JPH02237547A - X線ct装置 - Google Patents
X線ct装置Info
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- JPH02237547A JPH02237547A JP1056158A JP5615889A JPH02237547A JP H02237547 A JPH02237547 A JP H02237547A JP 1056158 A JP1056158 A JP 1056158A JP 5615889 A JP5615889 A JP 5615889A JP H02237547 A JPH02237547 A JP H02237547A
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
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- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 2
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- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 1
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- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
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- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、X線ファンビームにより得られるファンビー
ムデータをパラレルビームデータに変換して画像再構成
を行うX線CT装置に関する。
ムデータをパラレルビームデータに変換して画像再構成
を行うX線CT装置に関する。
(従来の技術)
従来の第3世代のXI!CT装置として、第9図に示す
装置が知られている。
装置が知られている。
X線管1と、X線源1aを中心とする円弧上にこの円弧
に沿って等しい間隔で配置された多数のX線検出素子2
aよりなるX線検出素子アレイ2とを対向配置している
。そして、この装置は、被検体3の体軸を回転中心とし
て被検体3の周囲に前記xl管1と前記X線検出素子ア
レイ2とを同時に回転させながら、所定回転角度毎に前
記X線管1よりX線ファンビーム1bを曝射し、前記X
線検出素子アレイ2より出力されると共に前記X線管1
の一回転中に得られる多数のチャンネルのX線検出デー
タをデータ収集装W4で処理する構成を有する。
に沿って等しい間隔で配置された多数のX線検出素子2
aよりなるX線検出素子アレイ2とを対向配置している
。そして、この装置は、被検体3の体軸を回転中心とし
て被検体3の周囲に前記xl管1と前記X線検出素子ア
レイ2とを同時に回転させながら、所定回転角度毎に前
記X線管1よりX線ファンビーム1bを曝射し、前記X
線検出素子アレイ2より出力されると共に前記X線管1
の一回転中に得られる多数のチャンネルのX線検出デー
タをデータ収集装W4で処理する構成を有する。
このように構成された従来のX線CT装置で用いられる
画像再構成の方式には、主に、ファンビームデータをパ
ラレルビームデータに変換した後にパラレルビームアル
ゴリズムを用いるPatallelview方式と、フ
ァンビームデータを直接再構成する直接ファン再構成方
式とがある。
画像再構成の方式には、主に、ファンビームデータをパ
ラレルビームデータに変換した後にパラレルビームアル
ゴリズムを用いるPatallelview方式と、フ
ァンビームデータを直接再構成する直接ファン再構成方
式とがある。
[’arallel View方式について、第10図
を参照して説明する。同図(a)はX4l源1aが点F
。
を参照して説明する。同図(a)はX4l源1aが点F
。
(真上)に位置する図を示したものである。次に、同図
(b)に示すように、X線源1aが点F。から点F1へ
nΔβ回転するとX線検出素子D1がX線ビームICを
検出する。続いて、同図(c)に示すように、さらにX
線源1aが回転して点F?から点F2へ(n+1)Δβ
移動するとX線検出素子D2がX線ビームICを検出す
る。同様に同図(d)に示すように、X線源1aが点F
。かラ点F 3へ(n+2)’Δβ回転してX線検出素
子D2の隣の検出素子D3 (図示せず)がX線ビーム
ICを検出する。このようにして得られるX線ビームI
Cは第10図(d)に示すように各X線ビーム1aの間
隔L1■,L23は一定とはならない。
(b)に示すように、X線源1aが点F。から点F1へ
nΔβ回転するとX線検出素子D1がX線ビームICを
検出する。続いて、同図(c)に示すように、さらにX
線源1aが回転して点F?から点F2へ(n+1)Δβ
移動するとX線検出素子D2がX線ビームICを検出す
る。同様に同図(d)に示すように、X線源1aが点F
。かラ点F 3へ(n+2)’Δβ回転してX線検出素
子D2の隣の検出素子D3 (図示せず)がX線ビーム
ICを検出する。このようにして得られるX線ビームI
Cは第10図(d)に示すように各X線ビーム1aの間
隔L1■,L23は一定とはならない。
従って、ファンビームデータをパラレルビームデータに
変換しても不等間隔のビームデータであるため、このビ
ームデータを等間隔のデータに補間するための補間処理
が必要となる。このため演算時間が長くなり、更に、補
間により画像にボケが生じるという問題がある。
変換しても不等間隔のビームデータであるため、このビ
ームデータを等間隔のデータに補間するための補間処理
が必要となる。このため演算時間が長くなり、更に、補
間により画像にボケが生じるという問題がある。
また、直接ファン再構成方式は、演算時間は短いが、画
像の周辺にボケが生じるという問題がある。
像の周辺にボケが生じるという問題がある。
また、従来の他の例として、本出願人は上記問題を解決
した特開昭60−114236号記載の『不等間隔でX
線素子を配列してなるX線検出器と前記X線検出器に対
向して、被検体の周囲を回転可能に配置すると共にファ
ンビームX線を曝射するX線管と、曝射するX線の検出
データを、X線検出素子ごとに異なるタイミングでサン
プリングするデータ収集回路とを備えたX線CT装置」
を提案している。
した特開昭60−114236号記載の『不等間隔でX
線素子を配列してなるX線検出器と前記X線検出器に対
向して、被検体の周囲を回転可能に配置すると共にファ
ンビームX線を曝射するX線管と、曝射するX線の検出
データを、X線検出素子ごとに異なるタイミングでサン
プリングするデータ収集回路とを備えたX線CT装置」
を提案している。
この装置は、X線検出素子を密閉容器内にX線を受けて
電離する気体と電極板とを有する電離箱型のX線検出素
子を用いた場合、X線検出素子を互いに隙間無《配列す
ると電極板の間隔が不等間隔となるため、X線検出素子
間の特性が不揃となり、均一なデータが得られないとい
う問題がある。
電離する気体と電極板とを有する電離箱型のX線検出素
子を用いた場合、X線検出素子を互いに隙間無《配列す
ると電極板の間隔が不等間隔となるため、X線検出素子
間の特性が不揃となり、均一なデータが得られないとい
う問題がある。
また、X線検出素子を構成する電極板同志の間隔を等間
隔となるように配置すると、X線検出素子間に隙間が生
じX線の利用効率が悪くなるという問題がある。
隔となるように配置すると、X線検出素子間に隙間が生
じX線の利用効率が悪くなるという問題がある。
(発明が解決しようとする課題)
従来のX,I!CT装置では、ファンビームデータを等
間隔パラレルビームデータに変換するための補間処理が
必要であったため再構成時間が長かった。また、この補
間処理を不要とした電極板間が不等間隔のX線検出素子
を用いた方式では均一なデータが得られなかった。
間隔パラレルビームデータに変換するための補間処理が
必要であったため再構成時間が長かった。また、この補
間処理を不要とした電極板間が不等間隔のX線検出素子
を用いた方式では均一なデータが得られなかった。
本発明の目的は、画像再構成の時間を短縮でき、しかも
均一なデータが得られるX線CT装置を提供することに
ある。
均一なデータが得られるX線CT装置を提供することに
ある。
[発明の構成コ
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために、本発明は、X線ファンビー
ムを照射するX線源と、このX線ファンビームからのX
線ビームを検出する多数のxH検出素子とを回転中心を
挟んで対向配置し、前記X線源とX線検出素子との相対
位置を保って回転させ、取り込み制御手段により前記X
線源の所定回転位置毎にX線ビームを取り込むXiCT
装置において、前記X線検出素子を、このX線検出素子
の前記X線源側の先端中心と前記X線源とを共通の円周
上に配置し、この共通の円周の中心に対しX線源と点対
称の位置にある定点から互いに隣り合う前記X線検出素
子の先端中心への距離の差が一定となるように配置した
ことを特徴としている。
ムを照射するX線源と、このX線ファンビームからのX
線ビームを検出する多数のxH検出素子とを回転中心を
挟んで対向配置し、前記X線源とX線検出素子との相対
位置を保って回転させ、取り込み制御手段により前記X
線源の所定回転位置毎にX線ビームを取り込むXiCT
装置において、前記X線検出素子を、このX線検出素子
の前記X線源側の先端中心と前記X線源とを共通の円周
上に配置し、この共通の円周の中心に対しX線源と点対
称の位置にある定点から互いに隣り合う前記X線検出素
子の先端中心への距離の差が一定となるように配置した
ことを特徴としている。
(作 用)
X線源とX線検出素子との間に被検体が載匝されると、
次に、X線源とX線検出素子とは、この被検体の回りを
X線源がX線ファンビームを照射しながら、同時に回転
する。そして、取り込み制御手段により、隣り合うX線
検出素子に入射するX線ビームが平行となるX線源の回
転角度位置毎にX線ビームを取り込む。そして、X線源
とX線検出素子との幾何学的配列によって、取り込まれ
たX線ビームは等間隔でしかも平行なデータが得られる
。このため、補間処理が不要となり画像再構成の時間が
短縮できる。
次に、X線源とX線検出素子とは、この被検体の回りを
X線源がX線ファンビームを照射しながら、同時に回転
する。そして、取り込み制御手段により、隣り合うX線
検出素子に入射するX線ビームが平行となるX線源の回
転角度位置毎にX線ビームを取り込む。そして、X線源
とX線検出素子との幾何学的配列によって、取り込まれ
たX線ビームは等間隔でしかも平行なデータが得られる
。このため、補間処理が不要となり画像再構成の時間が
短縮できる。
(実施例)
本発明の一実施例について、図面を参照しながら説明す
る。
る。
第1図は本発明の一実施例のX線CT装置の構成図で、
1はX線源1aを有するX線管、20は多数のX線検出
素子20aから成るX線検出素子アレイ、3は被検体、
40はデータ収集装置、5は画像処理装置である。
1はX線源1aを有するX線管、20は多数のX線検出
素子20aから成るX線検出素子アレイ、3は被検体、
40はデータ収集装置、5は画像処理装置である。
X線検出素子20aはX線源1a側のX線入射空間20
cを有し、X線入射方向に所定長さdを有する電極板2
0bで挟まれた電離箱型X線検出素子である。X線管1
とX線検出素子アレイ20とは被検体3を挟んで対向し
た位置にある。前記電極板20bのX線源1a側端部2
0dは、X線源1aと共通の円周C1上に、電極板2O
b間の距離Pが等しくなるように配置され、かつ、該電
極板20bは、X線の入射方向に沿って配置されている
。データ収集装置40は取り込み手段であるX線検出素
子20aに対応したデータ収集器40aから構成されて
いる。
cを有し、X線入射方向に所定長さdを有する電極板2
0bで挟まれた電離箱型X線検出素子である。X線管1
とX線検出素子アレイ20とは被検体3を挟んで対向し
た位置にある。前記電極板20bのX線源1a側端部2
0dは、X線源1aと共通の円周C1上に、電極板2O
b間の距離Pが等しくなるように配置され、かつ、該電
極板20bは、X線の入射方向に沿って配置されている
。データ収集装置40は取り込み手段であるX線検出素
子20aに対応したデータ収集器40aから構成されて
いる。
前記X線管1と前記X線検出素子アレイ20とは、それ
ぞれの対向位置関係を保ち、被検体3の周囲を回転しな
がらX線源1aより曝射する。被検体3を透過したX線
は、X線検出素子アレイ20で検出され、この検出量を
X線検出素子20a毎に異なるタイミングでデータ収集
装置40でデータ収集後、画像処理装置5で画像再構成
し画像表示する。
ぞれの対向位置関係を保ち、被検体3の周囲を回転しな
がらX線源1aより曝射する。被検体3を透過したX線
は、X線検出素子アレイ20で検出され、この検出量を
X線検出素子20a毎に異なるタイミングでデータ収集
装置40でデータ収集後、画像処理装置5で画像再構成
し画像表示する。
第2図は、X線源1aとX線検出素子20aの位置関係
を詳細に示す図である。
を詳細に示す図である。
点FoはX線源1aの位置を示し、ICはX線検出素子
20aに入射するX線ビームを示す。該X線源1a.!
:X線検出素子20aのX線焦点1a側の先端中心Eが
配置されている共通の円C1の周と点F。から該円C1
の中心Mを通る線と交わる点をGとする。点Gは、前記
X線検出素子20aの位置を決める基準となる基準位置
である。
20aに入射するX線ビームを示す。該X線源1a.!
:X線検出素子20aのX線焦点1a側の先端中心Eが
配置されている共通の円C1の周と点F。から該円C1
の中心Mを通る線と交わる点をGとする。点Gは、前記
X線検出素子20aの位置を決める基準となる基準位置
である。
回転中心をOとし、線分F。Oの中点をNとしてこのN
を中心とする円を02とする。点Gから反時計方向にn
番目及びn+1番目のX線検出素子20aの点F。側の
先端中心をそれぞれE。,E.+1として円C1の周上
にとる。そして、線分GEn及び線分GE,や、の長さ
をそれぞれh。,h.+1とすると、Δh (”’ h
n+1 h .,)はnによらずに一定となる。
を中心とする円を02とする。点Gから反時計方向にn
番目及びn+1番目のX線検出素子20aの点F。側の
先端中心をそれぞれE。,E.+1として円C1の周上
にとる。そして、線分GEn及び線分GE,や、の長さ
をそれぞれh。,h.+1とすると、Δh (”’ h
n+1 h .,)はnによらずに一定となる。
従って、
GE,,+1=h,,+1=(n+1)Δhの関係とな
る。
る。
また、電極板20bの点F。側の先端も、円C1の周上
にあり前記先端中心E,Eの中間位置にありかつX線ビ
ームICに沿って長さdを有して配置している。
にあり前記先端中心E,Eの中間位置にありかつX線ビ
ームICに沿って長さdを有して配置している。
次に、線分F。E1及び線分F。E n + 1と円C
1と交わる点をそれぞれP、+Pn+1とし、線分OP
、の長さをrll1線分O P ...の長さをr n
+lとする。点E.は円C1の周上にあり、点P,は円
C2の周上にあるのでΔF.GE.及びΔFoOP,,
は直角三角形となる。更に、lGFo E.=LOF.
Pn であるからΔF.GEnとΔFoOPnは相似である。
1と交わる点をそれぞれP、+Pn+1とし、線分OP
、の長さをrll1線分O P ...の長さをr n
+lとする。点E.は円C1の周上にあり、点P,は円
C2の周上にあるのでΔF.GE.及びΔFoOP,,
は直角三角形となる。更に、lGFo E.=LOF.
Pn であるからΔF.GEnとΔFoOPnは相似である。
この相似関係は、X線源1a(点F。)とX線検出素子
20aの点F。側の先端中心Eとが共通の円C1の周上
にあるために導かれることである。
20aの点F。側の先端中心Eとが共通の円C1の周上
にあるために導かれることである。
従って、
r − / h − =F o O / F o Gと
なり、この式を前述の関係式を用いて変形すると、 rn ”’h,, (Fo O/F.G)=n”
Δh ’ (Fo O/FO G)ここで、 Δr”rn+1 rn とすると、 = (FO O/Fo G)−ΔhとなりΔrはn
によらず一定となる。
なり、この式を前述の関係式を用いて変形すると、 rn ”’h,, (Fo O/F.G)=n”
Δh ’ (Fo O/FO G)ここで、 Δr”rn+1 rn とすると、 = (FO O/Fo G)−ΔhとなりΔrはn
によらず一定となる。
X線源1aと検出器アレイ20が回転動作をするにつれ
て平行、かつ、等間隔の投影データが得られる様子を第
3図に示す。
て平行、かつ、等間隔の投影データが得られる様子を第
3図に示す。
X線源1aと回転中心Oとを結ぶ線上に電極板20bは
配置されており、X線源1aが点F。から所定の角度β
1だけ回転して点F1へ回転するとX線検出素子20a
の先端中心E1にX線ビームICが入射し、更にX線源
1aが点F。から点F2へ所定角度β2だけ回転すると
X線検出素子20aの先端中心E2にX線ビーム1cが
入射し、同様にX線源1aが点F3の位置へ回転すると
X線検出素子20aの先端中心E3にX線ビーム1cが
入射する。このようにして、X線検出素子20aに入射
したX線ゼーム1cの間隔は一定のΔrとなる。
配置されており、X線源1aが点F。から所定の角度β
1だけ回転して点F1へ回転するとX線検出素子20a
の先端中心E1にX線ビームICが入射し、更にX線源
1aが点F。から点F2へ所定角度β2だけ回転すると
X線検出素子20aの先端中心E2にX線ビーム1cが
入射し、同様にX線源1aが点F3の位置へ回転すると
X線検出素子20aの先端中心E3にX線ビーム1cが
入射する。このようにして、X線検出素子20aに入射
したX線ゼーム1cの間隔は一定のΔrとなる。
本実施例装置では、一対の電極板20bとこの電極板2
0bで挟まれた空間がX線検出素子20aを構成し、点
F。と対向する位置に、電極板20bが配置されている
ので、中心0からΔr / 2ずれた所の空間を真下の
電極板20bを挟んで両側のX線検出素子20aが検出
する。
0bで挟まれた空間がX線検出素子20aを構成し、点
F。と対向する位置に、電極板20bが配置されている
ので、中心0からΔr / 2ずれた所の空間を真下の
電極板20bを挟んで両側のX線検出素子20aが検出
する。
次に、第4図及び第5図を用いて等間隔パラレルビーム
を収集するタイミングについて説明する。
を収集するタイミングについて説明する。
第3図に示す点F。に対向している真下の電極板20b
を挟んだX線検出素子20aのうち反時計方向側の素子
をD1とし該素子20aからn番目のX線検出素子をD
,とする。すると、第4図に示すように、中心OからΔ
r / 2離れたX線ビームXoをX線検出素子DOが
検出し、該X線ビームXoに平行でr,,離れたX線ビ
ームXnをX線検出素子D、が検出し、このようにして
等間隔のパラレルビームデータが得られる。
を挟んだX線検出素子20aのうち反時計方向側の素子
をD1とし該素子20aからn番目のX線検出素子をD
,とする。すると、第4図に示すように、中心OからΔ
r / 2離れたX線ビームXoをX線検出素子DOが
検出し、該X線ビームXoに平行でr,,離れたX線ビ
ームXnをX線検出素子D、が検出し、このようにして
等間隔のパラレルビームデータが得られる。
図4でΔr / 2ずれたX線ビームXOを曝射するX
線源1aの位置をFよとし、鉛直線OFoと線分OF1
とのなす角度をθOとする。例えば、第5図に示すよう
に鉛直線OFoから角度θだけ傾いたU方向に平行な等
間隔パラレルデータをX線検出素子D。が検出する場合
、鉛直線O F oと線分OFnとのなす角度をβ、線
分OF。と線分F,,Enとのなす角度をψ。とすると
βはβ=θ+ψ。
線源1aの位置をFよとし、鉛直線OFoと線分OF1
とのなす角度をθOとする。例えば、第5図に示すよう
に鉛直線OFoから角度θだけ傾いたU方向に平行な等
間隔パラレルデータをX線検出素子D。が検出する場合
、鉛直線O F oと線分OFnとのなす角度をβ、線
分OF。と線分F,,Enとのなす角度をψ。とすると
βはβ=θ+ψ。
と表される。投影する方向Uの鉛直線OFoとのなす角
度θは一定ピッチ角度Δθの整数倍でデータを収集する
と画像再構成が容易となる。θは、θ=θo+kΔθ(
k=0. 1, 2, ・)と表される。
度θは一定ピッチ角度Δθの整数倍でデータを収集する
と画像再構成が容易となる。θは、θ=θo+kΔθ(
k=0. 1, 2, ・)と表される。
また、X線源がβ=β、=θ8+ψ。となる位置Fnに
来たときに、X線検出素子D,の出力をデータ収集装置
がサンプリングするので、β=kΔθ+(θO+ψ.,
) となるときにサンプリングすればよい。すなわち、ψ。
来たときに、X線検出素子D,の出力をデータ収集装置
がサンプリングするので、β=kΔθ+(θO+ψ.,
) となるときにサンプリングすればよい。すなわち、ψ。
はX線検出素子D,に対応してθによらず一定であるの
で、どのX線検出素子20aもΔθの整数倍の角度位置
でサンプリングを繰返せばよいので、サンプリングシス
テムが単純となる。
で、どのX線検出素子20aもΔθの整数倍の角度位置
でサンプリングを繰返せばよいので、サンプリングシス
テムが単純となる。
更に、2π/Δθが整数になるようにΔθを決めておく
と、従来技術のように、点Fが中心Oの周囲を少くとも
1回転すれば必要なデータθ=θo十kΔθ(k=0.
1.・・・2π/Δθ−1) r=rn (n=−N 〜N) の全てが揃う。
と、従来技術のように、点Fが中心Oの周囲を少くとも
1回転すれば必要なデータθ=θo十kΔθ(k=0.
1.・・・2π/Δθ−1) r=rn (n=−N 〜N) の全てが揃う。
次に、データ取込みの動作を、図面を参照して説明する
。第6図は前記装置のデータ収集器4Qa iの詳細ブ
ロック図であり、第7図はその勤作説明のためのタイム
チャートである。
。第6図は前記装置のデータ収集器4Qa iの詳細ブ
ロック図であり、第7図はその勤作説明のためのタイム
チャートである。
X線検出素子2aiで検出されたX線強度はこのX線強
度に対応した電流に変換され、データ収集器40a i
内の積分器40bに入り積分される。
度に対応した電流に変換され、データ収集器40a i
内の積分器40bに入り積分される。
タイミングジェネレータ6から信号Soがタイミングデ
ィレイ回路40dに入ると、予め各X線検出素子2ai
毎にROM40 C内に設定されたディレイ時間1+
(第7図参照)後に、タイミングディレイ回路40d
は、S/H(サンプルホールド回路)40eに信号S1
を出力する。この信号S1に従ってS/H (サンプル
ホールド回路)40eは、積分器40bにより積分され
た出力をサンプリングし、さらにS/H40eがサンプ
リングしたアナログデータはADC40fに出力されて
デジタルデータに変換され画像処理装置に送られる。ま
た前記信号Sエが出力された直後(一定時間t2経過後
)、タイミングデイレイ回路40dは信号S2を前記積
分器40bに出力し、この積分器40b内のデータをリ
セットさせる。
ィレイ回路40dに入ると、予め各X線検出素子2ai
毎にROM40 C内に設定されたディレイ時間1+
(第7図参照)後に、タイミングディレイ回路40d
は、S/H(サンプルホールド回路)40eに信号S1
を出力する。この信号S1に従ってS/H (サンプル
ホールド回路)40eは、積分器40bにより積分され
た出力をサンプリングし、さらにS/H40eがサンプ
リングしたアナログデータはADC40fに出力されて
デジタルデータに変換され画像処理装置に送られる。ま
た前記信号Sエが出力された直後(一定時間t2経過後
)、タイミングデイレイ回路40dは信号S2を前記積
分器40bに出力し、この積分器40b内のデータをリ
セットさせる。
このようにX線源F。とX線検出素子Dnの先端中心E
nは、共通の円C1上に配置され、しかも基準位置Gか
ら前記先端中心Eへの距離の差が一定のΔrとなるので
、各X線検出素子毎に所定のタイミングでデータ収集で
きるので、補間処理なしで等間隔パラレル変換データが
得られる。
nは、共通の円C1上に配置され、しかも基準位置Gか
ら前記先端中心Eへの距離の差が一定のΔrとなるので
、各X線検出素子毎に所定のタイミングでデータ収集で
きるので、補間処理なしで等間隔パラレル変換データが
得られる。
また、電極板20bは、この板20bの間隔がどのX線
検出素子20aに於でも一定の距離Pで配列されており
、しかも電極板20bは全てX線源1aに向いているの
で各X線検出素子20aの感度特性が均一となるため、
被検体透過後のX線強度を忠実に検出できる。
検出素子20aに於でも一定の距離Pで配列されており
、しかも電極板20bは全てX線源1aに向いているの
で各X線検出素子20aの感度特性が均一となるため、
被検体透過後のX線強度を忠実に検出できる。
更に、スキャンエリアの周辺は、従来の画像再構成方式
の直接ファン再構成方式では誤差によりボケが生じてい
たが、本実施例では、等間隔パラレルビームに変更して
いるので正確な再構成画像が得られる。
の直接ファン再構成方式では誤差によりボケが生じてい
たが、本実施例では、等間隔パラレルビームに変更して
いるので正確な再構成画像が得られる。
その他、X線源Fと電極板20bの先端20dとが共通
の円C1の周上に配置されていることからスキャナを小
形化できる。このことを第8図(a)に従来のスキャナ
,同図(b)に本発明の一実施例のスキャナを示して説
明する。X線源1aの点F。と回転中心0との距離F。
の円C1の周上に配置されていることからスキャナを小
形化できる。このことを第8図(a)に従来のスキャナ
,同図(b)に本発明の一実施例のスキャナを示して説
明する。X線源1aの点F。と回転中心0との距離F。
OD及び画像再構成エリアの直径SEDを同じとして両
者を比較する。同図(a}でX線管1と力/< − C
OI/aとの最小すきまG3の方がX線検出素子アレイ
2とカバーC○Vaとの適当な最小すきまG2より大き
い条件で、スキャナの小形化が本実施例装置により実施
できる。すなわち、同図(b)のX線管1とカバーco
vbとの最小すきまG1を、X線検出素子アレイ20と
カバーcovbとの最小すきまG2と同等までに小さく
でき、従来のスキャナ寸法Haより本実施例装置のスキ
ャナ寸法H bを小形化できる。
者を比較する。同図(a}でX線管1と力/< − C
OI/aとの最小すきまG3の方がX線検出素子アレイ
2とカバーC○Vaとの適当な最小すきまG2より大き
い条件で、スキャナの小形化が本実施例装置により実施
できる。すなわち、同図(b)のX線管1とカバーco
vbとの最小すきまG1を、X線検出素子アレイ20と
カバーcovbとの最小すきまG2と同等までに小さく
でき、従来のスキャナ寸法Haより本実施例装置のスキ
ャナ寸法H bを小形化できる。
以上、一実施例について説明したが、本発明はこれに限
定されるものでなく、その要旨を変更しない範囲で種々
に変形実施が可能である。
定されるものでなく、その要旨を変更しない範囲で種々
に変形実施が可能である。
例えば、基準位置Gを円C1上で、点F。と対向する位
置としたが、この点からずれた円C1上の位置としても
よい。
置としたが、この点からずれた円C1上の位置としても
よい。
また、X線源1aから回転中心Oを通る線の延長上に電
極板が設けられているが、例えばΔh2/2ずらして前
記延長上にX線検出素子を設けるように各X線検出素子
を配列してもよい。
極板が設けられているが、例えばΔh2/2ずらして前
記延長上にX線検出素子を設けるように各X線検出素子
を配列してもよい。
更に、X線検出素子は電離箱方式のX線検出素子とした
が、半導体を用いた固体検出素子やその他のX線強度検
出手段を用いても同様の効果が得られる。
が、半導体を用いた固体検出素子やその他のX線強度検
出手段を用いても同様の効果が得られる。
[発明の効果]
本発明は、以上説明したように構成されているので、次
に記載する効果を奏する。
に記載する効果を奏する。
請求項1記載のX線CT装置においては、X線源とX線
検出素子との幾何学的配列により不等間隔パラレルデー
タを等間隔にするための補間処理を必要とせずにファン
ビームデータを等間隔パラレルビームに変換できる。従
って、画像再構成の時間を短縮でき、しかも均一なデー
タが得られるX線CT装置を提供することができる。
検出素子との幾何学的配列により不等間隔パラレルデー
タを等間隔にするための補間処理を必要とせずにファン
ビームデータを等間隔パラレルビームに変換できる。従
って、画像再構成の時間を短縮でき、しかも均一なデー
タが得られるX線CT装置を提供することができる。
また、請求項2記載のX線CT装置においては、請求項
1記載の効果に加え、電極板の間隔が等間隔のX線検出
素子を用いているので、X線検出素子間の感度特性が均
一となり被検体透過後のX線強度を忠実に検出できる。
1記載の効果に加え、電極板の間隔が等間隔のX線検出
素子を用いているので、X線検出素子間の感度特性が均
一となり被検体透過後のX線強度を忠実に検出できる。
請求項3のX線CT装置においては、請求項1記載の効
果に加えて、振動に強い固体検出器を用いることにより
、該検出器より安定した信号が得られる。
果に加えて、振動に強い固体検出器を用いることにより
、該検出器より安定した信号が得られる。
第1図は本発明の一実施例のX線CT装置の構成図、第
2図はX線源とX線検出素子との位置関係図、第3図(
a)乃至(d),第4図及び第5図はX線ビームの取り
込み説明図、第6図は特定のX線検出素子とデータ処理
器との構成を示すブロック図、第7図はその動作を示す
タイムチャ−1、第8図(a)は従来のスキャナの正面
図、第8図(b)は本発明の一実施例のスキャナの正面
図、第9図は従来のX線CT装置の構成図、第10図(
a)乃至(d)は従来装置のX線ビームの取り込み説明
図である。 1・・・X線管、1a・・・X線源、 F・・・X線源の位置、1b・・・X線ファンビーム、
IC・・・X線ビーム、20・・・X線検出素子アレイ
、20a・・・X線検出素子、20b・・・電極板、3
・・・被検体、40・・・データ収集装置(取り込脣段
)、C1・・・円(共通の円)、E・・・先端中心、Δ
h・・・距離の差。 Eロ 第 Dn 図 第
2図はX線源とX線検出素子との位置関係図、第3図(
a)乃至(d),第4図及び第5図はX線ビームの取り
込み説明図、第6図は特定のX線検出素子とデータ処理
器との構成を示すブロック図、第7図はその動作を示す
タイムチャ−1、第8図(a)は従来のスキャナの正面
図、第8図(b)は本発明の一実施例のスキャナの正面
図、第9図は従来のX線CT装置の構成図、第10図(
a)乃至(d)は従来装置のX線ビームの取り込み説明
図である。 1・・・X線管、1a・・・X線源、 F・・・X線源の位置、1b・・・X線ファンビーム、
IC・・・X線ビーム、20・・・X線検出素子アレイ
、20a・・・X線検出素子、20b・・・電極板、3
・・・被検体、40・・・データ収集装置(取り込脣段
)、C1・・・円(共通の円)、E・・・先端中心、Δ
h・・・距離の差。 Eロ 第 Dn 図 第
Claims (3)
- (1)X線ファンビームを照射するX線源と、このX線
ファンビームからのX線ビームを検出する多数のX線検
出素子とを回転中心を挟んで対向配置し、前記X線源と
X線検出素子との相対位置を保って回転させ、取り込み
制御手段により前記X線源の所定回転位置毎にX線ビー
ムを取り込むX線CT装置において、前記X線検出素子
を、このX線検出素子の前記X線源側の先端中心と前記
X線源とを共通の円周上に配置し、この共通の円周の中
心に対しX線源と点対称の位置にある定点から互いに隣
り合う前記X線検出素子の先端中心への距離の差が一定
となるように配置したことを特徴とするX線CT装置。 - (2)前記X線検出素子を、密閉容器内に電極板とX線
を受けて電離する気体とを有する電離箱型X線検出素子
とし、前記電極板を、X線ビームの入射方向に沿って配
置した請求項1記載のX線CT装置。 - (3)前記X線検出素子を、X線を受けて発光するシン
チレータと、このシンチレータの光を電気信号に変換す
るフォトディテクタとを有する固体検出素子とした請求
項1記載のX線CT装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1056158A JPH02237547A (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | X線ct装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1056158A JPH02237547A (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | X線ct装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02237547A true JPH02237547A (ja) | 1990-09-20 |
JPH0551295B2 JPH0551295B2 (ja) | 1993-08-02 |
Family
ID=13019287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1056158A Granted JPH02237547A (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | X線ct装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02237547A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04221534A (ja) * | 1990-12-21 | 1992-08-12 | Mitsubishi Electric Corp | Ct装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6263040B1 (en) * | 1999-08-10 | 2001-07-17 | General Electric Company | Methods and apparatus for cone-tilted parallel sampling and reconstruction |
-
1989
- 1989-03-10 JP JP1056158A patent/JPH02237547A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04221534A (ja) * | 1990-12-21 | 1992-08-12 | Mitsubishi Electric Corp | Ct装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0551295B2 (ja) | 1993-08-02 |
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