JPH02224876A - 抵抗溶接の位置合わせ方法 - Google Patents
抵抗溶接の位置合わせ方法Info
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- JPH02224876A JPH02224876A JP1047206A JP4720689A JPH02224876A JP H02224876 A JPH02224876 A JP H02224876A JP 1047206 A JP1047206 A JP 1047206A JP 4720689 A JP4720689 A JP 4720689A JP H02224876 A JPH02224876 A JP H02224876A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 13
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- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 description 1
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- Resistance Welding (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は抵抗溶接の位置合わせ方法に関する。
(従来の技術)
抵抗溶接装置には、例えば被溶接物の溶接端子に対して
ワイヤ等を介在させて正負の一対の溶接電極を所定の圧
力で接触させ、この状態に各溶接電極間を通電させて熱
を発生させている。そして、この熱によりワイヤ等を溶
解して溶接端子にワイヤ等を溶接させるものがある。と
ころで、かかる溶接装置では溶接端子に対して一対の溶
接電極を正確に位置合わせしなければ溶接不良が発生し
て精度高い溶接ができなくなる。従って、溶接端子と溶
接電極との位置合わせが行なわれるが、この位置合わせ
は作業員の目視によって行うものであった。このため、
特に溶接端子の形状が小さくなると高精度に位置合わせ
が困難となる。さらに、作業員の熟練度にも位置合わせ
精度が大きく左右される。
ワイヤ等を介在させて正負の一対の溶接電極を所定の圧
力で接触させ、この状態に各溶接電極間を通電させて熱
を発生させている。そして、この熱によりワイヤ等を溶
解して溶接端子にワイヤ等を溶接させるものがある。と
ころで、かかる溶接装置では溶接端子に対して一対の溶
接電極を正確に位置合わせしなければ溶接不良が発生し
て精度高い溶接ができなくなる。従って、溶接端子と溶
接電極との位置合わせが行なわれるが、この位置合わせ
は作業員の目視によって行うものであった。このため、
特に溶接端子の形状が小さくなると高精度に位置合わせ
が困難となる。さらに、作業員の熟練度にも位置合わせ
精度が大きく左右される。
(発明が解決しようとする課題)
以上のように溶接端子と溶接電極とを高精度に位置合わ
せすることが困難であり、かつ作業員に熟練度が要求さ
れるものであった。
せすることが困難であり、かつ作業員に熟練度が要求さ
れるものであった。
そこで本発明は、熟練度を必要とせずに高精度に溶接端
子と溶接電極とを位置合わせできる抵抗溶接の位置合わ
せ方法を提供することを目的とする。
子と溶接電極とを位置合わせできる抵抗溶接の位置合わ
せ方法を提供することを目的とする。
[発明の構成コ
(課題を解決するための手段と作用)
本発明は、移動テーブル上に載置された被溶接物の溶接
端子にワイヤ等を抵抗溶接する際に溶接端子と溶接電極
とを位置合わせする抵抗溶接の位置合わせ方法において
、移動テーブル上に設けられた電極形状マークと溶接電
極とを位置合わせしたときの位置座標及び溶接電極に近
接して設けられた撮像装置の視野内の位置合わせマーク
と電極形状マークとを位置合わせしたときの位置座標か
ら溶接電極ど撮像装置との間のオフセット量を求め、撮
像装置により溶接端子を撮像して位置合わせ用の溶接端
子パターンを作成し、この後この作成された溶接端子パ
ターンに基づいて撮像装置の撮像により溶接端子を検出
し、このときの検出座標にオフセット量を加えて溶接端
子と溶接電極とを位置合わせして上記目的を達成しよう
とする抵抗溶接の位置合わせ方法である。
端子にワイヤ等を抵抗溶接する際に溶接端子と溶接電極
とを位置合わせする抵抗溶接の位置合わせ方法において
、移動テーブル上に設けられた電極形状マークと溶接電
極とを位置合わせしたときの位置座標及び溶接電極に近
接して設けられた撮像装置の視野内の位置合わせマーク
と電極形状マークとを位置合わせしたときの位置座標か
ら溶接電極ど撮像装置との間のオフセット量を求め、撮
像装置により溶接端子を撮像して位置合わせ用の溶接端
子パターンを作成し、この後この作成された溶接端子パ
ターンに基づいて撮像装置の撮像により溶接端子を検出
し、このときの検出座標にオフセット量を加えて溶接端
子と溶接電極とを位置合わせして上記目的を達成しよう
とする抵抗溶接の位置合わせ方法である。
(実施例)
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は抵抗溶接の位置合わせ方法を適用した抵抗溶接
装置の構成図である。同図において1は移動テーブルで
あ7て、この移動テーブル1はXYテーブル2上にθテ
ーブル3が設けられたものとなっている。XY子テーブ
ルはXY子テーブル動回路4の駆動によってXY力方向
移動し、又θテーブル3はθテーブル駆動回路5の駆動
によってθ方向に移動するものとなっている。ところで
、このθテーブル3上には被溶接物6が載置されている
。この被溶接物6には各溶接端子7a〜7dが設けられ
、これら溶接端子7a〜7dのうち溶接端子7aと7b
との間及び溶接端子7cと76との間にワイヤ8が溶接
されるものとなっている。
装置の構成図である。同図において1は移動テーブルで
あ7て、この移動テーブル1はXYテーブル2上にθテ
ーブル3が設けられたものとなっている。XY子テーブ
ルはXY子テーブル動回路4の駆動によってXY力方向
移動し、又θテーブル3はθテーブル駆動回路5の駆動
によってθ方向に移動するものとなっている。ところで
、このθテーブル3上には被溶接物6が載置されている
。この被溶接物6には各溶接端子7a〜7dが設けられ
、これら溶接端子7a〜7dのうち溶接端子7aと7b
との間及び溶接端子7cと76との間にワイヤ8が溶接
されるものとなっている。
一方、支持体10には電極保持体11が上下方向つまり
矢印(イ)方向に移動自在に設けられている。なお、電
極保持体]1は電極移動駆動回路12によって移動する
ものとなっている。そして、電極保持体1]は負の溶接
電極13及び正の溶接電極14の長手方向をそれぞれ上
下方向に向けて保持するもので、これら溶接電極13.
14には溶接駆動回路〕5が接続されて通電が行なわれ
るようになっている。又、支持体10の上部には前記ワ
イヤ8をリール16に巻回して成るワイヤ供給部が設け
られている。なお、17はワイヤ切断機構であって、溶
接端子7a〜7d付近に移動して刃18によってワイヤ
8を切断するものである。
矢印(イ)方向に移動自在に設けられている。なお、電
極保持体]1は電極移動駆動回路12によって移動する
ものとなっている。そして、電極保持体1]は負の溶接
電極13及び正の溶接電極14の長手方向をそれぞれ上
下方向に向けて保持するもので、これら溶接電極13.
14には溶接駆動回路〕5が接続されて通電が行なわれ
るようになっている。又、支持体10の上部には前記ワ
イヤ8をリール16に巻回して成るワイヤ供給部が設け
られている。なお、17はワイヤ切断機構であって、溶
接端子7a〜7d付近に移動して刃18によってワイヤ
8を切断するものである。
さて、θテーブル3上には負の溶接電極13の先端形状
と同一形状の負電極形状マーク20が設けられている。
と同一形状の負電極形状マーク20が設けられている。
又、正の溶接電極14の近接位置には電極保持体11に
支持されて撮像装置21が設けられている。この撮像装
置21はその視野がθテーブル3上に向けられており、
出力される画像信号は画像処理回路22に送られて画像
データとして記憶されるようになっている。そして、こ
の画像−処理回路22で得られた画像データは画像合成
回路23に送られるようになっている。又、この画像合
成回路23にはカーソル発生回路24から負の溶接電極
13の先端形状と同一形状のカーソルを示すカーソル信
号が入力している。この画像合成回路23は撮像装置2
1の撮像により得られる画像データの所定位置にカーソ
ルの画像データを固定配置して合成する機能を有するも
のである。なお、この合成画像はモニタテレビジョン2
5に送られて映し出されるようになっている。
支持されて撮像装置21が設けられている。この撮像装
置21はその視野がθテーブル3上に向けられており、
出力される画像信号は画像処理回路22に送られて画像
データとして記憶されるようになっている。そして、こ
の画像−処理回路22で得られた画像データは画像合成
回路23に送られるようになっている。又、この画像合
成回路23にはカーソル発生回路24から負の溶接電極
13の先端形状と同一形状のカーソルを示すカーソル信
号が入力している。この画像合成回路23は撮像装置2
1の撮像により得られる画像データの所定位置にカーソ
ルの画像データを固定配置して合成する機能を有するも
のである。なお、この合成画像はモニタテレビジョン2
5に送られて映し出されるようになっている。
主制御回路26はXY子テーブル動回路4、θテーブル
駆動回路5、電極移動駆動回路12及び溶接駆動回路1
5に対してそれぞれ制御信号を送出して抵抗溶接の制御
を実行する機能と、XY子テーブル動回路4、θテーブ
ル駆動回路5、画像処理回路22、カーソル合成回路2
3に対してそれぞれ制御信号を送出して位置合わせ制御
を実行する機能とを有している。
駆動回路5、電極移動駆動回路12及び溶接駆動回路1
5に対してそれぞれ制御信号を送出して抵抗溶接の制御
を実行する機能と、XY子テーブル動回路4、θテーブ
ル駆動回路5、画像処理回路22、カーソル合成回路2
3に対してそれぞれ制御信号を送出して位置合わせ制御
を実行する機能とを有している。
次に上記の如く構成された装置での位置合わせ作用につ
いて説明する。
いて説明する。
先ず、負の溶接電極13と撮像装置21との間のオフセ
ット量が求められる。すなわち、主制御回路26はXY
子テーブル動回路4及びθテーブル駆動回路5に対して
それぞれ制御信号を送出してXYテーブル2をXY力方
向移動させるとともに及びθテーブル3をθ方向に回転
移動させて第2図に示すように負電極形状マーク20を
負の溶接電極13の真下に位置させて位置合わせする。
ット量が求められる。すなわち、主制御回路26はXY
子テーブル動回路4及びθテーブル駆動回路5に対して
それぞれ制御信号を送出してXYテーブル2をXY力方
向移動させるとともに及びθテーブル3をθ方向に回転
移動させて第2図に示すように負電極形状マーク20を
負の溶接電極13の真下に位置させて位置合わせする。
なお、このとき位置合わせの微調整は作業員の目視によ
って行なわれる。このようにして溶接電極13と負電極
形状マーク20とが位置合わせされると、このときの負
電極形状マーク20の位置座標Aが主制御回路26に記
憶される。
って行なわれる。このようにして溶接電極13と負電極
形状マーク20とが位置合わせされると、このときの負
電極形状マーク20の位置座標Aが主制御回路26に記
憶される。
次に主制御回路26はXY子テーブル動回路4及びθテ
ーブル駆動回路5にそれぞれ制御信号を送出して負電極
形状マーク20を第3図に示すように撮像装置21の視
野内に入れる。このとき主制御回路26は画像処理回路
22に制御信号を送出して動作を開始させる。これによ
り、撮像装置21から出力される画像信号は画像処理回
路22においてA/D (アナログ/ディジタル)変換
されて画像データとして記憶される。そして、画像合成
回路23は画像処理回路22からの画像データを受けて
この画像データ上にカーソルの画像データを合成してモ
ニタテレビジョン25に送出する。かくして、このモニ
タテレビジョン25の画面には例えば第4図に示すよう
な負電極形状マーク20及び固定配置されたカーソル3
0が映し出される。そうして、このモニタテレビジョン
25に映し出される画像を作業員が見ながら負電極形状
マーク20とカーソル30とが合わせられる。
ーブル駆動回路5にそれぞれ制御信号を送出して負電極
形状マーク20を第3図に示すように撮像装置21の視
野内に入れる。このとき主制御回路26は画像処理回路
22に制御信号を送出して動作を開始させる。これによ
り、撮像装置21から出力される画像信号は画像処理回
路22においてA/D (アナログ/ディジタル)変換
されて画像データとして記憶される。そして、画像合成
回路23は画像処理回路22からの画像データを受けて
この画像データ上にカーソルの画像データを合成してモ
ニタテレビジョン25に送出する。かくして、このモニ
タテレビジョン25の画面には例えば第4図に示すよう
な負電極形状マーク20及び固定配置されたカーソル3
0が映し出される。そうして、このモニタテレビジョン
25に映し出される画像を作業員が見ながら負電極形状
マーク20とカーソル30とが合わせられる。
なお、第5図は負電極形状マーク20とカーソル30と
が合わせられる結果を示している。そして、負電極形状
マーク20とカーソル30とが合わされたとき主制御回
路26はこのとき負電極形状マーク20の位置座標Bを
記憶する。
が合わせられる結果を示している。そして、負電極形状
マーク20とカーソル30とが合わされたとき主制御回
路26はこのとき負電極形状マーク20の位置座標Bを
記憶する。
しかるに、主制御回路26は先に記憶した位置座標Aと
位置座標Bとの位置の差を演算し求め、この位置の差を
負の溶接電極13と撮像装置21の視野内に固定された
カーソル30の位置との間のオフセット量として記憶す
る。
位置座標Bとの位置の差を演算し求め、この位置の差を
負の溶接電極13と撮像装置21の視野内に固定された
カーソル30の位置との間のオフセット量として記憶す
る。
次に主制御回路26はXY子テーブル動回路4及びθテ
ーブル駆動回路5にそれぞれ制御信号を送出して撮像装
置21の視野内に被溶接物6の溶接端子7aを入れる。
ーブル駆動回路5にそれぞれ制御信号を送出して撮像装
置21の視野内に被溶接物6の溶接端子7aを入れる。
そして、第6図に示すように溶接端子7aの一部がカー
ソル30と重なるように溶接端子7aを移動する。とこ
ろで、このように溶接端子7aの位置を移動するのは、
カーソル30の位置が実際の負の溶接電極13の位置に
対応するからである。従って、この負の溶接電極13の
横には正の溶接電極14が配置されていると仮想される
。しかるに、溶接電極7aをカーソル30に対してその
一部分を重なるように配置すれば、溶接電極7aに対し
て正負の各溶接電極1.4.13が接触するものとなる
。なお、溶接電極14はモニタテレビジョン25の画面
上には表示されてない。
ソル30と重なるように溶接端子7aを移動する。とこ
ろで、このように溶接端子7aの位置を移動するのは、
カーソル30の位置が実際の負の溶接電極13の位置に
対応するからである。従って、この負の溶接電極13の
横には正の溶接電極14が配置されていると仮想される
。しかるに、溶接電極7aをカーソル30に対してその
一部分を重なるように配置すれば、溶接電極7aに対し
て正負の各溶接電極1.4.13が接触するものとなる
。なお、溶接電極14はモニタテレビジョン25の画面
上には表示されてない。
この後、溶接電極7aのカーソル30に対する位置決め
が終了すると、主制御回路26の指令により画像処理回
路22は撮像装置21からの画像信号を取り込んで第7
図に示すような画像データに変換し、この画像データを
位置合わせ用の溶接端子パターンとして記憶する。そし
て、主制御回路26はこのときの溶接端子7aの位置座
標を記憶する。以上により、負の溶接電極13と撮像袋
wt21とのオフセット量が求められるとともに溶接端
子7aの溶接端子パターンが得られる。
が終了すると、主制御回路26の指令により画像処理回
路22は撮像装置21からの画像信号を取り込んで第7
図に示すような画像データに変換し、この画像データを
位置合わせ用の溶接端子パターンとして記憶する。そし
て、主制御回路26はこのときの溶接端子7aの位置座
標を記憶する。以上により、負の溶接電極13と撮像袋
wt21とのオフセット量が求められるとともに溶接端
子7aの溶接端子パターンが得られる。
次に抵抗溶接作業に移る。θテーブル3上に溶接作業の
被溶接物6(なお、被溶接物及び各溶接端子を示す符号
6.7a〜7dは同一とする)が載置されると、主制御
回路26はXY子テーブル動回路4及びθテーブル駆動
回路5にそれぞれ制御信号を送出して溶接端子7aを前
記動作で求めた溶接端子7aの位置座標に移動させる。
被溶接物6(なお、被溶接物及び各溶接端子を示す符号
6.7a〜7dは同一とする)が載置されると、主制御
回路26はXY子テーブル動回路4及びθテーブル駆動
回路5にそれぞれ制御信号を送出して溶接端子7aを前
記動作で求めた溶接端子7aの位置座標に移動させる。
このように移動させたとき画像処理回路22は撮像装置
21の撮像によって得られる画像データと溶接端子パタ
ーンとを比較して溶接端子パターンに対する溶接端子7
aの位置ずれ量を求める。次に主制御回路26はXY子
テーブル動回路4及びθテーブル駆動回路5にそれぞれ
制御信号を送出して溶接端子7bを前記動作で求めた溶
接端子7bの位置座標に移動させ、撮像装置21の撮像
によって得られる画像データと溶接端子パターンとを比
較して溶接端子パターンに対する溶接端子7bの位置ず
れ量を求める。そして、以下、同様にして溶接端子パタ
ーンに対する各溶接端子7c、7dの位置ずれ量を求め
る。しかるに、主制御回路26は例えば溶接端子7aと
7bとの溶接端子パターンに対する各位置ずれ息からX
Y力方向びθ方向の補正量を求める。そうして、主制御
回路26は現在の位置からオフセット量及び補正量を加
味してXY子テーブル動回路4及びθテーブル駆動回路
5にそれぞれ制御信号を送出する。これにより、溶接端
子7aは第8図に示すように各溶接電極13.14の真
下に位置される。この後、主制御回路26は電極移動駆
動回路12及び溶接駆動回路15にそれぞれ制御信号を
送出するので、電極保持部11は下降して各溶接電極1
3.14を溶接端子7aに所定の圧力で接触させるとと
もに各溶接電極13.14と溶接端子7aとの間にワイ
ヤ8を介在させる。そして、この状態に通電が行なわれ
、この通電によって熱が発生してワイヤ8は溶解する。
21の撮像によって得られる画像データと溶接端子パタ
ーンとを比較して溶接端子パターンに対する溶接端子7
aの位置ずれ量を求める。次に主制御回路26はXY子
テーブル動回路4及びθテーブル駆動回路5にそれぞれ
制御信号を送出して溶接端子7bを前記動作で求めた溶
接端子7bの位置座標に移動させ、撮像装置21の撮像
によって得られる画像データと溶接端子パターンとを比
較して溶接端子パターンに対する溶接端子7bの位置ず
れ量を求める。そして、以下、同様にして溶接端子パタ
ーンに対する各溶接端子7c、7dの位置ずれ量を求め
る。しかるに、主制御回路26は例えば溶接端子7aと
7bとの溶接端子パターンに対する各位置ずれ息からX
Y力方向びθ方向の補正量を求める。そうして、主制御
回路26は現在の位置からオフセット量及び補正量を加
味してXY子テーブル動回路4及びθテーブル駆動回路
5にそれぞれ制御信号を送出する。これにより、溶接端
子7aは第8図に示すように各溶接電極13.14の真
下に位置される。この後、主制御回路26は電極移動駆
動回路12及び溶接駆動回路15にそれぞれ制御信号を
送出するので、電極保持部11は下降して各溶接電極1
3.14を溶接端子7aに所定の圧力で接触させるとと
もに各溶接電極13.14と溶接端子7aとの間にワイ
ヤ8を介在させる。そして、この状態に通電が行なわれ
、この通電によって熱が発生してワイヤ8は溶解する。
この結果、溶接端子7aにワイヤ8が溶接される。なお
、この溶接の後、電極保持体11は上昇される。次に主
制御回路26は前記動作によって求めた補正量を考慮し
て溶接端子7bを各溶接電極13.14の真下に位置さ
せる各制御信号をXY子テーブル動回路4及びθテーブ
ル駆動回路5に送出する。そして、溶接端子7bが各溶
接電極13.14の真下に位置決めされると、上記同様
にしてワイヤ8が溶接端子7bに溶接される。以下、溶
接端子7cと7dとの間も同様の動作によってワイヤ8
が溶接される。
、この溶接の後、電極保持体11は上昇される。次に主
制御回路26は前記動作によって求めた補正量を考慮し
て溶接端子7bを各溶接電極13.14の真下に位置さ
せる各制御信号をXY子テーブル動回路4及びθテーブ
ル駆動回路5に送出する。そして、溶接端子7bが各溶
接電極13.14の真下に位置決めされると、上記同様
にしてワイヤ8が溶接端子7bに溶接される。以下、溶
接端子7cと7dとの間も同様の動作によってワイヤ8
が溶接される。
このように上記−実施例においては、負電極形状マーク
20と溶接電極13とを位置合わせしたときの位置座標
及び撮像装置21の視野内のカーソル30と負電極形状
マーク20とを位置合わせしたときの位置座標から溶接
電極13と撮像装置21との間のオフセット量を求め、
さらに溶接端子13を撮像して溶接端子パターンを作成
し、この後この溶接端子パターンに基づいて各溶接端子
7a〜7dを検出し、このときの検出座標にオフセット
量を加えて位置合わせを行うようにしたので、作業員の
熟練度に関係なく精度高くワイヤ8の溶接ができる。特
に溶接端子7a〜7dの形状が小さくなっても精度高く
溶接端子73〜7dと溶接電極13.14との各位置合
わせができる。
20と溶接電極13とを位置合わせしたときの位置座標
及び撮像装置21の視野内のカーソル30と負電極形状
マーク20とを位置合わせしたときの位置座標から溶接
電極13と撮像装置21との間のオフセット量を求め、
さらに溶接端子13を撮像して溶接端子パターンを作成
し、この後この溶接端子パターンに基づいて各溶接端子
7a〜7dを検出し、このときの検出座標にオフセット
量を加えて位置合わせを行うようにしたので、作業員の
熟練度に関係なく精度高くワイヤ8の溶接ができる。特
に溶接端子7a〜7dの形状が小さくなっても精度高く
溶接端子73〜7dと溶接電極13.14との各位置合
わせができる。
又、次々と各被溶接物6がθテーブル3上に載置されて
も前記オフセット量及び溶接端子パターンに対する各溶
接端子の位置ずれ量を用いて位置合わせするので、各被
溶接物6ごとに位置のバラツキは生ぜず高精度な位置合
わせができる。さらに溶接端子の回りに障害物があって
もカーソル30を使用するので、障害物に邪魔されずに
位置合わせができる。
も前記オフセット量及び溶接端子パターンに対する各溶
接端子の位置ずれ量を用いて位置合わせするので、各被
溶接物6ごとに位置のバラツキは生ぜず高精度な位置合
わせができる。さらに溶接端子の回りに障害物があって
もカーソル30を使用するので、障害物に邪魔されずに
位置合わせができる。
なお、本発明は上記一実施例に限定されるものでなくそ
の主旨を逸脱しない範囲で変形してもよい。例えば、補
正量を求める場合2ケ所の溶接端子7a、7bによって
行ったが、補正量は各溶接端子7a、7b・・・の各端
子ごとでも多数の端子を用いて求めてもよい。又、被溶
接物6は送り機構によって順次抵抗溶接処理されるよう
に構成してもよい。さらに、溶接端子78〜7dと溶接
電極13.14とを位置合わせするとき溶接電極13゜
14を移動させるようにしてもよく、この場合溶接端子
7bから7aの順に溶接してもよい。又、カーソル30
は正の溶接電極14のみ又は負の溶接電極13と正の溶
接電極14の両方の位置に対応させるように設定しても
よい。
の主旨を逸脱しない範囲で変形してもよい。例えば、補
正量を求める場合2ケ所の溶接端子7a、7bによって
行ったが、補正量は各溶接端子7a、7b・・・の各端
子ごとでも多数の端子を用いて求めてもよい。又、被溶
接物6は送り機構によって順次抵抗溶接処理されるよう
に構成してもよい。さらに、溶接端子78〜7dと溶接
電極13.14とを位置合わせするとき溶接電極13゜
14を移動させるようにしてもよく、この場合溶接端子
7bから7aの順に溶接してもよい。又、カーソル30
は正の溶接電極14のみ又は負の溶接電極13と正の溶
接電極14の両方の位置に対応させるように設定しても
よい。
[発明の効果]
以上詳記したように本発明によれば、熟練度を必要とせ
ずに高精度に溶接端子と溶接電極とを位置合わせできる
抵抗溶接の位置合わせ方法を提供できる。
ずに高精度に溶接端子と溶接電極とを位置合わせできる
抵抗溶接の位置合わせ方法を提供できる。
第1図乃至第8図は本発明に係わる抵抗溶接の位置合わ
せ方法を説明するための図であって、第1図は本方法を
適用した抵抗溶接装置の構成図、第2図及び第3図はオ
フセット量を求める作用を説明するための模式図、第4
図及び第5図は電極形状マークとカーソルとの位置合わ
せを示す図、第6図は溶接端子とカーソル30との位置
合わせを示す図、第7図は溶接端子パターンを示す模式
図、第8図は位置合わせ結果を示す図である。 1・・・移動テーブル、2・・・XYテーブル、3・・
・θテーブル、6・・・被溶接物、78〜7d・・・溶
接端子、8・・・ワイヤ、13.14・・・溶接電極、
20・・・負電極形状マーク、21・・・撮像装置、2
2・・・画像処理回路、23・・・画像合成回路、24
・・・カーソル発生回路、25・・・モニタテレビジョ
ン。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図 第 図
せ方法を説明するための図であって、第1図は本方法を
適用した抵抗溶接装置の構成図、第2図及び第3図はオ
フセット量を求める作用を説明するための模式図、第4
図及び第5図は電極形状マークとカーソルとの位置合わ
せを示す図、第6図は溶接端子とカーソル30との位置
合わせを示す図、第7図は溶接端子パターンを示す模式
図、第8図は位置合わせ結果を示す図である。 1・・・移動テーブル、2・・・XYテーブル、3・・
・θテーブル、6・・・被溶接物、78〜7d・・・溶
接端子、8・・・ワイヤ、13.14・・・溶接電極、
20・・・負電極形状マーク、21・・・撮像装置、2
2・・・画像処理回路、23・・・画像合成回路、24
・・・カーソル発生回路、25・・・モニタテレビジョ
ン。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図 第 図
Claims (1)
- 移動テーブル上に載置された被溶接物の溶接端子にワイ
ヤ等を抵抗溶接する際に前記溶接端子と溶接電極とを位
置合わせする抵抗溶接の位置合わせ方法において、前記
移動テーブル上に設けられた電極形状マークと前記溶接
電極とを位置合わせしたときの位置座標及び前記溶接電
極に近接して設けられた撮像装置の視野内の位置合わせ
マークと前記電極形状マークとを位置合わせしたときの
位置座標から前記溶接電極と前記撮像装置との間のオフ
セット量を求め、前記撮像装置により前記溶接端子を撮
像して位置合わせ用の溶接端子パターンを作成し、この
後この作成された溶接端子パターンに基づいて前記撮像
装置の撮像により前記溶接端子を検出し、このときの検
出座標に前記オフセット量を加えて前記溶接端子と前記
溶接電極との位置合わせを行うことを特徴とする抵抗溶
接の位置合わせ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1047206A JPH02224876A (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 抵抗溶接の位置合わせ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1047206A JPH02224876A (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 抵抗溶接の位置合わせ方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02224876A true JPH02224876A (ja) | 1990-09-06 |
Family
ID=12768682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1047206A Pending JPH02224876A (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 抵抗溶接の位置合わせ方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02224876A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109664009A (zh) * | 2019-01-25 | 2019-04-23 | 武汉百舸自动化工程有限责任公司 | 一种前馈式电阻焊质量监控系统及方法 |
CN111702310A (zh) * | 2020-06-17 | 2020-09-25 | 一汽奔腾轿车有限公司 | 一种综合评估电阻点焊焊钳电极对中状态的方法 |
-
1989
- 1989-02-28 JP JP1047206A patent/JPH02224876A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109664009A (zh) * | 2019-01-25 | 2019-04-23 | 武汉百舸自动化工程有限责任公司 | 一种前馈式电阻焊质量监控系统及方法 |
CN109664009B (zh) * | 2019-01-25 | 2021-05-18 | 武汉百舸自动化工程有限责任公司 | 一种前馈式电阻焊质量监控系统及方法 |
CN111702310A (zh) * | 2020-06-17 | 2020-09-25 | 一汽奔腾轿车有限公司 | 一种综合评估电阻点焊焊钳电极对中状态的方法 |
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