JPH0218050A - 金属調メラミン樹脂化粧板 - Google Patents
金属調メラミン樹脂化粧板Info
- Publication number
- JPH0218050A JPH0218050A JP16854088A JP16854088A JPH0218050A JP H0218050 A JPH0218050 A JP H0218050A JP 16854088 A JP16854088 A JP 16854088A JP 16854088 A JP16854088 A JP 16854088A JP H0218050 A JPH0218050 A JP H0218050A
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- JP
- Japan
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- metallic
- melamine resin
- decorative board
- embossed
- powder
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- Laminated Bodies (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、金、銀、銅、アルミニウム等の金属調質感に
優れたメタリック装飾美とエンボス加工実とを併有する
金属調メラミン樹脂化粧板に関する。
優れたメタリック装飾美とエンボス加工実とを併有する
金属調メラミン樹脂化粧板に関する。
近年、厨房家具、肌表面、座卓5食卓等の天板にはメラ
ミン樹脂化粧板が使用されており、特にエンボス加工面
により表面の艶を消した。いわゆる艷消板ないし半艶消
板が多用されるに至っている。
ミン樹脂化粧板が使用されており、特にエンボス加工面
により表面の艶を消した。いわゆる艷消板ないし半艶消
板が多用されるに至っている。
また、厨房家具又は肌表面は金属部分との調和を図るた
め、金属調化粧面を有するメラミン樹脂化粧板が多用さ
れるに至っている。
め、金属調化粧面を有するメラミン樹脂化粧板が多用さ
れるに至っている。
ところで、金属調化粧面を有するメラミン樹脂化粧板は
、印刷インクの中に単に金属微粉末等を混入しただけで
は実現が困難であることは経験的に知られている。その
理由は、メラミン樹脂の加熱加圧時にインク中の金属微
粉末が流動し、いわゆる沈んだ状態として偏在すること
になるからであるとされている。
、印刷インクの中に単に金属微粉末等を混入しただけで
は実現が困難であることは経験的に知られている。その
理由は、メラミン樹脂の加熱加圧時にインク中の金属微
粉末が流動し、いわゆる沈んだ状態として偏在すること
になるからであるとされている。
このような問題点に鑑み、化粧紙の抄造時に金属微粉末
を抄き込む方法によって、金属調メラミン樹脂化粧板が
製造されている。
を抄き込む方法によって、金属調メラミン樹脂化粧板が
製造されている。
しかしながら、上記従来の製造法によれば 化粧紙中に
抄き込む金属微粉末は、その使用量が多くならざるを得
ない、また、抄造中にスラリー溶液を濾過できないので
、ゴミ等の不純物が混入し易い、特に、抄造歩留り等を
考慮するとコスト高となる。
抄き込む金属微粉末は、その使用量が多くならざるを得
ない、また、抄造中にスラリー溶液を濾過できないので
、ゴミ等の不純物が混入し易い、特に、抄造歩留り等を
考慮するとコスト高となる。
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みてなされたも
ので、金属質感に優れたメタリック装飾美とエンボス加
工実とを併有する金属調メラミン樹脂化粧板を提供しよ
うとするものである。
ので、金属質感に優れたメタリック装飾美とエンボス加
工実とを併有する金属調メラミン樹脂化粧板を提供しよ
うとするものである。
本発明は、化粧板表面に形成したエンボス加工面を有す
る金属調メラミン樹脂化粧板であって。
る金属調メラミン樹脂化粧板であって。
該金属調メラミン樹脂化粧板は、グラビア印刷により印
刷した金rIXil!1化粧紙とからなるパターン層と
、該金属調化粧紙に含浸したメラミン樹脂層と。
刷した金rIXil!1化粧紙とからなるパターン層と
、該金属調化粧紙に含浸したメラミン樹脂層と。
該メラミン樹脂層の加熱加圧時に形成したエンボス加工
面を有するオーバーレイ層と、基材からなるベース層と
によって構成され、上記グラビア印刷は、金属質感を付
与する輝度物質微粉を混入したインクを用いてなり、ま
た上記エンボス加工面は1表面に微細な凹凸を有する賦
型板を用いて形成してなり、上記グラビア印刷により生
じた製版凹凸目と上記エンボス加工面の凹凸面により金
属調光沢模様を形成してなることを特徴とする金属調メ
ラミン樹脂化粧仮にある。
面を有するオーバーレイ層と、基材からなるベース層と
によって構成され、上記グラビア印刷は、金属質感を付
与する輝度物質微粉を混入したインクを用いてなり、ま
た上記エンボス加工面は1表面に微細な凹凸を有する賦
型板を用いて形成してなり、上記グラビア印刷により生
じた製版凹凸目と上記エンボス加工面の凹凸面により金
属調光沢模様を形成してなることを特徴とする金属調メ
ラミン樹脂化粧仮にある。
本発明において、上記エンボス加工面は微細な凹凸面よ
りなり、該凹凸面は丸みを帯びたテクスチヤ−(質感)
を有する。
りなり、該凹凸面は丸みを帯びたテクスチヤ−(質感)
を有する。
また、上記グラビア印刷は、製版時に形成した縦横に無
数の凹部(第1図及び第2図参照)内に印刷用インクを
充填し2 このインクを版の回転によって化粧紙表面に
転写することにより行われる。
数の凹部(第1図及び第2図参照)内に印刷用インクを
充填し2 このインクを版の回転によって化粧紙表面に
転写することにより行われる。
また、金属調化粧紙は上記グラビア印刷により印刷して
製造されたものであるため、縦横に無数の製版凹凸目が
形成されている。これにより光の乱反射が起こり8色訓
むらが生ずることがある。
製造されたものであるため、縦横に無数の製版凹凸目が
形成されている。これにより光の乱反射が起こり8色訓
むらが生ずることがある。
また、上記金属調化粧紙は、その表面に酢酸セルロース
、カルボキシルメチルセルロース(CMC)等のインク
安定フィルムを形成することができる。これにより含浸
時の輝度物質粉末の脱落。
、カルボキシルメチルセルロース(CMC)等のインク
安定フィルムを形成することができる。これにより含浸
時の輝度物質粉末の脱落。
筋むら、加熱加圧時にインクの沈みを防止することがで
きる。
きる。
また、上記メラミン樹脂はメラミンとホルムアルデヒド
とを化学反応により結合した初期縮合の合成樹脂である
。これにより、天板等に表面硬度。
とを化学反応により結合した初期縮合の合成樹脂である
。これにより、天板等に表面硬度。
耐熱性、耐摩耗性等に優れた物性を与えることができる
。
。
また、上記加熱加圧は上記メラミン樹脂を高圧。
例えば30〜80kg/ c m”の圧力下で130〜
170°Cに加熱して熱硬化するため行うものである。
170°Cに加熱して熱硬化するため行うものである。
また、上記エンボス加工面は、エツチング表面処理又は
プラスチング表面処理等によって、@細な凹凸面を形成
した金属賦型板、熱硬化性樹脂積層板の型押成形による
プラスチック賦型板等をメラミン樹脂化粧紙の製造時に
圧締して成形することができる。
プラスチング表面処理等によって、@細な凹凸面を形成
した金属賦型板、熱硬化性樹脂積層板の型押成形による
プラスチック賦型板等をメラミン樹脂化粧紙の製造時に
圧締して成形することができる。
また、上記基材は1例えばフェノール樹脂含祇紙、ジア
リルフタレート樹脂含浸祇等の積層熱硬化層又は合板、
パーティクルボード等の木質系基板とすることができる
。
リルフタレート樹脂含浸祇等の積層熱硬化層又は合板、
パーティクルボード等の木質系基板とすることができる
。
本発明において、金属質感を付与する輝度物質微粉はパ
ール粉末、マイカ粉末、バーミュライト粉末、金粉末、
銀粉末、銅粉末、アルミ粉末等のいずれか1種又は2種
以上であることが好ましい。
ール粉末、マイカ粉末、バーミュライト粉末、金粉末、
銀粉末、銅粉末、アルミ粉末等のいずれか1種又は2種
以上であることが好ましい。
また、金、銀、銅、アルミ粉末は2粒形、偏平形等の各
種形状のもので、これらの金属加工粉。
種形状のもので、これらの金属加工粉。
箔切削粉等を使用することができる。
更にまた1本発明において1表面に微細な凹凸を有する
賦型板は凹部溝の深さは1μm〜60μmであり、また
凸部間のピッチは10μm〜300であることが好まし
い、これにより、上記グラビア製版によって生じた印刷
化粧紙の製版凹凸目と同調させ、同一方向の反射により
、該製版凹凸目を減少することができる。また、該製版
凹凸目中に含有される輝度物質微粉は浮き上がり効果に
より表面で鮮明に見えることとなる。
賦型板は凹部溝の深さは1μm〜60μmであり、また
凸部間のピッチは10μm〜300であることが好まし
い、これにより、上記グラビア製版によって生じた印刷
化粧紙の製版凹凸目と同調させ、同一方向の反射により
、該製版凹凸目を減少することができる。また、該製版
凹凸目中に含有される輝度物質微粉は浮き上がり効果に
より表面で鮮明に見えることとなる。
また1本発明においては、最表面のオーバーレイ層なし
の金属調メラミン樹脂化粧板にすることもできる。
の金属調メラミン樹脂化粧板にすることもできる。
即ち2本発明は化粧板表面に形成したエンボス加工面を
有する金属調メラミン樹脂化粧板であって、該金属調メ
ラミン樹脂化粧板は、グラビア印刷により印刷した金属
調化粧紙からなるパターン層と 該金属調化粧紙に含浸
したメラミン樹脂層と、該メラミン樹脂層の加熱加圧時
に形成したエンボス加工面と、基材からなるベース層と
仁よって構成され、上記グラビア印刷は、金属質感を付
与する輝度物質微粉を混入したインクを用いてなり、ま
た上記エンボス加工面は1表面に微細な凹凸を有する賦
型板を用いて形成してなり、上記グラビア印IGI+に
より生じた製版凹凸目と上記エンボス加工面の凹凸面に
より金属調光沢模様を形成してなることを特徴とする金
属調メラミン樹脂化粧板にある。
有する金属調メラミン樹脂化粧板であって、該金属調メ
ラミン樹脂化粧板は、グラビア印刷により印刷した金属
調化粧紙からなるパターン層と 該金属調化粧紙に含浸
したメラミン樹脂層と、該メラミン樹脂層の加熱加圧時
に形成したエンボス加工面と、基材からなるベース層と
仁よって構成され、上記グラビア印刷は、金属質感を付
与する輝度物質微粉を混入したインクを用いてなり、ま
た上記エンボス加工面は1表面に微細な凹凸を有する賦
型板を用いて形成してなり、上記グラビア印IGI+に
より生じた製版凹凸目と上記エンボス加工面の凹凸面に
より金属調光沢模様を形成してなることを特徴とする金
属調メラミン樹脂化粧板にある。
これにより、最表面のオーバーレイ層を省略してコスト
ダウンを図り、安価な金属調メラミン樹脂化粧板を提供
することができる。
ダウンを図り、安価な金属調メラミン樹脂化粧板を提供
することができる。
本発明にかかる金属調メラミン樹脂化粧板はグラビア印
刷により印刷した金属調化粧紙により構成する。これに
より、グラビア印刷インク中に混入した金属質感を付与
する輝度物質微粉末によってメタリック装飾美を付与す
ることができる。
刷により印刷した金属調化粧紙により構成する。これに
より、グラビア印刷インク中に混入した金属質感を付与
する輝度物質微粉末によってメタリック装飾美を付与す
ることができる。
また、上記金属調メラミン樹脂化粧板は、その表面にエ
ンボス加工面を有する。これにより3上記金属調化粧紙
に生じたグラビア製版凹凸目を減少することができる。
ンボス加工面を有する。これにより3上記金属調化粧紙
に生じたグラビア製版凹凸目を減少することができる。
これは、双方の凹凸が同調し、光の同一反射による浮き
上がり効果、即ち光反射相乗効果が生ずることによるも
のと考えられる(第1図参照)。
上がり効果、即ち光反射相乗効果が生ずることによるも
のと考えられる(第1図参照)。
また、上記エンボス加工面面は凹部溝の深さが1um〜
60μmであり、また凸部間のピッチが10μm〜30
0μmである(第1図参照)。
60μmであり、また凸部間のピッチが10μm〜30
0μmである(第1図参照)。
そのため、上記グラビア製版凹凸目の大きさと略同形と
なり、エンボス面の凹凸と同調させることにより、上記
光反射相乗効果を発揮させることができる。
なり、エンボス面の凹凸と同調させることにより、上記
光反射相乗効果を発揮させることができる。
したがって1本発明によれば、金、t!、銅、アルミニ
ウム等の金属調質感に優れた。メタリック装飾美とエン
ボス加工美とを併有する金属調メラミン樹脂化粧板を提
供することができる。
ウム等の金属調質感に優れた。メタリック装飾美とエン
ボス加工美とを併有する金属調メラミン樹脂化粧板を提
供することができる。
また、最表面のオーバーレイ層を省略した場合において
は、コストダウンが可能となり、安価な金属調メラミン
樹脂化粧板を提供することができる(第2実施例参照)
。
は、コストダウンが可能となり、安価な金属調メラミン
樹脂化粧板を提供することができる(第2実施例参照)
。
第1実施例
本例にかかる金属調メラミン樹脂化粧板について、第1
図〜第4図を用いて説明する。
図〜第4図を用いて説明する。
即ち3本例の金属調メラミン樹脂化粧板は、第1図に示
すごとく、エンボス加工面4が形成されたオーバーレイ
層5と、グラビア印刷により印刷した金属調化粧紙から
なるパターン層6と、該金属調化粧紙に含浸したメラミ
ン樹脂層60と、基材からなるベースN7とによって構
成する。
すごとく、エンボス加工面4が形成されたオーバーレイ
層5と、グラビア印刷により印刷した金属調化粧紙から
なるパターン層6と、該金属調化粧紙に含浸したメラミ
ン樹脂層60と、基材からなるベースN7とによって構
成する。
上記エンボス加工面4は、上記メラミン樹脂の加熱加圧
時に、第2図に示すごとく1表面に微細な凹凸面8を有
する金属賦型板8によって形成する。該凹凸面81は、
凹部溝811の深さDが25μmで、凸部811の頭部
AI、B1間のピンチが100μmによって形成する。
時に、第2図に示すごとく1表面に微細な凹凸面8を有
する金属賦型板8によって形成する。該凹凸面81は、
凹部溝811の深さDが25μmで、凸部811の頭部
AI、B1間のピンチが100μmによって形成する。
したがって。
オーバーレイ層5は上記金属賦型板8と略同形のエンボ
ス加工面4を有する。即ち、凹部溝41の深さD2は上
記金属賦型板8の凹部溝811の深さDlと略同形であ
る。また、凸部42の頭部A2、B2間のピッチP2と
上記金属賦型板8の凸部812のピッチP1とは路間−
である。
ス加工面4を有する。即ち、凹部溝41の深さD2は上
記金属賦型板8の凹部溝811の深さDlと略同形であ
る。また、凸部42の頭部A2、B2間のピッチP2と
上記金属賦型板8の凸部812のピッチP1とは路間−
である。
次に、上記パターン層6は表面にグラビア印刷により印
刷した金属調化粧紙からなる。また、該金属調化粧紙は
メラミン樹脂を含浸する。それ故。
刷した金属調化粧紙からなる。また、該金属調化粧紙は
メラミン樹脂を含浸する。それ故。
パターン層6はその表面等にメラミン樹脂層60を有す
る。また、該パターン層6は、第3図に示すごとく、グ
ラビア製版凹凸目3に略同形の印刷凹凸目61.62を
有する。また、該印刷凹凸目61.62はアルミ粉末6
3を含有するグラビア印刷印刷インク2によって形成さ
れる。そして。
る。また、該パターン層6は、第3図に示すごとく、グ
ラビア製版凹凸目3に略同形の印刷凹凸目61.62を
有する。また、該印刷凹凸目61.62はアルミ粉末6
3を含有するグラビア印刷印刷インク2によって形成さ
れる。そして。
上記印刷凹凸目は凸部61と凹部62よりなる。
凸部61のピッチQは、第3図及び第4図に示すごとく
、グラビア製版1の表面に形成された凸部11.11間
のピッチRとは路間−である。また。
、グラビア製版1の表面に形成された凸部11.11間
のピッチRとは路間−である。また。
凹部62の溝深さCはグラビア製版lの凹部12の溝深
さHと路間−である。
さHと路間−である。
また、上記ベース層7はフェノール樹脂を含浸したクラ
フト紙の積層物からなる。これにより。
フト紙の積層物からなる。これにより。
弾性のある基材が形成される。
本例の金属調メラミン樹脂化粧板は、上記のように構成
されているので1次の作用効果を有する。
されているので1次の作用効果を有する。
即ち、透明なオーバーレイ層50表面に形成したエンボ
ス加工面4と、パターンJli6の表面に存在している
印刷凹凸目61.62とは略同形であり、また双方の凹
凸の位置は相互に同調している。
ス加工面4と、パターンJli6の表面に存在している
印刷凹凸目61.62とは略同形であり、また双方の凹
凸の位置は相互に同調している。
つまり、ElとB2との2点鎖線において、エンボス加
工面4の凸部42と、印刷凹部62との位置は略対応し
ている。そのため、光線り、が進入して来ると、上記凸
部42で反射する光[,1と。
工面4の凸部42と、印刷凹部62との位置は略対応し
ている。そのため、光線り、が進入して来ると、上記凸
部42で反射する光[,1と。
オーバーレイ層5内に進入した光S!L、及びその反射
光L4とは路間一方向に反射する。これにより、上記印
刷凸部61内に存在するアルミ粉末が表面に浮き上がっ
て見える。
光L4とは路間一方向に反射する。これにより、上記印
刷凸部61内に存在するアルミ粉末が表面に浮き上がっ
て見える。
したがって2本例によれば、アルミ金属調のエンボス加
工面を有する金属調メラミン樹脂化粧板を提供すること
ができる。
工面を有する金属調メラミン樹脂化粧板を提供すること
ができる。
第2実施例
本例にかかる金属調メラミン樹脂化粧板を、第5図及び
第6図を用いて説明する。
第6図を用いて説明する。
本例の金属調メラミン樹脂化粧板は、上記第1実施例の
オーバーレイN5を省略し、またアルミ粉末63に代え
て銅粉末としたものである。その他の構成は、上記第2
実施例と同様とした。
オーバーレイN5を省略し、またアルミ粉末63に代え
て銅粉末としたものである。その他の構成は、上記第2
実施例と同様とした。
しかして1本例の金属調メラミン樹脂化粧板は。
第5図及び第6図に示すごとく、パターン層6の表面に
形成されたメラミン樹脂層60が形成されまたその表面
に凹部41と凸部42よりなるエンボス加工面4が形成
されることになる。つまり。
形成されたメラミン樹脂層60が形成されまたその表面
に凹部41と凸部42よりなるエンボス加工面4が形成
されることになる。つまり。
オーバーレイ層4を省略した銅メタリック調メラミン樹
脂化粧板となる。なお、同図において、符号7はベース
層である。
脂化粧板となる。なお、同図において、符号7はベース
層である。
本例の金属調メラミン樹脂化粧板は、上記のように形成
されているので1次の効果を有する。
されているので1次の効果を有する。
即ち2本例によれば、Rメタリック装飾美とエンボス加
工美とを併有し、安価な金属調メラミン樹脂化粧板を提
供することができる。
工美とを併有し、安価な金属調メラミン樹脂化粧板を提
供することができる。
第1図〜第4図は第1実施例を示し、第1図は同化粧板
の断面図、第2図は賦型板の断面図、第3図はグラビア
製版の表面拡大断面図、第4図は同グラビア製版の表面
拡大平面図、第5図及び第6図は第2実施例にががる金
属調メラミン樹脂化粧板を示し、第5図はその断面図、
第6図はその平面図である。 1・・・グラビア製版。 2・・・インク。 3・・・製版凹凸目 4・・・エンボス加工面 5・・・オーバーレイ層 6・・・パターン層 60、、、メラミン樹脂層。 7・・・ベース層
の断面図、第2図は賦型板の断面図、第3図はグラビア
製版の表面拡大断面図、第4図は同グラビア製版の表面
拡大平面図、第5図及び第6図は第2実施例にががる金
属調メラミン樹脂化粧板を示し、第5図はその断面図、
第6図はその平面図である。 1・・・グラビア製版。 2・・・インク。 3・・・製版凹凸目 4・・・エンボス加工面 5・・・オーバーレイ層 6・・・パターン層 60、、、メラミン樹脂層。 7・・・ベース層
Claims (4)
- (1)化粧板表面に形成したエンボス加工面を有する金
属調メラミン樹脂化粧板であって、該金属調メラミン樹
脂化粧板は、グラビア印刷により印刷した金属調化粧紙
とからなるパターン層と、該金属調化粧紙に含浸したメ
ラミン樹脂層と、該メラミン樹脂層の加熱加圧時に形成
したエンボス加工面を有するオーバーレイ層と、基材か
らなるベース層とによって構成され、 上記グラビア印刷は、金属質感を付与する輝度物質微粉
を混入したインクを用いてなり、また上記エンボス加工
面は、表面に微細な凹凸を有する賦型板を用いて形成し
てなり、上記グラビア印刷により生じた製版凹凸目と上
記エンボス加工面の凹凸面により金属調光沢模様を形成
してなることを特徴とする金属調メラミン樹脂化粧板。 - (2)第1請求項に記載の金属調メラミン樹脂化粧板に
おいて、金属質感を付与する輝度物質微粉は、パール粉
末、マイカ粉末、バーミキュライト粉末。 金粉末、銀粉末、銅粉末、アルミニウム粉末等のいずれ
か1種又は2種以上であることを特徴とする金属調メラ
ミン樹脂化粧板。 - (3)第1請求項に記載の金属調メラミン樹脂化粧板に
おいて、表面に微細な凹凸を有する賦型板は凹部溝の深
さが1μm〜60μmであり、また凸部間のピッチが1
0μm〜300μmであることを特徴とする金属調メラ
ミン樹脂化粧板。 - (4)化粧板表面に形成したエンボス加工面を有する金
属調メラミン樹脂化粧板であって、該金属調メラミン樹
脂化粧板は、グラビア印刷により印刷した金属調化粧紙
からなるパターン層と、該金属調化粧紙に含浸したメラ
ミン樹脂層と、該メラミン樹脂層の加熱加圧時に形成し
たエンボス加工面と、基材からなるベース層とによって
構成され、上記グラビア印刷は、金属質感を付与する輝
度物質微粉を混入したインクを用いてなり、また上記エ
ンボス加工面は、表面に微細な凹凸を有する賦型板を用
いて形成してなり、上記グラビア印刷により生じた製版
凹凸目と上記エンボス加工面の凹凸面により金属調光沢
模様を形成してなることを特徴とする金属調メラミン樹
脂化粧板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63168540A JPH072413B2 (ja) | 1988-07-06 | 1988-07-06 | 金属調メラミン樹脂化粧板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63168540A JPH072413B2 (ja) | 1988-07-06 | 1988-07-06 | 金属調メラミン樹脂化粧板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0218050A true JPH0218050A (ja) | 1990-01-22 |
JPH072413B2 JPH072413B2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=15869908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63168540A Expired - Lifetime JPH072413B2 (ja) | 1988-07-06 | 1988-07-06 | 金属調メラミン樹脂化粧板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH072413B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007098639A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧板の製造方法 |
JP2016198904A (ja) * | 2015-04-08 | 2016-12-01 | 住友ベークライト株式会社 | メラミン化粧板 |
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JPS5496579A (en) * | 1978-01-14 | 1979-07-31 | Katsushige Yoshida | Method of making metallic decorative laminate |
JPS6146312A (ja) * | 1984-08-10 | 1986-03-06 | Toshiba Corp | 1スタンド多パス圧延機の板厚制御装置 |
JPS6144829U (ja) * | 1984-08-24 | 1986-03-25 | 株式会社 ほくさん | 3−5族化合物半導体の熱分解による気相エピタキシヤル成長装置 |
-
1988
- 1988-07-06 JP JP63168540A patent/JPH072413B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007098639A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧板の製造方法 |
JP2016198904A (ja) * | 2015-04-08 | 2016-12-01 | 住友ベークライト株式会社 | メラミン化粧板 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH072413B2 (ja) | 1995-01-18 |
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