JPH02217631A - 直動型アクチュエータ - Google Patents
直動型アクチュエータInfo
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- JPH02217631A JPH02217631A JP1034502A JP3450289A JPH02217631A JP H02217631 A JPH02217631 A JP H02217631A JP 1034502 A JP1034502 A JP 1034502A JP 3450289 A JP3450289 A JP 3450289A JP H02217631 A JPH02217631 A JP H02217631A
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- drive mechanism
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 12
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 210000003127 knee Anatomy 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/14—Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position
- F16D65/16—Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position arranged in or on the brake
- F16D65/22—Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position arranged in or on the brake adapted for pressing members apart, e.g. for drum brakes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2121/00—Type of actuator operation force
- F16D2121/18—Electric or magnetic
- F16D2121/24—Electric or magnetic using motors
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2125/00—Components of actuators
- F16D2125/18—Mechanical mechanisms
- F16D2125/20—Mechanical mechanisms converting rotation to linear movement or vice versa
- F16D2125/34—Mechanical mechanisms converting rotation to linear movement or vice versa acting in the direction of the axis of rotation
- F16D2125/40—Screw-and-nut
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
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- F16D2125/18—Mechanical mechanisms
- F16D2125/44—Mechanical mechanisms transmitting rotation
- F16D2125/46—Rotating members in mutual engagement
- F16D2125/48—Rotating members in mutual engagement with parallel stationary axes, e.g. spur gears
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Friction Gearing (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、遊星ボール式トラクションドライブ機構を備
えた直動型アクチュエータにかかり、例えば自動車のド
ラムブレーキ装置ηなどに利用されるものに関する。
えた直動型アクチュエータにかかり、例えば自動車のド
ラムブレーキ装置ηなどに利用されるものに関する。
〈従来の技術〉
従来から電動モータを原動機とする遊星ギヤ式減速機構
を備えた直動型アクチュエータがあり、例えば自動車の
ドラムブレーキ装置に利用されている。このドラムブレ
ーキ装置では、ブレーキ作動時に、直動型アクチュエー
タの出力軸を軸方向一方に突出させることによりプレー
キシニーをブレーキドラム内周面に押しつける側に動か
すようになっている。
を備えた直動型アクチュエータがあり、例えば自動車の
ドラムブレーキ装置に利用されている。このドラムブレ
ーキ装置では、ブレーキ作動時に、直動型アクチュエー
タの出力軸を軸方向一方に突出させることによりプレー
キシニーをブレーキドラム内周面に押しつける側に動か
すようになっている。
〈発明が解決しようとする課題〉
ところで、上記従来の直動型アクチュエータでは、動力
伝達をギヤの噛み合いにより行わせているので、例えば
ブレーキドラムにブレーキシューを押し付けたときの反
力で直動型アクチュエータのJ星ギヤ式減速機構におけ
るギヤ相互のかじり音が発生しやすく、甚だしい場合は
ギヤが破損することかある。
伝達をギヤの噛み合いにより行わせているので、例えば
ブレーキドラムにブレーキシューを押し付けたときの反
力で直動型アクチュエータのJ星ギヤ式減速機構におけ
るギヤ相互のかじり音が発生しやすく、甚だしい場合は
ギヤが破損することかある。
本発明はこのような事情に鑑みて創案されたもので、出
力軸に対して過大な負荷がかかっても、騒音が発生した
り、内部構成部品が破損したりするといったことのない
信頼性の高い直動型アクチュエータの提供を目的として
いる。
力軸に対して過大な負荷がかかっても、騒音が発生した
り、内部構成部品が破損したりするといったことのない
信頼性の高い直動型アクチュエータの提供を目的として
いる。
〈課題を解決するための手段〉
本発明は、このような目的を達成するために、次のよう
な構成をとる。
な構成をとる。
本発明の直動型アクチュエータは、
原動機と、
この原動機の回転軸を太陽軸とする遊星ポール式トラク
シコンドライブ機構と、 この遊星ボール式トラクシツンドライブ機構の従動体に
螺合され、この従動体の回転により軸方向に移動させら
れる出力軸と、 を備え、かつ、 前記′t!星ボール式トラクシシンドライブ機構は、そ
の遊星ボールが太陽軸に対し二点接触するとともに固定
輪および従動体に対して各々接触するように構成されて
いることに特徴を有する。
シコンドライブ機構と、 この遊星ボール式トラクシツンドライブ機構の従動体に
螺合され、この従動体の回転により軸方向に移動させら
れる出力軸と、 を備え、かつ、 前記′t!星ボール式トラクシシンドライブ機構は、そ
の遊星ボールが太陽軸に対し二点接触するとともに固定
輪および従動体に対して各々接触するように構成されて
いることに特徴を有する。
また、直動型アクチュエータの遊星ボールは、セラミッ
ク類とするのが望ましい。さらに、前記直動型アクチュ
エータは、前記遊星ボール式トラクシツンドライブ機構
の従動体に、当該従動体から出力軸に対して動力伝達す
る状態または動力伝達を遮断する状態に切り換えるクラ
ッチ手段が設けられた構成にしてもよい。
ク類とするのが望ましい。さらに、前記直動型アクチュ
エータは、前記遊星ボール式トラクシツンドライブ機構
の従動体に、当該従動体から出力軸に対して動力伝達す
る状態または動力伝達を遮断する状態に切り換えるクラ
ッチ手段が設けられた構成にしてもよい。
く作用〉
上記構成では、動力伝達を摩擦によって行うものなので
、原動機の回転軸が回転し続けようとしているにもかか
わらず、出力軸の移動が阻止されたときなど、出力軸に
過大な負荷がかかると、遊星ボールがそれに接触する太
陽軸、従動体および固定輪に対してスリップすることに
なり、回転軸と出力軸との間の動力伝達が8断される。
、原動機の回転軸が回転し続けようとしているにもかか
わらず、出力軸の移動が阻止されたときなど、出力軸に
過大な負荷がかかると、遊星ボールがそれに接触する太
陽軸、従動体および固定輪に対してスリップすることに
なり、回転軸と出力軸との間の動力伝達が8断される。
また、遊星ボールをセラミック類にすれば、この遊星ボ
ールが必要以上にスリップしてもその摩耗や転勤面の損
傷が抑制される。さらに、従動体にクラッチ手段を設け
ていれば、前記同様に、出力軸に過大な負荷がかかった
ときに、クラッチ手段により従動体と出力軸との間の動
力伝達を遮断するよう切り換えられる。この場合、遊星
ボールが必要以上にスリップすることがない。
ールが必要以上にスリップしてもその摩耗や転勤面の損
傷が抑制される。さらに、従動体にクラッチ手段を設け
ていれば、前記同様に、出力軸に過大な負荷がかかった
ときに、クラッチ手段により従動体と出力軸との間の動
力伝達を遮断するよう切り換えられる。この場合、遊星
ボールが必要以上にスリップすることがない。
〈実施例〉
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。
。
第1図および第2図に本発明の第1実施例を示している
。回倒の直動型アクチュエータlは、原動機としての電
動モータ2と、遊星ボール式トラクションドライブ機構
3と、出力軸4とを備えた構成である。
。回倒の直動型アクチュエータlは、原動機としての電
動モータ2と、遊星ボール式トラクションドライブ機構
3と、出力軸4とを備えた構成である。
電動モータ2は、有底筒状のケース21と、このケース
21の内周面に固定されたステータ22と、ケース2I
に一端が転がり軸受23を介して支持された回転軸24
と、この回転軸24の外周面に固定されたロータ25と
を備えている。
21の内周面に固定されたステータ22と、ケース2I
に一端が転がり軸受23を介して支持された回転軸24
と、この回転軸24の外周面に固定されたロータ25と
を備えている。
i]Mボール式トラクシランドライブ機構3は、電動モ
ータ2の回転軸24の他端に一体形成された太陽軸31
と、電動モータ2のケース21の開口端に取り付けられ
た固定輪32と、保持器33で円周等間隔に保持された
複数のセラミック類の遊星ボール34と、固定輪32の
内周面に転がり軸受35を介して取り付けられ一端面が
遊星ボール34の周面に圧接された筒状の従動体36と
を備えている。この構成において、遊星ボール34は、
太陽軸31の軌道溝に二点接触しているとともに、固定
輪32の軌道面32Aおよび従動体36の一端面にそれ
ぞれ接触している。
ータ2の回転軸24の他端に一体形成された太陽軸31
と、電動モータ2のケース21の開口端に取り付けられ
た固定輪32と、保持器33で円周等間隔に保持された
複数のセラミック類の遊星ボール34と、固定輪32の
内周面に転がり軸受35を介して取り付けられ一端面が
遊星ボール34の周面に圧接された筒状の従動体36と
を備えている。この構成において、遊星ボール34は、
太陽軸31の軌道溝に二点接触しているとともに、固定
輪32の軌道面32Aおよび従動体36の一端面にそれ
ぞれ接触している。
出力軸4は、外周面に形成されているねじ溝41が前記
従動体36の中心に形成されているねじ孔37に螺合さ
れており、ねじ溝41のある部分が太陽軸31の中心に
形成の凹入部38に非接触状態で出入りするようになっ
ている。
従動体36の中心に形成されているねじ孔37に螺合さ
れており、ねじ溝41のある部分が太陽軸31の中心に
形成の凹入部38に非接触状態で出入りするようになっ
ている。
そして、電動モータ2のケース21と遊星ボール式トラ
クションドライブ機構3の固定輪32との外周面はほぼ
面一に形成されていて、それらの開口端つまり固定輪3
2の開口端から前記出力軸4の軸端42が突出させられ
ている。さらに、前記固定輪32の開口端にはシール部
材5が取り付けられており、このシール部材5の内周リ
ップ部が出力軸4の外周面に接触させられている。
クションドライブ機構3の固定輪32との外周面はほぼ
面一に形成されていて、それらの開口端つまり固定輪3
2の開口端から前記出力軸4の軸端42が突出させられ
ている。さらに、前記固定輪32の開口端にはシール部
材5が取り付けられており、このシール部材5の内周リ
ップ部が出力軸4の外周面に接触させられている。
次に、動作を説明する。電動モータ2のケース21、遊
星ボール式トラクションドライブ機構3の固定輪32.
出力軸4をそれぞれ回転不能にしておき、電動モータ2
の回転軸24を回転させると、回転軸24と一体の太陽
軸31と固定輪32との速度差によりその中間速度で遊
星ボール34が太陽軸31周りに公転するとともに、遊
星ボール34が図の一点鎖線Pを軸としてこの軸周りに
自転する。この遊星ボール34の自転によって従動体3
6が遊星ボール34の回転速度よりもさらに遅い速度で
回転させられる。このように上記遊星ボール式トラクシ
ョンドライブ機構3の減速比は、例えば1/20〜1/
100程度になり、一般的な遊星ローラ式トラクション
ドライブ機構の減速比よりも大きく設定することができ
る。そして、従動体36が回転させられると、それと螺
合している出力軸4が送りねじ機構と同じ原理で軸方向
の一方に移動させられることになる。
星ボール式トラクションドライブ機構3の固定輪32.
出力軸4をそれぞれ回転不能にしておき、電動モータ2
の回転軸24を回転させると、回転軸24と一体の太陽
軸31と固定輪32との速度差によりその中間速度で遊
星ボール34が太陽軸31周りに公転するとともに、遊
星ボール34が図の一点鎖線Pを軸としてこの軸周りに
自転する。この遊星ボール34の自転によって従動体3
6が遊星ボール34の回転速度よりもさらに遅い速度で
回転させられる。このように上記遊星ボール式トラクシ
ョンドライブ機構3の減速比は、例えば1/20〜1/
100程度になり、一般的な遊星ローラ式トラクション
ドライブ機構の減速比よりも大きく設定することができ
る。そして、従動体36が回転させられると、それと螺
合している出力軸4が送りねじ機構と同じ原理で軸方向
の一方に移動させられることになる。
つまり、この実施例の構造によると、電動モータ2の回
転速度を遊星ボール式トラクションドライブ機構3によ
って大幅に減速し、て従動体36を微量的に回転させる
ことができるので、電動モータ2の回転制御を細かく行
う必要がなく、簡単にして出力軸4の移動制御を微量的
に行うことができるようになる。
転速度を遊星ボール式トラクションドライブ機構3によ
って大幅に減速し、て従動体36を微量的に回転させる
ことができるので、電動モータ2の回転制御を細かく行
う必要がなく、簡単にして出力軸4の移動制御を微量的
に行うことができるようになる。
このように、本実施例の直動型アクチュエータ1は1.
摩擦によって動力伝達を行うように構成した構造なので
、例えば電動モータ2を動作させているにもかかわらず
、出力軸4の軸方向移動が強制的に停止させられた場合
、従動体36の回転が停止されるとともに遊星ボール3
4の公転が停止させられる。そのため、遊星ボール34
が従動体36.太陽軸31および固定輪32上でスリッ
プすることになり、出力軸4が停止されたことによる衝
撃が前記スリップにより吸収されることになる。
摩擦によって動力伝達を行うように構成した構造なので
、例えば電動モータ2を動作させているにもかかわらず
、出力軸4の軸方向移動が強制的に停止させられた場合
、従動体36の回転が停止されるとともに遊星ボール3
4の公転が停止させられる。そのため、遊星ボール34
が従動体36.太陽軸31および固定輪32上でスリッ
プすることになり、出力軸4が停止されたことによる衝
撃が前記スリップにより吸収されることになる。
ところで、遊星ボール34を太陽軸31.固定輪32お
よび従動体36と同じ鋼材製にしている場合、同種金属
どうしゆえ必要以上のスリップが起きると接触部材間で
a着現象が生じ、遊星ボール34の摩耗や転勤面の…傷
が起きやすいのであるが、本実施例のように遊星ボール
34をセラミックとしていれば、スリップによる遊星ボ
ール34の異常摩耗が抑制されるとともに、この遊星ボ
ール34と接触する他部材の転勤面の損傷も起こりにく
くなる。
よび従動体36と同じ鋼材製にしている場合、同種金属
どうしゆえ必要以上のスリップが起きると接触部材間で
a着現象が生じ、遊星ボール34の摩耗や転勤面の…傷
が起きやすいのであるが、本実施例のように遊星ボール
34をセラミックとしていれば、スリップによる遊星ボ
ール34の異常摩耗が抑制されるとともに、この遊星ボ
ール34と接触する他部材の転勤面の損傷も起こりにく
くなる。
次に、第3図および第4図に本発明の第2実施例を示し
ている。この図において、第1実施例の第1図および第
2図に示す部品2部分と同一のものに同じ符号を付し、
その説明を省略する。
ている。この図において、第1実施例の第1図および第
2図に示す部品2部分と同一のものに同じ符号を付し、
その説明を省略する。
第2実施例において、第1実施例と異なる構成は、従動
体36に、当該従動体36がら出力軸4へ動力伝達する
状態と動力伝達を遮断する状態とに切り換えるクラッチ
手段6を設けていることである。
体36に、当該従動体36がら出力軸4へ動力伝達する
状態と動力伝達を遮断する状態とに切り換えるクラッチ
手段6を設けていることである。
具体的には、従動体36が、従動体本体80と中心にね
し孔を有するナツト部材81とに分割されており、クラ
ッチ手段6は従動体本体80の端面とナツト部材81に
備える径方向外向きのフランジ82との間に介装されて
いる。また、従動体36の従動体本体80は太陽軸31
の軸端に転がり軸受35を介して取り付けられている。
し孔を有するナツト部材81とに分割されており、クラ
ッチ手段6は従動体本体80の端面とナツト部材81に
備える径方向外向きのフランジ82との間に介装されて
いる。また、従動体36の従動体本体80は太陽軸31
の軸端に転がり軸受35を介して取り付けられている。
クラッチ手段6は、ナンド部材81のフランジ82側に
配される皿ばね61と、この皿ばね61のばね力により
従動体本体80の端面側へ押圧付勢される環体62と、
この環体62の一面と従動体本体80の端面との円周数
箇所にそれぞれ対応して形成された断面V字形の溝63
.83間に挟持された複数のボール64と、複数のボー
ル64を保持する保持器65とからなる。なお、環体6
2はナツト部材81に対してスプライン嵌合されている
一方、従動体本体80はナンド部材81に対して相対回
転可能に取り付けられている。
配される皿ばね61と、この皿ばね61のばね力により
従動体本体80の端面側へ押圧付勢される環体62と、
この環体62の一面と従動体本体80の端面との円周数
箇所にそれぞれ対応して形成された断面V字形の溝63
.83間に挟持された複数のボール64と、複数のボー
ル64を保持する保持器65とからなる。なお、環体6
2はナツト部材81に対してスプライン嵌合されている
一方、従動体本体80はナンド部材81に対して相対回
転可能に取り付けられている。
このクラッチ手段6を備えた直動型アクチュエータ1の
動作を説明する6図に示す状態においては、クラッチ手
段6を介して従動体本体80とナンド部材81とが一体
に保持されているから、電動モータ2を作動させれば、
遊星ボール式トラクションドライブ機構3を介して出力
軸4が図の左側に移動させられることになる。その際、
出力軸4の軸方向移動が阻止させられても、電動モータ
2からの駆動力により従動体本体80が回転させられ続
けることに伴い、第4図に示すように、従動体本体80
の溝83から環体62の溝63に嵌まったままのボール
64が抜は出しつつ皿ばね61が圧縮変形され、ボール
64が溝83から完全に抜は出すと、ナンド部材81が
回転しなくなり、従動体本体80の動力が出ノ〕軸4に
伝達されなくなる。
動作を説明する6図に示す状態においては、クラッチ手
段6を介して従動体本体80とナンド部材81とが一体
に保持されているから、電動モータ2を作動させれば、
遊星ボール式トラクションドライブ機構3を介して出力
軸4が図の左側に移動させられることになる。その際、
出力軸4の軸方向移動が阻止させられても、電動モータ
2からの駆動力により従動体本体80が回転させられ続
けることに伴い、第4図に示すように、従動体本体80
の溝83から環体62の溝63に嵌まったままのボール
64が抜は出しつつ皿ばね61が圧縮変形され、ボール
64が溝83から完全に抜は出すと、ナンド部材81が
回転しなくなり、従動体本体80の動力が出ノ〕軸4に
伝達されなくなる。
この実施例の直動型アクチュエータ1は、出力軸4に過
大な負荷がかかったときに、クラッチ手段6によって従
動体本体80と出力軸4との間の動力伝達が遮断される
ので、MK氷ボール4はほとんどスリップしない。
大な負荷がかかったときに、クラッチ手段6によって従
動体本体80と出力軸4との間の動力伝達が遮断される
ので、MK氷ボール4はほとんどスリップしない。
なお、上記クラッチ手段6は、図示した構成のもののみ
に限定されない。
に限定されない。
そして、以上説明した第1.第2実施例の直動型アクチ
ュエータ1は、例えば第5図に示すように、ドラムブレ
ーキ装置7において利用することができる。つまり、直
動型アクチュエータ1のケース21の底壁部に一方のブ
レーキシュー71を、また出力軸4の突出端42に他方
のプレーキシニー72をそれぞれ係合される。この場合
、電動モータ2のケース21および出力軸4がブレーキ
シュー71゜72によって回転不能に保持されるので、
電動モータ2を作動させると出力軸4が軸方向外方に送
り出されて、両ブレーキシュー71.72をブレーキド
ラム73の内周面に押しつけることになる。この押し付
けたときに、出力軸4の軸方向移動が停止させられ、上
述したように遊星ボール34がスリップさせられるか、
クラッチ手段6で動力伝達が遮断させられるかによって
内部構成部品の保護がなされるのである。
ュエータ1は、例えば第5図に示すように、ドラムブレ
ーキ装置7において利用することができる。つまり、直
動型アクチュエータ1のケース21の底壁部に一方のブ
レーキシュー71を、また出力軸4の突出端42に他方
のプレーキシニー72をそれぞれ係合される。この場合
、電動モータ2のケース21および出力軸4がブレーキ
シュー71゜72によって回転不能に保持されるので、
電動モータ2を作動させると出力軸4が軸方向外方に送
り出されて、両ブレーキシュー71.72をブレーキド
ラム73の内周面に押しつけることになる。この押し付
けたときに、出力軸4の軸方向移動が停止させられ、上
述したように遊星ボール34がスリップさせられるか、
クラッチ手段6で動力伝達が遮断させられるかによって
内部構成部品の保護がなされるのである。
もちろん、本発明の直動型アクチュエータ1は上記ドラ
ムブレーキ装置7以外のものにも利用できることは言う
までもない。
ムブレーキ装置7以外のものにも利用できることは言う
までもない。
〈発明の効果〉
以上説明したように、本発明では、遊星ボール式トラク
ションドライブiJMを用いて動力伝達を摩擦によって
行うようにしているから、出力軸に過大aMが作用した
場合、遊星ボールがスリップして、回転軸と出力軸との
間の動力伝達を遮断することができ、したがって、従来
のような各構成部品の破損や騒音の発生を防げる結果と
なる。
ションドライブiJMを用いて動力伝達を摩擦によって
行うようにしているから、出力軸に過大aMが作用した
場合、遊星ボールがスリップして、回転軸と出力軸との
間の動力伝達を遮断することができ、したがって、従来
のような各構成部品の破損や騒音の発生を防げる結果と
なる。
しかも、遊星ボールをセラミックとすれば、前記スリッ
プが必要以上に発生しても遊星ボールの異常摩耗や遊星
ボールの転動部分の損傷を防ぐのに有効であり、直動型
アクチュエータの寿命向上に貢献できるようになる。
プが必要以上に発生しても遊星ボールの異常摩耗や遊星
ボールの転動部分の損傷を防ぐのに有効であり、直動型
アクチュエータの寿命向上に貢献できるようになる。
また、直動型アクチエエータにおいて、出力軸に過大負
荷が作用した場合、′tLXボールを必要以上にスリッ
プさせずに、クラッチ手段により動力伝達を遮断させる
ことによって、各構成部品の保護を行うようにしてもよ
い。この場合、遊星ボールが必要以上にスリップしない
から、遊星ボールの摩耗や転勤面の損傷の発生を未然に
防止することができるつ
荷が作用した場合、′tLXボールを必要以上にスリッ
プさせずに、クラッチ手段により動力伝達を遮断させる
ことによって、各構成部品の保護を行うようにしてもよ
い。この場合、遊星ボールが必要以上にスリップしない
から、遊星ボールの摩耗や転勤面の損傷の発生を未然に
防止することができるつ
第1図および第2図は本発明の第1実施例にかかり、第
1図は直動型アクチュエータの構成を示す縦断側面図、
第2図は第1図のn−n線断面矢視図である。 第3図および第4図は本発明の第2実施例にかかり、第
3図は第1図に対応する図、第4図はクラッチ手段の動
作説明に用いる図である。 また、第5図は第1.第2実施例の直動型アクチュエー
タを自動車のドラムブレーキ装置に利用した構造を示す
部分正面図である。 2・・・電動モータ、 24・・・回転軸、3・・・
遊星ボール式トラクシランドライブ機構、31・・・太
陽軸、 32・・・固定輪、34・・・遊星ボー
ル、 36・・・従動体、4・・・出力軸、
6・・・クラッチ手段。 第 図
1図は直動型アクチュエータの構成を示す縦断側面図、
第2図は第1図のn−n線断面矢視図である。 第3図および第4図は本発明の第2実施例にかかり、第
3図は第1図に対応する図、第4図はクラッチ手段の動
作説明に用いる図である。 また、第5図は第1.第2実施例の直動型アクチュエー
タを自動車のドラムブレーキ装置に利用した構造を示す
部分正面図である。 2・・・電動モータ、 24・・・回転軸、3・・・
遊星ボール式トラクシランドライブ機構、31・・・太
陽軸、 32・・・固定輪、34・・・遊星ボー
ル、 36・・・従動体、4・・・出力軸、
6・・・クラッチ手段。 第 図
Claims (3)
- (1)原動機と、 この原動機の回転軸を太陽軸とする遊星ボール式トラク
ションドライブ機構と、 この遊星ボール式トラクションドライブ機構の従動体に
螺合され、この従動体の回転により軸方向に移動させら
れる出力軸と、 を備え、かつ、 前記遊星ボール式トラクションドライブ機構は、その遊
星ボールが太陽軸に対し二点接触するとともに固定輪お
よび従動体に対して各々接触するように構成されている
ことを特徴とする直動型アクチュエータ。 - (2)請求項第1項に記載の直動型アクチュエータにお
いて、前記遊星ボール式トラクションドライブ機構の遊
星ボールがセラミック製であることを特徴とする直動型
アクチュエータ。 - (3)請求項第1項に記載の直動型アクチュエータにお
いて、前記遊星ボール式トラクションドライブ機構の従
動体に、当該従動体から出力軸に対して動力伝達する状
態または動力伝達を遮断する状態に切り換えるクラッチ
手段が設けられていることを特徴とする直動型アクチュ
エータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1034502A JP2756812B2 (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | 直動型アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1034502A JP2756812B2 (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | 直動型アクチュエータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02217631A true JPH02217631A (ja) | 1990-08-30 |
JP2756812B2 JP2756812B2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=12416030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1034502A Expired - Fee Related JP2756812B2 (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | 直動型アクチュエータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2756812B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014009817A (ja) * | 2012-06-29 | 2014-01-20 | Robert Bosch Gmbh | 車両ブレーキ装置の、特に液圧装置のための摩擦伝動装置 |
JP2018503036A (ja) * | 2014-12-17 | 2018-02-01 | コンティネンタル・テーベス・アクチエンゲゼルシヤフト・ウント・コンパニー・オッフェネ・ハンデルスゲゼルシヤフト | 後調整装置を有するドラムブレーキの為の電気機械式に操作可能な拡開装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03500919A (ja) * | 1988-04-19 | 1991-02-28 | アライド シグナル インコーポレーテッド | 電気作動式ドラムブレーキ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4928543A (en) | 1988-04-19 | 1990-05-29 | Allied-Signal Inc. | Electrically operated drum brake |
-
1989
- 1989-02-14 JP JP1034502A patent/JP2756812B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03500919A (ja) * | 1988-04-19 | 1991-02-28 | アライド シグナル インコーポレーテッド | 電気作動式ドラムブレーキ |
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JP2014009817A (ja) * | 2012-06-29 | 2014-01-20 | Robert Bosch Gmbh | 車両ブレーキ装置の、特に液圧装置のための摩擦伝動装置 |
JP2018503036A (ja) * | 2014-12-17 | 2018-02-01 | コンティネンタル・テーベス・アクチエンゲゼルシヤフト・ウント・コンパニー・オッフェネ・ハンデルスゲゼルシヤフト | 後調整装置を有するドラムブレーキの為の電気機械式に操作可能な拡開装置 |
US10151365B2 (en) | 2014-12-17 | 2018-12-11 | Continental Teves Ag & Co. Ohg | Electromechanically actuable expanding device for a drum brake |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2756812B2 (ja) | 1998-05-25 |
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