JPH02234945A - 摺動材 - Google Patents
摺動材Info
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- JPH02234945A JPH02234945A JP1057159A JP5715989A JPH02234945A JP H02234945 A JPH02234945 A JP H02234945A JP 1057159 A JP1057159 A JP 1057159A JP 5715989 A JP5715989 A JP 5715989A JP H02234945 A JPH02234945 A JP H02234945A
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Landscapes
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は,例えば橋梁等の支承や滑り軸受等において使
用される摺動材であって、特に支持部材に接着剤により
固着される織成構造の摺動材に関するものである。
用される摺動材であって、特に支持部材に接着剤により
固着される織成構造の摺動材に関するものである。
一般に、この種の摺動材は、弗素樹脂繊維の如き潤滑性
等の摺動性に優れた繊維からなる織糸により織成されて
いる。
等の摺動性に優れた繊維からなる織糸により織成されて
いる。
しかし、このような弗素樹脂繊維等は接着剤による支持
部材への固着性に劣るものであるため、かかる繊維から
なる織糸によって織成された摺動材は、相手摺動部材に
対して優れた摺動性を発揮するものである反面、支持部
材に強固に固着させておくことが困難なものであった。
部材への固着性に劣るものであるため、かかる繊維から
なる織糸によって織成された摺動材は、相手摺動部材に
対して優れた摺動性を発揮するものである反面、支持部
材に強固に固着させておくことが困難なものであった。
そこで,従来からも,かかる問題を解決すべく種々の提
案がなされており、その代表的なものとして,摺動性に
優れた繊維からなる織糸(以下「摺動性織糸」という)
と接着剤による支持部材への固着性に優れた繊維からな
る織糸(以下「固着性織糸」という)とを使用して、摺
動面には摺動性織糸がより多く露出し且つ固着面には固
着性織糸がより多く露出するように織成させた摺動材や
、摺動性織糸からなる織布と固着性織糸からなる織布と
を積層接着した摺動材がある。
案がなされており、その代表的なものとして,摺動性に
優れた繊維からなる織糸(以下「摺動性織糸」という)
と接着剤による支持部材への固着性に優れた繊維からな
る織糸(以下「固着性織糸」という)とを使用して、摺
動面には摺動性織糸がより多く露出し且つ固着面には固
着性織糸がより多く露出するように織成させた摺動材や
、摺動性織糸からなる織布と固着性織糸からなる織布と
を積層接着した摺動材がある。
しかしながら、前者の摺動材では、如何に大径の織糸を
使用したとしても,或る程度以上の厚さのものと成し得
ない。したがって、橋梁等の支承における如く厚みを必
要とする条件下では使用できず、その用途が大幅に制限
されるといった欠点がある。
使用したとしても,或る程度以上の厚さのものと成し得
ない。したがって、橋梁等の支承における如く厚みを必
要とする条件下では使用できず、その用途が大幅に制限
されるといった欠点がある。
また、後者の摺動材では、このような欠点はないが、摺
動性織糸の性状から該織糸からなる織布と固着性織糸か
らなる織布との間における接着剤による接着力が充分で
はなく、複合材としての耐久性に劣るといった欠点があ
る。
動性織糸の性状から該織糸からなる織布と固着性織糸か
らなる織布との間における接着剤による接着力が充分で
はなく、複合材としての耐久性に劣るといった欠点があ
る。
本発明は,このような欠点を有することなく、相手摺動
部材に対する摺動性及び接着剤による支持部材への固着
性の何れにも優れる摺動材を提供することを目的とする
ものである。
部材に対する摺動性及び接着剤による支持部材への固着
性の何れにも優れる摺動材を提供することを目的とする
ものである。
この課題を解決した本発明の摺動材は,特に、相手摺動
部材に対する摺動性に優れた織糸からなる摺動側織層と
接着剤による支持部材への固着性に優れた織糸からなる
固着側織層とを連結糸により積層一体化させた織成組織
をなすものである。
部材に対する摺動性に優れた織糸からなる摺動側織層と
接着剤による支持部材への固着性に優れた織糸からなる
固着側織層とを連結糸により積層一体化させた織成組織
をなすものである。
連結糸としては、各織糸よりも小径の高強度糸を使用し
ておくことが好ましい。
ておくことが好ましい。
相手摺動部材への摺接面が、摺動性に優れた織糸からな
る摺動側織層で形成されることから、相手摺動部材に対
して優れた摺動性を発揮しうる。
る摺動側織層で形成されることから、相手摺動部材に対
して優れた摺動性を発揮しうる。
しかも、支持部材への固着面が,接着剤による支持部材
への固着性に優れた織糸からなる固着側織層で形成され
ることから、支持部材に強固に固着できる。
への固着性に優れた織糸からなる固着側織層で形成され
ることから、支持部材に強固に固着できる。
また、厚みあるものとなしうる積層構造物ではあるが、
摺動側織層と固着側織層とが連結糸を介して一体織成さ
れているから、前記した如く織布を積層接着したものと
異なって、複合材としての耐久性に優れる。
摺動側織層と固着側織層とが連結糸を介して一体織成さ
れているから、前記した如く織布を積層接着したものと
異なって、複合材としての耐久性に優れる。
ところで、両織層の連結強度を向上させるためには高強
度の連結糸を使用しておくことが好ましいが、このよう
にすると、摺動側織層の表面に露出する連結糸部分によ
って摺動性が低下する虞れがある。しかし、このような
虞れは、連結糸を織糸より小径のものとしたり,連結糸
による両織層の連結形態を工夫して、摺動側織層の表面
における連結糸露出量を少なくすることによって回避す
ることができる。したがって、連結糸の存在は、支持部
材に対する固着性については勿論、相手摺動部材に対す
る摺動性についても悪影響を及ぼすものではない。
度の連結糸を使用しておくことが好ましいが、このよう
にすると、摺動側織層の表面に露出する連結糸部分によ
って摺動性が低下する虞れがある。しかし、このような
虞れは、連結糸を織糸より小径のものとしたり,連結糸
による両織層の連結形態を工夫して、摺動側織層の表面
における連結糸露出量を少なくすることによって回避す
ることができる。したがって、連結糸の存在は、支持部
材に対する固着性については勿論、相手摺動部材に対す
る摺動性についても悪影響を及ぼすものではない。
以下,本発明の゛構成を第1図〜第4図に示す実施例に
基づいて具体的に説明する。
基づいて具体的に説明する。
第1図及び第2図に示す摺動材1は、所謂ダブルブラッ
シュ織法等により一体織成されたもので、摺動側織層2
と固着側織層3とを連結糸4・・・により積層一体化さ
せた織成組織をなす。
シュ織法等により一体織成されたもので、摺動側織層2
と固着側織層3とを連結糸4・・・により積層一体化さ
せた織成組織をなす。
摺動側織層2及び固着側織層3は,第1図に示す如く、
夫々、縦糸2a・・・,3a・・・と横糸2b・・・3
b・・・とからなる平織構造のものであり,摺動材表面
における一方の縦糸2aの露出部分(第2図における白
地部分)が他方の縦糸3aの露出部分と及び一方の横糸
2bの露出部分(同図において右上り斜線を付した部分
)が他方の横糸3bの露出部分と夫々対応する位置関係
となるように積層織成されている。
夫々、縦糸2a・・・,3a・・・と横糸2b・・・3
b・・・とからなる平織構造のものであり,摺動材表面
における一方の縦糸2aの露出部分(第2図における白
地部分)が他方の縦糸3aの露出部分と及び一方の横糸
2bの露出部分(同図において右上り斜線を付した部分
)が他方の横糸3bの露出部分と夫々対応する位置関係
となるように積層織成されている。
摺動側織層2の織糸2a,2bは潤滑性,耐摩耗性等の
摺動性に優れた繊維からなり、固着側織層3の織糸3a
,3bは,接着剤による支持部材への固着性に優れた繊
維からなる.この実施例では,前者の織糸2a,2bと
してポリ四弗化エチレン繊維からなるマルチフィラメン
ト糸を使用し、後者の織糸3a,3bとしてガラス繊維
からなるマルチフィラメント糸を使用している。
摺動性に優れた繊維からなり、固着側織層3の織糸3a
,3bは,接着剤による支持部材への固着性に優れた繊
維からなる.この実施例では,前者の織糸2a,2bと
してポリ四弗化エチレン繊維からなるマルチフィラメン
ト糸を使用し、後者の織糸3a,3bとしてガラス繊維
からなるマルチフィラメント糸を使用している。
各連結糸4は、各縦糸に沿ってtt 4 n3 ++番
目の横糸2bと“4n−1”番目の横糸3bとに交互に
交絡して(n=1.2.3・・・)、両Ia層2,3を
一体連結する。連結糸4・・・の横糸に対する交絡位置
は、第2図に示す如く,縦糸に沿う方向において横糸一
本分だけ順次組顛するように設定されている。なお、摺
動材1の両面における糸2a,2b,3a,3b,4の
露出模様は同一となる。
目の横糸2bと“4n−1”番目の横糸3bとに交互に
交絡して(n=1.2.3・・・)、両Ia層2,3を
一体連結する。連結糸4・・・の横糸に対する交絡位置
は、第2図に示す如く,縦糸に沿う方向において横糸一
本分だけ順次組顛するように設定されている。なお、摺
動材1の両面における糸2a,2b,3a,3b,4の
露出模様は同一となる。
連結糸4としては、織糸2a,2b,3a,3bより小
径の高強度糸が使用される。この実施例では、O..1
5ml径の黄銅線の表面にアラミド繊維を巻き付けたマ
ルチフィラメント糸を使用している。このように、連結
糸4は織糸より小径のものであるため,第2図に示す如
く摺動材表面における露呂量が織糸に比して少ないこと
とも相俟って、実際上は,連結糸4の露出部分(第2図
において右下り斜線を施した部分)が織糸露出部分下に
埋没して摺動材1の両面に殆ど露出しない。したがって
,摺動側織層2による摺動機能が連結糸4の露出によっ
て損なわれる虞れはない。
径の高強度糸が使用される。この実施例では、O..1
5ml径の黄銅線の表面にアラミド繊維を巻き付けたマ
ルチフィラメント糸を使用している。このように、連結
糸4は織糸より小径のものであるため,第2図に示す如
く摺動材表面における露呂量が織糸に比して少ないこと
とも相俟って、実際上は,連結糸4の露出部分(第2図
において右下り斜線を施した部分)が織糸露出部分下に
埋没して摺動材1の両面に殆ど露出しない。したがって
,摺動側織層2による摺動機能が連結糸4の露出によっ
て損なわれる虞れはない。
このように構成された摺動材1は、例えば,第3図に示
す如き支承や第4図に示す如き滑り軸受における摺動面
構成材として好適に使用される。
す如き支承や第4図に示す如き滑り軸受における摺動面
構成材として好適に使用される。
すなわち、第3図の支承においては、金属板たる支持部
材5の上面に摺動材1を固着してあり,第4図の滑り軸
受では、バックメタルたる円筒状の支持部材5′の内周
面に摺動材1を固着してある。
材5の上面に摺動材1を固着してあり,第4図の滑り軸
受では、バックメタルたる円筒状の支持部材5′の内周
面に摺動材1を固着してある。
何れの場合も、摺動材1の固着側織層3が適宜の接着剤
により支持部材5.5′に固着され、摺動側織層2の表
面が摺動面として機能する。なお,摺動材1の各織層2
,3には必要に応じて適宜の含浸剤を含浸させておくこ
とができる.例えば、摺動側織層2には摺動性を向上さ
せる潤滑剤,耐摩耗剤等を含浸させ,固着側織層3には
接着剤,補強剤等を含浸させておくことができる。
により支持部材5.5′に固着され、摺動側織層2の表
面が摺動面として機能する。なお,摺動材1の各織層2
,3には必要に応じて適宜の含浸剤を含浸させておくこ
とができる.例えば、摺動側織層2には摺動性を向上さ
せる潤滑剤,耐摩耗剤等を含浸させ,固着側織層3には
接着剤,補強剤等を含浸させておくことができる。
ところで,本発明に係る摺動材1は上記した如き織成組
織のものに限定されず、例えば第5図及び第6図に示す
ような織成組織をなすものとしてもよい。
織のものに限定されず、例えば第5図及び第6図に示す
ような織成組織をなすものとしてもよい。
すなわち、この摺動材1にあっては,第5図に示す如く
,摺動側織F!J’2及び固着側織層3が,摺動材表面
における一方の縦糸2aの露出部分(第6図における白
地部分)が他方の横糸3bの露出部分と及び一方の横糸
2bの露出部分(同図において右上り斜線を付した部分
)が他方の縦糸3aの露出部分と夫々対応する位置関係
となるように積層織成されている。
,摺動側織F!J’2及び固着側織層3が,摺動材表面
における一方の縦糸2aの露出部分(第6図における白
地部分)が他方の横糸3bの露出部分と及び一方の横糸
2bの露出部分(同図において右上り斜線を付した部分
)が他方の縦糸3aの露出部分と夫々対応する位置関係
となるように積層織成されている。
また、各連結糸4は,各縦糸に沿ってII 4n−3″
番目の横糸2bに交絡した上II 4 n2 I1番目
の横糸3b,”4n−1”番目の横糸3b,4n″番目
の横糸3bに千鳥状に交絡した後゛4n + 1 ”番
目の横糸2bに交終するように織成されている(n=1
.2.3・・・).この場合、連結糸4・・・の横糸に
対する交終位置は,第6図に示す如く、縦糸に沿う方向
において一致するように設定されている. かかる構成の摺動材1は、上記実施例のものに比して、
連結糸4の横糸2b,3bに対する交終点が近接してい
るため、両織層2,3の連結強度を大幅に向上させ得る
ものである。勿論、摺動性及び固着性についても上記実
施例のものに劣るものではない。すなわち、摺動側織層
2の表面における連結糸4の露出部分(第6図において
右下り斜線を施した部分)は上記実施例のものと同様量
となっているから、摺動側織層2の摺動性について劣る
ようなことがない。また、固着側織層3の表面における
連結糸4の露出量は上記実施例のものより多くなってい
るが、このことは,連結糸4の性状からして支持部材へ
の固着性に悪影響を及ぼすものではない. このように、摺動材1の織成組織は連結糸4による両織
層2,3の連結を可能とする範囲内において任意であり
、使用目的等に応じて適宜に変更されるものである。
番目の横糸2bに交絡した上II 4 n2 I1番目
の横糸3b,”4n−1”番目の横糸3b,4n″番目
の横糸3bに千鳥状に交絡した後゛4n + 1 ”番
目の横糸2bに交終するように織成されている(n=1
.2.3・・・).この場合、連結糸4・・・の横糸に
対する交終位置は,第6図に示す如く、縦糸に沿う方向
において一致するように設定されている. かかる構成の摺動材1は、上記実施例のものに比して、
連結糸4の横糸2b,3bに対する交終点が近接してい
るため、両織層2,3の連結強度を大幅に向上させ得る
ものである。勿論、摺動性及び固着性についても上記実
施例のものに劣るものではない。すなわち、摺動側織層
2の表面における連結糸4の露出部分(第6図において
右下り斜線を施した部分)は上記実施例のものと同様量
となっているから、摺動側織層2の摺動性について劣る
ようなことがない。また、固着側織層3の表面における
連結糸4の露出量は上記実施例のものより多くなってい
るが、このことは,連結糸4の性状からして支持部材へ
の固着性に悪影響を及ぼすものではない. このように、摺動材1の織成組織は連結糸4による両織
層2,3の連結を可能とする範囲内において任意であり
、使用目的等に応じて適宜に変更されるものである。
また、各織層2,3は一層のみで構成せず、複数層で楕
成するようにしてもよい。この暦数は、摺動材として必
要とされる厚み等の条件に応じて適宜に設定できる。勿
論、織層2゜,3間に他の織層(例えば含浸剤の保持力
に優れた繊維からなる織層)を介在させ、これらを連結
糸で連結させるようにしてもよい。
成するようにしてもよい。この暦数は、摺動材として必
要とされる厚み等の条件に応じて適宜に設定できる。勿
論、織層2゜,3間に他の織層(例えば含浸剤の保持力
に優れた繊維からなる織層)を介在させ、これらを連結
糸で連結させるようにしてもよい。
また、各糸2a,2b,3a,3b,4の構成材は,上
記、したものに限定されず,摺動材1の使用条件等に応
じて適宜に選定される。例えば、摺動側織層2の構成糸
2a,2bとしては、ポリエチレン繊維等からなるもの
を使用でき、固着側織層3の構成糸3a,3b及び連結
糸4としては、炭素繊維,ナイロン,ポリエステル,ポ
リウレタン,鋼線等からなるものを使用できる。
記、したものに限定されず,摺動材1の使用条件等に応
じて適宜に選定される。例えば、摺動側織層2の構成糸
2a,2bとしては、ポリエチレン繊維等からなるもの
を使用でき、固着側織層3の構成糸3a,3b及び連結
糸4としては、炭素繊維,ナイロン,ポリエステル,ポ
リウレタン,鋼線等からなるものを使用できる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、摺動
側織層により相手摺動部材に対する摺動性を確保しなが
らも、固着側織層により支持部材への固着を強固に行な
うことができる摺動材を提供でき、しかも両織層を連結
糸により積層一体化させた織成組織となしたことによっ
て、複合材としての耐久性に優れた厚みある摺動材を得
ることができる。
側織層により相手摺動部材に対する摺動性を確保しなが
らも、固着側織層により支持部材への固着を強固に行な
うことができる摺動材を提供でき、しかも両織層を連結
糸により積層一体化させた織成組織となしたことによっ
て、複合材としての耐久性に優れた厚みある摺動材を得
ることができる。
第1図〜第4図は本発明に係る摺動材の一実施例を示し
たもので、第1図は摺動材の断面における織成組織図(
断面は第2図のI−r線に沿う)、第2図は摺動側織層
の表面における織成組織図,第3図及び第4図は夫々摺
動材の使用態様を示す断面斜視図であり、第5図は他の
実施例を示す摺動材の断面における織成組織図(断面は
第6図のv−vgに沿う)、第6図はその摺動側織層の
表面における織成組織図である。 側織層、3a,3b・・・接着剤による支持部材への固
着性に優れた織糸,4・・・連結糸、5,5′・・・支
持部材.
たもので、第1図は摺動材の断面における織成組織図(
断面は第2図のI−r線に沿う)、第2図は摺動側織層
の表面における織成組織図,第3図及び第4図は夫々摺
動材の使用態様を示す断面斜視図であり、第5図は他の
実施例を示す摺動材の断面における織成組織図(断面は
第6図のv−vgに沿う)、第6図はその摺動側織層の
表面における織成組織図である。 側織層、3a,3b・・・接着剤による支持部材への固
着性に優れた織糸,4・・・連結糸、5,5′・・・支
持部材.
Claims (1)
- 相手摺動部材に対する摺動性に優れた織糸からなる摺動
側織層と接着剤による支持部材への固着性に優れた織糸
からなる固着側織層とを連結糸により積層一体化させた
織成組織をなすことを特徴とする摺動材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1057159A JPH02234945A (ja) | 1989-03-09 | 1989-03-09 | 摺動材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1057159A JPH02234945A (ja) | 1989-03-09 | 1989-03-09 | 摺動材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02234945A true JPH02234945A (ja) | 1990-09-18 |
JPH042695B2 JPH042695B2 (ja) | 1992-01-20 |
Family
ID=13047787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1057159A Granted JPH02234945A (ja) | 1989-03-09 | 1989-03-09 | 摺動材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02234945A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20130138772A (ko) * | 2011-04-11 | 2013-12-19 | 닛폰 휘루콘 가부시키가이샤 | 부직포용 다층직물 |
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