JPH02228106A - 発振器内蔵半導体集積回路 - Google Patents
発振器内蔵半導体集積回路Info
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- JPH02228106A JPH02228106A JP4892989A JP4892989A JPH02228106A JP H02228106 A JPH02228106 A JP H02228106A JP 4892989 A JP4892989 A JP 4892989A JP 4892989 A JP4892989 A JP 4892989A JP H02228106 A JPH02228106 A JP H02228106A
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- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims description 13
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims abstract description 154
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 abstract description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 15
- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 description 4
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 3
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 2
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Manipulation Of Pulses (AREA)
- Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、例えばマイクロコンピュータのような発振器
内蔵半導体集積回路に間する。
内蔵半導体集積回路に間する。
[従来の技術]
第5図は従来のこの種の発振器内蔵半導体集積回路を示
す回路図である。この回路は、発振回路1及びこの発振
回路1の発振出力を増幅する発振出力バッファ回路5か
ら成る発振装置6と、この発振装置6の発振出力に従っ
て作動するディジタル論理部3とにより構成されている
。これら発振回路11発振出力バッファ回路5及びディ
ジタル論理部3には、寄生抵抗ra 1 rl) Hr
6 、 r4 。
す回路図である。この回路は、発振回路1及びこの発振
回路1の発振出力を増幅する発振出力バッファ回路5か
ら成る発振装置6と、この発振装置6の発振出力に従っ
て作動するディジタル論理部3とにより構成されている
。これら発振回路11発振出力バッファ回路5及びディ
ジタル論理部3には、寄生抵抗ra 1 rl) Hr
6 、 r4 。
r@を有する電源ラインを介して電源電圧VDDが供給
されると共に、寄生抵抗rf * r 、* rh 1
rl 、rJを有する接地ラインを介して接地電圧GN
Dが供給されている0発振回路1は、水晶又はセラミッ
クからなる振動子13及び帰還抵抗14をインバータ1
5の入力端と出力端との間に並列接続したゲート発振回
路により構成されており、電源ライン上のA点及び接地
ライン上のF点から夫々電源電圧Vpl)及び接地電圧
GNDを供給されて、振動子13の固有振動数で決定さ
れる周波数の発振出力りを出力する1発振出力バッファ
回路5は、電源ライン上のB点及び接地ライン上のG点
から夫々電源電圧VDD及び接地電圧GNDを供給され
て動作するインバータ16bにより構成されており、発
振回路1の発振出力りを入力して、これを反転した発振
出力Mを出力する。また、ディジタル論理部3は、電源
ライン上の0点、D点及び接地ライン上のH点、1点か
ら夫々電源電圧VDD及び接地電圧GNDを供給されて
動作するCMOSインバータ17.18等がら構成され
、発振装置6から発振出力Mを入力して所定の回路動作
を行なうものとなっている。
されると共に、寄生抵抗rf * r 、* rh 1
rl 、rJを有する接地ラインを介して接地電圧GN
Dが供給されている0発振回路1は、水晶又はセラミッ
クからなる振動子13及び帰還抵抗14をインバータ1
5の入力端と出力端との間に並列接続したゲート発振回
路により構成されており、電源ライン上のA点及び接地
ライン上のF点から夫々電源電圧Vpl)及び接地電圧
GNDを供給されて、振動子13の固有振動数で決定さ
れる周波数の発振出力りを出力する1発振出力バッファ
回路5は、電源ライン上のB点及び接地ライン上のG点
から夫々電源電圧VDD及び接地電圧GNDを供給され
て動作するインバータ16bにより構成されており、発
振回路1の発振出力りを入力して、これを反転した発振
出力Mを出力する。また、ディジタル論理部3は、電源
ライン上の0点、D点及び接地ライン上のH点、1点か
ら夫々電源電圧VDD及び接地電圧GNDを供給されて
動作するCMOSインバータ17.18等がら構成され
、発振装置6から発振出力Mを入力して所定の回路動作
を行なうものとなっている。
このように構成された従来の発振器内蔵半導体集積回路
の動作について第6図及び第7図を参照して説明する。
の動作について第6図及び第7図を参照して説明する。
第6図(a)は発振回路1を構成するインバータ15の
入出力特性を示す特性図である。この発振回路1は、イ
ンバータ15の出力を帰還抵抗14及び振動子13によ
り構成される帰還回路を介して入力に帰還させて発振出
力りを得ている。ここで、この発振出力りの発振動作中
心電圧Voscは、インバータ15の入出力特性の中点
P(以下、動作安定点という)に設定される。
入出力特性を示す特性図である。この発振回路1は、イ
ンバータ15の出力を帰還抵抗14及び振動子13によ
り構成される帰還回路を介して入力に帰還させて発振出
力りを得ている。ここで、この発振出力りの発振動作中
心電圧Voscは、インバータ15の入出力特性の中点
P(以下、動作安定点という)に設定される。
また、第6図(b)は、このような発振動作中心電圧V
oscを有する発振回路1の発振初期の発振出力りの
波形を示す波形図である。非発振期間において、発振回
路1は動作安定点Pに固定されている。そして、発振開
始点において発振を開始すると、時間の経過に伴ってそ
の振幅は徐々に大きくなり[第6図(b)発振開始期間
]、安定発振期間に至ると、発振出力りの振幅は飽和し
、安定した発振波形が得られる。
oscを有する発振回路1の発振初期の発振出力りの
波形を示す波形図である。非発振期間において、発振回
路1は動作安定点Pに固定されている。そして、発振開
始点において発振を開始すると、時間の経過に伴ってそ
の振幅は徐々に大きくなり[第6図(b)発振開始期間
]、安定発振期間に至ると、発振出力りの振幅は飽和し
、安定した発振波形が得られる。
第7図は上述した発振出力りを入力する発振出力バッフ
ァ回路5及びこの発振出力バッファ回路5の発振出力M
を入力するディジタル論理部3の動作を示す特性図であ
る。
ァ回路5及びこの発振出力バッファ回路5の発振出力M
を入力するディジタル論理部3の動作を示す特性図であ
る。
発振出力バッファ回路5が前述した発振回路1の発振出
力りを入力すると、発振開始期間では、第7図中Iに示
すように、発振出力バッファ回路5を構成するインバー
タ16bはMOSトランジスタの遷移領域Qで動作する
。そして、発振出力バッファ回路5からの発振出力Mは
、ディジタル論理部3を構成するインバータ17の入力
閾値を挟んで第7図中Iに示すMの範囲で変化し、この
発振出力Mを入力するインバータ17も、第7図■に示
すように、それを構成するMOS)ランジスタの遷移領
域で動作をする。そして、時間の経過と共に、発振出力
りの振幅が飽和すると、発振出力バッファ回路5の発振
出力Mの振幅も飽和し、ディジタル論理部3はこの発振
出力Mを供給されて動作する。
力りを入力すると、発振開始期間では、第7図中Iに示
すように、発振出力バッファ回路5を構成するインバー
タ16bはMOSトランジスタの遷移領域Qで動作する
。そして、発振出力バッファ回路5からの発振出力Mは
、ディジタル論理部3を構成するインバータ17の入力
閾値を挟んで第7図中Iに示すMの範囲で変化し、この
発振出力Mを入力するインバータ17も、第7図■に示
すように、それを構成するMOS)ランジスタの遷移領
域で動作をする。そして、時間の経過と共に、発振出力
りの振幅が飽和すると、発振出力バッファ回路5の発振
出力Mの振幅も飽和し、ディジタル論理部3はこの発振
出力Mを供給されて動作する。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上述した従来の発振器内蔵半導体集積回
路においては、発振出力バッファ回路5の入力閾値が発
振回路1の発振動作中心電圧V osc付近にあるため
、発振開始期間の発振出力りの微小振幅が発振出力バッ
ファ回路5によって増幅され、ディジタル論理部3に伝
達される。そして、この発振初期においては、発振出力
バッファ回路5の発振出力Mを入力するCMO9構成の
インバータ17が第7図中■に示すように遷移領域で動
作することになるため、この遷移領域において、電源ラ
インから接地ラインへ第7図中■で示すような大きな貫
通電流が流れることになる。
路においては、発振出力バッファ回路5の入力閾値が発
振回路1の発振動作中心電圧V osc付近にあるため
、発振開始期間の発振出力りの微小振幅が発振出力バッ
ファ回路5によって増幅され、ディジタル論理部3に伝
達される。そして、この発振初期においては、発振出力
バッファ回路5の発振出力Mを入力するCMO9構成の
インバータ17が第7図中■に示すように遷移領域で動
作することになるため、この遷移領域において、電源ラ
インから接地ラインへ第7図中■で示すような大きな貫
通電流が流れることになる。
このため、電源ライン及び接地ラインに付随する寄生抵
抗r a r r b + ro + r d + r
” e及びr f +rg、rIl+ rl、rJに貫
通電流が流れ、これら電源ライン及び接地ラインに接続
された発振装置6及びディジタル論理部3に電気的ノイ
ズを与えてしまう、この結果、振動子13の微小な励起
電圧が乱され、発振回路1が正常に発振しなくなるとい
う問題点がある。
抗r a r r b + ro + r d + r
” e及びr f +rg、rIl+ rl、rJに貫
通電流が流れ、これら電源ライン及び接地ラインに接続
された発振装置6及びディジタル論理部3に電気的ノイ
ズを与えてしまう、この結果、振動子13の微小な励起
電圧が乱され、発振回路1が正常に発振しなくなるとい
う問題点がある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
発振開始点近傍における電気的ノイズを抑制し、異常発
振を招来することがない発振器内蔵半導体集積回路を提
供することを目的とする。
発振開始点近傍における電気的ノイズを抑制し、異常発
振を招来することがない発振器内蔵半導体集積回路を提
供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明に係る発振器内蔵半導体集積回路は、発振回路と
、この発振回路の出力を増幅する発振出力バッファ回路
と、この発振出力バッファ回路の出力を入力する回路と
が同一の電源ラインに接続された発振器内蔵半導体集積
回路において、前記発振出力バッファ回路は、その入力
閾値が前記発振回路の発振出力の中心電圧とは異なるレ
ベルに設定され、少なくとも一つの入力同値が前記発振
出力の中心電圧よりも高いレベルに設定されていること
を特徴とする。
、この発振回路の出力を増幅する発振出力バッファ回路
と、この発振出力バッファ回路の出力を入力する回路と
が同一の電源ラインに接続された発振器内蔵半導体集積
回路において、前記発振出力バッファ回路は、その入力
閾値が前記発振回路の発振出力の中心電圧とは異なるレ
ベルに設定され、少なくとも一つの入力同値が前記発振
出力の中心電圧よりも高いレベルに設定されていること
を特徴とする。
[作用]
本発明においては、発振回路の出力を入力し、これを増
幅して次段の回路に出力する発振出力バッファ回路の入
力同値が発振回路の発振出力の中心電圧とは異なるレベ
ルに設定され、少なくとも一つの入力同値が前記発振出
力の中心電圧よりも高いレベルに設定されているから、
発振回路の出力振幅が特定の値以上にならないと、発振
出力バッファ回路からは発振出力が得られない、従って
、発振回路が不安定な状態である発振開始期間では、発
振出力が発振出力バッファ回路から出力されることがな
く、発振回路が安定し、その発振出力の振幅が飽和して
から発振出力バッファ回路の出力が次段の回路に出力さ
れることになる。
幅して次段の回路に出力する発振出力バッファ回路の入
力同値が発振回路の発振出力の中心電圧とは異なるレベ
ルに設定され、少なくとも一つの入力同値が前記発振出
力の中心電圧よりも高いレベルに設定されているから、
発振回路の出力振幅が特定の値以上にならないと、発振
出力バッファ回路からは発振出力が得られない、従って
、発振回路が不安定な状態である発振開始期間では、発
振出力が発振出力バッファ回路から出力されることがな
く、発振回路が安定し、その発振出力の振幅が飽和して
から発振出力バッファ回路の出力が次段の回路に出力さ
れることになる。
従って、本発明によれば、発振回路の発振開始期間にお
ける貫通電流の発生が抑制され、これに起因した電源ラ
インのノイズ発生を防止することができる。このため、
発振回路から安定した発振出力を得ることができる。
ける貫通電流の発生が抑制され、これに起因した電源ラ
インのノイズ発生を防止することができる。このため、
発振回路から安定した発振出力を得ることができる。
[実施例]
次に、本発明の実施例について添付の図面を参照して説
明する。
明する。
第1図は本発明の第1の実施例に係る発振器内蔵半導体
集積回路を示す回路図である。なお、第1図において第
5図と同一物には同一符号を付して詳しい説明を省略す
る。
集積回路を示す回路図である。なお、第1図において第
5図と同一物には同一符号を付して詳しい説明を省略す
る。
本実施例が第5図に示す従来例と相違する点は、従来の
発振出力バッファ回路5で使用されていたインバータ1
6bに代えて、入出力特性にヒステリシス特性を有する
シュミットトリガ回路16゜を使用して発振出力バッフ
ァ回路2を構成した点である。シュミットトリガ回路1
61は、その入力不感帯幅が発振開始期間における発振
回路1の振幅よりも広く設定されている。この発振出力
バッファ回路2及び発振回路1により発振装置4が構成
されている。
発振出力バッファ回路5で使用されていたインバータ1
6bに代えて、入出力特性にヒステリシス特性を有する
シュミットトリガ回路16゜を使用して発振出力バッフ
ァ回路2を構成した点である。シュミットトリガ回路1
61は、その入力不感帯幅が発振開始期間における発振
回路1の振幅よりも広く設定されている。この発振出力
バッファ回路2及び発振回路1により発振装置4が構成
されている。
このように構成された第1の実施例の動作にっいて第2
図を参照しながら説明する。
図を参照しながら説明する。
発振回路1が発振を開始すると、発振開始期間において
は、発振回路1の発振出力りの振幅が発振出力バッファ
回路2のシュミットトリガ回路16aの入力不感帯幅以
下であるから、発振出力バッファ回路2の出力Mの電圧
は接地電圧GND近傍のレベル又は電源電圧VDD近傍
のレベルのいずれか一方のレベルに固定される(第2図
中■)。
は、発振回路1の発振出力りの振幅が発振出力バッファ
回路2のシュミットトリガ回路16aの入力不感帯幅以
下であるから、発振出力バッファ回路2の出力Mの電圧
は接地電圧GND近傍のレベル又は電源電圧VDD近傍
のレベルのいずれか一方のレベルに固定される(第2図
中■)。
この結果、この発振出力Mを入力するインバータ17は
第2図中■に示すように電源電圧VDDレベル又は接地
電圧GNDレベルに固定されるため、第2図中■からも
明らかなように、このインバータ17に貫通電流が流れ
ることはない。
第2図中■に示すように電源電圧VDDレベル又は接地
電圧GNDレベルに固定されるため、第2図中■からも
明らかなように、このインバータ17に貫通電流が流れ
ることはない。
従って、従来のような貫通電流に起因した電気的ノイズ
が発生することはなく、これによって発振回路1が異常
発振することもなくなる。
が発生することはなく、これによって発振回路1が異常
発振することもなくなる。
次に、本発明の第2の実施例について説明する。
この実施例では、シュミットトリガ回路16゜に代えて
、入力閾値を発振動作中心電圧Vosc[第6図(a)
]よりも高く設定したインバータ(図示せず)を使用し
て発振出力バッファ回路を構成している。
、入力閾値を発振動作中心電圧Vosc[第6図(a)
]よりも高く設定したインバータ(図示せず)を使用し
て発振出力バッファ回路を構成している。
即ち、通常、インバータをCMO8で構成する場合、そ
の入力閾値は、インバータを構成するPチャネル(以下
Pch))ランジスタ及びNチャネル(以、下Nch)
)ランジスタの各相互コンダクタンス(以下、gmとい
う)の比に依存する。
の入力閾値は、インバータを構成するPチャネル(以下
Pch))ランジスタ及びNチャネル(以、下Nch)
)ランジスタの各相互コンダクタンス(以下、gmとい
う)の比に依存する。
ここでgmは以下の式で定義される。
gm= [δID/δVG ] VoCCW/L−(1
)■D=ドレイン電流 W:ゲート幅 ■Dニドレイン電圧 L:ゲート長 VG:ゲート電圧 即ち、gmとは、ある一定ドレイン電圧VDのもとての
ゲート電圧VGの変化分に対するトレイン電流IDの変
化分で定義され、トランジスタのゲート幅Wとゲート長
しの比にほぼ比例する6通常、CMOSインバータでは
、Pch)ランジスタとNchトランジスタとのgmの
比を1=1に設定することによりCMOSインバータの
入力同値を電源電圧VDDの1/2としているが、gm
の比を1=1からずらすことによりこのCMOSインバ
ータの入力閾値を変化させることができる。
)■D=ドレイン電流 W:ゲート幅 ■Dニドレイン電圧 L:ゲート長 VG:ゲート電圧 即ち、gmとは、ある一定ドレイン電圧VDのもとての
ゲート電圧VGの変化分に対するトレイン電流IDの変
化分で定義され、トランジスタのゲート幅Wとゲート長
しの比にほぼ比例する6通常、CMOSインバータでは
、Pch)ランジスタとNchトランジスタとのgmの
比を1=1に設定することによりCMOSインバータの
入力同値を電源電圧VDDの1/2としているが、gm
の比を1=1からずらすことによりこのCMOSインバ
ータの入力閾値を変化させることができる。
第3図はCMOSインバータの入出力特性のgm依存性
を示す特性図である。即ち、CMOSインバータの入力
閾値はPch)ランジスタのgmを大きくすれば上昇し
、Nch)ランジスタのgmを大きくすれば低下する方
向に移動する。
を示す特性図である。即ち、CMOSインバータの入力
閾値はPch)ランジスタのgmを大きくすれば上昇し
、Nch)ランジスタのgmを大きくすれば低下する方
向に移動する。
また、Pch)ランジスタとNch)ランジスタとのg
m比は、(1)式より、Pch及びNchトランジスタ
の各ゲート幅W及びゲート長しの比を変えることにより
変更することができる。従って、例えば、gm比を1
: 0.7のようにPchトランジスタ側のgmを大き
くすればインバータの入力閾値を発振回路の発振動作中
心電圧V oscより高く設定することができる。
m比は、(1)式より、Pch及びNchトランジスタ
の各ゲート幅W及びゲート長しの比を変えることにより
変更することができる。従って、例えば、gm比を1
: 0.7のようにPchトランジスタ側のgmを大き
くすればインバータの入力閾値を発振回路の発振動作中
心電圧V oscより高く設定することができる。
第4図は発振出力バッファ回路を構成するインバータを
CMOSで構成し、この入力閾値を発振回路の発振動作
中心電圧Voscより高く設定した場合の伝搬特性を示
した特性図である。第4図中Iに示すように、発振出力
バッファ回路に発振回路から発振開始点近傍の小振幅の
電圧が入力されたとしても、発振出力しは発振出力バッ
ファ回路を構成するインバータの入力閾値を超えないた
め、その出力は電源電圧VDD近傍のレベルに固定され
る。このため、第4図中■、■から明らかなようにディ
ジタル論理部も論理的変化をせず、貫通電流も流れない
、また、次段への変化の伝搬はないので電源ラインと接
地ラインとの間に貫通電流は流れない、従って、発振回
路の発振開始動作時において、悪影響を与える電気的ノ
イズが生じることはない。
CMOSで構成し、この入力閾値を発振回路の発振動作
中心電圧Voscより高く設定した場合の伝搬特性を示
した特性図である。第4図中Iに示すように、発振出力
バッファ回路に発振回路から発振開始点近傍の小振幅の
電圧が入力されたとしても、発振出力しは発振出力バッ
ファ回路を構成するインバータの入力閾値を超えないた
め、その出力は電源電圧VDD近傍のレベルに固定され
る。このため、第4図中■、■から明らかなようにディ
ジタル論理部も論理的変化をせず、貫通電流も流れない
、また、次段への変化の伝搬はないので電源ラインと接
地ラインとの間に貫通電流は流れない、従って、発振回
路の発振開始動作時において、悪影響を与える電気的ノ
イズが生じることはない。
[発明の効果]
以上説明したように本発明は、発振回路の発振出力を増
幅して出力する発振出力バッファ回路の入力閾値を発振
開始点近傍における発振出力の中心電圧とは異なるレベ
ルに設定され、少なくとも一つの入力閾値が前記発振出
力の中心電圧よりも高いレベルに設定したから、発振開
始点近傍においては、発振出力バッファ回路の出力は電
源又は接地のレベルの近傍に固定され、この発振出力バ
ッフ1回路の出力を入力する回路の動作は安定し、電気
的ノイズを発生することがない、従って、本発明によれ
ば、この電気的ノイズによって発振回路が異常発振する
ことがないという効果を有する。
幅して出力する発振出力バッファ回路の入力閾値を発振
開始点近傍における発振出力の中心電圧とは異なるレベ
ルに設定され、少なくとも一つの入力閾値が前記発振出
力の中心電圧よりも高いレベルに設定したから、発振開
始点近傍においては、発振出力バッファ回路の出力は電
源又は接地のレベルの近傍に固定され、この発振出力バ
ッフ1回路の出力を入力する回路の動作は安定し、電気
的ノイズを発生することがない、従って、本発明によれ
ば、この電気的ノイズによって発振回路が異常発振する
ことがないという効果を有する。
第1図は本発明の第1の実施例に係る発振器内蔵半導体
集積回路を示す回路図、第2図は第1図に示す回路の動
作を説明するための特性図、第3図は本発明の第2の実
施例の回路の動作を説明するための特性図、第4図は本
発明の第2の実施例の回路の動作を説明するための特性
図、第5図は従来の発振器内蔵半導体集積回路を示す回
路図、第6図は第5図に示す発振回路の動作を説明する
ための特性図、第7図は第5図に示す回路の動作を説明
するための特性図である。 1;発振回路、2.5;発振出力バッファ回路、3;デ
ィジタル論理部、4,6;発振装置、13;振動子、1
4;抵抗、15.16b、17.18;インバータ、1
6a;シュミットトリガ回路、GND 、接地電圧、L
、M;発振出力、N;出力信号、rar rb+ ro
、rar rll+ rf+rM + rb + r+
l rJ :寄生抵抗、V D D :電源電圧
集積回路を示す回路図、第2図は第1図に示す回路の動
作を説明するための特性図、第3図は本発明の第2の実
施例の回路の動作を説明するための特性図、第4図は本
発明の第2の実施例の回路の動作を説明するための特性
図、第5図は従来の発振器内蔵半導体集積回路を示す回
路図、第6図は第5図に示す発振回路の動作を説明する
ための特性図、第7図は第5図に示す回路の動作を説明
するための特性図である。 1;発振回路、2.5;発振出力バッファ回路、3;デ
ィジタル論理部、4,6;発振装置、13;振動子、1
4;抵抗、15.16b、17.18;インバータ、1
6a;シュミットトリガ回路、GND 、接地電圧、L
、M;発振出力、N;出力信号、rar rb+ ro
、rar rll+ rf+rM + rb + r+
l rJ :寄生抵抗、V D D :電源電圧
Claims (1)
- (1)発振回路と、この発振回路の出力を増幅する発振
出力バッファ回路と、この発振出力バッファ回路の出力
を入力する回路とが同一の電源ラインに接続された発振
器内蔵半導体集積回路において、前記発振出力バッファ
回路は、その入力閾値が前記発振回路の発振出力の中心
電圧とは異なるレベルに設定され、少なくとも一つの入
力閾値が前記発振出力の中心電圧よりも高いレベルに設
定されていることを特徴とする発振器内蔵半導体集積回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4892989A JPH02228106A (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 発振器内蔵半導体集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4892989A JPH02228106A (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 発振器内蔵半導体集積回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02228106A true JPH02228106A (ja) | 1990-09-11 |
Family
ID=12816956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4892989A Pending JPH02228106A (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 発振器内蔵半導体集積回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02228106A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04291809A (ja) * | 1991-03-20 | 1992-10-15 | Nippon Precision Circuits Kk | 発振制御回路 |
JPH04291808A (ja) * | 1991-03-20 | 1992-10-15 | Nippon Precision Circuits Kk | 発振制御回路 |
JP2003283303A (ja) * | 2002-03-27 | 2003-10-03 | Nec Microsystems Ltd | 半導体集積回路 |
JP2007104050A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Mitsumi Electric Co Ltd | 発振回路 |
JP2012029025A (ja) * | 2010-07-23 | 2012-02-09 | Seiko Epson Corp | 集積回路装置 |
-
1989
- 1989-02-28 JP JP4892989A patent/JPH02228106A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04291809A (ja) * | 1991-03-20 | 1992-10-15 | Nippon Precision Circuits Kk | 発振制御回路 |
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US7106144B2 (en) | 2002-03-27 | 2006-09-12 | Nec Electronics Corporation | Semiconductor integrated circuit |
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