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JPH021823Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH021823Y2
JPH021823Y2 JP2629185U JP2629185U JPH021823Y2 JP H021823 Y2 JPH021823 Y2 JP H021823Y2 JP 2629185 U JP2629185 U JP 2629185U JP 2629185 U JP2629185 U JP 2629185U JP H021823 Y2 JPH021823 Y2 JP H021823Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
female terminal
connector
housing
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2629185U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61144580U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2629185U priority Critical patent/JPH021823Y2/ja
Publication of JPS61144580U publication Critical patent/JPS61144580U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH021823Y2 publication Critical patent/JPH021823Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は電気接続用コネクタに関し、特に強い
振動下でも安全に使用できるコネクタに関する。
従来の技術 たとえば自動車のヘツドランプ等の電装品は常
時強い振動の下で使用されるため、ここで使用さ
れるコネクタは雌端子と雄端子とがロツクされて
容易に離脱しないような構造を持つことが必要で
ある。
そこで、使用時には確実にロツクされるが、取
外しが容易に行えるものが望まれ、たとえば実開
昭57−41271号には雄端子のタブを挟持する雌端
子の舌片上にタブ中の孔等に係合できる突起を設
けたコネクタが、このような目的に応えるものと
して開示されている。この公知技術によるコネク
タは、第7図に示すような構成の端子を有してい
る。すなわち、aは雄端子タブで係合孔bをそな
えており、cは雌端子であつて腕片d,dと舌片
eとでタブaを挟持するようになつている。舌片
e上には係合孔bと係合する突起fが設けられて
いるが、舌片eは延長されて側方に突出する耳片
gを形成している。耳片gを上方から押すことに
よつて舌片eをタブaから離すと、突起fが係合
孔bから離脱するのでタブaを引き抜くことがで
きるようになるものである。
このような公知技術によるコネクタは、離脱防
止機能は満足されるものの、雌端子を形成するに
は複雑な打ち抜き金型が必要でありまた折り曲げ
成形も精密さが要求される上、耳片が端子側面よ
り突出しているため取扱い時に引つ掛り易く、外
力によつて変形して性能が低下するなどにより信
頼性が低かつた。
解決しようとする問題点 上述のような事情に鑑みて、本考案は外形が単
純で取扱い中に引つ掛つて変形を起すおそれがな
く信頼性の高い電気接続用端子を提供しようとす
るもので、更にこのような高信頼性の雌型端子を
利用するに適したコネクタ及びその組合せを提供
しようとするものである。
問題点を解決するための手段 以上のような本考案の目的は、雌端子との結合
部位に凹部又は孔のいずれかよりなる係止部が形
成された雄端子に対して、該係止部に係合しうる
係止突起を一方の腕上に設けたシーソー型係止体
が弾性支点を介して壁の切欠き内に設けられてい
る雌端子を組合せることによつて達成される。そ
して更に、このような雌端子を収容するハウジン
グには前記のシーソー型係止体の他方の腕に対応
する壁の切欠き内に可撓性押圧部材が設けられて
いて、ハウジングの外側から押圧部材を押すこと
によつて端子の係合を解除できるようにしたコネ
クタによつて一層すぐれた機能を発揮する。
実施例 1 本考案の1つの実施例の端子を第1図に示す。
1はT型雄端子、1′はタブ型雄端子であり、い
ずれも係合孔2を備えている。3は雌端子で、金
属薄板を打抜いたのち折り曲げて形成されたもの
である。4は端子側壁、5は端子上壁、6は端子
底壁である。7は底壁6に設けられたスリツトで
T型雄端子1を挿入できるようにするためのもの
である。8は挿入口付近で折り曲げて形成された
弾性接触片で、底壁6に連続して左右に分れた形
状としてある。9は係止体で、上壁5の一部を細
長い形状に打抜いて設けられており、シーソー型
の作動ができるように中央部付近で上壁5と継が
つたままにしてあつて、ここが金属板の弾性を利
用した弾性支点10となつている。係止体9の前
方の腕の下面には、プレスで形成された係止突起
11が設けられている。12は電線結合部であ
る。
第2図は、本実施例の雌端子3を収容するハウ
ジング13を示したものであり、前端部から下部
にかけて、T型端子1およびタブ型端子1′のい
ずれもが挿入できるような開口部14を有してい
る。また内部に収容した雌端子3の係止体9に対
応したハウジング13の上壁部に、壁の代りに可
撓性腕状の押圧部材15が設けられている。押圧
部材15の先端はボタン状に膨出しており、係止
体9の係止突起11が設けられていない方の腕の
上方に位置するように構成されている。
このような構成を持つように組立てられたコネ
クタの、結合及び離脱の操作の状態を第3図に示
す。aはT型雄端子1を挿入した状態で、係止孔
2は係止突起1と係合して、雌端子3の上壁5と
弾性接触片8の間に挟持されている。この状態で
はT型端子1は離脱できないが、bのように押圧
部材15を外方から押すと、係止体9は弾性支点
10を軸としてシーソーのように傾き、係止突起
11が上方へ移動して係止孔2から外れるので、
T型端子1は離脱可能となる。
以上の動作は、タブ型雄端子1′の場合でも全
く同様である。
実施例 2 本考案のコネクタに使用される端子の他の例を
第4図に示す。この例に於ては、係止体9が前の
例とは異つて横方向に設けられているほか、殆ど
同様である。この場合、係止体9の突起11が設
けられていない他方の腕を押すためには、ハウジ
ングに設けられる押圧部材が横方向となつていて
もよく、または側壁部分にあつても構わない。
実施例 3 タブ型雄端子を結合するコネクタにおいて、係
止体を側壁部に有する例を第5図に示す。タブ型
雄端子1′には、側縁に係止切欠き2′が設けられ
ており、雌端子3′が側壁部分に係止体9を前後
方向に備えているほか、実施例1と殆ど同様であ
る。
この例のコネクタの、結合及び離脱の操作の状
態は、第6図a及びbに示す通り実施例1の場合
と同様である。
考案の効果 本考案のコネクタは、端子の構造が単純であり
突出部のない形状を有しているため、取扱い中に
外力で変形するなどの事故がなく、安定した高信
頼性を持つ製品となる。また使用資材に無駄が少
く、成形手順も単純であつて経済的にも有利であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るコネクタ端子の1例の斜
視図、第2図は同じくハウジングの斜視図であ
り、第3図は同じくコネクタの結合離脱操作を説
明するための図で、それぞれaは結合時の、bは
離脱操作時の断面図である。第4図、第5図はそ
れぞれ本考案の他の実施例の斜視図、第6図は第
5図の例のコネクタの、それぞれaは結合時の、
bは離脱操作時の断面図である。第7図は公知の
離脱防止機構つきコネクタ端子の斜視図である。 1……T型雄端子、1′……タブ型雄端子、2
……係止孔、3……雌端子、8……弾性接触片、
9……係止体、10……弾性支点、11……係止
突起、13……ハウジング、15……押圧部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 雄端子を受け入れる雌端子をハウジング内に
    収容固定して組立ててなるコネクタであつて、
    該雄端子は該雌端子との結合部位に凹部又は孔
    のいずれかよりなる係止部が形成されたもので
    あり、該雌端子は該係止部に係合しうる係止突
    起を一方の腕上に設けたシーソー型係止体が弾
    性支点を介して該雌端子の壁の切欠き内に設け
    られているものであり、該雌端子を収容するハ
    ウジングは該係止体の他方の腕を外側から押す
    ことが可能であるように構成されている、離脱
    防止機構つきのコネクタ。 (2) シーソー型係止体の他方の腕の位置に対応す
    るハウジングの壁の切欠き内に可撓性押圧部材
    が設けられている実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のコネクタ。
JP2629185U 1985-02-27 1985-02-27 Expired JPH021823Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2629185U JPH021823Y2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2629185U JPH021823Y2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61144580U JPS61144580U (ja) 1986-09-06
JPH021823Y2 true JPH021823Y2 (ja) 1990-01-17

Family

ID=30522160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2629185U Expired JPH021823Y2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27

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JP (1) JPH021823Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5912731B2 (ja) * 2012-03-23 2016-04-27 矢崎総業株式会社 端子の接続構造
JP2023112441A (ja) * 2022-02-01 2023-08-14 株式会社オートネットワーク技術研究所 接続端子、コネクタ、及びコネクタ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61144580U (ja) 1986-09-06

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