JPH02166910A - 気密容器及び圧電振動子 - Google Patents
気密容器及び圧電振動子Info
- Publication number
- JPH02166910A JPH02166910A JP32306888A JP32306888A JPH02166910A JP H02166910 A JPH02166910 A JP H02166910A JP 32306888 A JP32306888 A JP 32306888A JP 32306888 A JP32306888 A JP 32306888A JP H02166910 A JPH02166910 A JP H02166910A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug body
- case
- solder plating
- hot dip
- solder
- Prior art date
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- Pending
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- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は気密容器及び圧電振動子に関する。
[従来の技術1
従来の気密容器及び圧電振動子は、第2図に示すように
2本のり−ド22が貫通するガラス24の外周に金属環
25があり、金属部に半田26が電気メッキされてプラ
グ体を構成していた。ケースは素材27に半田28が電
気メッキされ、プラグ体とケースを封入して気密容器と
していた。また、圧電振動子は、圧電振動片21をリー
ド22の半田23を溶融して半田付固着されていた。
2本のり−ド22が貫通するガラス24の外周に金属環
25があり、金属部に半田26が電気メッキされてプラ
グ体を構成していた。ケースは素材27に半田28が電
気メッキされ、プラグ体とケースを封入して気密容器と
していた。また、圧電振動子は、圧電振動片21をリー
ド22の半田23を溶融して半田付固着されていた。
【発明が解決しようとする課題]
しかし、従来の技術では、電気メッキ時に電気メッキ内
に取り込まれる有機成分がガスとして放出されて真空度
が劣化したり、圧電振動片に付着して特性が劣化するた
め、これを防止することが課題とされていた。そこで1
本発明はメッキ内から放出されるガスを防止して、高真
空度を保持できる気密容器及びそれを用いた高品質の圧
電振動子を提供することを目的とする。
に取り込まれる有機成分がガスとして放出されて真空度
が劣化したり、圧電振動片に付着して特性が劣化するた
め、これを防止することが課題とされていた。そこで1
本発明はメッキ内から放出されるガスを防止して、高真
空度を保持できる気密容器及びそれを用いた高品質の圧
電振動子を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段]
本発明の気密容器は、少なくとも2本のリードが貫通す
るガラス部の外周に金属環のあるプラグ体と、圧入方式
で気密封入される筒型ケースとプラグ体の封入部の少な
くとも一部に溶融半田メッキがされていることを特徴と
する。または、金属素材と半田材によるクラッド材を筒
型加工したケースと前述のプラグ体を圧入方式で気密封
入することを特徴とする。
るガラス部の外周に金属環のあるプラグ体と、圧入方式
で気密封入される筒型ケースとプラグ体の封入部の少な
くとも一部に溶融半田メッキがされていることを特徴と
する。または、金属素材と半田材によるクラッド材を筒
型加工したケースと前述のプラグ体を圧入方式で気密封
入することを特徴とする。
本発明の圧電振動子は、前述の気密容器を用いることを
特徴とする。
特徴とする。
[実 施 例1
第1図に本発明の一実施例として、音叉型水晶振動片を
用いた圧電振動子の構造を示す、洋白等の金属素材で形
成されたケースlの内面に溶融半田メッキ2がされてい
る。溶融半田メッキは、半田デイツプや半田リフロー等
により行なう、同様に、2本のリード3及びそれが貫通
するガラス部4の外周の金属環5によって構成されるプ
ラグ体にも溶融半田メッキ6がされている。音叉型水晶
振動片7はリード3の半田6を再溶融して半田付けによ
り固着されている。この時、溶融半田メッキ2.6はケ
ース1のしまり嵌めによって気密封止されるパツキンと
して存在している。溶融半田メッキは封入部8のみにあ
ればよいのだが、実際には図の様に内部全体又は、封入
部付近の部分にあり、パツキンの役目以外の部分にも存
在してしまう。電気メッキにより半田メッキを行なう場
合多よ、前述の余分な部分よりメッキ内に取り込まれた
有機成分がガスとして放出され真空度が劣化してしまう
、半田の電気メッキは、メッキ液内の有機物が必ずとり
込まれるため、これはさけられない、しかし、本発明で
は、溶融半田メッキであるためガスの放出はない、よっ
て、高真空が維持でき、高品質の水晶振動子が得られる
。また、ケースlの溶融半田メッキ2は、封入部8付近
だけでもよいし、外面についていてもよい、ケースlに
溶融半田メッキ2がある場合は、プラグ体に溶融半田メ
ッキ6がなく変わりにニッケル等のメッキで、音叉型水
晶振動片7はリード3に導電性接着剤等を用いて固着し
てもよい、逆に、プラグ体の金属環5に溶融半田メッキ
がされていてもよいが、この場合は、封入時に半田メッ
キが外部に押し出されてしまうため、ケースl側に溶融
半田メッキ2がされている方が望ましい、圧電振動片は
音叉型水晶振動片でなくても、短冊型水晶振動片、セラ
ミック、タンタル酸リチウム等の圧電振動片でもよい、
また、溶融半田メッキは、共晶半田、高温半田、銀入り
半田等の半田でもよい、そして、圧電振動子でなくても
、フィルター、センサー、IC等気密の必要な部品の気
密容器として用いることができる。
用いた圧電振動子の構造を示す、洋白等の金属素材で形
成されたケースlの内面に溶融半田メッキ2がされてい
る。溶融半田メッキは、半田デイツプや半田リフロー等
により行なう、同様に、2本のリード3及びそれが貫通
するガラス部4の外周の金属環5によって構成されるプ
ラグ体にも溶融半田メッキ6がされている。音叉型水晶
振動片7はリード3の半田6を再溶融して半田付けによ
り固着されている。この時、溶融半田メッキ2.6はケ
ース1のしまり嵌めによって気密封止されるパツキンと
して存在している。溶融半田メッキは封入部8のみにあ
ればよいのだが、実際には図の様に内部全体又は、封入
部付近の部分にあり、パツキンの役目以外の部分にも存
在してしまう。電気メッキにより半田メッキを行なう場
合多よ、前述の余分な部分よりメッキ内に取り込まれた
有機成分がガスとして放出され真空度が劣化してしまう
、半田の電気メッキは、メッキ液内の有機物が必ずとり
込まれるため、これはさけられない、しかし、本発明で
は、溶融半田メッキであるためガスの放出はない、よっ
て、高真空が維持でき、高品質の水晶振動子が得られる
。また、ケースlの溶融半田メッキ2は、封入部8付近
だけでもよいし、外面についていてもよい、ケースlに
溶融半田メッキ2がある場合は、プラグ体に溶融半田メ
ッキ6がなく変わりにニッケル等のメッキで、音叉型水
晶振動片7はリード3に導電性接着剤等を用いて固着し
てもよい、逆に、プラグ体の金属環5に溶融半田メッキ
がされていてもよいが、この場合は、封入時に半田メッ
キが外部に押し出されてしまうため、ケースl側に溶融
半田メッキ2がされている方が望ましい、圧電振動片は
音叉型水晶振動片でなくても、短冊型水晶振動片、セラ
ミック、タンタル酸リチウム等の圧電振動片でもよい、
また、溶融半田メッキは、共晶半田、高温半田、銀入り
半田等の半田でもよい、そして、圧電振動子でなくても
、フィルター、センサー、IC等気密の必要な部品の気
密容器として用いることができる。
同様の効果を示すものとして、金属素材と半田材による
クラッド材を半田を内面にして筒型加工したケースと前
述のプラグ体を組み合わせた気密容器が挙げられる。ク
ラッド材は第3図に示す構造をしており、洋白等の金属
素材31と板半田材32を圧延法等により製造する。板
半田は、電気メッキで析出された半田と異なり有機成分
は含まない。或いは金属素材に溶融半田メッキをしたク
ラッド材でもよい、よって、ガス放出が生じることなく
高真空が得られる。この気密容器を用いた圧電振動子は
、振動片が高真空に保たれ、有機成分の付着もなく高品
質とすることができる。
クラッド材を半田を内面にして筒型加工したケースと前
述のプラグ体を組み合わせた気密容器が挙げられる。ク
ラッド材は第3図に示す構造をしており、洋白等の金属
素材31と板半田材32を圧延法等により製造する。板
半田は、電気メッキで析出された半田と異なり有機成分
は含まない。或いは金属素材に溶融半田メッキをしたク
ラッド材でもよい、よって、ガス放出が生じることなく
高真空が得られる。この気密容器を用いた圧電振動子は
、振動片が高真空に保たれ、有機成分の付着もなく高品
質とすることができる。
[発明の効果1
以上述べたように本発明によれば、圧入方式で封入され
る気密容器において、溶融半田メッキ又はクラッド材を
用いて容器を形成するため、有機成分のガス放出を防止
できる。よって、高真空度を保持できる気密容器及び、
それを用いた高品質の圧電振動子を提供できるという効
果を有する。
る気密容器において、溶融半田メッキ又はクラッド材を
用いて容器を形成するため、有機成分のガス放出を防止
できる。よって、高真空度を保持できる気密容器及び、
それを用いた高品質の圧電振動子を提供できるという効
果を有する。
第1図は本発明の一実施例を示す、音叉型水晶振動片と
気密容器を用いた圧電振動子の構造図。 第2図は従来の圧電振動子の構造図。 第3図は本発明の一実施例を説明する半田クラッド材の
斜視図。 24 ・ 25 ・ 26 ・ 27 ・ 31 ・ 32 ・ ・ガラス ・金属環 ・プラグ体側半田メッキ ・ケース ケース側半田メッキ ・金属素材 ・半田材 ケース ケース側溶融半田メッキ リード ガラス 金属環 プラグ体側溶融半田メッキ 音叉型水晶振動片 気密容器の封入部 音叉型水晶振動片 リード 固着材
気密容器を用いた圧電振動子の構造図。 第2図は従来の圧電振動子の構造図。 第3図は本発明の一実施例を説明する半田クラッド材の
斜視図。 24 ・ 25 ・ 26 ・ 27 ・ 31 ・ 32 ・ ・ガラス ・金属環 ・プラグ体側半田メッキ ・ケース ケース側半田メッキ ・金属素材 ・半田材 ケース ケース側溶融半田メッキ リード ガラス 金属環 プラグ体側溶融半田メッキ 音叉型水晶振動片 気密容器の封入部 音叉型水晶振動片 リード 固着材
Claims (4)
- (1)少なくとも2本のリードが貫通するガラス部の外
周に金属環のあるプラグ体と、一端の閉じた筒型ケース
を圧入方式で気密封入する容器において、プラグ体とケ
ースの封入部の少なくとも一部に溶融半田メッキがされ
ていることを特徴とする気密容器。 - (2)金属素材と半田材によるクラッド材を筒型加工し
たケースと、少なくとも2本のリードが貫通するガラス
部の外周に金属環のあるプラグ体を圧入方式で気密封入
することを特徴とする気密容器。 - (3)圧電振動片が固着された少なくとも2本のリード
が貫通するガラス部の外周に金属環のあるプラグ体と、
一端の閉じた筒型ケースを圧入方式で気密封入する圧電
振動子において、プラグ体とケースの封入部の少なくと
も一部に溶融半田メッキがされていることを特徴とする
圧電振動子。 - (4)金属素材と半田材によるクラッド材を筒型加工し
たケースと、圧電振動片が固着された少なくとも2本の
リードが貫通するガラス部の外周に金属環のあるプラグ
体を圧入方式で気密封入することを特徴とする圧電振動
子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32306888A JPH02166910A (ja) | 1988-12-21 | 1988-12-21 | 気密容器及び圧電振動子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32306888A JPH02166910A (ja) | 1988-12-21 | 1988-12-21 | 気密容器及び圧電振動子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02166910A true JPH02166910A (ja) | 1990-06-27 |
Family
ID=18150730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32306888A Pending JPH02166910A (ja) | 1988-12-21 | 1988-12-21 | 気密容器及び圧電振動子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02166910A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0778666A1 (fr) * | 1995-12-28 | 1997-06-11 | Eta SA Fabriques d'Ebauches | Résonateur piézoélectrique |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5222893A (en) * | 1975-08-14 | 1977-02-21 | Seiko Instr & Electronics Ltd | Piezo-electric vibrator injection cap manufacturing system |
JPS5384595A (en) * | 1976-12-29 | 1978-07-26 | Seiko Instr & Electronics Ltd | Piezo electric oscillating unit |
JPS5393794A (en) * | 1977-01-26 | 1978-08-17 | Citizen Watch Co Ltd | Hermetic sealing method of crystal vibrator |
JPS5347374B1 (ja) * | 1970-02-03 | 1978-12-20 | ||
JPS5523607A (en) * | 1978-07-14 | 1980-02-20 | Matsushima Kogyo Co Ltd | Crystal oscillator |
JPS61102798A (ja) * | 1984-10-26 | 1986-05-21 | 関西日本電気株式会社 | ステムおよびそのリ−ド線の半田被覆方法 |
-
1988
- 1988-12-21 JP JP32306888A patent/JPH02166910A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5347374B1 (ja) * | 1970-02-03 | 1978-12-20 | ||
JPS5222893A (en) * | 1975-08-14 | 1977-02-21 | Seiko Instr & Electronics Ltd | Piezo-electric vibrator injection cap manufacturing system |
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JPS5393794A (en) * | 1977-01-26 | 1978-08-17 | Citizen Watch Co Ltd | Hermetic sealing method of crystal vibrator |
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JPS61102798A (ja) * | 1984-10-26 | 1986-05-21 | 関西日本電気株式会社 | ステムおよびそのリ−ド線の半田被覆方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0778666A1 (fr) * | 1995-12-28 | 1997-06-11 | Eta SA Fabriques d'Ebauches | Résonateur piézoélectrique |
FR2743225A1 (fr) * | 1995-12-28 | 1997-07-04 | Ebauchesfabrik Eta Ag | Resonateur piezoelectrique |
US5773914A (en) * | 1995-12-28 | 1998-06-30 | Eta Sa Fabriques D'ebauches | Piezoelectric resonator |
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