JPH02216805A - 真空スイツチ式負荷時タツプ切換器の回路 - Google Patents
真空スイツチ式負荷時タツプ切換器の回路Info
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- JPH02216805A JPH02216805A JP3600989A JP3600989A JPH02216805A JP H02216805 A JPH02216805 A JP H02216805A JP 3600989 A JP3600989 A JP 3600989A JP 3600989 A JP3600989 A JP 3600989A JP H02216805 A JPH02216805 A JP H02216805A
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- vacuum
- tap
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は真空スイッチ式負荷時タップ切換器の回路に関
するものである。
するものである。
〔従来の技術〕
最近、地下街、高層ビルなど人口の密集する場所に設置
の変電設備には、防災性を考えてSFeガスなどを使用
した機器が採用されるようになってきている。変圧器で
も例外ではなく、SFeガスを使用したSFeガス絶縁
変圧器やSFeガスと他の媒体との混合物を使用したも
の、また特殊媒体による不燃変圧器が採用され、不燃化
が進められている。それに伴い、変圧器に内蔵し使用さ
れる電圧調整用の負荷時タップ切換器についても不燃化
が求められている。
の変電設備には、防災性を考えてSFeガスなどを使用
した機器が採用されるようになってきている。変圧器で
も例外ではなく、SFeガスを使用したSFeガス絶縁
変圧器やSFeガスと他の媒体との混合物を使用したも
の、また特殊媒体による不燃変圧器が採用され、不燃化
が進められている。それに伴い、変圧器に内蔵し使用さ
れる電圧調整用の負荷時タップ切換器についても不燃化
が求められている。
その装置としてタップ切換時に媒体の中でアークを出さ
ないことにより、完全不燃化をねらった真空スイッチ使
用の真空スイッチ式負荷時タップ切換器がある。
ないことにより、完全不燃化をねらった真空スイッチ使
用の真空スイッチ式負荷時タップ切換器がある。
ところでこの真空スイッチ式負荷時タップ切換器も万能
ではなく、電流開閉部分に使用する真空スイッチは、高
真空中における電流の高い遮断性能を利用するもので、
もし、何らかの原因で高真空が破れ真空度が低下した場
合には1時間の関数あるいは真空度と絶縁耐力との関係
を表わすパッシェンの法則などにより、著しく絶縁耐力
が低下し、真空スイッチそのものの働きをなさなくなる
。
ではなく、電流開閉部分に使用する真空スイッチは、高
真空中における電流の高い遮断性能を利用するもので、
もし、何らかの原因で高真空が破れ真空度が低下した場
合には1時間の関数あるいは真空度と絶縁耐力との関係
を表わすパッシェンの法則などにより、著しく絶縁耐力
が低下し、真空スイッチそのものの働きをなさなくなる
。
すなわち、電流遮断時に電流遮断不可能になり接点間の
アークが継続する状態、また、正規運転状態において接
点が開いているにもかかわらず、急峻なサージ電圧の侵
入により絶縁破壊を生じたり、正規なステップ電圧で絶
縁破壊する状態が想定され、これらはいずれも最悪の場
合、変圧器のタップ間短絡に至り、大電流により各接触
子や絶縁物等の過熱、溶損を伴って変圧器内部に致命的
な大打撃を与える結果となる。
アークが継続する状態、また、正規運転状態において接
点が開いているにもかかわらず、急峻なサージ電圧の侵
入により絶縁破壊を生じたり、正規なステップ電圧で絶
縁破壊する状態が想定され、これらはいずれも最悪の場
合、変圧器のタップ間短絡に至り、大電流により各接触
子や絶縁物等の過熱、溶損を伴って変圧器内部に致命的
な大打撃を与える結果となる。
一方、この不具合の元となる真空スイッチの真空洩れは
、気密部溶接不良などの製造上の不具合を除けば一一般
に切換回数1通電時間、電圧印加時間などの履歴に影響
されることが考えられる。
、気密部溶接不良などの製造上の不具合を除けば一一般
に切換回数1通電時間、電圧印加時間などの履歴に影響
されることが考えられる。
従ってタップ切換器に使用する以上、切換回数について
はある回数重ねることはやむを得ないとしても、通電時
間の低減、電圧印加時間の低減により負担を下げること
で、真空洩れに影響を与える因子を取り除き、少しでも
真空スイッチの真空洩れの確率を下げる試みがなされる
ことが予想される。
はある回数重ねることはやむを得ないとしても、通電時
間の低減、電圧印加時間の低減により負担を下げること
で、真空洩れに影響を与える因子を取り除き、少しでも
真空スイッチの真空洩れの確率を下げる試みがなされる
ことが予想される。
一例として、第7図のようなものが提案されており、こ
の種のものは特開昭55−130117号公報などで一
般的である。
の種のものは特開昭55−130117号公報などで一
般的である。
第7図には真空スイッチ式負荷時タップ切換器の回路の
従来例が示されている。同図でTWはタップ巻線、T
S tおよびT S zはタップ巻線TVのタップを選
択するタップ選択器である。1は可動先行投入接触T、
2,3はタップ選択器TS1゜T S zにそれぞれ接
続する固定先行投入接触子であり、4は可動補助接触子
、5,6はタップ選択器TSx、TSzにそれぞれ接続
する固定補助接触子・である、また、7は可動通電接触
子、8,9はタップ選択器TS1.TSzにそれぞれ接
続する固定通電接触子である。Nは中性点あるいは線路
端で、真空スイッチvSを介して可動補助接触子4と接
続しており、更に真空スイッチvSは、可動先行投入接
触7−1に直列接続する限流抵抗器R13開閉用の抵抗
接触子10に接続している。
従来例が示されている。同図でTWはタップ巻線、T
S tおよびT S zはタップ巻線TVのタップを選
択するタップ選択器である。1は可動先行投入接触T、
2,3はタップ選択器TS1゜T S zにそれぞれ接
続する固定先行投入接触子であり、4は可動補助接触子
、5,6はタップ選択器TSx、TSzにそれぞれ接続
する固定補助接触子・である、また、7は可動通電接触
子、8,9はタップ選択器TS1.TSzにそれぞれ接
続する固定通電接触子である。Nは中性点あるいは線路
端で、真空スイッチvSを介して可動補助接触子4と接
続しており、更に真空スイッチvSは、可動先行投入接
触7−1に直列接続する限流抵抗器R13開閉用の抵抗
接触子10に接続している。
R11,R12は、それぞれ固定補助接触子5とタップ
選択器T S 1との間および固定補助接触子6とタッ
プ選択器T S zとの間に直列に挿入された抵抗素子
とである。この回路は正規運転状態において可動および
固定通電接触子7,8.9で真空スイッチvSの回路を
バスバスしている。
選択器T S 1との間および固定補助接触子6とタッ
プ選択器T S zとの間に直列に挿入された抵抗素子
とである。この回路は正規運転状態において可動および
固定通電接触子7,8.9で真空スイッチvSの回路を
バスバスしている。
ところで第7図はタップ選択器T S を側で通電して
いる状態を示し、電流はタップ選択器T S 1から固
定通電接触子8.可動通電接触子7を経由して中性点あ
るいは線路端Nに流れている。この状態からタップ選択
器T S zへの切換動作を簡単に説明すると、まず可
動先行投入接触子1が固定先行投入接触子2から同接触
子3に切換接続する。
いる状態を示し、電流はタップ選択器T S 1から固
定通電接触子8.可動通電接触子7を経由して中性点あ
るいは線路端Nに流れている。この状態からタップ選択
器T S zへの切換動作を簡単に説明すると、まず可
動先行投入接触子1が固定先行投入接触子2から同接触
子3に切換接続する。
この状態で真空スイッチvSは閉じている。次に可動通
電接触子7が固定通電接触子8から離れ、抵抗接触子1
0が閉じる。この時負荷電流はタップ選択器T S 1
−抵抗素子Rst−固定補助接触子5−可動補助接触子
4−真空スイッチVS−中性点(または線路端)Nの電
路を経て供給され、かつタップ選択器T S s−抵抗
素T−R1l−固定補助接触子5−可動補助接触子4−
真空スイッチvS−抵抗接触子10−限流抵抗器Rzs
−可動先行投入接触子1−固定先行投入接触P3−タッ
プ選択器TStの電路を通して、循環電流が流れる。
電接触子7が固定通電接触子8から離れ、抵抗接触子1
0が閉じる。この時負荷電流はタップ選択器T S 1
−抵抗素子Rst−固定補助接触子5−可動補助接触子
4−真空スイッチVS−中性点(または線路端)Nの電
路を経て供給され、かつタップ選択器T S s−抵抗
素T−R1l−固定補助接触子5−可動補助接触子4−
真空スイッチvS−抵抗接触子10−限流抵抗器Rzs
−可動先行投入接触子1−固定先行投入接触P3−タッ
プ選択器TStの電路を通して、循環電流が流れる。
そして次に、真空スイッチvSを開放して、可動補助接
触子4を固定補助接触子5から6に切換接続させ、抵抗
接触子10を開いた後、可動通電接触子7を固定通電接
触子9に閉成させることにより、切換動作は完了する。
触子4を固定補助接触子5から6に切換接続させ、抵抗
接触子10を開いた後、可動通電接触子7を固定通電接
触子9に閉成させることにより、切換動作は完了する。
これを反対に、タップ選択器TSx側からT S を側
に切換える場合は、可動先行投入接触子1を動作させた
後、上述の動作と全く逆に行えばよい。
に切換える場合は、可動先行投入接触子1を動作させた
後、上述の動作と全く逆に行えばよい。
ところでこのような従来例に対して更に一般的なのは、
第8図に示すような1抵抗、3真空スイッチ式負荷時タ
ップ切換器の回路であり、公知例を上げるまでもなく、
真空スイッチ式負荷時タップ切換器と云えば、まず一番
に登場するのがこの回路である。この回路でも上述の第
7図と同様に。
第8図に示すような1抵抗、3真空スイッチ式負荷時タ
ップ切換器の回路であり、公知例を上げるまでもなく、
真空スイッチ式負荷時タップ切換器と云えば、まず一番
に登場するのがこの回路である。この回路でも上述の第
7図と同様に。
第1番目の真空スイッチVSiあるいはV S zをバ
イパスする可動通電接触子7を設けることにより、正規
運転状態で電流をタップ巻線TWからタップ選択器TS
I、固定通電接触子8を経由して。
イパスする可動通電接触子7を設けることにより、正規
運転状態で電流をタップ巻線TWからタップ選択器TS
I、固定通電接触子8を経由して。
可動通電接触子7、更に中性点あるいは線路端Nに通電
することができる。タップ切換の動作については公知で
あるので、説明を省略する。なお同図においてV R1
は第2番目の真空スイッチである。
することができる。タップ切換の動作については公知で
あるので、説明を省略する。なお同図においてV R1
は第2番目の真空スイッチである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、正規通電位置で基本的に真空スイッチ
をバイパスする通電経路を設け、正規位置における真空
スイッチでの電流通電および電圧印加を除き、真空スイ
ッチの負担を下げることで真空スイッチの真空洩れの確
率を下げてはいる。
をバイパスする通電経路を設け、正規位置における真空
スイッチでの電流通電および電圧印加を除き、真空スイ
ッチの負担を下げることで真空スイッチの真空洩れの確
率を下げてはいる。
しかし、確率を下げるだけでは根本的な解決とはならず
、更にこの従来例の第7図の回路に注目すると、仮に真
空スイッチvSの真空洩れが発生し、切換途中で電流遮
断不能になりアークが継続したとすると、可動補助接触
子4の動作時、固定補助接触子5と可動補助接触子4と
の間でアークを発生し、それが次の固定補助接触子6ま
で続くと、接触子が瞬間的に溶損し、近傍の絶縁物を過
熱焼損させ、運転継続不可能な状態となる。接触子の材
質など耐アーク特性の良否によっては多少遮断可能な場
合があるが、それが繰り返されれば。
、更にこの従来例の第7図の回路に注目すると、仮に真
空スイッチvSの真空洩れが発生し、切換途中で電流遮
断不能になりアークが継続したとすると、可動補助接触
子4の動作時、固定補助接触子5と可動補助接触子4と
の間でアークを発生し、それが次の固定補助接触子6ま
で続くと、接触子が瞬間的に溶損し、近傍の絶縁物を過
熱焼損させ、運転継続不可能な状態となる。接触子の材
質など耐アーク特性の良否によっては多少遮断可能な場
合があるが、それが繰り返されれば。
いずれは致命的な状態に至る。
また、第8図の回路では真空スイッチ(同図の状態では
第1番目の真空スイッチV S zであるが、反対回路
通電の場合は第1番目の真空スイッチVS1)に真空洩
れを生じ、絶縁耐力が低下した状態で万−雷などにより
、回路に急峻なサージ電圧が侵入すると、真空スイッチ
の接点間で絶縁破壊を起こし、タップ間短絡から上述の
大事故に至る可能性がある。
第1番目の真空スイッチV S zであるが、反対回路
通電の場合は第1番目の真空スイッチVS1)に真空洩
れを生じ、絶縁耐力が低下した状態で万−雷などにより
、回路に急峻なサージ電圧が侵入すると、真空スイッチ
の接点間で絶縁破壊を起こし、タップ間短絡から上述の
大事故に至る可能性がある。
本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、真空スイ
ッチが真空洩れを起こしても運転継続を可能とした真空
スイッチ式負荷時タップ切換器の回路を提供することを
目的とするものである。
ッチが真空洩れを起こしても運転継続を可能とした真空
スイッチ式負荷時タップ切換器の回路を提供することを
目的とするものである。
上記目的は、夫々のタップ選択器と夫々の第1番目の真
空スイッチとの間に、これら第1および第2番目の真空
スイッチをすべて通電回路から切離し自在な補助接触子
を設けると共に、この補助接触子の固定補助接触子をタ
ップ選択器側、可動補助接触子を第1番目の真空スイッ
チ側に配置し、かつ一対の固定補助接触子を選択的に中
性点または線路端に接続する可動主通電接触子を設ける
ことにより、達成される。
空スイッチとの間に、これら第1および第2番目の真空
スイッチをすべて通電回路から切離し自在な補助接触子
を設けると共に、この補助接触子の固定補助接触子をタ
ップ選択器側、可動補助接触子を第1番目の真空スイッ
チ側に配置し、かつ一対の固定補助接触子を選択的に中
性点または線路端に接続する可動主通電接触子を設ける
ことにより、達成される。
上記手段を設けたので、第1および第2番目の真空スイ
ッチのいずれかに真空漏れが生じても補助接触子によっ
て真空洩れした真空スイッチを含むすべての真空スイッ
チを通電回路から切離し。
ッチのいずれかに真空漏れが生じても補助接触子によっ
て真空洩れした真空スイッチを含むすべての真空スイッ
チを通電回路から切離し。
可動主通電接触子を通して電流が流せるようになって、
真空スイッチが真空洩れを起こしても運転が継続できる
ようになる。
真空スイッチが真空洩れを起こしても運転が継続できる
ようになる。
すなわち上述の各接触子は、夫々次のように動作する。
まず一対の補助接触子はタップ切換時のみ閉じる構造を
しており、タップ切換後には開くことにより、全ての真
空スイッチを通電回路から完全に切離す、また可動主通
電接触子はタップ切換時のみ開き、タップ切換終了時に
は一対の補助接触子の一方の固定補助接触子と接触して
いる。
しており、タップ切換後には開くことにより、全ての真
空スイッチを通電回路から完全に切離す、また可動主通
電接触子はタップ切換時のみ開き、タップ切換終了時に
は一対の補助接触子の一方の固定補助接触子と接触して
いる。
このようにすることによって電流は可動主通電接触子の
みを通して流れ、通電回路に真空スイッチが挿入される
ことはなく、また異常なサージ電圧が侵入しても真空ス
イッチの接点に加わることはなく、絶縁破壊を生ずるこ
ともなくなる。更に。
みを通して流れ、通電回路に真空スイッチが挿入される
ことはなく、また異常なサージ電圧が侵入しても真空ス
イッチの接点に加わることはなく、絶縁破壊を生ずるこ
ともなくなる。更に。
仮に真空スイッチの真空漏れの不具合により、切換途中
で遮断不可能になりアークが継続したとしても、別出願
の検出回路により異常を検出し、それ以降のタップ切換
をロックすることで、上述のように真空スイッチを通電
回路から切離した正規運転状態を継続でき、その間に変
圧器の計画停止や定検の推進など、機器の運営に支障を
与えない適切な処置ができるようになるのである。
で遮断不可能になりアークが継続したとしても、別出願
の検出回路により異常を検出し、それ以降のタップ切換
をロックすることで、上述のように真空スイッチを通電
回路から切離した正規運転状態を継続でき、その間に変
圧器の計画停止や定検の推進など、機器の運営に支障を
与えない適切な処置ができるようになるのである。
以下、図示した実施例に基づいて本発明を説明する。第
1図から第3図には本発明の一実施例が示されている。
1図から第3図には本発明の一実施例が示されている。
なお従来と同じ部品には同じ符号を付したので説明を省
略する。真空スイッチ式負荷時タップ切換器の回路はタ
ップ巻線TWおよび一対のタップ選択器TSI、TSz
、これらのタップ選択器TSx、TSzに夫々直列接続
する第1゜第2番目ノ真空スイッチV S s −F
V S z e V Rs tVRz、これら真空スイ
ッチV S t 、 V S z 、 V Rt 。
略する。真空スイッチ式負荷時タップ切換器の回路はタ
ップ巻線TWおよび一対のタップ選択器TSI、TSz
、これらのタップ選択器TSx、TSzに夫々直列接続
する第1゜第2番目ノ真空スイッチV S s −F
V S z e V Rs tVRz、これら真空スイ
ッチV S t 、 V S z 、 V Rt 。
V Rzのタップ選択器TSx、TSz側の第1番目の
真空スイッチVSx、VSzに並列接続された抵抗R*
、R2を備えている。そしてタップ選択器TSx、T
Szと反対側の第2番目の真空スイッチVR1、VRz
同志の端部を接続した接続部に中性点あるいは線路端N
が形成されている。このように構成された真空スイッチ
式負荷時タップ切換器の回路で1本実施例では夫々のタ
ップ選択器TSI 、TSzと夫々の第1番目の真空ス
イッチVS1.VS2どの間に、これら第1および第2
番目の真空スイッチVSi 、VSz 、VRs 。
真空スイッチVSx、VSzに並列接続された抵抗R*
、R2を備えている。そしてタップ選択器TSx、T
Szと反対側の第2番目の真空スイッチVR1、VRz
同志の端部を接続した接続部に中性点あるいは線路端N
が形成されている。このように構成された真空スイッチ
式負荷時タップ切換器の回路で1本実施例では夫々のタ
ップ選択器TSI 、TSzと夫々の第1番目の真空ス
イッチVS1.VS2どの間に、これら第1および第2
番目の真空スイッチVSi 、VSz 、VRs 。
V Rzをすべて通電回路から切離し自在な補助接触子
を設けると共に、この補助接触子の固定補助接触子5a
、5bをタップ選択器TSL、TSz側、可動補助接触
子4a、4bを第1番目の真空スイッチVSx、VSz
側に配置し、かつ一対の固定補助接触子5a、5bを選
択的に中性点または線路端Nに接続する可動主通電接触
子11を設けた。このようにすることにより第1および
第2番目ノ真空スイッチVSt、VS2.VRt、VR
Zのいずれかに真空洩れが生じても補助接触子によって
真空洩れした真空スイッチを含むすべての真空スイッチ
VS1.VSz、VRt 、VRzを通電回路から切離
し、可動主通電接触子11を通して電流が流せるように
なって、真空スイッチV S l。
を設けると共に、この補助接触子の固定補助接触子5a
、5bをタップ選択器TSL、TSz側、可動補助接触
子4a、4bを第1番目の真空スイッチVSx、VSz
側に配置し、かつ一対の固定補助接触子5a、5bを選
択的に中性点または線路端Nに接続する可動主通電接触
子11を設けた。このようにすることにより第1および
第2番目ノ真空スイッチVSt、VS2.VRt、VR
Zのいずれかに真空洩れが生じても補助接触子によって
真空洩れした真空スイッチを含むすべての真空スイッチ
VS1.VSz、VRt 、VRzを通電回路から切離
し、可動主通電接触子11を通して電流が流せるように
なって、真空スイッチV S l。
VS2.VRI、VRZが真空洩れを起こしても運転が
継続できるようになり、真空スイッチVSz。
継続できるようになり、真空スイッチVSz。
VS2.VRI、VRZが真空洩れを起こしても運転継
続を可能とした真空スイッチ式負荷時タップ切換器の回
路を得ることができる。
続を可能とした真空スイッチ式負荷時タップ切換器の回
路を得ることができる。
すなわち第1図に示されているように、第1番目の真空
スイッチVS1は抵抗R1と並列接続されている。そし
て第2番目の真空スイッチV R1は第1番目の真空ス
イッチV S rと直列接続されている、同様に、第1
番目の真空スイッチV S zは抵抗Rzと並列接続さ
れている。そして第2番目の真空スイッチVRzは第1
番目の真空スイッチV S zと直列接続されている。
スイッチVS1は抵抗R1と並列接続されている。そし
て第2番目の真空スイッチV R1は第1番目の真空ス
イッチV S rと直列接続されている、同様に、第1
番目の真空スイッチV S zは抵抗Rzと並列接続さ
れている。そして第2番目の真空スイッチVRzは第1
番目の真空スイッチV S zと直列接続されている。
この第2番目の真空スイッチV R1およびVRzの端
部は互いに接続され、中性点あるいは線路端Nを形成し
ている。
部は互いに接続され、中性点あるいは線路端Nを形成し
ている。
ところで可動補助接触子4aはタップ選択器T S i
側に設け、第1番目の真空スイッチV S 1および第
2番目の真空スイッチV Rlを、通電回路から切離し
可能にするものである。そして固定補助接触子5aは可
動補助接触子4aのタップ選択器T S l側の接触子
である。一方、可動補助接触子4bは同様にタップ選択
器T S z側に設け、第1番目の真空スイッチV S
zおよび第2番目の真空スイッチV RZを、通電回
路から切離し可能にするものである。そして固定補助接
触子5bは、可動補助接触子4bのタップ選択器T S
z側の接触子である。また、可動主通電接触子11は
一端を可動補助接触子4a、4bの固定補助接触子5a
、5bと選択的に接触し、他端を中性点あるいは線路端
Nに接続している。
側に設け、第1番目の真空スイッチV S 1および第
2番目の真空スイッチV Rlを、通電回路から切離し
可能にするものである。そして固定補助接触子5aは可
動補助接触子4aのタップ選択器T S l側の接触子
である。一方、可動補助接触子4bは同様にタップ選択
器T S z側に設け、第1番目の真空スイッチV S
zおよび第2番目の真空スイッチV RZを、通電回
路から切離し可能にするものである。そして固定補助接
触子5bは、可動補助接触子4bのタップ選択器T S
z側の接触子である。また、可動主通電接触子11は
一端を可動補助接触子4a、4bの固定補助接触子5a
、5bと選択的に接触し、他端を中性点あるいは線路端
Nに接続している。
第1図の状態はタップ選択器T S tが通電している
正規状態を示し、固定補助接触子5aと可動主通電接触
子11とが接触しており、可動補助接触子4aおよび4
bが開いているので、電流はタップ巻線TWからタップ
選択器TS1を通り、固定補助接触子5a、可動主通電
接触子11を経由して中性点あるいは線路端Nに流れて
いる。この状態では完全にすべての真空スイッチVSI
。
正規状態を示し、固定補助接触子5aと可動主通電接触
子11とが接触しており、可動補助接触子4aおよび4
bが開いているので、電流はタップ巻線TWからタップ
選択器TS1を通り、固定補助接触子5a、可動主通電
接触子11を経由して中性点あるいは線路端Nに流れて
いる。この状態では完全にすべての真空スイッチVSI
。
VRl、VRzおよびV S zが通電回路には無関係
である。
である。
この状態でタップが切換えられ、電流がタップ選択器T
S 1からT S z側に移る動作は、第3図(a)
〜(h)に示す切換動作図および第2図に示す切換シー
ケンスに従って行われる。第3図に示されているように
、同図(a)は第1図と同じ状態である6同図(b)で
タップ選択器TSxが無電流の状態で次のタップに移る
のと同時に、その動きと同期して一対の可動補助接触子
4aおよび4bが閉じ、電流は可動主通電接触子11お
よび可動補助接触子4aを経由した第1番目の真空スイ
ッチV S 1と第2番目の真空スイッチV R1とか
らなる直列回路に分流する0次に同図(c)で可動主通
電接触子11が無アークの状態で固定補助接触子5aか
ら離れ、一対の固定補助接触子5aと5bとの中間位置
に移動する。この状態で電流は、タップ選択器T S
sから可動補助接触子4a、第1番目の真空スイッチv
S1および第2番目の真空スイッチVRrを経由して、
中性点あるいは線路端Nに流れる0次いで同図(d)〜
(f)は既知の接点シーケンスに従い、各真空スイッチ
V S 11 V Rt + V RxおよびV S
2の規則的開閉により、タップ選択器T S 1からT
Szへの電流の移し換えが行われる。途中タップ橋絡時
の循環電流は、抵抗R1およびR2により適切に制限さ
れるようになっている。そして同図(f)で電流は完全
にタップ選択器T S z側に移り、可動補助接触子4
b、第1番目の真空スイッチV S zおよび第2番目
の真空スイッチVRzを経由して、中性点あるいは線路
端Nに流れる。
S 1からT S z側に移る動作は、第3図(a)
〜(h)に示す切換動作図および第2図に示す切換シー
ケンスに従って行われる。第3図に示されているように
、同図(a)は第1図と同じ状態である6同図(b)で
タップ選択器TSxが無電流の状態で次のタップに移る
のと同時に、その動きと同期して一対の可動補助接触子
4aおよび4bが閉じ、電流は可動主通電接触子11お
よび可動補助接触子4aを経由した第1番目の真空スイ
ッチV S 1と第2番目の真空スイッチV R1とか
らなる直列回路に分流する0次に同図(c)で可動主通
電接触子11が無アークの状態で固定補助接触子5aか
ら離れ、一対の固定補助接触子5aと5bとの中間位置
に移動する。この状態で電流は、タップ選択器T S
sから可動補助接触子4a、第1番目の真空スイッチv
S1および第2番目の真空スイッチVRrを経由して、
中性点あるいは線路端Nに流れる0次いで同図(d)〜
(f)は既知の接点シーケンスに従い、各真空スイッチ
V S 11 V Rt + V RxおよびV S
2の規則的開閉により、タップ選択器T S 1からT
Szへの電流の移し換えが行われる。途中タップ橋絡時
の循環電流は、抵抗R1およびR2により適切に制限さ
れるようになっている。そして同図(f)で電流は完全
にタップ選択器T S z側に移り、可動補助接触子4
b、第1番目の真空スイッチV S zおよび第2番目
の真空スイッチVRzを経由して、中性点あるいは線路
端Nに流れる。
更に進んで同図(g)で、可動主通電接触子11が固定
補助接触子5bに接触する・ことにより、電流は可動主
通電接触子11および可動補助接触子4bを経由した、
第1番目の真空スイッチV S xと第2番目の真空ス
イッチVRzとからなる直列回路に分流する。そして最
後に同図(h)で、対の可動補助接触子4aおよび4b
が開き、電流はタップ巻iTWからタップ選択器T S
xを通り、固定補助接触子5b、可動主通電接触子1
1を経由して中性点あるいは線路端Nに流れる。この状
態がタップ選択器T S 2が通電している正規状態で
あり、完全にすべての真空スイッチVS+。
補助接触子5bに接触する・ことにより、電流は可動主
通電接触子11および可動補助接触子4bを経由した、
第1番目の真空スイッチV S xと第2番目の真空ス
イッチVRzとからなる直列回路に分流する。そして最
後に同図(h)で、対の可動補助接触子4aおよび4b
が開き、電流はタップ巻iTWからタップ選択器T S
xを通り、固定補助接触子5b、可動主通電接触子1
1を経由して中性点あるいは線路端Nに流れる。この状
態がタップ選択器T S 2が通電している正規状態で
あり、完全にすべての真空スイッチVS+。
VRr、VRzおよびV S 2が通電回路から切離さ
れている。勿論、次に電流がタップ選択器TS、2から
タップ選択器T S L側に移る動作は、上述の説明の
動作を反対に同図(h)〜(a)の順序で行えばよいこ
とは云うまでもない。
れている。勿論、次に電流がタップ選択器TS、2から
タップ選択器T S L側に移る動作は、上述の説明の
動作を反対に同図(h)〜(a)の順序で行えばよいこ
とは云うまでもない。
以上のように構成することによって、正規通電状態で全
ての真空スイッチが通電回路から離れるため、真空スイ
ッチの通電および電圧印加に対する負担が減り、真空洩
れの確率が下ることはもとより、異常なサージ電圧が侵
入しても真空スイッチの接点間に加わることはなく、絶
縁破壊を生ずることがない。
ての真空スイッチが通電回路から離れるため、真空スイ
ッチの通電および電圧印加に対する負担が減り、真空洩
れの確率が下ることはもとより、異常なサージ電圧が侵
入しても真空スイッチの接点間に加わることはなく、絶
縁破壊を生ずることがない。
また、第1図の回路の細部に注目すると、仮に第1番目
の真空スイッチV S tあるいはV S zが真空洩
れによりタップ切換中の遮断不能に陥った場合、第2番
目の真空スイッチV RiおよびVRzが正常であれば
、タップ切換動作を含めたすべての条件でタップ切換器
として機能するため、見かけ上異常なく運転継続可能で
あることがわかるが、いずれにしても1ケの真空スイッ
チは不具合のままである。このように真空スイッチ1ケ
だけの不具合を想定しているのは、真空スイッチが2ケ
以上同時に不具合を発生するのは確率的に小さく、タッ
プ切換の間のごく短時間を考える場合には、不具合を発
生するとしてもまず最初1ケの真空スイッチに生ずると
考えられるからである。
の真空スイッチV S tあるいはV S zが真空洩
れによりタップ切換中の遮断不能に陥った場合、第2番
目の真空スイッチV RiおよびVRzが正常であれば
、タップ切換動作を含めたすべての条件でタップ切換器
として機能するため、見かけ上異常なく運転継続可能で
あることがわかるが、いずれにしても1ケの真空スイッ
チは不具合のままである。このように真空スイッチ1ケ
だけの不具合を想定しているのは、真空スイッチが2ケ
以上同時に不具合を発生するのは確率的に小さく、タッ
プ切換の間のごく短時間を考える場合には、不具合を発
生するとしてもまず最初1ケの真空スイッチに生ずると
考えられるからである。
ところで一方、第2番目の真空スイッチVRtあるいは
V Raが、真空洩れによりタップ切換中の遮断不能に
陥った場合、正常な切換時に比較して抵抗RzまたはR
zに通電される時間が長くなることが考えられる。これ
ら真空スイッチの真空洩れに伴う不具合に対して、第3
図(a)〜(f)の切換途中で別途出願の検出回路によ
り異常を検出し、それ以降のタップ切換をロックするこ
とにより、不具合な真空スイッチを含むすべての真空ス
イッチを通電回路から切離した正常な運転状態を継続で
き、その間に変圧器の計画停止や定検の推進など1機器
の運営に支障を与えない適切な処置ができる。
V Raが、真空洩れによりタップ切換中の遮断不能に
陥った場合、正常な切換時に比較して抵抗RzまたはR
zに通電される時間が長くなることが考えられる。これ
ら真空スイッチの真空洩れに伴う不具合に対して、第3
図(a)〜(f)の切換途中で別途出願の検出回路によ
り異常を検出し、それ以降のタップ切換をロックするこ
とにより、不具合な真空スイッチを含むすべての真空ス
イッチを通電回路から切離した正常な運転状態を継続で
き、その間に変圧器の計画停止や定検の推進など1機器
の運営に支障を与えない適切な処置ができる。
第2図の切換シーケンスに従い、第3図<a)〜(h)
の切換動作を可能とする構造について、第4図(a)〜
(c)により機構の一相分に関し原理的に説明する0図
中で12はローラ13a〜13dおよびカム斜面14a
〜14dを持つ真空スイッチ開閉カムであり、カム12
の一部に中性点あるいは線路端Nが設けられている。そ
してこのカム12の矢印方向への往復運動に伴いカム斜
面14 a 〜14 dを真空スイッチV S t 、
V Rt *V RzおよびVSzが乗り上げ、また
は乗り下るコトニより、真空スイッチVSI、VRI、
VRzおよびV S zが第2図の真空スイッチの切換
シーケンスに従って規則正しく開閉する。この時、カム
12の動作は素早く行われ、その駆動力はばね力によっ
て与えられる。また中性点または線路端Nには可動主通
電接触子11が接続され、この可動主通電接触子11は
同図(b)のように、対になる接触子15がワイプばね
16a、16bにより接触力を与えられるように押圧さ
れ、支持ピン17.18により中性点あるいは線路端N
に回転自在に支持されると共に、固定補助接触子5aお
よび5bに選択的に接続する。
の切換動作を可能とする構造について、第4図(a)〜
(c)により機構の一相分に関し原理的に説明する0図
中で12はローラ13a〜13dおよびカム斜面14a
〜14dを持つ真空スイッチ開閉カムであり、カム12
の一部に中性点あるいは線路端Nが設けられている。そ
してこのカム12の矢印方向への往復運動に伴いカム斜
面14 a 〜14 dを真空スイッチV S t 、
V Rt *V RzおよびVSzが乗り上げ、また
は乗り下るコトニより、真空スイッチVSI、VRI、
VRzおよびV S zが第2図の真空スイッチの切換
シーケンスに従って規則正しく開閉する。この時、カム
12の動作は素早く行われ、その駆動力はばね力によっ
て与えられる。また中性点または線路端Nには可動主通
電接触子11が接続され、この可動主通電接触子11は
同図(b)のように、対になる接触子15がワイプばね
16a、16bにより接触力を与えられるように押圧さ
れ、支持ピン17.18により中性点あるいは線路端N
に回転自在に支持されると共に、固定補助接触子5aお
よび5bに選択的に接続する。
一方、19はタップ選択器駆動軸であり、この駆動軸1
9上にはタップ選択器T S 1とTSz(第1図参照
)および送りローラ20が付いている。
9上にはタップ選択器T S 1とTSz(第1図参照
)および送りローラ20が付いている。
そしてこの送りローラ20は回転ギヤ21に噛み合い、
駆動軸22を介して可動補助接触子4aおよび4bを開
閉する切換腕23に直結し、可動補助接触子4aおよび
4bを1タツプ切換毎に任意角度(同図(a)では36
0@÷6=60”)で切換えるようになっている。また
、可動補助接触子4a(4bも同じ)は同図(c)のよ
うに、それぞれ対になる接触子24および25がワイプ
ばね26,27により接触力を与えるように押圧され、
支持ビン28a〜28dにより切換腕23に設けられた
導体29に保持されている。そして可動補助接触子4a
(4b)を投入することによって、第1番目の真空スイ
ッチVSz(VSz)から可動補助接触子4a(4b)
を通り、固定補助接触子5a (5b)への通電回路が
形成されるようになっている。
駆動軸22を介して可動補助接触子4aおよび4bを開
閉する切換腕23に直結し、可動補助接触子4aおよび
4bを1タツプ切換毎に任意角度(同図(a)では36
0@÷6=60”)で切換えるようになっている。また
、可動補助接触子4a(4bも同じ)は同図(c)のよ
うに、それぞれ対になる接触子24および25がワイプ
ばね26,27により接触力を与えるように押圧され、
支持ビン28a〜28dにより切換腕23に設けられた
導体29に保持されている。そして可動補助接触子4a
(4b)を投入することによって、第1番目の真空スイ
ッチVSz(VSz)から可動補助接触子4a(4b)
を通り、固定補助接触子5a (5b)への通電回路が
形成されるようになっている。
同図(a)の状態は第1図および第3図(a)の状態と
同じで、タップ選択器TSI(第1図参照)が閉じ、か
つ可動主通電接触子11と固定補助接触子5aとが接触
している。同時に、第1番目の真空スイッチvS1と第
2番目の真空スイッチV Rtとも閉じているが、可動
補助接触子4aおよび4bが開いているため、真空スイ
ッチは通電回路から切離されている。
同じで、タップ選択器TSI(第1図参照)が閉じ、か
つ可動主通電接触子11と固定補助接触子5aとが接触
している。同時に、第1番目の真空スイッチvS1と第
2番目の真空スイッチV Rtとも閉じているが、可動
補助接触子4aおよび4bが開いているため、真空スイ
ッチは通電回路から切離されている。
この状態からタップ選択器TSz(第1図参照)側へ切
換える場合は、まずタップ選択器駆動軸19がモータな
どの駆動源(図示せず)により任意の方向1例えば仮に
時計方向に回転することを考えると、タップ選択器TS
z(第1図参照)が無電流の状態で次のタップに切換ね
ると共に、カム12の駆動用のばねが力を蓄え始める。
換える場合は、まずタップ選択器駆動軸19がモータな
どの駆動源(図示せず)により任意の方向1例えば仮に
時計方向に回転することを考えると、タップ選択器TS
z(第1図参照)が無電流の状態で次のタップに切換ね
ると共に、カム12の駆動用のばねが力を蓄え始める。
それと同期して送りローラ20が回転ギヤ21を反時計
方向に回転させ、駆動軸22および切換腕23を介して
可動補助接触子4a、4bを反時計方向に回転させて、
固定補助接触子5a、5bに接触する。この状態が第3
図(b)の状態である。
方向に回転させ、駆動軸22および切換腕23を介して
可動補助接触子4a、4bを反時計方向に回転させて、
固定補助接触子5a、5bに接触する。この状態が第3
図(b)の状態である。
引続きタップ選択器駆動軸19が回転を進めると、カム
12が駆動用ばねにより素早く早切り動作を行い、図中
の左方向に移動する。この時、まず可動主通電接触子1
1の接触子15が固定補助接触子5aから外れる。この
状態が第3図(c)の状態である1次いで第3図(d)
〜(f)の順序で真空スイッチが開閉し、早切り動作の
最終段で可動主通電接触子11の接触子15が固定補助
接触子5b側に投入する。この状態が第3図(g)であ
る。
12が駆動用ばねにより素早く早切り動作を行い、図中
の左方向に移動する。この時、まず可動主通電接触子1
1の接触子15が固定補助接触子5aから外れる。この
状態が第3図(c)の状態である1次いで第3図(d)
〜(f)の順序で真空スイッチが開閉し、早切り動作の
最終段で可動主通電接触子11の接触子15が固定補助
接触子5b側に投入する。この状態が第3図(g)であ
る。
そして最後にタップ選択器駆動軸190回転の最終段で
、送りローラ20が1回転して元に戻ると、再度回転ギ
ヤ21を反時計方向に回転させ、駆動軸22および切換
腕23を介して可動補助接触子4a、4bを反時計方向
に回転させて、固定補助接触子5a、5bと開離する。
、送りローラ20が1回転して元に戻ると、再度回転ギ
ヤ21を反時計方向に回転させ、駆動軸22および切換
腕23を介して可動補助接触子4a、4bを反時計方向
に回転させて、固定補助接触子5a、5bと開離する。
この状態が第3図(h)である0以上の構成は動作に対
して対称であり、第3図(h)から(a)への切換えを
行わせる場合も、第4図(a)を上述の説明と反対方向
に動作させればよい。
して対称であり、第3図(h)から(a)への切換えを
行わせる場合も、第4図(a)を上述の説明と反対方向
に動作させればよい。
従って、このような構造により任意のタップ切換に対し
て第2図の切換シーケンスおよび第3図(a)から(h
)の切換動作が可能となるものである。
て第2図の切換シーケンスおよび第3図(a)から(h
)の切換動作が可能となるものである。
このように本実施例によれば正規通電位置で、補助接触
子の開放によりすべての真空スイッチを通電回路から完
全に切離し、かつ電流は可動主通電接触子を通して流す
ため、真空スイッチが真空洩れを起こしても運転継続を
可能とする真空スイッチ式負荷時タップ切換器の回路を
得ることができる。
子の開放によりすべての真空スイッチを通電回路から完
全に切離し、かつ電流は可動主通電接触子を通して流す
ため、真空スイッチが真空洩れを起こしても運転継続を
可能とする真空スイッチ式負荷時タップ切換器の回路を
得ることができる。
第5図には本発明の他の実施例が示されている。
本実施例は真空スイッチ式負荷時タップ切換器の回路を
、夫々の第1番目の真空スイッチVSt*V S zと
第2番目の真空スイッチVRt、VRzとの間に真空ス
イッチ切換可動接触子30a、30bを設け、この真空
スイッチ切換可動接触子30a。
、夫々の第1番目の真空スイッチVSt*V S zと
第2番目の真空スイッチVRt、VRzとの間に真空ス
イッチ切換可動接触子30a、30bを設け、この真空
スイッチ切換可動接触子30a。
30bで中性点あるいは線路端Nと第2番目の真空スイ
ッチV R1t V Rzとのいずれかに選択的に接続
可能とした。そして夫々の抵抗Rt y Rzと第2番
目の真空スイッチV Rt t V Rzとの間に抵抗
切換可動接触子31a、31bを設け、この抵抗切換可
動接触子31a、31bで中性点または線路端Nと第2
番目の真空スイッチVRI。
ッチV R1t V Rzとのいずれかに選択的に接続
可能とした。そして夫々の抵抗Rt y Rzと第2番
目の真空スイッチV Rt t V Rzとの間に抵抗
切換可動接触子31a、31bを設け、この抵抗切換可
動接触子31a、31bで中性点または線路端Nと第2
番目の真空スイッチVRI。
V Rzとのいずれかを選択可能にした。このようにす
ることにより、前述の場合と同様な作用効果を奏するこ
とができる。
ることにより、前述の場合と同様な作用効果を奏するこ
とができる。
すなわち上述の第1図、第3図と異なる点は。
まず第1番目の真空スイッチVSx(VSz)との間に
、真空スイッチ切換可動接触子30a(30b)を設け
、中性点あるいは線路端Nと直接に接続する真空スイッ
チ切換固定接触子32a、32bまたは固定接触子33
a (33b)を条件により選択可能にした。同図で
34a、34bは正常回路で真空スイッチ切換可動接触
子30aあるいは30bと接することにより、第1.第
2番目の真空スイッチV S t とVRtおよびVS
2とVH2とを直列接続する固定接触子である。
、真空スイッチ切換可動接触子30a(30b)を設け
、中性点あるいは線路端Nと直接に接続する真空スイッ
チ切換固定接触子32a、32bまたは固定接触子33
a (33b)を条件により選択可能にした。同図で
34a、34bは正常回路で真空スイッチ切換可動接触
子30aあるいは30bと接することにより、第1.第
2番目の真空スイッチV S t とVRtおよびVS
2とVH2とを直列接続する固定接触子である。
また、並列の抵抗Rz (Rz)と第2番目の真空スイ
ッチVR1(VRz)との間に、抵抗切換可動接触子3
1a(31b)を設け、固定接触子33a(33b)ま
たは第2番目の真空スイッチV R1(VRz)側の固
定接触子35 a (35b)を条件により選択可能に
した。
ッチVR1(VRz)との間に、抵抗切換可動接触子3
1a(31b)を設け、固定接触子33a(33b)ま
たは第2番目の真空スイッチV R1(VRz)側の固
定接触子35 a (35b)を条件により選択可能に
した。
この回路は各真空スイッチが正常な時は抵抗切換可動接
触子31 a (3l b)が固定接触子35a(35
b)に接続し、真空スイッチ切換可動接触子30 a
(30b)が固定接触子34a(34b)に接続して、
第1図と同一の回路を作成し、第2図、第3図の切換シ
ーケンスおよび切換動作図により運転を行う1次にこの
結線で、もし第1番目の真空スイッチV S lあるい
はVSzが真空洩れにより遮断不能に至った場合でも、
第2番目の真空スイッチV RiあるいはVRzが正常
であれば上述のように、見かけ上正常運転可能であり、
タップ切換を含めた運転を継続することができる。
触子31 a (3l b)が固定接触子35a(35
b)に接続し、真空スイッチ切換可動接触子30 a
(30b)が固定接触子34a(34b)に接続して、
第1図と同一の回路を作成し、第2図、第3図の切換シ
ーケンスおよび切換動作図により運転を行う1次にこの
結線で、もし第1番目の真空スイッチV S lあるい
はVSzが真空洩れにより遮断不能に至った場合でも、
第2番目の真空スイッチV RiあるいはVRzが正常
であれば上述のように、見かけ上正常運転可能であり、
タップ切換を含めた運転を継続することができる。
一方、第2番目の真空スイッチV RlあるいはVRz
が真空洩れにより不具合を生じた時には、タップ切換を
ロックすることにより運転を継続することが可能である
が、そのままではタップ切換を実施する正常な運転は抵
抗RiまたはR2の異常過熱を招き、継続不可能である
。そこでこの条件でも運転継続を見かけ上回能にしたの
がこの実施例であり、その適用について次に説明する。
が真空洩れにより不具合を生じた時には、タップ切換を
ロックすることにより運転を継続することが可能である
が、そのままではタップ切換を実施する正常な運転は抵
抗RiまたはR2の異常過熱を招き、継続不可能である
。そこでこの条件でも運転継続を見かけ上回能にしたの
がこの実施例であり、その適用について次に説明する。
同図は第2番目の真空スイッチV Rxが真空洩れを起
こし異常になった場合を想定したものである。この場合
、抵抗切換可動接触子31bおよび真空スイッチ切換可
動接触子30bが固定接触子33bに接続し、かつ真空
スイッチ切換可動接触子30aが真空スイッチ切換固定
接触子32aに接続している。このため、第2番目の不
具合真空スイッチVRzがタップ切換中でも回路に挿入
されないようになっている。この回路は2抵抗3真空ス
イッチ式の切換回路を呈しており、抵抗R1およびR2
の抵抗値を適切に選ぶことにより、真空スイッチVRz
が不具合となった後もタップ切換可能となる。上述の説
明は第2番目の真空スイッチVR2が不具合になった場
合を示したが、他方の第2番目の真空スイッチV Rs
が不具合になった場合でも、回路上、この第2番目の真
空スイッチV Riと対称の位置の接触子を接続するこ
とにより、同様の作用効果を奏することができる。
こし異常になった場合を想定したものである。この場合
、抵抗切換可動接触子31bおよび真空スイッチ切換可
動接触子30bが固定接触子33bに接続し、かつ真空
スイッチ切換可動接触子30aが真空スイッチ切換固定
接触子32aに接続している。このため、第2番目の不
具合真空スイッチVRzがタップ切換中でも回路に挿入
されないようになっている。この回路は2抵抗3真空ス
イッチ式の切換回路を呈しており、抵抗R1およびR2
の抵抗値を適切に選ぶことにより、真空スイッチVRz
が不具合となった後もタップ切換可能となる。上述の説
明は第2番目の真空スイッチVR2が不具合になった場
合を示したが、他方の第2番目の真空スイッチV Rs
が不具合になった場合でも、回路上、この第2番目の真
空スイッチV Riと対称の位置の接触子を接続するこ
とにより、同様の作用効果を奏することができる。
勿論、この回路では正規運転状態で異常なサージ電圧が
侵入しても、真空スイッチの接点間に印加されることが
なく、絶縁破壊せず、前述の場合と同一の効果が得られ
る。
侵入しても、真空スイッチの接点間に印加されることが
なく、絶縁破壊せず、前述の場合と同一の効果が得られ
る。
第6図には本発明の更に他の実施例が示されている。本
実施例は1抵抗、3真空スイッチ式負荷時タップ切換器
の回路に適用した場合である。この場合も前述の場合と
同様な作用効果を奏することができる。
実施例は1抵抗、3真空スイッチ式負荷時タップ切換器
の回路に適用した場合である。この場合も前述の場合と
同様な作用効果を奏することができる。
すなわち同図はタップ選択器T S tが通電している
正規状態を示し、固定補助接触子5aと可動主通電接触
子11とが接触しており、可動補助接触子4aおよび4
bが開いている。従って電流はタップ巻線TWからタッ
プ選択器TS1を通り、固定補助接触子5a、可動主通
電接触子11を経由して中性点あるいは線路端Nに流れ
ている。この状態ではすべての真空スイッチV S 1
+ V RsおよびV S 2が通電回路には無関係で
ある。この状態でタップが切換られ、電流がタップ選択
器T S tからT S z側へ移る動作については、
可動補助接触子4aおよび4b、固定補助接触子5aお
よび5b、そして可動主通電接触子11の動作が上述の
第3図(a)〜(h)に示す切換動作図および第2図に
示す切換シーケンスと同様であり、また、第1番目の真
空スイッチVSI 、VSzおよび第2番目の真空スイ
ッチV Rsの動作は既知のシーケンスに従って行われ
るので、説明は省略する。
正規状態を示し、固定補助接触子5aと可動主通電接触
子11とが接触しており、可動補助接触子4aおよび4
bが開いている。従って電流はタップ巻線TWからタッ
プ選択器TS1を通り、固定補助接触子5a、可動主通
電接触子11を経由して中性点あるいは線路端Nに流れ
ている。この状態ではすべての真空スイッチV S 1
+ V RsおよびV S 2が通電回路には無関係で
ある。この状態でタップが切換られ、電流がタップ選択
器T S tからT S z側へ移る動作については、
可動補助接触子4aおよび4b、固定補助接触子5aお
よび5b、そして可動主通電接触子11の動作が上述の
第3図(a)〜(h)に示す切換動作図および第2図に
示す切換シーケンスと同様であり、また、第1番目の真
空スイッチVSI 、VSzおよび第2番目の真空スイ
ッチV Rsの動作は既知のシーケンスに従って行われ
るので、説明は省略する。
このようにすることにより、本実施例の回路でも正規通
電状態ですべての真空スイッチが通電回路から離れるた
め、前述の場合と同様な効果を奏することができる。
電状態ですべての真空スイッチが通電回路から離れるた
め、前述の場合と同様な効果を奏することができる。
上述のように本発明は真空スイッチが真空洩れを起こし
ても運転を継続できるようになって、真空スイッチが真
空洩れを起こしても運転継続を可能とした真空スイッチ
式負荷時タップ切換器の回路を得ることができる。
ても運転を継続できるようになって、真空スイッチが真
空洩れを起こしても運転継続を可能とした真空スイッチ
式負荷時タップ切換器の回路を得ることができる。
第1図は本発明の真空スイッチ式負荷時タップ切換器の
回路の一実施例の回路図、第2図は第1図の切換シーケ
ンス図、第3図(a)〜(h)は第1図の切換動作を示
すもので(a)は第1図と同じ状態を示す回路図、(b
)は可動補助接触子が固定補助接触子に接触した状態を
示す回路図、(c)は可動主通電接触子が固定補助接触
子から離れた状態を示す回路図、(d)〜(f)は接点
シーケンスに従って真空スイッチの規則的開閉を示すも
ので(d)は第1番目の真空スイッチV S 1が開い
た状態を示す回路図、(e)は第2番目の真空スイッチ
VRzが閉じた状態を示す回路図、(f)は第2番目の
真空スイッチVRiが開き、第1番目の真空スイッチV
S zが閉じた状態を示す回路図、(g)は可動主通
電接触子が(a)の場合とは別の固定補助接触子に接触
した状態を示す回路図、(h)は可動補助接触子が固定
補助接触子から離れた状態を示す回路図、第4図(a)
〜(c)は第1図の機構部を示すもので(a)は機構部
を示す説明図、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図
、(c)は(a)のB−B線に沿う断面図、第5図およ
び第6図は本発明の真空スイッチ式負荷時タップ切換器
の回路の夫々異なる実施例を示す回路図、第7図は従来
の真空スイッチ式負荷時タップ切換器の回路の回路図、
第8図は従来の真空スイッチ式負荷時タップ切換器の回
路の他の例を示す回路図である。 4a、4b・・・可動補助接触子、5a、5b・・・固
定補助接触子、11・・・可動主通電接触子、30a。 30b・・・真空スイッチ切換可動接触子、31a。 31b・・・抵抗切換可動接触子、TV・・・タップ巻
線、T Ss、 T Sz−タップ選択器、 V S
1. V S z−第1番目の真空スイッチ、V Rs
、 V R,z・・・第2番目の真空スイッチ、R1
,R2・・・抵抗、N・・・中性点あるいは線路端。 第4図 尾S口 高′V図 率8図
回路の一実施例の回路図、第2図は第1図の切換シーケ
ンス図、第3図(a)〜(h)は第1図の切換動作を示
すもので(a)は第1図と同じ状態を示す回路図、(b
)は可動補助接触子が固定補助接触子に接触した状態を
示す回路図、(c)は可動主通電接触子が固定補助接触
子から離れた状態を示す回路図、(d)〜(f)は接点
シーケンスに従って真空スイッチの規則的開閉を示すも
ので(d)は第1番目の真空スイッチV S 1が開い
た状態を示す回路図、(e)は第2番目の真空スイッチ
VRzが閉じた状態を示す回路図、(f)は第2番目の
真空スイッチVRiが開き、第1番目の真空スイッチV
S zが閉じた状態を示す回路図、(g)は可動主通
電接触子が(a)の場合とは別の固定補助接触子に接触
した状態を示す回路図、(h)は可動補助接触子が固定
補助接触子から離れた状態を示す回路図、第4図(a)
〜(c)は第1図の機構部を示すもので(a)は機構部
を示す説明図、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図
、(c)は(a)のB−B線に沿う断面図、第5図およ
び第6図は本発明の真空スイッチ式負荷時タップ切換器
の回路の夫々異なる実施例を示す回路図、第7図は従来
の真空スイッチ式負荷時タップ切換器の回路の回路図、
第8図は従来の真空スイッチ式負荷時タップ切換器の回
路の他の例を示す回路図である。 4a、4b・・・可動補助接触子、5a、5b・・・固
定補助接触子、11・・・可動主通電接触子、30a。 30b・・・真空スイッチ切換可動接触子、31a。 31b・・・抵抗切換可動接触子、TV・・・タップ巻
線、T Ss、 T Sz−タップ選択器、 V S
1. V S z−第1番目の真空スイッチ、V Rs
、 V R,z・・・第2番目の真空スイッチ、R1
,R2・・・抵抗、N・・・中性点あるいは線路端。 第4図 尾S口 高′V図 率8図
Claims (3)
- 1.タップ巻線および一対のタップ選択器と、これらの
タップ選択器に夫々直列接続する第1,第2番目の2ケ
の真空スイッチと、これら真空スイッチの前記タップ選
択器側の第1番目の真空スイッチに並列接続された抵抗
とを備え、前記タップ選択器と反対側の第2番目の真空
スイッチ同志の端部を接続した接続部に中性点あるいは
線路端が形成されている真空スイッチ式負荷時タップ切
換器の回路において、前記夫々のタップ選択器と夫々の
第1番目の真空スイッチとの間に、これら第1および第
2番目の真空スイッチをすべて通電回路から切離し自在
な補助接触子を設けると共に、この補助接触子の固定補
助接触子を前記タップ選択器側、可動補助接触子を前記
第1番目の真空スイッチ側に配置し、かつ前記一対の固
定補助接触子を選択的に前記中性点または線路端に接続
する可動主通電接触子を設けたことを特徴とする真空ス
イッチ式負荷時タップ切換器の回路。 - 2.前記真空スイッチ式負荷時タップ切換器の回路が、
前記夫々の第1番目の真空スイッチと第2番目の真空ス
イッチとの間に、真空スイッチ切換可動接触子が設けら
れ、この真空スイッチ切換可動接触子で前記中性点ある
いは線路端と前記第2番目の真空スイッチとのいずれか
に選択的に接続可能にし、かつ夫々の前記抵抗と第2番
目の真空スイッチとの間に抵抗切換可動接触子が設けら
れ、この抵抗切換可動接触子で前記中性点または線路端
と第2番目の真空スイッチとのいずれかを選択可能にさ
れたものである特許請求の範囲第1項記載の真空スイッ
チ式負荷時タップ切換器の回路。 - 3.タップ巻線および一対のタップ選択器と、これらの
タップ選択器に夫々直列接続する第1番目の真空スイッ
チと、この真空スイッチの一方側の第1番目の真空スイ
ッチに並列接続された第2番目の真空スイッチおよび抵
抗器の直列接続体とを備え、前記タップ選択器と反対側
の直列接続体の抵抗器と前記夫々の第1番目の真空スイ
ッチの端部とを接続した接続部に中性点あるいは線路端
が形成されている真空スイッチ式負荷時タップ切換器の
回路において、前記夫々のタップ選択器と夫々の第1番
目の真空スイッチとの間に、これら第1および第2番目
の真空スイッチをすべて通電回路から切離し自在な補助
接触子を設けると共に、この補助接触子の固定補助接触
子を前記タップ選択器側、可動接触子を前記第1番目の
真空スイッチ側に配置し、かつ前記一対の固定補助接触
子を選択的に前記中性点または線路端に接続する可動主
通電接触子を設けたことを特徴とする真空スイッチ式負
荷時タップ切換器の回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3600989A JP2642727B2 (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | 真空スイツチ式負荷時タツプ切換器の回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3600989A JP2642727B2 (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | 真空スイツチ式負荷時タツプ切換器の回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02216805A true JPH02216805A (ja) | 1990-08-29 |
JP2642727B2 JP2642727B2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=12457764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3600989A Expired - Lifetime JP2642727B2 (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | 真空スイツチ式負荷時タツプ切換器の回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2642727B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1036811C (zh) * | 1993-05-06 | 1997-12-24 | 赖茵豪森机械制造公司 | 用于可调变压器分接开关的负载选择器 |
CN1036958C (zh) * | 1994-01-19 | 1998-01-07 | 赖茵豪森机械制造公司 | 用于可调变压器步进开关的负载选择器 |
US20130057248A1 (en) * | 2010-05-08 | 2013-03-07 | Wolfgang Albrecht | On-load tap changer |
CN111986902A (zh) * | 2020-06-24 | 2020-11-24 | 中国电力科学研究院有限公司 | 一种带隔离触头的真空有载分接开关过渡电路及调压方法 |
-
1989
- 1989-02-17 JP JP3600989A patent/JP2642727B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1036811C (zh) * | 1993-05-06 | 1997-12-24 | 赖茵豪森机械制造公司 | 用于可调变压器分接开关的负载选择器 |
CN1036958C (zh) * | 1994-01-19 | 1998-01-07 | 赖茵豪森机械制造公司 | 用于可调变压器步进开关的负载选择器 |
US20130057248A1 (en) * | 2010-05-08 | 2013-03-07 | Wolfgang Albrecht | On-load tap changer |
US9373442B2 (en) * | 2010-05-08 | 2016-06-21 | Maschinenfabrik Reinhausen Gmbh | On-load tap changer |
CN111986902A (zh) * | 2020-06-24 | 2020-11-24 | 中国电力科学研究院有限公司 | 一种带隔离触头的真空有载分接开关过渡电路及调压方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2642727B2 (ja) | 1997-08-20 |
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