JPH02189929A - バイポーラトランジスタ装置 - Google Patents
バイポーラトランジスタ装置Info
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- JPH02189929A JPH02189929A JP1009206A JP920689A JPH02189929A JP H02189929 A JPH02189929 A JP H02189929A JP 1009206 A JP1009206 A JP 1009206A JP 920689 A JP920689 A JP 920689A JP H02189929 A JPH02189929 A JP H02189929A
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Landscapes
- Bipolar Transistors (AREA)
- Bipolar Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はバイポーラトランジスタ装置に関し、特に高周
波特性を高めて高速動作を可能としたバイポーラトラン
ジスタ装置に関する。
波特性を高めて高速動作を可能としたバイポーラトラン
ジスタ装置に関する。
従来、高周波特性を高めたバイポーラトランジスタとし
て、第3図に示す構成のものがある。即ち、図において
、表面にN′″型の埋込層22を設けたP型のシリコン
基板21上にN型エピタキシャル層23を成長し、これ
をコレクタとして構成するとともに、コレクタ引出し層
24を形成している。そして、このN型エピタキシャル
層23内のシリコン酸化膜25で画成された領域にP型
ベース層26を形成し、更にこのP型ベース層26内に
N型エミツタ層27を形成している。
て、第3図に示す構成のものがある。即ち、図において
、表面にN′″型の埋込層22を設けたP型のシリコン
基板21上にN型エピタキシャル層23を成長し、これ
をコレクタとして構成するとともに、コレクタ引出し層
24を形成している。そして、このN型エピタキシャル
層23内のシリコン酸化膜25で画成された領域にP型
ベース層26を形成し、更にこのP型ベース層26内に
N型エミツタ層27を形成している。
そして、前記シリコン酸化膜25上にはP型ベース層2
6と連結したP型不純物を含むポリシリコン膜28を形
成する。また、このP型ポリシリコン膜28の表面を絶
縁膜29で被覆し、この」二にN型エミツタ層27と連
結したN型不純物を含むポリシリコン膜30を形成して
いる。更に、絶縁膜29にはN型コレクタ引出し層24
」二にコレクタ電極形成用の窓31を開設し、同様にP
型ポリシリコン膜28上にベース電極形成用の窓32を
開設している。
6と連結したP型不純物を含むポリシリコン膜28を形
成する。また、このP型ポリシリコン膜28の表面を絶
縁膜29で被覆し、この」二にN型エミツタ層27と連
結したN型不純物を含むポリシリコン膜30を形成して
いる。更に、絶縁膜29にはN型コレクタ引出し層24
」二にコレクタ電極形成用の窓31を開設し、同様にP
型ポリシリコン膜28上にベース電極形成用の窓32を
開設している。
〔発明が解決しようとする課題]
上述した従来のバイポーラトランジスタは、ベース電極
かベース層26より外側に延長されたP型ポリシリコン
28上に形成されるため、ベース層26の面積が小さく
て済む。したがって、エピタキシャル層23とベース層
26間の接合、即ちバイポーラトランジスタのコレクタ
とベース間接合容量を小さくでき、良好な高周波特性を
得ることができる。
かベース層26より外側に延長されたP型ポリシリコン
28上に形成されるため、ベース層26の面積が小さく
て済む。したがって、エピタキシャル層23とベース層
26間の接合、即ちバイポーラトランジスタのコレクタ
とベース間接合容量を小さくでき、良好な高周波特性を
得ることができる。
しかしながら、コレクタ電極はコレクタ領域であるN型
エピタキシャル層23に連結されたN型埋込層22とコ
レクタ引出し層24で延長された位置に形成されている
ため、N型埋込層22の面積がかなり大きくなり、N型
埋込層22とP型シリコン基板21間の接合、即ちコレ
クター基板間接合容量が大きくなりトランジスタの高速
動作の障害になるという問題がある。
エピタキシャル層23に連結されたN型埋込層22とコ
レクタ引出し層24で延長された位置に形成されている
ため、N型埋込層22の面積がかなり大きくなり、N型
埋込層22とP型シリコン基板21間の接合、即ちコレ
クター基板間接合容量が大きくなりトランジスタの高速
動作の障害になるという問題がある。
本発明は高周波特性を高めるとともに、高速動作をも可
能にしたバイポーラトランジスタ装置を提供することを
目的とする。
能にしたバイポーラトランジスタ装置を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段]
本発明のバイポーラトランジスタ装置は、半導体基板に
設けたコレクタ領域の周囲に設けて該コレクタ領域に接
続されるコレクタ引出し電極と、該コレクタ引出し電極
の表面上に形成され、その端部が前記コレクタ引出し電
極の内側位置において前記コレクタ領域内に埋設される
第1の絶縁膜と、この第1の絶縁膜に周囲が接するよう
に前記コレクタ領域内に設けたベース領域と、このベー
ス領域の外周部に接続し、前記コレクタ引出し電極とは
前記第1の絶縁膜によって一定の距離だけ離されたベー
ス引出し電極と、前記ベース領域内に設けられ、前記ベ
ース引出し電極の表面上に形成された第2の絶縁膜によ
り前記コレクタ引出し電極に対して一定の距離だけ離し
て設けたエミッタ領域と、このエミ・イタ領域に接続し
、前記第2の絶縁膜により画成された領域内に設けたエ
ミッタ引出し電極とを備えている。
設けたコレクタ領域の周囲に設けて該コレクタ領域に接
続されるコレクタ引出し電極と、該コレクタ引出し電極
の表面上に形成され、その端部が前記コレクタ引出し電
極の内側位置において前記コレクタ領域内に埋設される
第1の絶縁膜と、この第1の絶縁膜に周囲が接するよう
に前記コレクタ領域内に設けたベース領域と、このベー
ス領域の外周部に接続し、前記コレクタ引出し電極とは
前記第1の絶縁膜によって一定の距離だけ離されたベー
ス引出し電極と、前記ベース領域内に設けられ、前記ベ
ース引出し電極の表面上に形成された第2の絶縁膜によ
り前記コレクタ引出し電極に対して一定の距離だけ離し
て設けたエミッタ領域と、このエミ・イタ領域に接続し
、前記第2の絶縁膜により画成された領域内に設けたエ
ミッタ引出し電極とを備えている。
[作用]
上述した構成では、コレクタ領域の引出し電極117)
内(ilJlにベース領域を設け、かつこのベース領域
の引出し電極の内側にエミッタ領域を設けるこ七により
、トランジスタ面積を非常に小さくでき、接合容量及び
寄生抵抗の低減を可能とする。
内(ilJlにベース領域を設け、かつこのベース領域
の引出し電極の内側にエミッタ領域を設けるこ七により
、トランジスタ面積を非常に小さくでき、接合容量及び
寄生抵抗の低減を可能とする。
〔実施例]
次に、本発明を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の縦断面図である。
P型シリコン基板1の素子領域にN型の埋込層2を設け
ており、この埋込層2上にコレクタ領域としてのN型の
エピタキシャル層3と、高濃度のN型の引出し層19と
を形成している。そして、このコレクタ引出し層19の
引出し電極として、厚い酸化膜4上にN型不純物を含む
ポリシリコン5を接続している。このポリシリコン5の
表面には、シリコン窒化膜からなる第1の絶縁膜6を設
けてポリシリコン5を被覆している。また、この絶縁膜
6は、その一部を前記コレクタ領域3内に深さ方向に埋
設している。
ており、この埋込層2上にコレクタ領域としてのN型の
エピタキシャル層3と、高濃度のN型の引出し層19と
を形成している。そして、このコレクタ引出し層19の
引出し電極として、厚い酸化膜4上にN型不純物を含む
ポリシリコン5を接続している。このポリシリコン5の
表面には、シリコン窒化膜からなる第1の絶縁膜6を設
けてポリシリコン5を被覆している。また、この絶縁膜
6は、その一部を前記コレクタ領域3内に深さ方向に埋
設している。
更に、前記エピタキシャル層3内の第1の絶縁膜6で囲
まれる領域にはP型ベース領域15を形成しており、前
記第1の絶縁膜6上に形成したP型不純物を含むポリシ
リコン7を前記P型ベース領域15の周囲に接続してベ
ース領域の引出し電極として構成している。この結果、
このP型ポリシリコン7は前記N型ポリシリコン5から
第1の絶縁膜6によって決定される一定の距離で離れた
位置に設けられることになる。
まれる領域にはP型ベース領域15を形成しており、前
記第1の絶縁膜6上に形成したP型不純物を含むポリシ
リコン7を前記P型ベース領域15の周囲に接続してベ
ース領域の引出し電極として構成している。この結果、
このP型ポリシリコン7は前記N型ポリシリコン5から
第1の絶縁膜6によって決定される一定の距離で離れた
位置に設けられることになる。
また、前記ポリシリコン7の表面には、シリコン窒化膜
からなる第2の絶縁膜8を設けてあり、この第2の絶縁
膜8で画成される窓に対応させて、前記P型ベース領域
15内にエミッタ領域16を形成している。前記第2の
絶縁膜8の窓内にはエミッタ引出し用のN型不純物を含
むポリシリコン18を形成して前記エミッタ領域16に
接続している。この結果、エミッタ領域16はコレクタ
引出し電極5から第1の絶縁膜6.ベース引出し電極7
.及び第2の絶縁膜8の膜厚によって決定される距離だ
け離れた位置に設けられることになる。
からなる第2の絶縁膜8を設けてあり、この第2の絶縁
膜8で画成される窓に対応させて、前記P型ベース領域
15内にエミッタ領域16を形成している。前記第2の
絶縁膜8の窓内にはエミッタ引出し用のN型不純物を含
むポリシリコン18を形成して前記エミッタ領域16に
接続している。この結果、エミッタ領域16はコレクタ
引出し電極5から第1の絶縁膜6.ベース引出し電極7
.及び第2の絶縁膜8の膜厚によって決定される距離だ
け離れた位置に設けられることになる。
従って、コレクタ引出し電極5に対して、ベース引出し
電極7とエミッタ引出し電極18が自己整合的に一定の
距離で離れた位置に設置される。
電極7とエミッタ引出し電極18が自己整合的に一定の
距離で離れた位置に設置される。
第1図のバイポーラトランジスタ装置の製造方法の一例
を、第2図(a)乃至(k)の工程縦断面図で説明する
。
を、第2図(a)乃至(k)の工程縦断面図で説明する
。
先ず、同図(a)のように、P型半導体基板1にN型埋
込み層2を形成した上で、コレクタ領域となるN型エピ
タキシャル層3を0.5〜1.0μm成長する。また、
このエピタキシャルN3には素子分離用の厚いシリコン
酸化膜4を選択的に形成する。
込み層2を形成した上で、コレクタ領域となるN型エピ
タキシャル層3を0.5〜1.0μm成長する。また、
このエピタキシャルN3には素子分離用の厚いシリコン
酸化膜4を選択的に形成する。
更に、その上にコレクタ引出し電極となるN型ポリシリ
コン5を0.3〜0.4μm成長し、素子形成領域上を
含む所定領域に残すように選択的に除去する。また、そ
の上に第1の絶縁膜の一部であるシリコン窒化膜6aを
0.2〜0.3μm成長する。
コン5を0.3〜0.4μm成長し、素子形成領域上を
含む所定領域に残すように選択的に除去する。また、そ
の上に第1の絶縁膜の一部であるシリコン窒化膜6aを
0.2〜0.3μm成長する。
続いて、ベース引出し電極の一部となるP型ポリシリコ
ン7aを0.3〜0.4μm成長し、選択的に除去した
後に、第2の絶縁膜の一部となるシリコン窒化膜8aを
0.2〜0.3μm成長する。更に、その上にシリコン
酸化膜9を0,2μm成長する。
ン7aを0.3〜0.4μm成長し、選択的に除去した
後に、第2の絶縁膜の一部となるシリコン窒化膜8aを
0.2〜0.3μm成長する。更に、その上にシリコン
酸化膜9を0,2μm成長する。
次いで、同図(b)のように、図外のフォトレジストス
トパターンをマスクにして素子領域、換言すればベース
領域に相当する領域のシリコン酸化膜9.シリコン窒化
膜8a、P型ポリシリコン7a、 シリコン窒化膜6a
及びN型ポリシリコン5を順次選択的に除去し、第1の
窓10を形成する。
トパターンをマスクにして素子領域、換言すればベース
領域に相当する領域のシリコン酸化膜9.シリコン窒化
膜8a、P型ポリシリコン7a、 シリコン窒化膜6a
及びN型ポリシリコン5を順次選択的に除去し、第1の
窓10を形成する。
この場合、反応性イオンエツチング(RI B)法によ
って、異方性エツチングする。また、エツチングのガス
条件等によってシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、P型
ポリシリコン、N型ポリシリコン、半導体基板のエツチ
ングレート差を大きくすることで選択的にエツチングを
行う。
って、異方性エツチングする。また、エツチングのガス
条件等によってシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、P型
ポリシリコン、N型ポリシリコン、半導体基板のエツチ
ングレート差を大きくすることで選択的にエツチングを
行う。
次に、前記したフォトレジストストパターンを除去した
後、同図(c)のように、全面にシリコン窒化膜11を
0.3μm成長する。
後、同図(c)のように、全面にシリコン窒化膜11を
0.3μm成長する。
そして、同図(d)のように、RIE法によりシリコン
窒化膜をエツチングし、第1の窓10側面にのみシリコ
ン窒化膜11を残存させる。その後に900°Cの熱酸
化により、露出しているN型エピタキシャル層3の表面
にシリコン酸化膜12を0.1〜0.2.μm形成する
。
窒化膜をエツチングし、第1の窓10側面にのみシリコ
ン窒化膜11を残存させる。その後に900°Cの熱酸
化により、露出しているN型エピタキシャル層3の表面
にシリコン酸化膜12を0.1〜0.2.μm形成する
。
なお、この処理と同時に、N型ポリシリコン5からN型
エピタキシャル層3にN型不純物が拡散され、N゛型の
浅いコレクタ引出し層、19が形成される。
エピタキシャル層3にN型不純物が拡散され、N゛型の
浅いコレクタ引出し層、19が形成される。
次いで、同図(e)のように、熱リン酸等により、残存
しているシリコン窒化膜11を除去してシリコン酸化膜
12の周囲にN型エピタキシャル層3の表面の一部を露
出させる。そして、シリコン酸化膜9と12をマスクに
したRIE法によりN型エピタキシャル層3の露出面を
選択的にエツチングし、第1の溝13を形成する。
しているシリコン窒化膜11を除去してシリコン酸化膜
12の周囲にN型エピタキシャル層3の表面の一部を露
出させる。そして、シリコン酸化膜9と12をマスクに
したRIE法によりN型エピタキシャル層3の露出面を
選択的にエツチングし、第1の溝13を形成する。
次に、同図(f)のように、全面に第1の絶縁膜の一部
となるシリコン窒化膜6bを0.3〜0.4μm成長す
ることで、溝13を埋設する。その後、コレクタ引出し
層19がN型埋込み層2に達するまで950〜1000
°Cの熱処理を行い、コレクタ引き出し抵抗の低減を行
う。
となるシリコン窒化膜6bを0.3〜0.4μm成長す
ることで、溝13を埋設する。その後、コレクタ引出し
層19がN型埋込み層2に達するまで950〜1000
°Cの熱処理を行い、コレクタ引き出し抵抗の低減を行
う。
次いで、同図(g)のように、RIE法により、シリコ
ン窒化膜6bを第1の窓10の側面の一部に残存させる
ように選択的にエツチングする。この場合のエツチング
はP型ポリシリコン7の側面が露出するまで行う。
ン窒化膜6bを第1の窓10の側面の一部に残存させる
ように選択的にエツチングする。この場合のエツチング
はP型ポリシリコン7の側面が露出するまで行う。
このとき、シリコン窒化膜6aと6bは一体化されて第
1の絶縁膜となる。また、第1の窓10はシリコン窒化
膜6bが残存することで自己縮小され、第2の窓20と
なる。その後、フッ酸水溶液によりシリコン酸化膜9,
12を除去する。
1の絶縁膜となる。また、第1の窓10はシリコン窒化
膜6bが残存することで自己縮小され、第2の窓20と
なる。その後、フッ酸水溶液によりシリコン酸化膜9,
12を除去する。
次に、同図(h)のように、全面にP型ポリシリコン膜
7bを0.3μm成長し、続いて、第2の絶縁膜の一部
となるシリコン窒化膜8bを0.2〜0.3μm成長す
る。そして、RIE法により、シリコン窒化膜8bを異
方性エンチングし、これを第2の窓20内のP型ポリシ
リコン7bに接する領域にのみ残存させる。
7bを0.3μm成長し、続いて、第2の絶縁膜の一部
となるシリコン窒化膜8bを0.2〜0.3μm成長す
る。そして、RIE法により、シリコン窒化膜8bを異
方性エンチングし、これを第2の窓20内のP型ポリシ
リコン7bに接する領域にのみ残存させる。
次いで、同図(i)のように、RIE法によりP型ポリ
シリコン7bを選択的にエツチングする。
シリコン7bを選択的にエツチングする。
この場合、異方性エツチングされるためにP型ポリシリ
コン7bは第2の窓20の内側にのみ残存する。このと
き、同時に第2の溝17がP型ポリシリコン7b上に形
成される。その結果、P型ポリシリコン7aと7bは一
体化され、ベース引出し電極7となる。その後、900
°Cの熱処理により、エピタキシャル層3の露出面に0
.05μmのシリコン酸化膜14を形成する。
コン7bは第2の窓20の内側にのみ残存する。このと
き、同時に第2の溝17がP型ポリシリコン7b上に形
成される。その結果、P型ポリシリコン7aと7bは一
体化され、ベース引出し電極7となる。その後、900
°Cの熱処理により、エピタキシャル層3の露出面に0
.05μmのシリコン酸化膜14を形成する。
そして、エピタキシャル層3の全面にボロンをI XI
O”cm−2程度のドーズ量でイオン注入し、900°
C程度の熱処理を行うことで、活性ベース領域15aを
形成し、同時にP型ポリシリコン7を拡散源としてグラ
フトベース領域15bを形成する。このベース領域L5
a、15bは側面が、第1の絶縁膜であるシリコン窒化
膜6に接することになる。
O”cm−2程度のドーズ量でイオン注入し、900°
C程度の熱処理を行うことで、活性ベース領域15aを
形成し、同時にP型ポリシリコン7を拡散源としてグラ
フトベース領域15bを形成する。このベース領域L5
a、15bは側面が、第1の絶縁膜であるシリコン窒化
膜6に接することになる。
次に、同図(j)のように、全面に第2の絶縁膜の一部
となるシリコン窒化膜8Cを0.4〜0.5μm成長す
る。そして、RTE法によりシリコン窒化膜8cを選択
的にエツチング除去することによって、第2の窓2c内
面のシリコン窒化膜8b及びシリコン酸化膜14に接す
る領域と、第2の溝17内とに夫々残存させる。この結
果、シリコン窒化膜8a、8b、8cは一体化され、第
2の絶縁膜8となる。
となるシリコン窒化膜8Cを0.4〜0.5μm成長す
る。そして、RTE法によりシリコン窒化膜8cを選択
的にエツチング除去することによって、第2の窓2c内
面のシリコン窒化膜8b及びシリコン酸化膜14に接す
る領域と、第2の溝17内とに夫々残存させる。この結
果、シリコン窒化膜8a、8b、8cは一体化され、第
2の絶縁膜8となる。
また、これと同時に、ベース領域15の表面の一部を露
出させる。
出させる。
次いで、同図(k)のように、ノンドープポリシリコン
18を0.2〜0.3μm成長し、イオン注入法でI
XIO”cm””のドーズ量で砒素を注入する。
18を0.2〜0.3μm成長し、イオン注入法でI
XIO”cm””のドーズ量で砒素を注入する。
その後、950°Cの熱処理を行うことによって、ポリ
シリコン18をN型の低抵抗にすると共に、エミッタ領
域16を形成することで、バイポーラトランジスタが完
成する。
シリコン18をN型の低抵抗にすると共に、エミッタ領
域16を形成することで、バイポーラトランジスタが完
成する。
以下、図示しないが通常のフォトエツチング法を用いて
、コレクタ引出し電極となるN型ポリシリコン5上のシ
リコン窒化膜8.6及びヘース弓出し電極となるP型ポ
リシリコン7上のシリコン窒化膜に開孔部を形成し、更
に金属配線を形成すればよい。
、コレクタ引出し電極となるN型ポリシリコン5上のシ
リコン窒化膜8.6及びヘース弓出し電極となるP型ポ
リシリコン7上のシリコン窒化膜に開孔部を形成し、更
に金属配線を形成すればよい。
前述した実施例は、NPN型のバイポーラトランジスタ
装置について説明したが、本発明はPNP型のバイポー
ラトランジスタ装置にも同様に通用することができる。
装置について説明したが、本発明はPNP型のバイポー
ラトランジスタ装置にも同様に通用することができる。
また、本発明はNPNバイポーラトランジスタとPNP
バイポーラトランジスタを共存させたバイポーラトラン
ジスタ装置についても適用できる。
バイポーラトランジスタを共存させたバイポーラトラン
ジスタ装置についても適用できる。
これを節単に説明すれば、第2図(a)乃至(k)に示
した方法と同様に、N型埋込層2を有するP型シリコン
基板1を用い、N型エピタキシャル層3を形成する。そ
して、素子分離用のシリコン酸化膜4を形成した後に、
PNP型ハイボラトランジスタ装置を形成する領域のN
型エピタキシャル層3内にボロンなどのP型不純物を拡
散してP型コレクタ領域を形成する。
した方法と同様に、N型埋込層2を有するP型シリコン
基板1を用い、N型エピタキシャル層3を形成する。そ
して、素子分離用のシリコン酸化膜4を形成した後に、
PNP型ハイボラトランジスタ装置を形成する領域のN
型エピタキシャル層3内にボロンなどのP型不純物を拡
散してP型コレクタ領域を形成する。
その後、このP型コレクタ領域内に、同図に示した方法
でPNPバイポーラトランジスタを形成すればよい。た
だし、コレクタ引出し電極となるポリシリコン5はノン
ドープシリコンを成長し、これに不純物を選択的に導入
して、PNP型トランジスタ部はP型ポリシリコンとし
、NPN型トランジスタ部はN型ポリシリコンとする。
でPNPバイポーラトランジスタを形成すればよい。た
だし、コレクタ引出し電極となるポリシリコン5はノン
ドープシリコンを成長し、これに不純物を選択的に導入
して、PNP型トランジスタ部はP型ポリシリコンとし
、NPN型トランジスタ部はN型ポリシリコンとする。
又、ベース引出し電極となるポリシリコン7も同様にノ
ンドープポリシリコンを成長し、不純物を選択的に導入
してPNP型トランジスタ部はN型ポリシリコンとし、
NPN型トランジスタ部はP型ポリシリコンとする。
ンドープポリシリコンを成長し、不純物を選択的に導入
してPNP型トランジスタ部はN型ポリシリコンとし、
NPN型トランジスタ部はP型ポリシリコンとする。
そして、PNP型トランジスタ部のベース領域はリンを
導入してN型のベース領域とし、エミッタ領域及びエミ
ッタ引出し電極としてのポリシリコン18は不純物を選
択的に拡散してP型のエミッタ領域を形成する。
導入してN型のベース領域とし、エミッタ領域及びエミ
ッタ引出し電極としてのポリシリコン18は不純物を選
択的に拡散してP型のエミッタ領域を形成する。
NPN型I・ランジスタのベース領域及びエミッタ領域
は、夫々P型、N型の不純物を導入して形成する。
は、夫々P型、N型の不純物を導入して形成する。
この実施例では、NPN型トランジスタと同等な高性能
を有するPNP型トランジスタを提供することが可能と
なり、相補型回路やI”L回路構成した半導体集積回路
の低電力化、高速化が可能となる。
を有するPNP型トランジスタを提供することが可能と
なり、相補型回路やI”L回路構成した半導体集積回路
の低電力化、高速化が可能となる。
以上説明したように本発明は、コレクタ領域の周囲に引
出し電極を設け、この引出し電極の内側に自己整合的に
ベース領域を形成し、更にこのベース領域に接続した引
出し電極の内側に自己整合的にエミッタ領域を形成して
いるので、トランジスタ面積を縮小して接合容量及び寄
生抵抗の低減を図り、高速動作を可能にするとともに、
しゃ断固波数等高周波特性の向上が実現できる効果があ
る。
出し電極を設け、この引出し電極の内側に自己整合的に
ベース領域を形成し、更にこのベース領域に接続した引
出し電極の内側に自己整合的にエミッタ領域を形成して
いるので、トランジスタ面積を縮小して接合容量及び寄
生抵抗の低減を図り、高速動作を可能にするとともに、
しゃ断固波数等高周波特性の向上が実現できる効果があ
る。
第1図は本発明の一実施例の要部の縦断面図、第2図(
a)乃至(k)は第1図の構造を製造する方法を工程順
に示す縦断面図、第3図は従来のバイポーラトランジス
タ装置の要部の縦断面図である。 1・・・P型シリコン基板、2・・・N型埋込み領域、
3・・・N型エピタキシャル層、4・・・シリコン酸化
膜、5・・・N型ポリシリコン(コレクタ引出し電極)
、6・・・シリコン窒化膜(第1の絶縁膜)、6a、6
b・・・シリコン窒化膜、7.7a、7b・・・P型ポ
リシリコン(ベース引出し電極)、8・・・シリコン窒
化膜(第2の絶縁膜)、8a、8b、8c・・・シリコ
ン窒化膜、9・・・シリコン酸化膜、10・・・第1の
窓、11・・・シリコン窒化膜、12川シリコン酸化膜
、13・・・第1の溝、14・・・シリコン酸化膜、1
5・・・ベース領域、15a・・・活性ベース領域、1
5b・・・グラフトベース領域、16・・・エミッタ領
域、17・・・第2の溝、18・・・N型ポリシリコン
(エミッタ引出し電極)、19・・・コレクタ引出し層
、21・・・シリコン基板、22・・・N型埋込層、2
3・・・N型エピタキシャル層、24・・・N型コレク
タ引出し層、25・・・シリコン酸化膜、26・・・ベ
ース層、27・・・エミツタ層、28・・・P型ポリシ
リコン、29・・・絶縁膜、30・・・N型ポリシリコ
ン、Cす 埒 城 綜 綜 \t
a)乃至(k)は第1図の構造を製造する方法を工程順
に示す縦断面図、第3図は従来のバイポーラトランジス
タ装置の要部の縦断面図である。 1・・・P型シリコン基板、2・・・N型埋込み領域、
3・・・N型エピタキシャル層、4・・・シリコン酸化
膜、5・・・N型ポリシリコン(コレクタ引出し電極)
、6・・・シリコン窒化膜(第1の絶縁膜)、6a、6
b・・・シリコン窒化膜、7.7a、7b・・・P型ポ
リシリコン(ベース引出し電極)、8・・・シリコン窒
化膜(第2の絶縁膜)、8a、8b、8c・・・シリコ
ン窒化膜、9・・・シリコン酸化膜、10・・・第1の
窓、11・・・シリコン窒化膜、12川シリコン酸化膜
、13・・・第1の溝、14・・・シリコン酸化膜、1
5・・・ベース領域、15a・・・活性ベース領域、1
5b・・・グラフトベース領域、16・・・エミッタ領
域、17・・・第2の溝、18・・・N型ポリシリコン
(エミッタ引出し電極)、19・・・コレクタ引出し層
、21・・・シリコン基板、22・・・N型埋込層、2
3・・・N型エピタキシャル層、24・・・N型コレク
タ引出し層、25・・・シリコン酸化膜、26・・・ベ
ース層、27・・・エミツタ層、28・・・P型ポリシ
リコン、29・・・絶縁膜、30・・・N型ポリシリコ
ン、Cす 埒 城 綜 綜 \t
Claims (1)
- 1、半導体基板に形成したコレクタ領域の周囲に設けて
該コレクタ領域に接続されるコレクタ引出し電極と、該
コレクタ引出し電極の表面上に形成され、その端部が前
記コレクタ引出し電極の内側位置において前記コレクタ
領域内に埋設される第1の絶縁膜と、この第1の絶縁膜
に周囲が接するように前記コレクタ領域内に設けたベー
ス領域と、このベース領域の外周部に接続し、前記コレ
クタ引出し電極とは前記第1の絶縁膜によって一定の距
離だけ離されたベース引出し電極と、前記ベース領域内
に設けられ、前記ベース引出し電極の表面上に形成され
た第2の絶縁膜により前記コレクタ引出し電極に対して
一定の距離だけ離して設けたエミッタ領域と、このエミ
ッタ領域に接続し、前記第2の絶縁膜により画成された
領域内に設けたエミッタ引出し電極とを備えることを特
徴とするバイポーラトランジスタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1009206A JPH02189929A (ja) | 1989-01-18 | 1989-01-18 | バイポーラトランジスタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1009206A JPH02189929A (ja) | 1989-01-18 | 1989-01-18 | バイポーラトランジスタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02189929A true JPH02189929A (ja) | 1990-07-25 |
Family
ID=11714000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1009206A Pending JPH02189929A (ja) | 1989-01-18 | 1989-01-18 | バイポーラトランジスタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02189929A (ja) |
-
1989
- 1989-01-18 JP JP1009206A patent/JPH02189929A/ja active Pending
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