JPH02237970A - 4―エチル―1―(3―トリフルオロメチルフェニル)―2―ピロリジノン誘導体およびこれらを有効成分とする除草剤 - Google Patents
4―エチル―1―(3―トリフルオロメチルフェニル)―2―ピロリジノン誘導体およびこれらを有効成分とする除草剤Info
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- C07D207/02—Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
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- C07D207/26—2-Pyrrolidones
- C07D207/273—2-Pyrrolidones with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to other ring carbon atoms
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明は新規な4−エチル−1−(3− }リフルオロ
メヂルフェニル)−2−ビロリジノンmFX体、および
これらの化合物を存効成分として含有することを特徴と
する除草剤に関する. [従来技術1 ある種の2.ピロリジノンrA導体が除草活性を有する
ことは既に開示されており、特開昭52−89666号
公報、特開昭58−154558号公報あるいは特開昭
60〜58960号公報などに記載されている.また、
米国特許第4.132.713には2−ピロリジノン誘
導体の製造方法が開示されている. 特開昭52−89666号公報及び58−154558
号公報に開示されている代表化合物の3−クロロー4−
(クロロメチル)−1−(3− トリフルオロメチルフ
ェニル)−2−ビロリジノン(一最名, Huoroc
hloridoine)は市販されている. [発明が解決しようとするL’lllll上記特開昭5
2−89666号公報に開示されている化金物類及び特
開昭58−154558号公報に開示されている化合物
類は、除草剤として使用した場合比較的多量の薬量を必
要とし、特にこれらの化合物を水田で用いた場合、一部
の有害雑草に有効な薬量で有用作物であるイネに対して
甚大な薬害を及ぼす。
メヂルフェニル)−2−ビロリジノンmFX体、および
これらの化合物を存効成分として含有することを特徴と
する除草剤に関する. [従来技術1 ある種の2.ピロリジノンrA導体が除草活性を有する
ことは既に開示されており、特開昭52−89666号
公報、特開昭58−154558号公報あるいは特開昭
60〜58960号公報などに記載されている.また、
米国特許第4.132.713には2−ピロリジノン誘
導体の製造方法が開示されている. 特開昭52−89666号公報及び58−154558
号公報に開示されている代表化合物の3−クロロー4−
(クロロメチル)−1−(3− トリフルオロメチルフ
ェニル)−2−ビロリジノン(一最名, Huoroc
hloridoine)は市販されている. [発明が解決しようとするL’lllll上記特開昭5
2−89666号公報に開示されている化金物類及び特
開昭58−154558号公報に開示されている化合物
類は、除草剤として使用した場合比較的多量の薬量を必
要とし、特にこれらの化合物を水田で用いた場合、一部
の有害雑草に有効な薬量で有用作物であるイネに対して
甚大な薬害を及ぼす。
従って本発明は、水田及び畑作において有用作物に害を
与えず、しかも低薬量で有害雑草に効果を有する選択性
除草剤を提供することを課題とする. [課題を解決するための手段および作用]木発明者らは
、従来の除草剤に比較してより低薬量で効果が優れ、か
つ薬害の見られない除草剤を得るべく2−ピロリジノン
誘導体について更に研究を進めた結果、ビロリジノン環
の5一位にエチル基を有する新規な4−エチル−1−(
3− }リフルオロメチルフエニル)−2−ピロリジノ
ン誘導体が、除草剤として極めて優れ、しかも有用作物
に薬害を与えない特徴を有していることを見いだした.
本発明は一般式(1) (式中、Xは塩素原子または水素原子を示す.)で表わ
される4−エチル−1−(3− トリフルオロメチルフ
ェニル)−2−ピロリジノン誘導体及びこれらの化合物
を有効成分として含有することを特徴とする除草剤であ
る. 特開昭52−89666号公報、特開昭58−1545
58号公報に開示されている化合物類は実際の圃場で使
用した場合、主要な雑草を防除するために比較的多發の
薬量を必要とし、そのため特に水田においてはイネに重
大な薬害を及ぼし、その使用は極めて制限される。本発
明化合物はより低薬量で畑地作物への適用が可能である
ばかりでなく、水田においてもイネに対して安全性が高
くその結果、適用範囲が極めて広《なった. 本発明に係わる化合物は前記先行技術の化合物と構造が
類似しており、ピロリジノン環の4一位のクロロメチル
基をエチル基に変換したものである.この変換により除
草剤としての高活性化が達成されるとともに、水田にお
いてイネと雑草間の選択性の幅が拡がり、水田への適用
がより容易になワた. 本発明化合物を有効成分として含有する除草剤はその作
用特性として、ほとんどの水田もしくは畑地で問題にな
る脊害雑草、例えば水田雑草のタイヌピエ等のイネ科雑
草、カヤツリグサ、ホタルイ等のカヤツリグサ科雑草及
びウリカワ等の多年生広葉雑草、さらに畑地においては
アオビュ、ホトケノザ、ハコベ等の広葉雑草及びメヒシ
バ、エンバク等のイネ科雑草に対して優れた除草効果を
有する一方、有用作物であるイネ及びコムギ、トウモロ
コシ、大豆等に対して薬害を示さない.本発明化合物類
に係わる除草剤は、温水土壌処理、土壌処理、土壌混層
処理、茎葉散布処理などあらゆる処理法において有効で
ある, 本発明に係わる4−エチル−1−(3−}リフルオロメ
チルフェニル)−2−ピロリジノン誘導体は新規化合物
であり、下記の方法によって製造される.すなわち、一
i式(If)で表わされるアミド銹導体を還元的に環化
反応を行うことで一段階で容易に製造することができる
. (II) (上記反応式中、Xは前記と同じ意味を示し、Yはハロ
ゲン原子を示す。) この環化反応に有効な環化剤としてはl・リプチルチン
ヒドリドが挙げられ、一}IQ的にはベンゼン、トルエ
ン、キシレンなどの芳香族系の溶媒中で反応が行われる
.反応温度は50〜140゜Cが好ましく、触媒量のα
.α−アゾビスイソブチロニトリル、あるいはペンゾイ
ルパーオキサイドなどのラジカル発生剤を反応混液中に
加えることで反応が進行する.また、光を照射するのも
有効な手段である.一般式(U)で表わされるアミド銹
導体は、瓜式(III)のアミンと刀ルポン酸誘導体を
反応することによって容易に製造することができる.(
TV) (上記式中、X,Yは前記と同じ意味を、Zはハロゲン
を示す.) 反応は無溶媒または不活性溶媒中で行われるが、不活性
溶媒として例えばベンゼン、トルエン、キシレン、クロ
ロベンゼン、ジクロロベンゼンなどの芳香族類、ジクロ
ロメタン、クロロホルム、四塩化炭素などのハロゲン化
炭化水素類、ジエチルエーテル、テ1・ラヒドロフラン
、ジオキサンなどのエーテル類、酢酸エチル、酢酸プチ
ルなどのエステル類などが挙げられる.反応は任意の温
度で進行し、またトリエチルアミン、ビリジン、N,N
,−ジメチルアニリン、水素化ナトリウム、水素化カリ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリ
ウムなどの塩基の存在下に反応を行ってもよい. 式(III)のアミンは、米国特許4,132,713
などに記載された方法で製造される. か《して得られる本発明に係わる一般式(+)で表わさ
れる化合物は、−}’fflには不活性な液体担体また
は固体と混合し、通常用いられる製剤形態である粉剤、
粒剤、永和剤、乳剤、フロアブル剤等に調整して使用さ
れる.さらに製剤上必要ならば補助剤を添加することも
できる. 担体としては、通常農園芸用薬剤に使用されるものであ
るならば固体または液体のいずれでも使用でき、特定の
ものに限定されるものではない。
与えず、しかも低薬量で有害雑草に効果を有する選択性
除草剤を提供することを課題とする. [課題を解決するための手段および作用]木発明者らは
、従来の除草剤に比較してより低薬量で効果が優れ、か
つ薬害の見られない除草剤を得るべく2−ピロリジノン
誘導体について更に研究を進めた結果、ビロリジノン環
の5一位にエチル基を有する新規な4−エチル−1−(
3− }リフルオロメチルフエニル)−2−ピロリジノ
ン誘導体が、除草剤として極めて優れ、しかも有用作物
に薬害を与えない特徴を有していることを見いだした.
本発明は一般式(1) (式中、Xは塩素原子または水素原子を示す.)で表わ
される4−エチル−1−(3− トリフルオロメチルフ
ェニル)−2−ピロリジノン誘導体及びこれらの化合物
を有効成分として含有することを特徴とする除草剤であ
る. 特開昭52−89666号公報、特開昭58−1545
58号公報に開示されている化合物類は実際の圃場で使
用した場合、主要な雑草を防除するために比較的多發の
薬量を必要とし、そのため特に水田においてはイネに重
大な薬害を及ぼし、その使用は極めて制限される。本発
明化合物はより低薬量で畑地作物への適用が可能である
ばかりでなく、水田においてもイネに対して安全性が高
くその結果、適用範囲が極めて広《なった. 本発明に係わる化合物は前記先行技術の化合物と構造が
類似しており、ピロリジノン環の4一位のクロロメチル
基をエチル基に変換したものである.この変換により除
草剤としての高活性化が達成されるとともに、水田にお
いてイネと雑草間の選択性の幅が拡がり、水田への適用
がより容易になワた. 本発明化合物を有効成分として含有する除草剤はその作
用特性として、ほとんどの水田もしくは畑地で問題にな
る脊害雑草、例えば水田雑草のタイヌピエ等のイネ科雑
草、カヤツリグサ、ホタルイ等のカヤツリグサ科雑草及
びウリカワ等の多年生広葉雑草、さらに畑地においては
アオビュ、ホトケノザ、ハコベ等の広葉雑草及びメヒシ
バ、エンバク等のイネ科雑草に対して優れた除草効果を
有する一方、有用作物であるイネ及びコムギ、トウモロ
コシ、大豆等に対して薬害を示さない.本発明化合物類
に係わる除草剤は、温水土壌処理、土壌処理、土壌混層
処理、茎葉散布処理などあらゆる処理法において有効で
ある, 本発明に係わる4−エチル−1−(3−}リフルオロメ
チルフェニル)−2−ピロリジノン誘導体は新規化合物
であり、下記の方法によって製造される.すなわち、一
i式(If)で表わされるアミド銹導体を還元的に環化
反応を行うことで一段階で容易に製造することができる
. (II) (上記反応式中、Xは前記と同じ意味を示し、Yはハロ
ゲン原子を示す。) この環化反応に有効な環化剤としてはl・リプチルチン
ヒドリドが挙げられ、一}IQ的にはベンゼン、トルエ
ン、キシレンなどの芳香族系の溶媒中で反応が行われる
.反応温度は50〜140゜Cが好ましく、触媒量のα
.α−アゾビスイソブチロニトリル、あるいはペンゾイ
ルパーオキサイドなどのラジカル発生剤を反応混液中に
加えることで反応が進行する.また、光を照射するのも
有効な手段である.一般式(U)で表わされるアミド銹
導体は、瓜式(III)のアミンと刀ルポン酸誘導体を
反応することによって容易に製造することができる.(
TV) (上記式中、X,Yは前記と同じ意味を、Zはハロゲン
を示す.) 反応は無溶媒または不活性溶媒中で行われるが、不活性
溶媒として例えばベンゼン、トルエン、キシレン、クロ
ロベンゼン、ジクロロベンゼンなどの芳香族類、ジクロ
ロメタン、クロロホルム、四塩化炭素などのハロゲン化
炭化水素類、ジエチルエーテル、テ1・ラヒドロフラン
、ジオキサンなどのエーテル類、酢酸エチル、酢酸プチ
ルなどのエステル類などが挙げられる.反応は任意の温
度で進行し、またトリエチルアミン、ビリジン、N,N
,−ジメチルアニリン、水素化ナトリウム、水素化カリ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリ
ウムなどの塩基の存在下に反応を行ってもよい. 式(III)のアミンは、米国特許4,132,713
などに記載された方法で製造される. か《して得られる本発明に係わる一般式(+)で表わさ
れる化合物は、−}’fflには不活性な液体担体また
は固体と混合し、通常用いられる製剤形態である粉剤、
粒剤、永和剤、乳剤、フロアブル剤等に調整して使用さ
れる.さらに製剤上必要ならば補助剤を添加することも
できる. 担体としては、通常農園芸用薬剤に使用されるものであ
るならば固体または液体のいずれでも使用でき、特定の
ものに限定されるものではない。
たとえば固体担体としては、クレー、タルク、ベントナ
イト、炭酸カルシウム、ケイソウ上、ホワイトカーボン
の如き鉱物質粉末,大豆粉、デンブンの如き植物性粉末
、石油樹脂、ポリ塩化ビニルアルコール、ポリアルキレ
ングリコール等の如き高分子化合物、尿素、ワックス類
等が挙げられる。
イト、炭酸カルシウム、ケイソウ上、ホワイトカーボン
の如き鉱物質粉末,大豆粉、デンブンの如き植物性粉末
、石油樹脂、ポリ塩化ビニルアルコール、ポリアルキレ
ングリコール等の如き高分子化合物、尿素、ワックス類
等が挙げられる。
また液体担体としては、キシレン、メチルナフタレン、
アルキルベンゼン等の各種溶剤類や水等が挙げられる. 補助剤としては、通常農園芸用薬剤に使用される界面活
性剤、結合剤、安定剤等を必要に応じて単独または組合
せて使用できる.さらに場合によっては、防菌防黴のた
めに工業用殺菌剤、防面防黴剤を添加することもできる
. 界面活性剤としては、非イオン性、陰イオン性、陽イオ
ン性及び両イオン性のものを適宜単独または混合で使用
できる.非イオン性としては、アルキルフェノール、高
級アルコール、アルキルナフトール、高級脂肪酸、脂肪
酸エステル等にエチレンオキサイドまたはプロピレンオ
キシドを付加させたもの等が好ましい.陰イオン性とし
ては、アルキルフェノール、アルキルナフトール、高級
アルコール、高級脂肪酸、脂肪酸エステル等をアルキル
スルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、リン酸エステ
ル塩等としたものが好ましい.また、リグニンスルホン
酸塩等も好ましい. 本発明に係わる除草剤における一般式(1)で表わされ
る化合物の含有量は、製剤形態によって異なるが、通常
粉剤では0.05〜20重M%、永和剤では1〜50重
量%、粒剤では0.05〜10重貴%、乳剤では1〜5
0重債%、フロアブル製剤では1〜50重量、ドライフ
ロアブル製剤では、1〜50重量%であり、好ましくは
、粉剤では0.5〜5重螢%,水和剤では10〜40重
量%、粒剤では0.5〜5重量%、乳剤では10〜20
fifl%、フロアブル製剤では20〜30重野%、ド
ライフロアプル製剤では20〜40重景%である. 本発明に係わる除草剤は、他の除草剤、殺菌剤、殺虫剤
、植物成長調節剤や肥料、土壌改良剤等と混合使用が可
能であり、場合によっては相乗効果も期待できる。
アルキルベンゼン等の各種溶剤類や水等が挙げられる. 補助剤としては、通常農園芸用薬剤に使用される界面活
性剤、結合剤、安定剤等を必要に応じて単独または組合
せて使用できる.さらに場合によっては、防菌防黴のた
めに工業用殺菌剤、防面防黴剤を添加することもできる
. 界面活性剤としては、非イオン性、陰イオン性、陽イオ
ン性及び両イオン性のものを適宜単独または混合で使用
できる.非イオン性としては、アルキルフェノール、高
級アルコール、アルキルナフトール、高級脂肪酸、脂肪
酸エステル等にエチレンオキサイドまたはプロピレンオ
キシドを付加させたもの等が好ましい.陰イオン性とし
ては、アルキルフェノール、アルキルナフトール、高級
アルコール、高級脂肪酸、脂肪酸エステル等をアルキル
スルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、リン酸エステ
ル塩等としたものが好ましい.また、リグニンスルホン
酸塩等も好ましい. 本発明に係わる除草剤における一般式(1)で表わされ
る化合物の含有量は、製剤形態によって異なるが、通常
粉剤では0.05〜20重M%、永和剤では1〜50重
量%、粒剤では0.05〜10重貴%、乳剤では1〜5
0重債%、フロアブル製剤では1〜50重量、ドライフ
ロアブル製剤では、1〜50重量%であり、好ましくは
、粉剤では0.5〜5重螢%,水和剤では10〜40重
量%、粒剤では0.5〜5重量%、乳剤では10〜20
fifl%、フロアブル製剤では20〜30重野%、ド
ライフロアプル製剤では20〜40重景%である. 本発明に係わる除草剤は、他の除草剤、殺菌剤、殺虫剤
、植物成長調節剤や肥料、土壌改良剤等と混合使用が可
能であり、場合によっては相乗効果も期待できる。
[実施例]
本発明の化合物の合成方法を実施例を挙げて説明する.
実施例1
4−エチル−3.3−ジクロロー1−(3− 1−リフ
ルオ口メチルフェニルー2−ピロリジノン(化合物番号
1)の合成 ベンゼン15ml中、N−(2−ブテニル)−N−(3
− トリフルオ口メチルフェニル)−2.2.2−
トリクロロアセタミド1,5gを加え、還流温度で撹拌
しながらトリブチルチンヒドリド1.2g及びα,α−
アゾビスイソブチロニトリル(ArBN)極少量を加え
た.10分間撹拌を続けた後、飽和食塩水40 mlを
加えトルエンで抽出した.無水硫酸マグネシウムで乾燥
した後、エバポレーターで濃縮してシリカゲル力ラムク
ロマトグラフィ(ヘキサン/酢酸エチル−20/1,v
/v)にて精製を行い、目的物1.1gを得た. 実施例2 4−エチル−3−クロロー1−(3− トリフルオロメ
チル)フェニルー2−ピロリジノン(化合物番号2,3
)の合成 トルエン2kl中、N−(2−ブテニル)−N−(3ト
リフルオロメチルフェニル)−2.2.2−トリクロロ
アセタミド1.5gを加え、70゜Cで撹拌しながらト
リブチルチンヒドリド2.4g及びα,α−アゾビスイ
ソブチロニトリル(AIBN)極少量を加えた.1時間
撹拌を続けた後、20%塩酸801を加えトルエンで抽
出した.無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、エバボレー
ターでcA縮してシリカゲルクロマトグラフィ(ヘキサ
ン/酢酸エチル−15/1,ν/V)を行うことで3.
4−1−ランス体0.72g及び3.4−シス体0.2
5gを得た. 本発明に係わる一殻式(1)で表わされる化合物及びそ
れらの物性を第1表に記載する.また、本発明の一般式
(1)の化合物を合成するための中間体の合成例を参考
例として次に示す.参考例I N−(2−ブテニル)−N−(3− }リフルオロメ
チルフェニル)−2.2.2− トリクロロアセタミド
の合成トルエン40ml中、N一(2−ブテニル)−N
−(3− トリフルオロメチルフェニル)アミン2.2
gに、トリクロロアセチルクロリド2.7gを撹拌しな
がら、室温で徐々に滴下した。20分間撹拌を行った後
、析出した不溶物をろ別してトルエン501を加えた.
トルエン溶液を飽和重曹水及び飽和食塩水で2回ずつ洗
浄した.無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、エバボレー
タで濃縮してシリカゲルカラムクロマトグラフィ (ヘ
キサン/酢酸エチル−25/1.v/v )を行うこと
により、目的物を定量的に得た. IRvneat cm−’ : 1685n.23.0
℃:1.4714 参考例2 N−(2−ブテニル)一ト(3−トリフルオ口メチルフ
ェニル)アミンの合成 ジメチルホルムアミド301中、3−アミノベンゾトリ
フルオライド1.6gに無水炭酸カリウム1.4g及び
1−クロロ−2−ブテン1.Ogを加え、70゜Cから
90℃で2時間撹拌した.炭酸カリウムをろ別した後、
飽和食塩水100+alを加えベンゼンで抽出した.無
水硫酸ナトリウムで乾燥した後、K!!縮してシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィ(ヘキサン/酢酸エチル−3
5/ 1 , v/v)を行い、目的の化合物を得た. IRyneatcs−’:3400 rl+22.8℃: 1.4903 収率 : 65.5% [製剤例および試験例] 次に本発明に係わる除草剤の製剤例及び除草活性試験例
を示す. 製剤例1 (永和剤) 本発明化合物(1120重量部,ネオベレフクス(商品
名,花王製;ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム)
82重量部、ノイゲンEA(商品名.第一工業製薬製;
ポリオキシエチレンノニルフエニルエーテル):2重量
部、ホワイトカーボン:siiit部および珪藻±71
重量部をよく粉砕混合して水和剤を得た. 製剤例2(粉剤) 本発明化合物(1):lffi量部、エマルゲン9lO
(商品名,花王製;ボリオキシェチレンノニルフェニル
エーテル)0.5重量部およびカオリンクレー: 98
.5重量部をよく粉砕混合して粉剤を得た. 製剤例3(粒剤) 本発明化合物(2):1重量部、ネオベレックス(商品
名.前記と同様):2重量部、サンエキスP252
(商品名.山陽国策パルブ製;リグニンスルホン酸ナト
リウム)=2重量部、ベントナイト:70重量部および
タルク:23重量部をよく混合した後、適当量の水を加
えて湿潤させ、次に小型射出成形機で押し出し造粒した
.これを30〜60℃で風乾し解砕した後、整粒機で0
.3〜2llIlに整粒して粒剤を得た。
ルオ口メチルフェニルー2−ピロリジノン(化合物番号
1)の合成 ベンゼン15ml中、N−(2−ブテニル)−N−(3
− トリフルオ口メチルフェニル)−2.2.2−
トリクロロアセタミド1,5gを加え、還流温度で撹拌
しながらトリブチルチンヒドリド1.2g及びα,α−
アゾビスイソブチロニトリル(ArBN)極少量を加え
た.10分間撹拌を続けた後、飽和食塩水40 mlを
加えトルエンで抽出した.無水硫酸マグネシウムで乾燥
した後、エバポレーターで濃縮してシリカゲル力ラムク
ロマトグラフィ(ヘキサン/酢酸エチル−20/1,v
/v)にて精製を行い、目的物1.1gを得た. 実施例2 4−エチル−3−クロロー1−(3− トリフルオロメ
チル)フェニルー2−ピロリジノン(化合物番号2,3
)の合成 トルエン2kl中、N−(2−ブテニル)−N−(3ト
リフルオロメチルフェニル)−2.2.2−トリクロロ
アセタミド1.5gを加え、70゜Cで撹拌しながらト
リブチルチンヒドリド2.4g及びα,α−アゾビスイ
ソブチロニトリル(AIBN)極少量を加えた.1時間
撹拌を続けた後、20%塩酸801を加えトルエンで抽
出した.無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、エバボレー
ターでcA縮してシリカゲルクロマトグラフィ(ヘキサ
ン/酢酸エチル−15/1,ν/V)を行うことで3.
4−1−ランス体0.72g及び3.4−シス体0.2
5gを得た. 本発明に係わる一殻式(1)で表わされる化合物及びそ
れらの物性を第1表に記載する.また、本発明の一般式
(1)の化合物を合成するための中間体の合成例を参考
例として次に示す.参考例I N−(2−ブテニル)−N−(3− }リフルオロメ
チルフェニル)−2.2.2− トリクロロアセタミド
の合成トルエン40ml中、N一(2−ブテニル)−N
−(3− トリフルオロメチルフェニル)アミン2.2
gに、トリクロロアセチルクロリド2.7gを撹拌しな
がら、室温で徐々に滴下した。20分間撹拌を行った後
、析出した不溶物をろ別してトルエン501を加えた.
トルエン溶液を飽和重曹水及び飽和食塩水で2回ずつ洗
浄した.無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、エバボレー
タで濃縮してシリカゲルカラムクロマトグラフィ (ヘ
キサン/酢酸エチル−25/1.v/v )を行うこと
により、目的物を定量的に得た. IRvneat cm−’ : 1685n.23.0
℃:1.4714 参考例2 N−(2−ブテニル)一ト(3−トリフルオ口メチルフ
ェニル)アミンの合成 ジメチルホルムアミド301中、3−アミノベンゾトリ
フルオライド1.6gに無水炭酸カリウム1.4g及び
1−クロロ−2−ブテン1.Ogを加え、70゜Cから
90℃で2時間撹拌した.炭酸カリウムをろ別した後、
飽和食塩水100+alを加えベンゼンで抽出した.無
水硫酸ナトリウムで乾燥した後、K!!縮してシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィ(ヘキサン/酢酸エチル−3
5/ 1 , v/v)を行い、目的の化合物を得た. IRyneatcs−’:3400 rl+22.8℃: 1.4903 収率 : 65.5% [製剤例および試験例] 次に本発明に係わる除草剤の製剤例及び除草活性試験例
を示す. 製剤例1 (永和剤) 本発明化合物(1120重量部,ネオベレフクス(商品
名,花王製;ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム)
82重量部、ノイゲンEA(商品名.第一工業製薬製;
ポリオキシエチレンノニルフエニルエーテル):2重量
部、ホワイトカーボン:siiit部および珪藻±71
重量部をよく粉砕混合して水和剤を得た. 製剤例2(粉剤) 本発明化合物(1):lffi量部、エマルゲン9lO
(商品名,花王製;ボリオキシェチレンノニルフェニル
エーテル)0.5重量部およびカオリンクレー: 98
.5重量部をよく粉砕混合して粉剤を得た. 製剤例3(粒剤) 本発明化合物(2):1重量部、ネオベレックス(商品
名.前記と同様):2重量部、サンエキスP252
(商品名.山陽国策パルブ製;リグニンスルホン酸ナト
リウム)=2重量部、ベントナイト:70重量部および
タルク:23重量部をよく混合した後、適当量の水を加
えて湿潤させ、次に小型射出成形機で押し出し造粒した
.これを30〜60℃で風乾し解砕した後、整粒機で0
.3〜2llIlに整粒して粒剤を得た。
製剤例4(乳削)
本発明化合物(2):iomi部、ソルボール800
A (商品名.東邦化学製;非イオン性界面活性剤と陰
イオン性界面活性剤の混合物):10重量部および0−
キシレン180重m部を混合溶解して乳剤を得た. 製剤例5(フロアブル剤) 本発明化合物(3):30重量部と水50重量部に溶解
したサンエキスP252 (商品名,前記と同様):
10重量部を湿式粉砕混合し、その後水9.6重量部に
溶解したケルザンS(商品名.ケルコ製;キサンタンガ
ム):0.2重量部とデルトップ(商品名.武田薬品工
業製;脊機ヨウ素系防黴剤):0.2重量部を加えて混
合し、フロアブル剤を得た.試験例l 湛水土壌処理試
験(発生前処理)1 /5000アールワグネルボット
に土壌を詰め、タイヌビエ.ホタルイ,マツバイ.ミズ
ガヤツリの種子、または塊茎を播種して湛氷状態とした
.これに予め育苗しておいた水稲苗(2〜3葉期)2本
を1株とし、その2株を移植して温室内で生育させた.
1日後(雑草発生前に)、供試化合物の所定量を前記製
剤例3に記載した方法に準じて調製した粒剤を用いて処
理し、30日後に雑草の生育状況及び水稲に対する薬害
状況を観察調査した.その結果を第2表に示した. 表中、被検植物の被害程度および水稲に対する薬害程度
は、植物の生育状態を無処理の場合の風乾重と比較し以
下の基準で表示した. 5 0〜5 (枯死) 4 6〜10 (甚害)3
11〜40(中害) 2 41〜70(小害) 1 71〜90 ([少害)なお、比較化
合物A,Bは下記の化合物を表わす.(試験例2〜3も
同様) A:1−(3−トリフルオ口メチルフェニル)−3−ク
ロロ−4−クロ口メチル−2−ピロリジノンBjl−メ
チル−3−フェニル−5−(3−}リフルオ口メチルフ
ェニル)一ピリジン−4(II{)一オン本試験におい
て、本発明に係わる化合物は、比較薬剤A,Bと比較し
て、供試した水田雑草に対して高い活性を示し、かつ水
稲に対して優れた安全性を示した. 試験例2 畑地土壌処理試験(発生前処理)1 725
00アールの樹脂性ポットに畑地土壌を充填し、施肥後
トウモロコシ及びコムギを播種し、アサガオ、エノコロ
グサ、ハコベ、ナズナ、ヒエ及びメヒシバの種子を混合
した土壌で2〜3cmの覆土をし、温室内で生育させた
.1日後(雑草発生前に)、供試化合物の所定量を前記
製剤例lに記載した方法に準じて調製した永和剤を水で
稀釈調製し、1アール当りの散布液量10E相当量の散
布液量で土壌表面に加圧微量散布器を用いて均一に処理
した. 30日後に作物及び雑草に対する影響を観察調
査し、その結果を第3表に示した,表中、比較剤A,B
は試験例1に記載の剤であり、被検植物の被害程度及び
作物に対する薬害程度は試験例lと同様に表示した. 本試験において、本発明に係わる化合物は、比較薬剤A
,Bと比較して、供試した畑地維草に対して高い殺草活
性を示し、かつ作物のトウモロコシ、コムギに対して優
れた安全性を示した,試験例3 畑地茎葉処理試験 1 /10000アール樹脂性ポットに畑土壌を充填し
、これにアサガオ、オオイヌタデ、ハコベ、シロザ、ヒ
エ、メヒシバ、トウモロコシ、コムギを一種類づつ播種
し、温室内にて生育させた.各植物が2〜3葉になった
時、供試化合物の所定量を前記製剤例4に記載した方法
に準じて調製した乳剤を水で稀釈調製し、所定量を加圧
微■噴霧器にてアール当り5Pの量を敗布した。薬剤散
布後30日目に、作物及び雑草に対する影響を観察調査
し、その結果を第4表に示した.表中、被検植物の被害
程度及び作物に対する薬害程度は、試験例1と同様に表
示した。
A (商品名.東邦化学製;非イオン性界面活性剤と陰
イオン性界面活性剤の混合物):10重量部および0−
キシレン180重m部を混合溶解して乳剤を得た. 製剤例5(フロアブル剤) 本発明化合物(3):30重量部と水50重量部に溶解
したサンエキスP252 (商品名,前記と同様):
10重量部を湿式粉砕混合し、その後水9.6重量部に
溶解したケルザンS(商品名.ケルコ製;キサンタンガ
ム):0.2重量部とデルトップ(商品名.武田薬品工
業製;脊機ヨウ素系防黴剤):0.2重量部を加えて混
合し、フロアブル剤を得た.試験例l 湛水土壌処理試
験(発生前処理)1 /5000アールワグネルボット
に土壌を詰め、タイヌビエ.ホタルイ,マツバイ.ミズ
ガヤツリの種子、または塊茎を播種して湛氷状態とした
.これに予め育苗しておいた水稲苗(2〜3葉期)2本
を1株とし、その2株を移植して温室内で生育させた.
1日後(雑草発生前に)、供試化合物の所定量を前記製
剤例3に記載した方法に準じて調製した粒剤を用いて処
理し、30日後に雑草の生育状況及び水稲に対する薬害
状況を観察調査した.その結果を第2表に示した. 表中、被検植物の被害程度および水稲に対する薬害程度
は、植物の生育状態を無処理の場合の風乾重と比較し以
下の基準で表示した. 5 0〜5 (枯死) 4 6〜10 (甚害)3
11〜40(中害) 2 41〜70(小害) 1 71〜90 ([少害)なお、比較化
合物A,Bは下記の化合物を表わす.(試験例2〜3も
同様) A:1−(3−トリフルオ口メチルフェニル)−3−ク
ロロ−4−クロ口メチル−2−ピロリジノンBjl−メ
チル−3−フェニル−5−(3−}リフルオ口メチルフ
ェニル)一ピリジン−4(II{)一オン本試験におい
て、本発明に係わる化合物は、比較薬剤A,Bと比較し
て、供試した水田雑草に対して高い活性を示し、かつ水
稲に対して優れた安全性を示した. 試験例2 畑地土壌処理試験(発生前処理)1 725
00アールの樹脂性ポットに畑地土壌を充填し、施肥後
トウモロコシ及びコムギを播種し、アサガオ、エノコロ
グサ、ハコベ、ナズナ、ヒエ及びメヒシバの種子を混合
した土壌で2〜3cmの覆土をし、温室内で生育させた
.1日後(雑草発生前に)、供試化合物の所定量を前記
製剤例lに記載した方法に準じて調製した永和剤を水で
稀釈調製し、1アール当りの散布液量10E相当量の散
布液量で土壌表面に加圧微量散布器を用いて均一に処理
した. 30日後に作物及び雑草に対する影響を観察調
査し、その結果を第3表に示した,表中、比較剤A,B
は試験例1に記載の剤であり、被検植物の被害程度及び
作物に対する薬害程度は試験例lと同様に表示した. 本試験において、本発明に係わる化合物は、比較薬剤A
,Bと比較して、供試した畑地維草に対して高い殺草活
性を示し、かつ作物のトウモロコシ、コムギに対して優
れた安全性を示した,試験例3 畑地茎葉処理試験 1 /10000アール樹脂性ポットに畑土壌を充填し
、これにアサガオ、オオイヌタデ、ハコベ、シロザ、ヒ
エ、メヒシバ、トウモロコシ、コムギを一種類づつ播種
し、温室内にて生育させた.各植物が2〜3葉になった
時、供試化合物の所定量を前記製剤例4に記載した方法
に準じて調製した乳剤を水で稀釈調製し、所定量を加圧
微■噴霧器にてアール当り5Pの量を敗布した。薬剤散
布後30日目に、作物及び雑草に対する影響を観察調査
し、その結果を第4表に示した.表中、被検植物の被害
程度及び作物に対する薬害程度は、試験例1と同様に表
示した。
本試験において、本発明に係わる化合物は、比V薬剤A
,Bと比較して、供試した畑地雑草に対して高い活性を
示し、かつ作物のトウモロコシ、コムギに対して優れた
安全性を示した。
,Bと比較して、供試した畑地雑草に対して高い活性を
示し、かつ作物のトウモロコシ、コムギに対して優れた
安全性を示した。
[発明の効果]
本発明に係わる一般式(1)で表わされる4−エチル−
1−(3−トリフルオ口メチルフエニル)−2−ビロリ
ジノン誘導体は新規化合物であり、本発明化合物を含有
する除草剤は、水田および畑地で問題となる種々の雑草
に対してきわめて低薬量で顕著な除草活性を示し、また
広範な除草スペクトラムを有する.一方、ある種の有用
作物、特に水田におけるイネに対して卓越した選択性を
示すため、きわめて安全に使用可能である.
1−(3−トリフルオ口メチルフエニル)−2−ビロリ
ジノン誘導体は新規化合物であり、本発明化合物を含有
する除草剤は、水田および畑地で問題となる種々の雑草
に対してきわめて低薬量で顕著な除草活性を示し、また
広範な除草スペクトラムを有する.一方、ある種の有用
作物、特に水田におけるイネに対して卓越した選択性を
示すため、きわめて安全に使用可能である.
Claims (2)
- (1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Xは塩素原子あるいは水素原子を示す。)で表
わされる4−エチル−1−(3−トリフルオロメチルフ
ェニル)−2−ピロリジノン誘導体。 - (2)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Xは塩素原子あるいは水素原子を示す。)で表
わされる4−エチル−1−(3−トリフルオロメチルフ
ェニル)−2−ピロリジノン誘導体を有効成分として含
有することを特徴とする除草剤。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5789289A JPH02237970A (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | 4―エチル―1―(3―トリフルオロメチルフェニル)―2―ピロリジノン誘導体およびこれらを有効成分とする除草剤 |
EP19900912465 EP0495981A4 (en) | 1989-03-13 | 1990-08-28 | 4-ethyl-1-(3-trifluoromethylphenyl)-2-pyrrolidinone derivatives and herbicides containing the same as active ingredient |
PCT/JP1990/001088 WO1992003416A1 (fr) | 1989-03-13 | 1990-08-28 | Derives de 4-ethyl-1-(3-trifluoromethylphenyle)-2-pyrrolidinone et herbicides contenant ces derives comme ingredient actif |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5789289A JPH02237970A (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | 4―エチル―1―(3―トリフルオロメチルフェニル)―2―ピロリジノン誘導体およびこれらを有効成分とする除草剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02237970A true JPH02237970A (ja) | 1990-09-20 |
Family
ID=13068634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5789289A Pending JPH02237970A (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | 4―エチル―1―(3―トリフルオロメチルフェニル)―2―ピロリジノン誘導体およびこれらを有効成分とする除草剤 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0495981A4 (ja) |
JP (1) | JPH02237970A (ja) |
WO (1) | WO1992003416A1 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
HU179058B (en) * | 1975-03-28 | 1982-08-28 | Stauffer Chemical Co | Herbicide compositions containing n-substituted 2-pyrrolidinone derivatives and process for preparing the active substances thereof |
JPS58154558A (ja) * | 1975-03-28 | 1983-09-14 | ストオウフア− ケミカル コンパニ− | 芳香族n−置換ハロ−2−ピロリジノン並びに除草剤としての利用 |
EP0055215B1 (de) * | 1980-12-19 | 1985-01-30 | Ciba-Geigy Ag | Neue Fluorpyrrolidinone, Verfahren zu deren Herstellung, sie enthaltende herbizide Mittel und deren Verwendung |
US4909834A (en) * | 1988-12-27 | 1990-03-20 | Ici Americas Inc. | 1-trifluoromethylphenyl-2-phenyliminopyrrolidines and their use as herbicides |
US4956006A (en) * | 1988-12-27 | 1990-09-11 | Ici Americas Inc. | Substituted 1-phenyl pyrrolidones and their use as herbicides |
-
1989
- 1989-03-13 JP JP5789289A patent/JPH02237970A/ja active Pending
-
1990
- 1990-08-28 EP EP19900912465 patent/EP0495981A4/en active Pending
- 1990-08-28 WO PCT/JP1990/001088 patent/WO1992003416A1/ja not_active Application Discontinuation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0495981A1 (en) | 1992-07-29 |
EP0495981A4 (en) | 1992-10-14 |
WO1992003416A1 (fr) | 1992-03-05 |
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