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JPH021627A - 伝送装置 - Google Patents

伝送装置

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Publication number
JPH021627A
JPH021627A JP63154692A JP15469288A JPH021627A JP H021627 A JPH021627 A JP H021627A JP 63154692 A JP63154692 A JP 63154692A JP 15469288 A JP15469288 A JP 15469288A JP H021627 A JPH021627 A JP H021627A
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JP
Japan
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signal
phase
transmission device
phase shift
echo
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Application number
JP63154692A
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English (en)
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JP2810052B2 (ja
Inventor
Hirotaka Hara
博隆 原
Masaru Kokubo
優 小久保
Motohiro Kuniyone
国米 基宏
Ritsuko Shinozuka
篠塚 立子
Tatsuya Kameyama
達也 亀山
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Priority to US07/271,673 priority patent/US4896318A/en
Priority to CA000583291A priority patent/CA1337568C/en
Priority to EP88119134A priority patent/EP0320637B1/en
Priority to DE3850229T priority patent/DE3850229T2/de
Priority to US07/444,851 priority patent/US5018134A/en
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B3/00Line transmission systems
    • H04B3/02Details
    • H04B3/20Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other
    • H04B3/23Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers
    • H04B3/238Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers using initial training sequence
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B3/00Line transmission systems
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    • H04B3/23Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers
    • H04B3/232Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers using phase shift, phase roll or frequency offset correction
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B3/00Line transmission systems
    • H04B3/02Details
    • H04B3/20Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other
    • H04B3/23Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers
    • H04B3/231Echo cancellers using readout of a memory to provide the echo replica

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は通信方式に係り、特にISDN(Integr
ated 5ervice Digital Nett
+ork)における加入者線ディジタル伝送装置に好適
なエコーキャンセラに関する。
〔従来の技術〕
従来の加入者線ディジタル伝送装置で全二重伝送を行な
う場合のエコーキャンセラとして、例えば特開昭61−
256833号に記載されているように、相殺するエコ
ー信号の標本化タイミングの位相シフトに対するタップ
係数補正機能を持つ適応フィルタを用いた構造のものが
知られていた。適応フィルタは、縦続接続された複数の
遅延器と、上記各遅延器に対応したタップ係数を記憶し
、遅延器出力とタップ係数との積およびそれらの総和を
算出し、エコーキャンセル信号を発生するトランスバー
サルフィルタと、エコー信号とエコーキャンセル信号と
の差分くエコーキャンセル残信号)からそれぞれのタッ
プ係数を更新する適応帰還ループから構成される。尚、
標本化タイミングの位相シフトに対するタップ係数の補
正は、例えば、標本点におけるエコー信号のテーラ近似
第1次項に位相シフト方向と位相シフト量とを乗じてタ
ップ係数補正値を求め、これを適応フィルタのタップ係
数に加算する方法が採用される。また、エコー信号のテ
ーラ近似第1次項は、エコーキャンセル残信号と位相シ
フト方向と位相シフト量との積を積分する相関演算によ
り得られる。
〔発明が解決しようとする課題〕
加入者線ディジタル伝送装置においては、交換局伝送装
置(L T : Line Termination)
と端末側伝送装置(N T : Network Te
rmination )との間で同期を確保する必要が
ある。この場合、LTのシステムクロックとNTが持つ
発振器との間には周波数偏差が存在するため、NTとL
Tとを同期させるため通常はP L L (Phase
 Locked Loop )回路が用いられる。しか
しながら、PLLを用いる場合、PLLの位相制御にお
いてクロックジッタが発生し、以下に述べるようにエコ
ーキャンセル特性が劣化するという問題がある。
例えば、第8図は、NTの入力で観測されるエコー信号
を示す。ここでは、NTからの送信データが+1.+1
.−1.+1.+1.−1の例について述べる。第8図
の横軸は時間、縦軸は電圧値を示す。また1時間軸に沿
って送信タイミングを表わすNT送信クロックと受信タ
イミングを表わすNT受信クロックを示し、回路動作は
各クロックの立上がりを検知して切り換わるものとする
6波形26−1〜26−6は、上記NTからの送信デー
タに対応した個々のエコー信号を表わす。
総合のエコー信号25−1は、波形26−1〜26−6
を線形加算したものである。つまり、任意のi番目の標
本点におけるエコー信号Er(i)は(])式で表わせ
る。
・・・(1) ここで、 Y ((i −k) T+ ro)は(i−
k)T十τ0点におけるエコーインパルスレスポンス信
号、akは送信データ列、Tは送信間隔(ボーレート)
、τ0はNT送信タイミングとNT受信タイミングとの
位相差を示す。
第9図は、PLLでの位相制御により、NT送信タイミ
ングおよびNT受信タイミングが、それぞれΔτだけ位
相シフトした場合のエコー信号を示す。ここでは、5番
目の+1符号を送信するときに、遅延方向にシフトした
例について述べる。
1〜4番目の送信符号(+1.+1.−1.+1)は、
位相シフトの影響を受けないので、エコー成分26−1
〜26−4と総合エコー信号25−2は第6図′と同一
の波形となる。しかし、5番目以降の+1.−1符号送
信時点でΔτの遅延が発生すると、エコー信号26−5
と26−6は本来なら破線で示す波形となるべきものが
、実線の如く、ずれて発生する。この場合、NT受信タ
イミングも同時にシフトされる。標本化されるエコー信
号は、NT受信タイミングが基準となるので、1〜4番
目の送信符号によるエコー信号が八τだけ早く送出され
たように観測される。つまり、5番めの符号送信におい
て位相シフトが発生した場合の受信点におけるエコー信
号Eγ(i)は、(2)式に表わされる。
(3)式のエコー信号を加算相殺するために、エコーキ
ャンセラは(4)式に示すエコーキャンセル信号e’ 
(i)を出力する。
kよ− ここで、Δτ/T(1であるので1次のように変換でき
る。
γ((i−k)T+τ0+八で) =γ((i−k)T+τo) +i  ((i−k)T
+τ0)・・・(3) ただし、ε ((i−k)T+τO)は、エコーインパ
ルス信号γ(1)の(i−k)T+τθ点における標本
化タイミング差Δτによって生ずる誤差信号を表わす。
よって、(2)式は(3)式となる。
・・・(4) ・・・(5) ここで、γ′(X)はNT送信タイミングからτ0離れ
た点を基準とし、ボーレート間隔で標本化したときのエ
コーインパルスレスポンス信号を示し、i’(x)は同
一標本点でのエコーインパルスレスポンス信号と、それ
よりΔで位相がずれた標本点でのエコーインパルスレス
ポンス信号との差分を示す。M、およびNは、所望のエ
コーキャンセル特性を実現するのに必要な標本点数を示
す。
上記従来技術では、i’(x)を得るために、γ′(X
)のテーラ近似第1項を求め、この値と位相シフト量(
Δτ)を乗する方法を用いている。
γ′(X)のテーラ近似第1次項は、位相シフト量(Δ
τ)とエコーキャンセル残信号(Eγ(j)−ε’(i
))との相関演算から求める。そのため。
必要な演算処理量が適応フィルタだけでエコーキャンセ
ルする場合に比べて約3倍になり、所要メモリも約2倍
となる。また、上記相関演算に用いるエコーキャンセル
残信号には、(5)式で有限なM、Nを用いたことに起
因する成分が含まれるため、γ′(X)のテーラ近似第
1項を求める演算に雑音成分が含まれ、エコーキャンセ
ラ全体の収束時間が長くなる等の問題がある。
一方、位相シフト量Δτが大きい場合、以下に述べるよ
うに、進み方向に位相シフトした場合と遅れ方向に位相
シフトした場合の標本化タイミングΔτによって、誤差
の値が異なってくる。すなわち、(3)式を変形すると
、 ?((i−k)T+τo±Δr)  ?((i−k)T
+τo)= h ((i −k)、±Δτ)+j((i
−k)、±Δτ)・・・(6) が得られる。ここで、Δτの関数としてみた(y((i
  k)T+τo±Δτ)−y((i−k)T+τo)
)の奇関数項をh ((i−k)、Δτ)、偶関数項を
j ((xk)、Δτ)、と定義すると、(6)式は、
(7)式のように示される。
γ((i−k)T−1−to±Δτ)−γ((i−k)
T+τo)=±h((i−k)、Δτ)+j ((i−
k)、八τ)・・(7) (7)式において、 h (’(i−k)、Δτ)とj
((x  kLΔτ)をそれぞれ(8)式、(9)式の
ように定義する。
h((i−k)、 Δr)=−(y((i−k)T+t
o+八τ)へγ((i−k)T+τ0−Δで)) ・・・(8) j((i−k)、Δt)=   (y((i−k)T+
to+Δτ)+γ((i−k)T+τ0−Δτ) −21((i−k)T+τo)) ・・・(9) (4)式は(7)式より、 (10)式に変換される。
・・・(10) ここでh’ (x)、j’ (x)は同一標本点でのエ
コーインパルスレスポンス信号と、それより±Δで位相
がずれた標本点でのエコーインパレスポンス信号との差
分を構成する項である。+61位相シフトした際は、上
記差分はh’ (x)+j’ (x)となり、−Δτ位
相シフトした際には、上記差分は−h’ (x)+j’
 (x)となる。従って、これら(8)、(9)、 (
10)式かられかるように、位相シフト量Δでか十分小
さいときは と近似できるが、位相シフト量へτが大きいときは、j
’(x)の値を加えて補正する必要がある。
本発明の目的は、上述したPLLの位相制御に起因する
エコー信号の変化を、収束時間を増大させることなく、
少ないハード量で補償し、良好なエコーキャンセル特性
を実現することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明ではNT側エコーキ
ャンセル部に、位相シフト補償テーブルと、位相シフト
制御回路と、適応フィルタ出力と位相シフト補償テーブ
ル出力とを加算する加算器を設けたことを特徴とする 位相シフト制御回路は、位相検出器からの位相制御要求
信号と送信データ列とが人力され、送信データ列が特定
のデータ列と一致し、しかも1位相制御が要求された場
合1位相シフト補償テーブルへ起動信号とアドレス信号
を出力する。この時、可変分周器の分周比を変更するこ
とにより、NT送信および受信タイミングの位相制御が
行なわれる。
位相検出器は、受信信号の識別距離が最大となる位相を
検出するためのものであり、その構成は。
受信信号の前方干渉量と後方干渉量との差分を求め、高
周波数成分の除去を行なったのち、前方干渉量が小さい
場合は遅延方向に、大きい場合は進み方向に制御するよ
うに1位相制御要求信号と位相シフト方向信号を出力す
るようになっている6位相シフト補償テーブルは、上記
起動信号に応答して、位相制御に起因するエコーキャン
セル信号の補正値を出力する。上記補正値は、前述した
(10)式の第2項成分であり、テーブルメモリLの上
記アドレス信号に対応した記憶領域に格納されているデ
ータに、位相検出器からの位相シフト方向信号に応じた
極性を付加したものである。ノー記記憶領域には、特定
送信データ列の位相シフト域に対応したエコーキャンセ
ル信号の補正値が1位相制御発生点からの標本点毎にm
えられている。
〔作用〕
今、Q点で位相シフトが起こった場合を想定すると、Q
−Vi点から2〜1点までの送信データ列71 bが既
知であれば、上記補正値は(I2)式のように表せる。
k:I2;Mak(±h’(i−に+1))+’Z” 
ah・j’ (i −に−1−1)k:l−M =P−H(i−Q+L)+J(i−Q+1)     
  □=412)ここでH(x)、 J□c)は2≦X
≦M+1間で定義され、それぞれ(12)式の左辺第一
項、第二項に相当する。また、Pは進み方向に位相シフ
トした時は+1.遅れ方向に位相シフトしたときは−1
の値をとる。本発明では、位相シフト量Δτが十分小さ
いときは、(11)式に従って、 (12)式の右辺第
一項のみを出力する。
一方、位相シフト量Δでか大きい場合、位相シフト補償
テーブルは、上記起動信号に応答して、位相制御に起因
するエコーキャンセル信号の補正値を第(12)式の右
辺成分として出力する。
位相シフト補償テーブルには、個々のサンプル点におい
て上記H(x)、J(x)(2≦X≦M+1)の値を持
つ2つの記憶領域もつ。上記補正値は、一方の記憶領域
に格納されているデータH(x )に位相シフト方向信
号に応じた極性を付加した値と、他方の記憶領域に格納
されているデータJ(x)との加算した値となる。
本発明によれば1位相シフト制御回路において、特定送
信データ列の検出を行ない、しかも、位相シフト補償テ
ーブルと可変分周器を同時に制御して1位相制御を行な
うことにより、第(4)式の第第2項である位相制御に
起因したエコーキャンセル信号の補正値を、位相シフト
方向にのみ依存する値にできる。したがって、位相シフ
ト補償テーブルに必要なメモリの記憶容量(データ数)
を削減できる。
また、上記補償テーブル・メモリに格納されているデー
タは、適応フィルタが記憶しているタップ係数と1位相
制御が行なわれたときのエコー信号との差分である。そ
のため、収束の初期段階では適応フィルタのみの収束を
行なうが、その後、位相制御が行なわれた場合は位相シ
フト補償テーブルの収束動作を行ない、位相シフト補償
テーブルの収束動作を行なわなかった場合は、適応フィ
ルタの収束動作を行なうようにする。このように、適応
フィルタと位相シフト補償テーブルとの収束動作を独立
に行なうことができるので、収束動作の競合を排除し、
総合の収束時間を短縮できる。
〔実施例〕
以下1本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図に加入者線ディジタル伝送装置の構成を示す、加
入者線ディジタル伝送装置は、交換局に存在するライン
ターミネーション(LT)23と。
端末側に存在するネットワークターミネーション(NT
)24との2つのユニットから構成される。
LT23は、第2図に示す如く、ネットワーク1との間
で伝送データの授受を行なうインターフェース回#&2
と、上記伝送データを規定のフレーム構成に変換するフ
レーマ3−1と、上記フレーム構成された伝送データを
28IQや4B3T等のライン符号に変換する符号器4
−1と、上記ライン符号に含まれる高周波信号成分の除
去を行なう送信フィルタ回路5−1と、LT23からN
T24へ伝送される信号−(下り信号)とNT24から
LT23へ伝送される信号(上り信号)との分離を行な
う平衡回路6−1と、上記平衡回路6−1と線路7との
インピーダンス不整合により発生する上り信号の下り信
号への回り込みの打消しを行なう適応フィルタ8−1.
’および加算器13−1と、線路7の周波数特性により
符号量干渉を含んだ下り信号の波形等化を行ない、符号
識別を行なう受信器9−1と、上記識別された符号を復
号する復号器10−1と、上記復号された信号を上記フ
レーム構成に基づきフレームを分解し、ネットワーク1
へ伝送するデータの分離を行なうデフレーマ11−1と
、交換局へシステムクロックを供給する発振器12−1
と、上記システムクロックを分周して、インターフェー
ス回路2.フレーマ3−1、および符号器4−1へ動作
クロックを供給するLT送信側タイミング回路20と、
h起上り信号より位相情報を抽出し、上記LT送信側タ
イミング回路20が発生する動作クロックと一定の位相
差を有し、−上記適応フィルタ8−1.受信器9−1.
復号器to−1,デフレーマ11−1、およびインター
フェース回路2へ動作クロックを発生供給するLT受信
側タイミング回路21からなっている。
NT24は、第3図に示す如く、端末装置(TE)15
との間でデータの授受を行なう工10回路14と、LT
23と同様の構成であるフレーマ3−2.符号器4−2
.送信フィルタ回路5−2.平衡回路6−2.適応フィ
ルタ8−2.受信器9−2.復号器10−2.デフレー
マ11−2、加算器13−2と、下り信号から位相情報
を抽出し、位相制御要求信号と位相シフト方向信号を出
力する位相検出器17と、上記位相制御要求信号と上記
送信データ列とNT送信クロックとを用いて1位相シフ
ト補償テーブル19へ起動信号およびアドレス信号を、
また、タイミング回路22へ位相制御信号を出力する位
相シフト制御回路18と、上記起動信号、アドレス信号
2位相シフト方向信号、エコーキャンセル残信号とを用
いて、エコーキャンセル信号補正値を出力する位相シフ
ト補償テーブルと、上記エコーキャンセル信号補正値を
上記適応フィルタ8−2出力と加算する加算器13−3
と、NTにマスタクロックを供給する発振器12−2と
、上記NTマスタクロックを位相制御信号と位相シフト
方向信号で与えられる分周比で分周し、上記下り信号に
同期した動作クロックをI10回路14.フレー73−
2゜符号器4−2.適応フィルタ8−2.受信器9−2
、復号器10−2.デフレーマ11−2および位相シフ
ト制御回路18へ供給するタイミング回路22からなっ
ている。
LT23からNT24ヘデータ伝送を行なう場合、(下
り信号伝送時)の動作を説明する。
LT23において、インターフェース回路2を介してネ
ットワーク1から受けとった伝送データは、フレーマ3
−1と符号器4−1と送信フィルタ5−1により、フレ
ーム構成、符号変換、および高周波信号成分の除去が施
され、LT送信側タイミング回路20が出力するLT送
信クロックに従い、線路7へ送出される。この下り信号
は。
NT24の入力点において、線路7の高周波減衰特性の
ため、波形が鈍り、次のタイミングで送出された信号と
重り合う符号量干渉成分が含まれる。
また、平衡回路6−2において、上り信号と下り信号と
の分離の不完全性のため、上り信号の一部が下り信号へ
回り込むエコー信号成分が存在する。この原因は、線路
7の線径および線長が加入者毎に異なり、さまざまなイ
ンピーダンス特性を有するので、平衡回路6−2で十分
なインピーダンス整合が得られないためである。従って
、NT24の入力点において、下り信号には、上述した
符号量干渉成分とエコー信号成分の雑音成分が含ま九る
。このような雑音成分を含んだ下り信号に対し、適応フ
ィルタ8−2と位相シフト補償テーブル出力の和を加算
器13−2で加算することにより、エコー信号成分を除
去する。また、受信器9−2により、符号量干渉成分の
除去と符号の識別を行なう。符号識別は、NTタイミン
グ回路22−1から供給されるNT受信タイミングで行
なわれる。NT受信タイミングは、下り信号の符号識別
距離が最大となるよう、以下のように制御される。
まず1位相検出器17−1において、 (13)式の演
算を行なう。
P=ho(Δh−1−Δh z)        ・=
 (13)ここで、Pは位相情報、hoは識別結果、Δ
h−tは14!l11本点以前における符号量干渉量、
Δhatは1a本点後における符号量干渉量である。
次に、位相情報Pに含まれる高周波成分を低域遮断フィ
ルタにて除去したのち、2種類の閾値+δ、−δによっ
て3値識別を行なう。Pく−δのときは、NT受信タイ
ミングに対して進み方向への制御要求を、P〉+δのと
きは、遅延方向への制御要求を出力する。IPl〈δの
ときは、現在のタイミングを維持する。閾値δは、動作
クロックのジッタ特性等に関するパラメータであるが、
ここでは、符号識別距離をXとした場合、δ=□を用い
た。
第4図に、上記のそれぞれの状態に対応した位相制御要
求信号(CONTI)と位相シフト方向信号(SH)の
真理値表を示す。
上記位相制御要求信号は、位相シフト制御回路18−1
に入力される。第5図に1位相シフト制御回路18−1
の構成を示す、ここでは、特定送信データ列が(1,1
,O,0,1,,0,1,1)、および、位相シフト補
償テーブル長(M=9)の場合について説明する。ただ
し、ここでいう特定送信データ列は、上記のものに限定
されたものではなく、どのような符号の組合せでも問題
はない。
しかし1位相制御追従性の点から、例えば、フレーム毎
にかならず存在するフレーム同期パタンのようなものが
望ましい。
位相シフト制御回路18は、遅延器28−1〜28−1
1と、EXOR49−1〜49−9と、9人力N0R3
0と、2人力AND29−1〜29−2と、2人力oR
31とカウンタ27と、4人力0R32と、N0T34
−1〜34−3と。
4人力AND33で構成され、位相制御要求信号35と
、NT送信タイミングクロック(TXCK)36と、送
信データ(TX)37が入力され1位相シフト補償テー
ブル19へ起動信号(P O) 38とアドレス信号(
Q^〜Qo)39と位相制御信号(CONT2)48を
出力する。
位相制御要求信号35は、2人力AND29−1に入力
される。2人力AND29−1の他方の入力は、9人力
N0R30に接続されている。9人力NOR回路30の
出力は、送信データ37が。
上記特定送信データ列と一致したとき1となる。
送信データ37と特定送信データ列との一致は、NT送
信タイミングクロック36毎にデータ転送が行なわれる
遅延器28−1〜28−7と、EXOR回路49−1〜
49−9によって検出される。位相制御要求信号35と
、送信データ37が特定送信データ列との一致とが同時
に成立した場合、上記2人力AND回路29−1の出力
は1となり、位相制御信号4゛8が1となる。また、遅
延器28−11により、次の送信タイミングまで遅延さ
れ。
起動信号38が1となる。また、これと同一タイミング
で、2人力AND回路29−2の出力も1に遷移するの
で、カウンタ27のカウントアツプが行なわれ、出力は
(QA = O、Qa = O、Qc=O,Qo =1
)となる、この動作により、4人力OR回路32の出力
はOから1へ遷移する。また、その次のNT送信タイミ
ングクロック36が入力されると、9人力NOR回路3
0の出力を取り込んだ遅延器28−11の出力はOとな
るが。
上記4人力OR回路32の出力が1であるため。
カウンタ27のカウントアツプ動作は行なわれる。
このように、NT送信タイミングクロック36が入力さ
れる毎に、カウンタ27はひとつずつカウントアツプさ
れる。NT送信タイミングクロック36毎にカウントア
ツプが行なわれ、カウンタ27の出力が(QA =O,
Qa =O,Qc =O。
Qo=1)となったとき、4人力AND回路33の出力
が1となる。4人力AND回路33の出力は、遅延器2
8−10により次のNT送信タイミングまで遅延され、
カウンタ27のリセット端子に供給される。カウンタ2
7がリセットされた場合、4人力OR回路32の出力は
Oとなるので、起動信号、38もOとなる。このとき、
2人力^NO回路29−2の入力も0となるので、カウ
ンタ27のカウントアツプ動作は停止し、(Q^=0゜
Qa =O,Qc =O,Qo =O)の状態を保持す
る6以上の動作をまとめると、第6図に示すタイムチャ
ートのようになる。
位相シフト制御回路が出力する位相制御信号48と、位
相検出器17が出力する位相シフト方向信号40は、タ
イミング発生回路22に入力され、可変分局器の分周比
変更を行なう。分周比は、発振器12−2の中心発振周
波数とNT送信タイミングクロック周波数との関係で決
定される。ここでは、発振器12−2の中心発振周波数
を10.24MHz  、NT送信タイミングクロック
周波数を80 K Hzの場合について述べると、上記
分周比は、128である。従って、可変分周器の分周比
は1位相制御信号48が1のとき、進み方向に制御する
ときは127.遅延方向に制御するときは129となる
。一方、以上のような位相制御と同時に、位相シフト補
償テーブル19は、第(4)式の第2項に相当する補正
値を出力し、加算器13−3にて適応フィルタ8−2の
出力との加算することで、エコーキャンセル信号の補正
を行なう。
位相シフト補償テーブル19の構成を第7図に示す0位
相シフト補償テーブル19は、係数発生器43と、乗算
器47−1.47−2と、加算器13−4と、デマルチ
プレクサ44と、マルチプレクサ46と、記憶素子45
とから構成され、上記起動信号38.アドレス信号39
.エコーキャンセル残信号419位相シフト方向信号4
0を入力し、エコーキャンセル信号補正値42を出力す
る。まず、係数発生器43において、起動信号38と位
相シフト方向信号40に対応した係数を発生する。つま
り、進み方向への制御(PO=1゜5H=O)は、r−
IJを、遅延方向への制御(PO=1.SHHI3は、
「+1」を、無制御(PO=O)は、「0」を、それぞ
れ2の補数2ビツトの表現で出力する1次に、マルチプ
レクサ46において、上記アドレス信号39に対応する
記憶素子45を選択し、上記係数を乗じ、エコーキャン
セル信号補正値42として出力する。上記エコーキャン
セル信号補正値で補正されたエコーキャンセル信号は、
加算器13−2によって、下り信号と加算され、エコー
信号成分の除去を行なう、加算器13−2の出力である
エコーキャンセル残信号41は、適当な利得を与えられ
たのち、セレクタ16にて、PO=1の場合はB出力を
介して位相シフト補償テーブル19に、P○=0の場合
はA出力を介して適応フィルタ8−2に入力される。p
o=oのときは、通常の適応帰還動作なので、ここでは
説明を省略して、PO=1のときの動作について説明す
る。
位相シフト補償テーブル19に入力されたエコーキャン
セル残信号41は、係数発生器43が出力する係数が乗
ぜられ、記憶索子45の出力との加算を行ない、デマル
チプレクサ44を介して。
同一アドレスの記憶素子へ格納される。アドレス信号3
9は、位相シフト制御回路18から与えられ1位相制御
が行なわれたNT送信タイミングを基点に、1から始ま
り、以後順次カウントされ、9で終了する。
以上のような1位相制御に起因した適応帰還を行なうこ
とにより、記憶素子には、第(5)火弟2項の補正値を
得ることができる。
エコー信号成分が除去された下り信号は、前述したよう
に、受信器9−2にて、符号量干渉成分の除去と符号の
識別を行なったのち、復号器10−2.およびデフレー
マ11−2によって伝送データの復号および分離を行な
い、I10回路14を介して、端末装置15へ伝達され
る。
一方、NT24からLT23へ伝送される上り信号は、
下り信号と同様に、フレーマ3−2.符号器4−2.送
信フィルタ回路5−2、および平衡回路6−2を介して
5線路7へ送出される。
LT23の入力点において、上り信号には下り信号と同
様に、エコー信号成分と符号量干渉成分が含まれる。L
T23の場合、NT24のときとは異なり、エコー信号
成分の除去は、適応フィルタ8−1だけで行なうことが
できる。この理由は。
上り信号と発振器1.2−1のマスタクロックとの間で
、周波数同期が得られているので、NT24の場合と異
なり、位相制御が不要のためである。
上り信号に含まれる符号量干渉成分は、受信器9−1で
除去する。ただし、符号識別距離が最大となるように、
第(13)式に示す位相検出アルゴリズムを適用し、L
T受信側タイミング回路の制御を行なう。
受信器9−1で識別された符号は、復号器10−1、お
よびデフレーマ11−1を介して、ネットワーク1へ伝
達されるデータの復号・分離を行なったのち、インター
フェース回路2にて、ネットワーク1へ伝送される。
位相シフト補償テーブル19の他の構成例を第10図に
示す。位相シフト補償テーブル19は。
この例では、係数発生器43と1乗算器47−3〜47
−5と加算器13−5〜13−7と、記憶領域52−1
.52−2と、制御可能な重み係数51−1.51−2
からなり、起動記号(po)38、位相シフト方向信号
(SH)40.エコーキャンセル列信号41.アドレス
信号39を人力し、エコーキャンセル信号補正値42を
出力する。
記憶領域52−1にはJ(i)の値が記憶され、上記記
憶領域52−2にはH(i)の値が記憶される。
これらの記憶領域は、アドレス信号39に対応する記憶
素子を選択する。記憶領域52−2の出力に係数発生器
50から出力する係数を乗じ、記憶領域52−1との和
をとり、エコーキャンセル信号補正値42として出力す
る。
次に、記憶領域52−1.2記憶内容の更新方法につい
て述べる。エコーキャンセル残信号41は、係数発生器
43が出力する係数が乗ぜられ、重み係数51−2によ
って適当な利得が与えられた後、記憶領域52−2の出
力との加算を行い、同一アドレスの上記記憶素子へ格納
される。一方、上記エコーキャンセル残信号41は、重
み係数51−1によって適当な利得が与えられ、起動信
号との積をとり、記憶領域52−1の出力との加募を行
い、同一アドレスの上記記憶素子へ格納される。以上の
動作は、第6図に示すタイミングチャートに従う。
次に、第10図の構成を持つ位相シフト補償テーブルの
記憶領域に蓄えられた値が初期更新中の段階について述
べる。位相シフト方向は、LTのシステムクロックとN
Tが持つ発振器との間の周波数偏差に大きく依存してお
り、位相シフトは進み方向あるいは、遅延方向のどちら
かに大きく偏ることがある。第11図はNTの入力が観
測されるエコー信号54を示し、横軸は時間、縦軸は電
圧値である。また、エコー信号をv (t)という関数
を用いて表現する。
ここで、NTからの送信データが+1.O,0゜0.0
.・・・の例について述べる0位相制御により遅延方向
に位相シフトした場合、つまり標本点がtoから1.に
移動した場合において位相シフト補償テーブルにより補
正される値は(14)式で表わされる。
v(11)−v(to)=H(io)+J(io)  
−H4)同様に、位相制御により遅延方向に位相シフト
した場合、つまり標本点がtoからt2に移動した場合
において位相シフト補償テーブルにより補正される値は
(15)式で表わされる。
v(tx)−v(to)=−H(io)+J(io)・
・・(15) 全位相シフトが遅延方向にしか起こらず、重み係数51
−1と51−2を同じ値にした場合、次の(16) 、
 (17)式となる。
H(io)=J(io)           =(1
6)v(tl) −v(to)=2H(io)=2J(
io)     ・・・(17)このような状態でH(
io)、J(io)の値が決定されている場合に、今度
は逆の方向(進み方向)に位相シフト制御が起こったと
仮定する。そのとき(13) 、 (14)式により位
相シフト補償テーブルから出力される値は0となるので
、大きな誤差が発生する。このことは、補正値()((
i)+J(i))が、H(i)>J(i)の関係にある
ときに、H(i)とJ(i)を同じ重み係数で収束させ
たことに起因する。そこで記憶領域の値が初期更新中の
段階では、H(i)の値を更新して、H(i)がある−
室以上の大きさになってからJ(i)の値を更新する方
法が望ましい。
第12図は位相シフト補償テーブル19更に他の構成例
を示す、この例で、位相シフト補償テーブル19は、論
理否定N0T34−4と、2人力論理積AND29−3
.29−4と1乗算器47−6〜47−9と、制御可能
な重み係数51−3゜51−4と、加算器13−8〜1
3−10と、記憶領域53−1.53−2とから構成さ
れ、前述の起動信号(PO)38.位相シフト方向信号
(SH)40.エコーキャンセル残信号41.アドレス
信号39が入力されて、エコーキャンセル信号補正値4
2を出力する。まず起動信号(p o)38が1となっ
た場合、上記位相シフト補償テーブルは動作を開始する
。この場合に位相シフト方向信号(SH)40が1のと
きは、乗算器47−7に+1が入力され、アドレス信号
39が記憶領域53−1に入力する。上記記憶領域53
−1には、(H(i)+J(i))の値が記憶されてい
る。
上記記憶領域では、上記アドレス信号に対応する記憶素
子が選択され、エコーキャンセル補正値42として出力
される。また1位相シフト方向信号(SH)40が0の
ときは1乗算器47−6に+1が入力され、アドレス信
号39が記憶領域53−2に入力する。上記記憶領域5
3−2には。
(−H(i)+J(i))の値が記憶されている。そし
て上記アドレス信号に対応する記憶素子が選択され、エ
コーキャンセル補正値42として出力される。 一方、
記憶領域53−1.2のデータを更新する場合について
述べる。第10図における説明と同様に、エコーキャン
セル補正値42によってエコーキャンセル信号は補正さ
れ、起動信号(PO)3Bが1のときは、エコーキャン
セル残信号41が位相シフト補償テーブル19に入力さ
れる。エコーキャンセル残信号41は、位相シフト方向
信号(SH)40が1のときは、乗算器47−9に1が
入力される。そして重み係数51−3によって適当な利
得が与えられ、記憶領域53−1の出力との加算を行い
、同一アドレスの上記記憶素子へ格納される。また、位
相シフト方向信号(SH)40が0のときは、乗算器4
7−8に+1が入力される。そして重み係数51−4に
よって適当な利得が与えられ、記憶領域53−2の出力
との加算を行い、同一アドレスの上記記憶素子へ格納さ
れる。
上記第10図、第12図で示した位相シフト補償テーブ
ルを用い、位相制御に起因した適応帰還を行うことによ
り、(H(i)+J(i))の補正値を得ることが出来
る。
上記したタイミング制御補償機能は、ディジタル加入者
線伝送装置に限定されることはなく、公衆通信回線及び
二線式専用線を使った全二重モデムに適用できる。
第13図に全二重モデムにおける実施例を示す。
全二重モデムは、伝送モデムをライン符号に変換する符
号器55と、沖電気技術報告 国際通信の研究N130
 (556)r9600bit/82 線式全2重モデ
ムの開発」の3.2に示すような変復調方式を用いた、
変調器56および復調器58と、上記文献中の4.3に
示す構成を持ったエコーキャンセラ59と、符号識別を
行なう受信器60と、上記識別された符号を復号する復
号器61と、識別タイミング制御を行なう位相検出器1
7−2.位相シフト制御口$18−2.タイミング回路
22−2.発振器12−3と、識別タイミング制御によ
り生ずるERL劣化を補償する位相シフト補償テーブル
19−2と、セレクタ16−2と、加算器13−11.
13−12と、平衡回路57からなっている。
上記全二重モデムにおいて、受信部の動作を説明する。
受信信号は、まず平衡回路57を通過した時点で、平衡
回路57が持つ送信信号と受信信号との分離の不完全性
のためエコー信号成分が存在する。
この受信諸量は、復調器58により復調される。
上記受信信号に対し、エコーキャンセラ59と位相シフ
ト補償テーブル19−2の出力の和を加算器13−12
で加算することにより、エコー信号成分を除去する。ま
た、受信器61により符号量干渉成分の除去と符号の識
別を行なう1m別された符号は、符号器61により復号
される。符号識別は、タイミング回路22−2から供給
される受信タイミングで行なわ九る。なお、送信側はこ
の受信タイミングに同期して送信を行なっている。
受信タイミングは、下り信号の符号識別距離が最大とな
るように、位相検出器17−2.位相シフト制御回路1
8−2.タイミング回路22−2によって制御される。
また、タイミング制御により発生するERL劣化は、位
相シフト補償テーブル19−2およびセレクタ16−2
により前述した動作に従って補正することができる。
一方、送信部は、送信データを符号器55がタイミング
回路から受けたタイミングでライン符号に変換し、変調
器56により変調され平衡回路57により線路に送出す
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、NT側のエコーキャンセル信号の補正
に用いる記憶素子の数を例えば9個、あるいは18個程
度の少数にすることができ、半導体集積回路上に実現す
る場合のハードウェア量を低減できる。また、適応フィ
ルタと位相シフト補償テーブルとの収束はそれぞれ独立
に行なえるので、収束時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用するディジタル伝送装置の全体構
成図、第2図はラインターミネーション23の一実施例
を示すブロック図、第3図はネットワークターミネーシ
ョン(NT)24の一実施例を示すブロック図、第4図
は位相検出器の真理値を示す図、第5図は位相シフト制
御回路18の一実施例を示す図、第6図は上記位相シフ
ト制御回路のタイミングチャート、第7図は位相シフト
補償テーブル19の一実施例を示す図、第8図はエコー
信号を説明するための図、第9図は位相シフトが存在し
た場合のエコー信号を説明するための図、第10図と第
12図はそれぞれ位相シフト補償テーブルの他の実施例
を示す図、第11図はエコー信号の観測波形図、第1!
図は本発明の全二重モデムへの適用例を示すシステム構
成図である。 1・・・ネットワーク、2・・・インターフェース回路
、3−1.3−2・・・フレーマ、4−1.4−2・・
・符号器、5−1,5−2・・・送信フィルタ回路、6
−1.6−2・・・平衡回路、7・・・線路、8−1.
8−2・・・適応フィルタ、9−1.9−2・・・受信
器、10−1..1.0−2・・・復号器、11−4.
11−2・・・デフレーマ、12−1.12−2・・・
発掘器、13−1〜12・・・加算器、14・・・I1
0回路、15・・・端末装置、6・・・セレクタ、17
・・5位相検出器、18・・・位相制御回路、1.9・
・・位相シフト補償テーブル、20・・・LT送信側タ
イミング回路、21・・・LT受信側タイミング回路、
22・・・NTタイミング回路、23・・・ラインター
ミネーション(LT)、24・・・ネットワークターミ
ネーション■ 図 テ゛マル+7°L7プ マノL+nyl“ ノ /8 g 27 力ウシ7 2F3 A延器 5θ イ弄を委り金工1( sz  B乙躬(今暑刀( 53−乙+意3−2幌、 25 エコーイ蓼号Mυが 26  LE−イ>ハ’)LヌA三答111ff)22
−2  フイミン7因繕【 IZ−3発耳

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、エコーキャンセラを用いた伝送装置において、受信
    信号標本点を検出する位相検出器と、上記位相検出器が
    出力する位相情報と伝送装置の送信データをもとに端末
    側伝送装置のクロック位相制御を行なう位相シフト制御
    回路と、上記クロック位相制御情報により、上記エコー
    キャンセラ出力を補正する手段を備えたことを特徴とす
    る伝送装置。 2、第1項記載の伝送装置において、前記位相シフト制
    御回路は、送信データが予め決められた特定パタンと一
    致したときに、前記伝送装置のクロック位相制御を行な
    うことを特徴とする伝送装置。 3、第2項記載の伝送装置において、前記予め決められ
    た特定パタンはフレーム同期パタンと同一であることを
    特徴とする伝送装置。 4、第1項記載の伝送装置において、前記エコーキャン
    セラ出力を補正する手段は、前記位相制御が発生した点
    からボーレート間隔の標本点毎に補正値を記憶する少な
    くとも1個の記憶素子を有し、上記補正値は、エコー信
    号から前記エコーキャンセラ出力と上記補正値を除いた
    エコーキャンセル残信号に前記位相制御情報を乗じた結
    果を積分したものであることを特徴とする伝送装置。 5、上記第4項記載の伝送装置において、上記の補正項
    は偶関数項を補正する項と奇関数項を補正する項とから
    成ることを特徴とする伝送装置。 6、上記第1項記載の伝送装置をディジタル加入者線伝
    送に用いることを特徴とした伝送装置。 7、上記第1項記載の伝送装置において、線路上に変調
    した信号が伝送され、平衡回路とエコーキャンセル点と
    の間に復調器を用いることを特徴とした伝送装置。
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