JPH0220739Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0220739Y2 JPH0220739Y2 JP1981084999U JP8499981U JPH0220739Y2 JP H0220739 Y2 JPH0220739 Y2 JP H0220739Y2 JP 1981084999 U JP1981084999 U JP 1981084999U JP 8499981 U JP8499981 U JP 8499981U JP H0220739 Y2 JPH0220739 Y2 JP H0220739Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operation button
- slide operation
- button mounting
- mounting plate
- fixture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 6
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Slide Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、テレビジヨン受像機やビデオテープ
レコーダー等に用いられるスライド操作釦の取付
け装置に関し、製造組立が容易で、かつ、安定な
操作性が得られる取付け装置を提供せんとするも
のである。
レコーダー等に用いられるスライド操作釦の取付
け装置に関し、製造組立が容易で、かつ、安定な
操作性が得られる取付け装置を提供せんとするも
のである。
まず、従来から用いられているこの種のスライ
ド操作釦の取付け装置の一例を第1〜2図に示し
て説明する。ここで、1は中央部に透孔3を有す
る鉄製の取付け具で、その取付け具の透孔3の両
側には中央部が円弧状に折曲されたステンレス製
の板バネ2が取付けられている。そして、組立時
には、第2図に示すようにスライド操作釦取付け
板となるキヤビネツト4の透孔4aに、中間部に
前記透孔4aより径大なつば部5aを有するスラ
イド操作釦5を挿入して、前記つば部5aがキヤ
ビネツト4の裏面に当接するように配置し、この
合成樹脂製のスライド操作釦5の前記つば部5a
の裏面を板バネ2で押える様にして前記取付け具
1をビス6によりキヤビネツト4に固定する。そ
して上記取付け具1の後方よりスイツチ7のスイ
ツチシヤフト8を、取付け具1の透孔3を通して
スライド操作釦5のシヤフト嵌合穴9と嵌合させ
る。なお、スイツチ7は図示しない固定部に固定
されている。
ド操作釦の取付け装置の一例を第1〜2図に示し
て説明する。ここで、1は中央部に透孔3を有す
る鉄製の取付け具で、その取付け具の透孔3の両
側には中央部が円弧状に折曲されたステンレス製
の板バネ2が取付けられている。そして、組立時
には、第2図に示すようにスライド操作釦取付け
板となるキヤビネツト4の透孔4aに、中間部に
前記透孔4aより径大なつば部5aを有するスラ
イド操作釦5を挿入して、前記つば部5aがキヤ
ビネツト4の裏面に当接するように配置し、この
合成樹脂製のスライド操作釦5の前記つば部5a
の裏面を板バネ2で押える様にして前記取付け具
1をビス6によりキヤビネツト4に固定する。そ
して上記取付け具1の後方よりスイツチ7のスイ
ツチシヤフト8を、取付け具1の透孔3を通して
スライド操作釦5のシヤフト嵌合穴9と嵌合させ
る。なお、スイツチ7は図示しない固定部に固定
されている。
かかる構成により、スライド操作釦5をA,B
方向に移動させスイツチの切換をおこなう。
方向に移動させスイツチの切換をおこなう。
ところが、このような従来のものでは、取付け
具1に板バネ2を取付ける作業が発生するばかり
でなく、前記取付け作業時あるいは取付後の運送
時等において、強い力が板バネ2に加えられると
板バネ2が曲げられることが発生する。その為、
キヤビネツト4に取付け具が固定された場合、ス
ライド操作釦5のつば部5aの裏面を押す板バネ
2の押圧力が各板バネ2によつて不均一となり、
各スライド操作釦5の摺動性が均一にならなくな
る。その結果、各スライド操作釦5は所定の摺動
性を有することが難かしくなる欠点があつた。
具1に板バネ2を取付ける作業が発生するばかり
でなく、前記取付け作業時あるいは取付後の運送
時等において、強い力が板バネ2に加えられると
板バネ2が曲げられることが発生する。その為、
キヤビネツト4に取付け具が固定された場合、ス
ライド操作釦5のつば部5aの裏面を押す板バネ
2の押圧力が各板バネ2によつて不均一となり、
各スライド操作釦5の摺動性が均一にならなくな
る。その結果、各スライド操作釦5は所定の摺動
性を有することが難かしくなる欠点があつた。
そこで、本考案はかかる従来の欠点を解消した
スライド操作釦取付け装置を提供することを目的
とするもので、以下、本考案につき第3〜5図を
参照して説明する。
スライド操作釦取付け装置を提供することを目的
とするもので、以下、本考案につき第3〜5図を
参照して説明する。
なお、図中、前述の従来例と同様の部分には第
1〜2図と同一符号を付して説明する。
1〜2図と同一符号を付して説明する。
この実施例の装置においては、前述の従来例に
おける取付け具1と板バネ2を一体化した合成樹
脂製の取付け具10にし、又、非弾性の爪15と
弾性に富んだ爪16により取付け具1をキヤビネ
ツトに固定した点に特徴がある。
おける取付け具1と板バネ2を一体化した合成樹
脂製の取付け具10にし、又、非弾性の爪15と
弾性に富んだ爪16により取付け具1をキヤビネ
ツトに固定した点に特徴がある。
すなわち、取付け具10は第3図および第4図
に示すように枠状体の底面より突出するようばね
体として、4個の弾性変形可能な突起部11,1
2,13,14が一体的に設けられており、この
突起部11,12,13,14が板バネの作用を
する。組立時には前記取付け具10を第5図に示
すように、前記突起部11,12,13,14が
スライド操作釦5のつば部5aに圧接するよう
に、キヤビネツト4に設けられた係合突起部15
と弾性変形可能な係合爪16とによりキヤビネツ
トに固定する。
に示すように枠状体の底面より突出するようばね
体として、4個の弾性変形可能な突起部11,1
2,13,14が一体的に設けられており、この
突起部11,12,13,14が板バネの作用を
する。組立時には前記取付け具10を第5図に示
すように、前記突起部11,12,13,14が
スライド操作釦5のつば部5aに圧接するよう
に、キヤビネツト4に設けられた係合突起部15
と弾性変形可能な係合爪16とによりキヤビネツ
トに固定する。
このように、ばね体を形成する突出部11,1
2,13,14と取付け具10とを一体に合成樹
脂により形成することにより、従来のように板バ
ネ2を取付具1に固定する作業は不必要となると
ともに、その作業を含む製造組立時および輸送時
に生じるバネ体となる突起部11,12,13,
14の変形が板バネ2と比べてなくなるものであ
る。又、突起部11,12,13,14は金型の
加工により取付け具10に容易に形成できるので
スライド操作釦5が長い摺動距離を持つものでも
容易に押圧保持できるとともに、突起部11,1
2,13,14は従来のビスによる板バネ2の取
付けのように、特に取付け代を必要としないので
スライド操作釦5に対する押圧を均一化する取付
け具10の最適な場所に形成することが可能とな
り、スライド操作釦5は均一な摺動性を得ること
ができるものである。
2,13,14と取付け具10とを一体に合成樹
脂により形成することにより、従来のように板バ
ネ2を取付具1に固定する作業は不必要となると
ともに、その作業を含む製造組立時および輸送時
に生じるバネ体となる突起部11,12,13,
14の変形が板バネ2と比べてなくなるものであ
る。又、突起部11,12,13,14は金型の
加工により取付け具10に容易に形成できるので
スライド操作釦5が長い摺動距離を持つものでも
容易に押圧保持できるとともに、突起部11,1
2,13,14は従来のビスによる板バネ2の取
付けのように、特に取付け代を必要としないので
スライド操作釦5に対する押圧を均一化する取付
け具10の最適な場所に形成することが可能とな
り、スライド操作釦5は均一な摺動性を得ること
ができるものである。
さらに、実施例のように、取付け具10を弾性
変形可能な係合爪16により固定した場合、弾性
変形可能な突起部11,12,13,14とスラ
イド操作釦5のつば部5aとの当り部分に緩衝を
与え、よりよいスライド操作釦5の摺動性が得ら
れるものである。
変形可能な係合爪16により固定した場合、弾性
変形可能な突起部11,12,13,14とスラ
イド操作釦5のつば部5aとの当り部分に緩衝を
与え、よりよいスライド操作釦5の摺動性が得ら
れるものである。
なお、取付け具10を固定する方法としては、
実施例の係合突起部15に代え弾性変形可能な係
合爪16と同様な構成としても良く、また係合突
起部15、係合爪16に代えビスにしても良い。
実施例の係合突起部15に代え弾性変形可能な係
合爪16と同様な構成としても良く、また係合突
起部15、係合爪16に代えビスにしても良い。
以上のように、本考案によれば、スライド操作
釦を押圧するばね体を取付け具と一体に形成した
ものであるので、製造組立時の作業が容易となる
とともに、その製造組立時および輸送時に生じる
バネ体となる突起部の変形が従来使用されていた
板バネと比べてなくなり、突起部は常に均一で安
定した弾性力を有することができる。又、突起部
は金型の加工により取付け具に容易に複数個形成
できるのでスライド操作釦が長い摺動距離を持つ
ものでも容易に押圧保持できるとともに、複数個
の突起部は従来のビスによる板バネの取付けのよ
うに、特に取付け代を必要としないのでスライド
操作釦に対する押圧を均一化する取付け具の最適
な場所に形成することが可能となり、スライド操
作釦は均一な摺動性を得ることができるものであ
る。
釦を押圧するばね体を取付け具と一体に形成した
ものであるので、製造組立時の作業が容易となる
とともに、その製造組立時および輸送時に生じる
バネ体となる突起部の変形が従来使用されていた
板バネと比べてなくなり、突起部は常に均一で安
定した弾性力を有することができる。又、突起部
は金型の加工により取付け具に容易に複数個形成
できるのでスライド操作釦が長い摺動距離を持つ
ものでも容易に押圧保持できるとともに、複数個
の突起部は従来のビスによる板バネの取付けのよ
うに、特に取付け代を必要としないのでスライド
操作釦に対する押圧を均一化する取付け具の最適
な場所に形成することが可能となり、スライド操
作釦は均一な摺動性を得ることができるものであ
る。
第1図は従来の取付け具の斜視図、第2図は従
来の取付け装置の側断面図、第3図は本考案の取
付け具の一実施例を示す斜視図、第4図は同A−
A′線の断面図、第5図は本考案の一実施例の取
付け装置の断面図である。 4……キヤビネツト、透孔4a、5……スライ
ド操作釦、5a……つば部、10……取付け具、
11,12,13,14……突起部、15……係
合突起部、16……係合爪。
来の取付け装置の側断面図、第3図は本考案の取
付け具の一実施例を示す斜視図、第4図は同A−
A′線の断面図、第5図は本考案の一実施例の取
付け装置の断面図である。 4……キヤビネツト、透孔4a、5……スライ
ド操作釦、5a……つば部、10……取付け具、
11,12,13,14……突起部、15……係
合突起部、16……係合爪。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 透孔の形成されたスライド操作釦取付け板
に、中間部に前記透孔より径大のつば部が形成
されたスライド操作釦を前記つば部が前記スラ
イド釦取付け板の裏面に当接するよう前記透孔
に挿入し、弾性変形可能な複数の突起部が一体
成形された合成樹脂よりなる取付け具を、前記
突起部が前記つば部の裏面に当接するよう前記
スライド操作釦取付け板に固定し、前記突起部
により前記つば部を前記スライド操作釦取付け
板の裏面に摺動可能に押圧保持したスライド操
作釦取付け装置。 (2) 取付け具は、スライド操作釦取付け板に弾性
変形可能な係合爪により固定されていることを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記
載のスライド操作釦取付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981084999U JPH0220739Y2 (ja) | 1981-06-10 | 1981-06-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981084999U JPH0220739Y2 (ja) | 1981-06-10 | 1981-06-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57197140U JPS57197140U (ja) | 1982-12-14 |
JPH0220739Y2 true JPH0220739Y2 (ja) | 1990-06-06 |
Family
ID=29880319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981084999U Expired JPH0220739Y2 (ja) | 1981-06-10 | 1981-06-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0220739Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0326602Y2 (ja) * | 1986-09-24 | 1991-06-10 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55122320A (en) * | 1979-03-16 | 1980-09-20 | Ricoh Kk | Slide switch structure for electronic wrist watch |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55180230U (ja) * | 1979-06-13 | 1980-12-24 |
-
1981
- 1981-06-10 JP JP1981084999U patent/JPH0220739Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55122320A (en) * | 1979-03-16 | 1980-09-20 | Ricoh Kk | Slide switch structure for electronic wrist watch |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57197140U (ja) | 1982-12-14 |
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