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JPH02180870A - キラル1,2,3,4―テトラヒドロイソキノリン―3―カルボン酸、その前駆体化合物、及びこれらの製造方法 - Google Patents

キラル1,2,3,4―テトラヒドロイソキノリン―3―カルボン酸、その前駆体化合物、及びこれらの製造方法

Info

Publication number
JPH02180870A
JPH02180870A JP1279601A JP27960189A JPH02180870A JP H02180870 A JPH02180870 A JP H02180870A JP 1279601 A JP1279601 A JP 1279601A JP 27960189 A JP27960189 A JP 27960189A JP H02180870 A JPH02180870 A JP H02180870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
formula
phosphine ligand
chiral phosphine
diene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1279601A
Other languages
English (en)
Inventor
Neil J O'reilly
ニール ジェイ オライリー
Henry C Lin
ヘンリー シー リン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Occidental Chemical Corp
Original Assignee
Occidental Chemical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Occidental Chemical Corp filed Critical Occidental Chemical Corp
Publication of JPH02180870A publication Critical patent/JPH02180870A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D217/00Heterocyclic compounds containing isoquinoline or hydrogenated isoquinoline ring systems
    • C07D217/22Heterocyclic compounds containing isoquinoline or hydrogenated isoquinoline ring systems with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to carbon atoms of the nitrogen-containing ring
    • C07D217/26Carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C231/00Preparation of carboxylic acid amides
    • C07C231/16Preparation of optical isomers
    • C07C231/18Preparation of optical isomers by stereospecific synthesis

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Other In-Based Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光学的に純粋な、L−(S)一形態の1.2
,3.4−テトラヒドロイソキノリン−3−カルボン酸
化合物、光学的に純粋なL−フェニルアラニン前駆体化
合物から該化合物を製造する方法及び新規な触媒システ
ムを利用するそれらの製造に関する。
本発明によって最終的に製造される化合物は、アンジオ
テンシン(angiotensin)転換酵素制御活性
を示す、米国特許第4.344.949号に開示されて
いるような、1.2.3.4−テトラヒドロイソキノリ
ン−3−カルボン酸の置換誘導体の製造において使用す
る中間体として使用される。
〔従来技術及びその解決すべき課題〕
特定の1.2.3.4−テトラヒドロイソキノリン−3
−カルボン酸誘導体のL (S)体は、米国特許第4.
344.949号に開示されているようなアンジオテン
シン転換酵素制御活性を有する化合物に関して、改善さ
れた生物学的活性を得るために必要とされていることが
知られている。しかしながら、キラル1. 2. 3.
 4−テトラヒドロイソキノリン−3−カルボン酸中間
体の先行する合成技術では、90%eeを越える光学的
純度の許容レベルを有する生成物の生産を行うことはで
きなかった。光学純度%ee (光学異性的過剰)は、
〔(%目的とする異性体−目的としない異性体)/%総
化合物〕を表わしている。
〔課題を解決するだめの手段) 本発明は、光学的純粋物、すなわち、L (S)1、 
2. 3. 4−テトラヒドロイソキノリン−3−カル
ボン酸(IQCA)及びその製造方法に関する。本発明
に係る光学的に純粋なL (S) −1,2,3,4−
テトラヒドロイソキノリン−3−カルボン酸は次の式で
表わされる: アルキル、低級アルコキシ、低級アルキルチオ、低級ア
ルキルスルフィニル、低級アルキルスルホニル、ヒドロ
キシ、又はR1とR2がいっしょになってメチレンジオ
キシを表わす。R3及び/又はR2が低級アルキル基を
含む置換基である場合、好ましい置換基は、炭素原子数
が1〜4のものである。本発明の好ましい化合物はL 
(S) −6゜7−ジメトキシ−1.2,3.4−テト
ラヒドロイソキノリン−3−カルボン酸である。
本発明の化合物は、ホエフルら(Hoefle et 
al)の米国特許第4.344.949号に開示されて
いるアンジオテンシン転換酵素制御活性を有するキナプ
リル(quinapril)のような置換されたテトラ
ヒドロイソキノリンカルボン酸の製造における中間体と
して有用である。尚、上記米国特許の内容は文献として
本明細書に含まれる。
また、本発明は、本発明に係るIQCA化合物の製造に
役立つ光学的に純粋な中間体及びその製造方法を提供す
る。これらの中間体は、次の式を有するL−フェニルア
ラニン誘導体を含む二(式中、R1及びR2は相互独立
に、水素、低級(式中、RはCH,−又はCs1ls−
であり、R1はCH,−又はH−であり、R1及びR2
は前記のとおりである。) 化合物(■)、つまり本発明に係るL−フェニルアラニ
ン誘導体の製造に次の方法を利用することができる。
(A) (B) (式中、R,R’ 、R,及びR2は前述のとおりであ
る。) その前駆体化合物から化合物(D)類似物の製造は、先
行技術において周知であり、プツチリックら(Butt
erick et al)Can、J、Chem、 5
2 、2873頁(1974)において例示されている
式(n)の光学的に純粋なL−フェニルアラニン誘導体
は、新規要時調製陽性触媒システムを利用する不斉水素
化により、式(D)の対応するR及びR1置換化合物か
ら製造される。該水素化反応は、メタノール、テトラヒ
ドロフラン、エタノール、イソプロパツール、ジエチル
エーテル、ジオキサン等のような溶媒中で、他のすべて
の点で、通常の方法に従って行なわれる。
該要時調製陽性触媒システムは、少なくとも1つのキラ
ルホスフィンリガンドとともに非求核性陰イオンを有す
る陽性ビスジエン金属錯体を含む。
陽性ビスジエン金属錯体及び非求核性陰イオンは次の式
で示される:〔M(ジエン)2〕“X−・・・(B)(
式中、Mはロジウム、プラチナ、ルテニウム、パラジウ
ム及びニッケルから選ばれ;ジエンは、ノルボルナジエ
ン及びシクロオクタジエンのような好適なジエンを示す
、 X−ハPF、−、ClO4−及びBF、−から選ば
れる非求核性陰イオンである。)本発明において用いる
キラルフォスフィンリガンド(L)は、アルドリッチ社
(Aldrich)から市販されており、特に制限され
るものではないが、次のものを含む。
PROPHO3((R)−(+)−1,2−ビス(ジフ
ェニルホスフィノプロパン) BINAP   ((R)−(+)−2,2’ −ビス
(ジフェニルホスフィノ)−1,1’ ビナフ チル) CIIIRAPHO3(2R,3R)又は(2S、 3
S) −(−)−ビス(ジフェニルホスフィノ)ブタン (IR,2R)又は(IS、 2S)−ビス(フェニル
−4−メトキシフェニルホスフィ ノ)−エタン (2S、 3S)又は(2R,3R)−ビス(ジフェニ
ルホスフィノ)ビシクロ− [2,2,1]−へブタ−5−エン (+)又は(−)2.3−0−イソプロピリデン−2,
3−ジヒドロキシ−1゜ 4−ビス(ジフェニルホスフィノ) ブタン (is、 3S)又は(IR,3S)−ビス(ジフェニ
ルホスフィノメチル)−1,2゜ 3−トリメチルシクロペタン (2S、 4S)又は(2R,4R)−ビス(ジフェニ
ルホスフィノメチル)−1,3゜ −ジオクソラン これらの陽性ビスジエン金属錯体塩は、[: RhCf
IPAMP NORPHO3 IOP CAMPHOS IOXOP (ノルボルナジエン)〕2のような中性ジエン金属錯体
をAgBF 、のような非求核性陰イオン源と等量混合
することにより製造する。濾過により形成された塩化銀
を除いた後、ノルボルナジエンのようなジエン等量を加
える。該キラル要時調製陽性触媒は、次に、空気を厳格
に排除し、キラルフォスフィンリガンドをわずかに過剰
に加えることにより水素化フラスコ中で製造する。
したがって、式(F)で示されるように該要時調製陽性
触媒システムは安定かつ容易に製造されるビスジエン金
属錯体塩(E)及び市販されているキラルフォスフィン
リガンドから要時製造される。
〔M(ジエン)L〕+x−・・・・・・(F)(式中、
M1ジエン、L及びXは前述のとおりである) 本発明において使用する好適な触媒システムは、PRO
P)f(ls及び[Rh(ノルボルナジエン>2) ”
 pp、−の混合物である。
要時調製陽性触媒システムは、基質(D)の投入前に1
気圧の水素ガスで処理される。この方法で、陽性水素化
触媒が要時に形成される。
新規な要時調製触媒システムの各成分、すなわち、陽性
ビスジエン金属錯体、非求核性陰イオン及びキラルホス
フィンリガンドは、成分(D)の0.5〜10重量%、
好ましくは1〜3重量%、最も好ましくは2重量%で用
いることができる。
化合物(D)の接触還元によるL−フェニルアラニン化
合物(II)の製造は、環境条件で、水素1気圧で、は
ぼ3〜280時間かけて行うことができる。特にオート
クレーブにおけるような、より高い圧力と温度は、利用
する溶媒の凝固点と沸点の間の還元温度の限度内で行う
ことができる。
触媒システムの選択、及びL−フェニルアラニン化合物
(II)におけるR、R’ 、R,及びR2の置換基に
依存して、化合物(D)の接触還元から回収されるL−
フェニルアラニン誘導体の光学純度は3〜92%eeの
範囲にすることができる。
例えば、キラルホスフィンリガンドとしてPROPHO
3及び触媒システムとして[Rh(C7H,)2] ”
 PF6−の両方を2重量%利用することにより、光学
純度72〜91%eeの対応するし一メチルーN−ベン
ゾイルー3.4−ジメトキシフェニルアラニン化合物(
F)、又は光学純度84〜92%eeのL−メチルーN
−アセチル−3,4−ジメトキシフェニルアラニン化合
物(G)を製造する。また、キラルホスフィンリガンド
としてB[NAP 2重量%とともに利用することによ
り、光学純度28〜57%eeの化合物(F)又は光学
純度3〜11%eeの化合物(G)を製造する。
接触還元工程で回収されるL−フェニルアラニン化合物
は、ヘキサン/塩化メチレン、ペンタン/トリクロロメ
タン、メタノール又は他の適切な溶媒のような溶媒シス
テム中で容易に再結晶され、触媒システムにおいてPR
[1PHO3を利用して、先に製造が行なわれていれば
、光学純度96〜98%eeのL−メチル−N−ベンゾ
イル−3,4−ジメトキシフェニルアラニンのような再
結晶L−フェニルアラニン化合物(II)が生成する。
したがって光学純度における十分な濃縮が、単純な再結
晶により達成される。
再結晶され光学的に純化されたL−フェニルアラニン化
合物(n)を、希酸、好ましくは塩酸で加水分解する。
この加水分解による生成物はアミノ酸塩であり、塩酸で
加水分解された場合、構造式(I[I)で示される。
■ (式中、R,及びR2は前述したとおりである。)特に
制限されるものではないが、他の好適な酸には硫酸、硝
酸、臭化水素酸、酢酸、ピクリン酸、又はマレイン酸が
含まれる。該希酸は、5〜50重量%、好ましくは20
重量%、又は40重量%未満で利用することができ、置
換基の開裂を防止する。この酸加水分解工程は、還流条
件下で行うのが好ましい。該加水分解は環境温度でも進
めることはできるが、当業者にとって明らかなように、
加水分解は、温度及び圧力が高まれば速やかに進行する
式(III)の化合物は次に示されるようなピクテット
ーステングラー環(Pictet−3tengler 
ring)閉環を行うように処理される。: この方法において、アミノ酸塩化合物(III)は閉環
反応に付され、目的とするキラルL (S)IQCA化
合物(I)を生じる。該閉環反応は、アミノ酸塩化合物
(III)をホルムアルデヒド又はその反応性誘導体と
反応させることにより行う。
この閉環反応は、酸の存在下で行うことが好ましい。適
当な酸には、例えば、無機酸(例えば、塩酸、硫酸、硝
酸又は臭化水素酸)又は有機酸(例えば、酢酸、プロピ
オン酸又はピクリン酸)が含まれる。該反応は、溶媒を
使用し又は使用せず、室温、又は加温、又は加熱下で通
常行なわれる。適当な溶媒には、例えば、メタノール、
エタノール、n−ブタノール、水、ベンゼン、クロロホ
ルム、ジオキサン等が含まれる。
最終的に回収される生成物(I)は、置換基及び用いら
れる触媒システムに依存して、光学的に純粋なL (S
)形態で最適の光学純度94〜97%8Bである。
本発明を、構造式I及び■によって示される光学的に純
粋な化合物の合成、並びにそれらの合成に使用される前
駆体化合物を例示する下記の実施例により詳細に説明す
る。
実施例1 この化合物は、バック及びアイド有機合成コレクティブ
(Buck and Ide Organic 5yn
thesisCo 11ect 1ve)第2巻55〜
56頁、J、ウィジンとサンズ(J、 Wiley a
nd 5ons)  (1943) ニューヨーク、記
載の手順により、3.4−ジメトキシベンズアルデヒド
及び馬尿酸から、単離収率68%で製造され、融点は1
52〜154℃(文献値、151〜152℃)であった
実施例2 この化合物は、バック及びアイドの手順(実施例1と同
じ)の改良法により3.4−ジメトキシベンズアルデヒ
ド及びアセチルグリシンから単離収率40%で製造され
、融点は168〜172℃(米国特許第3.882.1
72号では融点165〜169℃と記載)であった。
実施例3 この化合物は、サクセナら(Saxena)、インジア
ンJ、ケミストリイ(Indian J、 Chemi
stry)  13゜23(1975)の手順を使用し
、メタノール中で炭酸ナトリウムを用いて処理すること
により実施例1の生成物から収率84%で製造された。
融点は135〜137℃であった。
実施例4 α−アセチルアミノ−3,4−ジメトキシケイ皮酸 り型−ロフラスコに実施例2で製造したアズラクトン4
3.68g (0,1767モル)、水125mI!及
びアセトン320mj!を入れた。この反応混合物を還
流下17.5時間加熱し、次いで水200+tlで希釈
し、さらに23時間還流した。蒸留装置を装着し、アセ
トンを除去した。清浄な水300m1!を加えた後、こ
の反応混合物を還流下さらに2時間加熱し、濾過し、回
収した固体を沸騰した水50+nfで2回洗浄した。濾
液を活性炭10gとともに15分間還流し、濾過し、こ
の活性炭を沸騰した水100m1で2回洗浄した。濾液
を室温まで冷し一晩放置した。得られた白色のかさ高い
沈殿を濾過により集め、氷水50+nI!で2回洗浄し
た。ポンプで乾燥した後、該生成物を真空デジケータに
おいて乾燥した(収量18.06g)。
濾液を同様に操作することにより第2群の生成物(9,
75g)を得た。表題の化合物の総収量は、27.81
g(59%)であり;融点212〜214t’ ; ’
HNMR(d6−ロMS[])の結果は、δ−12,5
(br。
0、5H,パー)、exch、)、  9.42  (
s、  0.7H,バートexch、)、 7.31(
d、J=1.65 Hz、 E)、 7.23 (s、
 LH)。
7.20 (dd、 J=8.4及び1.65 Hz、
 LH)、 6.99 (d。
J=8.4 Hz、 1)1)、 3.79 (s、 
3tl)、 3.76 (s、 31()。
2.0 (s、 3H)であった。
実施例5 この化合物はサクセナらの手順(実施例3と同じ)の改
良法により、メタノール中で炭酸ナトリウムを用いて処
理を行うことにより実施例2の生成物から製造した。ま
た別の方法として、α−アセチルアミノ−3,4−ジメ
トキシケイ皮酸のエステル化により作ることができた。
したがって、核酸9.62 gを還流下、濃塩酸1ml
を含むメタノールloo+nj!中で19時間加熱した
。水500m!で希釈した後、該溶液を10%の炭酸す
) IJウム水溶液でアルカリ化し、pH8−9にした
。得られた固形物を濾過により回収し、水50m1で3
回洗浄し、ポンプで乾燥した。得られた粗生成物は、シ
リカゲルを用いたカラムクロマトグラフにより、塩化メ
チレン/メタノール(99: 1〜96:2)のグラジ
ェントで溶出し、さらに精製した。適切な両分から溶媒
を取り除いた後、ポンプで乾燥し、表題の化合物2.0
?、g(21%)を得ることができ、’ HNMR(C
DCL、)の結果は、7.42 (s。
1tl)、 7.10 (d、 J=8.5 Hz、 
LH)、 7.07(s、 LH)。
6.99 (s、 LH)、 6.86 (d、 J=
8.5 Hz、 LH>、 3.91(s、 3tl)
、 3.86 (s、 3H)、 3.84 (s、 
3H)、 2.17(s、 3H) ;融点は198〜
200℃であった。推定された式C0旧、NO3の計算
値:C,60,2; H,6,14;N、 5,02.
実測値:C60,42; H,5,78; N、 4.
53実施例6 α−ベンゾイルアミノ−3,4−ジメトキシケイ皮酸 この化合物は、ドロファ及びメンジベルズア(Deul
offeu and Mendivelzua)、(Z
、 Physiol、Chem219.23頁(193
3年))の方法に従って、2時間以上、2%NaOH水
溶液で還流しながら、実施例1のアズラクトン生成物の
加水分解により製造した。収率は87%、融点は198
〜199.5℃(ブチリック、J、Ro及びウンラウ、
 AoM、(Butterick。
J、R,and、 [Inrau、 A、M、) Ca
n、J、 Chem、 522873頁(1974)に
記載された融点は196〜198℃)であった。
実施例7 この製造は、シュロック及びオスポーン(Schroc
kand 0sborn、 J、 Amer Chem
 Soc、  93. 3089(1971))に記載
の陽性ロジウム錯体を作る普及した手順に基づいて行っ
た。つまり、マグネットスターラーを装着した50m1
丸底フラスコに乾燥窒素雰囲気下において、ロジウムノ
ルボルナジエンクロライドニ量体(0,4855g、 
2.11ミリモル)及び乾燥した無酸素THF 10m
j!を入れた。THF I Gml中にヘキサフルオロ
リン酸銀(0,5334g、2.11ミリモル)を含む
溶液をこの中に加えた。すぐに塩化銀の沈殿が形成され
、14分間撹拌した後、これを乾燥箱中で濾過により集
め、THF2mjl!で2回洗浄した。この暗い琥珀色
の濾液に、THF2mj!中に溶かした蒸留したばかり
のノルボルナジエン(0,1958g、2.13ミリモ
ル)を加えることにより、その色が深い赤/栗色に変り
、かつ沈殿が漸次形成された。該反応混合物を室温で一
晩(16時間)撹拌した後、濾過により栗色固形物を集
め、THF2mlで4回洗浄した。真空中(0,2mm
 Hg)で乾燥し、ブリックレッド固形物(0,404
9g、 47%)として、分析用純粋物質を得た。’H
NMR(CD、Cj’ 、)の結果は、5.65 (d
d、 J=2.1 and 4.7 Hz、 4H)。
4.82 (br s、 2H)、 1.66 (t、
 J=1.5 Hz、 2H);り’PNMR(CD、
C12>−143,83(sp、 J=711 Hz)
であった。また、推定される化学式はC+J+5RhP
Fs 、計算値C,38,91:H,3,73であり、
実測値はC38,56;H,3,63であった。
実施例8 マグネットスターラー、還流コンデンサー、ゴム球を装
着した2つの3ウエイストツブコツク(アルデリックケ
ミカル社、Aldrich ChemicalComp
any) 、隔壁、及び窒素マニホールドを取り付けた
、乾燥した500mj!丸底3つロフラスコに、乾燥T
HF(10ml)中にロジウム(1)ビス(ノルボルナ
ジエン)ヘキサフルオロホスフェート(0,2579g
、 59.7μmol、2.6重量%、0.2モル%)
を含む溶液を注入した。さらにTHF 10mj2を使
用し完全な移行を確保した。
次に、この明るいオレンジ/赤のものに対して、乾燥T
HF5+y+4!中にR−PROPHO3(0,249
9g、 60.6μmol 、 2.5重量%、0.2
モル%)の溶液を注入した。THF5mIlで2回すす
ぎ、移行を完全に行なった。該R−PROPHO3を加
えたことにより色がすぐに変化し、明るいオレンジ/黄
となった。室温で15分間撹拌した後、該フラスコを水
アスピレータ−を用いて吸引し、さらに水素をパージし
たくバルーンを介して)。この工程をさらに4回くり返
した。次いで該反応混合物を室温、水素雰囲気下で30
分間撹拌した後、上線色は鈍いオレンジ/アンバーブラ
ウンに変っていた。このとき乾燥THF80mf中に実
施例2の表題化合物(9,9998g、 29.3ミリ
モル)を含む溶液を、隔壁を介して注入した。THF1
5mlにより2回すすぎ、完全な移行を確保した。
該化合物を加えることにより、その色は明(深い赤色相
を帯び、−該混合物を1時間撹拌することにより、ルビ
ー赤となった。該反応混合物を一晩中(16時間)撹拌
した後、鈍いオレンジ/アンバーブラウン色に戻り、そ
して、該反応を、窒素ガスをパージすることにより止め
た。次いで浄化したDoWeX” 50X2−400 
 (−10g)を加え、続いて1時間撹拌した。次いで
、該反応混合物をシリカカラムの頂上部から加え、生成
物をTHFにより溶離した。無水硫酸ナトリウム上で乾
燥した後、溶媒をロータリーエバポレーターで除去し、
油分を得た。この油分を0602〜0.05+nmHg
で1晩(16時間)吸引したところ、クリーム/ライト
イエロー固体の粗生成物(11,64g、LCによるし
一異性体光学純度89.8%ee)を得た。
生成物の濃縮 該生成物を塩化メチレン/ヘキサンから再結晶すること
により濃縮し、母液を除去し、再度処理して、純粋なし
一メチルN−ベンゾイルー3,4−ジメトキシ−フェニ
ルアラニンを計3群(5,69g、1.25g及び1゜
90g計8.84g、25.7ミリモル、87.7%、
LCによるし一異性体の光学純度95.9−97.7%
ee)融点124〜125℃、125.5〜126.5
℃及び126〜126.5℃〔α] o23 (C2,
4、CtlCj!s)=+83 86゜(セルヶ、S、
及びバラセジュス、Ho(Selke、 H及びPra
cejus、 H) DO西独特許第140036号(
1980)旋光度+55.8〜76.6°)を得た。
母液からの最終的な残留物はほとんど完全にラセミ物(
0,59g、  172ミリモル、5.9%、LCによ
るし一異性体の光学純度1.7%ee、融点105〜1
07℃)であることが見い出された。
実施例9 実施例8の手順を用いることにより、表題の化合物が1
.5時間の反応時間で、α−アセチルアミノ−3,4−
ジメトキシケイ皮酸から製造され、収率98%かつ光学
純度91.6%eeであった。
実施例10 実施例8の手順を用いることにより、表題の化合物が5
.5時間の反応時間で、α−ベンゾイルアミノ−3,4
−ジメトキシシンナメートから製造され、収率100%
かつ光学純度90.9%eeであった。
実施例11 実施例8の手順及び溶媒としてメタノールを使用するこ
とにより、表題の化合物が6.5時間の反応時間でメチ
ルα−アセチルアミノ−3,4−ジメトキシシンナメー
トから製造され、収率は100%で、光学純度は84.
3%eeであった。
実施例12 実施例8の手順及び溶媒としてメタノールを使用するこ
とにより、表題の化合物が2時間の反応時間でメチルα
−ベンゾイルアミノ−3,4−ジメトキシシンナメート
から製造され、収率99.3%かつ光学純度85.1%
eeであった。
実施例13 実施例8の手順及び溶媒としてメタノールを使用するこ
とにより、表題化合物が反応時間136時間で、α−ベ
ンゾイルアミノ−3,4−ジメトキシケイ皮酸から製造
され、収率84%かつ光学純度72.1%eeであった
実施例14 実施例8の手順及び溶媒としてメタノールを使用するこ
とにより、表題化合物が反応時間3.4時間で、メチル
α−アセチルアミノ−3,4−ジメトキシケイ皮酸から
製造され、収率100%かつ光学純度88.6%eeで
あった。
実施例15 実施例8の手順及び触媒としてR−BINAPを使用す
ることにより、表題化合物が反応時間243時間で、α
−アセチルアミノ−3,4−ジメトキシケイ皮酸から製
造され、収率はぼ70%かつ光学純度3.1%eeであ
った。
実施例16 実施例8の手順及び触媒としてR−BINAPを使用す
ることにより、表題化合物が反応時間5.5時間で、α
−ベンゾイルアミノ−3,4−ジメトキシケイ皮酸から
製造され、収率100%かつ光学純度50.2%eeで
あった。
実施例17 実施例8の手順及び触媒としてR−BINAPを使用す
ることにより、表題化合物が反応時間279時間で、メ
チルα−アセチルアミノ−3,4−ジメトキシシンナメ
ートから製造され、収率36%かつ光学純度1O65%
eeであった。
実施例18 実施例80手順及び触媒としてR−BINAPを使用す
ることにより、表題化合物が反応時間5時間で、メチル
α−ベンゾイルアミノ−3,4−ジメトキシシンナメー
トから製造され、収率99.2%かつ光学純度57.3
%eeであった。
実施例19 実施例8の手順で、触媒としてR−BINAPを、溶媒
としてメタノールを使用することにより、表題化合物が
反応時間150時間で、メチルα−アセチルアミノ−3
,4−ジメトキシシンナメートから製造され、収率76
%かつ光学純度6.5%eeであった。
実施例20 実施例8の手順で、触媒としてR−81NAPを、溶媒
としてメタノールを使用することにより、表題化合物が
反応時間136時間で、α−ベンゾイルアミノ−3,4
−ジメトキシケイ皮酸から製造し、収率64.0%かつ
光学純度27.9%eeであった。
実施例21 実施例8の手順で、触媒としてR−BINAPを、溶媒
としてメタノールを使用することにより、表題化合物が
反応時間3.4時間で、メチルα−アセチルアミノ−3
,4−ジメトキシケイ皮酸から製造され、収率96.6
%かつ光学純度10.8%eeであった。
実施例22 (比較例) メチルα−ベンゾイルアミノ−3,4−ジメトキシシン
ナメート(2(Ig)を、水素雰囲気下(1気圧)、メ
タノール(400mj2)中でパラジウム10%を有す
る炭素(2g)で3日間処理した。次いで、該反応混合
物を濾過し、溶媒を除去して表題の化合物(18,90
g、95%)、融点106〜107℃を得た。
実施例23 L−3,4−ジメトキシフェニルアラニン塩酸塩の製造 ここで使用される手順はラセミ体の加水分解を行うため
のサクセナら(Saxena et al) (前述)
の方法に基礎を置いた。つまり、2βの丸底三ツロフラ
スコに、実施例8で製造したし一メチルーN−ベンゾイ
ルー3.4−ジメトキシフェニルアラニン(光学純度9
8.8%ee)  12.01g (35,2ミリモル
)、水1.08β及び濃塩酸276mjl!を入れた。
該反応混合物を還流下で20時間加熱し、室温まで冷却
した。次いで、濾過を行い、収集した固形物を水25m
1で2回洗浄した。また、濾液を塩化メチレン200m
j!で5回抽出した。水層をロータリーエバポレータニ
で除去し、残留物をポンプで乾燥し、表題の生成物を得
た(8.73g 94.8%)、融点218〜219℃
(ヤマト、H2及びハヤカワ、T、ポリマー(1978
)19.963頁、報告された融点220℃)。またN
MRのデータは次のとおりである; ’HNMR(d6
−DMSO)8.52 (s、 3H,exch、 D
20 )、 6.98 (d、 J=1,5 Hz。
LH)、 6.89 (d、 J=8.2 Hz、 1
)1)、 6.78 (dd、 J=8.2及び1.5
 Hz、 IH)、 4.11 (m、 LH)、 3
 (s、 3H)。
3.73 (s、 3)1)、 3.11 (m、 2
H); IR(にBr) 3612−3343m、 3
290−2400 s、 1740 m、 1608 
m、 1517 s。
1250 s、 1144 m、 1022 m cm
−’実施例24 (比較例) ラセミ3,4−ジメトキシフェニルアラニン塩酸塩の製
造 実施例23の手順を用いることにより、ラセミメチルN
−ベンゾイル−3,4−ジメトキシフェニルアラニンを
加水分解し、収率93%で表題の化合物を得た。
実施例25 製造 ここで使用される手順は、ディーン(Dean)及びラ
ボボー) (Rapoport) J、 Org、 C
hem 、  43゜2115、(1978)及びラセ
ミシステムに関するサクセナら(Saxena et 
al) (前述)による方法に基礎を置いている。した
がって、500mA’の丸底−ロフラスコにL−3,4
−ジメトキシフェニルアラニン塩酸塩7.00g(26
,9ミリモル)、製塩R5mL水95mfl及び37%
ホルムアルデヒド水溶液4.2ml1を入れた。該反応
混合物を窒素雰囲気下で、90℃の浴温で、3時間加熱
した。
次いで、室温まで冷却し、冷蔵庫(陶0℃)で−晩(1
6時間)放置した。さらにフラスコを冷蔵庫で氷が形成
されるまで冷却し、さらに生成物を沈殿させた。次いで
そのクリーム色の沈殿を濾過によって回収し、氷水5m
lで2回洗浄した。吸引乾燥した後、該生成物を5酸化
リンを用いた真空デシケータ中でさらに乾燥し、クリー
ム色の粉末状の表題の化合物6.26g(85%)を得
た。
該化合物の特性は次のとおりである:融点278〜27
9℃dec (クラチコ、Sら(Klutchko、 
Set al)J、 Med、 Chem(1986)
、  29.(1953)の報告によると融点281〜
282℃dec、);[α]  、”−92,1° (
C2,45、INH[ニア、(クラチコ、Sら) 〔α
〕。”−98(C2,5、INHCjり光学純度94.
0%ee;NMRは、’HNMR(CF、C00D)9
.06  (酸ピーク)、 6.90 (s、  IH
) 。
6.83  (s、  IH)、  4.64  (A
B、  J=15,8tlz、  If()、  4.
60(AB、 J=15.8 Hz、  IH)、 4
.57 (dd、J=10.0及び5.5Hz、  I
H)、  3.96 (s、  31()、  3.9
4 (s、  38)、  3.57(dd、 J=1
7.0及び5.5 Hz、 LH)、  3.44 (
dd、 J=17.0及び10.0 Hz、  1)1
): IR(KBr) 3561−3304 s。
3256−2367 s、  1734 s、  15
22 s、  1267 s、  1224B、 11
21 s cm−’であった。0.IN熱塩酸水溶液か
ら再結晶させることにより、分析用試料を得た(回収率
72%、融点279〜280℃dec)。分析による推
定式C,311,,ClN0.: C52,66:H5
,89:N5.12実測値[: 52.63:)I 5
.63:N 5.12であった。
実施例26 (比較例) 3.4−ジメトキシフェニルアラニン塩酸塩を還化して
、理論量で表題の化合物を得たく融点273〜275℃
)。
製造

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ( I )(a) ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる第1の前駆体化合物を陽性触媒の存在下で
    水素化することにより、 式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1はH又はCH_3、RはC_6H_5又
    はCH_3)で表わされる水素化化合物を製造し、 (b)該水素化化合物を加水分解して、光学的に純粋な
    アミノ酸塩を製造し、 (c)該アミノ酸塩のピクテット−スペングラー環の閉
    環を行うことにより、光学的に純粋なL(S)−1,2
    ,3,4−テトラヒドロイソキノリン−3−カルボン酸
    化合物を得ることを特徴とする、 式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1及びR_2は相互独立に、水素、低級ア
    ルキル、低級アルコキシ、低級アルキルチオ、低級アル
    キルスルフィニル、低級アルキルスルホニル、ヒドロキ
    シ、又はR_1とR_2がいっしょになってメチレンジ
    オキシを示す)で表わされるL(S)−1,2,3,4
    −テトラヒドロイソキノリン−3−カルボン酸を含む光
    学的に純粋な化合物の製造方法。 (2)要時調製陽性触媒が、 (a)キラルホスフィンリガンド及び (b)〔M(ジエン)_2〕^+X^− (式中、MはRh、Ru、Pt、Pb及び Niから成る群より選ばれ、ジエンはノル ボルナジエン又はシクロオクタジエンであ り、X^−は、PF_6−、ClO_4−及びBF_4
    −から成る群より選ばれる) を含む請求項(1)記載の方法。 (3)キラルホスフィンリガンドが(R)−(+)−2
    ,2′−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1′−ビ
    ナフチルである請求項(2)記載の方法。 (4)キラルホスフィンリガンドが(R)−(+)−1
    ,2−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパンである請
    求項(2)記載の方法。 (5)触媒成分(b)が〔Rh(C_7H_■)_2〕
    ^+X^−である請求項(2)記載の方法。 (6)X^−がPF_6−である請求項(5)記載の方
    法。 (7)キラルホスフィンリガンドがCHIRAPHOS
    、DIPAMP、NORPHOS、DIOP、CAMP
    HOS及びDIOXOPから成る群より選ばれた請求項
    (2)記載の方法。 (8)触媒成分(a)が(R)−(+)−1,2−ビス
    (ジフェニルホスフィノ)プロパンで触媒成分(b)が
    〔Rh(C_7H_■)_2〕^+PF_6−である請
    求項(2)記載の方法。 (9)請求項(1)記載の方法で製造された光学的に純
    粋な化合物L(S)−6,7−ジメトキシ−1,2,3
    ,4−テトラヒドロ−イソキノリン−3−カルボン酸。 (10)式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1及びR_2は相互独立に、水素、低級ア
    ルキル、低級アルコキシ、低級アルキルチオ、低級アル
    キルスルフィニル、低級アルキルスルホニル、ヒドロキ
    シ、又はR_1とR_2がいっしょになってメチレンジ
    オキシを表わし、R^1はH又はCH_3、RはC_6
    H_5又はCH_3である。) で表わされる前駆体化合物を、陽性触媒の存在下で水素
    化することを特徴とする、式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる光学的に純粋なL−フェニルアラニン化合
    物の製造方法。 (11)要時調製陽性触媒が、 (a)キラルホスフィンリガンド及び、 (b)〔M(ジエン)_2〕^+X^− (式中、MはRh、Ru、Pt、Pb及び Niから成る群より選ばれ、ジエンはノルボルナジエン
    又はシクロオクタジエンであり、X^−は、PF_6−
    、ClO_4−及びBF_4−から成る群より選ばれる
    )を含む請求項(10)記載の方法。 (12)キラルホスフィンリガンドが(R)−(+)−
    2,2′−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1′−
    ビナフチルである請求項(11)記載の方法。 (13)キラルホスフィンリガンドが(R)−(+)−
    1,2−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパンである
    請求項(11)記載の方法。 (14)キラルホスフィンリガンドがCHIRAPHO
    S、DIPAMP、NORPHOS、DIOP、CAM
    PHOS及びDIOXOPから成る群より選ばれる請求
    項(11)記載の方法。 (15)触媒成分(b)が〔Rh(C_7H_■)_2
    〕^+PF_6−である請求項(13)記載の方法。 (16)L−フェニルアラニン化合物が、L−N−アセ
    チル−3,4−ジメトキシフェニルアラニン、L−メチ
    ル−N−アセチル−3,4−ジメトキシフェニルアラニ
    ン、L−N−ベンゾイル−3,4−ジメトキシフェニル
    アラニン及びL−メチル−N−ベンゾイル−3,4−ジ
    メトキシフェニルアラニンから成る群より選ばれる請求
    項(10)記載の方法。 (17)(a)キラルホスフィンリガンド及び(b)〔
    M(ジエン)_2〕^+X^− (式中、MはRh、Ru、Pt、Pb及び Niから成る群より選ばれ、ジエンはノル ボルナジエン又はシクロオクタジエンであ り、X^−は、PF_6−、ClO_4−及びBF_4
    −から成る群より選ばれる)を含む触媒組成物。 (18)製造されたL−フェニルアラニン化合物を再結
    晶により濃縮する請求項(16)記載の方法。
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