JPH0223004Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0223004Y2 JPH0223004Y2 JP1984147657U JP14765784U JPH0223004Y2 JP H0223004 Y2 JPH0223004 Y2 JP H0223004Y2 JP 1984147657 U JP1984147657 U JP 1984147657U JP 14765784 U JP14765784 U JP 14765784U JP H0223004 Y2 JPH0223004 Y2 JP H0223004Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- circuit board
- land
- flexible circuit
- width
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Structure Of Printed Boards (AREA)
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案はカメラ、時計その他各種の電子応用機
器等において広く使用されているフレキシブル回
路基板に関する。
器等において広く使用されているフレキシブル回
路基板に関する。
「従来の技術」
斯かるフレキシブル回路基板は、従来、第2図
に示すように構成されている。即ち、フレキシブ
ル回路基板1に於いては、導体から成る所要のパ
ターン2が回路パターン2A及びランド2Bとし
て形成され、ランド2Bは、部品の実装等の為に
設けられる例えば円形の透孔2Cに応じて円形等
に形成されている。また、パターン2の近傍には
通常別のパターン3等が配設され、従つて、その
円形のランド3Bの為に前記パターン2の回路パ
ターン2Aの一部は図示の如く円弧2D状に形成
される。また、その他のパターン、ランドも適当
に相互の間隔をとつて形成されている。
に示すように構成されている。即ち、フレキシブ
ル回路基板1に於いては、導体から成る所要のパ
ターン2が回路パターン2A及びランド2Bとし
て形成され、ランド2Bは、部品の実装等の為に
設けられる例えば円形の透孔2Cに応じて円形等
に形成されている。また、パターン2の近傍には
通常別のパターン3等が配設され、従つて、その
円形のランド3Bの為に前記パターン2の回路パ
ターン2Aの一部は図示の如く円弧2D状に形成
される。また、その他のパターン、ランドも適当
に相互の間隔をとつて形成されている。
「考案が解決しようとする問題点」
このように導体パターンを形成した場合に、パ
ターンが比較的高密度に設けられると、製造工程
の1つであるエツチング工程に於いて、エツチン
グ液のパターン間及びランド間を流れる状態がか
なり異なることとなる為、パターン2の円弧2D
の内側2Eに於いてはオーバーエツチングとなつ
て幅が狭くなつたり、極端な場合には断線すると
いうような問題があつた。
ターンが比較的高密度に設けられると、製造工程
の1つであるエツチング工程に於いて、エツチン
グ液のパターン間及びランド間を流れる状態がか
なり異なることとなる為、パターン2の円弧2D
の内側2Eに於いてはオーバーエツチングとなつ
て幅が狭くなつたり、極端な場合には断線すると
いうような問題があつた。
「問題点を解決するための手段」
本考案は、そこで、可撓性のベース部材上に導
体から成る所要の回路パターンを形成したフレキ
シブル回路基板において、パターンと、隣接する
ランドとの間隙を前記ベース部材上の最小の幅の
パターンの幅と略同じに形成したことを特徴とす
るものである。
体から成る所要の回路パターンを形成したフレキ
シブル回路基板において、パターンと、隣接する
ランドとの間隙を前記ベース部材上の最小の幅の
パターンの幅と略同じに形成したことを特徴とす
るものである。
「作 用」
斯かる構成によれば、エツチング工程に於いて
パターンの細り又は断線等を防止でき、また、相
対的にエツチング領域を低減してエツチング工程
の短縮化を図れる。
パターンの細り又は断線等を防止でき、また、相
対的にエツチング領域を低減してエツチング工程
の短縮化を図れる。
「実施例」
第1図に示すように、本考案のフレキシブル回
路基板4に於いては、隣接するパターン相互は次
のように形成されている。即ち、図示のパターン
中、例えばパターン5の回路パターン5Aの幅が
最も小さいものであるとした場合、隣接するパタ
ーン6のランド6Bとの間隔を回路パターン5A
の幅と略同等にし、且つ、ランド6Bの各隅部に
はアールRを設けて滑らかに形成するものであ
る。また、図に於いて、参照符号の付されていな
い他の回路パターンとランドとの間についても同
様の態様でパターン配置を行なうようにする。
路基板4に於いては、隣接するパターン相互は次
のように形成されている。即ち、図示のパターン
中、例えばパターン5の回路パターン5Aの幅が
最も小さいものであるとした場合、隣接するパタ
ーン6のランド6Bとの間隔を回路パターン5A
の幅と略同等にし、且つ、ランド6Bの各隅部に
はアールRを設けて滑らかに形成するものであ
る。また、図に於いて、参照符号の付されていな
い他の回路パターンとランドとの間についても同
様の態様でパターン配置を行なうようにする。
斯かる構成のフレキシブル回路基板4に於いて
は、パターン5の回路パターン5A中、特にラン
ド6B側の側面がオーバーエツチングになるよう
な事態が防止され、パターン幅の大小相異するよ
うなものでも良好に形成できるようになる。
は、パターン5の回路パターン5A中、特にラン
ド6B側の側面がオーバーエツチングになるよう
な事態が防止され、パターン幅の大小相異するよ
うなものでも良好に形成できるようになる。
「考案の効果」
以上のように、本考案によればフレキシブル回
路基板のパターンのオーバーエツチングを防止す
ることができ、従つて、パターン形成の高密度化
にも好適に対応させることができるほか、エツチ
ング条件の設定も容易になるので、回路基板製作
上も極めて有利である。
路基板のパターンのオーバーエツチングを防止す
ることができ、従つて、パターン形成の高密度化
にも好適に対応させることができるほか、エツチ
ング条件の設定も容易になるので、回路基板製作
上も極めて有利である。
第1図は本考案に係るフレキシブル回路基板の
一実施例を概念的に示す平面図、そして、第2図
は従来例によるフレキシブル回路基板を概念的に
示す平面図である。添付図面に示す各符号の名称
は、次のとおりである。 1:フレキシブル回路基板、2:パターン、2
A:回路パターン、2B:ランド、4:フレキシ
ブル回路基板、5,6:パターン、5A:回路パ
ターン、6B:ランド。
一実施例を概念的に示す平面図、そして、第2図
は従来例によるフレキシブル回路基板を概念的に
示す平面図である。添付図面に示す各符号の名称
は、次のとおりである。 1:フレキシブル回路基板、2:パターン、2
A:回路パターン、2B:ランド、4:フレキシ
ブル回路基板、5,6:パターン、5A:回路パ
ターン、6B:ランド。
Claims (1)
- 可撓性のベース部材上に導体から成る所要の回
路パターンを形成したフレキシブル回路基板にお
いて、該回路パターンと、隣接するランドとの間
隙を前記ベース部材上の最小幅の回路パターンの
幅と略同等に形成したことを特徴とするフレキシ
ブル回路基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984147657U JPH0223004Y2 (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984147657U JPH0223004Y2 (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6163863U JPS6163863U (ja) | 1986-04-30 |
JPH0223004Y2 true JPH0223004Y2 (ja) | 1990-06-21 |
Family
ID=30705884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984147657U Expired JPH0223004Y2 (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0223004Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2519068B2 (ja) * | 1987-09-28 | 1996-07-31 | イビデン株式会社 | プリント配線板 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5010482A (ja) * | 1973-06-06 | 1975-02-03 | ||
JPS5424054B2 (ja) * | 1977-01-13 | 1979-08-18 | ||
JPS5547070U (ja) * | 1978-09-19 | 1980-03-27 | ||
JPS5548995A (en) * | 1978-10-04 | 1980-04-08 | Canon Kk | Printed circuit board |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5424054U (ja) * | 1977-07-21 | 1979-02-16 | ||
JPS5424667U (ja) * | 1977-07-22 | 1979-02-17 |
-
1984
- 1984-09-29 JP JP1984147657U patent/JPH0223004Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5010482A (ja) * | 1973-06-06 | 1975-02-03 | ||
JPS5424054B2 (ja) * | 1977-01-13 | 1979-08-18 | ||
JPS5547070U (ja) * | 1978-09-19 | 1980-03-27 | ||
JPS5548995A (en) * | 1978-10-04 | 1980-04-08 | Canon Kk | Printed circuit board |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6163863U (ja) | 1986-04-30 |
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