JPH02188246A - インクタンク一体型記録ヘッドカートリッジ、該カートリッジを搭載するキャリッジおよびこれらを用いるインクジェット記録装置 - Google Patents
インクタンク一体型記録ヘッドカートリッジ、該カートリッジを搭載するキャリッジおよびこれらを用いるインクジェット記録装置Info
- Publication number
- JPH02188246A JPH02188246A JP1008076A JP807689A JPH02188246A JP H02188246 A JPH02188246 A JP H02188246A JP 1008076 A JP1008076 A JP 1008076A JP 807689 A JP807689 A JP 807689A JP H02188246 A JPH02188246 A JP H02188246A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cartridge
- positioning
- recording head
- recording
- carriage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 4
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 4
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 3
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 claims description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 2
- 230000037237 body shape Effects 0.000 claims 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 claims 1
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 13
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 4
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 9
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 8
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 6
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 6
- 238000007639 printing Methods 0.000 description 4
- 230000008569 process Effects 0.000 description 4
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 4
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 3
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 3
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 2
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 229920006311 Urethane elastomer Polymers 0.000 description 1
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 1
- 238000007641 inkjet printing Methods 0.000 description 1
- 238000011900 installation process Methods 0.000 description 1
- 229920001084 poly(chloroprene) Polymers 0.000 description 1
- 238000001454 recorded image Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[産業上の利用分野]
本発明は、記録液(インク)を吐出して記録を行うイン
クジェット記録ヘッド、該記録ヘッドを搭載するための
キャリッジおよびこれらを用いるインクジェット記録装
置に関し、特にインクを収容するインクタンクを一体的
に具えたインクジェット記録ヘッド(以下単に記録ヘッ
ドともいう)を、キャリッジに対して着脱自在に搭載す
るための構成に関するものである。
クジェット記録ヘッド、該記録ヘッドを搭載するための
キャリッジおよびこれらを用いるインクジェット記録装
置に関し、特にインクを収容するインクタンクを一体的
に具えたインクジェット記録ヘッド(以下単に記録ヘッ
ドともいう)を、キャリッジに対して着脱自在に搭載す
るための構成に関するものである。
インクジェット記録装置の中には、内部に記録剤である
インクを収容するインクタンクとインクを吐出する機能
を持つ記録ヘッドエレメントとが一体となったインクジ
ェット記録ヘッドを使用する魁のが知られている。 このような記録ヘッドを記録装置側のキャリッジに搭載
するにあたっては、インクを紙等の記録媒体の適切な位
置に正確に付着させ記録を行うことと、記録信号を伝達
するための接続端子を適切に接続させなければならない
ことから、記録ヘッドを適切な位置に固定して装着する
必要があった。 記録ヘッドの装着方法を大別すると、キャリッジの上方
や後方から記録ヘッドを平行または回転させて装着する
方法や、キャリッジに所定の方向から記録ヘッドを入れ
た後固定用のレバーなどを操作して適切な位置へ記録ヘ
ッドを圧接し固定する方法があった。 ?!単に装着を行う例として第8A図のような構成があ
る。 101はインクタンク一体型の記録ヘッドであり
、底面に複数の電気バッドillを有する接続端子10
1aと前面に記録ヘッドエレメント101cのインク吐
出口面101bとが設けられている。キャリッジ102
には、記録信号を記録ヘッドに伝達するための接続端子
102aが設けられている。ここで102aは複数の電
気バッド112から構成されている。104はキャリッ
ジ102の移動を案内するガイド軸である。このように
記録ヘッドをキャリッジの上方λら装着する場合には、
着脱は非常に容易であるが、接続端子101a、102
a同士が装着の際にまったく擦れないので接続端子の間
にインク汚れによる被膜や異物が介在すると接続不良を
起こすことがあった。また、未使用の記録ヘッドに接続
端子保護のために極薄い絶縁性保護膜121が設けられ
る構成を採ろうとすると、このような装着方法の場合に
は保護膜を削りとって接続を確実にする作用がなく、信
号端子の接続方法としては決して最適な例とは言えなか
った。 ところで、未使用の記録ヘッドを搭載し使用を開始する
にあたっては、吐出回復装置等により、直ちにインクを
良好に吐出で台る状態にする必要がある。そこで本発明
者らは、記録ヘッドの記録待機位置となるホームボジシ
日ンにおいて記録ヘッドを着脱すること、好ましくは、
記録ヘッドの搭載が完了し・た時点でキャップにより吐
出口を保護することを考えた。 第8B図は、上記者えに基いた例として、記録ヘッドを
キャリッジの後方から装着するものである、第7八図同
様101は記録ヘッド、102はキャリッジである。こ
こで103は記録ヘッドの吐出口を保護し、インク固着
を防ぐキャップを備えた吐出回復装置である。記録ヘッ
ド101をキャリッジ102の後方から矢印の方向へ挿
入することによって記録へラド101の装置を行うこと
で、固定された位置で記録ヘッド101はキャッピング
され、接続端子101a、102aは正しく接続される
構成である。しかしながら、このような方法では装着時
に接続端子がそれぞれ、次々と擦れていくことになる。 特に、吐出口側にある記録ヘッド101の接続端子の電
極パッドはキャリッジ102の電極パッド全てと擦れる
ことになる。従って、端子の一部または全部をかなり傷
め、電気信号を伝えることができず吐出不要を引き起す
ことも考えられる。 そこでさらに、第8C図のように記録ヘッド101を回
転させて装置する方法も考えたが、このような構成では
記録ヘッド101の前面となる吐出口面が形成された面
(以下吐出口面という)lOlbを装着後の定位値より
大きく前に出してから装着しなければならない。すると
、キャリッジ前方に大きな空間を必要とするが、良好な
インク吐出を考えると、記録ヘッドと記録媒体との間は
大きくとも3.0aa+以下が望ましく、このような構
成を取ることは難しい、また、ホームポジションで搭載
するとしてもキャップと大きく干渉し合うことが避けら
れないため、不都合が生ずることがあった。 本発明はこれらの技術課題に鑑みてなされたものである
。つまり接続端子の接続にあたっては端子を傷めること
なく、かつ端子同士のこすり合わせによる端子表面に設
けられた保護膜を削りとることもできるような最適な力
で電気的接続を行うことが可能であり、記録ヘッドの搭
載完了と同時に確実な記録ヘッドの位置決めが簡単な動
作で可能な記録ヘッド、該ヘッド用搭載部材、およびこ
れらを備えたインクジェット記録装置を提供することを
目的とする。 また、本発明は、インクジェット記録ヘッドとしてイン
クタンク一体型の記録ヘッドカートリッジをインクジェ
ット記録装置のキャリッジに対して正確に位置決めでき
るタンク一体型記録ヘッドカートリッジの提供と、該記
録ヘッドカートリッジをより確実に保持できるキャリッ
ジと、装置本体内に対して該カートリッジの記録ヘッド
が所望の状態に正確に保持することのできるヘッドカー
トリッジおよびキャリッジおよび装置本体を提供するこ
とに目的を有し、着脱可能な該ヘッド自体の位置決め部
および本体内のキャップを長寿命化できるようにするも
のである。 [課題を解決するための手段] そのため、本発明の第1の形態では、インクジェット記
録装置に対して着脱可能なインクタンク一体型記録ヘッ
ドカートリッジにおいて、インクタンクよりも前方に突
出したインク吐出用記録部と、記録装置に対しての記録
部の位置決め部とを有し、位置決め部は、記録部が位置
する側の端部同志を結んでなる境界と記録部側のカート
リッジ外面とが形成する空間の境界の内側に位置してい
ることを特徴とする。 本発明の第2の形態では、インクジェット記録装置に対
して着脱可能なインクタンク一体型記23え、記録←青
インク吐出用記録部と、インクタンクに密着するベース
プレートと、ベースプレート自体に設けられた素子記録
部の複数の位置決め用領域とを有し、位置決め領域をイ
ンクタンク一体型記録ヘッドカートリッジの記録装置本
体への位置決め部としたことを特徴とする。 本発明の第3の形態では、インクジェット記録装置のキ
ャリッジに対して着脱可能なインクタンク一体型記録ヘ
ッドカートリッジにおいて、カートリッジ本体の四部側
面に形成され、本体を搭載するキャリッジに設けられて
電力供給部に電気的に結合することで装置本体からの駆
動信号を受ける電極部と、カートリッジに一体に保持さ
れる記録部の周囲に設けられ、キャリッジ上の位置決め
用量は部に対して係合してキャリッジ内にカートリッジ
の記録部を位置決めする位置決め部と、キャリッジと摺
動することで、電極部の電力供給部に対しての電気的結
合を阻止すると共に位置決め部の位置決め用量は部に対
しての係合を阻止する阻止部と、を有し、阻止部がキャ
リッジとの凹凸係合状態となるとき、上記電気的接合と
上記係合とが許容されるようにしたことを特徴とする。 本発明の第4の形態では、着脱可能なインクジェット記
録ヘッドカートリッジを搭載するためのインクジェット
記録装置のキャリッジにおいて、カートリッジに設けら
れた記録部側の位置決め部を受ける位置決め用量は部と
、カートリッジの凹部に対して挿入され、凹部内の電極
部に電気的に結合するための電力供給部を備えた電極用
突出部と、カートリッジの装着に対してカートリッジと
相対的に摺動することで、位置決め部が位置決め用量は
部に係合することを阻止すると共に、電気的結合を阻止
する摺動部と、カートリッジと凹凸係合することで位置
決め部が位置決・め用量は部に係合することおよび電気
的接合を許容する係合量は部と、カートリッジの搭載位
置を維持する°ための保持手段とを有することを特徴と
する。 本発明の第5の形態では、インクジェット記録ヘッドに
対して密着してヘッドの記録部を覆うためのキャップを
備えたインクジェット記録装置において、上記キャップ
に対向する位置にインクジェット記録ヘッドカートリッ
ジを装着するための装着ポジションをもつキャリッジと
、ポジションにあるキャリッジに対してインクジェット
記録ヘッドカートリッジを装着する際、上記キャップに
対して上記カートリッジの記録部の接触を防止するべく
、キャップと記録部との間に間隙を維持しつつカートリ
ッジを案内する案内部、案内部の延長上にあって一キャ
リッジのカートリッジ位置決め領域にカートリッジが搭
載されるとほぼ同時に記録部のキャップへの密着を許容
するカートリッジに対する凹凸係合部、および凹凸係合
を弾性力を付与して確実にする弾性部を具備したカート
リッジ保持手段とを具えたことを特徴とする。 [作 用] 従来は、交換1着脱タイプの記録ヘッドカートリッジは
、カートリッジの外面であって、端部を含む位置に装置
本体への位置決め部を持っていたので、落下による損傷
やゴミ等の付着が生じて、本来の位置決め部が狂ってし
まうことがあった。 しかし、本発明の第1の形態によると、位置決め部を積
極的に保護できる空間内部に位置決め部を形成している
ので、操作上の不都合があって落下や端部汚れが生じて
も位置決めを正確に行えるようになった。 また、インクタンクと記録ヘッドとの一体化において、
本体へのカートリッジの位置決めはインクタンクを中心
に行われており、加えて記録ヘッド自体の位置決めをも
兼ねたもの、あるいは記録ヘッドの位置決め部をさらに
加えたものが考えられていたが、精度が悪いものであっ
たのに対し、本発明の第2の形態においては、カートリ
ッジと記録ヘッドの記録部との位置決めを記録ヘッドの
ベースプレートに関して行うようにしたので、高精度の
位置決めが達成できる。 さらに、本発明の第3のおよび第4の形態によれば、着
脱時のカートリッジの位置決め部、電極部の損傷を大幅
に減少でき、カートリッジに対するキャリッジ自体の損
傷も防止できる。結果として、位置決め精度が大幅に向
上できる。電極も凹部内にあるので電極保護効果と電極
に付着したゴ、ミ等による位置決め精度の低下も防止で
きる。 加えて、本発明の第5の形態によれば、キャップおよび
ヘッドの損傷を防止しつつ、カートリッジ装着時にはす
ばやくキャップ状態を確保してヘッドの吐出機能を維持
することができる。 以上の表現に該当するものおよび本発明実施例に説明さ
れる構成は、本発明に含まれるものである。なお、上記
構成における凹凸係合(部)は、一方が凸、他方が凹部
であれば、あるいは両者の組み合せであっても、いずれ
も本発明に含まれるものである。また本発明は、上記技
術思想の任意の構成の組み合せすべても含むものである
。 [実施例] 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。 第1図は本発明の一実施例に係るインクジェットプリン
タの模式的斜視図である。第2A図はそのプリンタに装
着されるインクタンク一体型記録ヘッドカートリッジ(
以下記録ヘッドという)を底面側より見た模式的斜視図
、第2B図は同じくこれを上面側より見た模式的斜視図
、第2C図は同じくこれの模式的底面図、第2D図は同
じくこれの模式的断面図である。第3A図はその記録ヘ
ッドを搭載する搭載部材としてのキャリッジの構成例を
示す模式的斜視図、第3B図および第3C図は、それぞ
れ、同じくその模式的上面図および模式的背面図である
。 これら図を用いて本発明の一実施例の概要を説明する。 まず第1図において記録ヘッドlOを搭載したキャリッ
ジ20が紙送りローラ60に沿ってガイド軸70により
案内され移動し記録媒体としての記録紙Pの表面に向け
てインクを吐出し、付着したインク滴により画像を形成
して記録を行う、30はキャリッジ2Gの例えばホーム
ポジションにある吐出回復装置であり、吐出口面を覆う
ことでこれを保護すると共に、吐出口近傍の乾燥を防止
し、インクが固着するのを防止するためのゴム等の弾性
体からなるキシツブ31と、キャップ31に弾性チュー
ブ32を介して連通ずる吸引ポンプ33とで構成されて
いる。そして、ポンプ33によりキャップ31内部を減
圧し吐出口よりインクおよび/または空気を吸引するこ
とで増粘インクや気泡等の吐出不良要因を除去し、イン
クの吐出状態を良好にすることができる。キャリッジ2
0は記録ヘッド10が記録を行っている時以外は非記録
位置としてのホームポジションにあり、吐出口はキャッ
プ31によって保護されるようになっている。そして、
本例では記録ヘッド10の着脱がかならずホームポジシ
ョンで行われるように構成する。 次に、第2A図〜第2D図を用いて本例に係る記録ヘッ
ド10の構成例について説明する。本例においては、記
録ヘッドlOは記録部たる記録ヘッドエレメント11と
インクタンク12とを一体として構成されている。 ここで、記録ヘッドエレメント11には、インクを吐出
するために利用されるエネルギを発生するエネルギ発生
手段として、通電に応じてインクに熱エネルギを作用さ
せる形態の電気熱変換体を用いた吐出部lidが設けら
れている。エネルギ発生手段としては他に電気機械変換
素子等も用いられるが、製造工程が簡単で製造費用も低
くなり、かつ吐出口ないしこれに連通ずる液路の高密度
集積化が可能であることから、本例では電気熱変換体を
用いた構成とし、複数の吐出口およびこれに連通した液
路を設けるとともに、各液路に電気熱変換体を配設しで
ある。 lieは電気熱変換体に記録画像に応じた駆動信号を供
給するための電極部を形成した接続端子であり、本例で
は例えば第2A図においてに一30mm。 Y−10mmの寸法を有してインクタンク12に開口さ
せたヘッドエレメント収容部lea内に配置されるよう
にして、接続端子lieがインク等によって汚染された
り、取扱い時に操作者の手などが触れて傷、摩耗、変形
、塵埃付着が生じたり、静電気によって電気熱変換体が
破壊されたりするのを防止している。 10bは後述するキャリッジ20に記録ヘッドlOを装
着する際の案内となる摺動部としてのガイド部材であり
、本例では張出し長ざL−3mm (第2C図参照)と
している。10cは第3A図〜第3C図につき後述する
キャリッジ20に回動可能に設けられた固定レバー40
と係合して記録ヘッドlOを固定するための付勢力の伝
達を受ける位置決め補助用突起部をなす固定ピンである
。なお、このビンは、ベースプレート13の後方にこれ
と一体に設けられていてもよく、これによると−層の精
度が確保される。 10d、lOeおよび10fは、後述するキャリッジ2
0の基準面と接することによって記録ヘッドlOをキャ
リッジ20の所定の位置に固定するために、第2A図〜
第2C図中、X方向、y方向および2方向それぞれの基
準面をなす位置決め部である。 これらx、y、z方向の各基準面10d、lOe、10
fは、本例では記録ヘッド10の吐出部lidの支持体
をなすベースプレート13に設けられており、はぼ直線
状に配置され、製造上゛、精度を確保しやすい配置とな
っている。また、これらは後述の取扱い時に操作者の手
等が触れにくい位置、すなわち吐出部lidの下側に設
けられて、傷や変形、塵埃付着が生じにくくなっている
。さらに、これら基準面を吐出部11dに近接したベー
スプレート13に設けたことによって、キャリッジ20
への装着時における吐出部lidの位置決め精度が良好
に確保される。すなわち、本例では吐出部lidが位置
する側の端部(第2A図、第2B図中a−g、j)同士
を結んで得られる境界と、記録ヘッド外面とが形成する
空間の境界の内側に位置決め部10d−1Ofを設けた
ことによって、操作上の不都合により落下や汚れが生じ
ても位置決めを正確に行えるようになる。なお、ベース
プレート13は、例えばへ1等で形成でき、電気熱変換
体の駆動に伴う記録ヘッドlOの昇温を抑制する放熱板
としても機能する。また、基準面1’Odをなす2つの
部分(第2B図参照)は記録ヘッド10の傾きを規制す
るためのものであり、スパン(間隔)が“本例ではIS
a+■以上であることが好ましく、そこで、本例では1
6smとした。しかしこれは装置の大きさにより適切な
値を選定することができる。また、傾きを規制すること
が問題でないのであれば、基準面ledは1つでもよい
。 第2D図を参照するに、インクタンク12から記録ヘッ
ドエレメント11側にインクを導入するためにエレメン
ト11より突設させた連通管11aは、インクタンク1
2の供給口12kを介して内部に侵入する。また、その
先端の導入口にはフィルタlidを設けてあり、これに
よりインクタンク110からの気泡等の侵入を阻止する
。 ヘッドエレメント11とインクタンク12とを接続する
に際しては、ヘッドエレメント11を第2D図の矢印A
に示す方向にインクタンク12に対して装着する。この
とき、ヘッドエレメント11に設けた突起11bのテー
パ面との係合に伴ってインクタンク12の開口12bを
設けである壁部は外側に押し広げケれるとともに、連通
管11aは供給口12に内に侵入して行く。 しかして、突起11bと開口12bとが完全に対向する
位置に至ると、壁部はそのばね性に上り元の位置に復帰
し、突起11bが開口12b内に嵌入して第2D図に示
す如き装着状態を得る。一方、連通管11aはその先端
の導入口がインクを含浸させた吸収体12aを圧接した
状態となり、良好なインク連通を得ることができるよう
になる。なお、第20図においで12sは供給口12に
部分のインク封止を確実に行うための封止材としてのO
リングである。 以上のような構成によれば、ヘッドエレメント11をイ
ンクタンク12に対して第2D図の矢印Aで示す方向に
押込むだけで接着等の工程を要することなく両者の接続
を行うことができる。また、ヘッドエレメント11側に
設けた連通管11aがインクタンク12内に侵入してそ
の先端がインク吸収体12aを圧接するようにしたので
、インク連通状態が確保されることになる。 なお、以上の構成ではヘッドエレメント側に突起11b
を設けるとともに、インクタンク12の壁部に開口12
bを設け、装着にあたっては壁部の撓みないし弾性を利
用して突起11bと開口12bとの係合がなされるよう
にしたが、この部分の構成は任意所′−に定めることが
できる0例えば、壁部に可撓性をもたせて形成するので
はなく、これが比較的剛であっても、突起11bをばね
等で支持して外方に突出する方向に付勢するようにし、
上述した装着の動作に伴って突起11bが内方に後退し
、開口12bとの対向時にばねの付勢力により開口12
bに嵌入するような構成であってもよい。 ところで、本例にあっては、ヘッドエレメント11は比
較的長く廻在するベースプレート13を一体にした構成
であるために、この部分を利用して位置決めを含む装着
動作を一層容易にすること、および装着状態を一層確実
にすることができる。 再び第2C図を参照するに、本例においてはインクタン
ク12のエレメント収容部leaに配設した突当て部材
12cの、ベースプレート13の後端fi13cが突当
る面をテーパ面に形成しである。そして、図示のような
突当った状態において突起11bと開口12bとの位置
合わせないしは連通管11aと開口12にとの位置合わ
せがなされるようにする。 すなわち、ヘッドエレメント11をインクタンク12に
装着するに際しては、まずベースプレート13の後端縁
13cを突当て部材12cのテーパ面に突当て、この状
態で第20図について前述したような動作を行うことに
より、ヘッドエレメント11とインクタンク12との接
続が行えることになる。また、突起11bの開口12b
への嵌入による両者の結合のみならず、ベースプレート
13の後端側13cが突当て部材12cのテーパ面によ
ってインクタンク12に押付けられることになるので、
装着状態が一層確実なものとなる。 さらに、このような突当て部の構成を採ることは、例え
ばこれを直角のカギ形に形成する場合に比して、加工精
度の点やパリによる位置孔れが生じにくい点で有利であ
る。 次に、第3A図〜第3C図を用いて本例に係るキャリッ
ジ20の構成について説明する。 これらの図において20aは記録ヘッドlOの接続端子
lieと接合する電力供給部たる接続端子、20bは記
録ヘッドlOを装着する際にガイド部材10bを案内し
、記録ヘッドlOを所定の位置へ案内するための摺動部
をなすガイドレールである。 20cは接続端子lieと20aとの接合時に適切な圧
接力(例えば1端子当り20〜50g)を与える弾性部
材であり、クロロブレンゴム、ウレタンゴム、モルトブ
レン等が適当な弾性率をもつことから好ましく用いられ
る。 40は記録ヘッド10をキャリッジ20に固定するため
の操作を行う固定レバーであり、軸41によフてキャリ
ッジ20に回動可能に軸支されている。そしてこの固定
レバー40は、記録ヘッド10の固定位置(第3C図中
実線で示す[A]の位置)では、記録ヘッド10に設け
た固定ビン10cを部分402の押圧面40aによって
第36図中C方向に、部分402の押圧面40bによっ
て同じくD方向にそれぞれ押圧し、記録ヘッド10を固
定位置に付勢する。また、装着に際しては、記録ヘッド
lOは固定レバー40の縁 下側〆4Qcによって第3B図中E方向に押圧される。 また、401はヘッド装着時にレバー40をキャリッジ
に固定させるための部分である。 20d、20eおよび20fは、記録ヘッドlOをキャ
リッジ20上の所定位置に位置決めするためのキャリッ
ジ20側の基準面をなす位置決め受は部であり、それぞ
れ、X方向、X方向および2方向の位置決め基準となる
。すなわち、X方向の位置決めはキャリッジ20のX方
向基準面20dと記録へラドlOのベースブレー)−1
3に設けたX方向基準面ledとが当接することによっ
て行われる。同様に、X方向の位置決めはキャリッジ2
0のX方向基準面20eと記録ヘッドlOのX方向基準
面10eとが当接し、また2方向の位置決めはキャリッ
ジ20のZ方向基準面20fと記録ヘッド10の2方向
基準面とが当接することによって行われる。 20gはX方向基準面10eと20eとを当接させるた
めに記録ヘッドlOを押圧する抑圧部である。 20hは2方向基準面10fと2Ofとを当接させるた
めに記録ヘッドlOを押圧する抑圧部であり、係合量は
部をなす。 また、第3Δ図において、50は装置本体の制御回路か
ら記録ヘッド10に駆動信号を伝達するため等に用いら
れるフレキシブルケーブルである。 第4図および第5図を用いて記録ヘッドlOのキャリッ
ジ20への装着動作を、主としてX方向および2方向に
関して説明する。 まず、記録ヘッド10をガイド部材10bがガイドレー
ル20bによって案内されるキャリッジlO上の所定位
置に設定し、この位置から装着を始める(第4図中[a
lの位置)。 本例では、装着動作は吐出口面がキャップ31に対向す
るホームポジションで行われるが、このとき、ガイド部
材10bの張出しL−3mm(第2C図参照)によって
記録ヘッドlOの吐出口面10i とキャップ31との
間には所定距mfl (本例では2m5)が確保され、
記録ヘッドlOがキャップ31に接触してしまう不都合
を防止できる。 記録ヘッドlOをそのガイド部材10bがガイドレール
20bに案内された状態で下方にスライドさせて行くと
、記録ヘッドlOは第4図中[blで示す位置まで装着
される。このとき、記録ヘッド10の後端側は抑圧部2
0gの上端で係止された状態となり、それ以上の装着が
一旦阻止される。 この状態で固定レバー40を第3C図中破線で示し図参
照)により記録ヘッド10は第4図中E方向(X方向)
に押出されるとともに、押圧面40bの押圧力によって
第3C図中り方向に押下される。これによって記録ヘッ
ドlOの後端は押圧部20gを乗り越え、第4図中[C
]で示す位置に設定されて記録ヘッド10の装着動作が
完了する。 このとき、第4図および第5図に示すよう、に、記録ヘ
ッドlOにはガイド部材10bを介して抑圧部20hよ
り力PIが作用してキャリッジ底面側へ記録ヘッド先端
部が弾性的に押圧される。また、力P 11がヘッド前
面より後端方向に作用する(第3B図参照)とともに、
記録ヘッド後端側を介して押圧部20gより力P2が作
用して記録ヘッド1Gがキャップ31側へ弾性的に押圧
される。これにより、記録ヘッドlOのベースプレート
13のX方向基準面10eおよび2方向基準而10fと
、キャリッジ20のX方向基準面20eおよび2方向基
準面20fとがそれぞれ当接し、記録ヘッド1◎のX方
向およびz方向に関した位置決めがなされることになる
。 次に、第6A図、第6B図および第7図を用いて、記録
ヘッド10のキャリッジ20への装着動作を、主として
X方向に関して説明する。 第6A図に示すように、固定レバー4oの操作に伴って
その押圧面40aが固定ビン10cに係合し、C方向の
付勢力を作用させる。一方、固定ビン10cには押圧面
40bによってD方向(第3c図参照)の力が作用する
とともに、記録ヘッド1oの後端よりE方向の力が作用
する。このE方向の力の作用によって記録ヘッド10は
X方向に移動し、第6B図に示すようにX方向の位置決
め基準面ledを設けたベースプレート13の部分がキ
ャリッジ20め位置決め基準面20dを設けた部分のテ
ーバ面20dに乗り上げて行き、装着完了時には両基準
面lod。 20dが当接して記録ヘッドlOのX方向の位置決めが
なされることになる。 このとき、記録ヘッドlOには固定ビンIncおよびX
方向基準面10dを介してキャリッジ2G側より力が作
用するので、接続端子tteと26aとが押圧された状
態で接触することになる。 ここで、接続端子lieと20aとの接続に至る過程を
第7図を用いて説明する。なお、図中[al〜[C]の
状態は第4図における記録ヘッド1’(1の[al〜[
clの状態にそれぞれ対応する。 まず、第4図の[alの状態から[blの状態に至る過
程では、端子11e、20aは第7図中[alで示す位
置関係にあり、接触はしていない。 第4図の[blの状態から[C]の状態への過程、すな
わち固定レバー40を操作するに従って第7図中[bl
で示す状態となり、端子11e、20a同士が接触し始
める。これと同時に端子11’eは、記録ヘッド10の
E方向への移動に伴りて、端子20a上を同方向に摺動
して行く、従って、この過程で、接続端子上にインク汚
れによる被膜や異物が存在したり保護膜が設けられてい
ても、これらが削り取られて接触面がリフレッシュされ
ることになる。また、当該摺動は対応する端子同士でそ
の接続位置近傍でのみ行われるので、端子を傷める危険
性を著しく低減できることになる。 しかして、第4歯中[C]のように装着が完了すると、
端子11e、20aは第7図中[C1の状態となり、所
定の位置で良好な接続状態が得られる。 また、このとき吐出部11dの吐出面ははじめてキャッ
プ31に接合し、装着過程における両者の損傷を防止で
きるとともに、装着後の速やかな吐出面の保護が行える
ことになる。 [発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、接続端子の接続
にあたっては、端子を傷めることなく、かつその表面を
リフレッシュすることもできる最適な力で電気的接続を
行うことが可能であるとともに、当該接続を含む記録ヘ
ッドの装着が簡単な動作で可能となり、しかもその完了
時には記録ヘッドの確実な位置決めおよび吐出部の保護
も行われることになる。
インクを収容するインクタンクとインクを吐出する機能
を持つ記録ヘッドエレメントとが一体となったインクジ
ェット記録ヘッドを使用する魁のが知られている。 このような記録ヘッドを記録装置側のキャリッジに搭載
するにあたっては、インクを紙等の記録媒体の適切な位
置に正確に付着させ記録を行うことと、記録信号を伝達
するための接続端子を適切に接続させなければならない
ことから、記録ヘッドを適切な位置に固定して装着する
必要があった。 記録ヘッドの装着方法を大別すると、キャリッジの上方
や後方から記録ヘッドを平行または回転させて装着する
方法や、キャリッジに所定の方向から記録ヘッドを入れ
た後固定用のレバーなどを操作して適切な位置へ記録ヘ
ッドを圧接し固定する方法があった。 ?!単に装着を行う例として第8A図のような構成があ
る。 101はインクタンク一体型の記録ヘッドであり
、底面に複数の電気バッドillを有する接続端子10
1aと前面に記録ヘッドエレメント101cのインク吐
出口面101bとが設けられている。キャリッジ102
には、記録信号を記録ヘッドに伝達するための接続端子
102aが設けられている。ここで102aは複数の電
気バッド112から構成されている。104はキャリッ
ジ102の移動を案内するガイド軸である。このように
記録ヘッドをキャリッジの上方λら装着する場合には、
着脱は非常に容易であるが、接続端子101a、102
a同士が装着の際にまったく擦れないので接続端子の間
にインク汚れによる被膜や異物が介在すると接続不良を
起こすことがあった。また、未使用の記録ヘッドに接続
端子保護のために極薄い絶縁性保護膜121が設けられ
る構成を採ろうとすると、このような装着方法の場合に
は保護膜を削りとって接続を確実にする作用がなく、信
号端子の接続方法としては決して最適な例とは言えなか
った。 ところで、未使用の記録ヘッドを搭載し使用を開始する
にあたっては、吐出回復装置等により、直ちにインクを
良好に吐出で台る状態にする必要がある。そこで本発明
者らは、記録ヘッドの記録待機位置となるホームボジシ
日ンにおいて記録ヘッドを着脱すること、好ましくは、
記録ヘッドの搭載が完了し・た時点でキャップにより吐
出口を保護することを考えた。 第8B図は、上記者えに基いた例として、記録ヘッドを
キャリッジの後方から装着するものである、第7八図同
様101は記録ヘッド、102はキャリッジである。こ
こで103は記録ヘッドの吐出口を保護し、インク固着
を防ぐキャップを備えた吐出回復装置である。記録ヘッ
ド101をキャリッジ102の後方から矢印の方向へ挿
入することによって記録へラド101の装置を行うこと
で、固定された位置で記録ヘッド101はキャッピング
され、接続端子101a、102aは正しく接続される
構成である。しかしながら、このような方法では装着時
に接続端子がそれぞれ、次々と擦れていくことになる。 特に、吐出口側にある記録ヘッド101の接続端子の電
極パッドはキャリッジ102の電極パッド全てと擦れる
ことになる。従って、端子の一部または全部をかなり傷
め、電気信号を伝えることができず吐出不要を引き起す
ことも考えられる。 そこでさらに、第8C図のように記録ヘッド101を回
転させて装置する方法も考えたが、このような構成では
記録ヘッド101の前面となる吐出口面が形成された面
(以下吐出口面という)lOlbを装着後の定位値より
大きく前に出してから装着しなければならない。すると
、キャリッジ前方に大きな空間を必要とするが、良好な
インク吐出を考えると、記録ヘッドと記録媒体との間は
大きくとも3.0aa+以下が望ましく、このような構
成を取ることは難しい、また、ホームポジションで搭載
するとしてもキャップと大きく干渉し合うことが避けら
れないため、不都合が生ずることがあった。 本発明はこれらの技術課題に鑑みてなされたものである
。つまり接続端子の接続にあたっては端子を傷めること
なく、かつ端子同士のこすり合わせによる端子表面に設
けられた保護膜を削りとることもできるような最適な力
で電気的接続を行うことが可能であり、記録ヘッドの搭
載完了と同時に確実な記録ヘッドの位置決めが簡単な動
作で可能な記録ヘッド、該ヘッド用搭載部材、およびこ
れらを備えたインクジェット記録装置を提供することを
目的とする。 また、本発明は、インクジェット記録ヘッドとしてイン
クタンク一体型の記録ヘッドカートリッジをインクジェ
ット記録装置のキャリッジに対して正確に位置決めでき
るタンク一体型記録ヘッドカートリッジの提供と、該記
録ヘッドカートリッジをより確実に保持できるキャリッ
ジと、装置本体内に対して該カートリッジの記録ヘッド
が所望の状態に正確に保持することのできるヘッドカー
トリッジおよびキャリッジおよび装置本体を提供するこ
とに目的を有し、着脱可能な該ヘッド自体の位置決め部
および本体内のキャップを長寿命化できるようにするも
のである。 [課題を解決するための手段] そのため、本発明の第1の形態では、インクジェット記
録装置に対して着脱可能なインクタンク一体型記録ヘッ
ドカートリッジにおいて、インクタンクよりも前方に突
出したインク吐出用記録部と、記録装置に対しての記録
部の位置決め部とを有し、位置決め部は、記録部が位置
する側の端部同志を結んでなる境界と記録部側のカート
リッジ外面とが形成する空間の境界の内側に位置してい
ることを特徴とする。 本発明の第2の形態では、インクジェット記録装置に対
して着脱可能なインクタンク一体型記23え、記録←青
インク吐出用記録部と、インクタンクに密着するベース
プレートと、ベースプレート自体に設けられた素子記録
部の複数の位置決め用領域とを有し、位置決め領域をイ
ンクタンク一体型記録ヘッドカートリッジの記録装置本
体への位置決め部としたことを特徴とする。 本発明の第3の形態では、インクジェット記録装置のキ
ャリッジに対して着脱可能なインクタンク一体型記録ヘ
ッドカートリッジにおいて、カートリッジ本体の四部側
面に形成され、本体を搭載するキャリッジに設けられて
電力供給部に電気的に結合することで装置本体からの駆
動信号を受ける電極部と、カートリッジに一体に保持さ
れる記録部の周囲に設けられ、キャリッジ上の位置決め
用量は部に対して係合してキャリッジ内にカートリッジ
の記録部を位置決めする位置決め部と、キャリッジと摺
動することで、電極部の電力供給部に対しての電気的結
合を阻止すると共に位置決め部の位置決め用量は部に対
しての係合を阻止する阻止部と、を有し、阻止部がキャ
リッジとの凹凸係合状態となるとき、上記電気的接合と
上記係合とが許容されるようにしたことを特徴とする。 本発明の第4の形態では、着脱可能なインクジェット記
録ヘッドカートリッジを搭載するためのインクジェット
記録装置のキャリッジにおいて、カートリッジに設けら
れた記録部側の位置決め部を受ける位置決め用量は部と
、カートリッジの凹部に対して挿入され、凹部内の電極
部に電気的に結合するための電力供給部を備えた電極用
突出部と、カートリッジの装着に対してカートリッジと
相対的に摺動することで、位置決め部が位置決め用量は
部に係合することを阻止すると共に、電気的結合を阻止
する摺動部と、カートリッジと凹凸係合することで位置
決め部が位置決・め用量は部に係合することおよび電気
的接合を許容する係合量は部と、カートリッジの搭載位
置を維持する°ための保持手段とを有することを特徴と
する。 本発明の第5の形態では、インクジェット記録ヘッドに
対して密着してヘッドの記録部を覆うためのキャップを
備えたインクジェット記録装置において、上記キャップ
に対向する位置にインクジェット記録ヘッドカートリッ
ジを装着するための装着ポジションをもつキャリッジと
、ポジションにあるキャリッジに対してインクジェット
記録ヘッドカートリッジを装着する際、上記キャップに
対して上記カートリッジの記録部の接触を防止するべく
、キャップと記録部との間に間隙を維持しつつカートリ
ッジを案内する案内部、案内部の延長上にあって一キャ
リッジのカートリッジ位置決め領域にカートリッジが搭
載されるとほぼ同時に記録部のキャップへの密着を許容
するカートリッジに対する凹凸係合部、および凹凸係合
を弾性力を付与して確実にする弾性部を具備したカート
リッジ保持手段とを具えたことを特徴とする。 [作 用] 従来は、交換1着脱タイプの記録ヘッドカートリッジは
、カートリッジの外面であって、端部を含む位置に装置
本体への位置決め部を持っていたので、落下による損傷
やゴミ等の付着が生じて、本来の位置決め部が狂ってし
まうことがあった。 しかし、本発明の第1の形態によると、位置決め部を積
極的に保護できる空間内部に位置決め部を形成している
ので、操作上の不都合があって落下や端部汚れが生じて
も位置決めを正確に行えるようになった。 また、インクタンクと記録ヘッドとの一体化において、
本体へのカートリッジの位置決めはインクタンクを中心
に行われており、加えて記録ヘッド自体の位置決めをも
兼ねたもの、あるいは記録ヘッドの位置決め部をさらに
加えたものが考えられていたが、精度が悪いものであっ
たのに対し、本発明の第2の形態においては、カートリ
ッジと記録ヘッドの記録部との位置決めを記録ヘッドの
ベースプレートに関して行うようにしたので、高精度の
位置決めが達成できる。 さらに、本発明の第3のおよび第4の形態によれば、着
脱時のカートリッジの位置決め部、電極部の損傷を大幅
に減少でき、カートリッジに対するキャリッジ自体の損
傷も防止できる。結果として、位置決め精度が大幅に向
上できる。電極も凹部内にあるので電極保護効果と電極
に付着したゴ、ミ等による位置決め精度の低下も防止で
きる。 加えて、本発明の第5の形態によれば、キャップおよび
ヘッドの損傷を防止しつつ、カートリッジ装着時にはす
ばやくキャップ状態を確保してヘッドの吐出機能を維持
することができる。 以上の表現に該当するものおよび本発明実施例に説明さ
れる構成は、本発明に含まれるものである。なお、上記
構成における凹凸係合(部)は、一方が凸、他方が凹部
であれば、あるいは両者の組み合せであっても、いずれ
も本発明に含まれるものである。また本発明は、上記技
術思想の任意の構成の組み合せすべても含むものである
。 [実施例] 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。 第1図は本発明の一実施例に係るインクジェットプリン
タの模式的斜視図である。第2A図はそのプリンタに装
着されるインクタンク一体型記録ヘッドカートリッジ(
以下記録ヘッドという)を底面側より見た模式的斜視図
、第2B図は同じくこれを上面側より見た模式的斜視図
、第2C図は同じくこれの模式的底面図、第2D図は同
じくこれの模式的断面図である。第3A図はその記録ヘ
ッドを搭載する搭載部材としてのキャリッジの構成例を
示す模式的斜視図、第3B図および第3C図は、それぞ
れ、同じくその模式的上面図および模式的背面図である
。 これら図を用いて本発明の一実施例の概要を説明する。 まず第1図において記録ヘッドlOを搭載したキャリッ
ジ20が紙送りローラ60に沿ってガイド軸70により
案内され移動し記録媒体としての記録紙Pの表面に向け
てインクを吐出し、付着したインク滴により画像を形成
して記録を行う、30はキャリッジ2Gの例えばホーム
ポジションにある吐出回復装置であり、吐出口面を覆う
ことでこれを保護すると共に、吐出口近傍の乾燥を防止
し、インクが固着するのを防止するためのゴム等の弾性
体からなるキシツブ31と、キャップ31に弾性チュー
ブ32を介して連通ずる吸引ポンプ33とで構成されて
いる。そして、ポンプ33によりキャップ31内部を減
圧し吐出口よりインクおよび/または空気を吸引するこ
とで増粘インクや気泡等の吐出不良要因を除去し、イン
クの吐出状態を良好にすることができる。キャリッジ2
0は記録ヘッド10が記録を行っている時以外は非記録
位置としてのホームポジションにあり、吐出口はキャッ
プ31によって保護されるようになっている。そして、
本例では記録ヘッド10の着脱がかならずホームポジシ
ョンで行われるように構成する。 次に、第2A図〜第2D図を用いて本例に係る記録ヘッ
ド10の構成例について説明する。本例においては、記
録ヘッドlOは記録部たる記録ヘッドエレメント11と
インクタンク12とを一体として構成されている。 ここで、記録ヘッドエレメント11には、インクを吐出
するために利用されるエネルギを発生するエネルギ発生
手段として、通電に応じてインクに熱エネルギを作用さ
せる形態の電気熱変換体を用いた吐出部lidが設けら
れている。エネルギ発生手段としては他に電気機械変換
素子等も用いられるが、製造工程が簡単で製造費用も低
くなり、かつ吐出口ないしこれに連通ずる液路の高密度
集積化が可能であることから、本例では電気熱変換体を
用いた構成とし、複数の吐出口およびこれに連通した液
路を設けるとともに、各液路に電気熱変換体を配設しで
ある。 lieは電気熱変換体に記録画像に応じた駆動信号を供
給するための電極部を形成した接続端子であり、本例で
は例えば第2A図においてに一30mm。 Y−10mmの寸法を有してインクタンク12に開口さ
せたヘッドエレメント収容部lea内に配置されるよう
にして、接続端子lieがインク等によって汚染された
り、取扱い時に操作者の手などが触れて傷、摩耗、変形
、塵埃付着が生じたり、静電気によって電気熱変換体が
破壊されたりするのを防止している。 10bは後述するキャリッジ20に記録ヘッドlOを装
着する際の案内となる摺動部としてのガイド部材であり
、本例では張出し長ざL−3mm (第2C図参照)と
している。10cは第3A図〜第3C図につき後述する
キャリッジ20に回動可能に設けられた固定レバー40
と係合して記録ヘッドlOを固定するための付勢力の伝
達を受ける位置決め補助用突起部をなす固定ピンである
。なお、このビンは、ベースプレート13の後方にこれ
と一体に設けられていてもよく、これによると−層の精
度が確保される。 10d、lOeおよび10fは、後述するキャリッジ2
0の基準面と接することによって記録ヘッドlOをキャ
リッジ20の所定の位置に固定するために、第2A図〜
第2C図中、X方向、y方向および2方向それぞれの基
準面をなす位置決め部である。 これらx、y、z方向の各基準面10d、lOe、10
fは、本例では記録ヘッド10の吐出部lidの支持体
をなすベースプレート13に設けられており、はぼ直線
状に配置され、製造上゛、精度を確保しやすい配置とな
っている。また、これらは後述の取扱い時に操作者の手
等が触れにくい位置、すなわち吐出部lidの下側に設
けられて、傷や変形、塵埃付着が生じにくくなっている
。さらに、これら基準面を吐出部11dに近接したベー
スプレート13に設けたことによって、キャリッジ20
への装着時における吐出部lidの位置決め精度が良好
に確保される。すなわち、本例では吐出部lidが位置
する側の端部(第2A図、第2B図中a−g、j)同士
を結んで得られる境界と、記録ヘッド外面とが形成する
空間の境界の内側に位置決め部10d−1Ofを設けた
ことによって、操作上の不都合により落下や汚れが生じ
ても位置決めを正確に行えるようになる。なお、ベース
プレート13は、例えばへ1等で形成でき、電気熱変換
体の駆動に伴う記録ヘッドlOの昇温を抑制する放熱板
としても機能する。また、基準面1’Odをなす2つの
部分(第2B図参照)は記録ヘッド10の傾きを規制す
るためのものであり、スパン(間隔)が“本例ではIS
a+■以上であることが好ましく、そこで、本例では1
6smとした。しかしこれは装置の大きさにより適切な
値を選定することができる。また、傾きを規制すること
が問題でないのであれば、基準面ledは1つでもよい
。 第2D図を参照するに、インクタンク12から記録ヘッ
ドエレメント11側にインクを導入するためにエレメン
ト11より突設させた連通管11aは、インクタンク1
2の供給口12kを介して内部に侵入する。また、その
先端の導入口にはフィルタlidを設けてあり、これに
よりインクタンク110からの気泡等の侵入を阻止する
。 ヘッドエレメント11とインクタンク12とを接続する
に際しては、ヘッドエレメント11を第2D図の矢印A
に示す方向にインクタンク12に対して装着する。この
とき、ヘッドエレメント11に設けた突起11bのテー
パ面との係合に伴ってインクタンク12の開口12bを
設けである壁部は外側に押し広げケれるとともに、連通
管11aは供給口12に内に侵入して行く。 しかして、突起11bと開口12bとが完全に対向する
位置に至ると、壁部はそのばね性に上り元の位置に復帰
し、突起11bが開口12b内に嵌入して第2D図に示
す如き装着状態を得る。一方、連通管11aはその先端
の導入口がインクを含浸させた吸収体12aを圧接した
状態となり、良好なインク連通を得ることができるよう
になる。なお、第20図においで12sは供給口12に
部分のインク封止を確実に行うための封止材としてのO
リングである。 以上のような構成によれば、ヘッドエレメント11をイ
ンクタンク12に対して第2D図の矢印Aで示す方向に
押込むだけで接着等の工程を要することなく両者の接続
を行うことができる。また、ヘッドエレメント11側に
設けた連通管11aがインクタンク12内に侵入してそ
の先端がインク吸収体12aを圧接するようにしたので
、インク連通状態が確保されることになる。 なお、以上の構成ではヘッドエレメント側に突起11b
を設けるとともに、インクタンク12の壁部に開口12
bを設け、装着にあたっては壁部の撓みないし弾性を利
用して突起11bと開口12bとの係合がなされるよう
にしたが、この部分の構成は任意所′−に定めることが
できる0例えば、壁部に可撓性をもたせて形成するので
はなく、これが比較的剛であっても、突起11bをばね
等で支持して外方に突出する方向に付勢するようにし、
上述した装着の動作に伴って突起11bが内方に後退し
、開口12bとの対向時にばねの付勢力により開口12
bに嵌入するような構成であってもよい。 ところで、本例にあっては、ヘッドエレメント11は比
較的長く廻在するベースプレート13を一体にした構成
であるために、この部分を利用して位置決めを含む装着
動作を一層容易にすること、および装着状態を一層確実
にすることができる。 再び第2C図を参照するに、本例においてはインクタン
ク12のエレメント収容部leaに配設した突当て部材
12cの、ベースプレート13の後端fi13cが突当
る面をテーパ面に形成しである。そして、図示のような
突当った状態において突起11bと開口12bとの位置
合わせないしは連通管11aと開口12にとの位置合わ
せがなされるようにする。 すなわち、ヘッドエレメント11をインクタンク12に
装着するに際しては、まずベースプレート13の後端縁
13cを突当て部材12cのテーパ面に突当て、この状
態で第20図について前述したような動作を行うことに
より、ヘッドエレメント11とインクタンク12との接
続が行えることになる。また、突起11bの開口12b
への嵌入による両者の結合のみならず、ベースプレート
13の後端側13cが突当て部材12cのテーパ面によ
ってインクタンク12に押付けられることになるので、
装着状態が一層確実なものとなる。 さらに、このような突当て部の構成を採ることは、例え
ばこれを直角のカギ形に形成する場合に比して、加工精
度の点やパリによる位置孔れが生じにくい点で有利であ
る。 次に、第3A図〜第3C図を用いて本例に係るキャリッ
ジ20の構成について説明する。 これらの図において20aは記録ヘッドlOの接続端子
lieと接合する電力供給部たる接続端子、20bは記
録ヘッドlOを装着する際にガイド部材10bを案内し
、記録ヘッドlOを所定の位置へ案内するための摺動部
をなすガイドレールである。 20cは接続端子lieと20aとの接合時に適切な圧
接力(例えば1端子当り20〜50g)を与える弾性部
材であり、クロロブレンゴム、ウレタンゴム、モルトブ
レン等が適当な弾性率をもつことから好ましく用いられ
る。 40は記録ヘッド10をキャリッジ20に固定するため
の操作を行う固定レバーであり、軸41によフてキャリ
ッジ20に回動可能に軸支されている。そしてこの固定
レバー40は、記録ヘッド10の固定位置(第3C図中
実線で示す[A]の位置)では、記録ヘッド10に設け
た固定ビン10cを部分402の押圧面40aによって
第36図中C方向に、部分402の押圧面40bによっ
て同じくD方向にそれぞれ押圧し、記録ヘッド10を固
定位置に付勢する。また、装着に際しては、記録ヘッド
lOは固定レバー40の縁 下側〆4Qcによって第3B図中E方向に押圧される。 また、401はヘッド装着時にレバー40をキャリッジ
に固定させるための部分である。 20d、20eおよび20fは、記録ヘッドlOをキャ
リッジ20上の所定位置に位置決めするためのキャリッ
ジ20側の基準面をなす位置決め受は部であり、それぞ
れ、X方向、X方向および2方向の位置決め基準となる
。すなわち、X方向の位置決めはキャリッジ20のX方
向基準面20dと記録へラドlOのベースブレー)−1
3に設けたX方向基準面ledとが当接することによっ
て行われる。同様に、X方向の位置決めはキャリッジ2
0のX方向基準面20eと記録ヘッドlOのX方向基準
面10eとが当接し、また2方向の位置決めはキャリッ
ジ20のZ方向基準面20fと記録ヘッド10の2方向
基準面とが当接することによって行われる。 20gはX方向基準面10eと20eとを当接させるた
めに記録ヘッドlOを押圧する抑圧部である。 20hは2方向基準面10fと2Ofとを当接させるた
めに記録ヘッドlOを押圧する抑圧部であり、係合量は
部をなす。 また、第3Δ図において、50は装置本体の制御回路か
ら記録ヘッド10に駆動信号を伝達するため等に用いら
れるフレキシブルケーブルである。 第4図および第5図を用いて記録ヘッドlOのキャリッ
ジ20への装着動作を、主としてX方向および2方向に
関して説明する。 まず、記録ヘッド10をガイド部材10bがガイドレー
ル20bによって案内されるキャリッジlO上の所定位
置に設定し、この位置から装着を始める(第4図中[a
lの位置)。 本例では、装着動作は吐出口面がキャップ31に対向す
るホームポジションで行われるが、このとき、ガイド部
材10bの張出しL−3mm(第2C図参照)によって
記録ヘッドlOの吐出口面10i とキャップ31との
間には所定距mfl (本例では2m5)が確保され、
記録ヘッドlOがキャップ31に接触してしまう不都合
を防止できる。 記録ヘッドlOをそのガイド部材10bがガイドレール
20bに案内された状態で下方にスライドさせて行くと
、記録ヘッドlOは第4図中[blで示す位置まで装着
される。このとき、記録ヘッド10の後端側は抑圧部2
0gの上端で係止された状態となり、それ以上の装着が
一旦阻止される。 この状態で固定レバー40を第3C図中破線で示し図参
照)により記録ヘッド10は第4図中E方向(X方向)
に押出されるとともに、押圧面40bの押圧力によって
第3C図中り方向に押下される。これによって記録ヘッ
ドlOの後端は押圧部20gを乗り越え、第4図中[C
]で示す位置に設定されて記録ヘッド10の装着動作が
完了する。 このとき、第4図および第5図に示すよう、に、記録ヘ
ッドlOにはガイド部材10bを介して抑圧部20hよ
り力PIが作用してキャリッジ底面側へ記録ヘッド先端
部が弾性的に押圧される。また、力P 11がヘッド前
面より後端方向に作用する(第3B図参照)とともに、
記録ヘッド後端側を介して押圧部20gより力P2が作
用して記録ヘッド1Gがキャップ31側へ弾性的に押圧
される。これにより、記録ヘッドlOのベースプレート
13のX方向基準面10eおよび2方向基準而10fと
、キャリッジ20のX方向基準面20eおよび2方向基
準面20fとがそれぞれ当接し、記録ヘッド1◎のX方
向およびz方向に関した位置決めがなされることになる
。 次に、第6A図、第6B図および第7図を用いて、記録
ヘッド10のキャリッジ20への装着動作を、主として
X方向に関して説明する。 第6A図に示すように、固定レバー4oの操作に伴って
その押圧面40aが固定ビン10cに係合し、C方向の
付勢力を作用させる。一方、固定ビン10cには押圧面
40bによってD方向(第3c図参照)の力が作用する
とともに、記録ヘッド1oの後端よりE方向の力が作用
する。このE方向の力の作用によって記録ヘッド10は
X方向に移動し、第6B図に示すようにX方向の位置決
め基準面ledを設けたベースプレート13の部分がキ
ャリッジ20め位置決め基準面20dを設けた部分のテ
ーバ面20dに乗り上げて行き、装着完了時には両基準
面lod。 20dが当接して記録ヘッドlOのX方向の位置決めが
なされることになる。 このとき、記録ヘッドlOには固定ビンIncおよびX
方向基準面10dを介してキャリッジ2G側より力が作
用するので、接続端子tteと26aとが押圧された状
態で接触することになる。 ここで、接続端子lieと20aとの接続に至る過程を
第7図を用いて説明する。なお、図中[al〜[C]の
状態は第4図における記録ヘッド1’(1の[al〜[
clの状態にそれぞれ対応する。 まず、第4図の[alの状態から[blの状態に至る過
程では、端子11e、20aは第7図中[alで示す位
置関係にあり、接触はしていない。 第4図の[blの状態から[C]の状態への過程、すな
わち固定レバー40を操作するに従って第7図中[bl
で示す状態となり、端子11e、20a同士が接触し始
める。これと同時に端子11’eは、記録ヘッド10の
E方向への移動に伴りて、端子20a上を同方向に摺動
して行く、従って、この過程で、接続端子上にインク汚
れによる被膜や異物が存在したり保護膜が設けられてい
ても、これらが削り取られて接触面がリフレッシュされ
ることになる。また、当該摺動は対応する端子同士でそ
の接続位置近傍でのみ行われるので、端子を傷める危険
性を著しく低減できることになる。 しかして、第4歯中[C]のように装着が完了すると、
端子11e、20aは第7図中[C1の状態となり、所
定の位置で良好な接続状態が得られる。 また、このとき吐出部11dの吐出面ははじめてキャッ
プ31に接合し、装着過程における両者の損傷を防止で
きるとともに、装着後の速やかな吐出面の保護が行える
ことになる。 [発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、接続端子の接続
にあたっては、端子を傷めることなく、かつその表面を
リフレッシュすることもできる最適な力で電気的接続を
行うことが可能であるとともに、当該接続を含む記録ヘ
ッドの装着が簡単な動作で可能となり、しかもその完了
時には記録ヘッドの確実な位置決めおよび吐出部の保護
も行われることになる。
第1図は本発明の一実施例に係るインクジェットプリン
タの斜視図、 第2八図、第2B図、第2C図および第2D図は、それ
ぞれ、第1図示のプリンタに装着される記録ヘッドの底
面側より見た斜視図、上面側より見た斜視図、底面図お
よび断面図、 第3A図、第3B図および第3C図は、それぞれ、その
記録ヘッドを塔載するキャリッジの構成例を示す斜視図
、上面図および背面図、 第4図、第5図、第6A図、第6B図および第7図、は
実施例に係る記録ヘッドをキャリッジに装着する際の動
作を説明するための説明図、 第8A図〜第8C図は従来の記録ヘッドのキャリッジに
対する取付方法の3例を示す模式図である。 lO・・・記録ヘッド、 10a・・・ヘッドエレメント収容部、10b・・・ガ
イド部材、 10c・・・固定ビン、 10d−1Of・・・位置決め基準面、11・・・記録
ヘッドエレメント、 11a・・・連通管、 11b・・・突起、 lid・・・吐出部、 lie・・・接続端子、 12・・・インクタンク、 12a・・・インク吸収体、 12b・・・開口、 12c・・・突当て部材、 13・・・ベースプレート、 20・・・キャリッジ、 20a・・・接続端子、 20b・・・ガイドレール、 20c・・・弾性部材、 20d〜20f・・・位置決め基準面、208.20h
・・・押圧部、 31・・・キャップ・ 40・・・固定レバー 40a、40b ・・・押圧面、 40c・・・固定レバー側面、 41・・・軸、 50・・・フレキシブルケーブル、 70・・・ガイド軸。 第2C図 第3A図 第2D図 第3B図 第5図 一一一」 第4図 第7図 第8B図 第8C図 手続補正書 (方式) %式% 1、事件の表示 特願平1−8076号 2、発明・の名称 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (100)キャッジ株式会社 4、代理人 住所刊07 東京都港区赤坂5丁目1番31号 (発送臼 平成1年4月25日) 6、補正の対象 図面全図 7、補正の内容 図面全図を別紙の通り補正する。
タの斜視図、 第2八図、第2B図、第2C図および第2D図は、それ
ぞれ、第1図示のプリンタに装着される記録ヘッドの底
面側より見た斜視図、上面側より見た斜視図、底面図お
よび断面図、 第3A図、第3B図および第3C図は、それぞれ、その
記録ヘッドを塔載するキャリッジの構成例を示す斜視図
、上面図および背面図、 第4図、第5図、第6A図、第6B図および第7図、は
実施例に係る記録ヘッドをキャリッジに装着する際の動
作を説明するための説明図、 第8A図〜第8C図は従来の記録ヘッドのキャリッジに
対する取付方法の3例を示す模式図である。 lO・・・記録ヘッド、 10a・・・ヘッドエレメント収容部、10b・・・ガ
イド部材、 10c・・・固定ビン、 10d−1Of・・・位置決め基準面、11・・・記録
ヘッドエレメント、 11a・・・連通管、 11b・・・突起、 lid・・・吐出部、 lie・・・接続端子、 12・・・インクタンク、 12a・・・インク吸収体、 12b・・・開口、 12c・・・突当て部材、 13・・・ベースプレート、 20・・・キャリッジ、 20a・・・接続端子、 20b・・・ガイドレール、 20c・・・弾性部材、 20d〜20f・・・位置決め基準面、208.20h
・・・押圧部、 31・・・キャップ・ 40・・・固定レバー 40a、40b ・・・押圧面、 40c・・・固定レバー側面、 41・・・軸、 50・・・フレキシブルケーブル、 70・・・ガイド軸。 第2C図 第3A図 第2D図 第3B図 第5図 一一一」 第4図 第7図 第8B図 第8C図 手続補正書 (方式) %式% 1、事件の表示 特願平1−8076号 2、発明・の名称 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (100)キャッジ株式会社 4、代理人 住所刊07 東京都港区赤坂5丁目1番31号 (発送臼 平成1年4月25日) 6、補正の対象 図面全図 7、補正の内容 図面全図を別紙の通り補正する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)インクジェット記録装置に対して着脱可能なインク
タンク一体型記録ヘッドカートリッジにおいて、 インクタンクよりも前方に突出したインク吐出用記録部
と、記録装置に対しての前記記録部の位置決め部とを有
し、該位置決め部は、前記記録部が位置する側の端部同
志を結んでなる境界と記録部側のカートリッジ外面とが
形成する空間の前記境界の内側に位置していることを特
徴とするインクタンク一体型記録ヘッドカートリッジ。 2)前記記録ヘッドは前記記録部を保持して前記インク
タンクに密着するベースプレートを有し、前記位置決め
部は前記ベースプレートにのみ設けられていることを特
徴とする請求項1記載のインクタンク一体型記録ヘッド
カートリッジ。 3)インクジェット記録装置に対して着脱可能なインク
タンク一体型記録ヘッドカートリッジにおいて、 インクタンクと、該インクタンクに装着された記録部と
、を具え、該記録部はインク吐出用記録部と、インクタ
ンクに密着するベースプレートと、該ベースプレート自
体に設けられた該素子記録部の複数の位置決め用領域と
を有し、該位置決め領域をインクタンク一体型記録ヘッ
ドカートリッジの記録装置本体への位置決め部としたこ
とを特徴とするインクタンク一体型記録ヘッドカートリ
ッジ。 4)カートリッジの本体はモールド成形でなり、前記記
録部は吐出エネルギ発生素子として電気熱変換体を有し
、前記ベースプレートは金属で形成されて放熱作用部と
しても機能することを特徴とする請求項3記載のインク
タンク一体型記録ヘッドカートリッジ。 5)前記ベースプレートの延長上に前記記録装置本体へ
の位置決め補助用突起部を有してなることを特徴とする
請求項3記載のインクタンク一体型記録ヘッドカートリ
ッジ。 6)インクジェット記録装置のキャリッジに対して着脱
可能なインクタンク一体型記録ヘッドカートリッジにお
いて、 カートリッジ本体の凹部側面に形成され、該本体を搭載
するキャリッジに設けられて電力供給部に電気的に結合
することで装置本体からの駆動信号を受ける電極部と、 カートリッジに一体に保持される記録部の周囲に設けら
れ、前記キャリッジ上の位置決め用受け部に対して係合
してキャリッジ内にカートリッジの記録部を位置決めす
る位置決め部と、 前記キャリッジと摺動することで、前記電極部の前記電
力供給部に対しての電気的結合を阻止すると共に該位置
決め部の前記位置決め用受け部に対しての係合を阻止す
る阻止部と、を有し、該阻止部が前記キャリッジとの凹
凸係合状態となるとき、上記電気的接合と上記係合とが
許容されるようにしたことを特徴とするインクタンク一
体型記録ヘッドカートリッジ。 7)前記記録ヘッドは前記記録ヘッドを保持するベース
プレートを有し、前記位置決め部は前記カートリッジ本
体の装着方向に関して異なる位置にある第1および第2
突起部を有し、該第1および第2突起部が前記キャリッ
ジに位置決めされることで前記記録部が所定の角度に保
持されるようにしたことを特徴とする請求項6記載のイ
ンクタンク一体型記録ヘッドカートリッジ。 8)前記記録部は吐出エネルギ発生素子として電気熱変
換体を有し、前記ベースプレートは金属で形成されて放
熱作用部としても機能し、前記位置決め部は当該ベース
プレートにのみ設けられていることを特徴とする請求項
6記載のインクタンク一体型記録ヘッドカートリッジ。 9)着脱可能なインクジェット記録ヘッドカートリッジ
を搭載するためのインクジェット記録装置のキャリッジ
において、 前記カートリッジに設けられた記録部側の位置決め部を
受ける位置決め用受け部と、 前記カートリッジの凹部に対して挿入され、該凹部内の
電極部に電気的に結合するための電力供給部を備えた電
極用突出部と、 前記カートリッジの装着に対して前記カートリッジと相
対的に摺動することで、前記位置決め部が該位置決め用
受け部に係合することを阻止すると共に、前記電気的結
合を阻止する摺動部と、 カートリッジと凹凸係合することで前記位置決め部が該
位置決め用受け部に係合することおよび前記電気的接合
を許容する係合受け部と、 前記カートリッジの搭載位置を維持するための保持手段
と を有することを特徴とするキャリッジ。 10)前記位置決め用受け部および前記電力供給部は、
前記カートリッジの装着状態において、それぞれ、前記
位置決め部および前記電極部に対して向きの異なる付勢
力を作用させるようにしたことを特徴とする請求項9記
載のキャリッジ。 11)前記保持手段は、前記電極用突出部を受容する前
記カートリッジの凹部が装着される方向に対する前記カ
ートリッジの移動を一時的に阻止すると共に、前記カー
トリッジが当該方向とは異なる方向に付勢されるときに
、前記位置決め部が前記位置決め用受け部に係合する方
向に弾性力を作用させる弾性部を有することを特徴とす
る請求項9記載のキャリッジ。 12)前記保持手段は、前記付勢を行うための装着補助
用操作レバーを有し、該操作レバーは前記カートリッジ
の端部に係合して前記異なる方向への移動を行わせる係
合部を有することを特徴とする請求項11記載のキャリ
ッジ。 13)前記操作レバーは、搭載される前記カートリッジ
の前記位置決め部および前記電極部の配列方向の延長部
に位置し、前記位置決め部が存在する前記カートリッジ
の部分とは反対側に突設された突出部に対して係合する
ことにより前記カートリッジを所定の位置に保持する係
合部を有することを特徴とする請求項12記載のキャリ
ッジ。 14)前記弾性部は、その弾性力により前記カートリッ
ジ側の相対的摺動部を前記キャリッジと凹凸係合させる
機能を有し、前記保持手段は、当該相対的摺動部に弾性
力を付与して凹凸係合を維持する第2弾性部を有するこ
とを特徴とする請求項11記載のキャリッジ。 15)インクジェット記録ヘッドに対して密着してヘッ
ドの記録部を覆うためのキャップを備えたインクジェッ
ト記録装置において、 前記キャップに対向する位置にインクジェット記録ヘッ
ドカートリッジを装着するための装着ポジションをもつ
キャリッジと、 該ポジションにあるキャリッジに対してインクジェット
記録ヘッドカートリッジを装着する際、前記キャップに
対して上記カートリッジの記録部の接触を防止するべく
、前記キャップと前記記録部との間に間隙を維持しつつ
カートリッジを案内する案内部、該案内部の延長上にあ
って前記キャリッジのカートリッジ位置決め領域に前記
カートリッジが搭載されるとほぼ同時に前記記録部の前
記キャップへの密着を許容するカートリッジに対する凹
凸係合部、および当該凹凸係合を弾性力を付与して確実
にする弾性部を具備したカートリッジ保持手段と を具えたことを特徴とするインクジェット記録装置。 16)前記カートリッジ保持手段は前記カートリッジの
装着補助用操作レバーを有し、前記弾性部は前記カート
リッジの位置決め領域への移動を阻止する部位に設けら
れ、前記操作レバーはキャップ方向に前記カートリッジ
を移動させる付勢力を付与し、当該付勢力による前記カ
ートリッジの移動に応じて前記弾性部が弾性変形するこ
とにより前記カートリッジの移動を許容することを特徴
とする請求項15記載のインクジェット記録装置。 17)前記キャリッジは、前記カートリッジに設けられ
た凹部に進入して該凹部に設けられた電極部に結合する
ために突設された電力供給部を有し、前記案内部は、前
記電力供給部に対して前記電極部を電気的離隔状態に案
内し、前記凹凸係合部は前記カートリッジと凹凸係合す
ることで、前記位置決め領域への前記カートリッジの装
着と、前記キャップへの前記記録部の密着と、前記電力
供給部との前記電極部の電気的結合をほぼ同時に許可す
ることを特徴とする請求項15記載のインクジェット記
録装置。 18)前記保持手段は、前記電極用突出部を受容する前
記カートリッジの凹部が装着される方向に対する前記カ
ートリッジの移動を一時的に阻止すると共に、前記カー
トリッジが当該方向とは異なるキャップ方向に付勢され
るときに、前記位置決め部が前記位置決め用受け部に係
合する方向に弾性力を作用させる弾性部を有することを
特徴とする請求項15記載のインクジェット記録装置。 19)前記保持手段は、前記付勢を行うための装着補助
用操作レバーを有し、該操作レバーは前記カートリッジ
の端部に係合して前記異なるキャップ方向への移動を行
わせる係合部を有することを特徴とする請求項18記載
のインクジェット記録装置。 20)前記操作レバーは、搭載される前記カートリッジ
の前記位置決め部および前記電極部の配列方向の延長部
に位置し、前記位置決め部が存在する前記カートリッジ
の部分とは反対側に突設された突出部に対して係合する
ことにより前記カートリッジを所定の位置に保持する係
合部を有することを特徴とする請求項19記載のインク
ジェット記録装置。
Priority Applications (10)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP807689A JP2698638B2 (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | インクタンク一体型記録ヘッドカートリッジ、該カートリッジを搭載するキャリッジおよびこれらを用いるインクジェット記録装置 |
EP89313644A EP0376719B1 (en) | 1988-12-29 | 1989-12-28 | Ink jet recording head and ink jet recording apparatus |
DE68918074T DE68918074T2 (de) | 1988-12-29 | 1989-12-28 | Tintenstrahlaufzeichnungskopf und Tintenstrahlaufzeichnungsgerät. |
US07/458,539 US5245361A (en) | 1988-12-29 | 1989-12-28 | Mountain arrangement for positioning an ink jet recording head with integral ink tank when the head is mounted to a carriage |
DE68928706T DE68928706T2 (de) | 1988-12-29 | 1989-12-28 | Tintenstrahlaufzeichnungskopf und Tintenstrahlaufzeichnungsgerät |
EP94200470A EP0602020B1 (en) | 1988-12-29 | 1989-12-28 | Ink jet recording head and ink jet recording apparatus |
ES89313644T ES2058563T3 (es) | 1988-12-29 | 1989-12-28 | Cabezal de impresion por chorros de tinta y aparato para la impresion por chorros de tinta. |
KR8920125A KR930011859B1 (en) | 1988-12-29 | 1989-12-29 | Ink jet recording head and ink jet recording apparatus |
US08/257,488 US5847731A (en) | 1988-12-29 | 1994-06-09 | Ink jet cartridge having protected positioning portions |
US08/390,170 US5861901A (en) | 1988-12-28 | 1995-02-17 | Ink jet cartridge and ink jet recording apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP807689A JP2698638B2 (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | インクタンク一体型記録ヘッドカートリッジ、該カートリッジを搭載するキャリッジおよびこれらを用いるインクジェット記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02188246A true JPH02188246A (ja) | 1990-07-24 |
JP2698638B2 JP2698638B2 (ja) | 1998-01-19 |
Family
ID=11683249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP807689A Expired - Fee Related JP2698638B2 (ja) | 1988-12-28 | 1989-01-17 | インクタンク一体型記録ヘッドカートリッジ、該カートリッジを搭載するキャリッジおよびこれらを用いるインクジェット記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2698638B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0622206A2 (en) * | 1993-04-30 | 1994-11-02 | Hewlett-Packard Company | Datum formation for improved alignment of multiple nozzle members in a printer |
EP0622207A2 (en) * | 1993-04-30 | 1994-11-02 | Hewlett-Packard Company | Common ink jet cartridge platform for different print heads |
EP0622208A2 (en) * | 1993-04-30 | 1994-11-02 | Hewlett-Packard Company | Ink jet printer with carriage and ink cartridges |
US6260951B1 (en) | 1997-08-22 | 2001-07-17 | Xaar Technology Limited | Method of manufacturing of printing apparatus |
US7219985B2 (en) | 1998-05-18 | 2007-05-22 | Seiko Epson Corporation | Ink-jet printing apparatus and ink cartridge therefor |
US7401909B2 (en) | 1994-08-24 | 2008-07-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink container for ink jet printer, holder for the container, carriage for the holder and ink jet printer |
JP2014184591A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Seiko Epson Corp | 印刷装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030048611A (ko) * | 2001-12-12 | 2003-06-25 | 삼성전자주식회사 | 버블 젯 방식 프린터용 잉크 카트리지 |
-
1989
- 1989-01-17 JP JP807689A patent/JP2698638B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0622206A2 (en) * | 1993-04-30 | 1994-11-02 | Hewlett-Packard Company | Datum formation for improved alignment of multiple nozzle members in a printer |
EP0622207A2 (en) * | 1993-04-30 | 1994-11-02 | Hewlett-Packard Company | Common ink jet cartridge platform for different print heads |
EP0622208A2 (en) * | 1993-04-30 | 1994-11-02 | Hewlett-Packard Company | Ink jet printer with carriage and ink cartridges |
EP0622208A3 (en) * | 1993-04-30 | 1995-04-19 | Hewlett Packard Co | Inkjet printer with print carriage and ink tank. |
EP0622207A3 (en) * | 1993-04-30 | 1995-04-19 | Hewlett Packard Co | Common platform for inkjet cartridge for different print heads. |
EP0622206A3 (en) * | 1993-04-30 | 1995-04-26 | Hewlett Packard Co | Set of benchmarks for aligning multi-nozzle elements in a printer. |
US7401909B2 (en) | 1994-08-24 | 2008-07-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink container for ink jet printer, holder for the container, carriage for the holder and ink jet printer |
US8425022B2 (en) | 1994-08-24 | 2013-04-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink container for ink jet printer, holder for the container, carriage for the holder, and ink jet printer |
US7914137B2 (en) | 1994-08-24 | 2011-03-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink container for ink jet printer, holder for the container, carriage for the holder, and ink jet printer |
US7407275B2 (en) | 1994-08-24 | 2008-08-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink container for ink jet printer, holder for the container, carriage for the holder and ink jet printer |
US7407274B2 (en) | 1994-08-24 | 2008-08-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink container for ink jet printer, holder for the container carriage for the holder and ink jet printer |
US6260951B1 (en) | 1997-08-22 | 2001-07-17 | Xaar Technology Limited | Method of manufacturing of printing apparatus |
US7264334B2 (en) | 1998-05-18 | 2007-09-04 | Seiko Epson Corporation | Ink-jet printing apparatus and ink cartridge therefor |
US7284847B2 (en) | 1998-05-18 | 2007-10-23 | Seiko Epson Corporation | Ink-jet printing apparatus and ink cartridge therefor |
US7284850B2 (en) | 1998-05-18 | 2007-10-23 | Seiko Epson Corporation | Ink-jet printing apparatus and ink cartridge therefor |
US7278708B2 (en) | 1998-05-18 | 2007-10-09 | Seiko Epson Corporation | Ink-jet printing apparatus and ink cartridge therefor |
US7275810B2 (en) | 1998-05-18 | 2007-10-02 | Seiko Epson Corporation | Ink-jet printing apparatus and ink cartridge therefor |
US7219985B2 (en) | 1998-05-18 | 2007-05-22 | Seiko Epson Corporation | Ink-jet printing apparatus and ink cartridge therefor |
US7510273B2 (en) | 1998-05-18 | 2009-03-31 | Seiko Epson Corporation | Ink-jet printing apparatus and ink cartridge therefor |
US7252375B2 (en) | 1998-05-18 | 2007-08-07 | Seiko Epson Corporation | Ink-jet printing apparatus and ink cartridge therefor |
US7246882B2 (en) | 1998-05-18 | 2007-07-24 | Seiko Epson Corporation | Ink-jet printing apparatus and ink cartridge therefor |
JP2014184591A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Seiko Epson Corp | 印刷装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2698638B2 (ja) | 1998-01-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5847731A (en) | Ink jet cartridge having protected positioning portions | |
JP4058436B2 (ja) | インク収納容器 | |
KR100453425B1 (ko) | 교체가능한잉크저장용기와그삽입방법 | |
US6336709B1 (en) | Ink container for ink jet printer, holder for the container carriage for the holder and ink jet printer | |
JP3021149B2 (ja) | インクジェット記録手段 | |
JPH02188246A (ja) | インクタンク一体型記録ヘッドカートリッジ、該カートリッジを搭載するキャリッジおよびこれらを用いるインクジェット記録装置 | |
AU2003204833A1 (en) | Ink Cartridge | |
JP2006116786A (ja) | 液体収納容器および該容器用ホルダ | |
JPS60204342A (ja) | インクジエツト記録装置 | |
JP2728912B2 (ja) | インクジェットカートリッジ及びインクジェット記録装置 | |
EP0650847B1 (en) | A recording apparatus with an ink tank and an information processing equipment having said recording apparatus | |
JP2763310B2 (ja) | インクジェットカートリッジ | |
JP2746632B2 (ja) | 液体噴射記録装置 | |
JP3285293B2 (ja) | インクカートリッジ | |
JP3453951B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JPH0538814A (ja) | 記録ヘツドユニツト、記録ヘツドカートリツジ、これらを搭載することが可能な記録装置、および記録ヘツドの製造方法 | |
JPH02204043A (ja) | 液体噴射記録装置 | |
JPH03182360A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JPH0976600A (ja) | 印字装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070919 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |