JPH02213766A - 免疫測定用試薬および免疫測定器具 - Google Patents
免疫測定用試薬および免疫測定器具Info
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- JPH02213766A JPH02213766A JP1035815A JP3581589A JPH02213766A JP H02213766 A JPH02213766 A JP H02213766A JP 1035815 A JP1035815 A JP 1035815A JP 3581589 A JP3581589 A JP 3581589A JP H02213766 A JPH02213766 A JP H02213766A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〉
本発明は、競合法によってハブテンもしくは抗原または
抗体を測定する際に用いる免疫測定用試薬および免疫測
定器具に関する。
抗体を測定する際に用いる免疫測定用試薬および免疫測
定器具に関する。
(従来の技術〉
近年の免疫学、遺伝子工学の急速な進歩を背景として、
免疫反応を利用する生体内の微量物質の測定方法、およ
びその測定に用いるキットが開発されている。
免疫反応を利用する生体内の微量物質の測定方法、およ
びその測定に用いるキットが開発されている。
免疫反応を利用する測定は、その測定原理によって分類
すると、サンドイツチ法、競合法等がある。
すると、サンドイツチ法、競合法等がある。
サンドイツチ法の原理は、被検出物質が抗原である場合
を例に説明すると、その抗原分子中の抗原性を示すある
部位に親和性を有する抗体(不溶化抗体)と、やはり抗
原性を示す他の部位に親和性を有する抗体(標識抗体)
とで抗原を挟む(サンドイッチ)形で捕捉し、標識抗体
由来のシグナルから、検体中の抗原量々測定するもので
ある。 従って、被検出物質は、特異的な抗原性を示す
部位が2以上ある抗原でなければならない。
を例に説明すると、その抗原分子中の抗原性を示すある
部位に親和性を有する抗体(不溶化抗体)と、やはり抗
原性を示す他の部位に親和性を有する抗体(標識抗体)
とで抗原を挟む(サンドイッチ)形で捕捉し、標識抗体
由来のシグナルから、検体中の抗原量々測定するもので
ある。 従って、被検出物質は、特異的な抗原性を示す
部位が2以上ある抗原でなければならない。
サンドイツチ法は、通常、被検出物質が高分子の蛋白質
、ポリペプチド、糖質、脂質あるいはそれらの複合体で
ある場合に利用される測定方法であり、多くの研究がな
されている。 そして、例えば、抗原の測定に用いる試
薬は不溶化抗体と標識抗体であり、不溶化杭体と標識抗
体とを混在させておいても互いに反応しないので、両者
を予め単一の反応容器に含有せしめたキットが開発され
ている(特開昭57−138165号)。
、ポリペプチド、糖質、脂質あるいはそれらの複合体で
ある場合に利用される測定方法であり、多くの研究がな
されている。 そして、例えば、抗原の測定に用いる試
薬は不溶化抗体と標識抗体であり、不溶化杭体と標識抗
体とを混在させておいても互いに反応しないので、両者
を予め単一の反応容器に含有せしめたキットが開発され
ている(特開昭57−138165号)。
また、このキットを利用し、検体を容器に分注するだけ
で免疫反応を開始せしめる測定操作の簡便な自動化測定
装置も開発されている。
で免疫反応を開始せしめる測定操作の簡便な自動化測定
装置も開発されている。
一方、競合法は、同じく被検出物質が抗原である場合を
例に説明すると、検体中の抗原と標識抗原とを競合させ
て抗体に結合させた後、標識抗原由来のシグナルから、
検体中の抗原量を測定するものである。 従つて、被検
出物質は、抗原性を示す部位が1つしかない抗原性物質
、あるいはそのような抗原性物質に対して形成された抗
体であってもよく、また、ハブテン、あるいはハブテン
に免疫活性キャリヤーが結合した物質が免疫原となって
形成された抗体であってもよい。
例に説明すると、検体中の抗原と標識抗原とを競合させ
て抗体に結合させた後、標識抗原由来のシグナルから、
検体中の抗原量を測定するものである。 従つて、被検
出物質は、抗原性を示す部位が1つしかない抗原性物質
、あるいはそのような抗原性物質に対して形成された抗
体であってもよく、また、ハブテン、あるいはハブテン
に免疫活性キャリヤーが結合した物質が免疫原となって
形成された抗体であってもよい。
競合法は、通常、被検出物質がサンドイツチ法を適用し
にくい物質、例えばステロイド類、アミン類、アミノ酸
類、ペプチド類等の比較的低分子量の物質である場合に
利用される測定方法である。
にくい物質、例えばステロイド類、アミン類、アミノ酸
類、ペプチド類等の比較的低分子量の物質である場合に
利用される測定方法である。
競合法では、抗体と抗原の反応が不可・逆鉤であるため
、被検出物質が抗原である場合を例に説明すると、不溶
化抗体を含有する反応容器に検体を入れた後、あるいは
検体と同時に、標識抗原を加えねば正確な測定ができな
い、 従って、免疫反応にかかわる不溶化抗体と標識抗
原とを、予め単一の反応容器内に存在せしめておくこと
はできないと考えられていた。 しかし、最近、凍結乾
燥手段を用い、不溶化抗体と標識抗原とを、予め単一の
反応容器内に存在せしめておく方法が提案された(特開
昭62−148857号、特開昭62−151758号
)。
、被検出物質が抗原である場合を例に説明すると、不溶
化抗体を含有する反応容器に検体を入れた後、あるいは
検体と同時に、標識抗原を加えねば正確な測定ができな
い、 従って、免疫反応にかかわる不溶化抗体と標識抗
原とを、予め単一の反応容器内に存在せしめておくこと
はできないと考えられていた。 しかし、最近、凍結乾
燥手段を用い、不溶化抗体と標識抗原とを、予め単一の
反応容器内に存在せしめておく方法が提案された(特開
昭62−148857号、特開昭62−151758号
)。
〈発明が解決しようとする課題〉
上記のように、競合法は、微量の比較的低分子量の物質
の測定に有用な方法である。 しかし、免疫反応にかか
わる不溶化抗体と標識抗原は別容器に保存し、不溶化抗
体を含有する反応容器に検体を入れた後に、あるいは検
体と同時に、別容器に保存されている標識抗原を加えな
ければならないために、用手法による測定においては、
手技が煩雑であり、また、自動化測定装置においては、
測定項目毎に標識抗原の保持と分注添加システムを用意
せねばならず、この点が多項目自動測定装置開発の障害
となっていた。
の測定に有用な方法である。 しかし、免疫反応にかか
わる不溶化抗体と標識抗原は別容器に保存し、不溶化抗
体を含有する反応容器に検体を入れた後に、あるいは検
体と同時に、別容器に保存されている標識抗原を加えな
ければならないために、用手法による測定においては、
手技が煩雑であり、また、自動化測定装置においては、
測定項目毎に標識抗原の保持と分注添加システムを用意
せねばならず、この点が多項目自動測定装置開発の障害
となっていた。
これを解決する一方法として、特開昭62−14885
7号および特開昭62−151758号に、凍結乾燥手
段を用い、不溶化抗体と標識抗原とを、予め単一の反応
容器内に保存せしめておく方法が提案されたが、この方
法を採用した場合の不溶化抗体と標識抗原との経時安定
性は検討されておらず、経時安定性に問題が残っている
。
7号および特開昭62−151758号に、凍結乾燥手
段を用い、不溶化抗体と標識抗原とを、予め単一の反応
容器内に保存せしめておく方法が提案されたが、この方
法を採用した場合の不溶化抗体と標識抗原との経時安定
性は検討されておらず、経時安定性に問題が残っている
。
本発明は、上記の事実に鑑みてなされたものであり、競
合法の原理を用いた免疫測定用試薬であって、可逆的に
結合する不溶化抗体と標識ハプテンとの組合せ、不溶化
抗体と標識抗原との組合せ、不溶化ハプテンと標識抗体
との組合せ、または不溶化抗原と標識抗体との組合せか
らなる免疫測定用試薬の提供を目的とする。
合法の原理を用いた免疫測定用試薬であって、可逆的に
結合する不溶化抗体と標識ハプテンとの組合せ、不溶化
抗体と標識抗原との組合せ、不溶化ハプテンと標識抗体
との組合せ、または不溶化抗原と標識抗体との組合せか
らなる免疫測定用試薬の提供を目的とする。
また、単一容器内に、前記免疫測定用試薬のいずれかを
存在せしめてなる免疫測定器具の提供を目的とする。
存在せしめてなる免疫測定器具の提供を目的とする。
く課題を解決するための手段)
従来の免疫測定法は、免疫反応は抗体抗原結合物生成の
方向へ進み、この結合はほぼ不可逆的であるとの前提の
下になされている。
方向へ進み、この結合はほぼ不可逆的であるとの前提の
下になされている。
しかし、本発明者らは、競合法の原理を用いるハプテン
の免疫測定において、免疫反応が速やかに平衡状態に達
する抗体とハプテンとの組合せで、なおかつ、抗体とハ
プテンとの結合・解離が可逆的である組合せがあれば、
免疫反応にかかわる不溶化抗体と標識ハブテンとを、あ
るいは不溶化ハブテンと標識抗体とを、予め単一の反応
容器内に存在せしめておくことにより、保存期間中に抗
体とハプテンとの間で免疫反応が生じても、その結合・
解離の可逆性のために、新たに加えられた検体中のハプ
テン量に比例して、標識ハブテンが不溶化抗体から解離
し、あるいは標識抗体が不溶化ハブテンから解離し、か
わって検体中のハプテンが抗体と結合し、競合法が成立
すると予測した。
の免疫測定において、免疫反応が速やかに平衡状態に達
する抗体とハプテンとの組合せで、なおかつ、抗体とハ
プテンとの結合・解離が可逆的である組合せがあれば、
免疫反応にかかわる不溶化抗体と標識ハブテンとを、あ
るいは不溶化ハブテンと標識抗体とを、予め単一の反応
容器内に存在せしめておくことにより、保存期間中に抗
体とハプテンとの間で免疫反応が生じても、その結合・
解離の可逆性のために、新たに加えられた検体中のハプ
テン量に比例して、標識ハブテンが不溶化抗体から解離
し、あるいは標識抗体が不溶化ハブテンから解離し、か
わって検体中のハプテンが抗体と結合し、競合法が成立
すると予測した。
また、同様に、競合法の原理を用いる抗原または抗体の
免疫測定において、免疫反応が速やかに平衡状態に達す
る抗体とハプテンまたは抗原の組合せで、なおかつ、抗
体とハプテンまたは抗原との結合・解離が可逆的である
組合せがあれば、免疫反応にかかわる不溶化ハブテンま
たは不溶化抗原と標識抗体とを、あるいは不溶化抗体と
標識ハブテンまたは標識抗原とを、予め単一の反応容器
内に存在せしめておくことにより、保存期間中に、不溶
化抗体と標識ハブテンまたは標識抗原、あるいは不溶化
ハブテンまたは不溶化抗原と標識抗体との間で免疫反応
が生じても、その結合解離の可逆性のために、新たに加
えられた検体中の抗原量に比例して、標識抗原が不溶化
抗体から解離し、あるいは標識抗体が不溶化抗原から解
離し、かわって検体中の抗原が抗体と結合し、または、
新たに加えられた検体中の抗体量に比例して、標識抗体
が不溶化ハブテンまたは不溶化抗原から解離し、あるい
は、標識ハブテンまたは標識抗原が不溶化抗体から解離
し、かわって検体中の抗体がハブテンまたは抗原と結合
し、競合法が成立すると予測した。
免疫測定において、免疫反応が速やかに平衡状態に達す
る抗体とハプテンまたは抗原の組合せで、なおかつ、抗
体とハプテンまたは抗原との結合・解離が可逆的である
組合せがあれば、免疫反応にかかわる不溶化ハブテンま
たは不溶化抗原と標識抗体とを、あるいは不溶化抗体と
標識ハブテンまたは標識抗原とを、予め単一の反応容器
内に存在せしめておくことにより、保存期間中に、不溶
化抗体と標識ハブテンまたは標識抗原、あるいは不溶化
ハブテンまたは不溶化抗原と標識抗体との間で免疫反応
が生じても、その結合解離の可逆性のために、新たに加
えられた検体中の抗原量に比例して、標識抗原が不溶化
抗体から解離し、あるいは標識抗体が不溶化抗原から解
離し、かわって検体中の抗原が抗体と結合し、または、
新たに加えられた検体中の抗体量に比例して、標識抗体
が不溶化ハブテンまたは不溶化抗原から解離し、あるい
は、標識ハブテンまたは標識抗原が不溶化抗体から解離
し、かわって検体中の抗体がハブテンまたは抗原と結合
し、競合法が成立すると予測した。
そして、上記のように、免疫反応が速やかに平衡状態に
達し、なおかつ可逆的な免疫反応を行う抗体とハブテン
または抗原の組合わせを見い出し、本発明を完成したも
のである。
達し、なおかつ可逆的な免疫反応を行う抗体とハブテン
または抗原の組合わせを見い出し、本発明を完成したも
のである。
本発明は、ハブテンを測定するに際して用いる試薬であ
って、ハブテンと標識剤との結合体(a)と、ハブテン
と免疫活性キャリヤーとの結合体を免疫原として調製し
た抗体(b)とよりなり、両者が可逆的な結合・解離を
行いうることを特徴とする、あるいは、ハブテン(c)
と、ハブテンと免疫活性キャリヤーとの結合体を免疫原
として調製した抗体(b)と標識剤との結合体(d)と
よりなり、両者が可逆的な結合・解離を行いうることを
特徴とする免疫測定用試薬を提供するものである。
って、ハブテンと標識剤との結合体(a)と、ハブテン
と免疫活性キャリヤーとの結合体を免疫原として調製し
た抗体(b)とよりなり、両者が可逆的な結合・解離を
行いうることを特徴とする、あるいは、ハブテン(c)
と、ハブテンと免疫活性キャリヤーとの結合体を免疫原
として調製した抗体(b)と標識剤との結合体(d)と
よりなり、両者が可逆的な結合・解離を行いうることを
特徴とする免疫測定用試薬を提供するものである。
また、本発明は、抗原を測定するに際して用いる試薬で
あって、抗原と標識剤との結合体と、抗原を免疫原とし
て調製した抗体とよりなり、両者が可逆的な結合・解離
を行いうることを特徴とする、あるいは、抗原と、抗原
を免疫原として調製した抗体と標識剤との結合体とより
なり、両者が可逆的な結合・解離を行いうることを特徴
とする免疫測定用試薬を提供するものである。
あって、抗原と標識剤との結合体と、抗原を免疫原とし
て調製した抗体とよりなり、両者が可逆的な結合・解離
を行いうることを特徴とする、あるいは、抗原と、抗原
を免疫原として調製した抗体と標識剤との結合体とより
なり、両者が可逆的な結合・解離を行いうることを特徴
とする免疫測定用試薬を提供するものである。
さらに、本発明は、抗体を測定するに際して用いる試薬
であって、ハブテンと免疫活性キャリヤーとの結合体を
免疫原として調製した抗体(b)と標識剤との結合体(
d)と、ハブテン(c)とよりなり、両者が可逆的な結
合・解離を行いうることを特徴とする、あるいは、ハブ
テンと免疫活性キャリヤーとの結合体を免疫原として調
製した抗体(b)と、ハブテンと標識剤との結合体(a
)とよりなり、両者が可逆的な結合・解離を行いうるこ
とを特徴とする免疫測定用試薬を提供するものである。
であって、ハブテンと免疫活性キャリヤーとの結合体を
免疫原として調製した抗体(b)と標識剤との結合体(
d)と、ハブテン(c)とよりなり、両者が可逆的な結
合・解離を行いうることを特徴とする、あるいは、ハブ
テンと免疫活性キャリヤーとの結合体を免疫原として調
製した抗体(b)と、ハブテンと標識剤との結合体(a
)とよりなり、両者が可逆的な結合・解離を行いうるこ
とを特徴とする免疫測定用試薬を提供するものである。
加えて、本発明は、抗体を測定するに際して用いる試薬
であつて、抗原を免疫原として調製した抗体と標識剤と
の結合体と、抗原とよりなり、両者が可逆的な結合・解
離を行いうることを特徴とする、あるいは、抗原を免疫
原として調製した抗体°ε、抗原と標識剤との結合体と
よりなり、両者が可逆的な結合・解離を行いうることを
特徴とする免疫測定用試薬を提供するものである。
であつて、抗原を免疫原として調製した抗体と標識剤と
の結合体と、抗原とよりなり、両者が可逆的な結合・解
離を行いうることを特徴とする、あるいは、抗原を免疫
原として調製した抗体°ε、抗原と標識剤との結合体と
よりなり、両者が可逆的な結合・解離を行いうることを
特徴とする免疫測定用試薬を提供するものである。
また、本発明は、単一容器内に、上記のいずれかに記載
の免疫測定用試薬を存在せしめてなることを特徴とする
免疫測定器具を提供するものである 尚、ここでいうハブテンとは、抗原性を示す部位を有す
るが、単独では免疫原となり得す、免疫活性キャリヤー
と結合することによって免疫原となるいわゆる不完全抗
原を指し、抗原とは、単独で免疫原となり得るいわゆる
完全抗原を指す。
の免疫測定用試薬を存在せしめてなることを特徴とする
免疫測定器具を提供するものである 尚、ここでいうハブテンとは、抗原性を示す部位を有す
るが、単独では免疫原となり得す、免疫活性キャリヤー
と結合することによって免疫原となるいわゆる不完全抗
原を指し、抗原とは、単独で免疫原となり得るいわゆる
完全抗原を指す。
以下に、本発明の詳細な説明する。
本発明の免疫測定用試薬は、競合法にて検体中の特定物
質を測定する際に有用な試薬である。
質を測定する際に有用な試薬である。
本発明の試薬は、ハブテン、抗原あるいは抗体の測定に
使用することができるが、はじめに、被検出物質がハブ
テンである場合を例に、その測定原理を説明する。
使用することができるが、はじめに、被検出物質がハブ
テンである場合を例に、その測定原理を説明する。
被検出物質がハブテンである場合、本発明の試薬は、ハ
ブテンと標識剤との結合体(以下、単に標識ハブテンと
いう)(a)と、ハブテンと免疫活性キャリヤーとの結
合体を免疫原として調製した抗体(b)との組合せであ
る場合(ケース1)と、ハブテン(c)と、ハブテンと
免疫活性キャリヤーとの結合体を免疫原として調製した
抗体(b)と標識剤との結合体(以下、単に標識抗体と
いう)(d)との組合せである場合(ケース2)がある
。
ブテンと標識剤との結合体(以下、単に標識ハブテンと
いう)(a)と、ハブテンと免疫活性キャリヤーとの結
合体を免疫原として調製した抗体(b)との組合せであ
る場合(ケース1)と、ハブテン(c)と、ハブテンと
免疫活性キャリヤーとの結合体を免疫原として調製した
抗体(b)と標識剤との結合体(以下、単に標識抗体と
いう)(d)との組合せである場合(ケース2)がある
。
ケース1では、試薬中の抗体(b)と標識ハブテン(a
)との結合・解離が可逆的であるので、試薬中の抗体(
b)に、検体中のハブテンと試薬中の標識ハブテン(a
)とが競合して結合する。 このような試薬を単一容器
内に存在せしめてなる本発明の測定器具について説明す
ると、容器内に不溶化されている抗体(b)に、検体中
のハブテンと標識ハブテン(a)とが競合して結合する
。
)との結合・解離が可逆的であるので、試薬中の抗体(
b)に、検体中のハブテンと試薬中の標識ハブテン(a
)とが競合して結合する。 このような試薬を単一容器
内に存在せしめてなる本発明の測定器具について説明す
ると、容器内に不溶化されている抗体(b)に、検体中
のハブテンと標識ハブテン(a)とが競合して結合する
。
一方、ケース2では、試薬中のハブテンCC)と標識抗
体(d)との結合・解離が可逆的であるので、試薬中の
ハブテン(c)と検体中のハブテンとが、競合して試薬
中の標識抗体(d)に結合する。 同じく本発明の測定
器具について説明すると、容器内に不溶化されているハ
ブテン(c)と検体中のハブテンとが、競合して標識抗
体(d)に結合する。
体(d)との結合・解離が可逆的であるので、試薬中の
ハブテン(c)と検体中のハブテンとが、競合して試薬
中の標識抗体(d)に結合する。 同じく本発明の測定
器具について説明すると、容器内に不溶化されているハ
ブテン(c)と検体中のハブテンとが、競合して標識抗
体(d)に結合する。
そして、いずれの場合も、B/F分離後、残存した標識
物の示すシグナルに基づき、検体中のハブテン量を測定
することができる。
物の示すシグナルに基づき、検体中のハブテン量を測定
することができる。
被検出物質が抗原である場合は、免疫活性キャリヤーが
不要であること以外は、ハブテンを抗原と読み換えれば
よい。
不要であること以外は、ハブテンを抗原と読み換えれば
よい。
また、被検出物質が、ハブテンと免疫活性キャリヤーと
の結合体あるいは抗原を免疫原とする抗体である場合も
、上記と同様である。
の結合体あるいは抗原を免疫原とする抗体である場合も
、上記と同様である。
即ち、本発明の測定器具について説明すると、ハブテン
(または抗原)が容器に不溶化されており、このハブテ
ン(または抗原)に、検体中の抗体と標識抗体とが競4
合して結合する場合と、抗体が容器に不溶化されており
、この不溶化抗体と検体中の抗体とが、競合して標識ハ
ブテン(または抗原と標識剤との結合体、以下、単に標
識抗原という)に結合する場合がある。
(または抗原)が容器に不溶化されており、このハブテ
ン(または抗原)に、検体中の抗体と標識抗体とが競4
合して結合する場合と、抗体が容器に不溶化されており
、この不溶化抗体と検体中の抗体とが、競合して標識ハ
ブテン(または抗原と標識剤との結合体、以下、単に標
識抗原という)に結合する場合がある。
そして、いずれの場合も、B/F分離後、残存した標識
物の示すシグナルに基づき、検体中の抗体量を測定する
ことができる。
物の示すシグナルに基づき、検体中の抗体量を測定する
ことができる。
以上が、本発明の免疫測定用試薬を用いる免疫測定の原
理である。
理である。
次に、このような免疫測定に用いる本発明の免疫測定用
試薬となる標識ハブテン(a)と抗体(b)との組合せ
、および標識抗原と抗体との組合せについて説明する。
試薬となる標識ハブテン(a)と抗体(b)との組合せ
、および標識抗原と抗体との組合せについて説明する。
抗体(b)を調製するための免疫原に用いるハブテン(
ただし、免疫活性キャリヤーと結合させて用いる)と標
識ハブテン(a)に用いるハブテンとは、類似ではある
が異なる化学構造を有する物質を用いることが好ましい
、 これにより、抗体(b)と標識ハブテン(a)との
結合力は様々な程度となるので、抗体(b)と標識ハブ
テン(a)との結合・解離が可逆的となる組合せを選択
する。 いいかえれば、抗体を調製するための免疫原に
用いたハブテンと類似ではあるが異なる化学構造を有し
、かつ抗体との交差率が比較的小さいハブテンを標識す
れば、抗体(b)と標識ハブテン(a)との反応が可逆
的になる。 ただし、抗体(b)を調製するための免疫
原に用いるハブテンおよび標識5ハブテン(a)に用い
るハブテンとして、同じ化学構造を有する物質を用いて
も、調製された抗体(b)と標識ハブテン(a)との結
合・解離が可逆的となることもあるので、同じ化学構造
を有する物質を用いてもよい。
ただし、免疫活性キャリヤーと結合させて用いる)と標
識ハブテン(a)に用いるハブテンとは、類似ではある
が異なる化学構造を有する物質を用いることが好ましい
、 これにより、抗体(b)と標識ハブテン(a)との
結合力は様々な程度となるので、抗体(b)と標識ハブ
テン(a)との結合・解離が可逆的となる組合せを選択
する。 いいかえれば、抗体を調製するための免疫原に
用いたハブテンと類似ではあるが異なる化学構造を有し
、かつ抗体との交差率が比較的小さいハブテンを標識す
れば、抗体(b)と標識ハブテン(a)との反応が可逆
的になる。 ただし、抗体(b)を調製するための免疫
原に用いるハブテンおよび標識5ハブテン(a)に用い
るハブテンとして、同じ化学構造を有する物質を用いて
も、調製された抗体(b)と標識ハブテン(a)との結
合・解離が可逆的となることもあるので、同じ化学構造
を有する物質を用いてもよい。
実際の免疫測定の場合は、さらに被検出物質の化学構造
の要素も加わり、三者の関係となるが、−船釣には、被
検出物質がハブテンである場合は、抗体(b)を調製す
るための免疫原に用いるハブテンは、被検出物質である
ハブテンと同じか、その抗原性に差が出ない程度に構造
変換されたハブテンを用い、抗原性を示す部分に影響を
与えにくい部位に免疫活性キャリヤーを結合させて用い
る。
の要素も加わり、三者の関係となるが、−船釣には、被
検出物質がハブテンである場合は、抗体(b)を調製す
るための免疫原に用いるハブテンは、被検出物質である
ハブテンと同じか、その抗原性に差が出ない程度に構造
変換されたハブテンを用い、抗原性を示す部分に影響を
与えにくい部位に免疫活性キャリヤーを結合させて用い
る。
一方、標識ハブテンは、調製された抗体(b)と親和性
はあるが、抗体(b)との結合・解離が可逆的となる化
学構造の物質(ハブテン)を標識することによって得れ
ばよい。
はあるが、抗体(b)との結合・解離が可逆的となる化
学構造の物質(ハブテン)を標識することによって得れ
ばよい。
また、被検出物質が、ハブテンに免疫活性キャリヤーが
結合した物質に対して生成された抗体である場合は、標
識ハブテン(a)には、被検出物質である抗体が生成さ
れる原因物質であるハブテンと同じか、その抗原性に差
が出ない程度に構造変換されたものを用い、抗体(b)
調製のためのハブテン(免疫活性キャリヤーを結合させ
て用いる)は、被検出物質である抗体生成の原因物質で
あるハブテンとは構造の一部が異なるものを用いること
が好ましい。
結合した物質に対して生成された抗体である場合は、標
識ハブテン(a)には、被検出物質である抗体が生成さ
れる原因物質であるハブテンと同じか、その抗原性に差
が出ない程度に構造変換されたものを用い、抗体(b)
調製のためのハブテン(免疫活性キャリヤーを結合させ
て用いる)は、被検出物質である抗体生成の原因物質で
あるハブテンとは構造の一部が異なるものを用いること
が好ましい。
なお、被検出物質が抗原である場合、あるいは抗原に対
して生成された抗体である場合は、免疫活性キャリヤー
が不要であること以外は、被検出物質がハブテンあるい
はハブテンと免疫活性キャリヤーとが結合した物質に対
して生成された抗体の場合と同様である。
して生成された抗体である場合は、免疫活性キャリヤー
が不要であること以外は、被検出物質がハブテンあるい
はハブテンと免疫活性キャリヤーとが結合した物質に対
して生成された抗体の場合と同様である。
続いて、本発明の免疫測定用試薬となる標識抗体(d)
とハブテン(c)、または標識抗体と抗原との組合せに
ついて説明する。
とハブテン(c)、または標識抗体と抗原との組合せに
ついて説明する。
標識抗体(d)を調製するための免疫原に用いるハブテ
ン(ただし、免疫活性キャリヤーと結合させて用いる)
と、本発明の免疫測定用試薬に用いるハブテン(c)と
は、類似ではあるが異なる化学構造を有する物質を用い
ることが好ましい。 これにより、ハブテン(c)と標
識抗体(d)との結合力は様々な程度となるので、ハブ
テン(e)と標識抗体(d)との結合・解離が可逆的と
なる組合せを選択する。
ン(ただし、免疫活性キャリヤーと結合させて用いる)
と、本発明の免疫測定用試薬に用いるハブテン(c)と
は、類似ではあるが異なる化学構造を有する物質を用い
ることが好ましい。 これにより、ハブテン(c)と標
識抗体(d)との結合力は様々な程度となるので、ハブ
テン(e)と標識抗体(d)との結合・解離が可逆的と
なる組合せを選択する。
ただし、標識抗体(d)を調製するための免疫原に用い
るハブテンおよび本発明の免疫測定用試薬に用いるハブ
テン(c)として、同じ化学構造を有する物質を用いて
も、調製された標識抗体(d)と本発明の免疫測定用試
薬に用いるハブテン(c)との結合・解離が可逆的とな
ることもあるので、同じ化学構造を有する物質を用いて
もよい。
るハブテンおよび本発明の免疫測定用試薬に用いるハブ
テン(c)として、同じ化学構造を有する物質を用いて
も、調製された標識抗体(d)と本発明の免疫測定用試
薬に用いるハブテン(c)との結合・解離が可逆的とな
ることもあるので、同じ化学構造を有する物質を用いて
もよい。
一般的には、被検出物質が、ハブテンに免疫活性キャリ
ヤーが結合した物質に対して生成された抗体である場合
は、本発明の免疫測定用試薬に用いるハブテン(c)は
、被検出物質である抗体が生成される原因物質であるハ
ブテンと同じか、その抗原性に差が出ない程度に構造変
換されたものを用い、標識抗体(d)調製のためのハブ
テン(免疫活性キャリヤーを結合させて用いる)は、被
検出物質である抗体が生成される原因物質であるハブテ
ンとは構造の一部が異なるものを用い、標識抗体(d)
と本発明の免疫測定用試薬に用いるハブテン(c)との
結合・解離が可逆的となるようにする。
ヤーが結合した物質に対して生成された抗体である場合
は、本発明の免疫測定用試薬に用いるハブテン(c)は
、被検出物質である抗体が生成される原因物質であるハ
ブテンと同じか、その抗原性に差が出ない程度に構造変
換されたものを用い、標識抗体(d)調製のためのハブ
テン(免疫活性キャリヤーを結合させて用いる)は、被
検出物質である抗体が生成される原因物質であるハブテ
ンとは構造の一部が異なるものを用い、標識抗体(d)
と本発明の免疫測定用試薬に用いるハブテン(c)との
結合・解離が可逆的となるようにする。
また、被検出物質がハブテンである場合は、標識抗体(
d)を調製するための免疫原に用いるハブテンは、被検
出物質であるハブテンと同じか、その抗原性に差が出な
い程度に構造変換されたハブテンを用い、抗原性を示す
部分に影響を与えにくい部位に免疫活性キャリヤーを結
合させて用い、本発明の免疫測定用試薬に用いるハブテ
ン(c)は、調製された標識抗体(d)と親和性はある
が、標識抗体(d)との結合・解離が可逆的となる化学
構造の物質(ハブテン)を用いればよい。
d)を調製するための免疫原に用いるハブテンは、被検
出物質であるハブテンと同じか、その抗原性に差が出な
い程度に構造変換されたハブテンを用い、抗原性を示す
部分に影響を与えにくい部位に免疫活性キャリヤーを結
合させて用い、本発明の免疫測定用試薬に用いるハブテ
ン(c)は、調製された標識抗体(d)と親和性はある
が、標識抗体(d)との結合・解離が可逆的となる化学
構造の物質(ハブテン)を用いればよい。
なお、被検出物質である抗体が生成される原因物質がハ
ブテンでなく抗原である場合、あるいは被検出物質が抗
原である場合は、免疫活性キャリヤーが不要であること
以外は、被検出物質である抗体が生成される原因物質あ
るいは被検出物質がハブテンの場合と同様である。
ブテンでなく抗原である場合、あるいは被検出物質が抗
原である場合は、免疫活性キャリヤーが不要であること
以外は、被検出物質である抗体が生成される原因物質あ
るいは被検出物質がハブテンの場合と同様である。
また、上記の説明の中に構造変換を行う旨の記載がある
が、これは、一般に行われているいわゆる誘導体の作製
等を指し、通常の方法で行えばよい。
が、これは、一般に行われているいわゆる誘導体の作製
等を指し、通常の方法で行えばよい。
以上、本発明の測定器具に用いる標識ハプテンまたは標
識抗原と抗体との組合せ、およびハブテンまたは抗原と
標識抗体との組合せについて、その原理を説明したが、
続いて、本発明の免疫測定用試薬あるいは免疫測定器具
を用いて検出1.測定することのできる被検出物質の例
と、それらの物質を測定するために、本発明の免疫測定
用試薬に用いる物質について、具体的に説明する。
識抗原と抗体との組合せ、およびハブテンまたは抗原と
標識抗体との組合せについて、その原理を説明したが、
続いて、本発明の免疫測定用試薬あるいは免疫測定器具
を用いて検出1.測定することのできる被検出物質の例
と、それらの物質を測定するために、本発明の免疫測定
用試薬に用いる物質について、具体的に説明する。
本発明の免疫測定用試薬あるいは免疫測定器具を用いる
と、エストロン、エストラジオール、エストリオール等
の卵胞ホルモン、プロゲステロン等の黄体ホルモン、テ
ストステロン等の男性ホルモン、アルドステロン等の鉱
質副腎皮質ホルモン、コルチコステロン等の糖質副腎皮
質ホルモン等のステロイド類、サイロキシン等の甲状腺
ホルモン類、アミノ酸およびアミン類、ジゴキシン等の
薬物類、アンジオテンシン、α−hANP等のペプチド
類その他の比較的低分子量の物質や、それらの代謝産物
等、いわゆるハブテンの測定を行うことができる。
と、エストロン、エストラジオール、エストリオール等
の卵胞ホルモン、プロゲステロン等の黄体ホルモン、テ
ストステロン等の男性ホルモン、アルドステロン等の鉱
質副腎皮質ホルモン、コルチコステロン等の糖質副腎皮
質ホルモン等のステロイド類、サイロキシン等の甲状腺
ホルモン類、アミノ酸およびアミン類、ジゴキシン等の
薬物類、アンジオテンシン、α−hANP等のペプチド
類その他の比較的低分子量の物質や、それらの代謝産物
等、いわゆるハブテンの測定を行うことができる。
また、黄体形成ホルモン(LH)、甲状腺刺激ホルモン
(TSH)、絨毛性ゴナドトロピン(hCG)、癌胎児
性抗原(cEA)等の抗原性物質やそれらの代謝産物の
測定を行うことができる。
(TSH)、絨毛性ゴナドトロピン(hCG)、癌胎児
性抗原(cEA)等の抗原性物質やそれらの代謝産物の
測定を行うことができる。
さらには、B型肝炎ウィルス、風疹ウィルス、各種アレ
ルゲン等を原因物質として生体内で生成された抗体の測
定を行うことができる。
ルゲン等を原因物質として生体内で生成された抗体の測
定を行うことができる。
本発明の免疫測定用試薬および免疫測定器具は、特にハ
ブテンの測定に有用であり、中でも、卵胞ホルモン類や
その代謝産物、あるいは黄体ホルモン類やその代謝産物
の測定には特に有用である。 そこで、以下に、尿中エ
ストロゲン、血中エストラジオールまたは血中プロゲス
テロンを測定するための本発明の免疫測定用試薬および
免疫測定器具に用いる抗体と標識ハブテンとの組合せに
ついて、具体例をあげて説明する。
ブテンの測定に有用であり、中でも、卵胞ホルモン類や
その代謝産物、あるいは黄体ホルモン類やその代謝産物
の測定には特に有用である。 そこで、以下に、尿中エ
ストロゲン、血中エストラジオールまたは血中プロゲス
テロンを測定するための本発明の免疫測定用試薬および
免疫測定器具に用いる抗体と標識ハブテンとの組合せに
ついて、具体例をあげて説明する。
尿中エストロゲンまたは血中エストラジオールを測定す
るための本発明の免疫測定用試薬および免疫測定器具に
は、ハブテン部分が下記構造式I−IVで表わされる物
質である標識ハブテン(a)と、下記構造式!−IVで
表わされる物質と免疫活性キャリヤーとの結合体を免疫
原として調製した抗体(b)とを用いることが好ましい
。
るための本発明の免疫測定用試薬および免疫測定器具に
は、ハブテン部分が下記構造式I−IVで表わされる物
質である標識ハブテン(a)と、下記構造式!−IVで
表わされる物質と免疫活性キャリヤーとの結合体を免疫
原として調製した抗体(b)とを用いることが好ましい
。
構造式工
(RI がHのとき、R2はY’−Zであり、R1が
y2−zのとき、R2はOである。
y2−zのとき、R2はOである。
Ylは、ステロイド骨格とは二重結合で結合する1〜1
0個の炭素原子および/またはへテロ原子な主鎖とする
直鎮状または分枝鎖状または環構造を有する連結基であ
り、Y2は、酸素原子と単結合で結合する0〜10個の
炭素原子および/またはへテロ原子を主鎖する直鎮状ま
たは分枝鎖状または環構造を有する連結基であり、2は
H,NHz 、SH,C0OH,CR2京たは υ 構造式■ (RI R2およびR3がHのとき、R4とR11の
いずれかがHで、他方はy3−zであり、R2R3およ
びR5がH,R’がY3−Zのとき、R1がY”−Zで
あり、R1およびR′がH,R’がOHのとき、R2と
R3のいずれかがHで、他方がY3−Zであるか、ある
いはR2がステロイド骨格と二重結合で結合してY’−
Zとなり、R3は消失するs y’は、ステロイド骨
格とは単結合で結合する0〜10個の炭素原子および/
またはへテロ原子を主鎖とする直鎖状または分枝鎖状ま
たは環構造を有する連結基であり、Y2は、酸素原子と
単結合で結合する0〜10個の炭素原子および/または
へテロ原子を主鎖とする直鎖状または分枝鎖状または環
構造を有する連結基であり、ylは、ステロイド骨格と
は二重結合で結合する1〜10個の炭素原子および/ま
たはへテロ原子を主鎖とする直鎖状または分枝鎖状また
は環構造を有する連結基であり、2はHlNH,、SH
,C0OH,CHOまたは構造式■ (R1がHで、R3とR4のいずれかがHのとき、Rs
とR4のうちのHではない方およびR2はY’−Zであ
り、R1およびR4がHのとき、R2とR3のいずれか
がOHで、他方はYl−Zであり、R4がHのとき、R
1はY2−Z、R’ #tY”−Z、R’ はY’ −
Z”l’ある。 YlおよびY4は、ステロイド骨格と
は単結合で結合する0〜10個の炭素原子および/また
はへテロ原子を主鎖とする直鎮状または分枝鎮状または
環構造を有する連結基であり、Y2は、酸素原子と単結
合で結合する0〜lO個の炭素原子および/またはへテ
ロ原子を主鎖とする直鎖状または分枝鎮状または環構造
を有する連結基であり、ZはH%NH2、SR,C0O
H,CHOまたは 構造式■ (1t l 1t 2 1c 3 R4R6R8の
うちのいずれかひとつがY’−Zのとき、他はHであり
、R’ R” R” R’ R″
R6のうちのいずれかひとつがステロイド骨格と二重結
合で結合してy’−zとなるとき、ステロイド骨格と二
重結合で結合したR8と同一炭素に結合していたRy
は消失し、他はHテア6 、 tt is、R”と
R’Gt、RI R2R3R4R@およびR6のうち
の同一炭素に結合した2つの基を示す、 Ylは、ステ
ロイド骨格とは単結合で結合する0〜10個の炭素原子
および/またはへテロ原子を主鎖とする直鎖状または分
枝鎖状または環構造を有する連結基であり、Ylは、ス
テロイド骨格とは二重結合で結合する1〜10個の炭素
原子および/またはへテロ原子を主鎖とする直鎮状また
は分枝鎖状または環構造を有する連結基であり、ZはH
,NH2、SH%C0OH,CHOまたは り 上記構造式■〜■で示される物質の具体例をあげると、
構造式Iに相当するものとしては、エストロン、エスト
ロン−17−カルボキシメチルオキシム、エストロン−
3−カルボキシメチルエーテル等、構造式Hに相当する
ものとしては、エストラジオール、エストラジオールー
3−カルボキシメチルエーテル、エストラジオール−6
α−ヘミサクシネート、エストラジオール−6−カルボ
キシメチルオキシム、エストラジオール−17α−ヘミ
サクシネート、エストラジオール−17β−ヘミサクシ
ネート等、構造式IIIに相当するものとして、エスト
リオール、エストリオール−3−カルボキシメチルエー
テル、エストリオール−16α。
0個の炭素原子および/またはへテロ原子な主鎖とする
直鎮状または分枝鎖状または環構造を有する連結基であ
り、Y2は、酸素原子と単結合で結合する0〜10個の
炭素原子および/またはへテロ原子を主鎖する直鎮状ま
たは分枝鎖状または環構造を有する連結基であり、2は
H,NHz 、SH,C0OH,CR2京たは υ 構造式■ (RI R2およびR3がHのとき、R4とR11の
いずれかがHで、他方はy3−zであり、R2R3およ
びR5がH,R’がY3−Zのとき、R1がY”−Zで
あり、R1およびR′がH,R’がOHのとき、R2と
R3のいずれかがHで、他方がY3−Zであるか、ある
いはR2がステロイド骨格と二重結合で結合してY’−
Zとなり、R3は消失するs y’は、ステロイド骨
格とは単結合で結合する0〜10個の炭素原子および/
またはへテロ原子を主鎖とする直鎖状または分枝鎖状ま
たは環構造を有する連結基であり、Y2は、酸素原子と
単結合で結合する0〜10個の炭素原子および/または
へテロ原子を主鎖とする直鎖状または分枝鎖状または環
構造を有する連結基であり、ylは、ステロイド骨格と
は二重結合で結合する1〜10個の炭素原子および/ま
たはへテロ原子を主鎖とする直鎖状または分枝鎖状また
は環構造を有する連結基であり、2はHlNH,、SH
,C0OH,CHOまたは構造式■ (R1がHで、R3とR4のいずれかがHのとき、Rs
とR4のうちのHではない方およびR2はY’−Zであ
り、R1およびR4がHのとき、R2とR3のいずれか
がOHで、他方はYl−Zであり、R4がHのとき、R
1はY2−Z、R’ #tY”−Z、R’ はY’ −
Z”l’ある。 YlおよびY4は、ステロイド骨格と
は単結合で結合する0〜10個の炭素原子および/また
はへテロ原子を主鎖とする直鎮状または分枝鎮状または
環構造を有する連結基であり、Y2は、酸素原子と単結
合で結合する0〜lO個の炭素原子および/またはへテ
ロ原子を主鎖とする直鎖状または分枝鎮状または環構造
を有する連結基であり、ZはH%NH2、SR,C0O
H,CHOまたは 構造式■ (1t l 1t 2 1c 3 R4R6R8の
うちのいずれかひとつがY’−Zのとき、他はHであり
、R’ R” R” R’ R″
R6のうちのいずれかひとつがステロイド骨格と二重結
合で結合してy’−zとなるとき、ステロイド骨格と二
重結合で結合したR8と同一炭素に結合していたRy
は消失し、他はHテア6 、 tt is、R”と
R’Gt、RI R2R3R4R@およびR6のうち
の同一炭素に結合した2つの基を示す、 Ylは、ステ
ロイド骨格とは単結合で結合する0〜10個の炭素原子
および/またはへテロ原子を主鎖とする直鎖状または分
枝鎖状または環構造を有する連結基であり、Ylは、ス
テロイド骨格とは二重結合で結合する1〜10個の炭素
原子および/またはへテロ原子を主鎖とする直鎮状また
は分枝鎖状または環構造を有する連結基であり、ZはH
,NH2、SH%C0OH,CHOまたは り 上記構造式■〜■で示される物質の具体例をあげると、
構造式Iに相当するものとしては、エストロン、エスト
ロン−17−カルボキシメチルオキシム、エストロン−
3−カルボキシメチルエーテル等、構造式Hに相当する
ものとしては、エストラジオール、エストラジオールー
3−カルボキシメチルエーテル、エストラジオール−6
α−ヘミサクシネート、エストラジオール−6−カルボ
キシメチルオキシム、エストラジオール−17α−ヘミ
サクシネート、エストラジオール−17β−ヘミサクシ
ネート等、構造式IIIに相当するものとして、エスト
リオール、エストリオール−3−カルボキシメチルエー
テル、エストリオール−16α。
1フβ−ジヘミサクシネート、エストリオール−16β
、17β−ジヘミサクシネート、エストリオール−16
α−グルクロナイド、エストリオール−17β−グルク
ロナイド等、構造式■に相当するものとして、エストラ
ジオール−7−ヘミサクシネート、エストラジオール−
7−カルボキシエチルチオエーテル、エストラジオール
−11−ヘミサクシネート、エストラジオール−16α
−ヘミサクシネート等がある。
、17β−ジヘミサクシネート、エストリオール−16
α−グルクロナイド、エストリオール−17β−グルク
ロナイド等、構造式■に相当するものとして、エストラ
ジオール−7−ヘミサクシネート、エストラジオール−
7−カルボキシエチルチオエーテル、エストラジオール
−11−ヘミサクシネート、エストラジオール−16α
−ヘミサクシネート等がある。
尿中エストロゲン測定用の本発明の免疫測定用試薬およ
び免疫測定器具に用いる抗体と標識ハブテンの調製法お
よび組合せは、以下の通りである。
び免疫測定器具に用いる抗体と標識ハブテンの調製法お
よび組合せは、以下の通りである。
尿中エストロゲンの測定は、もっばら妊婦の胎児胎盤系
のモニターに用いられている。 これは、胎児胎盤系で
産生されたエストリオールが妊婦尿中に排泄され、その
量から、胎児胎盤系の状態を評価できるからである。
のモニターに用いられている。 これは、胎児胎盤系で
産生されたエストリオールが妊婦尿中に排泄され、その
量から、胎児胎盤系の状態を評価できるからである。
尿中エストロゲンの主成分は、エストリオール誘導体で
あり、そのなかでも、エストリオール−16α−グルク
ロナイドが重要である。 したがって、尿中エストロゲ
ンの測定では、エストリオール−16α−グルクロナイ
ドを主たる被測定物質とし、他に、共存するエストリオ
ール抱合体、エストラジオール抱合体およびエストロン
抱合体とも交差反応性がある抗体を用いることが望まし
い。
あり、そのなかでも、エストリオール−16α−グルク
ロナイドが重要である。 したがって、尿中エストロゲ
ンの測定では、エストリオール−16α−グルクロナイ
ドを主たる被測定物質とし、他に、共存するエストリオ
ール抱合体、エストラジオール抱合体およびエストロン
抱合体とも交差反応性がある抗体を用いることが望まし
い。
このような抗体は、エストリオール誘導体、エストラジ
オール誘導体またはエストロン誘導体に免疫活性キャリ
ヤーを結合させた結合体を免疫原として用い、動物に投
与し、免疫した後、細胞融合を行い、抗エストロゲン抗
体産生性バイプリドーマを作製することにより得ること
ができる。
オール誘導体またはエストロン誘導体に免疫活性キャリ
ヤーを結合させた結合体を免疫原として用い、動物に投
与し、免疫した後、細胞融合を行い、抗エストロゲン抗
体産生性バイプリドーマを作製することにより得ること
ができる。
尿中エストロゲン測定を目的とした抗体の調製は、尿中
エストロゲンの主成分がエストリオール抱合体であるか
ら、免疫原のハプテン部分として、エストロン誘導体を
用いるより、エストリオール誘導体を用いる方が有利で
ある。
エストロゲンの主成分がエストリオール抱合体であるか
ら、免疫原のハプテン部分として、エストロン誘導体を
用いるより、エストリオール誘導体を用いる方が有利で
ある。
調製した抗体は、エストロゲン測定範囲と交差反応性を
求める。 そして、標準曲線で50%阻止となるエスト
リオール−16α−グルクロナイド濃度が1100n/
mu程度であり、エストリオール、エストラジオール、
エストロン、エストリオール17位地合体、エストリオ
ール16位地合体、エストリオール16位17位地合体
、エストラジオール17位地合体等と交差反応性を有す
る抗体を選択する。
求める。 そして、標準曲線で50%阻止となるエスト
リオール−16α−グルクロナイド濃度が1100n/
mu程度であり、エストリオール、エストラジオール、
エストロン、エストリオール17位地合体、エストリオ
ール16位地合体、エストリオール16位17位地合体
、エストラジオール17位地合体等と交差反応性を有す
る抗体を選択する。
標識エストロゲンの作製は、抗体の交差反応性の結果を
参考とし、測定対象となるエストロゲン(エストリオー
ル−16α−グルクロナイド)と抗体との結合力に比べ
、抗体との結合力がやや弱いか同程度のエストロゲン誘
導体を選択する。
参考とし、測定対象となるエストロゲン(エストリオー
ル−16α−グルクロナイド)と抗体との結合力に比べ
、抗体との結合力がやや弱いか同程度のエストロゲン誘
導体を選択する。
例えば、エストリオール16位17位誘導体に免疫活性
キャリヤーを結合させた結合体を免疫原として調製した
抗体を用いるならば、エストロン17位誘導体で標識エ
ストロゲンを作製するのがよい、 もちろん、抗体と標
識エストロゲンの組合せは、この組合せに限定されるも
のではない。
キャリヤーを結合させた結合体を免疫原として調製した
抗体を用いるならば、エストロン17位誘導体で標識エ
ストロゲンを作製するのがよい、 もちろん、抗体と標
識エストロゲンの組合せは、この組合せに限定されるも
のではない。
次に、血中エストラジオールが被検出物質である場合に
ついて説明する。
ついて説明する。
血中エストラジオールの測定は、婦人の性腺機能、とり
わけ卵胞の発育および排卵のモニタリングに用いられる
。
わけ卵胞の発育および排卵のモニタリングに用いられる
。
エストラジオール測定に使用する抗体は、エストラジオ
ール3位、6位、7位、11位、16位誘導体に免疫活
性キャリヤーを結合させた結合体を免疫原として用い、
動物に投与し、免疫した後、細胞融合を行い、抗エスト
ラジオール抗体産生性バイプリドーマを作製することに
より得ることができる。
ール3位、6位、7位、11位、16位誘導体に免疫活
性キャリヤーを結合させた結合体を免疫原として用い、
動物に投与し、免疫した後、細胞融合を行い、抗エスト
ラジオール抗体産生性バイプリドーマを作製することに
より得ることができる。
このうち、エストラジオール3位または6位誘導体に免
疫活性キャリヤーを結合させた免疫原を用いて抗体を調
製する方法が、交差反応性の面から有利である。
疫活性キャリヤーを結合させた免疫原を用いて抗体を調
製する方法が、交差反応性の面から有利である。
調製した抗体は、エストラジオール測定範囲と各ステロ
イドおよびその誘導体との交差反応性を求−める、 そ
して、標準曲線で50%阻止となるエストラジオール濃
度が200pg/mj2程度であり、エストラジオール
以外のステロイド類との交差反応性が小さな抗体を選択
する。
イドおよびその誘導体との交差反応性を求−める、 そ
して、標準曲線で50%阻止となるエストラジオール濃
度が200pg/mj2程度であり、エストラジオール
以外のステロイド類との交差反応性が小さな抗体を選択
する。
標識エストラジオールの作製は、測定に使用する抗体が
エストラジオール6位の誘導体で調製した抗体ならば、
エストラジオール3位の誘導体あるいは同じ6位でも架
橋構造が異なるエストラジオール6位誘導体で作製する
のがよい。 もちろん、抗体と標識エストラジオールと
の組合せは、この組合せに限定されるものではない。
エストラジオール6位の誘導体で調製した抗体ならば、
エストラジオール3位の誘導体あるいは同じ6位でも架
橋構造が異なるエストラジオール6位誘導体で作製する
のがよい。 もちろん、抗体と標識エストラジオールと
の組合せは、この組合せに限定されるものではない。
続いて、被検出物質が血中プロゲステロンである場合に
ついて説明する。
ついて説明する。
血中プロゲステロンを測定するための本発明の免疫測定
用試薬および免疫測定器具には、ハブテン部分が下記構
造式Vで表される物質である標識ハブテン(a)と、下
記構造式ゾで表される物質と免疫活性キャリヤーとの結
合体を免疫原として調製した抗体(b)とを用いること
が好ましい。
用試薬および免疫測定器具には、ハブテン部分が下記構
造式Vで表される物質である標識ハブテン(a)と、下
記構造式ゾで表される物質と免疫活性キャリヤーとの結
合体を免疫原として調製した抗体(b)とを用いること
が好ましい。
構造式■
Cl−1゜
(RlがOのとき、R2R3R4R5
R6のうちのいずれか一つがY’−Zで、他はHであり
、R1がy’−Z(7)とき、R2R3R’ R’
R’ はH”Qある@ Y’は、ステロイド骨格
またはステロイド骨格に結合したメチレン基と単結合で
結合する0〜10個の炭素原子および/またはへテロ原
子を生娘とする直鎮状または分枝鎖状または環構造を有
する連結基であり、Y′は、ステロイド骨格とは二重結
合で結合する1〜10個の炭素原子および/またはへテ
ロ原子を生娘とする直鎮状または分枝鎖状または環構造
を有する連結基であり、2はH,NH2S)I、C0O
H,CHOまたは す 上記構造式Vで示される物質の具体例をあげると、プロ
ゲステロン、プロゲステロン−3−カルボキシメチルオ
キシム、プロゲステロン−11α−ヘミサクシネート、
プロゲステロン−16α−ヘミサクシネート、プロゲス
テロン−1フα−ヘミサクシネート、プロゲステロン−
18−ヘミサクシネート、プロゲステロン−19−ヘミ
サクシネート等がある。
、R1がy’−Z(7)とき、R2R3R’ R’
R’ はH”Qある@ Y’は、ステロイド骨格
またはステロイド骨格に結合したメチレン基と単結合で
結合する0〜10個の炭素原子および/またはへテロ原
子を生娘とする直鎮状または分枝鎖状または環構造を有
する連結基であり、Y′は、ステロイド骨格とは二重結
合で結合する1〜10個の炭素原子および/またはへテ
ロ原子を生娘とする直鎮状または分枝鎖状または環構造
を有する連結基であり、2はH,NH2S)I、C0O
H,CHOまたは す 上記構造式Vで示される物質の具体例をあげると、プロ
ゲステロン、プロゲステロン−3−カルボキシメチルオ
キシム、プロゲステロン−11α−ヘミサクシネート、
プロゲステロン−16α−ヘミサクシネート、プロゲス
テロン−1フα−ヘミサクシネート、プロゲステロン−
18−ヘミサクシネート、プロゲステロン−19−ヘミ
サクシネート等がある。
血中プロゲステロン測定用の本発明の免疫測定用試薬お
よび免疫測定器具に用いる抗体と標識ハブテンの調製法
および組合せは、以下め通りである。
よび免疫測定器具に用いる抗体と標識ハブテンの調製法
および組合せは、以下め通りである。
血中プロゲステロンの測定は、婦人の性腺機能、とりわ
け黄体機能の診断に用いられる。
け黄体機能の診断に用いられる。
プロゲステロン測定に使用する抗体は、プロゲステロン
3位、11位、16位、17位、18位、19位誘導体
に免疫キャリヤーを結合させた結合体を免疫原として用
い、動物に投与し、免疫した後、細胞融合を行い、抗プ
ロゲステロン抗体産生性バイプリドーマを作製すること
により得ることができる。 このうち、プロゲステロ
ン11位認導体に免疫活性キャリヤーを結合させた結合
体を免疫原として用いて抗体を調製する方法が、交差反
応性の面から有利である。
3位、11位、16位、17位、18位、19位誘導体
に免疫キャリヤーを結合させた結合体を免疫原として用
い、動物に投与し、免疫した後、細胞融合を行い、抗プ
ロゲステロン抗体産生性バイプリドーマを作製すること
により得ることができる。 このうち、プロゲステロ
ン11位認導体に免疫活性キャリヤーを結合させた結合
体を免疫原として用いて抗体を調製する方法が、交差反
応性の面から有利である。
調製した抗体は、プロゲステロン測定範囲と各ステロイ
ドおよびその誘導体との交差反応性を求める。 そして
、標準曲線で50%阻止となるプロゲステロン濃度が3
n g / m It程度であり、プロゲステロン以
外のステロイド類との交差反応性が小さな抗体を選択す
る。
ドおよびその誘導体との交差反応性を求める。 そして
、標準曲線で50%阻止となるプロゲステロン濃度が3
n g / m It程度であり、プロゲステロン以
外のステロイド類との交差反応性が小さな抗体を選択す
る。
標識プロゲステロンの作製は、測定に使用する抗体がプ
ロゲステロン11位の誘導体で調製した抗体ならば、プ
ロゲステロン19位の誘導体で作製するのがよい、 も
ちろん、抗体と標識プロゲステロンとの組合せは、この
組合せに限定されるものではない。
ロゲステロン11位の誘導体で調製した抗体ならば、プ
ロゲステロン19位の誘導体で作製するのがよい、 も
ちろん、抗体と標識プロゲステロンとの組合せは、この
組合せに限定されるものではない。
尚、ハブテンに免疫活性キャリヤーを結合させた結合体
を免疫原とする抗体の調製の際に用いる免疫活性キャリ
ヤーとは、牛血清アルブミン、カギ穴カサガイヘモシア
ニン、サイログロブリン等をいい、ハブテンとの結合は
、酵素免疫測定法(9,46〜60、医学書院)や続ラ
ジオイムノアッセイ(9,56〜62、p、78〜87
、講談社)等に記載された公知の方法で行うことができ
る。
を免疫原とする抗体の調製の際に用いる免疫活性キャリ
ヤーとは、牛血清アルブミン、カギ穴カサガイヘモシア
ニン、サイログロブリン等をいい、ハブテンとの結合は
、酵素免疫測定法(9,46〜60、医学書院)や続ラ
ジオイムノアッセイ(9,56〜62、p、78〜87
、講談社)等に記載された公知の方法で行うことができ
る。
また、抗体は、モノクローナル抗体でもポリクローナル
抗体でもよいが、ポリクローナル抗体を使用する場合は
、アフィニティクロマトグラフィー等を行い、測定に通
した分画を得る方がよい、 従って、作業性等の点から
、抗体は、モノクローナル抗体とすることが好ましい、
抗体調製のための動物は、特に限定されないが、−船
釣にはマウスを用いる。
抗体でもよいが、ポリクローナル抗体を使用する場合は
、アフィニティクロマトグラフィー等を行い、測定に通
した分画を得る方がよい、 従って、作業性等の点から
、抗体は、モノクローナル抗体とすることが好ましい、
抗体調製のための動物は、特に限定されないが、−船
釣にはマウスを用いる。
標識剤としては、西洋わさびペルオキシダーゼ、アルカ
リフオスファダーゼ等の酵素、12111等のラジオア
イソトープ、フルオレセイン、フルオレセイン誘導体、
ユウロピウム等の蛍光物質、アクリジニクム誘導体等の
化学発光物質等が使用できるが、取扱い易さ等の点から
、酵素が好ましい。
リフオスファダーゼ等の酵素、12111等のラジオア
イソトープ、フルオレセイン、フルオレセイン誘導体、
ユウロピウム等の蛍光物質、アクリジニクム誘導体等の
化学発光物質等が使用できるが、取扱い易さ等の点から
、酵素が好ましい。
また、これらの標識剤のハブテン、抗原または抗体への
結合は、酵素免疫測定法(p、46〜60、医学書院)
等に記載された公知の方法で行うことができる。
結合は、酵素免疫測定法(p、46〜60、医学書院)
等に記載された公知の方法で行うことができる。
本発明の免疫測定器具は、例えばプラスチック、ガラス
等の材料製の単一の容°器内に、本発明の免疫測定用試
薬(M!A識ハダハブテン体、標識抗原と抗体、ハブテ
ンと標識抗体、あるいは抗原と標識抗体との組合せ)を
存在せしめたものであるが、これは以下のように作製す
る。
等の材料製の単一の容°器内に、本発明の免疫測定用試
薬(M!A識ハダハブテン体、標識抗原と抗体、ハブテ
ンと標識抗体、あるいは抗原と標識抗体との組合せ)を
存在せしめたものであるが、これは以下のように作製す
る。
まず、容器に、不溶化させる抗体、ハブテンあるいは抗
原を加え、化学的結合による共有結合あるいは物理的吸
着で不溶化させる。 ここに、対応する標識ハブテン、
標識抗原あるいは標識抗体のバッファー溶液を加え、一
定時間(免疫反応が平衡に達する、あるいは平衡に近づ
くのに十分な時間)反応させる。 その後、凍結あるい
は凍結乾燥を行う。
原を加え、化学的結合による共有結合あるいは物理的吸
着で不溶化させる。 ここに、対応する標識ハブテン、
標識抗原あるいは標識抗体のバッファー溶液を加え、一
定時間(免疫反応が平衡に達する、あるいは平衡に近づ
くのに十分な時間)反応させる。 その後、凍結あるい
は凍結乾燥を行う。
測定は、検体を添加することにより開始される。 検体
添加後一定時間(免疫反応が平衡に達する、あるいは平
衡に近づくのに十分な時間)が経通したら、B/F分離
を行い、残存した標識物由来のシグナル(活性または物
性値)の測定により、検体中の被検出物質量を算出する
。 あるいは、被検出物質の有無を判定する。
添加後一定時間(免疫反応が平衡に達する、あるいは平
衡に近づくのに十分な時間)が経通したら、B/F分離
を行い、残存した標識物由来のシグナル(活性または物
性値)の測定により、検体中の被検出物質量を算出する
。 あるいは、被検出物質の有無を判定する。
本発明の免疫測定用試薬中の標識ハブテン、標識抗原あ
るいは標識抗体は、対応する抗体、あるいはハブテンま
たは抗原との結合・解離が可逆的であるので、検体が添
加されることにより、結合していた標識ハブテン、標識
抗原あるいは標識抗体の一部が検体中の被検出物質量に
比例して解離し、かわって検体中の被検出物質が結合す
る。 従って、標識された物質は予め免疫反応を行って
結合しているにもかかわらず、後から添加された検体中
の被検出物質と競合し、ある一定の平衡状態となり、競
合法による免疫測定が可能となる。
るいは標識抗体は、対応する抗体、あるいはハブテンま
たは抗原との結合・解離が可逆的であるので、検体が添
加されることにより、結合していた標識ハブテン、標識
抗原あるいは標識抗体の一部が検体中の被検出物質量に
比例して解離し、かわって検体中の被検出物質が結合す
る。 従って、標識された物質は予め免疫反応を行って
結合しているにもかかわらず、後から添加された検体中
の被検出物質と競合し、ある一定の平衡状態となり、競
合法による免疫測定が可能となる。
なお、本発明の免疫測定用試薬や免疫測定器具を用いる
場合、免疫反応が平衡状態となるのに要する時間は、3
0分以内程度の短時間である。
場合、免疫反応が平衡状態となるのに要する時間は、3
0分以内程度の短時間である。
〈実施例〉
以下に、実施例により、本発明をさらに具体的に説明す
る。
る。
(実施例1)
エストラジオール−17エビーヘミサクシネート、エス
トリオール−16,17−ジヘミサクシネート、エスト
リオール−16エビ。
トリオール−16,17−ジヘミサクシネート、エスト
リオール−16エビ。
17−ジヘミサクシネート、プロゲステロン−19−ヘ
ミサクシネート、プロゲステロン−16α−ヘミサクシ
ネート、プロゲステロン−17α−ヘミサクシネート、
プロゲステロン−18−へ゛ミサクシネートの製造 17エビー二ストラジオール、エストリオール、16エ
ピーエストリオール、19−ヒドロキシプロゲステロン
、16α−ヒドロキシプロゲステロン、17α−ヒドロ
キシプロゲステロン、18−ヒドロキシプロゲステロン
(いずれもS I GMA社製)を、各々ピリジンに溶
解し、10〜30倍モル量の無水コハク酸を加え、窒素
雰囲気下、加熱還流を行った。 反応液に適量の水を加
えて冷却した後、希塩酸で水相を中性とし、その水相か
ら酢酸エチルで生成物を抽出した。 酢酸エチル相を希
塩酸、水、飽和塩化ナトリウム水溶液の順で洗浄した。
ミサクシネート、プロゲステロン−16α−ヘミサクシ
ネート、プロゲステロン−17α−ヘミサクシネート、
プロゲステロン−18−へ゛ミサクシネートの製造 17エビー二ストラジオール、エストリオール、16エ
ピーエストリオール、19−ヒドロキシプロゲステロン
、16α−ヒドロキシプロゲステロン、17α−ヒドロ
キシプロゲステロン、18−ヒドロキシプロゲステロン
(いずれもS I GMA社製)を、各々ピリジンに溶
解し、10〜30倍モル量の無水コハク酸を加え、窒素
雰囲気下、加熱還流を行った。 反応液に適量の水を加
えて冷却した後、希塩酸で水相を中性とし、その水相か
ら酢酸エチルで生成物を抽出した。 酢酸エチル相を希
塩酸、水、飽和塩化ナトリウム水溶液の順で洗浄した。
エストロゲン誘導体は、さらに酢酸エチル相から飽和炭
酸ナトリウム水溶液で抽出し、酸分面を分離し、水冷下
、酸分面に希塩酸を加えて水溶液を酸性とした後、再度
酢酸エチルで抽出した。 酢酸エチル相を水、飽和塩化
ナトリウム水溶液で洗浄した。
酸ナトリウム水溶液で抽出し、酸分面を分離し、水冷下
、酸分面に希塩酸を加えて水溶液を酸性とした後、再度
酢酸エチルで抽出した。 酢酸エチル相を水、飽和塩化
ナトリウム水溶液で洗浄した。
酢酸エチル相に無水硫酸ナトリウムを加えて乾燥した後
、減圧下で酢酸エチルを留去した。
、減圧下で酢酸エチルを留去した。
得られたステロイド誕導体は、薄層クロマトグラフィで
純度を確認した後、次の操作に使用した。 薄層クロマ
トグラフィにおいて出発物質の混入が認められた場合は
、シリカゲルカラムクロマトグラフィで分離精製を行っ
た。
純度を確認した後、次の操作に使用した。 薄層クロマ
トグラフィにおいて出発物質の混入が認められた場合は
、シリカゲルカラムクロマトグラフィで分離精製を行っ
た。
表1に、各誘導体合成の条件と収率を示した。
(実施例2)
エストロン−17−カルボキシメチルオキシム・牛血清
アルブミン、エストラジオール−17−ヘミサクシネー
ト・牛血清アルブミン、エストリオール−16,17−
ジヘミサクシネート・牛血清アルブミン、エストリオー
ル−16α−グルクロナイド・牛血清アルブミン、エス
トラジオール−3−カルボキシメチルエーテル・牛血清
アルブミン、エストラジオール−6−カルボキシメチル
オキシム・牛血清アルブミン、エストラジオール−6α
−ヘミサクシネート・牛血清アルブミン、プロゲステロ
ン−11α−ヘミサクシネート・牛血清アルブミン、プ
ロゲステロン−19−ヘミサクシネート・牛血清アルブ
ミン、プロゲステロン−16α−ヘミサクシネート・牛
血清アルブミン、プロゲステロン−17α−ヘミサクシ
ネート・牛血清アルブミン、プロゲステロン−18−ヘ
ミサクシネート・牛血清アルブミン、プロゲステロン−
3−カルボキシメチルオキシム・牛血清アルブミンの製
造 エストリオール−16,1フージヘミサクシネート、プ
ロゲステロン−19−ヘミサクシネート、プロゲステロ
ン−16α−ヘミサクシネート、プロゲステロン−17
α−ヘミサクシネート、プロゲステロン−18−ヘミサ
クシネート(以上、いずれも実施例1で製造)、エスト
ロン−17−カルボキシメチルオキシム、エストラジオ
ール−17−ヘミサクシネート、エストリオール−16
α−グルクロナイド、エストラジオール−6−カルボキ
シメチルオキシム、プロゲステロン−11α−ヘミサク
シネート、プロゲステロン−3−カルボキシメチルオキ
シム(以上、いずれもS I GMA社製)、エストラ
ジオール−3−カルボキシメチルエーテル、エストラジ
オール−6α−ヘミサクシネート(以上、いずれも三谷
産業社製)のステロイド誘導体を用い、混合酸無水物法
で、牛血清アルブミンを結合させた。
アルブミン、エストラジオール−17−ヘミサクシネー
ト・牛血清アルブミン、エストリオール−16,17−
ジヘミサクシネート・牛血清アルブミン、エストリオー
ル−16α−グルクロナイド・牛血清アルブミン、エス
トラジオール−3−カルボキシメチルエーテル・牛血清
アルブミン、エストラジオール−6−カルボキシメチル
オキシム・牛血清アルブミン、エストラジオール−6α
−ヘミサクシネート・牛血清アルブミン、プロゲステロ
ン−11α−ヘミサクシネート・牛血清アルブミン、プ
ロゲステロン−19−ヘミサクシネート・牛血清アルブ
ミン、プロゲステロン−16α−ヘミサクシネート・牛
血清アルブミン、プロゲステロン−17α−ヘミサクシ
ネート・牛血清アルブミン、プロゲステロン−18−ヘ
ミサクシネート・牛血清アルブミン、プロゲステロン−
3−カルボキシメチルオキシム・牛血清アルブミンの製
造 エストリオール−16,1フージヘミサクシネート、プ
ロゲステロン−19−ヘミサクシネート、プロゲステロ
ン−16α−ヘミサクシネート、プロゲステロン−17
α−ヘミサクシネート、プロゲステロン−18−ヘミサ
クシネート(以上、いずれも実施例1で製造)、エスト
ロン−17−カルボキシメチルオキシム、エストラジオ
ール−17−ヘミサクシネート、エストリオール−16
α−グルクロナイド、エストラジオール−6−カルボキ
シメチルオキシム、プロゲステロン−11α−ヘミサク
シネート、プロゲステロン−3−カルボキシメチルオキ
シム(以上、いずれもS I GMA社製)、エストラ
ジオール−3−カルボキシメチルエーテル、エストラジ
オール−6α−ヘミサクシネート(以上、いずれも三谷
産業社製)のステロイド誘導体を用い、混合酸無水物法
で、牛血清アルブミンを結合させた。
ステロイド誘導体の混合酸無水物は、12±2℃の条件
下、ステロイド誘導体をジオキサンに溶かし、1.1倍
モルのトリn−ブチルアミン存在下、等モルの塩化ギ酸
イソブチルを滴下し、20分間反応させることにより、
調製した。
下、ステロイド誘導体をジオキサンに溶かし、1.1倍
モルのトリn−ブチルアミン存在下、等モルの塩化ギ酸
イソブチルを滴下し、20分間反応させることにより、
調製した。
ステロイド誘導体の混合酸無水物は、直ちに牛血清アル
ブミンと結合反応を行わせた。 即ち、牛血清アルブミ
ンを10 m g / m ILの濃度で50%ジオキ
サン水溶液に溶解し、pHを8に調製した。 10±
2℃に冷却し、さきに調製したステロイド誘導体の混合
酸無水物5〜100倍モルを滴下した。 滴下後、溶液
のpHを8に調整し、10±2℃でさらに2時間攪拌を
行った。 その後、透析チューブに移し、100倍量の
生理食塩水で透析を3回行い、さらにセファデックスG
−50カラムで精製した。
ブミンと結合反応を行わせた。 即ち、牛血清アルブミ
ンを10 m g / m ILの濃度で50%ジオキ
サン水溶液に溶解し、pHを8に調製した。 10±
2℃に冷却し、さきに調製したステロイド誘導体の混合
酸無水物5〜100倍モルを滴下した。 滴下後、溶液
のpHを8に調整し、10±2℃でさらに2時間攪拌を
行った。 その後、透析チューブに移し、100倍量の
生理食塩水で透析を3回行い、さらにセファデックスG
−50カラムで精製した。
(実施例3)
エストロン−17−カルボキシメチルオキシム・ペルオ
キシダーゼ、エストラジオール−17−ヘミサクシネー
ト・ペルオキシダーゼ、エストリオール−16,17−
ジヘミサクシネート・ペルオキシダーゼ、エストリオー
ル−16α−グルクロナイド・ペルオキシダーゼ、エス
トラジオール−17エビーヘミサクシネート・ベルオキ
ダーゼ、エストリオール−16エビ、17−ジヘミサク
シネート・ペルオキシダーゼ、エストラジオール−3−
カルボキシメチルエーテル・ペルオキシダーゼ、エスト
ラジオール−6−カルボキシメチルオキシム・ペルオキ
シダーゼ、エストラジオール−6α−ヘミサクシネート
・ペルオキシダーゼ、プロゲステロン−11α−ヘミサ
クシネート・ペルオキシダーゼ、プロゲステロン−19
−ヘミサクシネート・ペルオキシダーゼ、プロゲステロ
ン−16α−ヘミサクシネート・ペルオキシダーゼ、プ
ロゲステロン−3−カルボキシメチルオキシム・ペルオ
キシダーゼの製造 エストロン−17−カルボキシメチルオキシム、エスト
ラジオール−17−ヘミサクシネート、エストリオール
−16α−グルクロナイド、エストラジオール−6−カ
ルボキシメチルオキシム、プロゲステロン−11α−ヘ
ミサクシネート、プロゲステロン−3−カルボキシメチ
ルオキシム(以上、いずれもS I GMA社製)、エ
ストラジオール−3−カルボキシメチルエーテル、エス
トラジオール−6α−ヘミサクシネート(以上、いずれ
も三谷産業社製)、エストリオール−18,17−ジヘ
ミサクシネート、エストラジオール−1フエビーヘミサ
クシネート、エストリオール−16エビ。
キシダーゼ、エストラジオール−17−ヘミサクシネー
ト・ペルオキシダーゼ、エストリオール−16,17−
ジヘミサクシネート・ペルオキシダーゼ、エストリオー
ル−16α−グルクロナイド・ペルオキシダーゼ、エス
トラジオール−17エビーヘミサクシネート・ベルオキ
ダーゼ、エストリオール−16エビ、17−ジヘミサク
シネート・ペルオキシダーゼ、エストラジオール−3−
カルボキシメチルエーテル・ペルオキシダーゼ、エスト
ラジオール−6−カルボキシメチルオキシム・ペルオキ
シダーゼ、エストラジオール−6α−ヘミサクシネート
・ペルオキシダーゼ、プロゲステロン−11α−ヘミサ
クシネート・ペルオキシダーゼ、プロゲステロン−19
−ヘミサクシネート・ペルオキシダーゼ、プロゲステロ
ン−16α−ヘミサクシネート・ペルオキシダーゼ、プ
ロゲステロン−3−カルボキシメチルオキシム・ペルオ
キシダーゼの製造 エストロン−17−カルボキシメチルオキシム、エスト
ラジオール−17−ヘミサクシネート、エストリオール
−16α−グルクロナイド、エストラジオール−6−カ
ルボキシメチルオキシム、プロゲステロン−11α−ヘ
ミサクシネート、プロゲステロン−3−カルボキシメチ
ルオキシム(以上、いずれもS I GMA社製)、エ
ストラジオール−3−カルボキシメチルエーテル、エス
トラジオール−6α−ヘミサクシネート(以上、いずれ
も三谷産業社製)、エストリオール−18,17−ジヘ
ミサクシネート、エストラジオール−1フエビーヘミサ
クシネート、エストリオール−16エビ。
17−ジヘミサクシネート、プロゲステロン−19−ヘ
ミサクシネート、プロゲステロン−16α−ヘミサクシ
ネート(以上、いずれも実施例1で製造)を、混合酸無
水物法あるいはN−ヒドロキシコハク酸エステル活性化
法を用い、西洋ワサビ−ペルオキシダーゼCTOYOB
O社製)と結合させた。
ミサクシネート、プロゲステロン−16α−ヘミサクシ
ネート(以上、いずれも実施例1で製造)を、混合酸無
水物法あるいはN−ヒドロキシコハク酸エステル活性化
法を用い、西洋ワサビ−ペルオキシダーゼCTOYOB
O社製)と結合させた。
3−1)混合酸無水物法
ステロイド誘導体の混合酸無水物は、12±2℃の条件
下、ステロイド誘導体をジオキサンに溶かし、1.1倍
モルのトリn−ブチルアミン存在下、等モルの塩化ギ酸
イソブチルを滴下し、20分間反応させることにより、
調製した。
下、ステロイド誘導体をジオキサンに溶かし、1.1倍
モルのトリn−ブチルアミン存在下、等モルの塩化ギ酸
イソブチルを滴下し、20分間反応させることにより、
調製した。
ステロイド誘導体の混合酸無水物は、直ちにペルオキシ
ダーゼと結合反応を行わせた。 即ち、ペルオキシダー
ゼを5 m g / m j!の濃度で50%ジオキサ
ン水溶液に溶解し、pHを8に調整した。 10±2
℃に冷却し、さきに調製したステロイド誘導体の混合酸
無水物1〜100倍モルを滴下した。 滴下後、溶液の
pHを8に調製し、10±2℃でさらに2時間攪拌を行
った。 2時間後、透析チューブに穆し、100倍量
の0.076Mリン酸緩衝生理食塩水(PH7,0)で
透析を3回行い、さらにセファデックスG−50カラム
で精製した。
ダーゼと結合反応を行わせた。 即ち、ペルオキシダー
ゼを5 m g / m j!の濃度で50%ジオキサ
ン水溶液に溶解し、pHを8に調整した。 10±2
℃に冷却し、さきに調製したステロイド誘導体の混合酸
無水物1〜100倍モルを滴下した。 滴下後、溶液の
pHを8に調製し、10±2℃でさらに2時間攪拌を行
った。 2時間後、透析チューブに穆し、100倍量
の0.076Mリン酸緩衝生理食塩水(PH7,0)で
透析を3回行い、さらにセファデックスG−50カラム
で精製した。
3−2)N−ヒドロキシコハク酸エステル活性化法
ステロイド誘導体を95%ジオキサン水溶液に溶解し、
N−ヒドロキシコハク酸1.5倍モルと水溶性カルボジ
イミド2倍モルとを添加し、1〜6時間攪拌した。
N−ヒドロキシコハク酸1.5倍モルと水溶性カルボジ
イミド2倍モルとを添加し、1〜6時間攪拌した。
反応液に酢酸エチルを加え、水相から酢酸エチルで生成
物を抽出した。 酢酸エチル相を水、飽和塩化ナトリウ
ム水溶液の順で洗浄した。
物を抽出した。 酢酸エチル相を水、飽和塩化ナトリウ
ム水溶液の順で洗浄した。
酢酸エチル相に無水硫酸ナトリウム水溶液を加えて乾燥
した後、減圧下で酢酸エチルを留去した。 得られた活
性化ステロイド誘導体は、ジオキサンに溶解し、0℃以
下で保存した。
した後、減圧下で酢酸エチルを留去した。 得られた活
性化ステロイド誘導体は、ジオキサンに溶解し、0℃以
下で保存した。
ペルオキシダーゼを10 B/+aJZの濃度で50m
Mリン酸緩衝液(pH7,6)に溶解し、4±2℃冷却
下、さきに調製した活性化ステロイド誘導体1〜50モ
ルを滴下した。 滴下後、4±2℃でさらに4時間攪拌
を行った。
Mリン酸緩衝液(pH7,6)に溶解し、4±2℃冷却
下、さきに調製した活性化ステロイド誘導体1〜50モ
ルを滴下した。 滴下後、4±2℃でさらに4時間攪拌
を行った。
その後、透析チューブに穆し、100倍量の0.076
Mリン酸緩衝生理食塩水(pH7,0)で透析を3回行
い、さらにセファデックスG−50カラムで精製した。
Mリン酸緩衝生理食塩水(pH7,0)で透析を3回行
い、さらにセファデックスG−50カラムで精製した。
なお、各標識物の合成条件は、表2に示した。
(実施例4)モノクローナル抗エストロゲン抗体の製造
エストロゲン誕導体と牛血清アルブミンとの結合物を免
疫原に用い、Ba1b/cマウスに免疫を行った。 追
加免疫を行いながら血中抗体価の変動をモニターし、抗
体価の上昇したマウスの牌細胞を細胞融合に用いた。
細胞融合は、Methods in Enxymotg
y(VofL、 73. p、 3〜46)記載
の方法に準じて行った。 得られたバイプリドーマの培
養上清をスクリーニングし、抗エストロゲン抗体が検出
されたものについてクローン化を行った。 さらに、
抗体による交差反応性、測定範囲を測定し、尿中エスト
ロゲン測定に不適当なものを除外した。 選ばれた抗体
を産生ずるハイプリドーマの培養上清から、目的の抗体
を1、プロティンAを用いたアフィニティカラムで精製
した。
疫原に用い、Ba1b/cマウスに免疫を行った。 追
加免疫を行いながら血中抗体価の変動をモニターし、抗
体価の上昇したマウスの牌細胞を細胞融合に用いた。
細胞融合は、Methods in Enxymotg
y(VofL、 73. p、 3〜46)記載
の方法に準じて行った。 得られたバイプリドーマの培
養上清をスクリーニングし、抗エストロゲン抗体が検出
されたものについてクローン化を行った。 さらに、
抗体による交差反応性、測定範囲を測定し、尿中エスト
ロゲン測定に不適当なものを除外した。 選ばれた抗体
を産生ずるハイプリドーマの培養上清から、目的の抗体
を1、プロティンAを用いたアフィニティカラムで精製
した。
表3に、抗エストロゲン抗体産生性バイプリドーマの作
製過程を示した。
製過程を示した。
(実施例5)尿中エストロゲン測定用試薬の製造
精製したモノクローナル抗エストロゲン抗体をガラス試
験管に不溶化し、ベルオキダーゼ標識エストロゲン誘導
体溶液を加え、60分間反応させた。 次に、エストロ
ゲン標準液(10,50,200,11000n/mj
2)を加え、20分間免疫反応を行わせた後、洗浄を行
った。 さらに、過酸化水素・オルトフェニレンジアミ
ン溶液を加え、10分間酵素反応を行わせた後、吸光度
を測定した。
験管に不溶化し、ベルオキダーゼ標識エストロゲン誘導
体溶液を加え、60分間反応させた。 次に、エストロ
ゲン標準液(10,50,200,11000n/mj
2)を加え、20分間免疫反応を行わせた後、洗浄を行
った。 さらに、過酸化水素・オルトフェニレンジアミ
ン溶液を加え、10分間酵素反応を行わせた後、吸光度
を測定した。
精製した抗体を不溶化させであるガラス試験管に、ベル
オキダーゼ標識エストロゲン誘導体溶液を加え、直ちに
エストロゲン標準液を添加し、20分間免疫反応を行わ
せた場合と比較した。
オキダーゼ標識エストロゲン誘導体溶液を加え、直ちに
エストロゲン標準液を添加し、20分間免疫反応を行わ
せた場合と比較した。
抗体として、[15−008(免疫原:エストリオール
ー16.17−ジヘミサクシネート・牛血清アルブミン
)%E17−102 (免疫原二ニストラジオールー
17−ヘミサクシネート・牛血清アルブミン)tMll
識エストロゲン話導体として、エストロン−17−カル
ボキシメチルオキシム・ペルオキシダーゼ、エストリオ
ール−16,17−ジヘミサクシネート・ペルオキシダ
ーゼを用いて行った場合について、その結果を第1a図
、第1b図、第1c図および第1d図に示した。
ー16.17−ジヘミサクシネート・牛血清アルブミン
)%E17−102 (免疫原二ニストラジオールー
17−ヘミサクシネート・牛血清アルブミン)tMll
識エストロゲン話導体として、エストロン−17−カル
ボキシメチルオキシム・ペルオキシダーゼ、エストリオ
ール−16,17−ジヘミサクシネート・ペルオキシダ
ーゼを用いて行った場合について、その結果を第1a図
、第1b図、第1c図および第1d図に示した。
抗体E15−008とペルオキシダーゼ標識エストロン
−17−カルボキシメチルオキシムとの組合せは、尿中
エストロゲン測定に適していることが明らかとなった。
−17−カルボキシメチルオキシムとの組合せは、尿中
エストロゲン測定に適していることが明らかとなった。
また、結果は示さないが、この他にE5−057
(免疫原:エストリオールー16.17−ジヘミサクシ
ネート・牛血清アルブミン) E7−008 (免疫
原:エストラジオール−17−ヘミサクシネート・牛血
清アルブミン)の2抗体が測定に適していた。
(免疫原:エストリオールー16.17−ジヘミサクシ
ネート・牛血清アルブミン) E7−008 (免疫
原:エストラジオール−17−ヘミサクシネート・牛血
清アルブミン)の2抗体が測定に適していた。
さらに、抗体E15−008とエストロン−17−カル
ボキシメチルオキシム・ペルオキシダーゼとの組合せで
、エストロゲン標準液添加後の免疫反応時間を変化させ
た結果を、第2図に示した。
ボキシメチルオキシム・ペルオキシダーゼとの組合せで
、エストロゲン標準液添加後の免疫反応時間を変化させ
た結果を、第2図に示した。
第2図より、抗体とペルオキシダーゼ標識エストロゲン
との反応が可逆的であり、かつ、検体(エストロゲン標
準液)中のエストロゲンと標識エストロゲン誘導体が競
合する抗体との免疫反応が、短時間(約10分間)で平
衡に達することが確認された。
との反応が可逆的であり、かつ、検体(エストロゲン標
準液)中のエストロゲンと標識エストロゲン誘導体が競
合する抗体との免疫反応が、短時間(約10分間)で平
衡に達することが確認された。
(実施例6)モノクローナル抗エストラジオール抗体の
製造 エストラジオール誘導体と牛血清アルブミンとの結合体
を免疫原に用い、マウスに免疫を行った。 追加免疫を
行いながら血中抗体価の変動をモニターし、抗体価の上
昇したマウスの牌細胞を細胞融合に用いた。 細胞融合
は、Methods in Enxymology
(V o 11 、 73 。
製造 エストラジオール誘導体と牛血清アルブミンとの結合体
を免疫原に用い、マウスに免疫を行った。 追加免疫を
行いながら血中抗体価の変動をモニターし、抗体価の上
昇したマウスの牌細胞を細胞融合に用いた。 細胞融合
は、Methods in Enxymology
(V o 11 、 73 。
p、3〜46)記載の方法に準じて行った。
得られたバイプリドーマの培養上清をスクリーニングし
、抗エストラジオール抗体が検出されたものについてク
ローン化を行った。 さ らに、抗体による交差反応性
、測定範囲を測定し、血中エストラジオール測定に不適
当なものを除外した。 選ばれた抗体を産生ずるハイブ
リドーマの培養上清から、目的の抗体を、プロティンA
を用いたアフィニティカラムで精製した。
、抗エストラジオール抗体が検出されたものについてク
ローン化を行った。 さ らに、抗体による交差反応性
、測定範囲を測定し、血中エストラジオール測定に不適
当なものを除外した。 選ばれた抗体を産生ずるハイブ
リドーマの培養上清から、目的の抗体を、プロティンA
を用いたアフィニティカラムで精製した。
表4に、抗エストラジオール抗体産生性ハイブリドーマ
の作製過程を示した。
の作製過程を示した。
(実施例7)血中エストラジオール測定用試薬の製造
精製したモノクローナル抗エストラジオール抗体をガラ
ス試験管に不溶化し、ベルオキダーゼ標識エストラジオ
ール誘導体溶液を加え、60分間反応させた。 次に、
エストラジオール標準液(10,50,200、too
o。
ス試験管に不溶化し、ベルオキダーゼ標識エストラジオ
ール誘導体溶液を加え、60分間反応させた。 次に、
エストラジオール標準液(10,50,200、too
o。
5000 pg/J2 )を加え、20分間免疫反応を
行わせた後、洗浄を行った。 さらに、過酸化水素・オ
ルトフェニレンジアミン溶液を加え、10分間酵素反応
を行わせた後、吸光度を測定した。
行わせた後、洗浄を行った。 さらに、過酸化水素・オ
ルトフェニレンジアミン溶液を加え、10分間酵素反応
を行わせた後、吸光度を測定した。
精製した抗体を不溶化させであるガラス試験管に、ベル
オキダーゼ標識エストラジオール誘導体溶液を加え、直
ちにエストラジオール標準液を添加し、20分間免疫反
応を行わせた場合と比較した。
オキダーゼ標識エストラジオール誘導体溶液を加え、直
ちにエストラジオール標準液を添加し、20分間免疫反
応を行わせた場合と比較した。
抗体として、E213−074 (免疫原:エストラジ
オール−6−カルボキシメチルオキシム・牛血清アルブ
ミン) 、E226−10!1 (免疫原:エストラジ
オールー6−カルボキシメチルオキシム・牛血清アルブ
ミン)、標識エストラジオール誘導体として、エストラ
ジオール−6−カルボキシメチルオキシム・ペルオキシ
ダーゼ、エストラジオール−6α−ヘミサクシネート・
ペルオキシダーゼを用いて行った場合について、その結
果を第3a図、第3b図、第3c図および第3d図に示
した。
オール−6−カルボキシメチルオキシム・牛血清アルブ
ミン) 、E226−10!1 (免疫原:エストラジ
オールー6−カルボキシメチルオキシム・牛血清アルブ
ミン)、標識エストラジオール誘導体として、エストラ
ジオール−6−カルボキシメチルオキシム・ペルオキシ
ダーゼ、エストラジオール−6α−ヘミサクシネート・
ペルオキシダーゼを用いて行った場合について、その結
果を第3a図、第3b図、第3c図および第3d図に示
した。
抗体E213−074とペルオキシダーゼ標識エストラ
ジオール−6α−ヘミサクシネートとの組合せは、血中
エストラジオール測定に適していることが明かとなった
。 また、E、13−074の他にはこのような抗体
を得ることはできなかった。
ジオール−6α−ヘミサクシネートとの組合せは、血中
エストラジオール測定に適していることが明かとなった
。 また、E、13−074の他にはこのような抗体
を得ることはできなかった。
さらに、E213−074とエストラジオール−6α−
ヘミサクシネート・ペルオキシダーゼとの組合せで、エ
ストラジオール標準液添加後の反応時間を変化させた結
果を第4図に示した。
ヘミサクシネート・ペルオキシダーゼとの組合せで、エ
ストラジオール標準液添加後の反応時間を変化させた結
果を第4図に示した。
第4図より、抗体とペルオキシダーゼ標識エストラジオ
ールとの反応が可逆的であり、かつ、検体(エストラジ
オール標準液)中のエストラジオールと標識エストラジ
オール誘導体が競合する抗体との免疫反応が、短時間(
約20分間)で平衡に達することが確認された。
ールとの反応が可逆的であり、かつ、検体(エストラジ
オール標準液)中のエストラジオールと標識エストラジ
オール誘導体が競合する抗体との免疫反応が、短時間(
約20分間)で平衡に達することが確認された。
(実施例8)モノクローナル抗プロゲステロン抗体の製
造 プロゲステロン誘導体と牛血清アルブミンとの結合体を
免疫原に用い、マウスに免疫を行った。 追加免疫を行
いながら血中抗体価のR動をモニターし、抗体価の上昇
したマウスの牌細胞を細胞融合に用いた。 細胞融合は
、Methods in Enzymology (
V o It 、 73 。
造 プロゲステロン誘導体と牛血清アルブミンとの結合体を
免疫原に用い、マウスに免疫を行った。 追加免疫を行
いながら血中抗体価のR動をモニターし、抗体価の上昇
したマウスの牌細胞を細胞融合に用いた。 細胞融合は
、Methods in Enzymology (
V o It 、 73 。
p、3〜46)記載の方法に準じて行った。
得られたハイブリドーマの培養上清をスクリーニングし
、抗プロゲステロン抗体が検出されたものについてクロ
ーン化を行った。 さらに、抗体による交差反応性、測
定範囲を測定し、血中プロゲステロン測定に不適当なも
のを除外した。 選ばれた抗体を産生ずるハイブリドー
マの培養上清から、目的の抗体を、プロティンAを用い
たアフィニティカラムで精製した。
、抗プロゲステロン抗体が検出されたものについてクロ
ーン化を行った。 さらに、抗体による交差反応性、測
定範囲を測定し、血中プロゲステロン測定に不適当なも
のを除外した。 選ばれた抗体を産生ずるハイブリドー
マの培養上清から、目的の抗体を、プロティンAを用い
たアフィニティカラムで精製した。
表5に、抗プロゲステロン抗体産生性ハイブリドーマの
作製過程を示した。
作製過程を示した。
(実施例9)血中プロゲステロン測定用試薬の製造
精製したモノクローナル抗プロゲステロン抗体をガラス
試験管に不溶化し、ベルオキダーゼ標識プロゲステロン
誘導体溶液を加え、60分間反応させた。 次に、プロ
ゲステロン標準液(0,2,1,10,30,100n
g/sj! )を加え、20分間免疫反応を行わせた後
、洗浄を行った。 さらに、過酸化水素・オルトフェニ
レンジアミン溶液を加え、10分間酵素反応を行わせた
後、吸光度を測定した。
試験管に不溶化し、ベルオキダーゼ標識プロゲステロン
誘導体溶液を加え、60分間反応させた。 次に、プロ
ゲステロン標準液(0,2,1,10,30,100n
g/sj! )を加え、20分間免疫反応を行わせた後
、洗浄を行った。 さらに、過酸化水素・オルトフェニ
レンジアミン溶液を加え、10分間酵素反応を行わせた
後、吸光度を測定した。
精製した抗体を不溶化させであるガラス試験管に、ベル
オキダーゼ標識プロゲステロン誘導体溶液を加え、直ち
にプロゲステロン標準液を添加し、20分間免疫反応を
行わせた場合と比較した。
オキダーゼ標識プロゲステロン誘導体溶液を加え、直ち
にプロゲステロン標準液を添加し、20分間免疫反応を
行わせた場合と比較した。
抗体として、P7−008 (免疫原:ブロゲステロン
−11α−ヘミサクシネート・牛血清アルブミン)、抗
体P15−037 (免疫原:プロゲステロンー11
α−ヘミサクシネート・牛血清アルブミン)、標識プロ
ゲステロン誘導体として、プロゲステロン−11α−ヘ
ミサクシネート・ペルオキシダーゼ、プロゲステロン−
19−ヘミサクシネート・ペルオキシダーゼを用いて行
った場合について、その結果を第5a図、第5b図、第
5c図および第5d図に示した。
−11α−ヘミサクシネート・牛血清アルブミン)、抗
体P15−037 (免疫原:プロゲステロンー11
α−ヘミサクシネート・牛血清アルブミン)、標識プロ
ゲステロン誘導体として、プロゲステロン−11α−ヘ
ミサクシネート・ペルオキシダーゼ、プロゲステロン−
19−ヘミサクシネート・ペルオキシダーゼを用いて行
った場合について、その結果を第5a図、第5b図、第
5c図および第5d図に示した。
抗体P7−006とペルオキシダーゼ標識プロゲステロ
ン−19−ヘミサクシネートとの組合せは、血中プロゲ
ステロン測定に適していることが明らかとなった。
ン−19−ヘミサクシネートとの組合せは、血中プロゲ
ステロン測定に適していることが明らかとなった。
また、結果は示さないが、この他に、P6−057(免
疫原:ブロゲステロン−11α−ヘミサクシネート・牛
血清アルブミン’) 、PI3−016 (免疫原:
ブロゲステロン−11α−ヘミサクシネート・牛血清ア
ルブミン)の2抗体が測定に適していた。
疫原:ブロゲステロン−11α−ヘミサクシネート・牛
血清アルブミン’) 、PI3−016 (免疫原:
ブロゲステロン−11α−ヘミサクシネート・牛血清ア
ルブミン)の2抗体が測定に適していた。
さらに、抗体P7−006とプロゲステロン−19−ヘ
ミサクシネート・ペルオキシダーゼとの組合せで、プロ
ゲステロン標準液添加後の免疫反応時間を変化させた結
果を第6図に示した。
ミサクシネート・ペルオキシダーゼとの組合せで、プロ
ゲステロン標準液添加後の免疫反応時間を変化させた結
果を第6図に示した。
第6図より、抗体とペルオキシダーゼ標識プロゲステロ
ンとの反応が可逆的であり、かつ、検体(プロゲステロ
ン標準液)中のプロゲステロンと標識プロゲステロン誘
導体が競合する抗体との免疫反応が、短時間(約20分
間)で平衡に達することが確認された。
ンとの反応が可逆的であり、かつ、検体(プロゲステロ
ン標準液)中のプロゲステロンと標識プロゲステロン誘
導体が競合する抗体との免疫反応が、短時間(約20分
間)で平衡に達することが確認された。
(実施例10)尿中エストロゲンの測定抗体E15−0
08をガラス試験管(直径10mm、長さ85mm)に
不溶化し、これに、ペルオキシダーゼ濃度で50 ng
/muのエストロン−17−カルボキシメチルオキシム
・ペルオキシダーゼ溶液200μlを分注し、60分間
反応させた。 反応後、凍結乾燥を行い、密栓をして保
存し、これを尿中エストロゲン測定用試験管とした。
08をガラス試験管(直径10mm、長さ85mm)に
不溶化し、これに、ペルオキシダーゼ濃度で50 ng
/muのエストロン−17−カルボキシメチルオキシム
・ペルオキシダーゼ溶液200μlを分注し、60分間
反応させた。 反応後、凍結乾燥を行い、密栓をして保
存し、これを尿中エストロゲン測定用試験管とした。
測定操作は、次のように行った。 即ち、尿中エストロ
ゲン測定用試験管に、検体(場合によってはあらかじめ
希釈した検体)、あるいはエストロゲン標準溶液を一定
量(通常250μA)加え、20分間免疫反応を行わせ
た後、洗浄した。 さらに、オルトフェニレンジアミン
(0,3%)と過酸化水素水(0,027%)との混合
溶液500μmを加え、10分間酵素反応を行わせ、1
000μAの3Mリン酸溶液(硫酸、塩酸溶液等でも可
)で酵素反応を停止させた後、吸光度(492nm)を
測定した。 標準曲線より、検体中のエストロゲン濃度
を算出した。
ゲン測定用試験管に、検体(場合によってはあらかじめ
希釈した検体)、あるいはエストロゲン標準溶液を一定
量(通常250μA)加え、20分間免疫反応を行わせ
た後、洗浄した。 さらに、オルトフェニレンジアミン
(0,3%)と過酸化水素水(0,027%)との混合
溶液500μmを加え、10分間酵素反応を行わせ、1
000μAの3Mリン酸溶液(硫酸、塩酸溶液等でも可
)で酵素反応を停止させた後、吸光度(492nm)を
測定した。 標準曲線より、検体中のエストロゲン濃度
を算出した。
同じ検体について、ラジオイムノアッセイ(アマジャム
社) 蛍光偏光イムノアッセイ(ダイナボット社)およ
びE、キット(帝国臓器社)でエストロゲン濃度を測定
し、相関係数を求めた。 なお、検体数は54であった
。
社) 蛍光偏光イムノアッセイ(ダイナボット社)およ
びE、キット(帝国臓器社)でエストロゲン濃度を測定
し、相関係数を求めた。 なお、検体数は54であった
。
結果は表6に示したが、本発明の免疫測定用試薬および
免疫測定器具を用いた場合の測定値と、上記の従来法で
測定した測定値とは、高い相関があった。
免疫測定器具を用いた場合の測定値と、上記の従来法で
測定した測定値とは、高い相関があった。
表 6
(実施例11)血中エストラジオールの測定抗体E21
3−074をガラス試験管(直径10mm、長さ65m
m)に不溶化し、これに、ペルオキシダーゼ濃度で10
ng/mAのエストラジオール−6α−ヘミサクシネ
ート・ペルオキシダーゼ溶液200μmを分注し、60
分間反応させた。 反応後、凍結乾燥を行い、密栓をし
て保存し、これを血中エストラジオール測定用試験管と
した。
3−074をガラス試験管(直径10mm、長さ65m
m)に不溶化し、これに、ペルオキシダーゼ濃度で10
ng/mAのエストラジオール−6α−ヘミサクシネ
ート・ペルオキシダーゼ溶液200μmを分注し、60
分間反応させた。 反応後、凍結乾燥を行い、密栓をし
て保存し、これを血中エストラジオール測定用試験管と
した。
測定操作は、次のように行った。 即ち血中エストラジ
オール測定用試験管に、検体(場合によってはあらかじ
め希釈した検体)、あるいはエストラジオール標準溶液
を一定量(通常250μ℃)加え、20分間免疫反応を
行わせた後、洗浄した。 さらに、オルトフェニレンジ
アミン(0,3%)と過酸化水素水(0,027%)と
の混合溶液500uj2を加え、10分間酵素反応を行
わせ、1000μ互の3Mリン酸溶液(硫酸、塩酸溶液
等でも可)で酵素反応を停止させた後、吸光度(492
nm)を測定した。 標準曲線より、検体中のエストラ
ジオール濃度を算出した。
オール測定用試験管に、検体(場合によってはあらかじ
め希釈した検体)、あるいはエストラジオール標準溶液
を一定量(通常250μ℃)加え、20分間免疫反応を
行わせた後、洗浄した。 さらに、オルトフェニレンジ
アミン(0,3%)と過酸化水素水(0,027%)と
の混合溶液500uj2を加え、10分間酵素反応を行
わせ、1000μ互の3Mリン酸溶液(硫酸、塩酸溶液
等でも可)で酵素反応を停止させた後、吸光度(492
nm)を測定した。 標準曲線より、検体中のエストラ
ジオール濃度を算出した。
同じ検体について、ラジオイムノアッセイ(DPC社、
CIS社製!−125キツト)でエストラジオール濃度
を測定し、相関係数を求めた。 なお、検体数は34で
あった。
CIS社製!−125キツト)でエストラジオール濃度
を測定し、相関係数を求めた。 なお、検体数は34で
あった。
結果は表7に示したが、本発明の免疫測定用試薬および
免疫測定器具を用いた場合の測定値と、上記の従来法で
測定した測定値とは、高い相関があった。
免疫測定器具を用いた場合の測定値と、上記の従来法で
測定した測定値とは、高い相関があった。
表
フ
(実施例12)血中プロゲステロンの測定抗体P7−0
06をガラス試験管(直径10mm。
06をガラス試験管(直径10mm。
長さ65mm)に不溶化し、これに、ペルオキシダーゼ
濃度で20 ng/mftのプロゲステロン−19−ヘ
ミサクシナート・ペルオキシダーゼ溶液200μmを分
注し、60分間反応させた。 反応後、凍結乾燥を行い
、密栓をして保存し、これを血中プロゲステロン測定用
試験管とした。
濃度で20 ng/mftのプロゲステロン−19−ヘ
ミサクシナート・ペルオキシダーゼ溶液200μmを分
注し、60分間反応させた。 反応後、凍結乾燥を行い
、密栓をして保存し、これを血中プロゲステロン測定用
試験管とした。
測定操作は、次のように行った。 即ち、血中プロゲス
テロン測定用試験管に、検体(場合によってはあらかじ
め希釈した検体)、あるいはプロゲステロン標準溶液を
一定量(通常250μJ2)加え、20分間免疫反応を
行わせた後、洗浄した。 さらに、オルトフェニレンジ
アミン(0,3%)と過酸化水素水(0,027%)と
の混合溶液5oouJZを加え、10分間酵素反応を行
わせ、1000uJ2の3Mリン酸溶液(硫酸、塩酸溶
液等でも可)で酵素反応を停止させた後、吸光度(49
2%m)を測定した。l1llI準曲線より、検体中の
プロゲステロン濃度を算出した。
テロン測定用試験管に、検体(場合によってはあらかじ
め希釈した検体)、あるいはプロゲステロン標準溶液を
一定量(通常250μJ2)加え、20分間免疫反応を
行わせた後、洗浄した。 さらに、オルトフェニレンジ
アミン(0,3%)と過酸化水素水(0,027%)と
の混合溶液5oouJZを加え、10分間酵素反応を行
わせ、1000uJ2の3Mリン酸溶液(硫酸、塩酸溶
液等でも可)で酵素反応を停止させた後、吸光度(49
2%m)を測定した。l1llI準曲線より、検体中の
プロゲステロン濃度を算出した。
同じ検体について、ラジオイムノアッセイ(DPC社、
第一ラジオアイソトープ研究所社)でプロゲステロン濃
度を測定し、相関係数を求めた。 なお、検体数は54
でありた。
第一ラジオアイソトープ研究所社)でプロゲステロン濃
度を測定し、相関係数を求めた。 なお、検体数は54
でありた。
結果は表8に示したが、本発明の免疫測定用試薬および
免疫測定器具を用いた場合の測定値と、上記の従来法で
測定した測定値とは、高い相関があった。
免疫測定器具を用いた場合の測定値と、上記の従来法で
測定した測定値とは、高い相関があった。
表 8
〈発明の効果〉
本発明により、免疫反応にかかわる抗体と、標識ハブテ
ンまたは標識抗原、あるいは、ハブテンまたは抗原と、
標識抗体との組合せであって、可逆的な結合・解離を行
う組合せからなる免疫測定用試薬と、該試薬を単一容器
内に存在せしめた免疫測定器具が得られる。
ンまたは標識抗原、あるいは、ハブテンまたは抗原と、
標識抗体との組合せであって、可逆的な結合・解離を行
う組合せからなる免疫測定用試薬と、該試薬を単一容器
内に存在せしめた免疫測定器具が得られる。
本発明の免疫測定器具を用いると、標識物の添加操作が
不要であるので、用手法においては、操作がより簡便と
なり、また、自動化測定装置においては、機械の構造を
簡素化できる。
不要であるので、用手法においては、操作がより簡便と
なり、また、自動化測定装置においては、機械の構造を
簡素化できる。
また、本発明の免疫測定器具を用いると、その測定原理
は競合法であるが、反応操作手順がサンドイツチ法を用
いた免疫測定と同一となり、手技の習得が容易になるほ
か、自動化装置もサンドイツチ法と共通で使用可能とな
る。
は競合法であるが、反応操作手順がサンドイツチ法を用
いた免疫測定と同一となり、手技の習得が容易になるほ
か、自動化装置もサンドイツチ法と共通で使用可能とな
る。
さらに、本発明の免疫測定器具を用いると、短時間で免
疫測定を行える。
疫測定を行える。
第1a図、第1b図、第1c図および第1d図は、抗エ
ストロゲン抗体と標識エストロゲン誘導体との免疫反応
の可逆性の有無を検討した結果を示すグラフである。 第2図は、エストロゲンの測定にあたり、免疫反応が平
衡状態となるのに要する時間を検討した結果を示すグラ
フである。 第3a図、第3b図、第3c図および第3d図は、抗エ
ストラジオール抗体と標識エストラジオール読導体との
免疫反応の可逆性の有無を検討した結果を示すグラフで
ある。 第4図は、エストラジオールの測定にあたり、免疫反応
が平衡状態となるのに要する時間を検討した結果を示す
グラフである。 第5a図、第5b図、第5c図および第5d図は、抗プ
ロゲステロン抗体と標識プロゲステロン説導体との免疫
反応の可逆性の有無を検討した結果を示すグラフである
。 第6図は、 プロゲステロンの測定にあたり、 免疫反応が平衡状態となるのに要する時間を検討した結
果を示すグラフである。 エストーケン係単衣を市刀p G、2 免疫反応時間 (分) ニストランオー゛ル係準液を亦り口 F ■ 3.4 免疫反応時間 (分) 70ケステロ7係準?lIをさ加 I 3.6 免疫反応時間 (分)
ストロゲン抗体と標識エストロゲン誘導体との免疫反応
の可逆性の有無を検討した結果を示すグラフである。 第2図は、エストロゲンの測定にあたり、免疫反応が平
衡状態となるのに要する時間を検討した結果を示すグラ
フである。 第3a図、第3b図、第3c図および第3d図は、抗エ
ストラジオール抗体と標識エストラジオール読導体との
免疫反応の可逆性の有無を検討した結果を示すグラフで
ある。 第4図は、エストラジオールの測定にあたり、免疫反応
が平衡状態となるのに要する時間を検討した結果を示す
グラフである。 第5a図、第5b図、第5c図および第5d図は、抗プ
ロゲステロン抗体と標識プロゲステロン説導体との免疫
反応の可逆性の有無を検討した結果を示すグラフである
。 第6図は、 プロゲステロンの測定にあたり、 免疫反応が平衡状態となるのに要する時間を検討した結
果を示すグラフである。 エストーケン係単衣を市刀p G、2 免疫反応時間 (分) ニストランオー゛ル係準液を亦り口 F ■ 3.4 免疫反応時間 (分) 70ケステロ7係準?lIをさ加 I 3.6 免疫反応時間 (分)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)ハブテンを測定するに際して用いる試薬であって
、ハブテンと標識剤との結合体(a)と、ハブテンと免
疫活性キャリヤーとの結合体を免疫原として調製した抗
体(b)とよりなり、両者が可逆的な結合・解離を行い
うることを特徴とする免疫測定用試薬。 (2)ハブテンを測定するに際して用いる試薬であって
、ハブテン(c)と、ハブテンと免疫活性キャリヤーと
の結合体を免疫原として調製した抗体(b)と標識剤と
の結合体(d)とよりなり、両者が可逆的な結合・解離
を行いうることを特徴とする免疫測定用試薬。 (3)前記ハブテンが卵胞ホルモンおよび/またはその
類縁物質である請求項1または2に記載の免疫測定用試
薬。 (4)前記ハブテンが黄体ホルモンおよび/またはその
類縁物質である請求項1または2に記載の免疫測定用試
薬。 (5)前記ハブテンが、下記構造式 I 〜IVで表される
物質のうちの1種以上である請求項1〜3のいずれかに
記載の免疫測定用試薬。 構造式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ (R^1がHのとき、R^2はY^1−Zであり、R^
1がY^2−Zのとき、R^2は0である。Y^1は、
ステロイド骨格とは二重結合で結合する1〜10個の炭
素原子および/またはヘテロ原子を主鎖とする直鎖状ま
たは分枝鎖状または環構造を有する連結基であり、Y^
2は、酸素原子と単結合で結合する0〜10個の炭素原
子および/またはヘテロ原子を主鎖とする直鎖状または
分枝鎖状または環構造を有する連結基であり、ZはH、
NH_2、SH、COOH、CHOまたは ▲数式、化学式、表等があります▼である。) 構造式II ▲数式、化学式、表等があります▼ (R^1、R^2およびR^3がHのとき、R^4とR
^5のいずれかがHで、他方はY^3−Zであり、R^
2、R^3およびR^5がH、R^4がY^3−2のと
き、R^1がY^2−Zであり、R^1およびR^5が
H、R^4がOHのとき、R^2とR^3のいずれかが
Hで、他方がY^3−Zであるか、あるいはR^2がス
テロイド骨格と二重結合で結合してY^1−Zとなり、
R^3は消失する。 Y^3は、ステロイド骨格とは単結合で結合する0〜1
0個の炭素原子および/またはヘテロ原子を主鎖とする
直鎖状または分枝鎖状または環構造を有する連結基であ
り、Y^2は、酸素原子と単結合で結合する0〜10個
の炭素原子および/またはヘテロ原子を主鎖とする直鎖
状または分枝鎖状または環構造を有する連結基であり、
Y^1は、ステロイド骨格とは二重結合で結合する1〜
10個の炭素原子および/またはヘテロ原子を主鎖とす
る直鎖状または分枝鎖状または環構造を有する連結基で
あり、ZはH、NH_2、SH、COOH、CHOまた
は ▲数式、化学式、表等があります▼である。) 構造式III ▲数式、化学式、表等があります▼ (R^1がHで、R^3とR^4のいずれかがHのとき
、R^3とR^4のうちのHではない方およびR^2は
Y^3−Zであり、R^1およびR^4がHのとき、R
^2とR^3のいずれかがOHで、他方はY^3−Zで
あり、R^4がHのとき、R^1はY^2−Z、R^2
はY^3−Z、R^3はY^4−Zである。Y^3およ
びY^4は、ステロイド骨格とは単結合で結合する0〜
10個の炭素原子および/またはヘテロ原子を主鎖とす
る直鎖状または分枝鎖状または環構造を有する連結基で
あり、Y^2は、酸素原子と単結合で結合する0〜10
個の炭素原子および/またはヘテロ原子を主鎖とする直
鎖状または分枝鎖状または環構造を有する連結基であり
、ZはH、NH_2、SH、COOH、CHOまたは ▲数式、化学式、表等があります▼である。) 構造式IV ▲数式、化学式、表等があります▼ (R^1、R^2、R^3、R^4、R^5、R^6の
うちのいずれかひとつがY^3−Zのとき、他はHであ
り、R^1、R^2、R^3、R^4、R^5、R^6
のうちのいずれかひとつがステロイド骨格と二重結合で
結合してY^1−Zとなるとき、ステロイド骨格と二重
結合で結合したR^xと同一炭素に結合していたR^y
は消失し、他はHである。なお、R^xとR^yは、R
^1、R^2、R^3、R^4、R^5およびR^6の
うちの同一炭素に結合した2つの基を示す。Y^3は、
ステロイド骨格とは単結合で結合する0〜10個の炭素
原子および/またはヘテロ原子を主鎖とする直鎖状また
は分枝鎖状または環構造を有する連結基であり、Y^1
は、ステロイド骨格とは二重結合で結合する1〜10個
の炭素原子および/またはヘテロ原子を主鎖とする直鎖
状または分枝鎖状または環構造を有する連結基であり、
ZはH、NH_2、SH、COOH、CHOまたは ▲数式、化学式、表等があります▼である。) (6)前記ハブテンが、下記構造式Vで表される物質の
うちの1種以上である請求項1、2または4のいずれか
に記載の免疫測定用試薬。 構造式V ▲数式、化学式、表等があります▼ (R^1が0のとき、R^2、R^3、R^4、R^5
、R^6のうちのいずれか一つがY^3−Zで、他はH
であり、R^1がY^1−Zのとき、R^2、R^3、
R^4、R^5、R^6はHである。Y^3は、ステロ
イド骨格またはステロイド骨格に結合したメチレン基と
単結合で結合する0〜10個の炭素原子および/または
ヘテロ原子を主鎖とする直鎖状または分枝鎖状または環
構造を有する連結基であり、Y^1は、ステロイド骨格
とは二重結合で結合する1〜10個の炭素原子および/
またはヘテロ原子を主鎖とする直鎖状または分枝鎖状ま
たは環構造を有する連結基であり、ZはH、NH_2、
SH、COOH、CHOまたは ▲数式、化学式、表等があります▼である。) (7)前記ハブテンと標識剤との結合体(a)中のハブ
テンと、前記抗体(b)の調製に用いるハブテンと免疫
活性キャリヤーとの結合体中のハブテンとが、異なる化
学構造を有する類縁物質である請求項1、3〜6のいず
れかに記載の免疫測定用試薬。 (8)前記ハブテン(c)と、前記結合体 (d)の抗体(b)部分の調製に用いるハブテンと免疫
活性キャリヤーとの結合体中のハブテンとが、異なる化
学構造を有する類縁物質である請求項2〜6のいずれか
に記載の免疫測定用試薬。 (9)抗原を測定するに際して用いる試薬であって、抗
原と標識剤との結合体と、抗原を免疫原として調製した
抗体とよりなり、両者が可逆的な結合・解離を行いうる
ことを特徴とする免疫測定用試薬。 (10)抗原を測定するに際して用いる試薬であって、
抗原と、抗原を免疫原として調製した抗体と標識剤との
結合体とよりなり、両者が可逆的な結合・解離を行いう
ることを特徴とする免疫測定用試薬。 (11)抗体を測定するに際して用いる試薬であって、
ハブテンと免疫活性キャリヤーとの結合体を免疫原とし
て調製した抗体(b)と標識剤との結合体(d)と、ハ
ブテン(c)とよりなり、両者が可逆的な結合・解離を
行いうることを特徴とする免疫測定用試薬。(12)抗
体を測定するに際して用いる試薬であって、ハブテンと
免疫活性キャリヤーとの結合体を免疫原として調製した
抗体(b)と、ハブテンと標識剤との結合体(a)とよ
りなり、両者が可逆的な結合・解離を行いうることを特
徴とする免疫測定用試薬。 (13)抗体を測定するに際して用いる試薬であって、
抗原を免疫原として調製した抗体と標識剤との結合体と
、抗原とよりなり、両者が可逆的な結合・解離を行いう
ることを特徴とする免疫測定用試薬。 (14)抗体を測定するに際して用いる試薬であって、
抗原を免疫原として調製した抗体と、抗原と標識剤との
結合体とよりなり、両者が可逆的な結合・解離を行いう
ることを特徴とする免疫測定用試薬。 (15)前記ハブテンと免疫活性キャリヤーとの結合体
を免疫原として調製した抗体(b)がモノクローナル抗
体である請求項1〜8、11、12のいずれかに記載の
免疫測定用試薬。 (16)前記抗原を免疫原として調製した抗体がモノク
ローナル抗体である請求項9、 10、13、14のいずれかに記載の免疫測定用試薬。 (17)前記モノクローナル抗体がマウスモノクローナ
ル抗体である請求項15または16に記載の免疫測定器
具。 (18)前記標識剤が酵素である請求項1〜17のいず
れかに記載の免疫測定用試薬。 (19)単一容器内に、請求項1〜18のいずれかに記
載の免疫測定用試薬を存在せしめてなることを特徴とす
る免疫測定器具。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1035815A JPH02213766A (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | 免疫測定用試薬および免疫測定器具 |
CA002009985A CA2009985A1 (en) | 1989-02-15 | 1990-02-14 | Reagent for immunoassay, and device using the same |
EP19900102909 EP0383313A3 (en) | 1989-02-15 | 1990-02-14 | Reagent for immunoassay, and kit containing the same |
US07/480,165 US5283176A (en) | 1989-02-15 | 1990-02-14 | Reagents for use in competition assays for progesterone |
AU49792/90A AU627548B2 (en) | 1989-02-15 | 1990-02-14 | Reagent for immunoassay and device using the same |
US08/149,917 US5459045A (en) | 1989-02-15 | 1993-11-10 | Reagent for immunoassay, and device using the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1035815A JPH02213766A (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | 免疫測定用試薬および免疫測定器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02213766A true JPH02213766A (ja) | 1990-08-24 |
Family
ID=12452430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1035815A Pending JPH02213766A (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | 免疫測定用試薬および免疫測定器具 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5283176A (ja) |
EP (1) | EP0383313A3 (ja) |
JP (1) | JPH02213766A (ja) |
AU (1) | AU627548B2 (ja) |
CA (1) | CA2009985A1 (ja) |
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