JPH02164357A - 筒状繊維体の製造方法およびその製造装置 - Google Patents
筒状繊維体の製造方法およびその製造装置Info
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- JPH02164357A JPH02164357A JP63321613A JP32161388A JPH02164357A JP H02164357 A JPH02164357 A JP H02164357A JP 63321613 A JP63321613 A JP 63321613A JP 32161388 A JP32161388 A JP 32161388A JP H02164357 A JPH02164357 A JP H02164357A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F2/00—Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
- A61F2/02—Prostheses implantable into the body
- A61F2/04—Hollow or tubular parts of organs, e.g. bladders, tracheae, bronchi or bile ducts
- A61F2/06—Blood vessels
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、筒状繊維体、例えば人工血管などのチューブ
状に形成された筒状繊維体に流体処理を施すことによっ
て、耐はつれ性、吻合性に優れた筒状繊維体を製造する
方法およびその装置に関する。
状に形成された筒状繊維体に流体処理を施すことによっ
て、耐はつれ性、吻合性に優れた筒状繊維体を製造する
方法およびその装置に関する。
[従来の技術]
例えば合成繊維などによって筒状に形成された人工血管
は、外科手術時に医師のメスによって切断され、縫合糸
によって患者の血管との吻合がなされる。このとき、切
口の繊維がほつれると患者の血管との吻合がうま(いか
ず、また吻合後にほつれるとこの部位から出血して人工
血管としての用をなさないことになる。従って、人工血
管は、耐はつれ性、吻合性があることが要求される。
は、外科手術時に医師のメスによって切断され、縫合糸
によって患者の血管との吻合がなされる。このとき、切
口の繊維がほつれると患者の血管との吻合がうま(いか
ず、また吻合後にほつれるとこの部位から出血して人工
血管としての用をなさないことになる。従って、人工血
管は、耐はつれ性、吻合性があることが要求される。
従来、このような目的で筒状繊維体を製造する筒状繊維
体の製造方法としては、特開昭61−92666号公報
に開示されたものが知られている。
体の製造方法としては、特開昭61−92666号公報
に開示されたものが知られている。
この従来方法は、毛羽、ループ繊維などで筒状の繊維体
を構成し、その内部に遮蔽物を挿入し、外部から高圧の
流体を噴射して交絡処理を施すものであるが、この製造
方法は交絡処理の一応の目的を達するものの、高圧の流
体の水流の勢いによって筒状繊維体が遮蔽物から部分的
にずれる、噴射部近傍に交絡斑による筋が付く、外径の
不揃いが生じるなどの問題があり、品質が非常に悪いも
のであった。
を構成し、その内部に遮蔽物を挿入し、外部から高圧の
流体を噴射して交絡処理を施すものであるが、この製造
方法は交絡処理の一応の目的を達するものの、高圧の流
体の水流の勢いによって筒状繊維体が遮蔽物から部分的
にずれる、噴射部近傍に交絡斑による筋が付く、外径の
不揃いが生じるなどの問題があり、品質が非常に悪いも
のであった。
そこで、この問題点を解決するため、本出願人は、特願
昭62−289033号において更に改善された人工血
管の製造方法を提案した。
昭62−289033号において更に改善された人工血
管の製造方法を提案した。
この従来の製造方法を、その製造装置の概略正面図であ
る第6図およびC−C矢視断面図である第7図を用いて
説明すると、この製造方法は、まず筒状繊維体1の内部
に棒状の心棒2を挿入し、この心棒2を筒状繊維体1と
共にモータ3で回転させ、更にノズル4に対して、筒状
繊維体1が挿入された心棒2を、筒状繊維体1の長手方
向または交差方向に相対的に前進させて高圧の流体りを
筒状繊維体に噴射することにより、筒状繊維体を構成し
ている複数の単繊維を相互に交絡させ、耐はつれ性およ
び吻合性を改善するものである。
る第6図およびC−C矢視断面図である第7図を用いて
説明すると、この製造方法は、まず筒状繊維体1の内部
に棒状の心棒2を挿入し、この心棒2を筒状繊維体1と
共にモータ3で回転させ、更にノズル4に対して、筒状
繊維体1が挿入された心棒2を、筒状繊維体1の長手方
向または交差方向に相対的に前進させて高圧の流体りを
筒状繊維体に噴射することにより、筒状繊維体を構成し
ている複数の単繊維を相互に交絡させ、耐はつれ性およ
び吻合性を改善するものである。
しかしながら、この製造方法においても噴射流体りの勢
いによって、筒状繊維体が部分的によじれたり、筒状繊
維体の中央部に噴射流体が溜まってふくらみ外径の不揃
いが生じるなどの問題が生じた。
いによって、筒状繊維体が部分的によじれたり、筒状繊
維体の中央部に噴射流体が溜まってふくらみ外径の不揃
いが生じるなどの問題が生じた。
このように筒状繊維体の中央部にふくらみが生じ、外径
の不揃いが生じると筒状繊維体を構成する単繊維の密度
斑を招くことになり、これを人工血管として用いても密
度斑部分からの出血原因となるため、人工血管としては
致命的な問題となる。
の不揃いが生じると筒状繊維体を構成する単繊維の密度
斑を招くことになり、これを人工血管として用いても密
度斑部分からの出血原因となるため、人工血管としては
致命的な問題となる。
[発明が解決しようとする課題]
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、流体処
理後の筒状繊維体によじれ、ふくらみ、外径の不揃い、
繊維密度斑等のない、すなわち耐はつれ性、吻合性に優
れた筒状繊維体の製造方法およびその装置を提供するこ
とを目的とする。
理後の筒状繊維体によじれ、ふくらみ、外径の不揃い、
繊維密度斑等のない、すなわち耐はつれ性、吻合性に優
れた筒状繊維体の製造方法およびその装置を提供するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記目的に浴う本発明の筒状繊維体の製造方法の構成は
、筒状繊維体の内側に心棒を挿入して該筒状繊維体を回
転せしめながら、該筒状繊維体の外側に設けたノズルか
ら該筒状繊維体に向けて流体を噴射し、該筒状繊維体に
流体処理を施す筒状繊維体の製造方法において、 前記筒状繊維体を該筒状繊維体の外側に設けた支持体と
前記心棒とで把持し、該支持体による該心棒の軸方向の
把持範囲を少な(とも前記流体の噴射による筒状繊維体
の処理範囲とし、前記把持している部分の該支持体の表
面と該心棒の表面とを同方向に移動せしめることを特徴
とする筒状繊維体の製造方法である。
、筒状繊維体の内側に心棒を挿入して該筒状繊維体を回
転せしめながら、該筒状繊維体の外側に設けたノズルか
ら該筒状繊維体に向けて流体を噴射し、該筒状繊維体に
流体処理を施す筒状繊維体の製造方法において、 前記筒状繊維体を該筒状繊維体の外側に設けた支持体と
前記心棒とで把持し、該支持体による該心棒の軸方向の
把持範囲を少な(とも前記流体の噴射による筒状繊維体
の処理範囲とし、前記把持している部分の該支持体の表
面と該心棒の表面とを同方向に移動せしめることを特徴
とする筒状繊維体の製造方法である。
また、上記筒状繊維体の製造方法を実施するための本発
明の筒状繊維体の製造装置の構成は、筒状繊維体を回転
可能に保持するための心棒と、該心棒を回転せしめる駆
動手段と、該心棒の近傍に設けられたノズルとを備え、
該ノズルから噴射する流体で前記筒状繊維体に流体処理
を施す筒状繊錐体の製造装置において、該装置には、前
記心棒と一対になって前記筒状繊維体を把持する支持体
を設け、前記駆動手段を、該支持体および前記心棒のい
ずれか一方を回転させることによって他方を従動回転さ
せる駆動手段、または該支持体および該心棒の両者を回
転させる駆動手段としたことを特徴とする筒状繊維体の
製造装置である。
明の筒状繊維体の製造装置の構成は、筒状繊維体を回転
可能に保持するための心棒と、該心棒を回転せしめる駆
動手段と、該心棒の近傍に設けられたノズルとを備え、
該ノズルから噴射する流体で前記筒状繊維体に流体処理
を施す筒状繊錐体の製造装置において、該装置には、前
記心棒と一対になって前記筒状繊維体を把持する支持体
を設け、前記駆動手段を、該支持体および前記心棒のい
ずれか一方を回転させることによって他方を従動回転さ
せる駆動手段、または該支持体および該心棒の両者を回
転させる駆動手段としたことを特徴とする筒状繊維体の
製造装置である。
まず、本発明の筒状繊維体の製造装置を図面を参照しな
がら具体的に説明する。
がら具体的に説明する。
第1図は、本発明に係る筒状繊維体の製造装置の一実施
態様を示す概略正面図、第2図は、第1図のA−A矢視
の断面図である。
態様を示す概略正面図、第2図は、第1図のA−A矢視
の断面図である。
図において、5は、流体処理を施す対象である例えば人
工血管などの筒状繊維体、6は、この筒状繊維体に挿入
された丸棒状の心棒である。7は、心棒6に挿入された
筒状繊維体5に対して、高圧の流体(水)Lを上方から
噴射することによって、筒状繊維体に交絡処理を施すた
めの噴射手段で、高圧の噴射水を噴射するノズル8と、
このノズル8に高圧水を供給する可撓性の供給パイプ9
と、高圧水の供給装置(図示せず)とから構成されてい
る。ノズル8のノズル幅は、筒状繊維体5の長さよりも
短く、ノズル幅方向には複数のノズル孔(図示せず)が
列状に設けられている。また、噴射手段7は、図示しな
い装置によって、筒状繊維体1に高圧水を噴射し2つつ
、心棒2の長手方向(図の矢印方向)にトラバースでき
るようにされている。
工血管などの筒状繊維体、6は、この筒状繊維体に挿入
された丸棒状の心棒である。7は、心棒6に挿入された
筒状繊維体5に対して、高圧の流体(水)Lを上方から
噴射することによって、筒状繊維体に交絡処理を施すた
めの噴射手段で、高圧の噴射水を噴射するノズル8と、
このノズル8に高圧水を供給する可撓性の供給パイプ9
と、高圧水の供給装置(図示せず)とから構成されてい
る。ノズル8のノズル幅は、筒状繊維体5の長さよりも
短く、ノズル幅方向には複数のノズル孔(図示せず)が
列状に設けられている。また、噴射手段7は、図示しな
い装置によって、筒状繊維体1に高圧水を噴射し2つつ
、心棒2の長手方向(図の矢印方向)にトラバースでき
るようにされている。
10a、10bは、心棒6に挿入された筒状繊維体5を
、その長手方向の全長に渡って線接触しつつ、下方から
支持するローラ状の支持体で、2本が一定の間隔を隔て
て並列に設けられている。
、その長手方向の全長に渡って線接触しつつ、下方から
支持するローラ状の支持体で、2本が一定の間隔を隔て
て並列に設けられている。
支持体10a、10bは、共に両端部を軸受11で支持
され、支持体10aは、モータ12によってベルト13
を介して駆動され、支持体10bは、支持体10aに掛
けられたベルト14によって駆動されている。従って、
これらモータ12、ベルト13.14などは、支持体1
0a、10bの駆動手段を構成し、一方、支持体10a
、10b上に載置された筒状繊維体5は、心棒6の自重
および噴射流体りの噴射力によって支持体方向に押し付
けられ、心棒6と一体となって従動回転する。
され、支持体10aは、モータ12によってベルト13
を介して駆動され、支持体10bは、支持体10aに掛
けられたベルト14によって駆動されている。従って、
これらモータ12、ベルト13.14などは、支持体1
0a、10bの駆動手段を構成し、一方、支持体10a
、10b上に載置された筒状繊維体5は、心棒6の自重
および噴射流体りの噴射力によって支持体方向に押し付
けられ、心棒6と一体となって従動回転する。
ここで、この発明において、流体処理を施すべき筒状繊
維体5としては、織物、編物、組紐、不織布などいずれ
であっでもよく、またその組織の種類も特に限定される
ものではなく任意に選択したものが処理できる。特に人
工血管として本発明の効果を更に発揮させるための繊維
は、特開昭61−92666号公報に示されているよう
に、ポリエステル繊維を用いて筒状繊維体を構成し、そ
のうちの一部の繊維は、単糸繊度が1.0デニルの以下
の極細繊維を用いて表面に立毛繊維が立毛されている立
毛布帛とするのが好ましい。このように構成された筒状
繊維体に高圧の噴射水を噴射すると、三次元方向の交絡
効果がより高まるので、耐はつれ性、吻合性に優れると
共に非常に柔軟な人工血管を得ることができるからであ
る。
維体5としては、織物、編物、組紐、不織布などいずれ
であっでもよく、またその組織の種類も特に限定される
ものではなく任意に選択したものが処理できる。特に人
工血管として本発明の効果を更に発揮させるための繊維
は、特開昭61−92666号公報に示されているよう
に、ポリエステル繊維を用いて筒状繊維体を構成し、そ
のうちの一部の繊維は、単糸繊度が1.0デニルの以下
の極細繊維を用いて表面に立毛繊維が立毛されている立
毛布帛とするのが好ましい。このように構成された筒状
繊維体に高圧の噴射水を噴射すると、三次元方向の交絡
効果がより高まるので、耐はつれ性、吻合性に優れると
共に非常に柔軟な人工血管を得ることができるからであ
る。
筒状繊維体5に挿入する心棒6の材質としては、ステン
レス製、プラスチック製、鉄製、セラミック製、ゴム製
などのものを用いることができるが、耐食性のあるステ
ンレス製、プラスチック製、セラミック製のものがより
好ましい。また、心棒5の断面形状としては、特に限定
するものではないが、円筒形または円柱形のものを用い
るのが好ましい。心棒の外径は、筒状繊維体の内径に近
いものであればよいが、内径と同等またはそれ以上とし
、筒状繊維体を心棒に密着させるのが好ましい。
レス製、プラスチック製、鉄製、セラミック製、ゴム製
などのものを用いることができるが、耐食性のあるステ
ンレス製、プラスチック製、セラミック製のものがより
好ましい。また、心棒5の断面形状としては、特に限定
するものではないが、円筒形または円柱形のものを用い
るのが好ましい。心棒の外径は、筒状繊維体の内径に近
いものであればよいが、内径と同等またはそれ以上とし
、筒状繊維体を心棒に密着させるのが好ましい。
支持体10a、10bの形状としては、特に限定される
ものではないが円筒形もしくは円柱形が好ましい。また
、支持体の長さ、すなわち支持範囲は、筒状繊維体にほ
つれ、ねじれなどを発生させないためには、噴射中にお
いて少なくともノズル8の噴射流体りの噴射による処理
範囲を支持していることが必要であるが、流体処理のし
易さを考えた場合、筒状繊維体の長さ以上の長さとする
ことがより好ましい。また、流体として液体を用いた場
合、支持体の構造とその位置によっては支持体と心棒と
の間に流体が滞留する場合があるので、排水を容易にす
るため支持体を例えば、金網、有孔鋼板などの水透過性
もので構成したり、支持体の外周または長手方向に排水
溝を設けるなど積極的に噴射水を排出する手段を講じる
のが好ましい。また、上述した心棒6についても、ノズ
ルから噴射された噴射水が筒状繊維体を貫通した後、筒
状繊維体と心棒との間に滞留する場合があるので、心棒
を上記支持体と同様に水透過性、排水性を考慮するのが
好ましい。
ものではないが円筒形もしくは円柱形が好ましい。また
、支持体の長さ、すなわち支持範囲は、筒状繊維体にほ
つれ、ねじれなどを発生させないためには、噴射中にお
いて少なくともノズル8の噴射流体りの噴射による処理
範囲を支持していることが必要であるが、流体処理のし
易さを考えた場合、筒状繊維体の長さ以上の長さとする
ことがより好ましい。また、流体として液体を用いた場
合、支持体の構造とその位置によっては支持体と心棒と
の間に流体が滞留する場合があるので、排水を容易にす
るため支持体を例えば、金網、有孔鋼板などの水透過性
もので構成したり、支持体の外周または長手方向に排水
溝を設けるなど積極的に噴射水を排出する手段を講じる
のが好ましい。また、上述した心棒6についても、ノズ
ルから噴射された噴射水が筒状繊維体を貫通した後、筒
状繊維体と心棒との間に滞留する場合があるので、心棒
を上記支持体と同様に水透過性、排水性を考慮するのが
好ましい。
支持体10による心棒6に挿入された筒状繊維体5の支
持態様としては、筒状繊維体にほつれ、ねじれなどを発
生させないためには筒状繊維体5の長手方向に沿って少
なくとも線接触の状態で筒状繊維体を支持すること、す
なわち、支持体と心棒とが一体となって筒状繊維体を把
持していることが必要である。なお、筒状繊維体と心棒
との接触線が、流体による処理効果を損わない程度に断
続している場合は、ここでいう線接触に含まれるもので
ある。第2図では筒状繊維体5は、心棒6と、支持体1
0a、10bとによって2点で接触支持される態様を示
したが、支持体の数を増減することによって1点、ある
いは3点支持としてもよい。また、図における心棒6が
挿入された筒状繊維体5の支持態様は、筒状繊維体5と
支持体10a、10bとが心棒6の長手方向に沿って線
接触している態様であるが、このような線接触の態様と
せず、面接触して支持する態様として筒状繊維体を把持
せしめてもよい。
持態様としては、筒状繊維体にほつれ、ねじれなどを発
生させないためには筒状繊維体5の長手方向に沿って少
なくとも線接触の状態で筒状繊維体を支持すること、す
なわち、支持体と心棒とが一体となって筒状繊維体を把
持していることが必要である。なお、筒状繊維体と心棒
との接触線が、流体による処理効果を損わない程度に断
続している場合は、ここでいう線接触に含まれるもので
ある。第2図では筒状繊維体5は、心棒6と、支持体1
0a、10bとによって2点で接触支持される態様を示
したが、支持体の数を増減することによって1点、ある
いは3点支持としてもよい。また、図における心棒6が
挿入された筒状繊維体5の支持態様は、筒状繊維体5と
支持体10a、10bとが心棒6の長手方向に沿って線
接触している態様であるが、このような線接触の態様と
せず、面接触して支持する態様として筒状繊維体を把持
せしめてもよい。
このような心棒が挿入された筒状繊維体を面接触で支持
する具体的手段としては、例えば第3図に示すものが挙
げられる。
する具体的手段としては、例えば第3図に示すものが挙
げられる。
第3図に示す支持態様は、3本のロール状の支持体10
c〜10eを心棒6の回転方向に沿って配列し、これに
エンドレスベルト16を捲回したもので、特に支持体1
0cと支持体10dとの間に、筒状繊維体5が挿入され
た心棒6を、エンドレスベルト16が「<」の字状とな
るように屈曲した状態で支持し、支持体10cを駆動す
ることによって筒状繊維体5の下面がエンドレスベルト
16と一定の接触長さで接触しつつ、回転させるように
したものである。なお、支持体、心棒の両者を駆動手段
で回転せしめてもよい。
c〜10eを心棒6の回転方向に沿って配列し、これに
エンドレスベルト16を捲回したもので、特に支持体1
0cと支持体10dとの間に、筒状繊維体5が挿入され
た心棒6を、エンドレスベルト16が「<」の字状とな
るように屈曲した状態で支持し、支持体10cを駆動す
ることによって筒状繊維体5の下面がエンドレスベルト
16と一定の接触長さで接触しつつ、回転させるように
したものである。なお、支持体、心棒の両者を駆動手段
で回転せしめてもよい。
このような構成とすると、心棒6に挿入された筒状繊維
体5がエンドレスベルト16によって面接触した状態で
回転するので、心棒6は安定して回転することができる
と共に筒状繊維体5は心棒6からのずれ、よじれなどな
い品質の優れた製品を得ることができる。なお、この態
様の場合、筒状繊維体5とエンドレスベルト16との面
接触の長さは、筒状繊維体5の周長の1/2以下とする
のが好ましい。接触長さが1/2を越えると噴射流体り
の排水が悪くなって交絡効果が低下するばかりか、上述
した筒状繊維体にねじれが発生して好ましくないからで
ある。よって、エンドレスベルト16は、金網、布帛な
どの水透過性の部材が好ましい。
体5がエンドレスベルト16によって面接触した状態で
回転するので、心棒6は安定して回転することができる
と共に筒状繊維体5は心棒6からのずれ、よじれなどな
い品質の優れた製品を得ることができる。なお、この態
様の場合、筒状繊維体5とエンドレスベルト16との面
接触の長さは、筒状繊維体5の周長の1/2以下とする
のが好ましい。接触長さが1/2を越えると噴射流体り
の排水が悪くなって交絡効果が低下するばかりか、上述
した筒状繊維体にねじれが発生して好ましくないからで
ある。よって、エンドレスベルト16は、金網、布帛な
どの水透過性の部材が好ましい。
心棒6または支持体10のいずれかを回転させることに
よって他方を従動回転させる回転手段として、第1図な
いし第3図では、支持体10a。
よって他方を従動回転させる回転手段として、第1図な
いし第3図では、支持体10a。
10bおよびエンドレスベルト16を回転することによ
って筒状繊維体が挿入された心棒を従動回転させたが、
逆の態様は例えば第4図および第5図に示す態様とする
ことによって得ることができる。
って筒状繊維体が挿入された心棒を従動回転させたが、
逆の態様は例えば第4図および第5図に示す態様とする
ことによって得ることができる。
第4図は、心棒6を駆動し、支持体10fを従動回転さ
せる態様を示す概略正面図、第5図は、第4図のB−B
矢視の概略断面図である。
せる態様を示す概略正面図、第5図は、第4図のB−B
矢視の概略断面図である。
図において、心棒6は、その両端部において軸受11に
よって支軸されたチャック17a、17bによりチャッ
キングされている。ここで、チャック17bは、モータ
12と直結されているので、心棒5を回転させることが
でき、チャック17aは、心棒6の長手方向に軸受11
中をスライド自在にされているので、チャック17aを
バネ18の押圧力に逆らって図の右方向にスライドさせ
れば心棒6は、筒状繊維体5と共にチャック17bから
容易に着脱することができる。
よって支軸されたチャック17a、17bによりチャッ
キングされている。ここで、チャック17bは、モータ
12と直結されているので、心棒5を回転させることが
でき、チャック17aは、心棒6の長手方向に軸受11
中をスライド自在にされているので、チャック17aを
バネ18の押圧力に逆らって図の右方向にスライドさせ
れば心棒6は、筒状繊維体5と共にチャック17bから
容易に着脱することができる。
このように支持された筒状繊維体5が挿入された心棒6
に対して、ロール状の支持体10fが筒状繊維体の長手
方向に渡り線接触の状態で下方から接触し、両端部を一
対の軸受19を介してバネ20により常時一定の押圧力
で押圧され、把持されている。
に対して、ロール状の支持体10fが筒状繊維体の長手
方向に渡り線接触の状態で下方から接触し、両端部を一
対の軸受19を介してバネ20により常時一定の押圧力
で押圧され、把持されている。
このような態様とすると心棒の両端をチャック17a、
17bで確実にチャキングしているので、第1図ないし
第3図に示した支持態様のものに比べて、心棒をより強
固に支持できると共により安定な回転をさせることがで
きる。
17bで確実にチャキングしているので、第1図ないし
第3図に示した支持態様のものに比べて、心棒をより強
固に支持できると共により安定な回転をさせることがで
きる。
心棒と支持体との接触手段としては、バネを用いてもよ
いが、筒状繊維体を心棒に対してよじれ、外径の不揃い
などを発生させないため、流体シリンダ等を用いてより
強固に押圧するのがより好ましい。
いが、筒状繊維体を心棒に対してよじれ、外径の不揃い
などを発生させないため、流体シリンダ等を用いてより
強固に押圧するのがより好ましい。
このようなよじれ防止の観点から、上述したいずれの実
施態様においても、筒状繊維体と心棒間のすべり止め処
置として、支持体の表面に例えば、ローレット、スプラ
インなどの凸凹状、突起状の溝を施したり、金網等の格
子状のものを捲回したり、ゴムを被覆したりするのが好
ましい。ゴムを被覆する場合、ゴム材質は、天然ゴム、
シリコーンゴム、ポリウレタンゴム、ポリ塩化ビニルゴ
ムなどが好ましい。
施態様においても、筒状繊維体と心棒間のすべり止め処
置として、支持体の表面に例えば、ローレット、スプラ
インなどの凸凹状、突起状の溝を施したり、金網等の格
子状のものを捲回したり、ゴムを被覆したりするのが好
ましい。ゴムを被覆する場合、ゴム材質は、天然ゴム、
シリコーンゴム、ポリウレタンゴム、ポリ塩化ビニルゴ
ムなどが好ましい。
ノズル8の孔径としては、流体に水を用いる場合は0.
05〜1.0+nmが好ましく、より好ましくは0.1
〜0.5mmである。また、ノズル孔のピッチは、噴射
効果およびノズル孔の耐久性の面から0.5〜5mmと
するのが好ましい。また、ノズル8と筒状繊維体間5の
距離は、10〜70mmが好ましい。この距離が余り離
れると、柱状流が噴霧流となって交絡効果が劣るので好
ましくない。
05〜1.0+nmが好ましく、より好ましくは0.1
〜0.5mmである。また、ノズル孔のピッチは、噴射
効果およびノズル孔の耐久性の面から0.5〜5mmと
するのが好ましい。また、ノズル8と筒状繊維体間5の
距離は、10〜70mmが好ましい。この距離が余り離
れると、柱状流が噴霧流となって交絡効果が劣るので好
ましくない。
次に、本発明筒状繊維体の製造方法を、再び第1図およ
び第2図を用いて具体的に説明する。
び第2図を用いて具体的に説明する。
まず、筒状に形成された繊維状体5を心棒6に挿入し、
これを支持体10aと支持体10bとの間に載置する。
これを支持体10aと支持体10bとの間に載置する。
この場合、筒状繊維体5と支持体10a、10bとは、
筒状繊維体5の長手方向に渡り線接触の状態で支持され
た状態となる。次いで、モータ12の図示しないスイッ
チを押し、支持体10a、10bを回転させることによ
って、筒状繊維体を心棒と共に図の矢印方向に従動回転
させる。次いで、図示しないノズル8のトラバース装置
のスイッチを押し、筒状繊維耐の長手方向にトラバース
させる。トラバース速度が一様になったら図示しない加
圧水製造装置のスイッチを押し、加圧水製造装置から高
圧水を供給パイプ9を経てノズル8に供給し、高圧の噴
射水りを筒状繊維体5に対して噴射する。
筒状繊維体5の長手方向に渡り線接触の状態で支持され
た状態となる。次いで、モータ12の図示しないスイッ
チを押し、支持体10a、10bを回転させることによ
って、筒状繊維体を心棒と共に図の矢印方向に従動回転
させる。次いで、図示しないノズル8のトラバース装置
のスイッチを押し、筒状繊維耐の長手方向にトラバース
させる。トラバース速度が一様になったら図示しない加
圧水製造装置のスイッチを押し、加圧水製造装置から高
圧水を供給パイプ9を経てノズル8に供給し、高圧の噴
射水りを筒状繊維体5に対して噴射する。
このような操作を加えらると筒状繊維体5は、長手方向
を支持体で支持されつつ従動回転した状態でノズル8か
ら高圧の流体りを噴射され、更に噴射手段7が筒状繊維
体の長手方向に振動しつつトラバースされるので、筒状
繊維体の外周面とその長手方向にまんべんなく噴射手段
7からの交絡処理を受けることができる。
を支持体で支持されつつ従動回転した状態でノズル8か
ら高圧の流体りを噴射され、更に噴射手段7が筒状繊維
体の長手方向に振動しつつトラバースされるので、筒状
繊維体の外周面とその長手方向にまんべんなく噴射手段
7からの交絡処理を受けることができる。
ここで、筒状繊維体に噴射する流体としては、本実施態
様では水を用いたが、筒状繊維体によっては、その他空
気、蒸気などの気体、熱水、薬液などの液体であっても
よい。人工血管の製造用としては、簡便に得られ、かつ
交絡処理効果の高い水を用いるのが好ましい。
様では水を用いたが、筒状繊維体によっては、その他空
気、蒸気などの気体、熱水、薬液などの液体であっても
よい。人工血管の製造用としては、簡便に得られ、かつ
交絡処理効果の高い水を用いるのが好ましい。
筒状繊維体が挿入された心棒の回転速度は、回転速度が
速すぎると高圧流体処理による交絡効果が充分でなく、
遅すぎると繊維の切断や損傷につながるため、周速で0
.1〜10m/minの範囲とするのが好ましい。
速すぎると高圧流体処理による交絡効果が充分でなく、
遅すぎると繊維の切断や損傷につながるため、周速で0
.1〜10m/minの範囲とするのが好ましい。
高圧流体の圧力としては、流体に水を用いる場合は交絡
効果と所要動力などの経済性の点から5〜200 kg
/adが好ましく、10〜100kg/cイがより好ま
しい。噴射圧力が低すぎると充分な交絡効果が得られず
、逆に圧力が高すぎると繊維が切断されるからである。
効果と所要動力などの経済性の点から5〜200 kg
/adが好ましく、10〜100kg/cイがより好ま
しい。噴射圧力が低すぎると充分な交絡効果が得られず
、逆に圧力が高すぎると繊維が切断されるからである。
また、流体の形状としては、細い線状の柱状流や噴霧流
とするのが好ましいが、噴射による交絡効果を高めるに
は柱状流とするのがより好ましい。噴霧流は、交絡効果
の点では劣るが、柱状流単独でなく適宜噴霧流も組み合
せて用いると、均一な交絡で表面の仕上り状態が滑らか
なものとなるので、交絡の基礎固めや表面仕上げとして
用いることができる。
とするのが好ましいが、噴射による交絡効果を高めるに
は柱状流とするのがより好ましい。噴霧流は、交絡効果
の点では劣るが、柱状流単独でなく適宜噴霧流も組み合
せて用いると、均一な交絡で表面の仕上り状態が滑らか
なものとなるので、交絡の基礎固めや表面仕上げとして
用いることができる。
噴射手段7のトラバース方法としては、本実施態様では
噴射手段7を筒状繊維体5に対してトラバースさせたが
、ノズル幅が筒状繊維体の長さ以上であれば、噴射手段
7は勿論静止していてもよい。しかし、ノズル幅は、一
般に経済性の点から長くとることができないので、筒状
線状体の交絡をその長手方向に渡って均一にするには第
1図に示したようにノズル8を筒状繊維体5に対してト
ラバースさせるか、または筒状繊維体5を挿入した心棒
6をトラバースさせるのがより好ましい。
噴射手段7を筒状繊維体5に対してトラバースさせたが
、ノズル幅が筒状繊維体の長さ以上であれば、噴射手段
7は勿論静止していてもよい。しかし、ノズル幅は、一
般に経済性の点から長くとることができないので、筒状
線状体の交絡をその長手方向に渡って均一にするには第
1図に示したようにノズル8を筒状繊維体5に対してト
ラバースさせるか、または筒状繊維体5を挿入した心棒
6をトラバースさせるのがより好ましい。
このトラバース速度は、0.1〜10m/minが好ま
しい。また、常時トラバースさせるのではなく、−時停
止して再度、トラバースして流体処理を施すスライド移
動方式としてもよい。更に、筒状繊維体の交絡効果を高
めるため、心棒を挿入した筒状繊維体または噴射手段7
のいずれか一方が、筒状繊維体の長手方向に微小振動、
ジクザク運動などの揺動運動をしつつトラバースさせる
とより好ましい。またその波形も単なる振動ではなく三
角波、正弦波、台形波などとし、更に、これらの運動を
サイクリックに繰り返してもよい。微少振動を採用する
場合の振動数は、特に限定するものではないが0.1〜
50Hzの範囲が好ましく、振動方向は筒状繊維体に対
して直角または長手方向どちら方向への振動であっても
よい。また、振幅は、ノズル孔のピッチ間隔や振動数に
より適宜選択すればよいが0.5〜50mmの範囲が好
ましい。
しい。また、常時トラバースさせるのではなく、−時停
止して再度、トラバースして流体処理を施すスライド移
動方式としてもよい。更に、筒状繊維体の交絡効果を高
めるため、心棒を挿入した筒状繊維体または噴射手段7
のいずれか一方が、筒状繊維体の長手方向に微小振動、
ジクザク運動などの揺動運動をしつつトラバースさせる
とより好ましい。またその波形も単なる振動ではなく三
角波、正弦波、台形波などとし、更に、これらの運動を
サイクリックに繰り返してもよい。微少振動を採用する
場合の振動数は、特に限定するものではないが0.1〜
50Hzの範囲が好ましく、振動方向は筒状繊維体に対
して直角または長手方向どちら方向への振動であっても
よい。また、振幅は、ノズル孔のピッチ間隔や振動数に
より適宜選択すればよいが0.5〜50mmの範囲が好
ましい。
上述したような複合運動を与えると、筒状繊維体でのパ
ンチ筋やモワレ現象をより軽減させることができ、得ら
れる筒状繊維体の表面状態も滑らかなものが得られると
いう優れた効果がある。なお、これらの方法により加工
した筒状繊維体をさらに裏返して、再度同一加工法で処
理を行なえばより耐はつれ性、吻合性を向上させること
ができることは勿論である。
ンチ筋やモワレ現象をより軽減させることができ、得ら
れる筒状繊維体の表面状態も滑らかなものが得られると
いう優れた効果がある。なお、これらの方法により加工
した筒状繊維体をさらに裏返して、再度同一加工法で処
理を行なえばより耐はつれ性、吻合性を向上させること
ができることは勿論である。
以上に詳述した本発明の筒状繊維体の製造方法およびそ
の製造装置は、筒状繊維体として人工血管を主体に説明
したが、これに限らず例えば、汎用送液チューブ、円筒
状紐などの筒状繊維体の流体処理にも好ましく適用でき
ることは勿論であり、いずれも本発明に含まれるもので
ある。
の製造装置は、筒状繊維体として人工血管を主体に説明
したが、これに限らず例えば、汎用送液チューブ、円筒
状紐などの筒状繊維体の流体処理にも好ましく適用でき
ることは勿論であり、いずれも本発明に含まれるもので
ある。
[作用]
このような筒状繊維体の製造方法およびその製造装置に
おいては、筒状繊維体の内部に挿入された心棒は、筒状
繊維体をその長手方向に沿って保持すると共に、ノズル
から噴射された高圧の流体が筒状繊維体から貫通した後
、この心棒表面で反射させ、より交絡効果などの流体処
理効果を高める作用を奏する。また、支持体は、上記筒
状繊維体が挿入された心棒を、支持体でその支持幅が前
記ノズルの流体の噴射幅に渡り、少なくとも線接触する
状態で支持しつつ前記筒状繊維体を回転させるので、ノ
ズルからの高圧′の流体の噴射中においても筒状繊維体
を心棒の外周面からずらすことなく保持しつつ回転させ
る作用を奏する。
おいては、筒状繊維体の内部に挿入された心棒は、筒状
繊維体をその長手方向に沿って保持すると共に、ノズル
から噴射された高圧の流体が筒状繊維体から貫通した後
、この心棒表面で反射させ、より交絡効果などの流体処
理効果を高める作用を奏する。また、支持体は、上記筒
状繊維体が挿入された心棒を、支持体でその支持幅が前
記ノズルの流体の噴射幅に渡り、少なくとも線接触する
状態で支持しつつ前記筒状繊維体を回転させるので、ノ
ズルからの高圧′の流体の噴射中においても筒状繊維体
を心棒の外周面からずらすことなく保持しつつ回転させ
る作用を奏する。
[実施例および比較例]
実施例
第1図および第2図で説明した本発明に係る筒状繊維体
の製造装置において、心棒6を外径10manのステン
レス製丸棒とし、支持体10a、10bを直径20mm
、長さ1300mmのステンレス製ロールとし、支持体
の表面にすべり止め加工としてシリコーンゴム被覆を施
した。そして、この支持体を25mm間隔で2本手行に
並べ、更に筒状繊維体の上方40mmのところに流体の
噴射幅が5゜Ommのノズル8を設けて本発明の筒状繊
維体の製造装置を構成した。
の製造装置において、心棒6を外径10manのステン
レス製丸棒とし、支持体10a、10bを直径20mm
、長さ1300mmのステンレス製ロールとし、支持体
の表面にすべり止め加工としてシリコーンゴム被覆を施
した。そして、この支持体を25mm間隔で2本手行に
並べ、更に筒状繊維体の上方40mmのところに流体の
噴射幅が5゜Ommのノズル8を設けて本発明の筒状繊
維体の製造装置を構成した。
そして、筒状繊維体5として、タテ糸およびヨコ糸(裏
糸)にポリエチレンテレフタレートからなる50デニー
ル24フイラメントの仮ヨリ加工糸を用い、経緯2重織
組織でチューブ状に織ることにより、内径19mm、長
さ1200mmの人工血管用素材を得た。そして、更に
後工程において、湯洗、乾燥、トリクレン処理、起毛処
理などを施すことにより、内径が10〜11++un、
長さが1000mmの人工血管を得た。
糸)にポリエチレンテレフタレートからなる50デニー
ル24フイラメントの仮ヨリ加工糸を用い、経緯2重織
組織でチューブ状に織ることにより、内径19mm、長
さ1200mmの人工血管用素材を得た。そして、更に
後工程において、湯洗、乾燥、トリクレン処理、起毛処
理などを施すことにより、内径が10〜11++un、
長さが1000mmの人工血管を得た。
この得られた人工血管を心棒6に挿入し、次いで支持体
10a、10bとの間に載置し、噴射手段7から圧力が
80 kg/ad、 Gの高圧の水を噴射して流体処理
を施した。2.5mm/minの速度で回転させた。筒
状繊維体の回転速度も2.5mm/winであった。
10a、10bとの間に載置し、噴射手段7から圧力が
80 kg/ad、 Gの高圧の水を噴射して流体処理
を施した。2.5mm/minの速度で回転させた。筒
状繊維体の回転速度も2.5mm/winであった。
なお、噴射手段7による噴射条件は、ノズル孔径0.2
5mm、吐出孔間隔2.5+nm、ノズルの振動数3H
z、振動幅10mm、ノズルの移動速度0゜5m/mi
nにてトラバースさせ、人工血管の全長に渡り処理した
。
5mm、吐出孔間隔2.5+nm、ノズルの振動数3H
z、振動幅10mm、ノズルの移動速度0゜5m/mi
nにてトラバースさせ、人工血管の全長に渡り処理した
。
得られた人工血管は、その真直度を示すガイドラインが
ほぼ真っ直ぐであった。また長手方向に外径の不揃いは
なかった。
ほぼ真っ直ぐであった。また長手方向に外径の不揃いは
なかった。
この流体処理後の人工血管の水透過性を示す指標である
ポロシティ−(有孔性:100mmHg下の透水量)を
測定したところ、端側が91cc/m1n1中央部が9
0cc/minであり、長手方向の水透過性が均一な人
工血管であることが確認できた。
ポロシティ−(有孔性:100mmHg下の透水量)を
測定したところ、端側が91cc/m1n1中央部が9
0cc/minであり、長手方向の水透過性が均一な人
工血管であることが確認できた。
比較例
次に、第6図および第7図に示す従来の筒状繊維体の製
造装置を試作して、試実施例と同一の噴射条件で流体処
理を施したのが本比較例である。
造装置を試作して、試実施例と同一の噴射条件で流体処
理を施したのが本比較例である。
すなわち、実施例で示したのと全く同一の人工血管を、
外径が10mm、長さが1200mmの円柱形のステン
レス製の心棒2に挿入し、支持体を用いないでチャック
21を介してモータ3により心棒5の周速が2.5+n
m/minの速度で直接回転させた。
外径が10mm、長さが1200mmの円柱形のステン
レス製の心棒2に挿入し、支持体を用いないでチャック
21を介してモータ3により心棒5の周速が2.5+n
m/minの速度で直接回転させた。
得られた人工血管のガイドラインは、両側から中央部に
向かって曲って、はぼ一回転しており、更に両端部の外
径は、10.1+++m、中央部の外径は、10.7m
!11の不揃いがあり、人工血管としては使用できない
ものであった。
向かって曲って、はぼ一回転しており、更に両端部の外
径は、10.1+++m、中央部の外径は、10.7m
!11の不揃いがあり、人工血管としては使用できない
ものであった。
また、この人工血管のポロシティを測定したところ、端
側か91 cc/min 、中央部が118cc/ni
aであり、水透過性の悪いものであった。
側か91 cc/min 、中央部が118cc/ni
aであり、水透過性の悪いものであった。
[発明の効果]
本発明は、心棒に挿入された筒状繊維体を、支持体で支
持幅がノズルの流体の噴射幅に渡って、少なくとも線接
触する状態で支持しつつ回転させて、筒状繊維体上部に
設けられたノズルが高圧水を噴射して流体処理を施すの
で、高圧水の噴射中においても前記筒状繊維体と心棒と
の保持がより確実となり、噴射時における筒状繊維体の
ずれ、よじれ、外径の不揃い、繊維密度斑等のない、す
なわち耐はつれ性、吻合性に優れた筒状繊維体などの発
生を防止することができる。
持幅がノズルの流体の噴射幅に渡って、少なくとも線接
触する状態で支持しつつ回転させて、筒状繊維体上部に
設けられたノズルが高圧水を噴射して流体処理を施すの
で、高圧水の噴射中においても前記筒状繊維体と心棒と
の保持がより確実となり、噴射時における筒状繊維体の
ずれ、よじれ、外径の不揃い、繊維密度斑等のない、す
なわち耐はつれ性、吻合性に優れた筒状繊維体などの発
生を防止することができる。
よって、筒状繊維体は、繊維密度が均一となり、耐はつ
れ性、吻合性に優れたものが得られる。
れ性、吻合性に優れたものが得られる。
第1図ないし第5図は、本発明に係る筒状繊維体の製造
装置の一実施態様を示す図であり、第1図は、その概略
正面図、第2図は、第1図のA−A矢視の概略断面図、
第3図は、第2図とは異なる態様の概略断面図、第4図
は、第1図とは更に異なる態様の概略正面図、第5図は
、第4図のB−B矢視の概略断面図である。 第6図は、従来の筒状繊維体の製造装置の概略正面図、
第7図は、第6図のC−C矢視の概略断面図である。 1.5;筒状繊維体 2.6:心棒 3.12:モータ 7:噴射手段 4.8:ノズル 10a−f:支持体 15:回転手段 L:噴射流体
装置の一実施態様を示す図であり、第1図は、その概略
正面図、第2図は、第1図のA−A矢視の概略断面図、
第3図は、第2図とは異なる態様の概略断面図、第4図
は、第1図とは更に異なる態様の概略正面図、第5図は
、第4図のB−B矢視の概略断面図である。 第6図は、従来の筒状繊維体の製造装置の概略正面図、
第7図は、第6図のC−C矢視の概略断面図である。 1.5;筒状繊維体 2.6:心棒 3.12:モータ 7:噴射手段 4.8:ノズル 10a−f:支持体 15:回転手段 L:噴射流体
Claims (7)
- (1)筒状繊維体の内側に心棒を挿入して該筒状繊維体
を回転せしめながら、該筒状繊維体の外側に設けたノズ
ルから該筒状繊維体に向けて流体を噴射し、該筒状繊維
体に流体処理を施す筒状繊維体の製造方法において、 前記筒状繊維体を該筒状繊維体の外側に設けた支持体と
前記心棒とで把持し、該支持体による該心棒の軸方向の
把持範囲を少なくとも前記流体の噴射による筒状繊維体
の処理範囲とし、前記把持している部分の該支持体の表
面と該心棒の表面とを同方向に移動せしめることを特徴
とする筒状繊維体の製造方法。 - (2)流体は、水であることを特徴とする請求項1に記
載の筒状繊維体の製造方法。 - (3)外形が筒状繊維体の筒の内径と同等またはそれ以
上である心棒を、該筒状繊維体に挿入することにより、
該筒状繊維体を該心棒の外周に密着せしめたことを特徴
とする請求項1に記載の筒状繊維体の製造方法。 - (4)筒状繊維体を回転可能に保持するための心棒と、
該心棒を回転せしめる駆動手段と、該心棒の近傍に設け
られたノズルとを備え、該ノズルから噴射する流体で前
記筒状繊維体に流体処理を施す筒状繊維体の製造装置に
おいて、該装置には、前記心棒と一対になって前記筒状
繊維体を把持する支持体を設け、前記駆動手段を、該支
持体および前記心棒のいずれか一方を回転させることに
よって他方を従動回転させる駆動手段、または該支持体
および該心棒の両者を回転させる駆動手段としたことを
特徴とする筒状繊維体の製造装置。 - (5)心棒は、円柱状、または円筒状であることを特徴
とする請求項4に記載の筒状繊維体の製造装置。 - (6)支持体の表面には、すべり止め加工が施されてい
ることを特徴とする請求項4に記載の筒状繊維体の製造
装置。 - (7)支持体は、水透過性の部材であることを特徴とす
る請求項4に記載の筒状繊維体の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63321613A JPH02164357A (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | 筒状繊維体の製造方法およびその製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63321613A JPH02164357A (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | 筒状繊維体の製造方法およびその製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02164357A true JPH02164357A (ja) | 1990-06-25 |
JPH0572821B2 JPH0572821B2 (ja) | 1993-10-13 |
Family
ID=18134480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63321613A Granted JPH02164357A (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | 筒状繊維体の製造方法およびその製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02164357A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6472065B1 (en) | 2000-07-13 | 2002-10-29 | 3M Innovative Properties Company | Clear adhesive sheet |
WO2004033780A1 (ja) * | 2002-10-08 | 2004-04-22 | Mitsubishi Rayon Engineering Co.,Ltd. | 加圧水蒸気噴出ノズルと同ノズルを用いた不織布の製造方法及び製造装置 |
JP2009144316A (ja) * | 2002-10-08 | 2009-07-02 | Mitsubishi Rayon Eng Co Ltd | 加圧水蒸気噴出ノズルを用いた不織布の製造装置 |
-
1988
- 1988-12-19 JP JP63321613A patent/JPH02164357A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6472065B1 (en) | 2000-07-13 | 2002-10-29 | 3M Innovative Properties Company | Clear adhesive sheet |
WO2004033780A1 (ja) * | 2002-10-08 | 2004-04-22 | Mitsubishi Rayon Engineering Co.,Ltd. | 加圧水蒸気噴出ノズルと同ノズルを用いた不織布の製造方法及び製造装置 |
US7395588B2 (en) | 2002-10-08 | 2008-07-08 | Mitsubishi Rayon Engineering Co., Ltd. | Pressurized steam-jetting nozzle, and method and apparatus for producing nonwoven fabric using the nozzle |
US7549202B2 (en) | 2002-10-08 | 2009-06-23 | Mitsubishi Rayon Engineering Co., Ltd. | Pressurized steam-jetting nozzle, and method and apparatus for producing nonwoven fabric using the nozzle |
JP2009144316A (ja) * | 2002-10-08 | 2009-07-02 | Mitsubishi Rayon Eng Co Ltd | 加圧水蒸気噴出ノズルを用いた不織布の製造装置 |
US7562425B2 (en) | 2002-10-08 | 2009-07-21 | Mitsubishi Rayon Engineering Co., Ltd. | Pressurized steam-jetting nozzle, and method and apparatus for producing nonwoven fabric using the nozzle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0572821B2 (ja) | 1993-10-13 |
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