JPH0223081A - 速度制御装置 - Google Patents
速度制御装置Info
- Publication number
- JPH0223081A JPH0223081A JP63172110A JP17211088A JPH0223081A JP H0223081 A JPH0223081 A JP H0223081A JP 63172110 A JP63172110 A JP 63172110A JP 17211088 A JP17211088 A JP 17211088A JP H0223081 A JPH0223081 A JP H0223081A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- period
- signal
- value
- deviation
- speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims abstract description 18
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 23
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 6
- 238000004804 winding Methods 0.000 abstract description 9
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 abstract description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000004044 response Effects 0.000 description 4
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 2
- 238000012935 Averaging Methods 0.000 description 1
- 101000860173 Myxococcus xanthus C-factor Proteins 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は回転体の回転速度が所望値になるように制御す
る速度制御ll装置に関する。
る速度制御ll装置に関する。
従来の技術
従来より回転体の回転速度を所望の値に制御する方法と
して、速度全電機を回転体に連結することなく、回転体
の固定子巻線に誘起される交番電圧を矩形波に波形整形
した信号(FC信号)を用いる方法(例えば、「位置検
出素子を省略したブラシレス直流モータ駆動方式I
Ntional TechnicalReportp6
14 Vol、33 No、5 OCT、1911
7)があり、FC信号の周波数もしくは繰り返し171
期のみを速度情報として用いて速度制御を行ない、節1
1’tな構成で回転体を比較的安定に速度制御すること
ができる、(例えば、特公昭57−18434号公報に
示されている。) ところで、この周波数あるいは周期検出方式は固定子巻
線に誘起された交番電圧を矩形波信号になるまでに十分
増幅し、その矩形波信号の所定のエツジが速度情報を有
しているものとみなして誤差出力信号を発生する。
して、速度全電機を回転体に連結することなく、回転体
の固定子巻線に誘起される交番電圧を矩形波に波形整形
した信号(FC信号)を用いる方法(例えば、「位置検
出素子を省略したブラシレス直流モータ駆動方式I
Ntional TechnicalReportp6
14 Vol、33 No、5 OCT、1911
7)があり、FC信号の周波数もしくは繰り返し171
期のみを速度情報として用いて速度制御を行ない、節1
1’tな構成で回転体を比較的安定に速度制御すること
ができる、(例えば、特公昭57−18434号公報に
示されている。) ところで、この周波数あるいは周期検出方式は固定子巻
線に誘起された交番電圧を矩形波信号になるまでに十分
増幅し、その矩形波信号の所定のエツジが速度情報を有
しているものとみなして誤差出力信号を発生する。
例えば代表的な周期検出方式においては、増幅後の交番
電圧の矩形波信号のリーディングエツジC前縁)から次
のリーディングエツジまでの期間にクロックパルスを計
数することによって、回転体の回転速度に依存した計数
値を得て、この計数値をもとにパルス幅変調信号(チョ
ッパ型の駆動法を採る場合に使用される。)を作り出し
たり、あるいは前記計数値をアナログ電圧に変換したり
して誤差出力を得ている。
電圧の矩形波信号のリーディングエツジC前縁)から次
のリーディングエツジまでの期間にクロックパルスを計
数することによって、回転体の回転速度に依存した計数
値を得て、この計数値をもとにパルス幅変調信号(チョ
ッパ型の駆動法を採る場合に使用される。)を作り出し
たり、あるいは前記計数値をアナログ電圧に変換したり
して誤差出力を得ている。
したがって、より高精度な制jnを実現しようとすると
、一定の回転速度において固定子巻線に誘起される交番
電圧を同じにし、矩形波信号の周期をより正確なものに
しなければならない。
、一定の回転速度において固定子巻線に誘起される交番
電圧を同じにし、矩形波信号の周期をより正確なものに
しなければならない。
発明が解決しようとする課題
しかしながら上記のような構成において、例えば回転子
に12極(6極対)、固定子に9コイルよりなる回転体
を3.(■半波方式の駆・助力式を用いて回転させたと
き、固定子巻線に誘起される交番電圧を増幅して得られ
る矩形波信号の周期は、回転子の着は精度、ri21転
子・固定子の取付精度などのバラツキにより、1周期ご
とに正規の周期より長い周期・短い周期が交互に現われ
るため、制御系に矩形波信号の周波数の1/2の周波数
の外乱となって現われ、制御特性が悪化してしまうとい
う問題があった。特に、ビデオテープレコーダ(VTR
)のシリングモータのように高精度な回転が要求される
制御系では、外乱の周波数が制御系の慣性領域にもかか
わらず問題となっていた。
に12極(6極対)、固定子に9コイルよりなる回転体
を3.(■半波方式の駆・助力式を用いて回転させたと
き、固定子巻線に誘起される交番電圧を増幅して得られ
る矩形波信号の周期は、回転子の着は精度、ri21転
子・固定子の取付精度などのバラツキにより、1周期ご
とに正規の周期より長い周期・短い周期が交互に現われ
るため、制御系に矩形波信号の周波数の1/2の周波数
の外乱となって現われ、制御特性が悪化してしまうとい
う問題があった。特に、ビデオテープレコーダ(VTR
)のシリングモータのように高精度な回転が要求される
制御系では、外乱の周波数が制御系の慣性領域にもかか
わらず問題となっていた。
また、■産時には調整をほとんど行なわないので、全数
においてFG信号の周期を正確に管理しておくことば困
難であった。
においてFG信号の周期を正確に管理しておくことば困
難であった。
本発明は上記問題点に鑑み、固定子巻線に誘起される交
番電圧より得られた矩形波信号の周期が定速回転時にお
いて異なっていても、矩形波信号の周期が一定であるか
のように矩形波信号の周期のずれを補正し、高精度な制
御を行う速度制御装置を実現せんとするものである。
番電圧より得られた矩形波信号の周期が定速回転時にお
いて異なっていても、矩形波信号の周期が一定であるか
のように矩形波信号の周期のずれを補正し、高精度な制
御を行う速度制御装置を実現せんとするものである。
課題を解決するための手段
上記課題を解決するために本発明の速度制御装置は、回
転体の速度情報を有する交流信号の周期を検出する周期
検出手段と、前記周期検出手段の検出値を格納するメモ
リ手段と、前記検出値と基′セ値から誤差出力を算出す
る演算器と、前記誤差出力に基づいて前記回転体に駆動
電力を供給するi駆動手段と、前記交流信号の連続する
周期検出値の第1の周期検出値と正規値から第1の偏位
量を、第2の周期検出値と前記正規イ直から第2の偏位
量を算出し、前記第1.第2の偏位量の減算値が略一定
であるときにその算出結果から前記基$値の補正を行な
わせる誤差出力補正手段を具備したことを特徴とするも
のである。
転体の速度情報を有する交流信号の周期を検出する周期
検出手段と、前記周期検出手段の検出値を格納するメモ
リ手段と、前記検出値と基′セ値から誤差出力を算出す
る演算器と、前記誤差出力に基づいて前記回転体に駆動
電力を供給するi駆動手段と、前記交流信号の連続する
周期検出値の第1の周期検出値と正規値から第1の偏位
量を、第2の周期検出値と前記正規イ直から第2の偏位
量を算出し、前記第1.第2の偏位量の減算値が略一定
であるときにその算出結果から前記基$値の補正を行な
わせる誤差出力補正手段を具備したことを特徴とするも
のである。
作用
本発明は上記した構成によって固定子ω線に誘起される
交番電圧より得られた矩形波信号の周期が定速回転時に
おいて異なっていても、矩形波信号の周期が一定である
かのように矩形波信号の周期のずれを演算器によって補
正するようにしているので、誘起される交番電圧より得
られた矩形波信号の周期がずれていても制御系に外乱と
なって現れず高精度な制御を行うことができる。
交番電圧より得られた矩形波信号の周期が定速回転時に
おいて異なっていても、矩形波信号の周期が一定である
かのように矩形波信号の周期のずれを演算器によって補
正するようにしているので、誘起される交番電圧より得
られた矩形波信号の周期がずれていても制御系に外乱と
なって現れず高精度な制御を行うことができる。
実施例
以下、本発明の一実施例の速度制御装置について図面を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例を示したブロックダイアグラ
ムであり、ここではプロセッサを用いて実現している。
ムであり、ここではプロセッサを用いて実現している。
モータlの固定子巻線(図示」±−ず)に誘起される交
番電圧信号が波形整形回路2に人力される。波形整形回
路2の出力はチャンぶルセL”93a、演算2S3b、
メモリ3c、周jjJl検出器3d、データバス4,5
.6からなるプI′lセッサ3のチャンネルセレクタ3
aに供給され、前記チャンネルセレクタ3aは前記プロ
セッサ3のメモリ3cのアドレス更新信号を発生し、ア
ドレス更新信号はコントロールハス4を介して前記プロ
セッサ3のメモリ3Cに供給される。
番電圧信号が波形整形回路2に人力される。波形整形回
路2の出力はチャンぶルセL”93a、演算2S3b、
メモリ3c、周jjJl検出器3d、データバス4,5
.6からなるプI′lセッサ3のチャンネルセレクタ3
aに供給され、前記チャンネルセレクタ3aは前記プロ
セッサ3のメモリ3cのアドレス更新信号を発生し、ア
ドレス更新信号はコントロールハス4を介して前記プロ
セッサ3のメモリ3Cに供給される。
また、前記波形整形回路2が出力信号を出力すると、前
記チャンネルセレクタ3aのタイミング信号出力端子3
eからタイミング信号が出力され周期検出器3dに供給
される。前記周期検出器3dは前記タイミング信月出力
端子3eから出力されるタイミング信号の周期、すなわ
ち、前記波形整形回路2の出力信号の周期を測定しデー
タバス6を介して前記プロセッサ3のメモリ3Cに供給
する。前記メモリ3Cはチャンネルセレクタ3aのアド
レス更新信号に基づいたアドレスに周期データを格納す
る。
記チャンネルセレクタ3aのタイミング信号出力端子3
eからタイミング信号が出力され周期検出器3dに供給
される。前記周期検出器3dは前記タイミング信月出力
端子3eから出力されるタイミング信号の周期、すなわ
ち、前記波形整形回路2の出力信号の周期を測定しデー
タバス6を介して前記プロセッサ3のメモリ3Cに供給
する。前記メモリ3Cはチャンネルセレクタ3aのアド
レス更新信号に基づいたアドレスに周期データを格納す
る。
つぎに、前記プロセッサ3では前記周期検出器3dより
データバス6を介して前記プロセッサ3のメモリ3Cに
記憶されている周期データとあらかじめ設定している基
準速度データより演算器3bがモータ1の速度誤差出力
を算出し、その算出結果をデータバス5を介してディジ
タル−アナログ変換器7に供給している。前記ディジタ
ル−アナログ変換器7の出力は電力増幅器(図中におい
てはパワーアンプと表示されている。)8によって増幅
されて前記モータ1に駆動電力として供給されている。
データバス6を介して前記プロセッサ3のメモリ3Cに
記憶されている周期データとあらかじめ設定している基
準速度データより演算器3bがモータ1の速度誤差出力
を算出し、その算出結果をデータバス5を介してディジ
タル−アナログ変換器7に供給している。前記ディジタ
ル−アナログ変換器7の出力は電力増幅器(図中におい
てはパワーアンプと表示されている。)8によって増幅
されて前記モータ1に駆動電力として供給されている。
第2図は周期補正の動作説明をするための信号波形図で
あり、モータ1が定速回転しているときの信号波形図で
ある。第2図(a)は固定子巻線に誘起された交番電圧
の信号波形(FC信号)を示したもので、第2図(ロ)
は波形整形器2の出力信号波形、第2図(C)はチャン
ネルセレクタ3aのタイミング信号出力端子3eから出
力されるタイミング信号であり、その周期を測定して速
度情報としている。第2図(d)は演算器3bにより算
出された速度誤差信号であり、モータlの回転速度が定
速にもかかわらず、速度誤差信号が一定値ではなくFC
信号が入力されるごとに°0°より大きくなったり小さ
くなったりしている。これは、FC信号の周期が常に一
定ではな(1周期ごとに変化し、正規の値より大きくな
ったり小さくなったりしているからである0例えば、モ
ータlが設定速度で回転しているとき、連続するFC信
号の波形整形後の周期をPI、P2とし、Pl:P2の
比が98:102になっているとすると、周期検出器3
dの周期P1の検出値は第2図の時刻t1から時刻L2
までの時間間隔となり、正規の値より2%短い値となる
。また、周期検出器3dの周期P2の検出値は時刻t2
から時刻t3までの時間間隔であり、周期の値は正規の
値より2%長い値となる。
あり、モータ1が定速回転しているときの信号波形図で
ある。第2図(a)は固定子巻線に誘起された交番電圧
の信号波形(FC信号)を示したもので、第2図(ロ)
は波形整形器2の出力信号波形、第2図(C)はチャン
ネルセレクタ3aのタイミング信号出力端子3eから出
力されるタイミング信号であり、その周期を測定して速
度情報としている。第2図(d)は演算器3bにより算
出された速度誤差信号であり、モータlの回転速度が定
速にもかかわらず、速度誤差信号が一定値ではなくFC
信号が入力されるごとに°0°より大きくなったり小さ
くなったりしている。これは、FC信号の周期が常に一
定ではな(1周期ごとに変化し、正規の値より大きくな
ったり小さくなったりしているからである0例えば、モ
ータlが設定速度で回転しているとき、連続するFC信
号の波形整形後の周期をPI、P2とし、Pl:P2の
比が98:102になっているとすると、周期検出器3
dの周期P1の検出値は第2図の時刻t1から時刻L2
までの時間間隔となり、正規の値より2%短い値となる
。また、周期検出器3dの周期P2の検出値は時刻t2
から時刻t3までの時間間隔であり、周期の値は正規の
値より2%長い値となる。
さらに、時刻t3から時刻t5までの次の周期において
も同様となり、時刻t3から時刻t4までの時間間隔は
正規の値より2%短い値となり、時刻L4から時刻L5
までの時間間隔は正規の値より2%長い値となる。した
がって、連続するFG倍信号周期は正規の周期の値より
短い区間と長い区間が交互に現れる。
も同様となり、時刻t3から時刻t4までの時間間隔は
正規の値より2%短い値となり、時刻L4から時刻L5
までの時間間隔は正規の値より2%長い値となる。した
がって、連続するFG倍信号周期は正規の周期の値より
短い区間と長い区間が交互に現れる。
すなわちFC信号の周期の値が正規の値より短い区間と
長い区間が現れる信号を用いてプロセッサ3の演算器3
bが速度誤差出力を算出すると、時刻t1から時刻t2
までの時間間隔を計測した区間では周期が2%短くなっ
ていることから速度が2%速くなったときの速度誤差出
力となり、時刻L2から時刻t3までの区間では周期が
2%長くなっていることから速度が2%遅(なったとき
の速度誤差出力となる。そのため、モータlが設定速度
で回転しているにもかかわらず誤差出力は大きくなった
り小さくなったりし、制御系として好ましくない。
長い区間が現れる信号を用いてプロセッサ3の演算器3
bが速度誤差出力を算出すると、時刻t1から時刻t2
までの時間間隔を計測した区間では周期が2%短くなっ
ていることから速度が2%速くなったときの速度誤差出
力となり、時刻L2から時刻t3までの区間では周期が
2%長くなっていることから速度が2%遅(なったとき
の速度誤差出力となる。そのため、モータlが設定速度
で回転しているにもかかわらず誤差出力は大きくなった
り小さくなったりし、制御系として好ましくない。
しかしながら、第1図に示した本発明の実施例ではモー
タ1が定速回転しているときにFG倍信号周期の比が正
確に100:100になっていなくても周期のずれを補
正することにより充分な周期の比が確保でき、高精度な
制御が実現できるように構成されており、以下そのもよ
うについて説明する。
タ1が定速回転しているときにFG倍信号周期の比が正
確に100:100になっていなくても周期のずれを補
正することにより充分な周期の比が確保でき、高精度な
制御が実現できるように構成されており、以下そのもよ
うについて説明する。
連続するFC信号の第1のFG倍信号区間をA区間、第
2のFC信号の区間をB区間とすると、モータlがFC
信号の1周期で制御されており、FG倍信号周期が交互
にずれた状態で制御が行なわれている。このときに、F
C信号の1/2の周波数でのモータ1の制御特性は慣性
領域である。
2のFC信号の区間をB区間とすると、モータlがFC
信号の1周期で制御されており、FG倍信号周期が交互
にずれた状態で制御が行なわれている。このときに、F
C信号の1/2の周波数でのモータ1の制御特性は慣性
領域である。
制御系の安定性より、制御領域はFG周波数の約1/2
0程度であるので、FC周波数の1/2の周波数での外
乱応答特性は制御領域に比べ約1/10になっている。
0程度であるので、FC周波数の1/2の周波数での外
乱応答特性は制御領域に比べ約1/10になっている。
それにもかかわらず、FG倍信号周期のずれにより誤差
信号としてはモータ1の本来の応答により得られる値よ
り大きくなっている0通常FG信号の1/2の周波数で
のモータlの応答はほとんど外乱の影容を受けず、その
結果として誤差出力の値もほぼ一定となる。
信号としてはモータ1の本来の応答により得られる値よ
り大きくなっている0通常FG信号の1/2の周波数で
のモータlの応答はほとんど外乱の影容を受けず、その
結果として誤差出力の値もほぼ一定となる。
この特性を用いて、連続するFG倍信号周期が交互に太
き(なったり小さくなったりしたときには、その原因が
モータ1の応答ではなくFG倍信号よる周期のずれであ
るものと判断して補正するようにする。
き(なったり小さくなったりしたときには、その原因が
モータ1の応答ではなくFG倍信号よる周期のずれであ
るものと判断して補正するようにする。
ここで、FC信号の周期の比にずれがなければ、へ区間
とB区間の周期の値は同じとなる。しかし、FC信号作
成時においてPG倍信号周期の比が100 : 100
からずれるため、A区間とB区間の周期の値は同じとは
ならずに周期のずれに応じた値だけずれてしまう。へ区
間における周期のずれUを−ΔAとすると、B区間での
周期のずれ量はΔAとなる。すなわち、FG倍信号周期
のずれ星はへ区間、B区間の周期の差より求めることが
でき、(1)式で表される。
とB区間の周期の値は同じとなる。しかし、FC信号作
成時においてPG倍信号周期の比が100 : 100
からずれるため、A区間とB区間の周期の値は同じとは
ならずに周期のずれに応じた値だけずれてしまう。へ区
間における周期のずれUを−ΔAとすると、B区間での
周期のずれ量はΔAとなる。すなわち、FG倍信号周期
のずれ星はへ区間、B区間の周期の差より求めることが
でき、(1)式で表される。
−A
ΔA= ・・・・・・(1)
ここで、A、BはそれぞれA区間、B区間の周ルーの値
を示す。また、へ区間、B区間に応じたメモリ3cのア
ドレスの選択はチャンネルセレクタ3aのアドレス更新
13号に基づいて行われる。
ここで、A、BはそれぞれA区間、B区間の周ルーの値
を示す。また、へ区間、B区間に応じたメモリ3cのア
ドレスの選択はチャンネルセレクタ3aのアドレス更新
13号に基づいて行われる。
したがって、FC信号の周期のずれΔAを求め、各区間
において基に’A liiの補正を行なう。すなわち、
A区間においては基準値に−ΔAの演算を行い、B区間
においては基準値に+ΔAの演算を行えばFG倍信号周
期のずれを補正することができる。
において基に’A liiの補正を行なう。すなわち、
A区間においては基準値に−ΔAの演算を行い、B区間
においては基準値に+ΔAの演算を行えばFG倍信号周
期のずれを補正することができる。
基準値の補正は(2)、 (31式であられされる。
DA=D−ΔA ・・・・・・(2)D
B=D−ΔA ・・・・・・(3)ここ
で、ではあらかじめ決められた回転速度の基準値であり
、DA、D、3はそれぞれA区間、B区間の補正後の基
準値である。
B=D−ΔA ・・・・・・(3)ここ
で、ではあらかじめ決められた回転速度の基準値であり
、DA、D、3はそれぞれA区間、B区間の補正後の基
準値である。
第2図(e)は上記方法により求めた周期補正量であり
、A区間では負の11へとなりB区間では正の値となっ
ている。
、A区間では負の11へとなりB区間では正の値となっ
ている。
以上の計算式に基づくプロセッサ3によるFC信号周期
ずれ補正のフlll−チャートを第3図に示す。
ずれ補正のフlll−チャートを第3図に示す。
ここでは、へ区間とB区間の周期検出の検出精度を高(
するため(1回の測定ではノイズなどに対して弱いため
)数回測定したものを平均化するものとし、大きく周期
が異なるものは平均データから除外する。平均化の回数
をnとすれば、へ区間、B区間の平均値はそれぞれ て(1)式は(4)式のようになる。
するため(1回の測定ではノイズなどに対して弱いため
)数回測定したものを平均化するものとし、大きく周期
が異なるものは平均データから除外する。平均化の回数
をnとすれば、へ区間、B区間の平均値はそれぞれ て(1)式は(4)式のようになる。
ΔA=
・・・・・・(4)
まず、ブロック301では連続するFC信号の周期を計
算し、ブロック302ではFC信号の周期より偏位置を
求め、連続するFC信号の偏位置の差がほぼ一定である
かどうかを判断する。偏位置の差がほぼ一定でなければ
モータ1の回転速度が変化しており、定速になるまでF
G倍信号周期の補正を行なわずに1周期の値をもとにモ
ータ1を制御する。モータlが定速で回転するようにな
れば、ブロック303でA区間、B区間それぞれの周期
を計測し、ブロック304で0回終了したかどうかを判
断し、0回終了していなければブロック303にもどる
。n@終了すればプロ、り305においてへ区間、B区
間それぞれの平均を求めた後、B区間の平均値からA区
間の平均値を減算し、減算結果をI/2して補正量ΔA
のイ16を求めている。ブロック306において補正後
の基c11値DA、DBを求めている。補正後の基準値
DA、D、が求まった後では、ブ「1ツク307のFC
周1すI補正の制御へ移行する。
算し、ブロック302ではFC信号の周期より偏位置を
求め、連続するFC信号の偏位置の差がほぼ一定である
かどうかを判断する。偏位置の差がほぼ一定でなければ
モータ1の回転速度が変化しており、定速になるまでF
G倍信号周期の補正を行なわずに1周期の値をもとにモ
ータ1を制御する。モータlが定速で回転するようにな
れば、ブロック303でA区間、B区間それぞれの周期
を計測し、ブロック304で0回終了したかどうかを判
断し、0回終了していなければブロック303にもどる
。n@終了すればプロ、り305においてへ区間、B区
間それぞれの平均を求めた後、B区間の平均値からA区
間の平均値を減算し、減算結果をI/2して補正量ΔA
のイ16を求めている。ブロック306において補正後
の基c11値DA、DBを求めている。補正後の基準値
DA、D、が求まった後では、ブ「1ツク307のFC
周1すI補正の制御へ移行する。
FG周周期正の制御へ移行した後の演算器3bの速度誤
差出力の演算式は(2)、 (31式゛ご求めた補正後
の基準値DA、D、を用いて(5)、 (61式のよう
になる。
差出力の演算式は(2)、 (31式゛ご求めた補正後
の基準値DA、D、を用いて(5)、 (61式のよう
になる。
0A=A−DA ・・・・・・(5)
OB=B−DB ・・・・・・(6)
ここで、OAはA区間の速度誤差出力、0゜はB区間の
速度誤差出力である。
OB=B−DB ・・・・・・(6)
ここで、OAはA区間の速度誤差出力、0゜はB区間の
速度誤差出力である。
このように、FCda号の周期のずれを、(4)式より
求めた補正値ΔAを用いて、(2)、 (3)式のよう
に回転速度の基準値を補正するので、高精度な制御が可
能となる。
求めた補正値ΔAを用いて、(2)、 (3)式のよう
に回転速度の基準値を補正するので、高精度な制御が可
能となる。
以上のように本実施例によれば、FC信号の周期のずれ
を連続するFC信号の周期の値の偏位量の差がほぼ一定
になることより検出し、出力補正データとしてプロセッ
サ3のメモリ3cに格納しているので、定速回転時には
、出力補正データを用いて速度誤差を算出するのでFC
信号の周期のずれの影響を受けない誤差出力を出力する
ことができ、高精度な制御が実現できる。
を連続するFC信号の周期の値の偏位量の差がほぼ一定
になることより検出し、出力補正データとしてプロセッ
サ3のメモリ3cに格納しているので、定速回転時には
、出力補正データを用いて速度誤差を算出するのでFC
信号の周期のずれの影響を受けない誤差出力を出力する
ことができ、高精度な制御が実現できる。
なお、本実施例ではFC信号の作成に回転体の固定子巻
線に誘起される交番電圧を用いたが、他の方法により作
成されたFC信号でもFC信号の1/2の周波数におい
て周期のずれがあるものであれば本発明は十分な効果を
発渾する。
線に誘起される交番電圧を用いたが、他の方法により作
成されたFC信号でもFC信号の1/2の周波数におい
て周期のずれがあるものであれば本発明は十分な効果を
発渾する。
また、プロセッサを用いてチャンネルセレクタ。
演算器、メモリ、周期検出器を構成したが、各々個別の
ハードウェアで構成しても何等差しつかえない。
ハードウェアで構成しても何等差しつかえない。
発明の効果
以上のように本発明は、回転体の速度情報を有する交流
信ぢの周期を検出する周期検出手段と、前記周期検出1
段の検出値を格納するメモリ手段と、前記検出値と基準
値から誤差出力を算出する演τγ器と、前記誤差出力に
基づいて前記回転体にU動電力を供給する駆動手段と、
前記交流信号の連続する周期検出値の第1の周期検出値
と正Ml値から第1の偏位量を、第2の周期検出値と前
記正規値から第2の偏位量を算出し、前記第1.第2の
偏位置の減算値が略一定であるときにその算出結果から
前記基準値の補正を行なわせる誤差出力補正手段をp:
備したことを特徴とするもので、FC信号の1/2の周
波数ので生じる周期のずれを連続するFG倍信号周期の
値の偏位置の差がほぼ一定になることより検出し、基準
補正データとしてプロセッサ30メモリ3Cに格納して
いるので、定速回転時には、基準値補正データを用いて
速度誤差を算出するのでFC信号の周期のずれの影響を
受けない誤差出力を出力することができ、高精度な制御
が実現できるというきわめて大なる効果を奏する。
信ぢの周期を検出する周期検出手段と、前記周期検出1
段の検出値を格納するメモリ手段と、前記検出値と基準
値から誤差出力を算出する演τγ器と、前記誤差出力に
基づいて前記回転体にU動電力を供給する駆動手段と、
前記交流信号の連続する周期検出値の第1の周期検出値
と正Ml値から第1の偏位量を、第2の周期検出値と前
記正規値から第2の偏位量を算出し、前記第1.第2の
偏位置の減算値が略一定であるときにその算出結果から
前記基準値の補正を行なわせる誤差出力補正手段をp:
備したことを特徴とするもので、FC信号の1/2の周
波数ので生じる周期のずれを連続するFG倍信号周期の
値の偏位置の差がほぼ一定になることより検出し、基準
補正データとしてプロセッサ30メモリ3Cに格納して
いるので、定速回転時には、基準値補正データを用いて
速度誤差を算出するのでFC信号の周期のずれの影響を
受けない誤差出力を出力することができ、高精度な制御
が実現できるというきわめて大なる効果を奏する。
第1図は本発明の一実施例における速度制御装置のブロ
ックダイアグラム、第2図は回路動作を説明するための
信号波形図、第3図は基準値補正動作を説明するための
フローチャートである。 l・・・・・・モータ、2・・・・・・波形整形器、3
・・・・・・プロセッサ、3a・・・・・・チャンネル
セレクタ、3b・・・・・・演算器、3C・・・・・・
メモリ、3d・・・・・・周期検出器、4.5.6・・
・・・・データバス、7・・・・・・ディジタル−7−
1−ロク変換器、8・・・・・・パワーアンプ。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名第1図 区 Cq 派 第 図
ックダイアグラム、第2図は回路動作を説明するための
信号波形図、第3図は基準値補正動作を説明するための
フローチャートである。 l・・・・・・モータ、2・・・・・・波形整形器、3
・・・・・・プロセッサ、3a・・・・・・チャンネル
セレクタ、3b・・・・・・演算器、3C・・・・・・
メモリ、3d・・・・・・周期検出器、4.5.6・・
・・・・データバス、7・・・・・・ディジタル−7−
1−ロク変換器、8・・・・・・パワーアンプ。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名第1図 区 Cq 派 第 図
Claims (2)
- (1)回転体の速度情報を有する交流信号の周期を検出
する周期検出手段と、前記周期検出手段の検出値を格納
するメモリ手段と、前記検出値と基準値から誤差出力を
算出する演算器と、前記誤差出力に基づいて前記回転体
に駆動電力を供給する駆動手段と、前記交流信号の連続
する周期検出値の第1の周期検出値と正規値から第1の
偏位量を、第2の周期検出値と前記正規値から第2の偏
位量を算出し、前記第1、第2の偏位量の減算値が略一
定であるときにその算出結果から前記基準値の補正を行
なわせる誤差出力補正手段とを具備してなる速度制御装
置。 - (2)回転体の速度情報を有する交流信号の少なくとも
2周期にわたって周期検出手段が周期検出を行なうごと
に周期検出手段の検出値を格納するメモリ手段のアドレ
スを更新するとともに演算器に前記メモリ手段の該当ア
ドレスに格納された周期データと基準値を比較してその
大小に応じた誤差出力を駆動手段に送出せしめるチャン
ネルセレクタを具備してなる請求項(1)記載の速度制
御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63172110A JPH0223081A (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 速度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63172110A JPH0223081A (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 速度制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0223081A true JPH0223081A (ja) | 1990-01-25 |
Family
ID=15935740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63172110A Pending JPH0223081A (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 速度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0223081A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102349152A (zh) * | 2009-03-10 | 2012-02-08 | 丰田自动车株式会社 | 沸腾冷却装置 |
CN112910353A (zh) * | 2021-02-07 | 2021-06-04 | 南京奥特博机电科技有限公司 | 一种基于传感器偏差自校正的电机控制方法、装置和系统 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58215979A (ja) * | 1982-06-09 | 1983-12-15 | Canon Inc | モ−タの回転制御装置 |
JPH01234079A (ja) * | 1988-03-15 | 1989-09-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 速度制御装置 |
-
1988
- 1988-07-11 JP JP63172110A patent/JPH0223081A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58215979A (ja) * | 1982-06-09 | 1983-12-15 | Canon Inc | モ−タの回転制御装置 |
JPH01234079A (ja) * | 1988-03-15 | 1989-09-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 速度制御装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102349152A (zh) * | 2009-03-10 | 2012-02-08 | 丰田自动车株式会社 | 沸腾冷却装置 |
CN112910353A (zh) * | 2021-02-07 | 2021-06-04 | 南京奥特博机电科技有限公司 | 一种基于传感器偏差自校正的电机控制方法、装置和系统 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3281561B2 (ja) | モータ速度制御装置 | |
US4095158A (en) | Position-controlling system | |
JPH0223081A (ja) | 速度制御装置 | |
JPH0779556B2 (ja) | 速度制御装置 | |
JP2553695B2 (ja) | 速度制御装置 | |
JP2951801B2 (ja) | モータ回転速度制御回路 | |
US4879754A (en) | Speed controller | |
JP2697099B2 (ja) | 速度制御装置 | |
JPH0322888A (ja) | 速度制御装置 | |
JP3439735B2 (ja) | モータ制御装置 | |
JPH11191992A (ja) | モータ速度制御装置 | |
JPS6218988A (ja) | モ−タの速度制御装置 | |
JP2607608B2 (ja) | テープ速度制御装置 | |
JPS6349807A (ja) | サ−ボ装置 | |
JPS6349809A (ja) | サ−ボ装置 | |
JP3259614B2 (ja) | モータ制御装置およびその制御方法 | |
JPH0837790A (ja) | モータのサーボ制御装置 | |
JP3320454B2 (ja) | モータの位置制御装置およびモータの位置制御方法 | |
JPS5819174A (ja) | モ−タの速度信号処理装置 | |
JPH0833773B2 (ja) | サ−ボ装置 | |
JPH04233009A (ja) | Vtrのドラムモータとキャプスタンモータとの回転速度及び位相制御方法 | |
JP2824995B2 (ja) | 速度サーボ回路 | |
JPH0799951B2 (ja) | 移動体の速度制御装置 | |
JPS6339484A (ja) | ブラシレスモ−タ制御装置 | |
JPS61236380A (ja) | キヤプスタンモ−タの速度安定化方式 |