JPH02158425A - 4輪駆動型走行車輌の走行切換油圧回路 - Google Patents
4輪駆動型走行車輌の走行切換油圧回路Info
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- JPH02158425A JPH02158425A JP31450288A JP31450288A JPH02158425A JP H02158425 A JPH02158425 A JP H02158425A JP 31450288 A JP31450288 A JP 31450288A JP 31450288 A JP31450288 A JP 31450288A JP H02158425 A JPH02158425 A JP H02158425A
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- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、例えばフロントローダ及びロータリ耕耘機等
を装着可能なトラクタ等の4輪駆動型走行車輌の走行切
換油圧回路に関する。
を装着可能なトラクタ等の4輪駆動型走行車輌の走行切
換油圧回路に関する。
(従来の技術)
例えば4輪駆動型農用トラクタにおいては、フロントロ
ーダを装着した場合、前後進を頻繁に切換え、且つ高速
後進を要求されるために、走行動力伝達系に前後進切換
装置を備えており、また、ロータリ耕耘機を装着した場
合、圃場での高作業性能を要求されるために、前輪周速
を後輪より高めて旋回半径を小さくする前輪速度切換装
置を備えている。
ーダを装着した場合、前後進を頻繁に切換え、且つ高速
後進を要求されるために、走行動力伝達系に前後進切換
装置を備えており、また、ロータリ耕耘機を装着した場
合、圃場での高作業性能を要求されるために、前輪周速
を後輪より高めて旋回半径を小さくする前輪速度切換装
置を備えている。
前記各切換装置は湿式のクラッチを備えていて、油圧ク
ラッチの作動によって、前後進及び高低速が切換えられ
るものであり、それらの油圧回路は独自の油圧ポンプを
有するか、又はパワーステアリング用又は作業機昇降も
しくは姿勢制御用等の油圧回路に直列接続するかしてい
る。
ラッチの作動によって、前後進及び高低速が切換えられ
るものであり、それらの油圧回路は独自の油圧ポンプを
有するか、又はパワーステアリング用又は作業機昇降も
しくは姿勢制御用等の油圧回路に直列接続するかしてい
る。
(発明が解決しようとする課題)
しかし、前者の独自ポンプを設ける場合は、コスト高を
招き、後者はコスト高とはならないが、前輪速度切換装
置はパワーステアリング又は作業機作動と同時使用する
ことがあり、分流弁を設けて油を分流すると、エンジン
低速回転時に本流側の流量が減少し、圧力不足となって
作動速度が減少したり作動不能を生じることがあり、ま
た、分流昇により圧損を生じたり、作動圧が異なるため
減圧弁を設けたりする必要があるため、ポンプ圧力が変
化したり、熱の発生、馬力の損失等を生じることがある
。
招き、後者はコスト高とはならないが、前輪速度切換装
置はパワーステアリング又は作業機作動と同時使用する
ことがあり、分流弁を設けて油を分流すると、エンジン
低速回転時に本流側の流量が減少し、圧力不足となって
作動速度が減少したり作動不能を生じることがあり、ま
た、分流昇により圧損を生じたり、作動圧が異なるため
減圧弁を設けたりする必要があるため、ポンプ圧力が変
化したり、熱の発生、馬力の損失等を生じることがある
。
ところで、前後進切換装置と前輪速度切換装置とは同時
使用されることはほとんどなく、即ち、フロントローダ
作業時は急旋回すると危険であるため、前輪速度切換装
置は使用されず、ロークリ作業時は後進する必要性がほ
とんどないため、前後進切換装置は使用されず、また、
両装置の回路圧は略等しく設定されている。
使用されることはほとんどなく、即ち、フロントローダ
作業時は急旋回すると危険であるため、前輪速度切換装
置は使用されず、ロークリ作業時は後進する必要性がほ
とんどないため、前後進切換装置は使用されず、また、
両装置の回路圧は略等しく設定されている。
そこで本発明は、前後進切換装置の油圧回路のリリーフ
バルブ吐出側に対して、前輪速度切換装置の油圧回路を
直列に接続し、コストダウンと各装置の正常な作動を可
能にした4輪駆動型走行車輌の走行切換油圧回路を提供
することを目的とする。
バルブ吐出側に対して、前輪速度切換装置の油圧回路を
直列に接続し、コストダウンと各装置の正常な作動を可
能にした4輪駆動型走行車輌の走行切換油圧回路を提供
することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明における課題解決のための具体的構成は走行動力
伝達系に前後進切換用油圧クラッチACと前輪速度切換
用油圧クラッチBCとを設けた4輪駆動型走行車輌の油
圧回路において、 前記前後進切換用油圧クラッチACの油圧回路へのリリ
ーフバルブ53吐出側に、前輪速度切換用油圧クラッチ
BCの油圧回路Bを直列に接続したことである。
伝達系に前後進切換用油圧クラッチACと前輪速度切換
用油圧クラッチBCとを設けた4輪駆動型走行車輌の油
圧回路において、 前記前後進切換用油圧クラッチACの油圧回路へのリリ
ーフバルブ53吐出側に、前輪速度切換用油圧クラッチ
BCの油圧回路Bを直列に接続したことである。
(作 用)
油圧ポンプ52からの圧油は、前後進切換用油圧回路へ
の切換弁A1を介して前後進切換装置18へ送られ、油
圧クラッチACを正逆作動して走行動力を前進動力又は
後進動力にして後方へ伝達する。この前後進切換用油圧
クラッチACを前進に入れているとき、圧油はリリーフ
バルブ53を通って潤滑油路31へ流れ、これに直列接
続された前輪速度切換用油圧回路Bにも圧を立たせ、大
切弁B2及び前輪速度切換弁B1が操作されることによ
り油圧クラッチBCへ送られ、タイムロス無しに油圧ク
ラッチBCを作動して、前輪8を後輪6と路間−周速か
ら約2倍速に変更する。
の切換弁A1を介して前後進切換装置18へ送られ、油
圧クラッチACを正逆作動して走行動力を前進動力又は
後進動力にして後方へ伝達する。この前後進切換用油圧
クラッチACを前進に入れているとき、圧油はリリーフ
バルブ53を通って潤滑油路31へ流れ、これに直列接
続された前輪速度切換用油圧回路Bにも圧を立たせ、大
切弁B2及び前輪速度切換弁B1が操作されることによ
り油圧クラッチBCへ送られ、タイムロス無しに油圧ク
ラッチBCを作動して、前輪8を後輪6と路間−周速か
ら約2倍速に変更する。
この前輪速度切換用油圧クラッチBCは前後進切換用油
圧クラッチACと同時に作動されることはなく、油圧ポ
ンプ52から直列接続されても支障はない。
圧クラッチACと同時に作動されることはなく、油圧ポ
ンプ52から直列接続されても支障はない。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第2図はフロントローダ、ロータリ耕耘機等を装着可能
な4輪駆動型トラクタの走行動力伝達系を示しており、
エンジン1の動力はメインクラッチ2を介して変速装置
3に伝達される。
な4輪駆動型トラクタの走行動力伝達系を示しており、
エンジン1の動力はメインクラッチ2を介して変速装置
3に伝達される。
変速装置3は、後述する前後進切換装置18を、主変速
、副変速及び超減速等の変速装置とを有しており、その
出力軸となっているベベルピニオン軸4から後輪デフ装
置5を介して後輪6へ動力が伝達される後輪駆動系と、
伝動ギヤ7を介して前輪8へ動力が伝達される前輪駆動
系とが分岐されている。
、副変速及び超減速等の変速装置とを有しており、その
出力軸となっているベベルピニオン軸4から後輪デフ装
置5を介して後輪6へ動力が伝達される後輪駆動系と、
伝動ギヤ7を介して前輪8へ動力が伝達される前輪駆動
系とが分岐されている。
前輪駆動系の動力は、伝動ギヤ7からギヤ9を介して第
1伝動軸10に伝達され、この第1伝動軸10から2輪
4輪切換クラッチ11を介して第2伝動軸12に伝達さ
れる。この第2伝動軸12を平行に前輪推進軸13が設
けられており、両軸12.13間に前端速度切換装置1
4が設けられている。
1伝動軸10に伝達され、この第1伝動軸10から2輪
4輪切換クラッチ11を介して第2伝動軸12に伝達さ
れる。この第2伝動軸12を平行に前輪推進軸13が設
けられており、両軸12.13間に前端速度切換装置1
4が設けられている。
前記前輪推進軸13はベベルビニオン15を介して前輪
デフ装置16を駆動し、且つ前輪終減速機構17を介し
て前輪8に動力を伝達する。
デフ装置16を駆動し、且つ前輪終減速機構17を介し
て前輪8に動力を伝達する。
第1.2図において、前後進切換装置18、前輪速度切
換装置14及びそれらの油圧回路A、B等を示している
。
換装置14及びそれらの油圧回路A、B等を示している
。
前後進切換装置18はミッションケース22内に納めら
れていて、メインクラッチ2から動力が伝達される筒状
の推進軸23に前進ピニオン24と後進ピニオン25と
が固定され、カウンタ軸26上に前進ギヤ27と後進ギ
ヤ28とが遊嵌され、後進用のピニオン25とギヤ28
とは図外のバックアイドラギヤを介して動力伝達可能と
なっている。
れていて、メインクラッチ2から動力が伝達される筒状
の推進軸23に前進ピニオン24と後進ピニオン25と
が固定され、カウンタ軸26上に前進ギヤ27と後進ギ
ヤ28とが遊嵌され、後進用のピニオン25とギヤ28
とは図外のバックアイドラギヤを介して動力伝達可能と
なっている。
前記カウンタ軸26上には前後進ギヤ27.28を択一
的に軸26に固定する前後進切換′用油圧クラッチAC
が設けられており、カウンタ軸26には油圧クラッチA
Cへ圧油を送給する前進油路29、後進油路30及び潤
滑油路31が形成されている。
的に軸26に固定する前後進切換′用油圧クラッチAC
が設けられており、カウンタ軸26には油圧クラッチA
Cへ圧油を送給する前進油路29、後進油路30及び潤
滑油路31が形成されている。
前輪速度切換装置14はミッションケース22の前下部
に配置され、外部から後付は可能になっており、2分割
された第2伝動軸12の前軸12aと、同じく2分割さ
れた前輪推進軸13の後軸13aとを有している。
に配置され、外部から後付は可能になっており、2分割
された第2伝動軸12の前軸12aと、同じく2分割さ
れた前輪推進軸13の後軸13aとを有している。
33はミッションケース22の前下腹部に着脱自在に取
付けられた伝動ケースで、後軸13aを前方突出状に支
持すると共に、ミッションケース22内へ突出した軸受
部34を一体形成され、この軸受部34に前軸12aを
回転自在に支持している。35は伝動ケース33の底蓋
を示している。
付けられた伝動ケースで、後軸13aを前方突出状に支
持すると共に、ミッションケース22内へ突出した軸受
部34を一体形成され、この軸受部34に前軸12aを
回転自在に支持している。35は伝動ケース33の底蓋
を示している。
前軸12aには大小のピニオン36.37が固定され、
後軸13aには大小ピニオン36.37と常噛の等速ギ
ヤ38と倍速ギヤ39とが遊嵌されており、ギヤ38.
39間に湿式の前輪速度切換用クラッチBCが設けられ
ている。
後軸13aには大小ピニオン36.37と常噛の等速ギ
ヤ38と倍速ギヤ39とが遊嵌されており、ギヤ38.
39間に湿式の前輪速度切換用クラッチBCが設けられ
ている。
油圧クラッチBCはクラッチ板4oを押圧するピストン
41に連結杆42を介してシフトギヤ43を連結してお
り、後軸13a内に形成された供給油路44に圧が立っ
ていないとき、シフトギヤ43は等速ギヤ38と噛合し
て、等速ギヤ38を後軸13aに連結し、前輪8に後輪
6と路間−周速になる回転を伝達し、供給油路44に圧
が立つと、ピストン41はスプリング45に抗して移動
され、クラッチ板40は押圧して倍速ギヤ39を後軸1
3aに連結し、前輪8に後輪6の略2倍又はその前後の
高周速となる回転を伝達する。
41に連結杆42を介してシフトギヤ43を連結してお
り、後軸13a内に形成された供給油路44に圧が立っ
ていないとき、シフトギヤ43は等速ギヤ38と噛合し
て、等速ギヤ38を後軸13aに連結し、前輪8に後輪
6と路間−周速になる回転を伝達し、供給油路44に圧
が立つと、ピストン41はスプリング45に抗して移動
され、クラッチ板40は押圧して倍速ギヤ39を後軸1
3aに連結し、前輪8に後輪6の略2倍又はその前後の
高周速となる回転を伝達する。
前記前輪速度切換装置14はオプションで取付けられる
ように、予め組立てておいて、ミッションケース22の
下方からカセット式に挿入し、ミッションケース22の
点検窓等から手を入れて、第2伝動軸12のカップリン
グ46を移動して前軸12aを一体回転自在に連結する
ように構成されている。
ように、予め組立てておいて、ミッションケース22の
下方からカセット式に挿入し、ミッションケース22の
点検窓等から手を入れて、第2伝動軸12のカップリン
グ46を移動して前軸12aを一体回転自在に連結する
ように構成されている。
この前輪速度切換装置14は、従来の1組のギヤのみを
有する前輪駆動伝動装置と同様にユニット化されていて
、選択的に採用することができ、プーラオプションとし
て採用可能である。
有する前輪駆動伝動装置と同様にユニット化されていて
、選択的に採用することができ、プーラオプションとし
て採用可能である。
ただし、ミッションケース22は前後分割可能にしてお
いて、夫々に変速装置を組み込んだ後、ミッションケー
ス22を組立てる前に、前輪速度切換装置14を装着し
て、第2伝動軸12の前後をカンプリング46で連結す
るようにしてもよい。
いて、夫々に変速装置を組み込んだ後、ミッションケー
ス22を組立てる前に、前輪速度切換装置14を装着し
て、第2伝動軸12の前後をカンプリング46で連結す
るようにしてもよい。
前後進切換用油圧クラッチACの油圧回路へのリリーフ
バルブ53と、前輪速度切換用油圧クラッチBCの油圧
回路Bとは、直列に接続されている。
バルブ53と、前輪速度切換用油圧クラッチBCの油圧
回路Bとは、直列に接続されている。
油圧ポンプ52はエンジン1によって駆動されており、
この油圧ポンプ52から油が供給される前後進用油圧回
路へには、前後進切換弁へ1、インチングバルブA2及
びモジュレーティングバルブ機構A3等が組込まれてい
る。
この油圧ポンプ52から油が供給される前後進用油圧回
路へには、前後進切換弁へ1、インチングバルブA2及
びモジュレーティングバルブ機構A3等が組込まれてい
る。
そして、圧油は前後進切換弁A1を手動で切換えること
により、インチングバルブA2を経由して前進油路29
又は後進油路3oに供給され、インチングバルブ舷を足
踏み操作することにより、各油路29゜30へ送給され
る油を迅速に接続させる。
により、インチングバルブA2を経由して前進油路29
又は後進油路3oに供給され、インチングバルブ舷を足
踏み操作することにより、各油路29゜30へ送給され
る油を迅速に接続させる。
モジュレーティングバルブ機構A3は、切換弁へ1に対
して並列接続になる潤滑油路31に設けられたリリーフ
バルブ53と、このリリーフバルブ53の作動圧を調整
するシリンダ54と、このシリンダ54と切換弁へ1と
を接続する操作油路55に設けられた絞り部56及び逆
止部57とを有している。
して並列接続になる潤滑油路31に設けられたリリーフ
バルブ53と、このリリーフバルブ53の作動圧を調整
するシリンダ54と、このシリンダ54と切換弁へ1と
を接続する操作油路55に設けられた絞り部56及び逆
止部57とを有している。
前記モジュレーティングバルブ機構A3は、切換弁A1
が中立位置のとき、油圧ポンプ52からの圧油を低い油
圧で油圧クラッチACへ潤滑油として供給し、切換弁A
1が前進位置又は後進位置に切換操作されたとき、リリ
ーフバルブ53の作動圧を低圧から高圧へ漸次上昇させ
、油圧クラッチACへ供給する油の油圧を上昇させて、
半クラツチ状態を経て完全クラッチ入り状態へスムーズ
に移行させ、そして走行車輌が前進又は後進していると
き、リリーフバルブ53は高圧に維持され、油圧クラッ
チがスリップするのを阻止する。
が中立位置のとき、油圧ポンプ52からの圧油を低い油
圧で油圧クラッチACへ潤滑油として供給し、切換弁A
1が前進位置又は後進位置に切換操作されたとき、リリ
ーフバルブ53の作動圧を低圧から高圧へ漸次上昇させ
、油圧クラッチACへ供給する油の油圧を上昇させて、
半クラツチ状態を経て完全クラッチ入り状態へスムーズ
に移行させ、そして走行車輌が前進又は後進していると
き、リリーフバルブ53は高圧に維持され、油圧クラッ
チがスリップするのを阻止する。
前輪速度切換用油圧回路Bは、前記リリーフバルブ53
の吐出側に直列に接続されていて、入力弁B2と前輪速
度切換弁B1とを直列に有している。前記大切弁B2は
手動によって操作されるものであるのに対し、切換弁B
1はステアリング動作部材59によって自動的に操作さ
れる。切換弁B1は油路61を介して供給油路44と接
続されている。
の吐出側に直列に接続されていて、入力弁B2と前輪速
度切換弁B1とを直列に有している。前記大切弁B2は
手動によって操作されるものであるのに対し、切換弁B
1はステアリング動作部材59によって自動的に操作さ
れる。切換弁B1は油路61を介して供給油路44と接
続されている。
即ち、ステアリング動作部材59、例えばピントマンア
ームにカム部材60を取付けておき、前輪8を左右各3
5°前後に操向させるべくピントマンアームが揺動した
ときに、カム部材60によって切換弁B1を操作させて
、圧油を油圧クラッチBCへ送給するように構成されて
いる。
ームにカム部材60を取付けておき、前輪8を左右各3
5°前後に操向させるべくピントマンアームが揺動した
ときに、カム部材60によって切換弁B1を操作させて
、圧油を油圧クラッチBCへ送給するように構成されて
いる。
前記前輪速度切換用油圧回路Bはリリーフバルブ53と
直列であるため、リリーフバルブ53で設定された圧の
油、即ち、油圧クラッチACの潤滑に使用される油が供
給され、走行車輌が前進又は後進している間は、常に一
定の圧が立っており、大切弁B2をONにしておけば、
急旋回時に前輪速度切換弁B1が作動して、油圧クラッ
チBGがタイムロス無しで作動する。
直列であるため、リリーフバルブ53で設定された圧の
油、即ち、油圧クラッチACの潤滑に使用される油が供
給され、走行車輌が前進又は後進している間は、常に一
定の圧が立っており、大切弁B2をONにしておけば、
急旋回時に前輪速度切換弁B1が作動して、油圧クラッ
チBGがタイムロス無しで作動する。
尚、前後進切換装置1を操作するときは、前輪速度切換
弁B1は使用されないので、油圧回路Bに圧が立たなく
とも支障がなく、前輪速度切換弁B1を操作しても、油
圧回路へは圧力低下を招くことはない。従って、油圧回
路へには圧力保障用のアキュムレータ、逆止弁等は不要
である。また、油圧回路へはモジュレーティング機構^
3の代りに、リリーフバルブ53のみを設けておいても
良い。更に、油圧回路への潤滑油路31以外にリリーフ
バルブが設けられている場合は、そのリリーフバルブに
油圧回路Bを直列接続しても良い。
弁B1は使用されないので、油圧回路Bに圧が立たなく
とも支障がなく、前輪速度切換弁B1を操作しても、油
圧回路へは圧力低下を招くことはない。従って、油圧回
路へには圧力保障用のアキュムレータ、逆止弁等は不要
である。また、油圧回路へはモジュレーティング機構^
3の代りに、リリーフバルブ53のみを設けておいても
良い。更に、油圧回路への潤滑油路31以外にリリーフ
バルブが設けられている場合は、そのリリーフバルブに
油圧回路Bを直列接続しても良い。
(発明の効果)
以上詳述した本発明によれば、前後進切換用油圧クラッ
チ八Cの油圧回路Aに設けたリリーフバルブ53の吐出
側に、前輪速度切換用油圧クラッチBCの油圧回路Rを
直列に接続しているので、油圧回路Aに圧が立っている
とき、前輪速度切換用油圧クラッチBCは常に操作可能
であり、これを操作しても油圧回路へは圧力低下を生し
なく、圧力保障のためのアキュムレータ、逆止弁等は不
要であり、両油圧クラッチAC,BCは同時に切換操作
されることはないので、直列接続が可能で分流弁は不要
であり、油圧ポンプ及び弁が少なく且つ配管も簡素化さ
れるので、熱の発生、馬力の損失等もなく、簡単且つ安
価に製作できる。
チ八Cの油圧回路Aに設けたリリーフバルブ53の吐出
側に、前輪速度切換用油圧クラッチBCの油圧回路Rを
直列に接続しているので、油圧回路Aに圧が立っている
とき、前輪速度切換用油圧クラッチBCは常に操作可能
であり、これを操作しても油圧回路へは圧力低下を生し
なく、圧力保障のためのアキュムレータ、逆止弁等は不
要であり、両油圧クラッチAC,BCは同時に切換操作
されることはないので、直列接続が可能で分流弁は不要
であり、油圧ポンプ及び弁が少なく且つ配管も簡素化さ
れるので、熱の発生、馬力の損失等もなく、簡単且つ安
価に製作できる。
第1図は本発明の実施例を示す説明図、第2図は4輪駆
動型止行車輌の走行動力伝達系を示す線図である。 14・・・前輪速度切換装置、18・・・前後進切換装
置、29・・・前進油路、30・・・後進油路、31・
・・潤滑油路、53・・・リリーフバルブ、A・・・前
後進切換用油圧回路、B・・・前輪速度切換用油圧回路
、AC,BC・・・油圧クラッチ、A1・・・前後進切
換弁、B1・・・前輪速度切換弁。
動型止行車輌の走行動力伝達系を示す線図である。 14・・・前輪速度切換装置、18・・・前後進切換装
置、29・・・前進油路、30・・・後進油路、31・
・・潤滑油路、53・・・リリーフバルブ、A・・・前
後進切換用油圧回路、B・・・前輪速度切換用油圧回路
、AC,BC・・・油圧クラッチ、A1・・・前後進切
換弁、B1・・・前輪速度切換弁。
Claims (1)
- (1)走行動力伝達系に前後進切換用油圧クラッチ(A
C)と前輪速度切換用油圧クラッチ(BC)とを設けた
4輪駆動型走行車輌の油圧回路において、前記前後進切
換用油圧クラッチ(AC)の油圧回路(A)のリリーフ
バルブ(53)吐出側に、前輪速度切換用油圧クラッチ
(BC)の油圧回路(B)を直列に接続したことを特徴
とする4輪駆動型走行車輌の走行切換油圧回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31450288A JPH0798457B2 (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 | 4輪駆動型走行車輌の走行切換油圧回路 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP31450288A JPH0798457B2 (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 | 4輪駆動型走行車輌の走行切換油圧回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH02158425A true JPH02158425A (ja) | 1990-06-18 |
JPH0798457B2 JPH0798457B2 (ja) | 1995-10-25 |
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ID=18054064
Family Applications (1)
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JP31450288A Expired - Fee Related JPH0798457B2 (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 | 4輪駆動型走行車輌の走行切換油圧回路 |
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Country | Link |
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JP (1) | JPH0798457B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH055542U (ja) * | 1991-07-10 | 1993-01-26 | 三菱農機株式会社 | トラクタの前輪倍速装置用油圧制御装置 |
US6851501B2 (en) * | 2001-04-30 | 2005-02-08 | Gkn Driveline North America, Inc. | Full time all wheel drive system |
-
1988
- 1988-12-12 JP JP31450288A patent/JPH0798457B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH055542U (ja) * | 1991-07-10 | 1993-01-26 | 三菱農機株式会社 | トラクタの前輪倍速装置用油圧制御装置 |
US6851501B2 (en) * | 2001-04-30 | 2005-02-08 | Gkn Driveline North America, Inc. | Full time all wheel drive system |
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Publication number | Publication date |
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JPH0798457B2 (ja) | 1995-10-25 |
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