19の内部で十分に
緩慢な移動をするため、本体19内に入っている緩衝用
液体は、ピストン21の運動に逆らうことなく一方のチ
ャンバーから他方のチャンバーへと移行する。
〜ン21は、該緩衝装@18の本体19の内部で十分に
緩慢な移動をするため、本体19内に入っている緩衝用
液体は、ピストン21の運動に逆らうことなく一方のチ
ャンバーから他方のチャンバーへと移行する。
したがって、該緩衝装置18は、抵抗力に逆らうことな
く引っ込み、その結果、本体]−9は移動しない。この
ため、揺動部材24、堅さ調節用ねじ」−4および調節
用ナット1−1−は不動のままである。これは、第4図
に示されている位置に対応し、ここにおいて、タイロッ
ド]2が距離aだけ後方に退くと、同じ長さたけばね9
が圧縮され、この場合、該緩衝装置18は、解除閾値に
いかなる影響も及ぼさないことがわかる。
く引っ込み、その結果、本体]−9は移動しない。この
ため、揺動部材24、堅さ調節用ねじ」−4および調節
用ナット1−1−は不動のままである。これは、第4図
に示されている位置に対応し、ここにおいて、タイロッ
ド]2が距離aだけ後方に退くと、同じ長さたけばね9
が圧縮され、この場合、該緩衝装置18は、解除閾値に
いかなる影響も及ぼさないことがわかる。
これに対し、付勢が激しいものである場合(第5図)、
つまり、極めて短時間の間に強い付勢が行なわれた場合
、該タイロッド12の後退運動はピス1〜ン21に伝達
され、この場合、ピストンは本体19の内部において後
方に素早く移動しようとする。しかしながら、本体19
内部における該ピス1・ンの運動は、緩衝液体の粘性に
よって妨げられ、その結果該緩衝装置18は「硬く」な
り、このとき、タイロソド12は、ピン23によって、
緩衝装置18全体を後方へ駆動する。この場合、該緩衝
装置の本体19は、或る距離19一 =20= たけ後退し、かつ、この運動中に、調節用ナッ1へ11
の後方正面1lbの下部内に設けられた開口licを横
切って揺動部材24の下方ボス24aと接触している緩
衝装置18の本体〕9の後部正面壁1. 9 aは、軸
25を中心として該揺動部材24を反時計方向に回転さ
せる。この運動に伴い、揺動部材24の上方ボス24b
は前方へ移動させられ、かつこのボスは衝止部17に支
承されているので、堅さ調節用ねじ1−4ならびにこれ
と連動する堅さ調節用ナット11を前方に押す。この運
動に伴い、堅さ調節用ねじ14の外側頭部15は、第5
図を見るとわかるように、本休4の壁面4aから前方に
やや離間する。該堅さ調γI′i用ナッ1〜11の前方
への距離b(第5図)だけの運動は、圧縮ばね9を追加
圧縮し、その結果締め具の解除閾値が高くなる。
つまり、極めて短時間の間に強い付勢が行なわれた場合
、該タイロッド12の後退運動はピス1〜ン21に伝達
され、この場合、ピストンは本体19の内部において後
方に素早く移動しようとする。しかしながら、本体19
内部における該ピス1・ンの運動は、緩衝液体の粘性に
よって妨げられ、その結果該緩衝装置18は「硬く」な
り、このとき、タイロソド12は、ピン23によって、
緩衝装置18全体を後方へ駆動する。この場合、該緩衝
装置の本体19は、或る距離19一 =20= たけ後退し、かつ、この運動中に、調節用ナッ1へ11
の後方正面1lbの下部内に設けられた開口licを横
切って揺動部材24の下方ボス24aと接触している緩
衝装置18の本体〕9の後部正面壁1. 9 aは、軸
25を中心として該揺動部材24を反時計方向に回転さ
せる。この運動に伴い、揺動部材24の上方ボス24b
は前方へ移動させられ、かつこのボスは衝止部17に支
承されているので、堅さ調節用ねじ1−4ならびにこれ
と連動する堅さ調節用ナット11を前方に押す。この運
動に伴い、堅さ調節用ねじ14の外側頭部15は、第5
図を見るとわかるように、本休4の壁面4aから前方に
やや離間する。該堅さ調γI′i用ナッ1〜11の前方
への距離b(第5図)だけの運動は、圧縮ばね9を追加
圧縮し、その結果締め具の解除閾値が高くなる。
第6図は、締め具の堅さを調節する方法を示すものであ
る。既に述べたように、圧縮ばね9は、堅さ調節用ねじ
14と連動する堅さ調節用ナット11を後方に押し、こ
れにより該ねじの外側頭部15は、常時後方へ付勢され
、本体4の壁面4aに押しつけられた状態に保たれる。
る。既に述べたように、圧縮ばね9は、堅さ調節用ねじ
14と連動する堅さ調節用ナット11を後方に押し、こ
れにより該ねじの外側頭部15は、常時後方へ付勢され
、本体4の壁面4aに押しつけられた状態に保たれる。
このねじ」−4を、例えは頭部15に差し込んだねじ回
しによって適宜な方向に回すと、堅さ調節ナット11は
前方へ並進移動し、これによりばね9の初期圧縮率か増
大し、その結果締め具の堅さ、つまり、締め具の解除閾
値が高くなる。堅さの調節時には、揺動部材24の上方
ボス2 4. bが長手方向に動かない堅さ調節用ねじ
↑4の内側端部に設けられた衝止部」7に常時支承され
ているため、揺動部材24および緩衝装置18は動かな
い。
しによって適宜な方向に回すと、堅さ調節ナット11は
前方へ並進移動し、これによりばね9の初期圧縮率か増
大し、その結果締め具の堅さ、つまり、締め具の解除閾
値が高くなる。堅さの調節時には、揺動部材24の上方
ボス2 4. bが長手方向に動かない堅さ調節用ねじ
↑4の内側端部に設けられた衝止部」7に常時支承され
ているため、揺動部材24および緩衝装置18は動かな
い。
例として第1,0図および第1−1図に示されているよ
うに、本発明による安全締め具のさまざまな変形実施態
様を考えることができる。
うに、本発明による安全締め具のさまざまな変形実施態
様を考えることができる。
第10図に示す変形実施例において、前方に延在する緩
衝装置18のピス1ヘンロッ1へ22は、その端部にお
いて、例えばナット26により、タイロッド12の基部
12aに直接固定されている。さらに、圧縮ばね9は、
その前端において、タイロッド12の基部12aの内面
に直接に支承されている。
衝装置18のピス1ヘンロッ1へ22は、その端部にお
いて、例えばナット26により、タイロッド12の基部
12aに直接固定されている。さらに、圧縮ばね9は、
その前端において、タイロッド12の基部12aの内面
に直接に支承されている。
第11図に示す変形実施例において、緩衝装置18は、
第10図に示した位置とは逆の位置に取り付けられてい
る。つまり、緩衝装置の本体19は前方に向けられてお
り、その前方正面壁を介してタイロッド12の前方横断
方向基部12aの内面に支承されている。
第10図に示した位置とは逆の位置に取り付けられてい
る。つまり、緩衝装置の本体19は前方に向けられてお
り、その前方正面壁を介してタイロッド12の前方横断
方向基部12aの内面に支承されている。
該緩衝装置のピストンロッド22は後方に向かって延び
、その後端で該揺動部材24の下方分岐部に支承されて
いる。この例においても、ばね9はタイロッド12の基
部12aに直接に支承されている。
、その後端で該揺動部材24の下方分岐部に支承されて
いる。この例においても、ばね9はタイロッド12の基
部12aに直接に支承されている。
第1図は、係合状態にある本発明のスキー用安全締め具
を示す垂直縦断面図。 第2図は、第1図に示されているスキー用安全締め具を
同図のII 一TIの線に沿って見た場合の横断面図。 第3図は、第1図に示されているスキー用安全締め具を
同図のI11 − I11の線に沿って見た場合の横断
面図。 第4図は、締め具の顎部が穏やかな付勢を受けた状態を
示す該締め具の垂直縦断面図。 第5図は、締め具の顎部が激しい付勢を受けた状態を示
す該締め具の垂直縦断面図。 第6図は、堅さ調節用ナットが第1図に示した長手方向
位置と異なる位置を占める締め具の垂直縦断面図。 第7図は、堅さ調節用ナットの斜視図。 第8図は、揺動部材の部分斜視図。 第9図は、付勢機構のタイロッドを示す斜視図。 第10図および第11図は、安全締め具の変形実施例を
示す要部概略垂直縦断面図。 [主なる部分の符号の説明]
を示す垂直縦断面図。 第2図は、第1図に示されているスキー用安全締め具を
同図のII 一TIの線に沿って見た場合の横断面図。 第3図は、第1図に示されているスキー用安全締め具を
同図のI11 − I11の線に沿って見た場合の横断
面図。 第4図は、締め具の顎部が穏やかな付勢を受けた状態を
示す該締め具の垂直縦断面図。 第5図は、締め具の顎部が激しい付勢を受けた状態を示
す該締め具の垂直縦断面図。 第6図は、堅さ調節用ナットが第1図に示した長手方向
位置と異なる位置を占める締め具の垂直縦断面図。 第7図は、堅さ調節用ナットの斜視図。 第8図は、揺動部材の部分斜視図。 第9図は、付勢機構のタイロッドを示す斜視図。 第10図および第11図は、安全締め具の変形実施例を
示す要部概略垂直縦断面図。 [主なる部分の符号の説明]
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、スキー靴の前部を保持するための顎 部(5)を後部に担持し、かつ前記保持用顎部(5)の
付勢機構を有する本体(4)を含み、前記付勢機構は、
その一端が前記顎部 (5)に結合された応力伝達装置(12)に支承され、
かつその他端部が堅さ調節用ねじ (14)によって長手方向位置の調節が可能な締め具の
堅さ調節用ナット(11)に支承された長手方向の圧縮
ばね(9)と、前記圧縮ばね(9)内に収容された長手
方向の緩衝装置(18)とを含む、スキー板上にスキー
靴の前部を保持するためのスキー用安全締め具において
、 前記圧縮ばね(9)は、その前端で開いて いる、前記堅さ調節用ナット(11)のくりぬき下部(
11a)内に嵌入され、その後端で前記ナット(11)
の後部正面壁(11b)内に形成された開口部(11c
)の周りで前記後部正面壁上に支承されるとともに、前
記ばねの前端は長手方向タイロッドで構成さ れた応力伝達部材(12)上に支承されて おり、 前記堅さ調節用ねじ(14)は前記ばね (9)の上方を長手方向に延在して、前記 堅さ調節用ナット(11)の突出した上部 (11d)内に螺着されるとともに、前記調節用ネジ(
14)が貫通している前記本体の壁面(4a)上にその
前方頭部(15)を介して支承され、 前記圧縮ばね(9)内に収容された長手 方向の緩衝装置(18)は、その前端で、前記長手方向
タイロッド(12)の先端部分に連結され、かつ、その
後部において、前記堅さ調節用ナット(11)の後部正
面壁内に設けられた開口部(11c)の軸内に延在し、
かつ 連結手段(24)が、前記堅さ調節用ナッ ト(11)の開口部(11c)を通して、前記緩衝装置
(18)の後端(19a)と前記堅さ調節用ねじ(14
)の後端との間に設けられ、激しい付勢の場合に、前記
緩衝装置 (18)全体の後方への移動を前記堅さ調節用ナット(
11)の前方への運動に変えて前記ばね(9)の追加圧
縮を行なうようにすることを特徴とするスキー用安全締
め具。 2、前記連結手段(24)が水平横断方 向軸(25)を中心として前記本体(4)上にヒンジ連
結された、下方および上方分岐部を有する揺動部材で構
成され、前記下方分岐部は前記緩衝装置(18)の後端
上に支承され、かつ前記上方分岐部は前記堅さ調節用ね
じ(14)の後端上に支承されることを特徴とする請求
項1によるスキー用安全締め具。 3、前記堅さ調節用ねじ(14)の後端 (17)が前記ねじ(14)の軸部の径よりも大きな径
を有するストッパーの形状に作られることを特徴とする
請求項2によるスキー用安全締め具。 4、前記揺動部材(24)が、該揺動部 材(24)のヒンジ連結軸(25)を通過させるための
同軸孔を穿設した2の側方垂直 翼(24c)と、該2の翼(24c)を連結する基部(
24d)とを含むヨーク形状に作られ、前記基部はその
中央部分において変形しており、前記緩衝装置(18)
の後端および前記ねじ(14)の後端と接触する下方ボ
ス(24a)および上方ボス(24を)をそれぞれ構成
するようになっていることを特徴とする請求項2または
3によるスキー用安全締め具。 5、応力伝達用タイロッド(12)が、 平面で見た場合、後方へ開いたU字状を呈 し、かつ後方へ延びる2の長手方向垂直側 方分岐部(12b、12c)を介して延び出ている前方
横断方向垂直基部(12a)を含み、 前記圧縮ばね(9)が前記タイロッド(12)の前記2
の側方分岐部(12b、12c)間に収容され、かつ、
その前端において、前記タイロッド(12)に連結され
、かつ該タイロッド(12)の側方分岐部(12b、1
2c)は、それらの後端において、前記顎部(5)を構
成する側方保持翼(6)の前部横断方向分岐部(6a)
の両端部とそれぞれ接触する衝止部(12d、12e)
を有することを特徴とする請求項2、3または4による
スキー用安全締め具。 6、前記緩衝装置(18)が、前記揺動 部材(24)の下方分岐部が支承される後部正面壁(1
9a)により閉じられた、前記堅さ調節用ナット(11
)の開口(11c)の径よりも小さな径を有する後部円
筒状本体 (19)を含み、かつ 前記緩衝装置の本体(19)は、該本体 (19)を充満する液体の通過を可能にする孔が貫通穿
設され、かつ前方へ軸方向に延びるピストンロッド(2
2)と連動するピストン(21)を含むことを特徴とす
る請求項5によるスキー用安全締め具。 7、前記ピストンロッド(22)の前端 が、前記タイロッド(12)の2の側方分岐部(12b
、12c)間に延在するとともに前記圧縮ばね(9)の
前端を支承する水平横断方向ピン(23)と接触し、か
つ 前記タイロッド(12)の基部(12a) は、前記本体(19)の前部(19b)の正面に配設さ
れ、かつ、前記タイロッド(12)が後方へ長手方向に
滑動する際、前記前部 (19b)が前記タイロッド(12)の基部(12a)
の開口(12g)を横切ることができるよう、該前部(
19b)よりも大きな径を有する開口(12g)を穿設
されていることを特徴とする請求項6によるスキー用安
全締め具。 8、前記ピストンロッド(22)が、そ の前端において、前記タイロッド(12)の基部(12
a)に固定されていることを特徴とする請求項6による
スキー用安全締め具。 9、前記緩衝装置の本体(19)が前 方へ向いており、その前方正面を介して前 記タイロッド(12)の前方横断方向基部 (12a)の内面に支承され、そのピストンロッド(2
2)は後方へ延び、かつ、その後端において、前記揺動
部材(24)の下方分岐部に支承されることを特徴とす
る請求項5によるスキー用安全締め具。 10、前記圧縮ばね(9)が、その前端 において、前記タイロッド(12)の基部 (12a)の内面に直接支承されることを特徴とする請
求項8または9によるスキー用安全締め具。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR8901697A FR2642657B1 (fr) | 1989-02-09 | 1989-02-09 | Fixation de securite pour ski destinee a maintenir l'avant d'une chaussure sur un ski |
FR8901697 | 1989-02-09 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02239879A true JPH02239879A (ja) | 1990-09-21 |
Family
ID=9378640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2025301A Pending JPH02239879A (ja) | 1989-02-09 | 1990-02-06 | スキー靴の爪先部用安全締め具 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5050902A (ja) |
JP (1) | JPH02239879A (ja) |
AT (1) | ATA249689A (ja) |
DE (1) | DE3935551A1 (ja) |
FR (1) | FR2642657B1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2717705B1 (fr) * | 1994-03-24 | 1996-06-07 | Frederic Paradis | Butée avant pour fixation de sécurité de ski alpin. |
DE19635681A1 (de) * | 1996-09-03 | 1998-03-05 | Marker Deutschland Gmbh | Schuhhalteraggregat |
FR2764201B1 (fr) | 1997-06-06 | 1999-07-30 | Look Fixations Sa | Dispositif elastique de rappel pour fixation de ski |
DE19733848A1 (de) * | 1997-08-05 | 1999-02-11 | Marker Deutschland Gmbh | Schuhhalteraggregat |
US6276645B1 (en) * | 2000-03-20 | 2001-08-21 | William Nai-Jen Chang | Adjustable garbage bag holder |
FR2808453B1 (fr) * | 2000-05-04 | 2002-08-02 | Salomon Sa | Element de retenue de l'avant d'une chaussure sur un ski |
US10206683B2 (en) * | 2005-03-29 | 2019-02-19 | Marine Polymer Technologies, Inc. | Methods and apparatus for a manual vascular compression device |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3778076A (en) * | 1969-06-19 | 1973-12-11 | Marker Hannes | Toe iron safety ski bindings |
AT323618B (de) * | 1973-05-30 | 1975-07-25 | Smolka & Co Wiener Metall | Sicherheitsskibindung |
DE2415957A1 (de) * | 1974-04-02 | 1975-10-09 | Ver Baubeschlag Gretsch Co | Ausloeseskibindung mit einem beweglichen schuhhalteglied |
AT360399B (de) * | 1978-04-27 | 1980-01-12 | Tyrolia Freizeitgeraete | Sicherheitsskibindung, insbesondere vorder- backen |
FR2471795B1 (fr) * | 1979-12-21 | 1985-05-31 | Look Sa | Butee-avant de fixation de ski |
FR2610841B1 (fr) * | 1987-02-18 | 1989-10-27 | Salomon Sa | Fixation de securite a energie amortie |
FR2610842B1 (fr) * | 1987-02-18 | 1990-04-06 | Salomon Sa | Fixation de securite a energie amortie |
FR2633994B1 (fr) * | 1988-07-08 | 1991-05-31 | Salomon Sa | Amortisseur hydraulique |
-
1989
- 1989-02-09 FR FR8901697A patent/FR2642657B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1989-10-25 DE DE3935551A patent/DE3935551A1/de not_active Withdrawn
- 1989-10-30 AT AT0249689A patent/ATA249689A/de not_active Application Discontinuation
-
1990
- 1990-02-05 US US07/475,001 patent/US5050902A/en not_active Expired - Fee Related
- 1990-02-06 JP JP2025301A patent/JPH02239879A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3935551A1 (de) | 1990-08-16 |
FR2642657B1 (fr) | 1991-05-17 |
FR2642657A1 (fr) | 1990-08-10 |
ATA249689A (de) | 1995-06-15 |
US5050902A (en) | 1991-09-24 |
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