JPH02223453A - プリンタ印字ヘッド - Google Patents
プリンタ印字ヘッドInfo
- Publication number
- JPH02223453A JPH02223453A JP4294889A JP4294889A JPH02223453A JP H02223453 A JPH02223453 A JP H02223453A JP 4294889 A JP4294889 A JP 4294889A JP 4294889 A JP4294889 A JP 4294889A JP H02223453 A JPH02223453 A JP H02223453A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- armature
- print head
- core
- permanent magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明はワイヤドツトプリンタ装置の印字ヘッドに係
わり、特に印字マグネットのアマチュア及び鉄心の耐摩
耗性を改良したプリンタの印字ヘッドに関する。
わり、特に印字マグネットのアマチュア及び鉄心の耐摩
耗性を改良したプリンタの印字ヘッドに関する。
(従来の技術)
近来、各種コンピュータの端末機や、ワードプロセッサ
等のプリンタとして各種のワイヤドツトプリンタが開発
実用化されている。
等のプリンタとして各種のワイヤドツトプリンタが開発
実用化されている。
ワイヤドツトプリンタは印字ヘッドを作動させて印字ワ
イヤによりドツトを形成して文字等の印字を行うので、
文字種類が多くコピーを必要とする用途に極めて好適で
経済的である。特にオフィスコンピュータ等の端末機と
しての用途が拡大しているので、装置の高信頼性が要望
されている。
イヤによりドツトを形成して文字等の印字を行うので、
文字種類が多くコピーを必要とする用途に極めて好適で
経済的である。特にオフィスコンピュータ等の端末機と
しての用途が拡大しているので、装置の高信頼性が要望
されている。
そこで、ワイヤドツトプリンタを例にとって従来の印字
へ、ラドについて説明する。従来の印字ヘッドで、永久
磁石の吸引力で撓められていたばねのエネルギをコイル
の励磁により解放し、印字ハンマを動作させる、いわゆ
るばねチャージ型の印字ヘッドにおいては、印字ハンマ
が激しく打点動作を繰返す。この打点動作により、印字
ハンマを吸着するための鉄心とこれに対応する印字ハン
マの被吸着面アマチュアとは互いに衝突し、わずかなが
ら互いに擦り合さる。このため、両者の摩耗が早く印字
ハンマの動作ストロークが増加し、印字ハンマの動作不
良により、印字品質の劣化を招き、また、ばねの応力の
増大などがおこり、安定した印字を行うことができなく
なる。さらには、両者の間に摩耗粉が発生し、打点動作
が繰返されるうちに、この摩耗粉が印字ヘッド内に蓄積
して、様々な障害を引き起こすという問題が生じた。
へ、ラドについて説明する。従来の印字ヘッドで、永久
磁石の吸引力で撓められていたばねのエネルギをコイル
の励磁により解放し、印字ハンマを動作させる、いわゆ
るばねチャージ型の印字ヘッドにおいては、印字ハンマ
が激しく打点動作を繰返す。この打点動作により、印字
ハンマを吸着するための鉄心とこれに対応する印字ハン
マの被吸着面アマチュアとは互いに衝突し、わずかなが
ら互いに擦り合さる。このため、両者の摩耗が早く印字
ハンマの動作ストロークが増加し、印字ハンマの動作不
良により、印字品質の劣化を招き、また、ばねの応力の
増大などがおこり、安定した印字を行うことができなく
なる。さらには、両者の間に摩耗粉が発生し、打点動作
が繰返されるうちに、この摩耗粉が印字ヘッド内に蓄積
して、様々な障害を引き起こすという問題が生じた。
この問題解決のために従来の技術としてアマチュアと鉄
心の間にポリイミドシートなどをいれていたが、印字ハ
ンマに要求される1億回以上の印字動作に対しては、接
触面での衝撃力によりシトが破断し十分な寿命が得られ
なかった。
心の間にポリイミドシートなどをいれていたが、印字ハ
ンマに要求される1億回以上の印字動作に対しては、接
触面での衝撃力によりシトが破断し十分な寿命が得られ
なかった。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は以上の点において、上述した従来装置の欠点を
改良し、ワイヤドツトプリンタの寿命を延ばし、信頼性
の高いプリンタの印字ヘッドを提供することを目的とす
る。
改良し、ワイヤドツトプリンタの寿命を延ばし、信頼性
の高いプリンタの印字ヘッドを提供することを目的とす
る。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために、本発明においては、アマチ
ュアと鉄心を構成する物質が、同じ硬度で異質の材料で
ある印字ヘッドを提供する。
ュアと鉄心を構成する物質が、同じ硬度で異質の材料で
ある印字ヘッドを提供する。
ここで、異質の材料の定義に触れるが、材料の緒特性は
その構造に関連しているので、異質の材料とは、組成や
結晶構造の異なる材料と考えてよい。
その構造に関連しているので、異質の材料とは、組成や
結晶構造の異なる材料と考えてよい。
(作 用)
本発明においては、アマチュアと鉄心を構成する物質が
、同じ硬度で異質の材料同志にすることで、衝突面での
摩耗を少なくし、印字ヘッドの寿命を延ばすことができ
る。なんとなれば、摩耗には材料の組合せが深く関係し
、金属では一般的に相互溶解性のよいものは摩耗が著し
いからである。
、同じ硬度で異質の材料同志にすることで、衝突面での
摩耗を少なくし、印字ヘッドの寿命を延ばすことができ
る。なんとなれば、摩耗には材料の組合せが深く関係し
、金属では一般的に相互溶解性のよいものは摩耗が著し
いからである。
(実施例)
以下、図面に示した実施例に基いて本発明の詳細な説明
する。
する。
第1図は本発明によるドツトプリンタの印字ヘッド1の
一実施例を示す概略断面図、第2図はその要部を拡大し
て示す側面図である。印字ヘッド1はドリブン3及びコ
ア2からなる。ドリブン3は印字ワイヤ4、レバー5、
アマチュア17、板ばね6からなる印字ハンマ7及びワ
イヤガイド12、ノーズ8.スペーサ9,10、ヨクプ
レート11からなる。コア2は鉄心16、コイル13、
永久磁石14、ヨーク15からなる。
一実施例を示す概略断面図、第2図はその要部を拡大し
て示す側面図である。印字ヘッド1はドリブン3及びコ
ア2からなる。ドリブン3は印字ワイヤ4、レバー5、
アマチュア17、板ばね6からなる印字ハンマ7及びワ
イヤガイド12、ノーズ8.スペーサ9,10、ヨクプ
レート11からなる。コア2は鉄心16、コイル13、
永久磁石14、ヨーク15からなる。
次に印字ヘッド1の組立て、加工方法を説明する。まず
、板バネ6の舌片に印字ワイヤ4がろう付けされたアマ
チュア17を各々ろう付け、レーザー溶接などにより取
り付は印字ハンマ7を組立てる。次にワイヤガイド12
に印字ワイヤ4を通し、ヨークプレート11、スペーサ
9,10、ノーズ8をねじ等を用いて組み、ワイヤガイ
ド12をノーズ8に接着する。以上のように構成した後
、図示しない治具により印字ワイヤ4を鉄心側に所定量
押し込み固定し、アマチュア17の背面をフライス盤等
によりヨークプレート11の鉄心側の面と同一平面にな
るよっつら一加工する。
、板バネ6の舌片に印字ワイヤ4がろう付けされたアマ
チュア17を各々ろう付け、レーザー溶接などにより取
り付は印字ハンマ7を組立てる。次にワイヤガイド12
に印字ワイヤ4を通し、ヨークプレート11、スペーサ
9,10、ノーズ8をねじ等を用いて組み、ワイヤガイ
ド12をノーズ8に接着する。以上のように構成した後
、図示しない治具により印字ワイヤ4を鉄心側に所定量
押し込み固定し、アマチュア17の背面をフライス盤等
によりヨークプレート11の鉄心側の面と同一平面にな
るよっつら一加工する。
以上のような組立て、加工を行う事により印字ヘッドの
ドリブン側ができる。
ドリブン側ができる。
次に、コア側の組立て加工法を説明する。
鉄心16に永久磁石14、ヨーク15を接着し、コイル
13を各々の鉄心16に取り付け、鉄心16とヨーク1
5の端面をつら一加工する。
13を各々の鉄心16に取り付け、鉄心16とヨーク1
5の端面をつら一加工する。
次にこの印字ヘッドの動作を説明する。まず印字動作を
行わないときは、永久磁石14、ヨーク15、ヨークプ
レート11、アマチュア17、鉄心16で構成される磁
気回路において、永久磁石14の磁力により、アマチュ
ア17は鉄心16の端面に吸着されるので、印字ハンマ
7は鉄心16の方に偏倚されている。
行わないときは、永久磁石14、ヨーク15、ヨークプ
レート11、アマチュア17、鉄心16で構成される磁
気回路において、永久磁石14の磁力により、アマチュ
ア17は鉄心16の端面に吸着されるので、印字ハンマ
7は鉄心16の方に偏倚されている。
次に、印字動作を行うときには、所望の印字ハンマ7と
組になっているコイル13に図示しない駆動回路により
電流を流し、永久磁石14の磁界と逆方向の磁界を発生
させ、永久磁石14の磁界を打消し、吸引力をなくすこ
とにより、印字ハンマ7は偏倚されていた板ばね力によ
り鉄心16から離れ、印字ワイヤ4はワイヤガイド12
に案内されて、ノーズ8の先端からとびだし、図示しな
いインクリボン、及び印字媒体に衝突しドツトを形成す
る。このとき、コイル13の印加電流を遮断すると永久
磁石14の吸引力により、印字ハンマフは再び鉄心16
に吸着され非印字状態になる。
組になっているコイル13に図示しない駆動回路により
電流を流し、永久磁石14の磁界と逆方向の磁界を発生
させ、永久磁石14の磁界を打消し、吸引力をなくすこ
とにより、印字ハンマ7は偏倚されていた板ばね力によ
り鉄心16から離れ、印字ワイヤ4はワイヤガイド12
に案内されて、ノーズ8の先端からとびだし、図示しな
いインクリボン、及び印字媒体に衝突しドツトを形成す
る。このとき、コイル13の印加電流を遮断すると永久
磁石14の吸引力により、印字ハンマフは再び鉄心16
に吸着され非印字状態になる。
このような動作を行う印字ヘッドにおいて、従来は印字
ハンマのアマチュアと鉄心の接触部での衝突による両者
の摩耗が問題であった。
ハンマのアマチュアと鉄心の接触部での衝突による両者
の摩耗が問題であった。
本発明では、例えばアマチュア17をパーメンジュール
(ビッカーズ硬度300程度)で造り、鉄心16の全体
またはアマチュアとの接触部分19を3パーセント珪素
網(ビッカーズ硬度250程度)を窒化処理し、接触部
分19の硬度をパーメンジュールの硬度に合わせて造る
。
(ビッカーズ硬度300程度)で造り、鉄心16の全体
またはアマチュアとの接触部分19を3パーセント珪素
網(ビッカーズ硬度250程度)を窒化処理し、接触部
分19の硬度をパーメンジュールの硬度に合わせて造る
。
ここで、アマチュアをパーメンジュールで造り鉄心を窒
化処理した3パーセント珪素綱で作った方がよい。なぜ
なら、鉄心もアマチュアも前述のようにつら一加工する
ので、印字ヘッド部を組立てた後、窒化処理を行うこと
になるが、アマチュア側を窒化処理すると熱によってば
ねが歪んでしまい、ばねの劣化を生じてしまうからであ
る。また、鉄心よりもアマチュア側の方が磁束密度が高
いのでアマチュア側の方が磁束密度が高いのでアマチュ
ア側を窒化処理すると磁束密度は著しく低下し、性能が
おちてしまう。さらには、鉄心一体物であるからアマチ
ュアに比べ窒化処理し易い。
化処理した3パーセント珪素綱で作った方がよい。なぜ
なら、鉄心もアマチュアも前述のようにつら一加工する
ので、印字ヘッド部を組立てた後、窒化処理を行うこと
になるが、アマチュア側を窒化処理すると熱によってば
ねが歪んでしまい、ばねの劣化を生じてしまうからであ
る。また、鉄心よりもアマチュア側の方が磁束密度が高
いのでアマチュア側の方が磁束密度が高いのでアマチュ
ア側を窒化処理すると磁束密度は著しく低下し、性能が
おちてしまう。さらには、鉄心一体物であるからアマチ
ュアに比べ窒化処理し易い。
このように、アマチュアをパーメンジュールで造り鉄心
を窒化処理した3パーセント珪素綱で造った方がよい。
を窒化処理した3パーセント珪素綱で造った方がよい。
この結果、印字ハンマに要求される1億回以」二の印字
動作に対しては、アマチュアと鉄心を構成する物質が、
同質の材料同志ではなく、同じ硬度で異質の材料同志の
衝突なので、衝突面での摩耗が少なく、印字ヘッドの寿
命及び信頼性を向上できる。
動作に対しては、アマチュアと鉄心を構成する物質が、
同質の材料同志ではなく、同じ硬度で異質の材料同志の
衝突なので、衝突面での摩耗が少なく、印字ヘッドの寿
命及び信頼性を向上できる。
[発明の効果]
本発明によれば、印字ヘッドのアマチュアと鉄心の衝突
による衝突面での摩耗の問題において、同じ硬度で異質
の材料を使用することにより、プリンタの印字ヘッドの
寿命を延ばすことができる。
による衝突面での摩耗の問題において、同じ硬度で異質
の材料を使用することにより、プリンタの印字ヘッドの
寿命を延ばすことができる。
また、この方法は、アマチュアと鉄心の間に緩衝祠を挿
入することも容易であることは、明らかである。
入することも容易であることは、明らかである。
第1図は、本発明によるドツトプリンタの印字ヘッドの
一実施例を示す概略断面図、第2図は、印字ヘッドの概
略側面図である。
一実施例を示す概略断面図、第2図は、印字ヘッドの概
略側面図である。
Claims (1)
- 印字ワイヤを一端に有するアマチュアと、前記アマチュ
アに対向して設けられ前記アマチュアを吸着する鉄心を
有する電磁石とからなる印字ヘッドにおいて、前記アマ
チュアと前記鉄心を構成する物質が同じ硬度で異質の材
料であることを特徴とするプリンタ印字ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4294889A JPH02223453A (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | プリンタ印字ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4294889A JPH02223453A (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | プリンタ印字ヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02223453A true JPH02223453A (ja) | 1990-09-05 |
Family
ID=12650241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4294889A Pending JPH02223453A (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | プリンタ印字ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02223453A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114701167A (zh) * | 2022-03-30 | 2022-07-05 | 无锡市检验检测认证研究院 | 自动换料3d打印装置 |
-
1989
- 1989-02-27 JP JP4294889A patent/JPH02223453A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114701167A (zh) * | 2022-03-30 | 2022-07-05 | 无锡市检验检测认证研究院 | 自动换料3d打印装置 |
CN114701167B (zh) * | 2022-03-30 | 2023-07-21 | 无锡市检验检测认证研究院 | 自动换料3d打印装置 |
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